JP2001205369A - 筒体端部の成形方法 - Google Patents

筒体端部の成形方法

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JP2001205369A JP2000019779A JP2000019779A JP2001205369A JP 2001205369 A JP2001205369 A JP 2001205369A JP 2000019779 A JP2000019779 A JP 2000019779A JP 2000019779 A JP2000019779 A JP 2000019779A JP 2001205369 A JP2001205369 A JP 2001205369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒体の端部に、従来の成形方法に比べて、工
程数が少なく低コストで、かつ筒体の径に対する縮径率
が大きい複数の開口部を容易に成形できるようにする。 【解決手段】 金属製の筒体1Aの端部にスピニング加
工を施して縮径部10を形成する第1の工程と、次い
で、前記縮径部10の一部を両側から押し潰して複数の
開口部2,3を成形する第2の工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筒体端部の成形方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図13(B)に示すように、金属
製の筒体101の片側端部に複数の流入口或いは流出口
102を成形する方法として、図13(A)に示すよう
なプレス成形による2枚の構成部品103,104をフ
ランジ部105で溶接して組み合わせる方法や、図14
(A)に示す円筒素材201を、これに芯金を挿入して
(B)〜(E)に示すように202〜205へと順次潰
して流入口或いは流出口206,207を成形する方法
が一般的である。このような製法は、例えば実開昭60
−121594号、実開昭60−137113号に開示
されている。
【0003】また、図15(A)に示すような平板状の
円形金属板301を、公知の凹型と凸型を用いるプレス
加工で図15(B)に示すような円錐台形状のワーク3
02に形成し、次で図15(C)に示すように孔303
を形成するとともにつば304をトリミング加工し、次
で図15(D)に示すように、端部を小開口部305と
大開口部306に加工して中間材307を形成し、次
で、この中間材307の大開口部306を、その両側か
ら図示しない型で押圧して、図15(E)に示すような
中間突き合わせ部308を形成し、この中間突き合わせ
部308の両側に分岐管309,310を成形するよう
にしたものが特公昭56−30084号公報に開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内燃機関の
排気系に配置される触媒コンバータなどには浄化性能向
上の要請から大径の触媒担体が用いられ、担体を内装す
る一般部の径と流入口或いは流出口の径の比が大きく、
例えば2倍以上になる傾向がある。
【0005】このような一般部の径と流入口或いは流出
口の径の比が大きい場合には前記図13に示すような製
法で形成することができるとしても、2枚の構成部品を
製造する工程とこれらを接合して溶接する工程が必要と
なり、工程やコストがかかり信頼性も劣る問題がある。
【0006】また、前記図14に示す製法においては、
円筒素材そのものから簡単に無駄を出さずに一体的に加
工成形できることから、コスト低減や製品の耐久信頼性
の要請に応えられるが、前記のように大径比に対処する
ためには、流入口部或いは流出口部が所望の径や形状に
至るまで複数回の潰し加工を施さなければならず、その
各工程間において、加工硬化した材料を軟化させる熱処
理が必要になる。そのため、加熱設備や加熱工程が必要
となる上に、この製法においても、素材から順次潰す加
工の限界から著しい大径比には対応できない。
【0007】また、前記図15に示す製法においては、
中間材307を形成するのに大きな凹型および凸型のプ
レス機が必要でコスト高になる上に、そのプレス加工に
よる大きな塑性変形によってその材料が加工硬化するた
め、次工程の押圧加工において、大きな縮径による分岐
管309,310の成形が困難である。
【0008】そこで本発明は、前記従来の工程数に比べ
て少ない工程数で、かつ一般部と流入口或いは流出口な
