JP2001204880A - 遊技スイッチ装置 - Google Patents

遊技スイッチ装置

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JP2001204880A
JP2001204880A JP2000015979A JP2000015979A JP2001204880A JP 2001204880 A JP2001204880 A JP 2001204880A JP 2000015979 A JP2000015979 A JP 2000015979A JP 2000015979 A JP2000015979 A JP 2000015979A JP 2001204880 A JP2001204880 A JP 2001204880A
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switch
casing
lock
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spring
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JP2000015979A
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English (en)
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Katsunobu Kobayashi
克亘 小林
Takeshi Otani
武 大谷
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチの操作性向上を図る。 【解決手段】 装置本体2に形成された第1開口部7
と、装置本体2の内部に回転可能に取付けられたスイッ
チケーシング10と、スイッチケーシング10の第2開
口部24に対応する前面に設けられたスイッチ操作部材
25と、スイッチ操作部材25によりオン動作及びオフ
動作されるようにスイッチケーシング10内部に設けら
れたスイッチ31と、スイッチケーシング10の装置本
体2に対する異なる複数の回転位置を固定するロック機
構35とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ットマシン等の遊技機に用いられる遊技スイッチ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】実用新案登録第3048654号公報に
は、スイッチ配列部を操作位置と他位置とに位置替えさ
せる遊技スイッチ装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の遊
技スイッチ装置は、スイッチ配列部がスロットマシン前
面の左右に設けられた投入メダルスイッチ部とメダル投
入部とに回転可能に取付けられた構造であるので、スロ
ットマシン前面のスイッチ周りに凹凸感が形成され、ス
イッチ配列部のスイッチを操作する際、遊技者の手が上
記凹凸に干渉し、スイッチの操作性が悪くなることは否
めない。
【0004】そこで、本発明は、スイッチの操作性を向
上することができる遊技スイッチ装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、装置
本体に形成された開口部と、装置本体の内部に回転可能
に取付けられたスイッチケーシングと、スイッチケーシ
ングの開口部に対応する前面に設けられたスイッチ操作
部材と、スイッチ操作部材によりオン動作及びオフ動作
されるようにスイッチケーシング内部に設けられたスイ
ッチと、スイッチケーシングの装置本体に対する異なる
複数の回転位置を固定するロック機構とを備えたことを
特徴としている。よって、本発明によれば、スイッチケ
ーシングが装置本体内にロック機構で異なる複数の回転
位置に固定されるように設けられ、スイッチ操作部材が
装置本体の開口部に対応するスイッチケーシングの前面
に設けられることにより、スイッチ操作部材周りにおけ
る装置本体前面との凹凸感が減少し、スイッチの操作性
を向上することができる。又、本発明にあっては、装置
本体がスイッチケーシングを複数の回転位置で受止める
