JP2001204652A - システムトイレ - Google Patents

システムトイレ

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JP2001204652A
JP2001204652A JP2000342434A JP2000342434A JP2001204652A JP 2001204652 A JP2001204652 A JP 2001204652A JP 2000342434 A JP2000342434 A JP 2000342434A JP 2000342434 A JP2000342434 A JP 2000342434A JP 2001204652 A JP2001204652 A JP 2001204652A
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Japan
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cabinet
toilet
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western
side plate
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Masaki Shiratori
昌己 白鳥
So Kakihana
創 垣花
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
    • A47K17/026Armrests mounted on or around the toilet

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】施工納期を短縮することができ、また、工場で
の納期管理および在庫管理が容易で、さらには、狭いト
イレルーム空間を広く見せて、使用者の使用勝手を向上
したキャビネットを有するシステムトイレを提供するこ
と。 【解決手段】ロータンクを隠蔽するキャビネットに洋式
便器を取付けてなるシステムトイレであって、前記キャ
ビネットは、床から立ち上がる前面板及び側面板とから
なり、かつ、該キャビネット幅は、前記洋式便器の幅と
略同幅とし、さらに、前記ロータンク上部の空間に、キ
ャビネットと略同幅の追加取付部材を取付けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータンクを隠蔽
するキャビネットに洋式便器を取付けてなるシステムト
イレに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトイレでは、洗浄水を供給するロ
ータンクを洋式便器の後方に備えトイレルームの壁面に
沿って設置されているのが一般的である。また、意匠性
を考慮し、ロータンクをキャビネットにより隠蔽するシ
ステム化されたトイレもある。キャビネットでロータン
クを隠蔽する場合は、キャビネットの前面、上面がトイ
レ空間の間口寸法に合わせて壁との間に隙間が生じない
ように設置されている。また、さらに、この間口寸法に
合わせたキャビネットの上面に手洗器を備える場合もあ
る。
【0003】また、最近の高齢者が増加傾向にある中、
身体的負荷の理由から、手すり等の立ち上がり補助具を
トイレルーム内に設置する事例が多くなってきている。
手すりは一般的に壁や床に補強材を設置して強度を持た
せてから設置する。また、簡易手すりの様に手すりに支
持脚が備えられており、便器の上から別途設置し、簡単
に固定する物もある。
【0004】また、トイレルームにおいてトイレットペ
ーパーや、洗剤、タオル等のトイレ内備品を収納するた
めに、突っ張り棚を取付けたり、トイレルーム壁上方に
収納ボックスを設置したりしている。上記、突っ張り棚
においては、収納物を隠す為にカーテンや布等で隠す事
が外観を高める一般的な隠蔽法である。
【0005】また、トイレルームの照明は、通常トイレ
ルームの天井からの光源でトイレルーム全体を照らし出
すのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャビ
ネットにロータンクを隠蔽するシステムトイレにおいて
は、トイレルームの間口に隙間が出来ないように施工さ
