JP2001205390A - 鋳造機の金型予熱バーナー装置 - Google Patents
鋳造機の金型予熱バーナー装置Info
- Publication number
- JP2001205390A JP2001205390A JP2000011063A JP2000011063A JP2001205390A JP 2001205390 A JP2001205390 A JP 2001205390A JP 2000011063 A JP2000011063 A JP 2000011063A JP 2000011063 A JP2000011063 A JP 2000011063A JP 2001205390 A JP2001205390 A JP 2001205390A
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- Japan
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- casting machine
- mold
- preheating
- preheating burner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業環境が改善されて、容易に予熱バーナー
を金型にセットし、また取り出すことができる金型予熱
バーナーの提供を目的とする。 【構成】 鋳造機1内に設置された金型3,9を予熱し
得る予熱バーナーSを鋳造機1内の所定の待避位置Bに
設置して、自動または手動で金型3,9側のセット位置
Aに移動できるように構成する。
を金型にセットし、また取り出すことができる金型予熱
バーナーの提供を目的とする。 【構成】 鋳造機1内に設置された金型3,9を予熱し
得る予熱バーナーSを鋳造機1内の所定の待避位置Bに
設置して、自動または手動で金型3,9側のセット位置
Aに移動できるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋳造機内の金型を予
熱することができる金型予熱バーナー装置に関するもの
である。
熱することができる金型予熱バーナー装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、鋳造機内に設置され
た金型を予熱する場合に、重量物であるバーナーを鋳造
機の位置まで運んできて、鋳造機内の金型の位置に前傾
姿勢でセットしており、また、バーナーを取り出す際に
も前傾姿勢で行う必要があり、重量物であるバーナーを
無理な姿勢で持つため、腰に負担をかけてしまい、作業
者の負担が大であるという問題点があり、また、高温に
保持された金型に対して、バーナーをセットしたり、取
り出したりする際には、さらに危険を伴う作業となって
いた。
た金型を予熱する場合に、重量物であるバーナーを鋳造
機の位置まで運んできて、鋳造機内の金型の位置に前傾
姿勢でセットしており、また、バーナーを取り出す際に
も前傾姿勢で行う必要があり、重量物であるバーナーを
無理な姿勢で持つため、腰に負担をかけてしまい、作業
者の負担が大であるという問題点があり、また、高温に
保持された金型に対して、バーナーをセットしたり、取
り出したりする際には、さらに危険を伴う作業となって
いた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点に鑑み案出したものであって、危険な作業を伴うこ
となく容易に金型にセットできる予熱バーナー装置を提
供せんことを目的とし、その第1の要旨は、鋳造機内に
設置された金型を予熱し得る予熱バーナーを、予め鋳造
機内の所定の待避位置に設置し、自動または手動で前記
金型側のセット位置に移動できるように構成したことで
ある。また、第2の要旨は、前記予熱バーナーが、アー
ムを介し待避位置からセット位置に亘り回動可能に構成
されていることである。
題点に鑑み案出したものであって、危険な作業を伴うこ
となく容易に金型にセットできる予熱バーナー装置を提
供せんことを目的とし、その第1の要旨は、鋳造機内に
設置された金型を予熱し得る予熱バーナーを、予め鋳造
機内の所定の待避位置に設置し、自動または手動で前記
金型側のセット位置に移動できるように構成したことで
ある。また、第2の要旨は、前記予熱バーナーが、アー
ムを介し待避位置からセット位置に亘り回動可能に構成
されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、鋳造機と予熱バーナー装置の概略配置構
成図であり、鋳造機1の下ダイベース2上には、下金型
3と、側方に開閉可能に横型4a,4bが配置されてお
り、また、鋳造機1の支柱5a,5bの上端側の上機枠
6には、昇降用シリンダ7が設けられており、この昇降
用シリンダ7のロッド7aの下端に上ダイベース8が配
置され、この上ダイベース8に上金型9が取り付けられ
たものとなっている。
する。図1は、鋳造機と予熱バーナー装置の概略配置構
成図であり、鋳造機1の下ダイベース2上には、下金型
3と、側方に開閉可能に横型4a,4bが配置されてお
り、また、鋳造機1の支柱5a,5bの上端側の上機枠
6には、昇降用シリンダ7が設けられており、この昇降
用シリンダ7のロッド7aの下端に上ダイベース8が配
