JP2001204052A - 呼中継装置 - Google Patents

呼中継装置

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JP2001204052A
JP2001204052A JP2000014629A JP2000014629A JP2001204052A JP 2001204052 A JP2001204052 A JP 2001204052A JP 2000014629 A JP2000014629 A JP 2000014629A JP 2000014629 A JP2000014629 A JP 2000014629A JP 2001204052 A JP2001204052 A JP 2001204052A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】局番と内線番号の組を着番号として呼を制御す
る通信網に、内線番号のみで発呼、着呼を行うPBXを収
容する。 【解決手段】ATM多重化装置1は、発呼時に着番号とし
て、内線番号のみの着番号しかATM多重化装置1に送れな
いPBX2については、そのPBX2から受け取った内線番号
に、その内線番号より定まる着番号の端末を収容したPB
X2の局番を先頭に付加する処理を行う。また、着呼時に
着番号として、内線番号のみの着番号しかATM多重化装
置1から受け入れないPBX2については、そのPBX2に送る
着番号を、ATM網3から受け取った着番号から局番を削除
したものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を用いて通
信設備間の呼を中継する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔配置された複数のPBX
を、通信網を用いてPBX間の呼を中継する呼中継装置を
用いて接続することにより、各PBXが収容する端末間の
呼を可能とする通信システムの構築が行われている。
【0003】このような通信システムでは、各PBXは、
通信網が呼の処理に用いる番号体系にしたがった発番号
や着番号により発呼や着呼を処理している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば、既存のPBXを呼中継装置で接続して通信システムを
構築したい場合、この既存のPBXが、通信網が呼の処理
に用いる番号体系にしたがった発番号や着番号により、
発呼や着呼を処理できないことがある。このような場
合、通信システムを構築できない。
【0005】そこで、本発明は、通信網が呼の処理に用
いる番号体系にしたがった発番号や着番号により、発呼
や着呼を処理できない通信設備であっても、これを、通
信網を用いて呼の中継を行う呼中継装置により複数の通
信設備が接続されて構築された通信システムに、収容で
きるようにすることを課題とする。
【0006】また、このような、複数の通信設備が通信
網により接続されて構築された通信システムでは、大規
模になると、通信システム上で生じる問題の原因を、発
生した現象から把握することが困難となるという課題も
ある。
【0007】そこで、本発明は、通信網を用いて呼の中
継を行う呼中継装置により複数の通信設備が接続されて
構築された通信システム上において、発生した問題の原
因追究を支援できるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、通信網を用いて自通信設備と他通
信設備との間の呼を中継する呼中継装置であって、第1
の番号体系に従った着番号を伴う発呼を、前記自通信設
備から受け付ける発呼受付手段と、前記発呼受付手段で
受け付けた発呼に伴う着番号を、前記通信網が呼の制御
に用いる、前記第1の番号体系とは異なる第2の番号体
系に整合するように、編集する編集手段と、前記通信網
に対して、前記編集手段により編集された着番号による
発呼を行い、呼を確立する発呼手段と、を有することを
特徴とする。
【0009】このような呼中継装置によれば、呼中継装
置が、自通信設備より受け付けた着番号を、通信網が呼
の制御に用いる番号体系に整合するように編集し、それ
から、通信網に対して発呼する。したがって、自通信設