どの開口部の径の比が大きいものでも容易に成形できる
筒体端部の成形方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、金属製の筒体の端
部にスピニング加工を施して縮径部を形成する第1の工
程と、次いで、前記縮径部の一部を側面から押し潰して
複数の開口部を形成する第2の工程とを含むことを特徴
とするものである。
【0010】本発明においては、筒体の被成形部位であ
る端部を先ずスピニング加工により高い縮径率で縮径で
きるため、次工程の押し潰しにより、容易に筒体に対し
て縮管率の高い開口部を成形できる。更に、スピニング
加工により一気に縮管率の高い縮径ができるので、加工
硬化や脆弱化も殆どなく、次工程での潰し(塑性加工)
への悪影響や制約も少ない。
【0011】請求項2記載の第2の発明は、金属製の筒
体の端部に、筒体の軸方向の各部位において横断面の周
長が最終形状の横断面の周長と略一致するようにスピニ
ング加工にて縮径部を形成する第1の工程と、次いで、
前記縮径部の一部を側面から押し潰して複数の開口部を
形成する第2の工程とを含むことを特徴とするものであ
る。
【0012】本発明においては、筒体の被加工部である
端部を、第1の工程であるスピニング加工によって最終
形状の横断面の周長と略一致するように縮径するため、
最終形状が複雑な形状であっても容易にかつ高精度に最
終形状を得ることができる。また、スピニング加工であ
るため、前記の複雑な形状の縮径部も容易に形成でき
る。
【0013】請求項3記載の第3の発明は、前記第1又
は第2の発明において、前記第2の工程において、縮径
部の両側から押し潰して一部を閉塞し、複数の開口部を
形成するものである。
【0014】請求項4記載の第4の発明は、前記第1乃
至3のいずれかの発明において、前記第1の工程をスピ
ニングローラの複数回パスによる逐次スピニング加工と
したものである。
【0015】本発明のような逐次スピニング加工によれ
ば、パス数が多いほど、またパス間の加工量が小さい
程、高い形状精度が得られるとともに、大きな加工量に
も対応できる。
【0016】そして請求項5記載の第5の発明は、前記
第1乃至4のいずれかの発明において、前記第1の工程
において、縮径部の軸芯と筒体の軸芯とを相互に同芯又
は偏芯又は傾斜させて縮径部を形成するようにしたもの
である。
【0017】本発明においては、第1の工程により縮径
部を筒体に対して同芯又は偏芯又は傾斜して形成するこ
とにより、次工程の押し潰しにより、筒体に対して同芯
又は偏芯又は傾斜した開口部を容易に成形することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図12に示す実施例に基
いて本発明の実施の形態について説明する。
【0019】図1乃至図8は第1実施例を示す。
【0020】実施例として、図1に示すように、素材管
のままの直径を有する一般部1の一端部に2個の小径の
開口部2,3を形成し、これら両開口部2,3間に閉塞
部(仕切り部)4を形成し、両開口部2,3及び閉塞部
4と一般部1間に除変部5を形成し、一般部1の他端部
に1個の小径の開口部6を形成し、前記一般部1に触媒
担体7を内装した触媒コンバータ8を製造する場合につ
いて説明する。
【0021】図2は本発明の成形工程の概略を説明する
図で、その(A)は筒体(素管)である円筒状の金属直
管を示し、(B)はその筒体の端部をスピニング加工し
て縮径した第1工程の図を示し、(C)はその縮径部を
最終形状に圧扁した第2工程を示すとともに触媒担体7
を内装し、他端部を縮径した図を示す。
【0022】図3乃至図8は成形工程をより詳細に説明
するための図である。
【0023】先ず、図2(A)及び図3に示すような筒
状の金属直管である筒体(素管)1Aを用意する。図3
ではその筒体1Aの直径R1 を140mmとし、板厚t
を1.5mmとした。この筒体1Aの横断面形状は、円
断面が望ましいが、楕円や長円や多角形など非円形断面
であってもよい。ただし、後工程のスピニング加工が可
能な断面とする。
【0024】次に、第1の工程にかかる前に準備とし
て、次工程のスピニング加工で成形される形状、すなわ
ち、被加工部分である開口部2,3、閉塞部4、除変部
5の管軸方向の各部位におけるスピニング加工による横
断面周長を算出しておく。この算出に際しては、被加工
部位(図2(C)、図8(C)に示すL)全域にわたっ
て多くの部位で算出するのが望ましいが、加工上必要な
最小限の部位(面の変局箇所など)だけを算出してもよ