第1・第2ストッパを備えれば、スイッチケーシングが
複数の回転位置に定まるので、ロック機構の固定操作が
適確に行える。又、本発明にあっては、装置本体の内部
にばね支持部を設け、ばね支持部とスイッチ操作部材と
の間にばねを配置したので、スイッチ操作部材が操作さ
れるに連れてばね力が発生し、スイッチ操作部材への操
作力が解放されることにより、スイッチ操作部材がばね
力により元の位置に復元される。又、本発明にあって
は、ロック機構がスイッチケーシングに設けられた第1
・第2ロック孔と、装置本体に設けられたロックピンと
を備えれば、製作が容易なロック孔に比べて横方向に移
動自在に形成する付属構造が複雑なロックピンが1つで
よく、ロック機構の構造が簡単になる。又、本発明にあ
っては、ロック機構がスイッチケーシングの回転運動範
囲を規制する機能を兼備えれば、スイッチケーシングへ
の必要以上の回転防止する機構とスイッチケーシングの
回転位置を固定する機構とが集合できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の第1実施形
態であって、図1は遊技スイッチ装置1が前側を向いて
固定された断面を示し、図2は遊技スイッチ装置1が上
側を向いて固定された断面を示し、図3は遊技スイッチ
装置1の外観を示し、図4は図1の遊技スイッチ装置1
が搭載された球式スロットマシンの外観を示す。
【0007】図1ないし図2を参照し、遊技スイッチ装
置1の内部構成について説明する。遊技スイッチ装置1
は、合成樹脂より成る装置本体2の内部にスイッチケー
シング10が支点3を中心として上下方向に回転可能に
組付けられる。装置本体2は、支点3から1つの曲率半
径を持つ弧状に形成された前壁4、前壁4の内側面より
支点3側に突出する第1・第2ストッパ5;6、前壁4
に形成された横長な長方形の第1開口部7を有する。第
1開口部7は、スイッチケーシング10の前壁部12を
前側より視認し得るように装置本体2の前壁4に形成さ
れた開口部である。第1・第2ストッパ5;6は、装置
本体2に対するスイッチケーシング10の回転運動範囲
を規制するものである。そして、スイッチケーシング1
0が図1のように前方を向いた状態から図2のように上
方に向いた状態に回転したときに、スイッチケーシング
10の上外側面と第1ストッパ5とが接触して、スイッ
チケーシング10の第1回転位置が規定される。よっ
て、スイッチケーシング10に装着されたスイッチ操作
部材25が開口部7の中で上側に向けられる。又、スイ
ッチケーシング10が図2のように上方を向いた状態か
ら図1のように前方に向いた状態に回転したときに、ス
イッチケーシング10の下外側面と第2ストッパ6とが
接触して、スイッチケーシング10の第2回転位置が規
定される。よって、スイッチケーシング10に装着され
たスイッチ操作部材25が開口部7の中で前側に向けら
れる。
【0008】スイッチケーシング10は、装置本体2の
内部に配置された合成樹脂製の全体的に支点3より装置
本体2の前壁4側に行くに従って徐々に広くなる断面釣
鐘型で横長な閉じられた内部空間を有する箱体であっ
て、ケーシング本体部11と前壁部12との複合体とし
て構成される。ケーシング本体部11は、釣鐘断面の上
部を区画する上壁13、釣鐘断面の下部を区画する下壁
14、上壁13と下壁14とを相互に繋ぐ後壁15、内
部空間の左右を区画する左右側壁16を有する。左右側
壁16の一方には、支点3を中心とする1つの円周上に
ロック機構35の第1・第2ロック孔39;40が形成
される。
【0009】ケーシング本体部11には、ばね支持部1
8と、左右側壁16相互に連なるスイッチ取付部17と
が設けられる。ばね支持部18は、中央の第1ばね受部
19と、第1ばね受部19に形成された貫通孔20と、
第1ばね受部19より上下方向に突出するブラケット部
21とを有する。第1ばね受部19はブラケット部21
より支点3側に窪む溝形状であり、ばね30をがたつき
がないように挿入し得る寸法に設定される。貫通孔20
は、スイッチ操作部材25のオン・オフ動作部27をが
たつくことがないように移動し得る整合孔として形成さ
れる。
【0010】前壁部12は、支点3を中心とする1つの
