JP2001204360A - 動物忌避方法、および動物忌避具 - Google Patents
動物忌避方法、および動物忌避具Info
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- JP2001204360A JP2001204360A JP2000020360A JP2000020360A JP2001204360A JP 2001204360 A JP2001204360 A JP 2001204360A JP 2000020360 A JP2000020360 A JP 2000020360A JP 2000020360 A JP2000020360 A JP 2000020360A JP 2001204360 A JP2001204360 A JP 2001204360A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】忌避したい動物に危害を加えることなく忌避す
ることのできる技術を提供すること。 【解決手段】木材を乾溜して得た木酢タールを含浸もし
くは付着させた部材を、通気性の袋に収納し、この袋に
対象部材に取り付けるための取り付け手段を設けた。
ることのできる技術を提供すること。 【解決手段】木材を乾溜して得た木酢タールを含浸もし
くは付着させた部材を、通気性の袋に収納し、この袋に
対象部材に取り付けるための取り付け手段を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋に近づく猫や
鳩等の動物が家屋に近づかないように忌避する技術、及
び鹿等による樹木や花卉類に対する食害を防止するため
の技術に関するものである。
鳩等の動物が家屋に近づかないように忌避する技術、及
び鹿等による樹木や花卉類に対する食害を防止するため
の技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、化学薬品を散布したり、風に吹
かれて動くものや、音を出すものを対象物の近くに置く
ことが行われていた。
かれて動くものや、音を出すものを対象物の近くに置く
ことが行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、忌避したい動物でなく、ほかのペット等に害を与え
たりするという問題や、景観上好ましくないという問題
があった。
は、忌避したい動物でなく、ほかのペット等に害を与え
たりするという問題や、景観上好ましくないという問題
があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の方法では、木
材を乾溜して得た木酢タールを、対象部材に塗布もしく
は近接させて配置するすることによって、対象部材に近
づく動物を忌避することを特徴としている。
材を乾溜して得た木酢タールを、対象部材に塗布もしく
は近接させて配置するすることによって、対象部材に近
づく動物を忌避することを特徴としている。
【０００５】請求項２では、木材を乾溜して得た木酢タ
ールを含浸もしくは付着させた部材を、対象部材に近接
させて配置することによって、対象部材に近づく動物を
忌避することを特徴としている。請求項３では、木材を
乾溜して得た木酢タールを含浸もしくは付着させた部材
を、通気性の袋に収納し、この袋に対象部材に取り付け
るための取り付け手段を設けたことを特徴としている。
ールを含浸もしくは付着させた部材を、対象部材に近接
させて配置することによって、対象部材に近づく動物を
忌避することを特徴としている。請求項３では、木材を
乾溜して得た木酢タールを含浸もしくは付着させた部材
を、通気性の袋に収納し、この袋に対象部材に取り付け
るための取り付け手段を設けたことを特徴としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の動物忌避具に用いる木酢
タールは、木材を還元状態で蒸して出てきた煙を冷却す
ることによって得たタール状物体、すなわち、木材を乾
溜して得た木酢タールである。このようにして、木材を
乾溜して得た木酢タールを、対象部材に塗布もしくは近
接させて配置するすることによって、対象部材に近づく
動物を忌避するのである。
タールは、木材を還元状態で蒸して出てきた煙を冷却す
ることによって得たタール状物体、すなわち、木材を乾
溜して得た木酢タールである。このようにして、木材を
乾溜して得た木酢タールを、対象部材に塗布もしくは近
接させて配置するすることによって、対象部材に近づく
動物を忌避するのである。
【０００７】または、このような木酢タールを、図１に
示したような耐酸性の高い不織布１に含浸させ、その不
織布１を通気性のある袋２に収納し、この袋２につるし
紐３を取り付けることによって、本発明の動物忌避具４
は構成されている。この動物忌避具４は、図２に示した
断面形状のように、木酢タールを含浸させた紙材や不織
