JP2001204543A - 製品アプリケータ - Google Patents
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- A46B9/02—Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
- A46B9/023—Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups arranged like in hair brushes, e.g. hair treatment, dyeing, streaking
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/26—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
- A45D40/262—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like
- A45D40/265—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B2200/00—Brushes characterized by their functions, uses or applications
- A46B2200/10—For human or animal care
- A46B2200/1046—Brush used for applying cosmetics
- A46B2200/1053—Cosmetics applicator specifically for mascara
- A46B2200/106—Cosmetics applicator specifically for mascara including comb like element
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- Brushes (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
を睫毛に付けるためのアプリケータの使用方法を提供す
る。 【解決手段】 アプリケータ(7)は、ステム(8)の
端に設けられた塗布要素(9)を有する。塗布要素は、
断面が多角形又は非多角形のベース部分(12)を有して
いる。複数の突出部材(13,14,15)が、多角形断面のベ
ース部分に設けられていて、少なくとも2つの突出部材
が、互いに異なる方向に且つベース部分の側部の実質的
に延長部としてベース部分から遠ざかって延びている。
少なくとも1つの突出部材が、断面が非多角形のベース
部分に設けられていて、突出部材がベース部分から遠ざ
かって延びると共に突出部材がベース部分と交わるとこ
ろでその軸線がベース部分に対して実質的に接線方向に
向いている。ベース部分から延びる突出部材は、ベース
部分の長手方向軸線に対して同一の回転方向に差し向け
られている。
Description
タに関する。特に、本発明は、製品、例えば化粧品をケ
ラチン性繊維、例えば睫毛又は眉毛に付けるためのアプ
リケータに関する。本発明は又、アプリケータ及び付け
られるべき製品を入れるための容器を含むアプリケータ
セット又はアプリケータシステムに関する。
られた少なくとも1つの列をなす要素、例えば剛毛又は
歯をを含む睫毛又は眉毛をすくための器具に関する。
いて達成されるメーキャップ効果の質を向上させる必要
がある。
ことができるとともに睫毛の表面に付着した製品を伸ば
すために睫毛をつかむことができるアプリケータを提供
する必要がある。
用いないで又は製品の付着後に睫毛又は眉毛をなでつけ
る必要なく、単一のアプリケータを用いることにより睫
毛又は眉毛に満足のいく程度にメーキャップを施すこと
ができるようにすることにより製品付着手順を容易にす
る必要が存在する。
的形状を有する睫毛をすくためのアプリケータを提供す
ることが望ましい。
カールをつけ、これを伸長させることができるアプリケ
ータを提供することが望ましい。
用製品である場合、繊維を整列させ、これらが製品を付
けた時に睫毛に実質的に平行に向くようにすることがで
きる塗布要素を有するアプリケータを提供することが望
ましい。
複数の側部を有する多角形断面のベース部分及びベース
部分に設けられた複数の突出部材を有する塗布要素を含
む。突出部材のうち少なくとも2つが、ベース部分の互
いに異なる側部の実質的に延長部として多角形ベース部
分から互いに異なる方向に延びている。本発明の別の形
態では、塗布要素は、断面が非多角形のベース部分及び
ベース部分に設けられた少なくとも1つの突出部材を有
する。少なくとも1つの突出部材は、その軸線が、突出
部材がベース部分と交わるところでは、ベース部分に対
して実質的に接線方向に向くようにベース部分から遠ざ
かって延びている。
いられる突出部材又は突出要素の軸線という用語は、ベ
ース部分の長さの方向に実質的に垂直な平面内で延びる
突出要素の軸線を意味する。換言すると、突出部材又は
突出要素の軸線は、ベース部分と交わる突出部材又は突
出要素の部分から突出部材又は突出要素の自由端部まで
延びる軸線である。
タは好ましくは、ベース部分の長手方向軸線周りに同一
の回転方向に差し向けられた少なくとも2つの突出部材
を有する。さらに、少なくとも2つの突出部材は好まし
くは、互いに隣接しており、そして、互いに実質的に平
行であってもよく実質的に平行でなくてもよい。
及び複数の側部を備えたベース部分も有する塗布要素を
含むアプリケータが提供される。複数の突出部材がベー
ス部分に設けられており、これらのうち少なくとも2つ
は、ベース部分の互いに異なる側部の実質的に延長部と
してベース部分から遠ざかって延びている。少なくとも
2つの突出部材は又、ベース部分の長手方向軸線回りに
同一の回転方向に差し向けられている。
ベース部分に設けることにより、睫毛とベース部分の接
触が容易になり、これは撚りワイヤタイプの従来型アプ
リケータを用いては一般に困難である。しかしながら、
本発明によれば、アプリケータを用いて製品を付けると
き、睫毛は、ベース部分と接触したときに製品が付けら
れるようになる。ベース部分は好ましくは、本発明の突
出部材が上述のように配置されているので製品を睫毛に
付ける際に積極的な役割を果たす。
は好ましくは、ステムを有し、塗布要素は好ましくは、
ステムの端部に設けられる。
は、種々の方法で配置できる列をなして連続的に配置さ
れた突出要素を有するのがよい。好ましくは、本発明の
アプリケータにより、これが突出要素を、各列中の連続
した要素相互間に密な間隔を置いて製造できる。
突出要素又は突出部材は例えば剛毛又は歯を有するのが
よい。歯又は剛毛は、ベース部分とは別個に作られ、ベ
ース部分に取り付けられて塗布要素を形成するのがよ
い。変形例として、歯又は剛毛を例えば成形によりベー
ス部分と一体に形成してもよい。
の長さの少なくとも一部にわたって実質的に一様な断面
を有し、好ましくは各列のこの部分に位置する列の突出
要素は全て、ベース部分の対応の側部の事実上延長部と
して延びている。
多角形、好ましくは例えば三角形、正方形、五角形又は
六角形の正多角形の輪郭を備えた様々な断面を有してい
てもよく、ベース部分の側部に対応したフェースは、平
らであっても、又は僅かに凹状又は凸状であってもよ
い。
方形、五角形、六角形又は八角形の中から選択された断
面を有するのがよい。非多角形ベース部分は、例えば楕
円形及び円形のうちから選択された断面を有するのがよ
い。
睫毛又は眉毛をすくことができる器具であるのがよく、
幾何学的分離面の互いに反対側の側部に交互に設けられ
た連続した突出要素を含む少なくとも1つの列をなす連
続した突出要素を有する。
よい。歯の幾何学的形状及びこれらの間隔を変えること
により、歯の間に大きな又は小さな空所を形成すること
ができ、塗布時に製品がこれら空所に装填できるように
なる。
能に悪影響を及ぼさないで、相当な量の製品を装填でき
る列状の突出要素を作ることができる。
2つの連続した突出要素は部分的に実質的に互いに整列
するのがよい。発明の詳細な説明及び特許請求の範囲で
用いられる「実質的に整列した」という表現は、連続し
た突出要素の実質的に整列した部分の各々の一部が、連
続した突出要素の一部を通る線の第1の側に位置し、連