く、加工の容易性および形状精度の要求に応じて任意に
決定すれば良い。
【0025】図に示す実施例においては、図8(A)
(B)に示すように、直径R1 が140mmの筒体(素
管)1Aの端部に直径R2 が49.2mmの開口部2,
3を、除変部5を介して形成するに際して、その被加工
部位Lが85mmと短く、測定ピッチPを細分化しても
さほど手間がかからないため、P=5mmピッチで、輪
切りにするイメージで周長を算出した。その各ピッチP
での周長Dは図8(C)に示すような値である。この値
はスピニング加工により縮径される各部位の周長であ
る。なお、図中Dの数値の単位はmmである。
【0026】この算出周長に基いて、図2(B)及び図
4に示すようにスピニングローラ9によって第1の工程
であるスピニング加工を施し、被加工部である筒体1A
の端部を前記の算出値に縮径する。このスピニング加工
が終了し、被加工部としての縮径部10が形成されたの
が、図2(B)及び図4に示す形状である。
【0027】このように、各部の周長に基いてスピニン
グ加工を行うと、その被加工部を単なるテーパ部や同軸
小径部に形成されるのではなく、図4に示すような複雑
な軸方向の縦断面形状、すなわち、軸方向に拡大と縮小
が連続的に組み合わされて変化する縮径部を形成でき
る。
【0028】一般に、大径の筒体の端部に小径の複数の
開口部と閉塞部を設けようとすれば、その中間形状はた
いてい前記図4に類似する断面形状になる。
【0029】しかるに、この図4の形状を従来のプレス
加工やダイスへの挿入などの加工で行うと、一回の工程
では成形できず、複数回の縮径加工と拡径加工を交互に
繰り返す必要があり、それによる素材の脆弱化や加工硬
化のため、加工限界が著しく低くなってしまう。したが
って、従来のプレス加工やダイスへの挿入加工では、本
実施例のような高径比の製品(容器)は到底成形できな
い。
【0030】換言すると、本実施例のようなスピニング
加工によれば任意の縦断面形状を、横断面周長を合わせ
ながら、一気に形成できるとともに最終形状において高
い縮管率を得ることができる。すなわち、従来のプレス
加工やダイス加工による縮径加工の限界である20数%
をはるかに上回る縮径率を得ることができる。更に、本
実施例のようなスピニング加工によれば、加工硬化、脆
弱化も殆どないため、次工程の潰しによる塑性加工への
悪影響や制約を与えることもない。
【0031】なお、スピニング加工は、筒体1Aを回転
することなく固定しておいて複数のスピニングローラ9
を公転させつつ筒体1Aの径方向及び筒体1Aの軸方向
への移動を行う方式が望ましいが、筒体1Aをその軸芯
まわりに回転させ、スピニングローラ9を公転させるこ
となく遊転状態で筒体1Aの径方向及び筒体1Aの軸方
向への移動を行う方式でもよい。
【0032】更に、筒体1Aとスピニングローラ9の筒
体軸方向への相対移動についても、その一方を移動させ
ても両方を移動させてもよい。更に、軸方向の往復回数
(パス回数)は1回でも複数回でもよい。逐次スピニン
グ加工においては、パス数が多いほど、またパス間の加
工量が小さいほど、高い形状精度が得られるとともに大
きな加工量にも対応可能である。
【0033】次に第2の工程として、前記のスピニング
加工により縮径された縮径部10の端部11における径
方向の両側の対向する一部を、求心方向へ押圧して潰
し、相互に接触させる。すなわち、図5(A)のクロス
ハッチングで示す面12を有する押型13,14を図5
(B)に示すように対向配置し、該両押型13,14を
図示しない駆動手段により図5(B)に示す矢印X,Y
方向へ移動して端部11の対向する一部を両側から押し
潰して扁平に形成し、図5(B)に示すようにその扁平
部15,16を接触させる。これにより、筒体1A(一
般部1)の端部に扁平部15,16による閉塞部4と、
該閉塞部4の両側に位置して2個の開口部2、3を有す
る最終形状が得られる。
【0034】前記押型13,14の押圧方向X,Yは、
縮径部10の軸芯と直交方向であることが望ましい。
【0035】なお、前記のような押型13,14の代り
に、図4の左側からダイスを嵌挿して前記図5のような
形状を得るようにしてもよい。その他、この第2の工程
における押し潰しの道具及び方法は任意であり、周知の
工法を適宜援用することができる。
【0036】以上で一端部の成形が終了するが、図1の
実施例のように一般部1に触媒担体7を内装し、他端部
に1個の小径の開口部6を形成した触媒コンバータ8を
形成するには、前記の第2工程後、図6に示すように一