布１Ａの両面を通気性の高い不織布等１Ｂで覆い、それ
を通気性のある袋２に収納してもよい。また、図３に示
したような、木酢タールを含浸させたテープ状の動物忌
避具４Ａとしてもよい。このようなテープ状の動物忌避
具４Ａを対象物に巻き付けたり、結んだり、貼り付けた
りするとよい。そのために、テープ状の動物忌避具４Ａ
は、含浸材層６と、固定ネット層７と、粘着材層８とを
含んだ３層構造として、ロール状に巻いておくとよい。
樹木等の対象物に巻き付けるとき、含浸材層８を内側に
してもよいが、外側にしてもよい。含浸材層８を内側に
した場合には、通気性のある素材を用いるとよい。含浸
させた動物忌避具４Ａを地面に置いてもよい。含浸させ
る素材には耐酸性の高い素材が好ましい。また、テープ
状に限らず方形や円形の形状としてもよい。
示したような耐酸性の高い不織布１に含浸させ、その不
織布１を通気性のある袋２に収納し、この袋２につるし
紐３を取り付けることによって、本発明の動物忌避具４
は構成されている。この動物忌避具４は、図２に示した
断面形状のように、木酢タールを含浸させた紙材や不織
布１Ａの両面を通気性の高い不織布等１Ｂで覆い、それ
を通気性のある袋２に収納してもよい。また、図３に示
したような、木酢タールを含浸させたテープ状の動物忌
避具４Ａとしてもよい。このようなテープ状の動物忌避
具４Ａを対象物に巻き付けたり、結んだり、貼り付けた
りするとよい。そのために、テープ状の動物忌避具４Ａ
は、含浸材層６と、固定ネット層７と、粘着材層８とを
含んだ３層構造として、ロール状に巻いておくとよい。
樹木等の対象物に巻き付けるとき、含浸材層８を内側に
してもよいが、外側にしてもよい。含浸材層８を内側に
した場合には、通気性のある素材を用いるとよい。含浸
させた動物忌避具４Ａを地面に置いてもよい。含浸させ
る素材には耐酸性の高い素材が好ましい。また、テープ
状に限らず方形や円形の形状としてもよい。
【０００８】さらには、顆粒状に成型して対象物の近く
に散布してもよい。また、樹脂製容器や、紙製容器や、
植物から製造した次世代プラスチック等の容器や、プラ
スチックやガラス等のように酸におかされにくい材質の
容器等に収納して使用してもよい。このとき、液体のま
ま収納してもよいが、浸透紙等に含浸させて使用しても
よい。また。顆粒状のまま収納してもよい。段ボール
や、牛乳容器としての紙パック等の紙を素材とした容器
に収納してもよい。このとき、組立式の容器としてもよ
い。紙製の容器に限らず、種々の形状の容器としてもよ
い。例えば、図４に示したように屋根つきの皿のような
形状の動物忌避具４Ｂとしてもよいし、角錐形状や、図
５に示したような直方体状の動物忌避具４Ｃや円柱状の
忌避具４Ｄ、または円錐形状の容器に入れた動物忌避具
としてもよい。なお、木酢タールとしては、杉材等の針
葉樹から得た木酢タールが効果的である。
に散布してもよい。また、樹脂製容器や、紙製容器や、
植物から製造した次世代プラスチック等の容器や、プラ
スチックやガラス等のように酸におかされにくい材質の
容器等に収納して使用してもよい。このとき、液体のま
ま収納してもよいが、浸透紙等に含浸させて使用しても
よい。また。顆粒状のまま収納してもよい。段ボール
や、牛乳容器としての紙パック等の紙を素材とした容器
に収納してもよい。このとき、組立式の容器としてもよ
い。紙製の容器に限らず、種々の形状の容器としてもよ
い。例えば、図４に示したように屋根つきの皿のような
形状の動物忌避具４Ｂとしてもよいし、角錐形状や、図
５に示したような直方体状の動物忌避具４Ｃや円柱状の
忌避具４Ｄ、または円錐形状の容器に入れた動物忌避具
としてもよい。なお、木酢タールとしては、杉材等の針
葉樹から得た木酢タールが効果的である。
【０００９】
【発明の効果】本発明では、木材を乾溜して得た木酢タ
ールを、対象部材に塗布もしくは近接させて配置するす
ることによって、対象部材に近づく動物を忌避するの
で、化学薬品のような薬害はなく、自然にやさしい動物
忌避が可能になる。特に、動物に危害を加えることなく
忌避できるので、最適な忌避方法となる。また、木材を
乾溜して得た木酢タールを含浸もしくは付着させた部材
を、対象部材に近接させて配置することによって、対象
部材に近づく動物を忌避するので、効果が持続するとい
う効果がえられる。また、木材を乾溜して得た木酢ター
ルを含浸もしくは付着させた部材を、通気性の袋に収納
し、この袋に対象部材に取り付けるための取り付け手段
を設けたので、種々の対象物に取り付けることができ
る。本発明の方法と、忌避具によれば、鳩や猫等の小動
物を始め、鹿等の動物を傷つけることなく忌避すること
ができる。
ールを、対象部材に塗布もしくは近接させて配置するす
ることによって、対象部材に近づく動物を忌避するの
で、化学薬品のような薬害はなく、自然にやさしい動物
忌避が可能になる。特に、動物に危害を加えることなく
忌避できるので、最適な忌避方法となる。また、木材を