続した突出要素の実質的に整列した部分の各々の別の部
分が、第1の側とは反対側の線の第2の側に位置するこ
とを意味する。なお、かかる線は、列をなす連続した突
出要素の長手方向軸線に実質的に平行である。かかる
「実質的に整列した」部分を備えた実施形態の一例は、
特に突出要素が歯の形態をしているとき、直線が連続し
た突出要素の根元部分の各々の中心を通るように配置さ
れた連続した突出要素を有する。しかしながら、他の実
施形態もまた、本発明の範囲に属する。
素は、互いに実質的に連続した部分を有するのがよい。
発明の詳細な説明及び特許請求の範囲に記載されている
ような「実質的に連続した部分」という表現は、塗布要
素の長手方向軸線に実質的に垂直な平面内で連続した歯
相互間に挿入される睫毛が、上記部分が互いに近接して
いるので、上記部分相互間で自由に動くことができない
ようになっていることを意味している。換言すると、塗
布要素を睫毛に対して実質的に横方向に延びるよう睫毛
に接触させると、互いに実質的に連続している部分を有
する連続した歯相互間に入る睫毛が、これら部分が互い
に近接しているのでこれら部分間で自由に動くことがで
きないようになると共にこれらで掴まれるようになる。
実質的に連続した部分の掴み作用は、連続した歯の長さ
に沿う任意の位置で生じることができる。加うるに、実
質的に連続した部分は、連続した歯の部分相互間での睫
毛の通過が阻止されるよう互いに十分に近接しているの
がよい。「実質的に連続した部分」という用語は、互い
に接触又はオーバラップした部分を含むが、「実質的に
連続した部分」という表現は、睫毛がこれら部分相互間
で自由に動くことが阻止される限り、互いに接触するこ
とを必要とするわけではない。実質的に連続した部分の
間隔についての正確な寸法は、多くの要因、例えば睫毛
の平均直径及び付けられるべき製品の特定の性状に応じ
て選択できる。
を発揮する。この掴み作用により製品を睫毛の実質的に
長さ全体に沿って実質的に一様に広げることができる。
アプリケータを用いてマスカラを付ける場合、睫毛の実
質的に長さ全体に沿うかかる実質的に一様な塗布によ
り、睫毛は長くなったように見える。また、睫毛を実質
的に連続した部分で掴んでアプリケータを動かすことに
より睫毛を整え直すことができる。例えば、睫毛を掴ん
だ状態でアプリケータを回すと、これに対応して掴んだ
状態の睫毛にカールをつけることができる。
分」という表現は、塗布要素を横又はフェースから見
て、互いに重なり合った部分又は少なくとも縁又は接点
を介してだけ互いに重なり合った部分を意味するものと
理解されるべきである。かくして、実質的に連続した部
分は好ましくは、ベース部分の(突出要素から成る列
の)長手方向軸線に垂直であるか、ベース部分(突出要
素から成る列の)長手方向軸線に実質的に平行に延びる
互いにオーバーラップしたフェースであるのがよい。
た少なくとも2つの連続した突出要素相互間には、好ま
しくはV字形の切欠きをした形態の少なくとも1つの隙
間が構成される。
即ちベース部分の端部から見て、少なくとも2つの連続
した突出要素は、互いに離れるように広がった形態、互
いに向かって細まった形態、互いに交差した形態、又は
互いに実質的に平行に延びる形態の上方部分を有するの
がよい。少なくとも2つの連続した突出要素は又、ベー
ス部分の互いに反対側の側部に差し向けられた上方部分
を有するのがよい。
列した突出要素の根元部の中心を通る。根元部は好まし
くは、互いに平行であり、これらの高さは、約0.2mm
以上又はこれに等しい長さであるのがよい。
た歯相互間で効果的に掴むことができるようにこれら根
元部のところの間隔が広く、しかもこれらの上方部分、
特にこれらの自由端部相互間の間隔を広く取った状態で
作られたものであるのがよい。好ましくは、この間隔に
より、睫毛は突出要素相互間に係合してこれらで掴みや
すくなり、しかも塗布要素に付着した製品のうち幾分か
を収容することになる。
には連続した突出要素が交互に設けられている)は、平
面であるのがよい。幾何学的分離面は好ましくは、塗布
要素の成形のための分割線である。幾何学的分離面は
又、円筒面であってもよく、その準線は曲線又は破線で
ある。実施形態によっては、幾何学的分離面は、少なく
とも2つの連続した歯の実質的に整列した部分の整列平
面を通る平面である。
を備えた歯の形態をした突出要素を有する。根元部は、
深さが幅よりも大きいものであるのがよい。
の側部に設けられた2つの隣り合う突出要素相互間の間
隙よりも深いものであるのがよく、この場合、深さは、
ベース部分の長手方向軸線に実質的に垂直な方向に測定
され、間隙は、ベース部分の長手方向軸線に実質的に平
行な方向に測定される。
比較的大きな機械的強度をもたらし、それにより塗布要
素は睫毛によって及ぼされる力に耐えることができる。
乾きがちな製品を塗布することができる。
はこれに等しく、より好ましくは、この比は、約1.4
以上又はこれに等しく、ここでbは、歯の根元部の深
さ、eは、その幅である。
上又はこれに等しく、より好ましくは、約1.4以上又
はこれに等しく、ここでbは、歯の根元部の深さであ
り、cは、幾何学的分離面の同一の側部にずれた状態で
設けられた2つの隣り合う歯相互間の間隙である。
って変化している深さを有するのがよい。かくして、歯
の深さは、塗布要素の長さに沿って、増大し、減少し、
増大し次に減少し、或いはこれらの逆であるのがよい。
なくとも一つのフェースがベース部分の長手方向軸線に
対して角度をなして設けられた突出要素を含むのがよ
い。この角度は、長手方向軸線に対して直角、鋭角又は
鈍角をなすのがよい。好ましくは、歯の根元部は、ベー
ス部分の長手方向軸線に垂直な、またはこれに対し鋭角
又は鈍角をなす前方フェース及び(又は)後方フェース
(即ち、ベース部分の遠方側端部及び手元側端部にそれ
ぞれ向いたフェース)を有している。
端部のうち一方に向くと共に列の長手方向軸線に対して
一方向に傾斜したフェースを有する突出要素からなる第
1の並びと、突出要素の第1の並びと交互に設けられて
いて、ベース部分の端部のうち一方に向くと共に列の長
手方向軸線に対して第1の並びの突出要素とは異なる方
向に傾斜したフェースを有する突出要素の第2の並びと
を含む。
から成る少なくとも1つの列は、ベース部分の軸線に対
して傾斜した前方フェース及び(又は)後方フェースを
有するのがよく、歯の第2の並びは、ベース部分の長手
方向軸線に対して第1の並び中の歯とは異なる方向に傾
斜した前方フェース及び(又は)後方フェースを有する
のがよい。第1の並び中の歯と第2の並び中の歯は、幾
何学的分離面の互いに反対側の側部に少なくとも部分的
に交互に設けられている。
いた凸状フェース及び凹状フェースのうち一方を有する
少なくとも1つの塗布要素を含むのがよい。好ましく
は、少なくとも2つの連続した突出要素は、塗布要素の
端部に向いた凸状フェース及び凹状フェースを有してい
る。2つの突出要素のうち一方は、塗布要素の端部に向
いた凸状フェース及び凹状フェースのうち一方を有する
のがよく、これに対し2つの連続した突出要素のうち他
方は、塗布要素の端部に向いた平らなフェースを有す
る。
側部に設けられた歯の第1の並び及び第1の並び中の歯
と交互に設けられた状態でこの幾何学的分離面の他方の
側部に設けられた歯の第2の並びを含むのがよく、第1
の並び中の歯は、前方(又は後方)に向いた凸状又は凹
状の前方(又は後方)フェースを有し、第2の並び中の
歯は、前方(又は後方)に向いた凹状又は凸状の前方
(又は後方)フェースを有している。
の側部に設けられた歯の第1の並び及びこの幾何学的分
離面の他方の側部に設けられた歯の第2の並びを含むの
がよく、第1の並び中の歯は、第2の並び中の歯と交互
に設けられ、第1の並び中の歯は、前方(又は後方)に
向いた凹状又は凸状の前方(又は後方)フェースを有
し、第2の並び中の歯は、平らな後方(又は前方)フェ
ースを有している。
くは、列中の3つの連続した突出要素は、付けられるべ
き製品を収容するように形作られた容積部を構成してい
る。幾何学的分離面の同一の側部の2つの歯相互間の間
隙と幾何学的分離面の反対側の側部に設けられていて、
2つの隣り合う歯の中間に位置した歯の幅との比は、約
0.2〜約2.0の範囲にあるのがよい。好ましくは、
間隙と幅は、突出要素の高さのほぼ中間点で測定され
る。
これに隣接していて、突出部材が実質的に延びている起
点としての側部とは別のベース部分の側部は、付けられ