備が呼の処理に用いる番号体系にしたがった着番号によ
り発呼を処理できない場合であっても、自通信設備から
の発呼を、通信網が処理できる形態で当該通信網へ出力
することが可能となる。
【0010】また、本発明は、たとえば、通信網を用い
て自通信設備と他通信設備との間の呼を中継する呼中継
装置であって、第1の番号体系に従った着番号による着
呼を、前記通信網から受け付ける着呼受付手段と、前記
着呼受付手段で受け付けた着呼の着番号を、前記自通信
設備が呼の制御に用いる、前記第1の番号体系とは異な
る第2の番号体系に整合するように、編集する編集手段
と、前記自通信設備に対して、前記編集手段により編集
された着番号による呼を着呼させ、呼を確立する着呼手
段と、を有することを特徴とする。
【0011】このような呼中継装置によれば、通信網よ
り受け付けた着番号を、自通信設備が呼の制御に用いる
番号体系に整合するように編集し、それから、自通信設
備に着呼させる。したがって、自通信設備が呼の処理に
用いる番号体系にしたがった着番号により着呼を処理で
きない場合であっても、通信網からの着呼を、自通信設
備が処理できる形態で当該自通信設備へ出力することが
可能となる。
【0012】また、本発明は、たとえば、通信網を用い
て通信設備間の呼を中継する呼中継装置であって、前記
呼の状態の履歴を収拾し記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶された履歴を出力する履歴出力手段と、を有
することを特徴とする。
【0013】このような呼中継装置によれば、記憶手段
に記憶された各呼の履歴により、通信システム上で発生
した問題の原因を解析することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。
【0015】図1に、本発明の位置実施形態に係る通信
システムの構成を示す。
【0016】図中、符号1はATM多重化装置、符号2はPB
X、そして、符号3は、ATM スイッチを含むATM網であ
る。
【0017】このような構成において、PBX2は、自身が
収容する端末4から、他のPBX2に収容された端末4宛ての
発呼があると、この呼を自身に接続したATM多重化装置1
に中継する。ATM多重化装置1は、中継された呼を、呼の
宛先の端末4が収容されたPBX2に接続された他のATM多重
化装置1に、ATM網3を介して中継する。
【0018】一方、呼をATM網3から中継されたATM多重
化装置1は、この呼を、呼の宛先の端末4が収容されたPB
X2に中継する。呼を中継されたPBX2は、この呼を呼の宛
先の端末4に中継する。
【0019】次に、図2に、図1に示すATM多重化装置1
の構成を示す。
【0020】図中、符号6はメモリ部、符号7は主制御
部、符号8はSVC制御部、符号9はSAR制御部、符号10は音
声回線インタフェース部、そして、符号11は、中継回線
インタフェース部である。
【0021】ここで、メモリ部6には、予め、後に詳述
する番号計画情報と番号編集条件が記憶されている。主
制御部7は、ATM多重化装置1が起動すると、このメモリ
部6に記憶されている番号計画情報と番号編集条件を、
各音声回線インタフェース部10に設定する。
【0022】以下、このようなATM多重化装置1の動作に
ついて図3を用いて説明する。
【0023】まず、ATM多重化装置1がATM網3へ発呼する
側となる場合の動作について、説明する。
【0024】この場合、PBX2は、収容した端末4から発
呼要求と着番号の指定があると、ATM多重化装置1に発信
要求と着番号を送る。ATM多重化装置1において、音声回
線インタフェース部10は、PBX2から発信要求を受け取る
と、呼の着番号が番号計画情報が示す番号計画に合致し
ているかどうかを調べる(番号判定)。そして、合致し
ていない場合には、話中をPBX2に返し、呼の解放を待
つ。一方、呼の着番号が、番号計画情報が示す番号計画
に合致している場合には、番号編集条件にしたがって着
番号への番号桁の削除や番号の付加などの番号編集を行
い、番号編集した着番号を含めたSETUPメッセージを作
成して、SVC制御部8に送る。
【0025】ここで、PBX2とのインタフェース信号の形
