JP2001205150A - 塗装用ドア治具 - Google Patents

塗装用ドア治具

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JP2001205150A
JP2001205150A JP2000016453A JP2000016453A JP2001205150A JP 2001205150 A JP2001205150 A JP 2001205150A JP 2000016453 A JP2000016453 A JP 2000016453A JP 2000016453 A JP2000016453 A JP 2000016453A JP 2001205150 A JP2001205150 A JP 2001205150A
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door
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opening
angle
slide door
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Toshitake Shiratani
敏武 白谷
Terushige Toiyama
輝重 問山
Isao Maekawa
功夫 前川
Isamu Kitamura
勇 北村
Aisaku Tada
愛作 多田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C21/00Arrangements or combinations of wing fastening, securing, or holding devices, not covered by a single preceding main group; Locking kits
    • E05C21/005Provisional arrangements between door and frame for holding vehicle doors closed or partially open during manufacturing or maintenance

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドドアを所定角度に開いた位置に固定
可能とすることにより、スライドドアの内面への内張り
等の作業をする際に邪魔とならないようにした塗装用ド
ア治具を提供する。 【解決手段】 車体側面7をスライドしてドア開口部8
を開閉するスライドドア4の一端部をリンク機構6を介
して車体2に仮止めし、リンク機構6が変位することに
よりスライドドア4の開閉動作を案内する塗装用ドア治
具1であって、開動作規制ピン36と閉動作規制ピン3
7およびピン穴38とを有するストッパ機構により、リ
ンク機構6を所定の変位位置に保持し、これによりスラ
イドドア4を車体側面7に対して所定の開き角度に固定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドドアの一
端部を車体に仮止めし、車体およびスライドドアを同時
に塗装して、車体とスライドドアとの間に色差が生ずる
ことを防止するために用いる塗装用ドア治具に関する。
【0002】
【従来の技術】前記塗装用ドア治具としては、特開平1
1−262706号公報に記載されたものが知られてい
る。図8に示すように、この特開平11−262706
号公報に記載された塗装用ドア治具101は、車体10
2側に着脱自在に固定される車体被固定部103と、ス
ライドドア104側に着脱自在に固定されるドア被固定
部105と、車体被固定部103とドア被固定部105
との間に連結された第一の揺動アーム106および第二
の揺動アーム107とを備えている。
【0003】第一の揺動アーム106および第二の揺動
アーム107の基端部は、車体被固定部103のブラケ
ット108に回動可能に連結されている。第一の揺動ア
ーム106および第二の揺動アーム107の先端部は、
ドア被固定部105のブラケット109に回動可能に連
結されている。車体被固定部103のブラケット10
8、第一の揺動アーム106、ドア被固定部105のブ
ラケット109および第二の揺動アーム107から四節
リンク機構が構成される。スライドドア104が開閉さ
れると、第一の揺動アーム106と第二の揺動アーム1
07とが互いに並んで揺動して変位し、ドア被固定部1
05と一体的にスライドドア104が変位する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記特開平
11−262706号公報に記載された塗装用ドア治具
101にあっては、スライドドア104を開いた状態の
所定角度で固定することができないので、スライドドア
104の内面104aに内張り等の作業をするときに、
スライドドア104に作業員の身体が触れる等して、ス
ライドドア104が開方向あるいは閉方向に動作して作
業の邪魔となるおそれがある。
【0005】本発明の目的は、スライドドアを所定角度
に開いた位置に固定可能とすることにより、スライドド
アの内面への内張り等の作業をする際に邪魔とならない
ようにした塗装用ドア治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は次のように構成されている。本発明は、車
体側面をスライドしてドア開口部を開閉するスライドド
アの一端部をリンク機構を介して前記車体に仮止めし、
前記リンク機構が変位することにより前記スライドドア
