JP2001205347A - アルミニウム合金形材の曲げ加工における座屈限界曲げ半径の予測方法、座屈限界幅厚比の予測方法、アルミニウム合金形材の曲げ加工方法および記録媒体 - Google Patents
アルミニウム合金形材の曲げ加工における座屈限界曲げ半径の予測方法、座屈限界幅厚比の予測方法、アルミニウム合金形材の曲げ加工方法および記録媒体Info
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Abstract
げ半径をきわめて高い精度で予測する。 【解決手段】 アルミニウム合金からなる形材の曲げ加
工における座屈限界曲げ半径として、下記の式(1) およ
び(2) を満たすような曲げ中心半径Rを求めるようにす
る。(t:形材のうちで座屈限界を予測する対象部位の
肉厚,b:当該対象部位の板幅,h:曲げ中立軸から曲
げ中心方向を正方向とした当該対象部位の曲げ最内側部
までの距離,k:座屈係数,(A,B,C):形材がT
1系調質材の場合とT5系調質材の場合とで異なる係
数),η:応力状態を表す定数(=−h’/h),
h’:曲げ中立軸から曲げ中心方向を正方向とした当該
対象部位の曲げ最外側部までの距離,(D,E,F):
当該対象部位が突出フランジの場合と突出フランジ以外
の場合とで異なる係数)
Description
からなる形材の曲げ加工における座屈限界曲げ半径を高
い精度で予測することが可能な座屈限界曲げ半径の予測
方法、座屈限界幅厚比の予測方法、アルミニウム合金形
材の曲げ加工方法および記録媒体に関する。
の構造材あるいは部品用として、または家電製品や建築
構造物の構造材あるいは部品用として、軽量化の観点か
らアルミニウム(Al)合金からなる押出形材の使用が
期待されている。かかる押出形材を用いる場合には、例
えばドローベンディング、プレスベンディング、マルチ
ベンディングなどの曲げ加工が不可欠となる場合が多
い。
件によっては、圧縮応力の加わる曲げ内側壁や突出フラ
ンジなどにおいて座屈によるしわが生じ、そのため製品
形状が制限されてしまうという問題がある。例えば、他
部材との接合(スポット溶接など)のために必要とされ
る突出フランジは座屈が生じやすく、座屈によるしわが
生じると他部材との接合が困難となるおそれがある。
合には、座屈によるしわが発生しないように例えば所望
の曲げ半径および曲げ角度を変更したり、板厚増加或い
は板幅減少といった処置を行って座屈を防止するように
している。しかしながら、必要以上に板厚を増加させる
と過剰設計となって部材を軽量化することができなくな
るとともに、必要以上に板幅を減少させると所望の設計
寸法からのずれが問題となるため、板厚増加量などの設
計変更量はしわ発生を防止できる範囲でできるだけ小さ
く抑制することが好ましい。従って、曲げ加工を行う上
で、形材の各部位の板厚や板幅に応じた座屈限界曲げ半
径、或いは、所定の曲げ半径を座屈しわを生じさせずに
曲げ加工できる断面形状を正確に予測することが重要に
なる。
径予測方法として、本発明者による特開平11−285
23号公報に記載されたものが知られている。この方法
では、中空形材の断面形状が支持部およびコーナー部を
端部とする板要素の集合体であると仮定し、各板要素の
座屈限界応力を求めることで中空形材の座屈限界曲げ半
径、或いは、中空形材の座屈限界となる断面形状を予測
するようにしている。
上述した公報による予測方法では若干の誤差が生じるこ
とが判明したため、より高い精度で座屈限界曲げ半径を
予測することができる方法が求められている。
金からなる形材の座屈限界曲げ半径をきわめて高い精度
で予測することを可能とする形材の曲げ加工による座屈
限界曲げ半径の予測方法、形材の曲げ加工方法、また、
同様に、所定のまで半径まで座屈しわなしに曲げ加工で
きる断面形状の予測方法およびそのためのプログラムを
記録した記録媒体を提供することである。
発明の座屈限界曲げ半径の予測方法に必要な所量につい