般部1の他端部17の端(図6の右側)から触媒担体7
を挿入し、次で、図7に示すように前記他端部17を除
変縮径し、他端部17を除変部6aと小径の開口部6に
成形する。この縮径方法は、スピニング加工或いはダイ
ス加工など、周知の適宜な加工方法で行う。
【0037】図9は第2実施例を示す。
【0038】本第2実施例は、前記第1実施例における
開口部2,3の軸芯を一般部1の軸芯に対して偏芯させ
た例である。
【0039】この実施例では、前記第1実施例における
第1の工程のスピニング加工時に、縮径部10を、図9
(A)に示すように一般部1の軸芯O1 に対して縮径部
10の軸芯O2 がFだけ偏芯するように成形し、第2の
工程で、前記偏芯した縮径部10の端部の一部を前記第
1実施例のように押し潰して扁平にしたものである。こ
の扁平化により、図9(B)に示すように、一般部1の
軸芯O1 に対してF方向へ偏芯した開口部2,3と閉塞
部4が形成される。
【0040】図10は第3実施例を示す。
【0041】本第3実施例は、前記第1実施例における
開口部2,3の軸芯を一般部1の軸芯に対して傾斜させ
た例である。
【0042】この実施例では、前記第1実施例における
第1の工程のスピニング加工時に、図10(A)に示す
ように、縮径部10を、その軸芯O3 が一般部1の軸芯
1に対して傾斜するようにして成形し、第2の工程
で、前記偏芯した縮径部10の端部の一部を前記第1実
施例のように押し潰して扁平にしたものである。この扁
平により、図10(B)に示すように、一般部1の軸芯
1 に対してねじれ関係に傾斜した軸芯O3 を持った開
口部2,3と扁平部4が形成される。
【0043】また、前記第2実施例及び第3実施例の他
端部も、第2の工程後に前記第1実施例と同様に除変部
6aと小径の開口部6に形成する。
【0044】なお、前記開口部2,3の数は前記のよう
な2個に限るものではなく、それ以上でもよい。例え
ば、図11の第4実施例に示すように3個の開口部2
2,23,23aとしてもよく、また、図12の第5実
施例に示すように4個の開口部32,33,33a,3
3bとしてもよい。更に、前記図1〜図10に示す実施
例は、開口部2と3間を、その部材を扁平に潰して閉塞
したが、このような扁平加工による閉塞に限るものでは
なく、図11に示すように、開口部22,23,23a
間の部材24を非扁平状態で近接させて仕切り部とした
り、図12に示すように、開口部32,33,33a,
33b間の部材34を相互に大きく離して対峙させて仕
切り部としてもよい。
【0045】このような図11及び図12に示す実施例
においては、前記第1実施例における図2(B)及び図
4に示すスピニング加工による縮径後に、図11及び図
12に示すように、縮径部の外側に配置した押型25,
35を矢印Z方向に移動させて縮径部を側面から所望量
押し潰して、開口部22,23,23a及び開口部3
2,33,33a,33bを成形する。また、各開口部
の断面形状も任意であるとともに、それぞれ異なってい
ても構わない。
【0046】なお、前記各実施例は、触媒コンバータの
成形に適用した例であるが、本発明は前記のような他端
の開口部6を形成しないものやその他の容器の成形に適
用できるもので、前記の用途及び実施例に限定するもの
ではない。
【0047】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、筒体の端部に複数の開口部を、従来の成
形方法に比べて工程数が少なく低コストで、かつ筒体の
径に対する縮径率を大きくして成形できる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、更に、最終
形状が複雑な形状であっても、次工程の押し潰しのみに
より容易に最終形状を得ることができる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、更に、複数
の開口部間が閉塞した筒体端部を形成できる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、更に、高い
形状精度が得られるとともに大きな縮径加工量にも対応
できる。
【0051】そして請求項5記載の発明によれば、更
に、筒体に対して同芯は勿論、偏芯又は傾斜した開口部
を容易に成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により成形された製品を示すもので、