曲率半径を有する弧状に形成される。前壁部12の前側
面は、装置本体2における前壁4の内側面と全体的に整
合する弧状である。前壁部12がケーシング本体部11
の前側開口部を閉鎖した状態でケーシング本体部11に
取付けられることによって、前壁部12とケーシング本
体部11とがスイッチケーシング10を構成する。
【0011】前壁部12は、筒状のガイド部22と円状
の第2開口部24とを有する。ガイド部22は、第2開
口部24周りにおける前壁部12の内側面よりスイッチ
ケーシング10の内部に突出してブラケット部21に接
触される。ガイド部22の内径は、スイッチ操作部材2
5のフランジ29をがたつくことがないように移動し得
る寸法に設定される。第2開口部24は、ガイド部22
の内径より小径で前壁部12の内外に貫通し、スイッチ
操作部材25の押壁26を前壁部12の内側より外側に
突出させるためにスイッチケーシング10に形成された
開口部である。
【0012】スイッチ操作部材25は、スイッチケーシ
ング10の内部に配置される合成樹脂製の全体的にハッ
ト帽子のような形態である。ハット帽子の帽子部に相当
する前方閉鎖筒状の押壁26には、棒状のオン・オフ動
作部27が中央部より後方に向って突出する。オン・オ
フ動作部27の基部の周りには、押壁26の内部窪みを
形成する内側面により第2ばね受部28が形成される。
押壁26には、環状のフランジ29が押壁26の開口全
縁より径方向外側に突出する。第2ばね受部28は、第
1ばね受部19と同じようにばね30のがたつきを防止
する大きさである。
【0013】押壁26の前側面は、装置本体2の前壁4
と連なる弧状に形成される。押壁26の筒状部分の外周
面と第2開口部24の内周面との間の嵌合面間は、ピア
ノ線のような不正操作部材が進入し得ない程度に設定さ
れる。フランジ29がガイド部22にがたつきのないよ
うに移動し得ることから、フランジ29の外周面とガイ
ド部22との間の嵌合面間は、ピアノ線のような不正操
作部材が進入することが防止される。オン・オフ動作部
27は、スイッチ操作部材25のフランジ29が前壁部
12の内面側に接触した状態において、オン・オフ動作
部27の先端がばね支持部18の貫通孔20に挿入され
ている。ばね30は、オン・オフ動作部27を非接触に
囲むコイルばねより成る。ばね30が第1・第2ばね受
部19;28に挿入された状態において、ばね30の両
端が第1・第2ばね受部19;28の前後で相対峙する
面に接触し、ばね30が第1・第2ばね受部19;28
で伸縮方向にがたつかないように支持される。
【0014】スイッチ31は、スイッチ操作部材25側
に位置するようにスイッチ取付部17に取付けられた、
非接触タイプであって、オン・オフ動作部27が非接触
に通過し得る凹部32を形成するように相対峙する一対
の感知部33を有する。感知部33はスイッチ素子とし
ての発光部とスイッチ素子としての受光部とにより形成
される。そして、発光部から受光部への光路が凹部32
を経由して形成される。
【0015】スイッチケーシング10とスイッチ操作部
材25とスイッチ31との組立順序について説明する。
スイッチ31がケーシング本体部11のスイッチ取付部
17に取付けられる。スイッチ操作部材25の押壁26
が前壁部12のガイド部22側から挿入される。このと
き、押壁26が第2開口部24から突出し、フランジ2
9が前壁部12に接触する。そして、ばね30の一端が
オン・オフ動作部27を経由してスイッチ操作部材25
の第2ばね受部28に挿入される。それから、オン・オ
フ動作部27がばね支持部18の貫通孔20に挿入さ
れ、第1ばね受部19がばね30の他端側に被せられ
る。その状態において、ばね30の両端が第1・第2ば
ね受部19;28に接触し、ばね支持部18と前壁部1
2とがねじ又は接着剤等で相互に結合される。ケーシン
グ本体部11の開口部側が前壁部12に被せられた後
に、前壁部12がケーシング本体部11にねじ又は接着
剤等により接合される。このように、前壁部12とスイ
ッチ操作部材25とばね支持部18とから成る複合体
を、ケーシング本体部11に組付けたが、ばね支持部1
8が設けられたケーシング本体部11に対して、前壁部
12とスイッチ操作部材25とばね30とを組付けるこ
とも可能である。