るべき製品を収容するように形作られた開放容積部を構
成している。
スチックを用いて一体品として一緒に成形される。
く、突出部材は好ましくは、ベース部分の長さに沿って
延びる。また、連続した突出要素の列は好ましくは、ベ
ース部分の長さに沿って延びる。ベース部分は又、好ま
しくは、その長さの少なくとも一部にわたって一様な断
面を有する。ベース部分は、正多角形又は非正多角形の
うちから選択された断面を有するのがよい。ベース部分
の1又は2以上の側部は、平らでなくてもよく、例えば
凹状又は凸状であってもよい。
状の自由縁部を有するのがよく、これらギザギザは、睫
毛をこれらの間に掴むような形状になっている。
で作られ互いに接合された2つの部品を有するのがよ
い。
はベース部分の長さに沿って変化しているのがよい。
は、約0.5mm〜約15mmの範囲、より好ましくは、約
7mm〜約13mmの範囲にある。
テムは好ましくは、プラスチックの成形により作られて
いる。塗布要素及びステムは、一体品として一緒に成形
されたものであるのがよい。変形例として、塗布要素を
ステムの遠方側端部に着脱自在に連結してもよい。塗布
要素の長手方向軸線は、ステムの長手方向軸線に実質的
に平行に延びるか、あるいはステムの長手方向軸線に対
して角度をなし、例えば直角に延びるものであってもよ
い。
た容器内に挿入しやすいようテーパした遠方先端部を有
するのがよい。この先端部には、突出要素を設けてもよ
いが設けなくてもよい。
アプリケータステムを備えるとともに、使用していない
ときには閉じられる容器を密封するようになった密封部
材を備えた一体品として作るのがよく、この密封部材は
好ましくは、容器の首(ネック)に密封的に嵌まり込む
ような形状の表面を有する。変形例として、塗布要素と
は反対側のステムの端部に設けられていて、容器の口を
密閉するように形作られたキャップが、密封部材を有す
るのがよい。かくして、カップは、容器を密封自在に閉
じることができる。
テムを剛性又は半剛性のプラスチック材料で作るのが好
ましく、ベース部分は、ステム上に成形され又はこれに
取り付けられる。
料で作ることにより、アプリケータがワイパーを通りや
すくなる。さらに、アプリケータの使い心地もよくな
る。
のに用いられたプラスチックよりも可撓性の高いプラス
チックで作ってもよい。かくして、特に製造上の理由で
必要であれば、塗布要素を作るのに比較的可撓性の低い
材料を用いてもよく、ステムの可撓性を利用すれば、塗
布要素の可撓性が低くても塗布時にこれを補うことがで
きる。
実の側部を備えた多角形又は非多角形のベース部分を有
するのがよい。好ましくは、ベース部分は、一体構造品
であるのがよい。さらに好ましくは、ベース部分を成形
により作るのがよい。かかる中実の一体構造品は、睫毛
がベース部分を通過してベース部分の長手方向軸線に達
することがないようにする。この実施形態は、例えば軸
方向に配置された撚りワイヤコアから半径方向に延びる
剛毛を備えた幾つかの従来型マスカラアプリケータとは
対照的である。
れている容器と関連して用いることができる。好ましく
は、容器は、アプリケータを容器から取り出す際に塗布
要素の突出部材(即ち、歯を含む)から余分の製品を取
り除くように形作られたワイパーを有している。このワ
イパーは好ましくは変形可能であり、例えばフォームの
ブロック又はエラストマー製舌部を含むのがよい。変形
可能なワイパーにより、ワイパーは、塗布要素を容器か
ら取り出しているときに塗布要素の形状に一致すること
ができるので、拭い取り効果が向上する。
方法にあり、かかる方法は、上述のアプリケータ又はア
プリケータセットの何れかを準備する段階と、製品をア
プリケータの塗布要素の少なくとも一部に装填し又は載
せる段階と、塗布要素の一部のうち少なくとも何割かを
睫毛に接触させて製品が睫毛を覆うようにする段階とを
有する。製品の装填段階では、アプリケータを製品の入
っている容器に差し込み、アプリケータを容器から取り
出し、余分の製品を突出部材から拭い取る。変形例とし
て、製品を装填する段階では、製品を容器から小出しし
て塗布要素に付着させ、或いは塗布要素を製品の固形ケ
ークに接触させるのがよい。好ましくは、後に述べた装
填段階では、製品の固形ケークを加湿する。加湿段階で
は、塗布要素を加湿するのがよい。本発明の方法は又、
睫毛を塗布要素の少なくとも一部で掴む段階を含む。
本方法は、この製品を付けているときに睫毛に実質的に
平行になるように繊維を塗布要素に整列させる段階を更
に有する。繊維のこの整列状態は好ましくは、突出部材
のギザギサ又塗布要素の列中の連続した突出部材相互間
の間隔により得られるボトルネック(壜の首のように通
路が狭くなっている状態)型効果の結果として生じる。
装填されている製品に接触させ、次に突出部材に接触さ
せる段階を更に有する。
部をステムに連結する段階を有することにある。塗布要
素の連結に先立って、複数の塗布要素のうち1つを選択
してステムに連結するのがよい。
リケータセット及び方法は、化粧品、例えばマスカラを
睫毛に付けるのに用いられるが、他の製品も又、使用可
能であり、これを他の表面に付けることができる。
は、中実の側部を備えた多角形ベース部分を有するのが
よい。好ましくは、ベース部分は、一体構造品であるの
がよい。さらに好ましくは、ベース部分を成形により作
るのがよい。かかる中実の一体構造品は、睫毛がベース
部分を通過してベース部分の長手方向軸線に達すること
がないようにする。この実施形態は、例えば軸方向に配
置された撚りワイヤコアから半径方向に延びる剛毛を備
えた幾つかの従来型マスカラアプリケータとは対照的で
ある。
ワイヤを用いないのがよい。さらに、突出部材は、ベー
ス部分の長手方向軸線から間隔を置いた原点位置で塗布
要素から延びるのがよい。
明は、例えば以下に説明するような多数の他の形態を取
ることができる。上記説明と以下の説明は共に例示であ
って、特許請求の範囲に記載された本発明についての説
明を与えるものである。
ためのものであり、本明細書の一部をなしている。図面
は、本発明の実施形態を示しており、以下の説明と共に
本発明の原理を説明するのに役立つ。
3、好ましくは睫毛又は眉毛のための化粧品又はトリー
トメント用品、例えばマスカラを入れた容器2を有して
いる。容器2は、口を構成するねじ山付き首4を有して
いる。口は内部にワイパー5を備え、このワイパーは、
首4の中に差し込まれていて、その下端部に円形拭い取
りオリフィス6を定める弾性変形可能な環状リップ又は
舌部を備えた部分を有している。好ましくは、舌部は、
エラストマー材料で作られていて、これにフロック加工
を施すのがよいが、これを施さなくてもよい。変形例と
して、変形可能なワイパーは、図1Aに示すように連続
気泡フォーム5Aのブロックを有してもよい。いずれの
場合においても、ワイパーは好ましくは、塗布要素の形
状に一致するよう変形可能である。
を備えたステム8を含むアプリケータ7を有している。
塗布要素9は、ステム8の一端に設けられ、ステム8の
他端には、掴むための掴み部材10が設けられている。
掴み部材10は、容器2の口を密封自在に封止するよう
形作られると共に首4に螺着されるよう設計されたキャ
ップ(図示せず)の形態をしているのがよい。
しくはプラスチックを成形することによって作られたも
のであるのがよい。
が、変形例として湾曲していてもよい。
容器2から取り出す際に余分な製品をステム8及び塗布
要素9から取り除くような直径のものである。
している。塗布要素は、実質的に細長い形状のものであ
って、3つの側部17,18,19を備えた三角形断面
のベース部分12を有している。ベース部分の長手方向
Zは、この実施形態では、ステム8の軸線Xと一致して
いる。ベース部分の断面は、三角形である必要はなく、
以下に説明するように他の正多角形断面及び非正多角形
断面、或いは非多角形断面をしていてもよい。
ないで、ベース部分の長手方向軸線とステムの長手方向
軸線との間に角度をつけてステム8の延長部として形成
してもよい。
実質的に真っ直ぐである。しかしながら、これは、ステ
ムと同様に湾曲してもよく、或いは破線の状態で延びて
もよい。
つの列をなす連続した突出要素13,14,15の形態
の3つの突出部材を有している。各列の突出部材は、ベ
ース部分12の長手方向軸線Xに実質的に平行な方向に
連続して配置されている。
の突出要素は、ベース部分12の側部の実質的に延長部
としてベース部分12から遠ざかって延びている。