式がOD形式である場合、すなわち、順次、着番号の桁が
送られる形式である場合には、以上の番号編集と、SETU
Pメッセージの作成を、番号計画情報にしたがって定ま
る有効桁数をPBX2から得られた時点で即時実行する(即
時発信)。なお、着番号が、番号計画情報が示す番号計
画に合致しているかどうかのチェックは、PBX2とのイン
タフェース信号の形式がOD形式である場合には、各桁が
得られる度に逐次行うようにするのがよい。
【0026】以上の、番号判定や番号編集や即時発信に
ついては、後に再度詳述する。
【0027】さて、SETUPメッセージを受け取ったSVC制
御部8は、ATM網3に発呼し、着番号の端末4を収容したPB
X2が接続された他のATM多重化装置1との間に設定された
VP/VCを接続する。
【0028】具体的には、SVC制御部8は、ATM網3とATM
セルの送受を行う中継回線インタフェース部11と、AAL5
にしたがったメッセージのセル化・デセル化を行うSAR
制御部9を介して、ATMフォーラム制定のUNI4.0に準拠し
たシグナリング用のメッセージ情報をATM網3と交換する
シグナリング制御、すなわち、ATM網3との間で、図3に
示すSETUPメッセージの送信、CALL PROCメッセージの受
信、ALARTメッセージの受信、CONECTメッセージの受
信、CONNECT ACKメッセージの送信を行って、VP/VCを接
続する。
【0029】そして、SVC制御部8は、VP/VCを接続した
ならば、接続を音声回線インタフェース部10に通知す
る。接続を通知された音声回線インタフェース部10は、
PBX2に接続を通知する。そして、その後、音声回線イン
タフェース部10と中継回線インタフェース部11は、接続
したVP/VCとPBX2間の音声情報の中継を行う。
【0030】なお、音声回線インタフェース部10は、
以上のシグナリング制御中において、ALARTメッセージ
の受信からCONECTメッセージの受信までの間、接続を通
知されたPBX2からのリングバックトーンを通すことによ
り、PBX2に呼出中を通知する。
【0031】次に、ATM多重化装置1がATM網3から着呼す
る側となる場合の動作について、説明する。
【0032】すなわち、中継回線インタフェース部11と
SAR制御部9を介して、ATM網3からSETUPメッセージによ
る着呼を受けたSVC制御部8は、中継回線インタフェース
部11とSAR制御部9を介して、図3に示すように、CALL P
ROCメッセージとALARTメッセージを、ATM網3に送信する
シグナリング制御を行う。また、着呼した呼の着番号の
端末4を収容するPBX2に接続する音声回線インタフェー
ス部10を、着番号に含まれる後述するPBX2の局番より求
め、これに着呼を通知する。着呼を通知されたSVC制御
部8は、その呼の着番号に対して番号編集条件にしたが
って番号桁の削除や番号の付加などの番号編集を行い、
音声回線インタフェース部10に着呼を通知する。この
番号編集については後述する。
【0033】さて、音声回線インタフェース部10は、番
号編集後の着番号と共に、着信通知をPBX2に送る。PBX2
は、着番号より定まる後述する内線番号の端末4を呼出
し、応答があれば、ATM多重化装置1に応答を通知する。
一方、ATM多重化装置1の音声回線インタフェース部10
は、PBX2より応答があったならば、その応答をSVC制御
部8に伝える。応答を通知されたSVC制御部8は、中継回
線インタフェース部11とSAR制御部9を介して、図3に示
すように、ATM網3との間で、CONECTメッセージを送信し
CONNECT ACKメッセージを受信するシグナリング制御を
行い、発呼したATM多重化装置1との間に設定されたVP
/VCを接続する。
【0034】以降、音声回線インタフェース部10と中継
回線インタフェース部11は、接続したVP/VCとPBX2間の
音声情報の中継を行う。
【0035】ATM多重化装置1の、以上のATM網3への発呼
側の動作とATM網3からの着呼側の動作により、PBX2間の
呼が確立し通話が可能となる。
【0036】次に、このようにして確立した呼の切断解
放時の、切断側のATM多重化装置1の動作について説明す
る。
【0037】PBX2より呼の解放が通知されたならば、音