【0016】図3を参照し、ロック機構35について説
明する。ロック機構35は、スイッチケーシング10の
装置本体2に対する異なる複数の回転位置を固定するも
のである。ロック機構35は、前壁4に形成された第3
開口部36と、第3開口部36に裏打されるように配置
されたロック操作部材37と、ロック操作部材37より
第1開口部7側に突出するロックピン38と、ロックピ
ン38が個別に挿入される図1に示す第1・第2ロック
孔39;40とを備える。第3開口部36は、第1開口
部7の左側に位置しており、横長な長方形である。ロッ
ク操作部材37は、左右方向に移動し得るように装置本
体2に取り付けられており、第3開口部36より突出す
るつまみ41を有する。つまみ41の周りのロック操作
部材37の前面側が、第3開口部36を閉鎖する。これ
によって、第3開口部36周りにおける前壁4の内側面
とロック操作部材37との隙間は、ピアノ線のような不
正操作部材が進入し得ないような寸法に設定される。ロ
ックピン38は、第3開口部36の横方向に移動可能で
ある。そして、図1に示すように、ロックピン38が第
2ロック孔40に挿入されることにより、スイッチケー
シング10に装着されたスイッチ操作部材25が装置本
体2の前側に向くように、スイッチケーシング10の第
2回転位置が固定される。又、図2に示すように、ロッ
クピン38が第1ロック孔39に挿入されることによ
り、スイッチ操作部材25が装置本体2の上側に向くよ
うに、スイッチケーシング10の第1回転位置が固定さ
れる。
【0017】次に、第1実施形態の動作を説明する。ス
イッチ操作部材25を図1の前側から図2の上側に向け
る場合には、遊技者が指でつまみ41を図3の矢印X1
方向で示すアンロック方向にスライド操作すると、ロッ
クピン38が図1の第2ロック孔40より引抜かれ、ス
イッチケーシング10の第2回転位置での固定が解除
(アンロック)される。その状態において、遊技者が指
でスイッチケーシング10又はスイッチ操作部材25を
押上げることにより、スイッチケーシング10が支点3
を中心として下側から上側に回転する。そして、図2に
示すようにスイッチケーシング10が第1ストッパ5に
接触した状態のまま、遊技者が指でつまみ41を図3の
矢印X2方向で示すロック方向にスライド操作する。す
ると、図2に示すようにロックピン38が第1ロック孔
39に挿入され、スイッチケーシング10が第1回転位
置に固定(ロック)され、スイッチ操作部材25が前向
から上向となる。
【0018】又、スイッチ操作部材25を図2の上側か
ら図1の前側に向ける場合には、遊技者が指でつまみ4
1を図3の矢印X1方向で示すアンロック方向にスライ
ド操作すると、ロックピン38が図2の第1ロック孔3
9より引抜かれ、スイッチケーシング10の第1回転位
置での固定が解除(アンロック)される。その状態にお
いて、遊技者が指でスイッチケーシング10又はスイッ
チ操作部材25を押下げることにより、スイッチケーシ
ング10が支点3を中心として上側から下側に回転す
る。そして、図1に示すようにスイッチケーシング10
が第2ストッパ6に接触した状態のまま、遊技者が指で
つまみ41を図3に矢印X2方向で示すロック方向にス
ライド操作する。すると、図1に示すようにロックピン
38が第2ロック孔40に挿入され、スイッチケーシン
グ10が第2回転位置に固定(ロック)され、スイッチ
操作部材25が上向から前向となる。1組のスイッチ操
作部材25とスイッチ31とから成る構成要素が装置本
体2の前側と上側との2方向に向けられる。
【0019】又、ロック機構35に、ロックピン38を
スイッチケーシング10側に押付けるばねを設ければ、
遊技者がアンロック方向に操作したつまみ41をロック
方向にスライド操作しなくても、ロックピン38がばね
力で第1・第2ロック孔39;40に挿入されるので、
スイッチケーシング10をロックできる。このようにロ
ックピン38がばねでアンロック方向からロック方向に
付勢された場合の操作を説明すると、遊技者がつまみ4
1をアンロック方向に操作し、ロックピン38が第1・
第2ロック孔39;40から引抜かれる。その状態で、
遊技者がスイッチケーシング10を少し回転させ、遊技
者が指をつまみ41から離すと、ロックピン38が、ば