置され、この上ダイベース8に上金型9が取り付けられ
たものとなっている。
【0005】本例では、例えば支柱5a等に固定された
ブラケット等を介し、固定部10bが固定されてエアシ
リンダ10が鋳造機1の内側に設置されており、エアシ
リンダ10のロッド10aの下端の連結部11にリンク
バー12が連結されて、このリンクバー12の他端に、
支点軸13を介してアーム14が連結されたものとなっ
ている。
ブラケット等を介し、固定部10bが固定されてエアシ
リンダ10が鋳造機1の内側に設置されており、エアシ
リンダ10のロッド10aの下端の連結部11にリンク
バー12が連結されて、このリンクバー12の他端に、
支点軸13を介してアーム14が連結されたものとなっ
ている。
【0006】このアーム14の先端側に、型予熱バーナ
ーSを構成する燃料管15と複数のバーナーノズル1
6,16を備えており、この型予熱バーナーSは、前記
エアシリンダ10を作動させることによりロッド10a
が下方へ伸長すると、リンクバー12が矢印で示す下方
側へ回動され、これに伴い支点軸13を支点としてアー
ム14が水平の状態から垂直状態へ回動して、これによ
り型予熱バーナーSが鋳造機1の内側の待避位置Bに回
動されるように構成されている。
ーSを構成する燃料管15と複数のバーナーノズル1
6,16を備えており、この型予熱バーナーSは、前記
エアシリンダ10を作動させることによりロッド10a
が下方へ伸長すると、リンクバー12が矢印で示す下方
側へ回動され、これに伴い支点軸13を支点としてアー
ム14が水平の状態から垂直状態へ回動して、これによ
り型予熱バーナーSが鋳造機1の内側の待避位置Bに回
動されるように構成されている。
【0007】使用しない時には、鋳造機1の機内の待避
位置Bに型予熱バーナーSは配置されており、金型3,
9を予熱する必要がある場合に、図1の実線で示すセッ
ト位置Aにアーム14が回動されて、型予熱バーナーS
のノズル16,16,16が下金型3と上金型9に臨ま
され、各ノズル16,16,16から火炎が噴出され
て、良好に下金型3及び上金型9が予熱されるものであ
る。なお、この場合、上金型9は、昇降用シリンダ7を
作動させることにより、実線で示す位置まで下降され
て、良好にノズル16からの火炎で予熱されるものであ
る。
位置Bに型予熱バーナーSは配置されており、金型3,
9を予熱する必要がある場合に、図1の実線で示すセッ
ト位置Aにアーム14が回動されて、型予熱バーナーS
のノズル16,16,16が下金型3と上金型9に臨ま
され、各ノズル16,16,16から火炎が噴出され
て、良好に下金型3及び上金型9が予熱されるものであ
る。なお、この場合、上金型9は、昇降用シリンダ7を
作動させることにより、実線で示す位置まで下降され
て、良好にノズル16からの火炎で予熱されるものであ
る。
【0008】なお、エアシリンダ10により、自動でア
ーム14を回動できる構成を示しているが、作業者が手
動でアーム14を回動操作できるように構成しておくこ
ともできる。なお、自動で行う際には、前記ノズル16
の点火を自動的に行えるように構成しておくことができ
る。
ーム14を回動できる構成を示しているが、作業者が手
動でアーム14を回動操作できるように構成しておくこ
ともできる。なお、自動で行う際には、前記ノズル16
の点火を自動的に行えるように構成しておくことができ
る。
【0009】このように、予め鋳造機の機内の所定位置
に型予熱バーナーSがアーム14を介して回動可能に設
置されているため、従来のように鋳造機の所までバーナ
ー装置を運んできて、金型3,9の位置に前傾姿勢でバ
ーナー装置をセットする必要がなく、危険な作業を伴わ
ずに、自動または手動で容易に型予熱バーナーを移動さ
せてセットすることができ、段取りの時間を大幅に短縮
させて、容易に金型の予熱作業を行うことができるもの
となる。
に型予熱バーナーSがアーム14を介して回動可能に設
置されているため、従来のように鋳造機の所までバーナ
ー装置を運んできて、金型3,9の位置に前傾姿勢でバ
ーナー装置をセットする必要がなく、危険な作業を伴わ
ずに、自動または手動で容易に型予熱バーナーを移動さ
せてセットすることができ、段取りの時間を大幅に短縮
させて、容易に金型の予熱作業を行うことができるもの
となる。
【0010】
【発明の効果】本発明の鋳造機の予熱バーナー装置は、
鋳造機内に設置された金型を予熱し得る予熱バーナー
を、予め鋳造機内の所定の待避位置に設置し、自動また
は手動で前記金型側のセット位置に移動できるように構
成したことにより、従来のような悪環境での作業を無く
して、腰を痛めることなく、また危険を伴うことなく、
短時間で良好に予熱バーナーの金型へのセットまたは取
り出しを行うことができ、作業環境が良好に改善される
ものとなる。
鋳造機内に設置された金型を予熱し得る予熱バーナー
を、予め鋳造機内の所定の待避位置に設置し、自動また
は手動で前記金型側のセット位置に移動できるように構
成したことにより、従来のような悪環境での作業を無く
して、腰を痛めることなく、また危険を伴うことなく、
短時間で良好に予熱バーナーの金型へのセットまたは取
り出しを行うことができ、作業環境が良好に改善される
ものとなる。
【0011】また、前記予熱バーナーが、アームを介し
待避位置からセット位置に亘り回動可能に構成されてい
