JP2001205447A - 電動式溶接ガン - Google Patents

電動式溶接ガン

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JP2001205447A JP2000020771A JP2000020771A JP2001205447A JP 2001205447 A JP2001205447 A JP 2001205447A JP 2000020771 A JP2000020771 A JP 2000020771A JP 2000020771 A JP2000020771 A JP 2000020771A JP 2001205447 A JP2001205447 A JP 2001205447A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一組の電極チップのうち、一方の電極チップを
サーボモータにより送りねじ機構を介して他方の電極チ
ップに対して接近離反させる電動式溶接ガンにおいて、
エンコーダの入力軸の軸方向と直交する方向及び軸方向
の衝撃からエンコーダを保護して耐衝撃性を著しく向上
させ、サーボモータを構成するロータの回転角度の検出
精度の向上を図る。 【解決手段】サーボモータ30を構成するロータ50の
回転角度を検出するためのエンコーダ92の入力軸96
が、該サーボモータ30の該ロータ50の上端部に形成
された開口部60を閉塞する薄板62に連結され、該エ
ンコーダ92は、4分割されたクッション部材118を
介してステー108に保持されている。また、連係プレ
ート84は、緩衝部材86を介して前記エンコーダ92
を保持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一組の電極チップ
のうち、一方の電極チップを送りねじ機構を介して他方
の電極チップに対して接近離反させ、ワークに対して溶
接を行う電動式溶接ガンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電動式溶接ガンは、サーボモー
タと、一組の電極チップと、この一組の電極チップのう
ち、一方の電極チップを移動可能とする送りねじ機構と
を有する。この場合、前記サーボモータを構成するロー
タの回転角度を検出するためのエンコーダの入力軸が該
ロータの軸端に直結して設けられている。このエンコー
ダから前記ロータの回転角度に対応する検出量が検出さ
れ、その検出量が制御装置に導出される。前記制御装置
によって前記ロータの回転角度が演算され、該ロータの
回転角度から前記一組の電極チップのうちの一方の電極
チップの位置が判別される。
【0003】従って、前記一方の電極チップの位置を把
握することにより、例えば、ワークの溶接後に、送りね
じ機構によって一方の電極チップを所望の位置まで離反
させることができる。また、ドレッシング後に、一方の
電極チップを他方の電極チップに接触させた場合、一方
の電極チップの位置が判別できれば一方の電極チップの
チップ長さの変化を検出することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一組の電極
チップによりワークを溶接する際、送りねじ機構の作用
下に、一方の電極チップが高速でワークに当接してしま
い、前記送りねじ機構を介してサーボモータのロータに
軸方向の衝撃が伝達される可能性がある。この場合、エ
ンコーダの入力軸が前記ロータの軸端に直結されている
ため、該ロータを介して作用する軸方向の衝撃によりエ
ンコーダの内部部品、例えば、入力軸に直結されるスリ
ット付回転板等に亀裂が生じ、誤作動を惹起する懸念が
ある。
【0005】また、上記した電動式溶接ガンはロボット
アームに取り付けられており、このロボットアームの移
動時等にサーボモータのロータの軸方向と直交する方向
に衝撃が付与される場合がある。このとき、エンコーダ
とサーボモータのロータとの接続部に接続不良が起こ
り、エンコーダの作動に支障をきたすことが懸念されて
いる。
【0006】結局、エンコーダが正常に作動しなけれ
ば、サーボモータのロータの回転角度を高精度に検出す
ることが困難になり、ワークに対して溶接不良を惹起す
るという不具合が生じてしまう。
【0007】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、エンコーダの入力軸の軸方向及び軸方向