ね力によりスイッチケーシング10の左右側壁16に押
付けられる。さらに、遊技者がスイッチケーシング10
を回転させると、ロックピン38が左右側壁16にばね
力により押付けられた状態で摺動され、ロックピン38
に第1・第2ロック孔39;40が位置すると、ロック
ピン38がばね力によって第1・第2ロック孔39;4
0に挿入されるので、第1・第2ストッパ5;6を省略
することが可能である。
【0020】第1・第2ロック孔39;40は貫通孔と
して形成したが凹部でもよい。
【0021】押壁26が遊技者により装置本体2の内部
側へ押された場合について説明する。押壁26が遊技者
からの押圧力を受けることにより、スイッチ操作部材2
5が支点3側へ移動し、オン・オフ動作部27がスイッ
チ31における感知部33の発光部から受光部への光路
を遮断し、スイッチ31がオン動作状態となる。上記ス
イッチ操作部材25が支点3側へ移動する過程におい
て、第1・第2ばね受部19;28がばね30の両端を
押圧し、ばね30が撓むことにより、ばね30がスイッ
チ操作部材25に復元するためのばね力を付与する。
又、遊技者により押された押壁26のフランジ29がば
ね支持部18のブラケット部21に接触することで、ス
イッチ操作部材25の移動が停止するので、オン・オフ
動作部27がスイッチ31を破損させることはない。
又、ばね30の最大圧縮によりスイッチ操作部材25の
移動が停止されるようにしてもよい。
【0022】そして、遊技者が指を押壁26より離し、
押圧力が押壁26より解放されると、ばね30の復元し
ようとするばね力がスイッチ操作部材25に作用し、ス
イッチ操作部材25が外側に移動し、フランジ29が前
壁部12に接触することにより、スイッチ操作部材25
の外側への移動が停止し、オン・オフ動作部27がスイ
ッチ31における感知部33の発光部から受光部への光
路より退いて感知部33の光路が形成され、スイッチ3
1がオフ動作状態となる。
【0023】又、押壁26の前側面と前壁部12の外周
面との間の距離(押壁26の第2開口部24からの外側
への突出長さ)を、フランジ29の内側面とブラケット
部21との間の距離(押壁26の移動距離)より長く設
定すれば、遊技者が押壁26を押したときに、押壁26
の前側面が第2開口部24より内側へ押されることがな
く、遊技者が押壁26を離したときに、押壁26が元の
位置に的確に復帰できる。
【0024】図4を参照し、前記遊技スイッチ装置1が
ストップスイッチ装置として用いられたスロットマシン
50について説明する。スロットマシンとしてはメダル
を使用するメダル式のものもあるが、第1実施形態では
メダルに代えてパチンコ機に使用する球と同じ球を投入
することにより図柄合わせ遊技が開始される球式スロッ
トマシンを例示してある。例えば、メダル1個の交換価
値が20円で、球1個の交換価値が4円であるように、
1個のメダルと1個の球との交換価値が異なるので、メ
ダル式と球式とにおける1ゲームとの投入価値を同一と
するため、球式スロットマシンでは球を複数個投入する
仕様である。
【0025】スロットマシン50は、外枠51、外枠5
1に片開き自在に取り付けられた前枠52、前枠52に
取り付けられたガラス又は合成樹脂よりなるパネル5
3、パネル53に形成された図柄視認領域54の裏側に
配置された図柄可変表示装置56、パネル53よりも下
側に設けられた上皿装置57、上皿装置57よりも下側
に配置された下皿装置70を有する。パネルの図柄視認
領域54には複数の当りライン55が表示される。上皿
装置57には、レバー式の遊技開始スイッチ装置58、
ロック操作用の小開口部81、ロック操作用のつまみ8
2、開口部83、複数の図柄停止スイッチ装置59、残
球数表示部60、球投入スイッチ装置61、球抜スイッ
チ装置62、球貸スイッチ装置63、カード返却スイッ
チ装置64、カード残高度数表示部65、球投入口6
6、上皿球受入口67、ダミー釦68が設けられる。下
皿装置70には、灰皿71、下皿球受入口72、球抜レ
バー73が設けられる。図柄停止スイッチ装置59は図
柄可変表示装置56の3列の図柄と対応している。スロ
ットマシン50はプリペイドカードにより球貸しを受け
る仕様形態である。
【0026】球が上皿装置57に入れられた状態におい