れるため、現場に合わせて、部材を加工したり、間口調
整機能を本体に持たせたりしなければならず、施工者の
加工技術が必要であった。さらに、在庫管理の面におい
ては、現場加工を伴なう場合は、複数の部材を用意して
おかなければならず、また、現場毎に部材を選択する作
業が発生し管理が複雑化してしまい商品のコストアップ
に繋がってしまう。さらに、現場加工するために廃材が
発生してしまう。また、間口調整機能を本体に持たせる
場合は、この間口調整機能を持たせることにより、コス
トアップに繋がってしまう。また、間口幅にロータンク
高さのキャビネットを設け、このキャビネットに収納棚
を設けたとしても、便器や便器に取付ける局部洗浄乾燥
装置により、収納棚の前方の空間が十分に取れず、非常
に使い勝手が悪いものとなっている。また、間口幅にキ
ャビネットを設けているので、トイレルームの空間を狭
く感じてしまうおそれがある。特に通常の天井高さより
も低く感じる錯覚を生じるおそれがある。
【0007】また、手すりや収納をトイレルームの壁に
取付ける場合は、壁強度不足の問題や外観上の問題があ
り、これらを解決しようとすると、トイレルームの壁を
壊して、壁裏に手すりや収納棚を取付けるための補強材
を設けるなどの大掛かりな作業が発生してしまう。
【0008】また、トイレルームの照度については、多
くの家庭で60Wの電球を利用していることが多く薄暗
いというイメージがある。また、トイレの使用者の上半
身の影で下半身が見えにくいという問題がある。
【0009】さらには、近年、トイレルームを改装した
いという要望がかなり増えているが、このような現場に
おいては、施工時間をできるだけ短縮して、使用者が生
活する上で支障がないようにする必要がある。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、施工納期を短縮すること
ができ、また、工場での納期管理および在庫管理が容易
で、さらには、狭いトイレルーム空間を広く見せて、使
用者の使用勝手を向上したキャビネットを有するシステ
ムトイレを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ロータンクを隠蔽するキャビネットに洋
式便器を取付けてなるシステムトイレであって、前記キ
ャビネットは、床から立ち上がる前面板及び側面板とか
らなり、かつ、該キャビネット幅は、前記洋式便器の幅
と略同幅とし、さらに、前記ロータンク上部の空間に、
キャビネットと略同幅の追加取付部材を取付けたことを
特徴とする。これにより、トイレルームの間口幅に関係
なく、このシステムトイレの取付け施工が行なえるの
で、施工納期を短縮することができる。また、部材の現
場加工を必要としないため、所定の部材だけを用意すれ
ばいいので工場での納期管理および在庫管理が容易に行
なえコストダウンを図ることができる。また部材の現場
加工を必要としないので、廃材が発生することもなく自
然環境を配慮したシステムトイレと言える。そして、洋
式便器幅と略同幅のシステムトイレとして、意匠性を向
上することができ、さらには縦方向にまとめているの
で、天井高が高いように印象を持たせて、狭いトイレル
ーム空間を広く見せることができる。さらには、空間を
有効に利用して使用者の使用勝手を向上したシステムト
イレを提供することができる。
【0012】上記目的を達成するために請求項2は、前
記追加取付部材が、手洗い器であることを特徴とする。
これにより、意匠性を損なうことなく、使用勝手を向上
させることができる。特に、本発明においては、手洗い
時に水が回りに飛び散ることなく手が洗える効果を奏す
る。つまり、省スペースのトイレ空間において手洗器が
別に設置できないときに有効であるばかりか、手洗い時
の水はねが少ないシステムトイレが提供できる。
【0013】上記目的を達成するために請求項3は、前
記追加取付部材が、収納ボックスであることを特徴とす
る。これにより、別途収納をトイレルームに設置して意
匠性を損なうことなく、収納空間を確保し使用勝手を向
上させることができる。
【0014】上記目的を達成するために請求項4は、前
記追加取付部材が、第2キャビネットであることを特徴
とする。これにより、意匠性を損なうことなく、収納空
間を増やすことができ、使用勝手を向上させることがで
きる。