が実質的に延長して延びる起点となるベース部分の側部
の平面に平行に延びるが、もしこれが突出要素がこの平
面に対して僅かに傾いていても本発明の範囲から逸脱す
ることはない。
なく、例えば図46及び図47に示すように僅かに凹状
又は凸状であるのがよい。さらに、ベース部分は、図4
5を参照して説明するように、製品を保持するよう設計
された逃げ部又は表面模様を有しているのがよい。
くともこれらの根元部のところが、ベースの中心から始
まって各列の突出要素の根元部を通る半径方向平面に対
して0ではない角度をなして傾けられている。
各列は、実質的に、ベース部分12の中心から0ではな
い距離fのところを通る平面P内で延びるのがよい。
ベース部分12の長手方向軸線回りに同一の回転方向
に、例えば塗布要素をベース部分の端から見て反時計周
りの方向に差し向けられている。即ち、これらは、図5
の矢印Aとは逆の方向に差し向けられている。
列13,14,15の突出要素はすべて、図5に示す回
転方向と比較して、これとは逆の回転方向に、即ち図6
の矢印Bの方向に差し向けられている。
る同一の「回転方向(direction ofgyration )」に延
びる要素は、従来型水車及び櫂が互いに対して水車にど
のようにとりつけられているかをイメージすることによ
り理解できる。水車を所定量回転させて第1の櫂が第2
の櫂によって先に占められていた円周方向位置と実質的
に同一の円周方向位置にくると、第1の櫂は、第2の櫂
がその位置で向いていた方向と実質的に同一方向に向
く。
側部17の延長部をなし、列15は、側部18の延長部
として延び、列14は、側部19の延長部として延びて
いる。アプリケータを容器2から取り出す際に塗布要素
9には製品が装填され、この製品はベース部分12の側
部と各列の突出要素相互間の両方に付着している。製品
を付けるためには、ベース部分の一方のフェース又は側
部、例えば図5の実施形態の側部18を睫毛に接触させ
る。
延長部をなしているので、塗布時において睫毛とベース
部分12との間の比較的長い接触関係を達成することが
できる。これにより、睫毛に相当多量の製品を付けるこ
とが可能になる。さらに、アプリケータを回して睫毛を
横切るようにすると、睫毛はベース部分の側部18及び
実質的にこの延長部をなしている突出要素の列15に接
線方向に接触することができる。
と、塗布要素と睫毛との間に比較的広い接触領域を作る
ことができる。
内に頻繁に入れ直す必要なく行うことができる。この理
由は、塗布要素のベース部分12の他方の側部19,1
7に付着している製品をアプリケータを矢印Aの方向に
1/3回転又は2/3回転させた後でも依然として使用
できるからである。
は、図5に示すように列13の突出要素相互間に次第に
係合できる。突出要素は好ましくは、睫毛が掴まれ、分
けられ、なでつけられ、そしてこれにカールがつけられ
るよう配置されている。
ース部分の周りでの突出要素の向き、塗布要素の回転方
向、塗布中のアプリケータの全体的な運動量、同一の列
中の突出要素の配置及び構成の仕方に応じて種々のメー
キャップ効果を得ることができることは理解されよう。
ベース部分に限定されず、図7〜図10及び図50に示
す実施形態では、ベース部分がそれぞれ、正方形、長方
形、五角形、六角形及び八角形の形の断面を有してい
る。ベース部分の側部は平らであっても、平らでなくて
もよく、例えば凸状又は凹状であってもよい。突出要素
の列は、ベース部分の側部の実質的に延長部として配置
されている。
図11に示すように楕円形の形の断面を有していてもよ
い。
るようベース部分に設けられた突出要素の2つの列を示
している。突出要素の軸線は、突出要素がそれぞれベー
ス部分と交わるところで、実質的にベース部分に対して
接線方向に位置している。図11の突出要素の列は、互
いに実質的に直径方向反対側でベース部分に設けられて
いる。
ができる突出要素の種々の構成例を示している。
は多数の列は、図12に示すように三角形ののこ歯状の
輪郭を備えた一連の歯20を有するのがよい。
間に底が平らな溝22又は図13に示すようにこれらの
間に底に切欠きのついた溝を形成する歯21を有するの
がよい。
うにオベリスクの形をした歯又は剛毛24を有し、或い
は図15に示すように丸い先端部及び幅の広い切頭円錐
形根元部26を備えた僅かに円錐形の上方部分を備えた
歯又は剛毛25を有していてもよい。
状に折り曲げられた頭部29を備える突出要素を有して
いてもよく、或いは図17に示すように幅の広い頭部3
1を備えた突出要素30を有していてもよい。
学的分離面の両側に少なくとも部分的に交互に配置され
たものであってもよい。一例を挙げると、図19及び図
20は、幾何学的分離面Sの互いに反対側の側部にそれ
ぞれ設けられた2つの並び32a,32bを含む好まし
くは歯の形態をした列をなす連続した突出要素32を示
している。この場合、幾何学的分離面Sは、平面であ
る。歯32aは、ベース部分を横から見て、歯32bの
中間に、好ましくは2つの隣り合う歯32b相互間の真
ん中に配置されており、またその逆のことがいえる。
により、3つの連続した突出要素相互間に製品を収容さ
せることができると同時に、製品を、2つの連続した突
出要素相互間に形成された比較的幅の狭い隙間34によ
り睫毛に沿って伸ばすことができる。
a,32bの根元部は、幾何学的分離面Sの各側にそれ
ぞれ一つずつ設けられている。
は、実質的に互いに整列してもよく、歯は、幾何学的分
離面の互いに反対側の側部に少なくとも部分的に交互に
ずれた状態で根元から延びる上方部分を有してもよい。
0a,40bの列40を示しており、塗布要素をベース
部分の端から見て、これらの根元部41は実質的に整列
しているが、これらの上方自由端部42はそれぞれ、左
及び右に湾曲している。
てもよく、或いは互いに異なる形状の歯又は剛毛を有し
ていてもよい。一例を挙げると、図22は、ベース部分
52の側部の実質的に延長部として設けられた連続した
突出要素の列50を示している。この列50は、歯51
aと剛毛51bを繰り返し配置したものから成る。
しがちな場合、幾何学的分離面の各側に少なくとも部分
的に交互にずれていて、幅よりも長い深さをもつ根元部
を備えた1列の歯を用いることが好ましい。一例を挙げ
ると、図23は、幾何学的分離面の互いに反対側の側部
に交互に設けられた歯61a,61bの列60を示して
おり、この幾何学的分離面はこの場合、ベース部分62
の側部63に平行な平面である。連続した歯60の列
は、側部63の実質的に延長部として延びている。
垂直な方向に測定され、幅eは、軸線Zに平行な方向に
測定されている。幾何学的分離面の同一の側部に設けら
れている2つの隣り合う歯61a又は61b相互間の間
隙cは、軸線Zに平行に測定されている。
すように種々の形態を有していてもよく、図24〜図2
9は、それぞれの根元部64a,64b及び根元部64
a,64bから延びるそれぞれの上方部分65a,65
bを備えた2つの連続した歯61a,61bの種々の構
成例を示している。
b、特に自由端部はそれぞれ根元部64a,64bと同
軸である。2つの連続した歯の各々の自由端部は、実質
的に互いに平行に延びている。
b、特に自由端部は、それぞれ前方及び後方に傾けられ
ている。即ち、歯の各々の自由端部は、ベース部分の反
対側の端部に向かって傾けられている。
b、特に自由端部は、ベース部分をその2つの端部のう
ち一方から見た場合に、それぞれ左側及び右側に傾けら
れている。即ち、2つの連続した歯の上方部分は、互い
に遠ざかるように広がっている。
bは、それぞれ右側及び左側に傾けられていて、ベース
部分をその2つの端部のうち一方から見ると互いに交差
している。変形例として、上方部分は、互いに交差する
ことなく互いに向かって細まっていてもよい。
分は、それぞれ左側及び右側に傾けられていることに加
えて、それぞれ前方及び後方に傾けられていてもよく、
或いはこの逆であってもよい。
元部は、ベース部分の軸線Zに実質的に平行に延びるフ
ェースに沿ってオーバーラップしている。図29の形態
では、歯の根元部64a,64bは、ベース部分の軸線
Zに実質的に垂直に延びるフェースに沿ってオーバーラ
ップしている。
しており、この列70は、歯70aの第1の並び及び歯
70bの第2の並びを有している。歯は好ましくは、ベ
ース部分72との一体品として形成され、図32で分か
るように幾何学的分離面Sの両側に交互に配置されてい
る。
32で分かるように、実質的に三角形の準線を備えた筒