(A)は傾斜図、(B)は(A)の側断面図、(C)は
(B)の左側面図。
【図2】本発明の成形工程を示すもので、(A)は素管
である筒体を示す図、(B)は第1の工程であるスピニ
ング加工により縮径された図、(C)は第2の工程であ
る潰し加工により成形された図で、夫々の(a)は側断
面図、(b)は(a)の左側面図である。
【図3】本発明の成形方法の実施に際して適用した素管
である筒体の側断面図。
【図4】図3の筒体を第1の工程であるスピニング加工
で縮径した側断面図。
【図5】図4の縮径部を第2の工程である潰し加工によ
り成形した図で、(A)は側断面図、(B)は(A)の
左側面図。
【図6】図5の成形品に触媒担体を嵌装した側断面図。
【図7】図6の状態より他端部を縮径した図。
【図8】第1の工程のスピニング加工で縮径する際の各
部位の縮径周長を説明する図で、(A)は最終形状の寸
法を示す側面図、(B)は(A)の左側面図、(C)は
(A)(B)の最終形状に対する縮径時の各寸法を示す
図。
【図9】本発明において、筒体に対して開口部を偏芯し
て成形する第2実施例を示すもので、(A)は第1の工
程であるスピニング加工により縮径された図、(B)は
第2の工程である潰し加工により成形された図で、夫々
の(a)は側断面図、(b)は(a)の左側面図。
【図10】本発明において、筒体に対して開口部を傾斜
して成形する第3実施例を示すもので、(A)は第1の
工程であるスピニング加工により縮径された図、(B)
は第2の工程である潰し加工により成形された図で、夫
々の(a)は側断面図、(b)は(a)の左側面図。
【図11】本発明の第4実施例を示すもので、開口部側
から見た図。
【図12】本発明の第5実施例を示すもので、開口部側
から見た図。
【図13】第1の従来の技術を示すもので、(A)は構
成部品を示す斜視図、(B)は製品の斜視図。
【図14】(A)〜(E)は第2の従来の技術の工程を
示す図。
【図15】(A)〜(E)は第3の従来の技術の工程を
示す図。
【符号の説明】
1A 筒体 2,3 開口部 4 閉塞部 10 縮径部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の筒体の端部にスピニング加工を
    施して縮径部を形成する第1の工程と、次いで、前記縮
    径部の一部を側面から押し潰して複数の開口部を形成す
    る第2の工程とを含むことを特徴とする筒体端部の成形
    方法。
  2. 【請求項2】 金属製の筒体の端部に、筒体の軸方向の
    各部位において横断面の周長が最終形状の横断面の周長
    と略一致するようにスピニング加工にて縮径部を形成す
    る第1の工程と、次いで、前記縮径部の一部を側面から
    押し潰して複数の開口部を形成する第2の工程とを含む
    ことを特徴とする筒体端部の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の工程において、縮径部の両側
    から押し潰して一部を閉塞し、複数の開口部を形成する
    請求項1又は2記載の筒体端部の成形方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の工程が、スピニングローラの
    複数回パスによる逐次スピニング加工である請求項1乃
    至3のいずれかに記載の筒体端部の成形方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の工程において、縮径部の軸芯
    と筒体の軸芯とを相互に同芯又は偏芯又は傾斜させて縮
    径部を形成するようにした請求項1乃至4のいずれかに
    記載の筒体端部の成形方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012102663A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Sankei Giken Kogyo Co Ltd 自動車用浄化器具の製造方法

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JP2012102663A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Sankei Giken Kogyo Co Ltd 自動車用浄化器具の製造方法

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