て、遊技者が球投入スイッチ装置61を1回押すと5個
の球が、2回押すと10個の球が、3回押すと15個の
球が、上皿装置57の球投入口66よりスロットマシン
50の内部に投入される。そして遊技者が遊技開始スイ
ッチ装置58を操作すると、図柄可変表示装置56の3
列の図柄が上から下へ可変する。
【0027】その状態において、遊技者が、例えば、左
側の図柄停止スイッチ装置59を押すと図柄可変表示装
置56の左側の図柄が停止し、真中の図柄停止スイッチ
装置59を押すと図柄可変表示装置56の真中の図柄が
停止し、右側の図柄停止スイッチ装置59を押すと図柄
可変表示装置56の右側の図柄が停止する。この遊技者
が図柄停止スイッチ装置59を押す順序はどれを先に押
しても良く、押された図柄停止スイッチ装置59に対応
する図柄可変表示装置56の図柄が停止する。これらの
停止した図柄が予め設定された小当り、中当り、大当り
等の図柄組合せで揃うと、それぞれの当りに応じた賞球
がスロットマシン50より上皿球受入口67を経由して
上皿装置57に払出される。これ以上の遊技動作は本発
明の趣旨より逸脱するので、説明を省略する。
【0028】図4の上皿装置57のケーシングが図1の
スイッチ装置1の装置本体2に相当し、図4の上皿装置
57の開口部83及びロック操作用の小開口部81が図
3の第1・第3開口部7;36に相当し、図4のロック
操作用のつまみ82が図3のロック機構35のつまみ4
1に相当する。この場合は、3組のスイッチ操作部材2
5とスイッチ31とから成る構成要素がスイッチケーシ
ング10に収納される。よって、遊技者がスイッチ操作
部材25を開口部83の上側に回動すれば、遊技者が図
柄停止スイッチ装置59を上皿装置57の上面側より操
作でき、遊技者がスイッチ操作部材25を開口部83の
前側に回動すれば、遊技者が図柄停止スイッチ装置59
を上皿装置57の前面側より操作できる。さらに、遊技
者が図柄停止スイッチ装置59を操作すると、上皿装置
57の内部に設けられた図1のスイッチ31に相当する
スイッチが図1のスイッチ操作部材25のオン・オフ動
作部27を感知してオン動作し、その信号がスロットマ
シン50の裏側に設けられた制御装置に入力され、制御
装置が図柄可変表示装置56の図柄を停止制御する。
【0029】図1に示した前側を図4の上皿装置57の
前側と認識し、図2に示した上側を図4の上皿装置57
の上側と認識すれば、遊技スイッチ装置1の回転運動範
囲が明確に理解できるであろう。又、第1開口部7の幅
を上下方向に広げ、これに伴って第1・第2ストッパ
5;6の位置を上下に広がるように配置し、対応する位
置に第1・第2ロック孔39;40を形成すれば、遊技
スイッチ装置1の回転運動範囲が広がる。
【0030】図5は本発明の第2実施形態を示す遊技ス
イッチ装置1の断面を示す。第2実施形態は、第1・第
2ストッパ5;6とロック機構35との機能を兼備えた
第1・第2保持機構90;100を有する。第1・第2
保持機構90;100は、スイッチケーシング10より
凸状に突出する第1・第2ロック部材91;101と、
第1・第2ロック部材91;101が嵌合される凹状の
第1・第2キャッチ部92;102とより成る。第1・
第2ロック部材91;101の先端には、球状の第1・
第2係止部93;103が設けられる。第1・第2キャ
ッチ部92;102は、装置本体2の内面の第1・第2
ストッパ5;6に対応する位置より突出する固定棒9
4;104の先端に形成され、二股状の第1・第2脚部
95;105と、第1・第2脚部95;105の相対峙
する面に弧状に窪んだ第1・第2受止部96;106と
を有する。
【0031】図5では、第2係止部103が第2受止部
106に挟持されたことにより、スイッチケーシング1
0が第2回転位置に固定され、スイッチ操作部材25が
前向な状態である。この状態(第2保持機構100がロ
ック状態)において、遊技者が指でスイッチケーシング
10又はスイッチ操作部材25を押上げると、第2保持
機構100がアンロックすると共にスイッチケーシング
10が支点3を中心として上方に回転する。そして、第
1ロック部材91が第1脚部95の間に挿入されると、
第1係止部93が第1脚部95を徐々に押広げる。つい
で、第1係止部93が第1受止部96に挟持されると第