体を構成している。歯70a,70bがベース部分72
と交わる箇所における歯70a,70bの深さbは、こ
れらの幅よりも大きく、しかも幾何学的分離面の同一の
側部に設けられている2つの隣り合う歯70a又は70
b相互間の間隙cよりも大きい。
の2つの隣り合う歯相互間の間隙と、幾何学的分離面の
反対側に設けられていて、2つの隣り合う歯の間の歯の
幅の比は、約0.2〜2.0の範囲にあり、間隙及び幅
は好ましくは、歯の高さのほぼ中間部分のところで測定
されている。
較的深いので、ベース部分の軸線Zに対して横方向に加
わる歪みに耐えることができる。これにより、睫毛を分
けることができ、しかも製品が部分的に乾燥した場合で
も睫毛の表面に付けられた製品を伸ばすことができる。
向いた事実上平らで互いに平行な前方フェース75及び
後方フェース76を備えた下方部分74と、各歯の自由
端部に向かって細まっている前方フェース78及び後方
フェース79を備えた上方部分77とを有している。こ
れにより、各歯の上方部分77は、例えば図31で塗布
要素を横から見ると、全体としてテーパした形状を備え
るようになる。本明細書で用いる「前方」という用語
は、塗布要素の遠方側端部(又はベース部分)に向いて
いることを示し、「後方」という用語は、塗布要素をス
テムに取り付けた時に塗布要素の手元側端部(又はベー
ス部分)及びステムに向いていることを示している。
はこれらの間にベース部分72と協働して、睫毛に付く
幾分かの製品を収容するような形状の容積部80を構成
している。
4は好ましくは、図31で最もよく分かるように実質的
に連続している。
は、塗布要素を例えば図31において横から見て、睫毛
を掴み、分け、すき、そして睫毛の表面についている製
品を伸ばすことができるようにするフォーク又は二又部
をこれらの間に形成している。
は、塗布要素を横から見ると、これらの間に、切欠き2
8、好ましくはV字形の切欠きの形態をした隙間を形成
している。切欠きの底部83は好ましくは、ベース部分
72から距離dを置いて位置し、この距離dは好ましく
は、ベース部分から測って約0.2mm以上又はこれに等
しい。
あり、歯の全高は、3mm台である。
一の側部に位置した隣り合う歯相互間の間隙cを変える
ことにより、櫛状部が担持する製品の量を変えることが
できるということは理解されるべきである。
響を及ぼさないで、塗布要素によって担持される製品の
量を多くするには、歯の同一の並び中の隣り合う歯、即
ち、歯70a又は70b相互間の間隙cを比較的大きく
すればよい。この理由は、連続した歯が交互にずれてい
るということ及び連続した歯の上方部分77によって形
成される切欠き82が、十分狭くなったままであるとい
うことにある。
より軸線Zのベース部分101との単一品として作られ
た連続した歯の列100を示している。
れた歯102a,102bの2つの並びを有している。
歯の根元部103は、ベース部分101の軸線Zに平行
な方向に互いに実質的に整列している。上方部分は、幾
何学的分離面Sの互いに反対側の側部にそれぞれ交互に
設けられていて、この幾何学的分離面Sはこの場合、歯
の根元部103に実質的に平行に延びる平面である。
示の実施形態では1〜数mm台であり、好ましくは、約
0.2mmよりも大きく又はこれに等しい長さのものであ
る。
により、根元部103相互間の間隔を0又は非常に僅か
にすることができる。例えば、この間隔は、約0.4mm
以下又はこれに等しい長さのものであるのがよい。
要素が睫毛を掴むことができるようにする切欠きを形成
し、これに対し歯の互いにずれた上方部分は、これらの
間に、製品を収容することができる容積部を形成する。
好ましくは、塗布要素への相当多くの量の製品を付ける
ことができると共に睫毛を掴むことができ、かくして塗
布及びメーキャップ効果の全体的な品質が潜在的に向上
する。
より、塗布要素に収容される製品の量を変えることがで
きる。
並び及び歯111bの第2の並びを有する連続した歯の
列110を有している。連続した歯の根元部112は、
互いに実質的に整列しており、連続した歯の根元部から
延びる部分は、幾何学的分離面の互いに反対側の側部に
少なくとも部分的に交互に設けられている。
て、歯111aの上方部分113は、右側に且つ後方に
差し向けられ、歯111bの上方部分は左側且つ前方に
差し向けられている。このように、歯111a,111
bの上方部分113は、塗布要素を図36に示すように
横から見ると互いに交差している。
114は、これらの間に睫毛を掴む切欠きを構成し、連
続した歯の根元部は、これらの間に製品を収容するため
の容積部を構成している。
すように、塗布要素は、全体としてテーパした形状の遠
方側端部を有するのがよく、かくして、アプリケータを
製品を収容している容器内へ差し込みやすくする。図3
7及び図38では、ベース部分12は、全体にテーパし
た形状の前方部分12aを有している。突出要素の列1
3,14,15は、このテーパした部分12aのコーナ
ーに沿って前方先端部12bまで延びていて、この先端
部まで減少する高さを有している。
素13,14,15の列は、テーパした前方部分にわた
って延びてはいない。
トの変形実施形態が、図39及び図40に示されてい
る。図39は、製品がチューブ状容器390に入れられ
ているアプリケータセットを示している。このチューブ
は好ましくは、絞られると製品のアプリケータ器具の塗
布要素上への小出しを行う可撓性材料で作られる。製品
を塗布要素上に小出しするのに他のディスペンサ、例え
ばポンプタイプのディスペンサも使用可能であり、かか
る他のディスペンサは本発明の範囲に属すると考えられ
る。図40に示すアプリケータセットは、製品の固形ケ
ーク410を収納する容器400を有している。塗布要
素への装填のために、塗布要素401はこの製品410
中へ通される。この固形ケークは好ましくは、加湿で
き、塗布要素は、製品の加湿部分を貫通して製品をアプ
リケータ器具に付ける。変形例として、塗布要素を加湿
してもよく、この塗布要素は加湿されない製品を貫通す
る。図39及び図40に示す実施形態の場合、アプリケ
ータ器具の手元側端部に柄又はキャップを設けることは
不要である。というのは、アプリケータ器具は製品を入
れた容器内には保管されず、かかる容器を密閉する必要
はないからである。さらに、これらの実施形態では、ス
テムそれ自体を柄として用いることができる。
の特徴を示している。図41に示すアプリケータは、塗
布要素411の遠方側端部から延びる尖った先端部41
5を有している。塗布要素411に製品を装填すると、
尖った先端部415にも製品が装填されるようになり、
かかる尖った先端部は、目にアイラインを引くための道
具として、或いは個々の睫毛をつつくためのピッキング
器具として役立つことができる。
的に三角形のベース部分423,433を備えた塗布要
素421,431を有するアプリケータを示している。
しかしながら、図42のベース部分423は、凹状の平
らでない側部を有し、図43のベース部分433は平ら
な側部を有している。各塗布要素421,431は、3
つの列をなす連続した突出要素425a〜425c及び
435a〜435cの形態の3つの突出部材を有してい
る。各列の連続した突出要素は、連続した要素のコーナ
ーのところに実質的に連続した部分を有している。各列
の突出要素はまた、幾何学的分離面の互いに反対側の側
部に交互に設けられた自由端部をさらに有している。突
出要素は、実質的に平らな(平べったい)要素である。
31のベース部分433に類似した塗布要素441のベ
ース部分443を有するアプリケータを示している。し
かしながら、ベース部分443の突出部材は、幾何学的
分離面の互いに反対側の側部に交互に設けられた部分を
備えていない連続した突出要素の列を有している。その
代わりに、各列の突出要素445a,445b,445
cは、ベース部分443の長さに沿って互いに実質的に
整列している。塗布要素441は、複数の列をなす連続
した剛毛446a〜446cをさらに有しており、各列
は、突出要素の隣り合う列相互間でベース部分443の
側部に設けられている。剛毛の列は、ベース部分のそれ
ぞれの側部から実質的に半径方向に延びている。
のベース部分を有する塗布要素をそれぞれ示しており、
複数の突出部材が、ベース部分の互いに異なる側部の実
質的に延長部として延びている。これらの図に示すよう
に、隣り合う突出部材はさらに、実質的に異なる方向に