【0015】上記目的を達成するために請求項5は、前
記追加取付部材が、前記キャビネットの上方に空間を形
成して取付けられ、かつ、該キャビネットと略同幅の第
3キャビネットであることを特徴とする。これにより、
たとえキャビネットと第3のキャビネットとの間に空間
を設けても、両キャビネットを略同幅とすることで連続
的なラインとしてスリムな印象を持たせることができ
る。そのため、意匠性を損なうことなく、収納空間を増
やすことができ、使用勝手を向上させることができる。
【0016】上記目的を達成するために請求項6は、前
記第2もしくは第3キャビネットに照明器具を有するこ
とを特徴とする。これにより、トイレの利用者に近いと
ころが明るく照らされ、トイレルームが薄暗いというイ
メージがなくなり利用の際に気持ちよく利用できる。し
たがって、明るいトイレルームとなり気持ち良く使用で
きるシステムトイレが利用者に提供できる。
【0017】上記目的を達成するために請求項7は、前
記追加取付部材が、前記前面板より洋式便器側に膨出し
た背もたれであることを特徴とする。これにより、楽な
姿勢で排便することの補助になるほか、キャビネット部
によりかからないと着座できない人にも背中に痛みを伴
わないで済むようにすることができる。
【0018】上記目的を達成するために請求項8は、前
記側面板に回動自在な手すりを設けたことを特徴とす
る。これにより、手摺の利用者がいる家庭では、利用者
がトイレを使用する際に手摺を水平位置に位置させ、立
ち上がりの時に手摺を利用して立ち上がることができ
る。トイレの使用が終わった場合は、手摺を回動させ上
げておくことによって、他の人の邪魔とならない。した
がって、高齢化社会が進む中で、手摺を備えるキャビネ
ットが、簡単にしかも手摺を利用しない人にはじゃまに
ならない手摺となるので、手摺利用者に優しいシステム
トイレが提供できる。
【0019】上記目的を達成するために請求項9は、前
記側面板に開閉自在な開閉蓋を備えたブラシ収納部を備
えてなることを特徴とする。これにより、意匠性を低下
させることなく、ブラシ収納部を設けることができる。
また、洋式便器の使用には、洋式便器と略同幅のキャビ
ネット内に設けたブラシ収納部を目視することもないの
で、快適なトイレルームを提供することができる。
【0020】上記目的を達成するために請求項10は、
ロータンクを隠蔽するキャビネットに洋式便器を取付け
てなるシステムトイレであって、前記キャビネットは、
床から立ち上がる前面板及び側面板とからなり、かつ、
該キャビネット幅は、前記洋式便器の幅と略同幅とし、
さらに、前記キャビネットの側面板に回動自在な手すり
を設けたことを特徴とする。これにより、トイレルーム
の間口幅に関係なく、このシステムトイレの取付け施工
が行なえるので、施工納期を短縮することができる。ま
た、部材の現場加工を必要としないため、所定の部材だ
けを用意すればいいので工場での納期管理および在庫管
理が容易に行なえコストダウンを図ることができる。ま
た部材の現場加工を必要としないので、廃材が発生する
こともなく自然環境を配慮したシステムトイレと言え
る。そして、洋式便器幅と略同幅のシステムトイレとし
て、意匠性ならびに使用性を向上することができる。特
に、手摺の利用者がいる家庭では、利用者がトイレを使
用する際に手摺を水平位置に位置させ、立ち上がりの時
に手摺を利用して立ち上がることができる。トイレの使
用が終わった場合は、手摺を回動させ上げておくことに
よって、他の人の邪魔とならない。したがって、高齢化
社会が進む中で、手摺を備えるキャビネットが、簡単に
しかも手摺を利用しない人にはじゃまにならない手摺と
なるので、手摺利用者に優しいシステムトイレが提供で
きる。
【0021】上記目的を達成するために請求項11は、
ロータンクを隠蔽するキャビネットに洋式便器を取付け
てなるシステムトイレであって、前記キャビネットは、
床から立ち上がる前面板及び側面板とからなり、かつ、
該キャビネット幅は、前記洋式便器の幅と略同幅とし、
さらに、前記キャビネットの側面板に開閉自在な開閉蓋
を備えたブラシ収納部を備えてなることを特徴とする。
これにより、トイレルームの間口幅に関係なく、このシ
ステムトイレの取付け施工が行なえるので、施工納期を
短縮することができる。また、部材の現場加工を必要と