の開閉動作を案内する塗装用ドア治具であって、前記リ
ンク機構を所定の変位位置に保持することにより、前記
スライドドアを前記車体側面に対して所定の開き角度に
固定するストッパ機構を有する。
【0007】また、本発明では、リンク機構は、前記車
体側と前記スライドドア側とを連結する揺動可能な二本
の揺動アームを有しており、開動作中の前記スライドド
アと前記車体側面との間の開き角度が前記所定角度に近
づくと、二本の前記揺動アームが互いに交差するように
設けられており、前記ストッパ機構は、開動作にある前
記スライドドアと前記車体側面との間の開き角度が所定
角度に達したら、二本の交差した前記揺動アームをその
ときの変位位置に保持する。
【0008】また、本発明では、ストッパ機構は、二本
の前記揺動アームの一方または両方に設けられた開動作
規制部材を有しており、開動作にある前記スライドドア
と前記車体側面との間の角度が前記所定角度に達した
ら、二本の交差した前記揺動アームを前記開動作規制部
材を介して互いに突き当てて、そのときの変位位置を超
えて変位することを規制することにより、前記スライド
ドアの前記所定角度を超える開動作を規制する。
【0009】また、本発明では、ストッパ機構は、二本
の前記揺動アームの一方または両方に着脱可能とされた
閉動作規制部材を有しており、開動作にある前記スライ
ドドアと前記車体側面との間の開き角度が前記所定角度
に達したら、前記揺動アームに前記閉動作規制部材を装
着し、この閉動作規制部材によって二本の交差した前記
揺動アームがそのときの変位位置から戻る方向に変位す
ることを規制することにより、前記スライドドアの前記
所定角度から戻る閉動作を規制する。
【0010】また、本発明では、スライドドアと前記車
体側面との間の所定開き角度は、略直角に設定されてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の塗装用ドア治具の
一実施形態を図1〜図7を参照しながら説明する。図1
は、本発明の塗装用ドア治具の一実施形態の全体を示し
ている。また、図2〜図5は構成部品を示し、図6およ
び図7は作用状態を示している。図1は、本発明の塗装
用ドア治具1の一実施形態を車体2の内側から見たもの
を示している。この塗装用ドア治具1は、車体2側に着
脱自在に固定される車体被固定部3と、スライドドア4
側に着脱自在に固定される上下に設けられたドア被固定
部5A,5Bと、車体被固定部3と上下のドア被固定部
5A,5Bとの間に構成されたリンク機構6と、スライ
ドドア4を車体側面7に対して所定の開き角度に固定す
るストッパ機構としての開動作規制ピン36、閉動作規
制ピン37(図7参照)およびピン穴38とを備えてい
る。
【0012】スライドドア4は、車体側面7をスライド
してドア開口部8を開閉するものである。図1には、ス
ライドドア4がドア開口部8を閉じている状態を示して
いる。車体被固定部3の上部および下部付近には、ドア
被固定部5A,5Bおよびリンク機構6が互いにほぼ同
様に構成されて配置されている。車体被固定部3は、図
1および図2に示すように、ボルト穴9およびフック1
0を有するブラケット11が一端部に設けられた上部横
杆12および下部横杆13と、上部横杆12と下部横杆
13との間をブラケット11の近傍で上下に連結する第
一の縦杆14と、上部横杆12および下部横杆13の他
端部に固定された第二の縦杆15とを備えている。ブラ
ケット11から下方に突出するフック10が車体の穴や
窪み等の被係合部(図示省略)に係合され、またボルト
穴9を通してボルト(図示省略)が車体2にねじ込まれ
ることにより、車体被固定部3が車体2の内面に着脱自
在に固定される。
【0013】第二の縦杆15の上端部および下端部には
それぞれ、ブラケット16が設けられている。このブラ
ケット16は、その両端部にそれぞれ第一の支持部17
および第二の支持部18を備えている。第一の支持部1
7は第二の縦杆15の外側に位置しており、第二の支持
部18は第二の縦杆15の内側に位置している。また、
上部のブラケット16では第一の支持部17より第二の
支持部18の方が位置が高く、下部のブラケット16で
は第二の支持部18より第一の支持部17の方が位置が
高くなるように設けられている。
【0014】前記リンク機構6を構成する第一の揺動ア
ーム19は、図1および図3に示すように、その基端に
設けられた基端被支持部21と、先端に屈曲して設けら
れた先端支持部22とを備えている。第一の揺動アーム
19は、その基端被支持部21が前記ブラケット16の
第一の支持部17にピン23により連結されることによ
り、第一の支持部17に対して水平方向に揺動可能に連
結される。上部の第一の揺動アーム19と下部の第一の
揺動アーム19とは、互いに縦連結杆24により連結さ
れている。
【0015】また、前記リンク機構6を構成する第二の
揺動アーム20は、図1および図4に示すように、前記
第一の揺動アーム19より短く構成されており、基端に
設けられた基端被支持部25と、先端に屈曲して設けら
れた先端支持部26とを備えている。第二の揺動アーム
20は、その基端被支持部25が前記ブラケット16の
第二の支持部18にピン27により連結されることによ
り、第二の支持部18に対して水平方向に揺動可能に連
結される。
【0016】一方、上部のドア被固定部5Aは、図1お
よび図5に示すように、その一面に設けられた第一のブ
ラケット28および第二のブラケット29と、反対面に
設けられスライドドア4に対して着脱自在に固定される
ことに用いる被着部30とを有している。被着部30
は、スライドドア4の内面の一端部に差し込まれる差込