て説明する。図1(a)は突出フランジ付きの口型中空
形材、図1(b)は突出フランジのない口型中空形材、
図1(c)は三角形断面の中空形材の断面図である。図
1(a)の中空形材1には、突出フランジ2が設けられ
た側を内側として曲げ加工を施す。この場合、座屈が生
じる可能性が最も高いのは突出フランジ2であると考え
られるので、突出フランジ2だけについて座屈が生じる
かどうかを予測すればよい。また、図1(b)の中空形
材4では、曲げ加工によって座屈が生じる可能性が最も
高いのは曲げ内側壁となるパネル5であると考えられ
る。従って、この場合は、パネル5だけについて座屈が
生じるかどうかを予測すればよい。また、図1(c)の
中空形材7には、三角形の1つの頂点を内側として曲げ
加工を施す。この場合、曲げ加工によって座屈が生じる
可能性が最も高いのは当該頂点で接続された2つのパネ
ル8であると考えられるので、パネル8だけについて座
屈が生じるかどうかを予測すれば十分である。つまり、
中空形材1では突出フランジ2が座屈限界を予測する対
象部位であり、中空形材4では曲げ内側壁となるパネル
5が座屈限界を予測する対象部位であり、中空形材7で
はパネル8が座屈限界を予測する対象部位である。
心半径(曲げ中心から曲げ中立軸3、6、9までの距
離)、tは当該曲げ加工による座屈限界を予測する対象
部位(中空形材1では突出フランジ2であり、中空形材
4ではパネル5)の肉厚、bは対象部位の板幅、hは曲
げ中立軸3、6、9から曲げ中心方向を正方向とした対
象部位の曲げ最内側部までの距離、h’は曲げ中立軸
5、6から曲げ中心方向を正方向とした対象部位の曲げ
最外側部までの距離である。図面から明らかなように、
図1(a)および図1(c)の場合にはh>h’であ
り、図1(b)の場合にはh=h’であり、特に図1
(c)の場合にはh’が負の値をとる。
の位置において曲げ内側と曲げ外側を分けたときに、曲
げ内側の断面積と曲げ外側の断面積とが同じになるとい
う条件で定められたものである。
法および座屈限界幅厚比の予測方法の基本的な考え方に
ついて説明する。形材の曲げ加工時に生じるしわは、形
材を構成する各構成パネルの座屈と見ることができる。
Stowell (1) によると、各構成パネルの座屈限界応力σ
crは、υをポアソン比、kを座屈係数、ζを塑性係数
(材料の加工硬化特性に依存する)、tおよびbをそれ
ぞれ座屈部位の肉厚および板幅、πを円周率として、以
下の式(4) のように表すことができる((1) :例えば、
林毅編、「軽構造の理論とその応用(上巻)」,JUS
E出版,pp205-207 ,1966年)。
に上記の結果を適用し、発生するしわの深さを求め、お
おむね実験と一致した解が得られることを確認している
(吉田正敏、藤原昭文,「塑性と加工」,vol38 、No.4
44(1997)、pp803-808 )。しかしながら、これは、供試
材がJIS規格によるT1調質材(すなわち、高温加工
から冷却後自然時効させたアルミニウム合金)であり且
つ矩形中空断面を有しているという条件の元における結
果であり、それ以外の調質材や複雑な形状の形材には適
用できるようになっていない。
応力σcrは、加工硬化特性がほぼ同じ材料の場合、k
(t/b)2 のみに依存するといえる。ここで、座屈
係数kは、パネルの支持条件および応力状態に依存する
係数であり、これを形材の形状から算出できれば矩形中
空形材だけではなく一般的な形材についてもしわ発生限
界曲げ半径または幅厚比を予測することが可能となると
考えられる。
り返した結果、形材の曲げ加工における座屈しわの発生
部位を、片端が支持部材で支持されているパネル(突出
フランジ)(a) と、両端が支持部材で支持されている
(突出フランジ以外の)パネル(b) とに分類すれば、簡
単に座屈係数kが求められることを知見するとともに、
それぞれの条件における座屈係数kの算出式をFEM解
析結果から見出した。すなわち、座屈係数kは、(a) 突
出フランジの場合には以下の式(5) のように表され、