しないため、所定の部材だけを用意すればいいので工場
での納期管理および在庫管理が容易に行なえコストダウ
ンを図ることができる。また部材の現場加工を必要とし
ないので、廃材が発生することもなく自然環境を配慮し
たシステムトイレと言える。そして、洋式便器幅と略同
幅のシステムトイレとして、意匠性ならびに使用性を向
上することができる。特に、意匠性を低下させることな
く、ブラシ収納部を設けることができる。また、洋式便
器の使用には、洋式便器と略同幅のキャビネット内に設
けたブラシ収納部を目視することもないので、快適なト
イレルームを提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図によ
って、以下に説明する。図1は本発明における一実施の
形態を示すシステムトイレ11の斜視図である。このシ
ステムトイレ11は、トイレルーム内に間口寸法よりも
小さい幅でかつロータンク(図示せず)を隠蔽するキャ
ビネット2に、洋式便器1を取付けて構成されている。
このキャビネット2は、床から立ち上がる前面板3、側
面板4および天板6とからなり、かつ、キャビネット2
の幅は、前記洋式便器1の幅と略同幅としている。さら
に、前記ロータンク上部の空間に、キャビネット2と略
同幅の追加取付部材を取付けている。なお、このキャビ
ネット2の側面板4に設けた洗浄レバー35を回転する
ことにより、ロータンクから洋式便器1のボウル内に洗
浄水を流して汚物を排水管(図示せず)へ搬送する。図
1においては、追加取付部材が、手洗い器5である場合
を示している。つまり、キャビネット2の前面板3は側
面板4よりも短くなっており、その開口つまり、ロータ
ンクの上部空間に手洗い器5が備えられている。このよ
うに、手洗い器5、ロータンクが隠蔽されたキャビネッ
ト2ならびに洋式便器1がいずれも同程度の幅として、
意匠上まとまりのある形としている。なお、図示しない
が、側面板4に、手すり10、ブラシ収納部32やタオ
ル掛け33を設けてさらに使用勝手を向上させても良
い。
【0023】図2は本発明における別の一実施の形態を
示すシステムトイレ11の斜視図である。図1と同様の
仕様については、説明を省略する。図2においては、追
加取付部材が、収納ボックス12である場合を示してい
る。前面板3は側面板4よりも短くなっており、その開
口つまりロータンクの上部空間を利用して、ロータンク
を隠蔽するように棚板7を設けることで、収納ボックス
12を形成しており、棚もしくは収納空間とし物品の収
納ができる。また、側面板4の中間部位に回動自在な手
すり肘掛け部8a、8bと、それを支える手すり支持部
9a、9bを備えている。この手すり支持部9a、9b
をキャビネット2に固定して手すり10を取付ければよ
く、より強固とする場合は、手すり支持部9a、9bを
床や後方の壁に対して固定してもよい。なお、手すり肘
掛け部8a、8bはヒンジ部を中心に回動する機能を有
し、車椅子等から洋式便器1に移る際や不要時に妨げに
ならないように収納することができるようになってい
る。なお、図では手すり10をキャビネット2の両側に
設けている場合を示したが、片側だけに設置することも
可能であり、必要に応じて設置することができる。この
ように、収納ボックス12、ロータンクが隠蔽されたキ
ャビネット2ならびに洋式便器1がいずれも同程度の幅
となるため、意匠上まとまりのある形としている。な
お、図示しないが、側面板4に、ブラシ収納部32やタ
オル掛け33を設けてさらに使用勝手を向上させても良
い。
【0024】図3は本発明における別の一実施の形態を
示すシステムトイレ11の斜視図である。図4は、図3
の第2のキャビネット20を組み立てたシステムトイレ
11の斜視図である。なお、図1および図2と同様の仕
様については、説明を省略する。図3、図4において
は、追加取付部材として、さらにロータンクを隠蔽する
キャビネット2とは別体の第2のキャビネット20を設
けた場合を示している。この第2のキャビネット20
は、側面板20a、20bに底板21と天板22からな
り、内部に棚板23を1枚以上設けた形で構成される。
第2のキャビネット20は、キャビネット2の天板6に
対して、底板21をビス24にて強固に固定することが
できる。
【0025】また、前面板3は側面板4よりも短くなっ
ており、その開口つまりロータンクの上部空間を利用し