みピン31と、スライドドア4にボルト止めするための
ボルト穴32とを有するブラケット33とを有してい
る。第一のブラケット28および第二のブラケット29
は、差込みピン31の軸線に対し傾斜して突設されてお
り、且つ第二のブラケット29が第一のブラケット28
より長く設定されている。第一のブラケット28は、第
一の揺動アーム19の先端支持部22にピン34により
回動可能に支持されている。第二のブラケット29は、
第二の揺動アーム20の先端支持部26にピン35によ
り回動可能に支持されている。
【0017】下部のドア被固定部5Bは、図1に示すよ
うに、上部のドア被固定部5Aとほぼ同様に構成されて
いるが、図5に示したようなブラケット33を有してお
らず、また、第一のブラケット28と第二のブラケット
29との位置が図5に示した上部のドア被固定部5とは
上下逆である点で相違する。
【0018】リンク機構6は、車体被固定部3のブラケ
ット16と、第一の揺動アーム19と、ドア被固定部5
A,5Bの第一のブラケット28および第二のブラケッ
ト29との間の部位と、第二の揺動アーム20とから、
四節リンク機構として構成される。
【0019】また、ストッパ機構は、図1および図7に
示すように、スライドドア4の所定の開き角度(例えば
図7に示すように車体側面7に対して略直角、以下、直
角という)を超える開動作を規制する開動作規制部材と
しての開動作規制ピン36と、スライドドア4の直角か
ら戻る閉動作を規制する閉動作規制部材としての閉動作
規制ピン37およびピン穴38とを備えている。なお、
スライドドア4を固定する所定の開き角度としては、直
角に限らず、任意の角度に設定することができる。
【0020】開動作規制ピン36は、図1および図6に
示すように、第一の揺動アーム19における第二の揺動
アーム20に対向する部位に固定されている。なお、開
動作規制部材は、第二の揺動アーム20に設けられても
よく、第一の揺動アーム19および第二の揺動アーム2
0の両方に設けられてもよく、またその形状も図示した
ピン状のものに限らない。
【0021】図7および図1に示すように、閉動作規制
ピン37は、頭部37aを有している。ピン穴38は、
第一の揺動アーム19を上下に貫通し、閉動作規制ピン
37が差し込み・引き抜きにより着脱自在とされてい
る。なお、図1では閉動作規制ピン37が図示されてお
らず、図7では閉動作規制ピン37は大きめに示されて
いる。なお、閉動作規制部材は、ピン穴38の代わりに
第一の揺動アーム19の側面に固定された筒部材(図示
省略)としてもよく、その他、閉動作規制部材の構造、
形状については適宜設けることができる。
【0022】前記のように構成された塗装用ドア治具1
にあっては、次のようにスライドドア4を直角に固定す
る。まず、図6および図1に示すように、スライドドア
4が閉じられている状態では、第一の揺動アーム19と
第二の揺動アーム20とは交差せずに並んだ状態にあ
る。
【0023】このスライドドア4が閉じた状態から、作
業者はスライドドア4に力を加えてスライドドア4を開
いていく。この開動作にあるスライドドア4が直角に近
づくと、第一の揺動アーム19と第二の揺動アーム20
とは交差しはじめる。
【0024】スライドドア4と車体側面7との間の開き
角度が図7に示すように直角に達したら、図示するよう
に第一の揺動アーム19と第二の揺動アーム20とは、
第一の揺動アーム19に設けられた開動作規制ピン36
を介して互いに突き当たることにより、直角を超えて変
位することが規制される。その結果、スライドドア4
は、直角を超えて開かれることが規制される。このよう
にスライドドア4が開動作規制ピン36により直角を超
える開動作が規制された後、作業者が第一の揺動アーム
19のピン穴38に閉動作規制ピン37を差し込む。す
ると、第二の揺動アーム20が閉動作規制ピン37の頭
部37aにより戻り動作が規制されることにより、スラ
イドドア4の閉方向への動作が規制される。
【0025】このようにスライドドア4が直角になる
と、第一の揺動アーム19および第二の揺動アーム20
が開動作規制ピン36と閉動作規制ピン37およびピン
穴38とにより開動作と閉動作とが規制されて直角に保
持され、これによりスライドドア4は直角に固定され
る。したがって、作業者の体がスライドドア4に触れて
もスライドドア4が動くことがなく、スライドドア4の
内面4aの内張り等の作業を邪魔することが防止され
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明の塗装用ドア治具に
よると、次のような効果を奏する。請求項1の塗装用ド
ア治具によると、ストッパ機構によりリンク機構を所定
の変位位置に保持して、スライドドアを所定の開き角度
に固定するので、スライドドアの内面への内張り等の作
業をする際に邪魔となることを防止できる。
【0027】請求項2の塗装用ドア治具によると、車体
側とスライドドア側とを連結する二本の揺動アームを交
差可能に設け、交差した二本の揺動アームをストッパ機
構により前記の変位位置に保持するので、簡素な構造に
よりスライドドアを所定の開き角度に固定することがで
きる。
【0028】請求項3に記載された塗装用ドア治具によ
ると、開動作にあるスライドドアが所定の開き角度に達
したら、二本の交差した揺動アームが開動作規制部材を
介して互いに突き当たることにより、そのときの変位位
置を超えて変位することが規制されるので、簡素な構造
によりスライドドアが所定の開き角度を超えて開動作す
ることを防止できる。
【0029】請求項4に記載された塗装用ドア治具によ
ると、開動作にあるスライドドアが所定の開き角度に達