と直交する方向の衝撃からエンコーダを保護することが
でき、エンコーダの耐衝撃性を著しく向上させるととも
に、サーボモータを構成するロータの回転角度の検出精
度の向上が達成される電動式溶接ガンを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一組の電極チ
ップのうち、一方の電極チップをサーボモータの作用下
に送りねじ機構を介して他方の電極チップに対して接近
離反させる電動式溶接ガンにおいて、前記サーボモータ
のロータの軸端に直結され、前記サーボモータの前記ロ
ータの回転角度を検出するエンコーダを有し、少なくと
も前記エンコーダの外周面の一部はクッション部材によ
って囲繞されていることを特徴とする。なお、前記エン
コーダは、前記クッション部材を介して前記サーボモー
タに固定されたステーに保持されていてもよい。さら
に、上述の構成を有する電動式溶接ガンにおいて、平坦
部と一対の屈曲部とを有する連係プレートを備え、前記
平坦部には緩衝部材が配設され、かつ、前記屈曲部は前
記エンコーダに係着されている。
【0009】これにより、エンコーダは、エンコーダの
入力軸の軸方向と直交する方向及び軸方向の衝撃から好
適に保護されるため、該エンコーダの耐衝撃性が著しく
向上するとともに、サーボモータを構成するロータの回
転角度の検出精度が向上する。
【0010】また、前記緩衝部材は、前記ステーの切欠
部によって形成された空間に配設されていてもよい。小
型化に適するからである。さらに、前記クッション部材
と前記緩衝部材とのうち、少なくとも一方の材質を樹脂
としてもよい。成形が容易で耐久性に優れるからであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る電動式溶接ガンにつ
き、好適な実施の形態を挙げ、添付の図1乃至図5を参
照しながら以下詳細に説明する。
【0012】本実施の形態に係る電動式溶接ガン10
は、図1に示すように、ワークWの溶接を行うロボット
のロボットアーム12の先端に取り付けられている。前
記電動式溶接ガン10は、ガン支持部14と、ガン本体
16とを有する。このガン支持部14は、前記ロボット
アーム12の先端に取着され、前記ガン本体16を固着
支持するものである。
【0013】前記ガン支持部14は、ガン支持ブラケッ
ト18を有し、該ガン支持ブラケット18は、上面板1
8aと、この上面板18aと平行して延在する下面板1
8bとを備えている。前記上面板18aと前記下面板1
8bとの間にはガイドバー20が橋架されている。
【0014】前記ガイドバー20には、該ガイドバー2
0の軸方向に摺動自在で、かつ、前記上面板18a及び
前記下面板18bに平行な板体22が嵌合している。こ
の板体22の前記ロボットアーム12と近接した側の上
部には、筐体状の支持体24が配設され、前記上面板1
8aと該支持体24との間には、前記ガイドバー20に
巻回された第1のコイルスプリング26が介装されてい
る。また同様に、前記下面板18bと前記板体22との
間には、前記ガイドバー20に巻回された第2のコイル
スプリング28が介装されている。
【0015】前記板体22の前記ロボットアーム12と
離間した側の上部には、ガン本体16を構成するサーボ
モータ30が固着保持されている。このサーボモータ3
0のロータ50に係着したロッド32が前記板体22及
び前記下面板18bを貫通して下方に延在している。サ
ーボモータ30の構造については、後に詳述する。
【0016】前記ロッド32には、前記下面板18bの
下部に固定されたガン胴部34が囲繞されており、該ロ
ッド32の先端部には、ホルダ36を介して着脱自在な
可動電極チップ38が保持されている。
【0017】さらに、前記板体22の両側部には、C形
状の一組のヨーク40a及び40bが下方に延在し、該
ヨーク40a及び40bの間に橋架された保持部材42
に固定電極チップ44が着脱自在に保持されている。勿
論、この固定電極チップ44は、前記可動電極チップ3
8に対向するように上方に指向して配置されている。な
お、説明の便宜のために、図1には一方のヨーク40a
のみ図示する。
【0018】ガン本体16を構成するサーボモータ30
は、図2に示すように、モータハウジング46と、該モ
ータハウジング46の下部内側に環状に配置された複数
の電磁石48と、該電磁石48と対向した環状の永久磁
石52が固着され、かつ、中空部54が形成されたロー
タ50と、ハウジングカバー56とを有している。前記