乾溜して得た木酢タールを含浸もしくは付着させた部材
を、対象部材に近接させて配置することによって、対象
部材に近づく動物を忌避するので、効果が持続するとい
う効果がえられる。また、木材を乾溜して得た木酢ター
ルを含浸もしくは付着させた部材を、通気性の袋に収納
し、この袋に対象部材に取り付けるための取り付け手段
を設けたので、種々の対象物に取り付けることができ
る。本発明の方法と、忌避具によれば、鳩や猫等の小動
物を始め、鹿等の動物を傷つけることなく忌避すること
ができる。
【図１】 本発明の実施の形態としての袋状の動物忌避
具の説明図である。
具の説明図である。
【図２】 図１の袋状の動物忌避具の内部の説明図であ
る。
る。
【図３】 本発明の実施の形態としてのテープ状の動物
忌避具の説明図である。
忌避具の説明図である。
【図４】 本発明の別の実施の形態の説明図である。
【図５】 本発明のさらに別の実施の形態の説明図であ
る。
る。
１ 不織布 ２ 袋 ３ つるし紐 ４ 動物忌避具 ４Ａ テープ状の動物忌避具 ６ 含浸材層 ８ 粘着材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2B121 AA01 AA02 AA07 BB25 BB28 BB31 BB32 CC21 CC22 EA21 EA24 FA12 FA13 FA15 FA16
Claims (3)
- 【請求項１】木材を乾溜して得た木酢タールを、対象部
材に塗布もしくは近接させて配置するすることによっ
て、対象部材に近づく動物を忌避することを特徴とする
動物忌避方法。 - 【請求項２】木材を乾溜して得た木酢タールを含浸もし
くは付着させた部材を、対象部材に近接させて配置する
ことによって、対象部材に近づく動物を忌避することを
特徴とする動物忌避方法。 - 【請求項３】木材を乾溜して得た木酢タールを含浸もし
くは付着させた部材を、通気性の袋に収納し、この袋に
対象部材に取り付けるための取り付け手段を設けたこと
を特徴とする動物忌避具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000020360A JP2001204360A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 動物忌避方法、および動物忌避具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000020360A JP2001204360A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 動物忌避方法、および動物忌避具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001204360A true JP2001204360A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18546929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000020360A Pending JP2001204360A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 動物忌避方法、および動物忌避具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001204360A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005179330A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Seikoo Sangyo Kk | もぐら忌避剤 |
| JP2010213671A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Fukui Netsu Shori:Kk | 猪及び鹿の侵入防止用シート |
-
2000
- 2000-01-28 JP JP2000020360A patent/JP2001204360A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005179330A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Seikoo Sangyo Kk | もぐら忌避剤 |
| JP2010213671A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Fukui Netsu Shori:Kk | 猪及び鹿の侵入防止用シート |
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