ることにより、自動または手動でアームを回動させ、予
熱バーナーを鋳造機内の待避位置から金型側のセット位
置に良好に配置させることができる。
待避位置からセット位置に亘り回動可能に構成されてい
ることにより、自動または手動でアームを回動させ、予
熱バーナーを鋳造機内の待避位置から金型側のセット位
置に良好に配置させることができる。
【図1】鋳造機と回動可能に設置された予熱バーナーの
概略配置構成図である。
概略配置構成図である。
1 鋳造機 2 下ダイベース 3 下金型 4a,4b 横型 5a,5b 支柱 7 昇降用シリンダ 8 上ダイベース 9 上金型 10 エアシリンダ 12 リンクバー 13 支点軸 14 アーム 15 燃料管 16 バーナーノズル S 型予熱バーナー A セット位置 B 待避位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 雅道 愛知県安城市大東町2番2号 中央精機株 式会社内 Fターム(参考) 4E093 NB05 NB07
Claims (2)
- 【請求項1】 鋳造機内に設置された金型を予熱し得る
予熱バーナーを、予め鋳造機内の所定の待避位置に設置
し、自動または手動で前記金型側のセット位置に移動で
きるように構成したことを特徴とする鋳造機の金型予熱
バーナー装置。 - 【請求項2】 前記予熱バーナーが、アームを介し待避
位置からセット位置に亘り回動可能に構成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の鋳造機の金型予熱バー
ナー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011063A JP2001205390A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 鋳造機の金型予熱バーナー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011063A JP2001205390A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 鋳造機の金型予熱バーナー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001205390A true JP2001205390A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18538981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000011063A Pending JP2001205390A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 鋳造機の金型予熱バーナー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001205390A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013233560A (ja) * | 2012-05-08 | 2013-11-21 | Kobe Steel Ltd | 鍛造用金型装置 |
JP2015074023A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 特殊電極株式会社 | 鋳造機金型の予熱装置および予熱方法 |
JP2016078112A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | メトロ電気工業株式会社 | 金型加熱装置 |
-
2000
- 2000-01-19 JP JP2000011063A patent/JP2001205390A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013233560A (ja) * | 2012-05-08 | 2013-11-21 | Kobe Steel Ltd | 鍛造用金型装置 |
JP2015074023A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 特殊電極株式会社 | 鋳造機金型の予熱装置および予熱方法 |
JP2016078112A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | メトロ電気工業株式会社 | 金型加熱装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070115 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090424 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090428 |
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A02 | Decision of refusal |
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