ハウジングカバー56は、該ハウジングカバー56に形
成された円弧状のねじ孔58にねじを挿通させることに
より前記モータハウジング46の上端部にねじ止めされ
ている(図2及び図3参照)。
【0019】このロータ50の上端部には凹部としての
開口部60が形成されている。前記ロータ50の上面に
は、軽量高剛性のアルミニウム合金からなる薄板62が
取着され、該開口部60を閉塞している。
【0020】また、前記ロータ50の上部外側には、第
1及び第2のベアリング64及び66が外嵌されてお
り、かつ、下部外側には、第3のベアリング68が外嵌
されている。前記第1のベアリング64の上部には締付
ナット70が前記ロータ50に螺合しており、該締付ナ
ット70により該第1のベアリング64を与圧して該ロ
ータ50の軸方向のがたつきを防止している。
【0021】前記電磁石48は、交流電源(図示せず)
に接続されており、該交流電源から該電磁石48に通電
することにより、該電磁石48と前記永久磁石52との
作用下に磁界が発生し、その磁界により前記ロータ50
が回転自在となる。
【0022】内部に空間を有するロッド32は、前記ロ
ータ50の前記中空部54内に挿入され、その一端部に
はナット部材72が固着されている。従って、前記ロッ
ド32の内部には、室74が形成されることになる。
【0023】前記ロッド32の室74内には、前記ナッ
ト部材72と螺合する送りねじ76が挿入され、該送り
ねじ76の一端部は前記ロータ50の上端部の開口部6
0内に突出係着している。従って、前記ナット部材72
と前記送りねじ76とによって、前記ロータ50の回転
を前記ロッド32の上下動に変換する送りねじ機構78
を構成している。
【0024】前記サーボモータ30のハウジングカバー
56の上部には、ヘッドカバー79が取り付けられてい
る(図2参照)。このヘッドカバー79内には、図3〜
図5に示すように、上方に指向した一対の屈曲部80a
及び80bと平坦部82a及び82bとが一体的に形成
された連係プレート84が配設されており、該連係プレ
ート84の両端の該平坦部82a及び82bには樹脂製
の緩衝部材86が配設されている。さらに、前記緩衝部
材86には押え板88が積層され、前記平坦部82a及
び82bと該緩衝部材86と該押え板88とにボルト9
0が貫通して、前記連係プレート84は前記ハウジング
カバー56に螺着され保持される。
【0025】前記屈曲部80a及び80bには、エンコ
ーダ本体94と下方に突出する入力軸96とを有するエ
ンコーダ92が係着されている。この場合、ボルト98
が前記屈曲部80a及び80bに形成された孔部99を
貫通しエンコーダ92の入力軸96に形成された孔部1
00に螺合する。従って、前記連係プレート84は、前
記緩衝部材86に押圧されながら前記エンコーダ92に
係着されていることになる。なお、前記エンコーダ92
の前記入力軸96は、前記連係プレート84の略中央部
に形成された円形の開口部102から前記ハウジングカ
バー56の略中央部に設けられた孔部104を貫通して
該薄板62に連結されている。
【0026】また、前記ハウジングカバー56の上部に
は、該ハウジングカバー56に形成されたねじ孔107
に円筒状のステー108がねじ止めされている。このス
テー108は、図3から容易に諒解されるように、半円
筒状の第1のステー108aと第2のステー108bと
からなり、該第1のステー108aと該第2のステー1
08bとに設けられた爪部110a及び110bが、互
いに接合してねじ112によりねじ止めされることによ
り全体として円筒状となる。このステー108には切欠
部114が形成されており、該切欠部114は前記緩衝
部材86から逃げた形状である。
【0027】前記第1のステー108a及び第2のステ
ー108bのそれぞれの内周面116a及び116bと
前記エンコーダ本体94の外周面120との間には環状
の空間が設けられ、この空間に、該エンコーダ本体94
の軸を中心に等角度で離間した4個のクッション部材1
18が配設されている。前記クッション部材118は、
シリコンを主体としたゲル状物質であり、装着剤である
両面テープにより前記第1のステー108a及び第2の
ステー108bのそれぞれの内周面116a及び116
bに貼り付けられている。従って、前記エンコーダ本体
94の外周面120は4個の前記クッション部材118
によって囲繞され、前記エンコーダ92は該クッション