それぞれのベース部分から遠ざかって延びており、ベー
ス部分の長手方向軸線の周りに実質的に同一の回転方向
に差し向けられている。突出部材の自由縁部にはぎざぎ
ざがつけられており、睫毛がこれを通過する際に睫毛に
対して掴み作用が発揮されるようになっている。
な正方形のベース部分453及びベース部分から延びる
4つの突出部材455a〜455dを有している。図4
5では、複数の逃げ部457が、ベース部分453の側
部から、突出要素に沿って、その側部に隣接した状態で
延びてはいるが、これの延長部としては延びないよう配
置されている。
形のベース部分463を有し、3つの突出部材465a
〜465cがこのベース部分から延びている。さらに、
突出部材は各々、外方に向いた実質的に凹状の自由縁部
を有している。
に適合している。
部分473を備えた塗布要素を示しており、3つの突出
部材が、ベース部分のそれぞれの側部の延長部をなして
延びている。突出部材475a〜475cはそれぞれ、
外方に向いた実質的に凸状の自由縁部を有している。
分483を備えた塗布要素を示している。4つの突出部
材485a〜485dが、ベース部分483のそれぞれ
の側部の各々の実質的に延長部をなして配置されてい
る。図48の突出部材はそれぞれ、ベース部分483の
長さに沿って変化した高さを有している。
部分493を備えた塗布要素を示している。ベース部分
493は、アプリケータの手元側端部からアプリケータ
の遠方側端部までテーパしている。4つの突出部材49
5a〜495dが、ベース部分493のそれぞれの側部
の実質的に延長部をなしてベース部分に設けられてい
る。
分503を備えた塗布要素を示しており、4つの突出部
材505a〜505dが、ベース部分503の2つの対
をなす互いに反対側の側部からそれぞれ延びている。一
対の互いに反対側の側部から延びる突出部材は、互いに
逆方向にベース部分から遠ざかる方向に差し向けられて
いる。
ータが各突出部材515a〜515dと突出部材が実質
的に延長部をなす起点となる側部とは異なるベース部分
の隣接した側部との間の部分に形成された実質的に開放
容積部内にどのように製品Pを収容しているかの一例を
示している。図示のように、それぞれの突出部材515
a〜515dとこれと対応した隣接した側部との間に保
持される製品の量は、突出部材の近傍に比較的多量の製
品が存在し、製品の量がその隣の側部に沿って且つその
隣の側部の延長部をなして延びる突出部材に向かって次
第に減るようなものである。アプリケータに付着してい
る製品の高さは好ましくは、突出部材(即ち、例えば図
51では突出部材515a)が容積部を形成する上で協
働相手であってその隣の側部の延長部としては延びてい
ない突出部材の高さにほぼ等しい。製品の高さは好まし
くは、容積部中の製品の量が最も多い突出部材から、そ
の隣の側部の長さに沿って、そしてその隣の側部の延長
部をなして延びる突出部材(即ち、例えば図51の突出
部材515b)に向かって減少する。
開放容積部内に入っている製品に接触し、容積部の一部
を構成している側部を睫毛Eに対して実質的に平行に動
かすと製品で覆われるようになる。アプリケータを回転
させると、睫毛はこれに対応した突出部材、例えば図5
1に示す突出部材515aに接触することができ、これ
により、睫毛の長さに沿って製品を伸ばすことができる
と共に睫毛を長くしてこれにカールをつけることができ
る。好ましくは、長くしたりカールをつけやすくするた
めに、突出部材は、上述したように睫毛を掴むことがで
きる部分を更に有する。
けることにより、製品の入っている複数の容積部を形成
することができ、かくして、先ず最初に製品を睫毛に付
けて睫毛を被覆し、次に突出部材を睫毛に接触させて製
品を伸ばすと共に睫毛を長くする上述の段階を多数回繰
り返すことができる。これにより、製品を、アプリケー
タの再装填をしばしば行う必要なく睫毛に付けることが
できる。
は、種々の効果が得られるように所望に応じて、突出部
材の高さと突出部材の自由縁部に設けられているギザギ
ザの深さを変えることができる。例えば、突出部材の高
さを設計変更することにより、図51を参照して説明し
たような突出部材とベース部分の隣接の側部との間に保
持される製品の量を増減させることができる。また、突
出部材の自由縁部に設けられているギザギザの深さを設
計変更することにより、製品を睫毛に付けている際の塗
布要素のベース部分に対する睫毛の近接具合を制御する
ことができる。即ち、突出部材の自由縁部の比較的深い
ギザギザを形成することにより、睫毛を塗布中ベース部
分に比較的近接して配置することができる。
た突出部材525の列の形態の突出部材を示している。
のではない。それどころか、これ実施形態の特徴のうち
少なくとも幾つかを一つのアプリケータに組み込むこと
が可能である。一般に、上述の実施形態の各々の特定の
特徴を、付けられるべき製品のタイプ及び所望の塗布効
果に応じて組み合わせることができる。
た形状以外の形状を有してもよく、特定の塗布要素又は
特定の列中の突出要素は互いに同一の形状を有する必要
はない。例えば、塗布要素は、交互に配置された歯の第
1の並び及び第2の並びを含む一列の歯を有してもよ
く、この場合、第1の並び中の歯は、第2の並び中の歯
とは異なる形状を有する。
又、互いに異なる形状及び(又は)大きさ及び(又は)
互いに異なる高さの歯で構成できる。突出部材又は突出
要素は例えば、ベース部分の長さに沿う軸方向位置に応
じて様々な高さを有していてもよく、例えば、ベース部
分の一端から他端に向かって大きくなり、小さくなり、
小さくなり、次に大きくなり、或いは大きくなり、次に
小さくなるような高さを有してもよい。
有するのがよく、突出部材又は突出要素の側部に設けら
れた開口部が、中空部分と製品流れ連通状態にある。こ
れら中空部分は製品で満たされるようになることがで
き、かくしてアプリケータは、睫毛を覆う製品を一層多
量に保持できる。
増大させる表面条件を有するのがよい。例えば、突出部
材(突出要素及び(又は)ベース部分を含む)は、これ
ら表面の全体にわたり又は部分的に毛管状溝又はフロッ
クを有するのがよい。歯に設けられたかかるフロックの
一例が、図52に示されている。
にフォーク状又は二又状部分を形成するよう研磨によっ
て表面加工が施されるのがよく、或いは例えばこれらの
先端部を丸くするよう又はこれらの自由端部のところに
ドーム部を形成するよう熱処理を施したものであっても
よい。突出部材はかくして、睫毛に対する危険性の度合
いが小さくなる。
は、これらを睫毛に沿って滑りやすくするよう滑り剤、
例えばラッカー又はテフロン(登録商標)(Teflon)で
被覆してもよく、或いは変形例としてこれらのざらつき
を大きくしてもよい。変形例として又は追加例として、
かかる滑り剤を塗布要素の形成に用いられる材料に添加
してもよい。
要素に装填したときに製品中に放出される活性成分、例
えば防腐剤、加湿剤、銅塩、磁粉及び他の類似の適当な
材料をさらに有するのがよい。これら活性成分を、塗布
要素を形成するのに用いられる材料中に含ませてもよ
く、或いは塗布要素に被着させてもよく、或いはこれら
の両方であってもよい。加うるに、水分との接触時に塗
布要素の表面張力を変える製品を用いて塗布要素の構成
部分を形成でき又はこれらを被覆することができる。
出成形法によって作られるが、別法として、圧縮、プレ
ス加工又は旋削法によって材料を付形するための方法を
用いてもよい。突出部材は、これらが設けられる塗布要
素の一部又はベース部分を作るのに用いられる材料とは
異なる材料で作ってもよい。また、塗布要素及びステム
を2つの互いに異なる材料で作ってもよい。
の溝又は逃げ部を有するのがよい。本発明では突出部材
及びベース部分に関する多くの形態を想到できるが、上
述の実施形態の各々に関し、好ましくは列状に連続して
配置される歯の長さは、約10mm〜約45mmの範囲、よ
り好ましくは約15mm〜約28mmの範囲、さらに好まし
くは、約20mm〜約26mmの範囲にある。各歯の個々の
長さは好ましくは、約0.5mm〜約15mmの範囲、より
好ましくは約7mm〜約13mmの範囲となろう。連続した
歯からなる列中の歯の数は好ましくは、約6〜約50の
範囲、より好ましくは約10〜約35の範囲、さらに好
ましくは約15〜約32の範囲にあるであろう。
ら逸脱せずに、本発明の構造及び方法論の種々の設計変
更例及び改造例を想到できることは明らかである。かく
して、本発明は発明の詳細な説明中に記載した実施形態