1脚部95の間が狭まり、スイッチケーシング10が第
1回転位置に固定され、スイッチ操作部材25が上向と
なる。
【0032】第1保持機構90がロックされた状態にお
いて、遊技者が指でスイッチケーシング10又はスイッ
チ操作部材25を押下げると、第1保持機構90がアン
ロックすると共にスイッチケーシング10が支点3を中
心として下方に回転する。そして、第2ロック部材10
1の第2係止部103が第2受止部106に挟持され、
第2保持機構100がロックされることにより、スイッ
チケーシング10が第2回転位置で固定(ロック)さ
れ、スイッチ操作部材25が前向となる。
【0033】又、第1・第2ロック部材91;101を
凹状に形成し、第1・第2ロック部材91;101が嵌
合されるように第1・第2キャッチ部92;102を凸
状に形成してもよい。
【0034】図4では遊技スイッチ装置1を球式スロッ
トマシン50に用いたが、遊技スイッチ装置1はメダル
式スロットマシン或いはパチンコ機にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の第2固定形態を示す
断面図。
【図2】 同第1実施形態の第1固定形態を示す断面
図。
【図3】 同第1実施形態を示す正面図。
【図4】 同実施形態のスロットマシンを示す斜視図。
【図5】 本発明の第2実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 遊技スイッチ装置 2 装置本体 3 支点 5 第1ストッパ 6 第2ストッパ 7 第1開口部 10 スイッチケーシング 11 ケーシング本体部 12 前壁部 16 左右側壁 17 スイッチ取付部 18 ばね支持部 24 第2開口部 25 スイッチ操作部材 26 押壁 27 オン・オフ動作部 30 ばね 31 スイッチ 35 ロック機構 38 ロックピン 39 第1ロック孔 40 第2ロック孔 90 第1保持機構 100 第2保持機構。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に形成された開口部と、装置本
    体の内部に回転可能に取付けられたスイッチケーシング
    と、スイッチケーシングの開口部に対応する前面に設け
    られたスイッチ操作部材と、スイッチ操作部材によりオ
    ン動作及びオフ動作されるようにスイッチケーシング内
    部に設けられたスイッチと、スイッチケーシングの装置
    本体に対する異なる複数の回転位置を固定するロック機
    構とを備えたことを特徴とする遊技スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 装置本体がスイッチケーシングを複数の
    回転位置で受止める第1・第2ストッパを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の遊技スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 装置本体の内部にばね支持部を設け、ば
    ね支持部とスイッチ操作部材との間にばねを配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 ロック機構がスイッチケーシングに設け
    られた第1・第2ロック孔と、装置本体に設けられたロ
    ックピンとを備えたことを特徴とする請求項1記載の遊
    技スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 ロック機構がスイッチケーシングの回転
    運動範囲を規制する機能を兼備えたことを特徴とする請
    求項1記載の遊技スイッチ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014121465A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014121464A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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