て、図2に示す収納ボックス12を形成し、さらにこの
収納ボックス12に扉27を設け、ヒンジ(図示せず)
を利用して開閉することができるようにしている。ま
た、第2のキャビネット20にも扉26を設け、ヒンジ
25を利用して開閉することができるようにしている。
なお、これらの扉26、27は、ガラスや透明プラスチ
ックとして内部が見えるようにしてもよい。また、図示
しないが、側面板4に、手すり10、ブラシ収納部32
やタオル掛け33を設けてさらに使用勝手を向上させて
も良い。
【0026】このように、第2のキャビネット20、ロ
ータンクが隠蔽されかつ扉付収納ボックス12を有する
キャビネット2ならびに洋式便器1がいずれも同程度の
幅となるため、意匠上まとまりのある形となっている。
さらに、縦方向に細長くすることによって、トイレルー
ムの天井高さを高く見せるようにすることができる。
【0027】さらに、第2のキャビネット20の上部
に、照明器具30を載置し、トイレ空間の空間演出に貢
献する。照明器具30は第2のキャビネット20の上面
に取付けたが、側面板20aに取付けても良く、また、
第2のキャビネット20の下部、つまり収納ボックス1
2内に取付けると低い位置が明るく照らされてトイレの
利用者が気持ち良く利用できる。なお、この場合は、収
納ボックス12に設けた扉27は、透光性を有する材料
を選択する。
【0028】また、第2のキャビネット20には鏡(図
示せず)を備えても良く、このトイレルームを利用し
て、他の人に見られることなく化粧等ができる。また、
鏡は縦方向の中心を回転軸として回転可能としトイレル
ーム横壁を写し出すようにしておくと、トイレの利用者
がトイレルームに入室する際にトイレルームが広く感じ
られるようになる。
【0029】図5は本発明における別の一実施の形態を
示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステム
トイレ11は、図1と同様にロータンク上部の空間に、
追加取付部材として手洗い器5を設けた場合を示す。こ
の手洗い器5は、キャビネット2と同程度の幅を有し、
天板6を設けずに上方が開放させ、意匠上まとまりのあ
る形としている。さらに、手洗い器5は、前面と上方の
みを開放させ、側面部を設けることで、手洗い時に飛散
する水を受けるようにし周辺を濡らさないようにしてい
る。また、手ふき行為を行ないやすくするため、キャビ
ネット2の側面板4にタオル掛け33を設けている。さ
らに、側面板4には開閉自在な開閉蓋を備えており、こ
の開閉蓋のキャビネット2の内側に、洋式便器1のボウ
ル面を掃除するためのブラシを収納するブラシ収納部3
2を設けている。なお、図示しないが、側面板4に、手
すり10を設けてさらに使用勝手を向上させても良い。
このように、手洗い器5、ロータンクが隠蔽されたキャ
ビネット2ならびに洋式便器1がいずれも同程度の幅と
なるため、意匠上まとまりのある形となっている。
【0030】図6は本発明における別の一実施の形態を
示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステム
トイレ11は、図5のシステムトイレ11に対して、ロ
ータンクを隠蔽したキャビネット2と略同幅の第3のキ
ャビネット31を、手洗い器5の上方に空間を空けて設
けているものである。この第3のキャビネット31は、
図3で示した第2のキャビネット20と同様の構成とす
ることができる。なお、手洗い時に手元を明るくするた
めに、第3のキャビネット31の下方に照明器具(図示
せず)を設けても良い。また、図示しないが、側面板4
に、手すり10を設けてさらに使用勝手を向上させても
良い。このように、第3のキャビネット31、手洗い器
5、ロータンクが隠蔽されたキャビネット2ならびに洋
式便器1がいずれも同程度の幅となるため、意匠上まと
まりのある形となっている。
【0031】図7は本発明における別の一実施の形態を
示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステム
トイレ11は、図2のシステムトイレ11において、収
納ボックス12に扉27を設けたものである。さらに、
側面板4には、洋式便器1のボウル面を掃除するための
ブラシを収納するブラシ収納部32を設けている。この