(b) それ以外の場合には以下の式(6) のように表され
る。 k=1.38+0.794(η+1)1.628 (5) k=4.71+4.608(η+1)1.722 (6)
を表す定数であり、曲げ中立軸から構成パネルの曲げ最
内側部までの距離hおよび曲げ最外側部までの距離h’
を用いて次式(7) のように定義される。 η=−h’/h (7)
曲げ最内側部に発生するひずみεおよび材料の加工硬化
特性に依存する。ひずみεは上述した距離hと曲げ中心
半径Rとの比h/Rで定まる。そして、形材の構成パネ
ルに生じる応力が上記の座屈限界応力σcrと一致したと
きにしわが発生する。つまり、形材のしわ発生条件は、
fをR/hの関数、gをk(t/b)2 および加工硬化
特性の関数として、 f(R/h)=g((k(t/b)2 ),加工硬化特
性) のように表すことができる。
材料を、互いに加工硬化特性が似ている(A) JIS規格
によるO(焼きなましにより最も軟らかい状態となった
もの)、T1、T4(溶体化処理後自然時効させたも
の)を含む調質材(Oおよびアルミニウム合金材料を自
然時効させた加工硬化率が比較的大きい材料であり、本
発明において「T1系調質材」という)と、(B) JIS
規格によるT5(高温加工から冷却後人工時効硬化処理
したもの)、T6(溶体化処理後人工時効硬化処理した
もの)を含む調質材(アルミニウム合金材料を人工時効
硬化させた加工硬化率が比較的小さい材料であり、本発
明において「T5系調質材」という)とに分類すれば、
各調質材グループ内における加工硬化特性の差異が少な
いことを見出し、そして、各調質材グループについて、
実験解析結果に基づいて具体的な座屈しわ発生限界条件
を求めた。T1系調質材およびT5系調質材についての
しわ発生限界条件を以下の式(8) および(9) にそれぞれ
示す。
じて式(5) または(6) と、式(8) または(9) とを満たす
Rを求めることによって座屈限界曲げ半径および座屈限
界幅厚比を予測することが可能となる。例えば、突出フ
ランジを有するT1系調質材からなる形材の場合には、
式(5) と式(8) から座屈限界曲げ半径および座屈限界幅
厚比を求めることができ、突出フランジを有しないT5
系調質材からなる形材の場合には、式(6) と式(9) から
座屈限界曲げ半径および座屈限界幅厚比を求めることが
できる。なお、式(5) 、(6) 、(8) 、(9) 中に具体的な
数値で記載されている係数(0.032や0,845な
ど)は、本発明による予測結果に多大な影響を与えない
程度において適宜変更されてもよい。
パネルが座屈しないようにこれを曲げ加工する方法とし
ても捉えることができる。つまり、形材を構成するすべ
てのパネルについて以下の式(10)または式(11)と式(5)
または(6) とが満たされるようにすれば、アルミニウム
合金形材に座屈しわが生じないように曲げ加工を施すこ
とができる。
測方法をコンピュータに行わせるために、これらの方法
に係るプログラムをハードディスク、CD−ROMまた
はフロッピーディスクなどのコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体に記憶させておくことができる。その場合、
対象部位の板厚t、板幅b、距離h、h’を入力すると
ともに、対象部位が突出フランジかそれ以外かを選択し
さらに材料がT1系調質材或いはT5系調質材のどちら
に属するのかを選択することだけにより、上述した式に
基づいて座屈限界曲げ中心半径R(曲げ中心半径がさら
に与えられた場合には、座屈発生の有無)を簡単に予測
することができる。座屈限界幅厚比についても同様にし
て、予測方法をコンピュータに行わせるために、これら
の方法に係るプログラムをコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体に記憶させておくことができる。
ず、図2(a)〜(e)に示すような5種類の形状の中