部材118を介して前記ステー108に保持された状態
となっている。
【0028】以上のように、本実施の形態によれば、前
記クッション部材118は、主に、エンコーダ92の入
力軸96の軸方向と直交する方向に付与された衝撃力を
吸収するために設けられており、前記緩衝部材86は、
主に、エンコーダ92の入力軸96の軸方向に付与され
た衝撃力を吸収するために設けられている。さらに、前
記連係プレート84により、前記緩衝部材86と前記ク
ッション部材118とが連係された状態となっている。
これにより、例えば、前記エンコーダ92がその入力軸
96の軸方向と直交する方向から衝撃力を付与された場
合、前記クッション部材118によって衝撃力を吸収す
るが、それと同時に、前記緩衝部材86によっても該衝
撃力を吸収することが可能となる。
【0029】本実施の形態に係る電動式溶接ガン10
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用及び効果について説明する。
【0030】電動式溶接ガン10は、ロボットアーム1
2の動作下にワークWの各打点位置に移動される。前記
電動式溶接ガン10が所定の打点位置に移動した後、制
御装置(図示せず)から制御信号がサーボモータ30に
導出され、該サーボモータ30のロータ50が回転す
る。
【0031】前記ロータ50の回転作用下に送りねじ機
構78を構成する送りねじ76が回転し、それに伴い該
送りねじ76に螺合しているナット部材72が該送りね
じ76の軸方向に移動する。前記ナット部材72が前記
送りねじ76を回転移動することにより、該ナット部材
72に固着されたロッド32が、図2において、該送り
ねじ76の軸方向に下動する。従って、前記ロッド32
の先端部に固着されたホルダ36に保持された可動電極
チップ38が、所定の位置からワークWに当接するまで
該サーボモータ30の軸方向に下動することになる。
【0032】前記可動電極チップ38が前記ワークWに
当接した後、該可動電極チップ38と該ワークWとの反
力により、サーボモータ30の下端部に固着された板体
22がガン支持ブラケット18に対してガイドバー20
に沿って上動することになる。その結果、固定電極チッ
プ44が該ワークWに当接する。このとき、前記ワーク
Wは、前記固定電極チップ44と前記可動電極チップ3
8とによって挟持され、かつ、加圧された状態となる。
この状態で、前記固定電極チップ44と前記可動電極チ
ップ38との間に通電することにより、ワークWは溶接
されるに至る。
【0033】前記固定電極チップ44と前記可動電極チ
ップ38とが前記ワークWに当接した際、エンコーダ9
2からの電気信号が前記制御装置(図示せず)に導出さ
れ、該制御装置によってサーボモータ30のロータ50
の回転角度が演算される。前記ロータ50の回転角度か
ら可動電極チップ38の位置を判別して、ワークWの溶
接後に、サーボモータ30の作用下に送りねじ機構78
を介して該可動電極チップ38を所定の位置まで上動離
間させる。
【0034】ところで、ロボットアーム12の移動時等
に、例えば、人為的な操作ミスにより該ロボットアーム
12が壁などに衝撃的に当接したとき、エンコーダ92
の入力軸96の軸方向と直交する方向から衝撃力が付与
される場合がある。
【0035】この場合、本実施の形態においては、前記
エンコーダ92は、エンコーダ本体94の外周面120
に囲繞されたクッション部材118を介してハウジング
カバー56に固定されたステー108に保持されている
ため、該クッション部材118により、該エンコーダ9
2の入力軸96の軸方向と直交する方向に対する衝撃力
を吸収することができる。従って、前記入力軸96とサ
ーボモータ30のロータ50との接続部の接続不良を阻
止し、前記エンコーダ92の作動に支障をきたすことを
阻止している。
【0036】また、ワークWを加圧する際、可動電極チ
ップ38が該ワークWに高速に当接し、ロッド32を介
してロータ50の上端部の開口部60を閉塞する薄板6
2に衝撃力が付与される場合がある。これにより、前記
薄板62に連結されたエンコーダ92の入力軸96にも
前記衝撃力が伝達され、該入力軸96に連結したスリッ
ト付回転板等の該エンコーダ92の内部部品が破損する
ことがある。
【0037】この場合においても、サーボモータ30の
ハウジングカバー56上に配設された緩衝部材86によ
って、ロータ50の軸方向に対する衝撃力を吸収するこ
とができ、エンコーダ92の入力軸96の軸方向への衝