ように、ロータンクが隠蔽されたキャビネット2ならび
に洋式便器1がいずれも同程度の幅としさらにこのキャ
ビネット2と略同幅の扉付の収納ボックス12を備えて
なるため、意匠上まとまりのある形となっている。ま
た、図示しないが、側面板4に、手すり10やタオル掛
け33を設けてさらに使用勝手を向上させても良い。
【0032】図8は本発明における別の一実施の形態を
示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステム
トイレ11は、図3のシステムトイレ11において、側
面板4には、洋式便器1のボウル面を掃除するためのブ
ラシを収納するブラシ収納部32を設けているものであ
る。なお、図示しないが、側面板4に、手すり10やタ
オル掛け33を設けてさらに使用勝手を向上させても良
い。
【0033】図9は本発明における別の一実施の形態を
示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステム
トイレ11は、図8のシステムトイレ11において、第
2のキャビネット20の側面板4にアタッチメント34
を取付けることにより、棚板7などを取付けられるよう
にしたものである。アタッチメント34を複数設けてお
くことで、棚板7の枚数や棚板7の間隔を調整すること
ができるようにしている。なお、図示しないが、側面板
4に、手すり10やタオル掛け33を設けてさらに使用
勝手を向上させても良い。
【0034】図10は本発明における別の一実施の形態
を示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステ
ムトイレ11は、追加取付部材が、ロータンクを隠蔽し
ているキャビネット2の上方に空間を形成して、このキ
ャビネット2と略同幅の第3のキャビネット31を設け
たものである。このように、第3のキャビネット31、
ロータンクが隠蔽されたキャビネット2ならびに洋式便
器1がいずれも同程度の幅となるため、意匠上まとまり
のある形となっている。なお、ここでは、ロータンクを
隠蔽しているキャビネット2の天板6をキャビネット2
幅よりも幅広に設けて使用性を向上させているが、キャ
ビネット2幅と略同幅として意匠性を向上させてもよ
い。また、図示しないが、側面板4に、手すり10やタ
オル掛け33を設けてさらに使用勝手を向上させても良
い。
【0035】図11は本発明における別の一実施の形態
を示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステ
ムトイレ11は、追加取付部材がキャビネット2を構成
している前面板3より洋式便器1側に膨出した背もたれ
28である場合を示す。この背もたれ28は、キャビネ
ット2と略同幅としており、システムトイレ11として
意匠上まとまりのある形となっている。なお、この背も
たれ28は、弾力性のある材質で形成されており、前面
板3に固定されている。この背もたれ28により、楽な
姿勢で排便することの補助になるほか、キャビネット2
によりかからないと着座できない人にも背中に痛みを伴
わないで済むようにすることができる。さらに、このキ
ャビネット2の側面板4には、回動自在な手すり10を
設けている。この手すり10は、手すり肘掛け部8a、
8b、キャビネット2の側面板4に固定する手すり支持
部9a、9bから構成されている。手すり支持部9a、
9bは、設置される場所の状況に応じて、キャビネット
2以外に床、壁にも固定してもよい。手すり肘掛け部8
a、8bはヒンジ部を中心に回動する機能を有し、車椅
子等から洋式便器1に移る際や不要時に妨げにならない
ように収納することができるようになっている。なお、
図では手すり10をキャビネット2の両側に設けている
場合を示したが、片側だけに設置することも可能であ
り、必要に応じて設置することができる。また、図示し
ないが、側面板4に、ブラシ収納部32やタオル掛け3
3を設けてさらに使用勝手を向上させても良い。
【0036】図12は本発明における別の一実施の形態
を示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステ
ムトイレ11は、ロータンクを隠蔽するキャビネット2
に洋式便器1を取付けている。このキャビネット2は、
前面板3と側面板4と天板6とから構成されていて、こ