に限定されない。それどころか、本発明は、特許請求の
範囲に記載された本発明の範囲及びその均等範囲に属す
る限り、本発明の設計変更例及び改造例を包含するもの
である。
れた本発明も一形態としてのアプリケータの軸方向断面
図である。
をした本発明の一形態としてのアプリケータセットの部
分断面図である。
側面図である。
部分断面詳細図である。
り、製品を睫毛に付けるための本発明の一形態としての
アプリケータの使用方法を説明する図である。
の変形例を示す図5と類似した図である。
ての塗布要素の端面図である。
としての塗布要素の断面図である。
しての塗布要素の断面図である。
としての塗布要素の断面図である。
としての塗布要素の断面図である。
の列の一例を示す図である。
の列の一例を示す図である。
の列の一例を示す図である。
素の列の一例を示す図である。
出要素の列の一例を示す図である。
の列の一例を示す図である。
素の列の一例を示す図である。
分及び幾何学的分離面の互いに反対側の側部に交互に設
けられた列をなす連続した突出要素の部分斜視図であ
る。
Sの互いに反対側の側部に交互に設けられた図19の列
をなす連続した突出要素の正面側端面図である。
部分及び幾何学的分離面の互いの反対側の側部に交互に
ずれた状態で設けられた部分を備えた列をなす連続した
突出要素の部分斜視図である。
状態で交互に設けて形成した列状の連続した突出要素の
部分斜視図である。
ベース部分に設けられた列をなす連続した突出要素の部
分斜視図である。
な自由端部を備えた2つの連続した突出要素の斜視図で
ある。
反対側の端部に向いた自由端部を備えた2つの連続した
突出要素の斜視図である。
広がった自由端部を備える2つの連続した突出要素の斜
視図である。
っている自由端部を備える2つの連続した突出要素を斜
視図である。
分の長手方向軸線に実質的に平行な方向に延びる互いに
オーバーラップしたフェースを備えた2つの連続した突
出要素の斜視図である。
分の長手方向軸線に実質的に垂直の方向に延びる互いに
オーバーラップしたフェースを備えた2つの連続した突
出要素の斜視図である。
いに反対側の側部に交互に設けられていて、互いに間隔
を置いた状態で幾何学的分離面の同一側に設けられた隣
り合う突出要素を備えた列をなす連続した突出要素を有
する塗布要素の部分斜視図である。
ある。
て見た図である。
分に設けられた列をなす連続した突出要素の部分斜視図
である。
見た図である。
ベース部分に設けられた列をなす連続した突出要素の部
分斜視図である。
た図である。
えた塗布要素の部分斜視図である。
向に見た図である。
出しして塗布要素に付けるようになった本発明のアプリ
ケータセットの実施形態の斜視図である。
をした本発明のアプリケータセットのさらに別の実施形
態の斜視図である。
端部が実質的に尖った先端部を有するアプリケータの斜
視図である。
実質的に三角形のベース部分及び列状に交互に配置され
た実質的に平らな連続した突出要素を含む塗布要素を備
えたアプリケータの部分斜視図である。
ース部分を有していることを除き、図44と類似したア
プリケータの部分斜視図である。
出要素相互間でベース部分の側部から半径方向に延びる
剛毛を備えたアプリケータの部分斜視図である。
正方形のベース部分及びのこ歯状突出部材を備えた塗布
要素を有するアプリケータの部分斜視図である。
部分及びのこ歯状突出部材を備えた塗布要素を有するア
プリケータの部分斜視図である。
及び凹状側部を備えたベース部分及びベース部分の長さ
に沿って高さが変化しているのこ歯状突出部材を備えた
塗布要素を有するアプリケータの部分斜視図である。
の断面を備えたベース部分及びベース部分の長さに沿っ
て高さが変化しているのこ歯状突出部材を備えた塗布要
素を有するアプリケータの部分斜視図である。
端部までテーパした正方形断面のベース部分及びベース
部分に設けられた4つののこ歯状突出部材を備えた塗布
要素を有するアプリケータの部分斜視図である。
の断面を備えたベース部分及びのこ歯状突出部材を備え
た塗布要素を有するアプリケータの部分斜視図である。
て製品を睫毛に付けるために睫毛と接触状態にある塗布
要素の断面図である。
た突出部材の側面図である。
0)
Claims (65)
- 【請求項1】 製品を睫毛に付けるためのアプリケータ
であって、ステム及びステムの端部に設けられた塗布要
素を有し、前記塗布要素は、ベース部分及びベース部分
に設けられた複数の突出部材を有し、前記突出部材の少
なくとも2つは、各突出部材がベース部分と交わるとこ
ろでは、前記少なくとも2つの突出部材の各々の軸線
が、ベース部分の断面が多角形の場合、ベース部分の側
部を実質的に延長した方向に向き、ベース部分の断面が
非多角形の場合、ベース部分に対して実質的に接線方向
に向くようにベース部分から遠ざかって延びていること
を特徴とするアプリケータ。 - 【請求項2】 ベース部分の断面は、多角形であること
を特徴とする請求項1記載のアプリケータ。 - 【請求項3】 ベース部分の断面は、非多角形であるこ
とを特徴とする請求項1記載のアプリケータ。 - 【請求項4】 ベース部分は、楕円形及び円形のうちか
ら選択された断面を有することを特徴とする請求項3記
載のアプリケータ。 - 【請求項5】 少なくとも2つの突出部材は、ベース部
分の互いに異なる側部から、互いに異なる方向に外方に
延びていることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか
一に記載のアプリケータ。 - 【請求項6】 突出部材のうち少なくとも1つは、1列
の連続した突出要素を有することを特徴とする請求項1
〜5のうち何れか一に記載のアプリケータ。 - 【請求項7】 突出部材は、歯及び剛毛のうちから選択
されていることを特徴とする請求項6記載のアプリケー
タ。 - 【請求項8】 突出部材は、ベース部分の長手方向軸線
回りに実質的に同一の回転方向に差し向けられているこ
とを特徴とする請求項1〜7のうち何れか一に記載のア
プリケータ。 - 【請求項9】 ベース部分は、三角形、正方形、五角
形、六角形及び八角形のうちから選択された断面を有し
ていることを特徴とする請求項2記載のアプリケータ。 - 【請求項10】 連続した突出要素から成る列は、幾何
学的分離面の互いに反対側の側部に少なくとも部分的に
交互に設けられた連続した突出要素から成ることを特徴
とする請求項6記載のアプリケータ。 - 【請求項11】 連続した突出要素から成る列中の少な
くとも2つの連続した突出要素は、互いに実質的に整列
した部分を有することを特徴とする請求項10記載のア
プリケータ。 - 【請求項12】 少なくとも2つの連続した突出要素の
上方部分は、塗布要素をベース部分の長手方向軸線に沿
って見て、互いに遠ざかるように広がった形態、互いに
向かって細まっている形態、互いに交差している形態及
び互いに実質的に平行に延びた形態のうちから選択され
ていることを特徴とする請求項11記載のアプリケー
タ。 - 【請求項13】 少なくとも2つの連続した突出要素
は、ベース部分の互いに反対側の端部に向かって差し向
けられた上方部分を有していることを特徴とする請求項
10記載のアプリケータ。 - 【請求項14】 少なくとも2つの連続した突出要素
は、互いに実質的に連続した部分を有することを特徴と
その請求項10記載のアプリケータ。 - 【請求項15】 実質的に連続した部分を有する少なく
とも2つの連続した突出要素相互間に形成された少なく
とも1つの切欠きを更に有することを特徴とする請求項
14記載のアプリケータ。 - 【請求項16】 少なくとも2つの連続した突出要素の
上方部分は、塗布要素をベース部分の長手方向軸線に沿
って見て、互いに遠ざかるように広がった形態、互いに
向かって細まっている形態、互いに交差している形態及
び互いに実質的に平行に延びた形態のうちから選択され
ていることを特徴とする請求項14記載のアプリケー
タ。 - 【請求項17】 少なくとも2つの連続した突出要素
は、ベース部分の互いに反対側の端部に向かって差し向
けられた上方部分を有していることを特徴とする請求項
14記載のアプリケータ。 - 【請求項18】 実質的に連続した部分は、互いにオー
バーラップした部分であることを特徴とする請求項14
記載のアプリケータ。 - 【請求項19】 幾何学的分離面は、平面であることを
特徴とする請求項10記載のアプリケータ。 - 【請求項20】 幾何学的分離面は、塗布要素の成形の