空押出形材を、T1系調質材のアルミニウム合金材料で
ある6N01−T1材、6063−T4材または700
3−T1材から作成した。図2(a)は口型断面の中空
押出形材、図2(b)は曲げ内側に突出フランジが設け
られた口型断面の中空押出形材、図2(c)は三角形断
面の中空押出形材、図2(d)は曲げ外側に突出フラン
ジが設けられた口型断面の中空押出形材、図2(e)は
日型断面の中空押出形材である。これらの中空押出形材
は、フランジ幅が20〜100mm程度、ウェブ高さが
20〜80mm程度である。
ー、マルチベンダーなどの形材長手方向に張力が発生し
ない或いはその影響が非常に小さいベンダーを用いて、
それぞれ数種類の曲げ中心半径で上記中空押出形材に曲
げ加工を施し、曲げ内側壁や突出フランジなどに座屈し
わが発生しているかどうかを観察した。その結果をR/
hとk(t/b)2 との関係を表す図3に描いた。ま
た、図3にはしわ発生限界曲線31を式(8) に基づいて
描いた。
種類の形状の中空押出形材を、T5系調質材のアルミニ
ウム合金材料である6063−T6材または6N01−
T5材から作成した。そして、ロールベンダーなどの形
材長手方向に張力が発生しない或いはその影響が非常に
小さいベンダーを用いて、それぞれ数種類の曲げ中心半
径で上記中空押出形材に曲げ加工を施し、曲げ内側壁や
突出フランジなどに座屈しわが発生しているかどうかを
観察した。その結果をR/hとk(t/b)2との関係
を表す図4に描いた。また、図4にはしわ発生限界曲線
41を式(9) に基づいて描いた。
生することなく成形できたもの、×印は形材長手方向に
周期的なしわが発生したものである。図3および図4か
ら、式(8) および(9) にしたがって描かれたしわ発生限
界線31、41は、実際の曲げ加工によるしわ発生限界
と高い精度で一致していることが分かる。
行う前にしわ発生有無を高い精度で予測することができ
るようになり、さらには、しわ発生しない曲げ加工条件
(曲げ中心半径R、幅厚比t/b、ウェブ高さhなど)
の改善案を上述した式に基づいて容易に抽出することが
可能である。そのため、座屈しわを防止しつつ可能な限
り部材を肉薄なものとして軽量化を実現することができ
るとともに、座屈しわを防止するために行う設計変更を
最小限に抑制することができるようになる。なお、上述
の実施例では中空形材だけについて実験を行ったが、本
発明は中空形材以外の一般の形材についても同様に適用
することが可能である。
アルミニウム合金からなる形材の座屈限界曲げ半径およ
び座屈限界幅厚比をきわめて高い精度で予測することが
可能になるとともに、座屈が生じないように形材に曲げ
加工を施すことができるようになる。
所量について説明するための中空形材の断面図である。
を示す模式図である。
しわの発生状況としわ発生限界曲線とを示すグラフであ
る。
しわの発生状況としわ発生限界曲線とを示すグラフであ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 アルミニウム合金からなる形材の曲げ加
工における座屈限界曲げ半径として、下記の式(1) およ
び(2) を満たすような曲げ中心半径(曲げ中心から曲げ
中立軸までの距離)Rを求めることを特徴とする座屈限
界曲げ半径の予測方法。 【数1】 【数2】 (t:形材のうちで座屈限界を予測する対象部位の肉
厚,b:当該対象部位の板幅,h:曲げ中立軸から曲げ
中心方向を正方向とした当該対象部位の曲げ最内側部ま
での距離,k:座屈係数,(A,B,C):形材がT1
系調質材の場合とT5系調質材の場合とで異なる係
数),η:応力状態を表す定数(=−h’/h),
h’:曲げ中立軸から曲げ中心方向を正方向とした当該
対象部位の曲げ最外側部までの距離,(D,E,F):
当該対象部位が突出フランジの場合と突出フランジ以外
の場合とで異なる係数) - 【請求項2】 アルミニウム合金からなる形材の曲げ加
工における座屈限界幅厚比として、下記の式(1) および