のキャビネット2の幅は洋式便器1と略同幅としてい
る。さらに、このキャビネット2の側面板4には、図1
1と同様の回動自在な手すり10を設けている。また、
図示しないが、側面板4に、ブラシ収納部32やタオル
掛け33を設けてさらに使用勝手を向上させても良い。
【0037】図13は本発明における別の一実施の形態
を示すシステムトイレ11の斜視図である。このシステ
ムトイレ11は、ロータンクを隠蔽するキャビネット2
に洋式便器1を取付けている。このキャビネット2は、
前面板3と側面板4と天板6とから構成されていて、こ
のキャビネット2の幅は洋式便器1と略同幅としてい
る。さらに、このキャビネット2の側面板4には、ブラ
シ収納部32を設けている。また、図示しないが、側面
板4に、タオル掛け33を設けてさらに使用勝手を向上
させても良い。
【0038】なお、上述したシステムトイレ11の側面
板4のいずれにも、点検口を備えておくことが好まし
い。これにより、キャビネット2を分解せずにキャビネ
ット2内に設けたロータンクや配管等の簡単な修理、点
検作業を行なうことができる。また、キャビネット2内
に給水栓を設けて配管を行ない、キャビネット2外に配
管が露出しないようにすることが好ましい。また、局部
洗浄乾燥装置を洋式便器1に取付ける場合を考慮して、
このキャビネット2内で分岐配管して局部洗浄乾燥装置
へ洗浄水を供給するようにし、できるだけ配管を露出し
ないようにすることが好ましい。また、電源コンセント
をこのキャビネット2内に設けてもよい。また、洗浄ボ
タン35を側面板4に設けているが、リモコンからの信
号を受信して洗浄水を流すように信号受信部を側面板4
に設けておいてもよい。また、キャビネット2の上方に
キャビネット2と略同幅の窓を設けて、トイレルームに
自然光を取り込んで開放的な空間を作り出すようにして
もよい。
【0039】以上、上述したようにこのシステムトイレ
11は、洋式便器1と略同幅のロータンクを隠蔽するキ
ャビネット2を設け、このキャビネット2の上部空間ま
たは側面板4に追加取付部材(手洗い器5、収納ボック
ス12、第2のキャビネット20、第3のキャビネット
31、背もたれ28、回動手すり10、ブラシ収納部3
2、等)を組み替える事で商品の幅を持たせることがで
き、使用者が欲しい時に、欲しい機能を買い足す事がで
きるようになっている。なお、追加取付け部材について
は、複数の組み合わせであっても良く、図示した実施の
形態に限定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】本発明は上記構成により、施工納期を短
縮することができ、また、工場での納期管理、在庫管理
が容易で、さらには、狭いトイレルーム空間を広く見せ
て、使用者の使用勝手を向上したキャビネット2を有す
るシステムトイレ11を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシステムトイレの
斜視図である。
【図2】本発明における別の一実施の形態を示すシステ
ムトイレの斜視図である。
【図3】本発明における別の一実施の形態を示すシステ
ムトイレの斜視図である。
【図4】図3のシステムトイレにおいて第2のキャビネ
ットを取付けた状態斜視図である。
【図5】本発明における別の一実施の形態を示すシステ
ムトイレの斜視図である。
【図6】本発明における別の一実施の形態を示すシステ
ムトイレの斜視図である。
【図7】本発明における別の一実施の形態を示すシステ
ムトイレの斜視図である。
【図8】本発明における別の一実施の形態を示すシステ
ムトイレの斜視図である。
【図9】本発明における別の一実施の形態を示すシステ
ムトイレの斜視図である。
【図10】本発明における別の一実施の形態を示すシス
テムトイレの斜視図である。
【図11】本発明における別の一実施の形態を示すシス
テムトイレの斜視図である。
【図12】本発明における別の一実施の形態を示すシス
テムトイレの斜視図である。
【図13】本発明における別の一実施の形態を示すシス
テムトイレの斜視図である。
【符号の説明】