したら、揺動アームに閉動作規制部材を装着することに
より、そのときの変位位置より戻ることを規制するの
で、簡素な構造によりスライドドアが所定角度から閉動
作することを防止できる。
【0030】請求項5に記載された塗装用ドア治具によ
ると、スライドドアが固定される所定の開き角度が略直
角に設定されているので、作業者がスライドドアの内面
の内張り等の作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の塗装用ドア治具の一実施形態を車体
の内側から見た斜視図である。
【図2】 図1の塗装用ドア治具の車体被固定部を示し
ており、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平
面図である。
【図3】 図1の塗装用ドア治具の第一の揺動アームを
示しており、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図4】 図1の塗装用ドア治具の第二の揺動アームを
示しており、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図5】 図1の塗装用ドア治具のドア被固定部を示し
ており、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】 図1の塗装用ドア治具におけるスライドドア
を閉じたときの作用状態図である。
【図7】 図1の塗装用ドア治具におけるスライドドア
を略直角に開いたときの作用状態図である。
【図8】 従来の塗装用ドア治具におけるスライドドア
の作用状態図である。
【符号の説明】
1 塗装用ドア治具 2 車体 4 スライドドア 6 リンク機構 7 車体側面 8 ドア開口部 19 第一の揺動アーム 20 第二の揺動アーム 36 開動作規制ピン(開動作規制部材) 37 閉動作規制ピン(閉動作規制部材) 38 ピン穴(閉動作規制部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 功夫 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内 (72)発明者 北村 勇 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内 (72)発明者 多田 愛作 三重県鈴鹿市下大久保町2758−14 Fターム(参考) 3D114 AA03 BA13 DA18 4D075 AA53 AA62 AA65 AA67 DC12 4F035 AA03 CA05 CB26 4F042 AA09 DF07 DF16 DF28 DF36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側面をスライドしてドア開口部を開
    閉するスライドドアの一端部をリンク機構を介して前記
    車体に仮止めし、前記リンク機構が変位することにより
    前記スライドドアの開閉動作を案内する塗装用ドア治具
    であって、 前記リンク機構を所定の変位位置に保持することによ
    り、前記スライドドアを前記車体側面に対して所定の開
    き角度に固定するストッパ機構を有することを特徴とす
    る塗装用ドア治具。
  2. 【請求項2】 前記リンク機構は、前記車体側と前記ス
    ライドドア側とを連結する揺動可能な二本の揺動アーム
    を有しており、開動作中の前記スライドドアと前記車体
    側面との間の開き角度が前記所定角度に近づくと、二本
    の前記揺動アームが互いに交差するように設けられてお
    り、 前記ストッパ機構は、開動作にある前記スライドドアと
    前記車体側面との間の開き角度が所定角度に達したら、
    二本の交差した前記揺動アームをそのときの変位位置に
    保持することを特徴とする請求項1に記載された塗装用
    ドア治具。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ機構は、二本の前記揺動ア
    ームの一方または両方に設けられた開動作規制部材を有
    しており、開動作にある前記スライドドアと前記車体側
    面との間の開き角度が前記所定角度に達したら、二本の
    交差した前記揺動アームを前記開動作規制部材を介して
    互いに突き当てて、そのときの変位位置を超えて変位す
    ることを規制することにより、前記スライドドアの前記
    所定角度を超える開動作を規制することを特徴とする請
    求項2に記載された塗装用ドア治具。
  4. 【請求項4】 前記ストッパ機構は、二本の前記揺動ア
    ームの一方または両方に着脱可能とされた閉動作規制部
    材を有しており、開動作にある前記スライドドアと前記
    車体側面との間の開き角度が前記所定角度に達したら、
    前記揺動アームに前記閉動作規制部材を装着し、この閉
    動作規制部材によって二本の交差した前記揺動アームが
    そのときの変位位置から戻る方向に変位することを規制
    することにより、前記スライドドアの前記所定角度から
    戻る閉動作を規制することを特徴とする請求項2に記載
    された塗装用ドア治具。
  5. 【請求項5】 前記スライドドアと前記車体側面との間
    の所定開き角度は、略直角に設定されていることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載された塗装
    用ドア治具。
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