撃の伝達が防止される。このため、エンコーダ92の内
部部品、例えば、入力軸96に直結されるスリット付回
転板等が保護され、エンコーダ92の耐久性が向上する
とともに、サーボモータ30のロータ50の回転角度の
検出誤差が可及的に阻止され、検出精度が向上する。
【0038】なお、エンコーダ92の入力軸96の軸斜
方向から衝撃力が付与された際にも、連係プレート84
によってクッション部材118と緩衝部材86とは連係
された状態になっているため、該クッション部材118
と該緩衝部材86とにより該衝撃力を吸収し、前記エン
コーダ92を保護することができ、該エンコーダ92を
正常に作動させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンコーダの入力軸の軸方向と直交する方向及び軸方向
の衝撃からエンコーダを保護することができ、エンコー
ダの耐衝撃性を著しく向上させることが可能になるとと
もに、サーボモータを構成するロータの回転角度の検出
精度の向上が達成されるという特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る電動式溶接ガンを支持する
ロボットアームを示す側面図である。
【図2】本実施の形態に係る電動式溶接ガンを示す縦断
面図である。
【図3】本実施の形態におけるエンコーダの取付部を示
す一部分解斜視図である。
【図4】前記エンコーダの取付部を示す一部省略平面図
である。
【図5】図4に示すエンコーダの取付部のV−V線断面
図である。
【符号の説明】
10…電動式溶接ガン 30…サーボモータ 32…ロッド 38…可動電極チッ
プ 44…固定電極チップ 50…ロータ 78…送りねじ機構 80a、80b…屈
曲部 82a、82b…平坦部 84…連係プレート 86…緩衝部材 92…エンコーダ 96…入力軸 108…ステー 114…切欠部 118…クッション
部材 120…外周面 W…ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 治 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3J048 AA01 AD16 BD01 DA01 DA04 EA07 EA13 4E065 AA08 BA06 5H611 AA01 BB06 PP07 QQ02 QQ03 RR02 UA07 5H621 GA01 GA04 JK02 JK08 JK15 JK17 PP03 PP08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一組の電極チップのうち、一方の電極チッ
    プをサーボモータの作用下に送りねじ機構を介して他方
    の電極チップに対して接近離反させる電動式溶接ガンに
    おいて、 前記サーボモータのロータの軸端に直結され、該サーボ
    モータの該ロータの回転角度を検出するエンコーダを有
    し、 少なくとも前記エンコーダの外周面の一部にクッション
    部材を囲繞していることを特徴とする電動式溶接ガン。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動式溶接ガンにおいて、 前記エンコーダは、前記クッション部材を介して前記サ
    ーボモータに固定されたステーに保持されていることを
    特徴とする電動式溶接ガン。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の電動式溶接ガンにお
    いて、 平坦部と一対の屈曲部とを有する連係プレートを備え、 前記平坦部には緩衝部材が配設され、かつ、前記屈曲部
    は前記エンコーダに係着していることを特徴とする電動
    式溶接ガン。
  4. 【請求項4】請求項3記載の電動式溶接ガンにおいて、 前記緩衝部材は、前記ステーの切欠部によって形成され
    た空間に配設されていることを特徴とする電動式溶接ガ
    ン。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の電動式溶接ガンにお
    いて、 前記クッション部材と前記緩衝部材とのうち、少なくと
    も一方の材質は樹脂であることを特徴とする電動式溶接
    ガン。
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