ための分割線であることを特徴とする請求項10記載の
アプリケータ。 - 【請求項21】 幾何学的分離面は、円筒面であり、そ
の準線は曲線及び破線のうちの一方であることを特徴と
する請求項10記載のアプリケータ。 - 【請求項22】 幾何学的分離面は、平らではないこと
を特徴とする請求項10記載のアプリケータ。 - 【請求項23】 幾何学的分離面は、少なくとも2つの
連続した突出要素の実質的に整列した部分の整列平面を
通ることを特徴とする請求項11記載のアプリケータ。 - 【請求項24】 少なくとも2つの連続した突出要素
は、互いに整列した根元部を有する歯を有し、少なくと
も2つの連続した歯の根元部の各々の高さは、少なくと
も約0.2mmであることを特徴とする請求項11記載の
アプリケータ。 - 【請求項25】 少なくとも2つの連続した突出要素
は、深さが幅よりも大きい根元部を備えた歯を有するこ
とを特徴とする請求項11記載のアプリケータ。 - 【請求項26】 幾何学的分離面の同一の側部の隣り合
う突出要素は、互いに間隙を置いて配置されていること
を特徴とする請求項10記載のアプリケータ。 - 【請求項27】 隣り合う突出要素の各々の深さは、前
記間隙よりも大きく、前記深さは、ベース部分の長手方
向軸線に実質的に垂直な方向に測定され、前記間隙は、
ベース部分の長手方向軸線に実質的に平行な方向に測定
されていることを特徴とする請求項26記載のアプリケ
ータ。 - 【請求項28】 突出要素は、ベース部分の端部に向い
た少なくとも1つのフェースを有し、前記少なくとも1
つのフェースは、ベース部分の長手方向軸線に対して角
度をなして設けられていることを特徴とする請求項10
記載のアプリケータ。 - 【請求項29】 前記角度は、長手方向軸線に対して直
角、鋭角及び鈍角のうち一つであることを特徴とする請
求項28記載のアプリケータ。 - 【請求項30】 突出要素の列は、ベース部分の端部の
うち一方に向くと共に前記列の長手方向軸線に対して一
方向に傾斜したフェースを有する突出要素からなる第1
の並びと、突出要素の第1の並びと交互に設けられてい
て、ベース部分の端部のうち一方に向くと共に前記列の
長手方向軸線に対して第1の並びの突出要素とは異なる
方向に傾斜したフェースを有する突出要素の第2の並び
とを含むことを特徴とする請求項10記載のアプリケー
タ。 - 【請求項31】 突出要素のうち少なくとも1つは、塗
布要素の端部に向いた凸状フェース及び凹状フェースの
うち一方を有することを特徴とする請求項10記載のア
プリケータ。 - 【請求項32】 少なくとも2つの連続した突出要素
は、塗布要素の端部に向いた凸状フェース及び凹状フェ
ースを有していることを特徴とする請求項31記載のア
プリケータ。 - 【請求項33】 2つの連続した突出要素のうち一方
は、塗布要素の端部に向いた凹状フェース及び凸状フェ
ースのうち一方を有し、2つの連続した突出要素の他方
は、他の要素の端部に向いた平らなフェースを有するこ
とを特徴とする請求項10記載のアプリケータ。 - 【請求項34】 突出部材とベース部分は、一体品とし
て一緒に成形されていることを特徴とする請求項1〜3
3のうち何れか一に記載のアプリケータ。 - 【請求項35】 突出部材とベース部分は、プラスチッ
クを用いて一緒に成形されていることを特徴とする請求
項34記載のアプリケータ。 - 【請求項36】 ベース部分の前記互いに異なる側部
は、互いに平行であって且つ互いに反対方向に向いてい
ることを特徴とする請求項5記載のアプリケータ。 - 【請求項37】 ベース部分は実質的に細長く、突出部
材はベース部分の長さに沿って延びていることを特徴と
する請求項1〜36のうち何れか一に記載のアプリケー
タ。 - 【請求項38】 突出部材は、突出部材がベース部分と
交わる縁部とは反対側にギザギザ付きの縁部を有してい
ることを特徴とする請求項1記載のアプリケータ。 - 【請求項39】 ステムは、成形により作られているこ
とを特徴とする請求項1〜38のうち何れか一に記載の
アプリケータ。 - 【請求項40】 ステムは、プラスチックの成形により
作られていることを特徴とする請求項39記載のアプリ
ケータ。 - 【請求項41】 ステムは、撚られていないワイヤから
成るステムであることを特徴とする請求項1記載のアプ
リケータ。 - 【請求項42】 突出要素の高さは、約0.5mm〜約1
5mmの範囲にあることを特徴とする請求項6記載のアプ
リケータ。 - 【請求項43】 突出要素の高さは、約7mm〜約13mm
の範囲にあることを特徴とする請求項6記載のアプリケ
ータ。 - 【請求項44】 突出要素は、互いに異なる高さを有し
ていることを特徴とする請求項6記載のアプリケータ。 - 【請求項45】 突出要素の高さは、約0.5mm〜約1
5mmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜44のう
ち何れか一に記載のアプリケータ。 - 【請求項46】 突出要素の高さは、約7mm〜約13mm
の範囲にあることを特徴とする請求項1〜45のうち何
れか一に記載のアプリケータ。 - 【請求項47】 塗布要素は、ステムの遠方側端部に着
脱自在に連結されていることを特徴とする請求項1記載
のアプリケータ。 - 【請求項48】 ベース部分の長手方向軸線は、ステム
の長手方向軸線に実質的に平行に延びていることを特徴
とする請求項1記載のアプリケータ。 - 【請求項49】 各突出部材及びこれに隣接していて、
突出部材が実質的に延びている起点としての側部とは別
のベース部分の側部は、付けられるべき製品を収容する
ように形作られた開放容積部を構成していることを特徴
とする請求項2記載のアプリケータ。 - 【請求項50】 ベース部分は、その長さの少なくとも
一部にわたって実質的に一様な断面を有していることを
特徴とする請求項1〜49のうち何れか一に記載のアプ
リケータ。 - 【請求項51】 ベース部分の断面は、正多角形及び非
正多角形から選択されていることを特徴とする請求項2
記載のアプリケータ。 - 【請求項52】 多角形の辺のうち少なくとも1つは、
平らではないことを特徴とする請求項2記載のアプリケ
ータ。 - 【請求項53】 突出部材の高さは、ベース部分の長さ
に沿って変化していることを特徴とする請求項1記載の
アプリケータ。 - 【請求項54】 列をなす連続した突出要素のうち少な
くとも2つの連続した突出要素は、付けられるべき製品
を収容するように形作られた容積部の少なくとも一部を
構成していることを特徴とする請求項6記載のアプリケ
ータ。 - 【請求項55】 請求項1〜54のうち何れか一に記載
のアプリケータと、製品を収容するように形作られた容
器とから成ることを特徴とするアプリケータセット。 - 【請求項56】 アプリケータを容器から取り出す際に
突出部材から余分の製品を取り除くようから作られたワ
イパーを更に有することを特徴とする請求項55記載の
アプリケータセット。 - 【請求項57】 ワイパーは、変形可能であることを特
徴とする請求項56記載のアプリケータセット。 - 【請求項58】 ワイパーは、フォームのブロック及び
エラストマー製舌部のうちから選択されていることを特
徴とする請求項57記載のアプリケータセット。 - 【請求項59】 製品は容器に入れられ、製品は睫毛の
ための化粧品であることを特徴とする請求項56記載の
アプリケータセット。 - 【請求項60】 製品はマスカラであることを特徴とす
る請求項59記載のアプリケータセット。 - 【請求項61】 容器は、塗布要素の少なくとも一部が
容器に入ることができるように形作られた口を有し、ア
プリケータセットは、ステムの別の端部に設けられたキ
ャップを更に有し、キャップは前記口を密封自在に閉鎖
するように形作られていることを特徴とする請求項60
記載のアプリケータセット。 - 【請求項62】 塗布要素は、撚りワイヤを用いていな
いことを特徴とする請求項1記載のアプリケータ。 - 【請求項63】 ベース部分は、中実の側部を有してい
ることを特徴とする請求項1記載のアプリケータ。 - 【請求項64】 ベース部分は、一体構造品であること
を特徴とする請求項1記載のアプリケータ。 - 【請求項65】 ベース部分は、成形構造品であること
を特徴とする請求項1記載のアプリケータ。
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