1 洋式便器 2 キャビネット 3 前面板 4 側面板 5 手洗器 6 天板 7 棚板 8a、8b 手すり肘掛け部 9a、9b 手すりの支持部 10 手すり 11 システムトイレ 12 収納ボックス 20 第2キャビネット 20a、20b 側面板 21 底板 22 天板 23 棚板 24 ビス 25 ヒンジ 26、27 扉 28 背もたれ 30 照明器具 31 第3キャビネット 32 ブラシ収納部 33 タオル掛け 34 棚板用アタッチメント 35 洗浄ボタン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータンクを隠蔽するキャビネットに洋
    式便器を取付けてなるシステムトイレであって、前記キ
    ャビネットは、床から立ち上がる前面板及び側面板とか
    らなり、かつ、該キャビネット幅は、前記洋式便器の幅
    と略同幅とし、さらに、前記ロータンク上部の空間に、
    キャビネットと略同幅の追加取付部材を取付けたことを
    特徴とするシステムトイレ。
  2. 【請求項2】 前記追加取付部材が、手洗い器であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシステムトイレ。
  3. 【請求項3】 前記追加取付部材が、収納ボックスであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のシステムトイレ。
  4. 【請求項4】 前記追加取付部材が、第2キャビネット
    であることを特徴とする請求項1に記載のシステムトイ
    レ。
  5. 【請求項5】 前記追加取付部材が、前記キャビネット
    の上方に空間を形成して取付けられ、かつ、該キャビネ
    ットと略同幅の第3キャビネットであることを特徴とす
    る請求項1に記載のシステムトイレ。
  6. 【請求項6】 前記第2もしくは第3キャビネットに照
    明器具を有することを特徴とする請求項4または5に記
    載のシステムトイレ。
  7. 【請求項7】 前記追加取付部材が、前記前面板より洋
    式便器側に膨出した背もたれであることを特徴とする請
    求項1に記載のシステムトイレ。
  8. 【請求項8】 前記側面板に回動自在な手すりを設けた
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のシ
    ステムトイレ。
  9. 【請求項9】 前記側面板に開閉自在な開閉蓋を備えた
    ブラシ収納部を備えてなることを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれかに記載のシステムトイレ。
  10. 【請求項10】ロータンクを隠蔽するキャビネットに洋
    式便器を取付けてなるシステムトイレであって、前記キ
    ャビネットは、床から立ち上がる前面板及び側面板とか
    らなり、かつ、該キャビネット幅は、前記洋式便器の幅
    と略同幅とし、さらに、前記キャビネットの側面板に回
    動自在な手すりを設けたことを特徴とするシステムトイ
    レ。
  11. 【請求項11】ロータンクを隠蔽するキャビネットに洋
    式便器を取付けてなるシステムトイレであって、前記キ
    ャビネットは、床から立ち上がる前面板及び側面板とか
    らなり、かつ、該キャビネット幅は、前記洋式便器の幅
    と略同幅とし、さらに、前記キャビネットの側面板に開
    閉自在な開閉蓋を備えたブラシ収納部を備えてなること
    を特徴とするシステムトイレ。
JP2000342434A 1999-11-19 2000-11-09 システムトイレ Pending JP2001204652A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11457780B1 (en) * 2019-12-17 2022-10-04 Steve Wright Rearward-facing toilet
JP7450352B2 (ja) 2019-08-14 2024-03-15 株式会社Lixil トイレキャビネット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7450352B2 (ja) 2019-08-14 2024-03-15 株式会社Lixil トイレキャビネット
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