(2) を満たすような幅厚比b/t(b:形材のうちで座
屈限界を予測する対象部位の板幅,t:当該対象部位の
肉厚)を求めることを特徴とする座屈限界幅厚比の予測
方法。 【数3】 【数4】 (R:形材の曲げ中心半径(曲げ中心から曲げ中立軸ま
での距離),h:曲げ中立軸から曲げ中心方向を正方向
とした当該対象部位の曲げ最内側部までの距離,k:座
屈係数,(A,B,C):形材がT1系調質材の場合と
T5系調質材の場合とで異なる係数),η:応力状態を
表す定数(=−h’/h),h’:曲げ中立軸から曲げ
中心方向を正方向とした当該対象部位の曲げ最外側部ま
での距離,(D,E,F):当該対象部位が突出フラン
ジの場合と突出フランジ以外の場合とで異なる係数) - 【請求項3】 アルミニウム合金からなる形材の曲げ加
工方法において、 形材を構成するすべての部位について下記の式(3) およ
び(2) を満たすような曲げ中心半径(曲げ中心から曲げ
中立軸までの距離)Rで前記形材に曲げ加工を施すこと
を特徴とする形材の曲げ加工方法。 【数5】 【数6】 (t:形材の任意の部位の肉厚,b:当該部位の板幅,
h:曲げ中立軸から曲げ中心方向を正方向とした当該部
位の曲げ最内側部までの距離,k:座屈係数,(A,
B,C):形材がT1系調質材の場合とT5系調質材の
場合とで異なる係数),η:応力状態を表す定数(=−
h’/h),h’:曲げ中立軸から曲げ中心方向を正方
向とした当該部位の曲げ最外側部までの距離,(D,
E,F):当該部位が突出フランジの場合と突出フラン
ジ以外の場合とで異なる係数) - 【請求項4】 アルミニウム合金からなる形材の曲げ加
工における座屈限界曲げ半径として、下記の式(1) およ
び(2) を満たすような曲げ中心半径(曲げ中心から曲げ
中立軸までの距離)Rを求める処理をコンピュータに行
わせるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体。 【数7】 【数8】 (t:形材のうちで座屈限界を予測する対象部位の肉
厚,b:当該対象部位の板幅,h:曲げ中立軸から曲げ
中心方向を正方向とした当該対象部位の曲げ最内側部ま
での距離,k:座屈係数,(A,B,C):形材がT1
系調質材の場合とT5系調質材の場合とで異なる係
数),η:応力状態を表す定数(=−h’/h),
h’:曲げ中立軸から曲げ中心方向を正方向とした当該
対象部位の曲げ最外側部までの距離,(D,E,F):
当該対象部位が突出フランジの場合と突出フランジ以外
の場合とで異なる係数) - 【請求項5】 アルミニウム合金からなる形材の曲げ加
工における座屈限界幅厚比として、下記の式(1) および
(2) を満たすような幅厚比b/t(b:形材のうちで座
屈限界を予測する対象部位の板幅,t:当該対象部位の
肉厚)を求める処理をコンピュータに行わせるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。 【数9】 【数10】 (R:形材の曲げ中心半径(曲げ中心から曲げ中立軸ま
での距離),h:曲げ中立軸から曲げ中心方向を正方向
とした当該対象部位の曲げ最内側部までの距離,k:座
屈係数,(A,B,C):形材がT1系調質材の場合と
T5系調質材の場合とで異なる係数),η:応力状態を
表す定数(=−h’/h),h’:曲げ中立軸から曲げ
中心方向を正方向とした当該対象部位の曲げ最外側部ま
での距離,(D,E,F):当該対象部位が突出フラン
ジの場合と突出フランジ以外の場合とで異なる係数)
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CN111331014A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-06-26 | 西北工业大学 | 飞机型材自阻电加热增量式自由弯曲成形夹具及成形方法 |
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