声回線インタフェース部10は、解放をSVC制御部8に通知
する。解放を通知されたSVC制御部8は、中継回線インタ
フェース部11とSAR制御部9を介して、図3に示すよう
に、ATM網3との間で、RELEASEメッセージの送信とREL C
OMPメッセージの受信を行い、接続したVP/VCを解放す
る。
【0038】次に、このようにして確立した呼の切断解
放時の、被切断側のATM多重化装置1の動作について説明
する。
【0039】ATM網3からRELEASEメッセージを受けたSVC
制御部8は、音声回線インタフェース部10に解放を通知
する。解放を通知された音声回線インタフェース部10
は、解放をPBX2に送る。そして、SVC制御部8は、中継回
線インタフェース部11とSAR制御部9を介して、図3に示
すように、ATM網3にREL COMPメッセージを送信し、接続
したVP/VCを解放する。
【0040】ところで、以上の各動作に際して、SVC制
御部8は、ATM網3との間のシグナリング手順のログを、
主制御部7を介してメモリ部6に蓄積する。なお、このメ
モリ部6に蓄積されたログは、主制御部7を介して外部に
読み出すことができる。
【0041】さて、このログとして、SVC制御部8は、AT
M網3と送受した各メッセージ中の情報、メッセージの送
受時刻を、各呼毎に蓄積する。
【0042】より具体的には、図4の呼制御開始を示す
SETUPメッセージの送受時刻、SETUPメッセージ中のAAL
パラメータに含まれる使用帯域PCR/SCRおよび着番号
(着サブアドレスを含む)、発番号(発サブアドレスを
含む)、SETUPメッセージ又はCALL PROCメッセージ中の
コネクション識別子に含まれる使用VPCI/VCI、RELEASE
メッセージ中の呼の切断の正常/輻輳などの理由を示す
理由表示、REL COMPメッセージ中の呼の切断の正常/輻
輳などの理由を示す理由表示、呼制御終了などを示すRE
L COMPメッセージの送受時刻などを、ログとして蓄積す
る。
【0043】なお、ATM多重化装置1は、たとえば、SETU
Pメッセージ中の発番号には、発信要求したPBX2から、
発呼した端末4の後述する内線番号を得られるときに
は、この内線番号と発信要求したPBX2の後述する局番を
記述する。発信要求したPBX2から、発呼した端末4の後
述する内線番号を得られないときには、発信要求したPB
X2の局番のみを記述する。
【0044】以下、前述した番号計画情報、番号編集条
件、番号判定、番号編集、即時発信について説明する。
【0045】まず、番号計画情報と、番号判定と即時発
信について説明する。
【0046】いま、図1に示すように、通信システム上
の局番40〜80のPBX2が存在し、局番40のPBX2が収容する
端末4には2を先頭とする3桁の内線番号が与えられ、
局番50のPBX2が収容する端末4には3を先頭とする5桁
の内線番号が与えられ、局番60のPBX2が収容する端末4
には4を先頭とする3桁の内線番号が与えられ、局番70
のPBX2が収容する端末4には5を先頭とする4桁の内線
番号が与えられ、そして、局番80のPBX2が収容する端末
4には6を先頭とする3桁の内線番号が与えられている
場合を例にとる。
【0047】また、ATM網3は、呼制御の着番号として局
番+内線番号を用いるものとする。たとえば、局番40の
PBX2に収容された内線番号201の端末4の、ATM網2上の着
番号は、40-201となる。
【0048】また、PBX2は、PBX2毎に、内線番号のみ
か、あるいは、局番+内線番号により、自PBX2が接続す
るATM多重化装置1との間で着番号をやりとりを行うもの
とする。
【0049】すなわち、1部のPBX2は、ATM網3上の番号
体系である局番+内線番号の体系ではなく、内線番号の
みの着番号の体系でしか発呼や着呼を処理できないもの
とする。たとえば、局番50のPBX2に接続したATM多重化
装置(B)1は、発呼時に、局番40のPBX2に収容された内
線番号201の端末4の着番号として、番号40-201をPBX2か
ら受け付けるのに対して、局番60のPBX2に接続したATM
多重化装置(C)1は、発呼時に、局番40のPBX2に収容され
た内線番号201の端末4の着番号として、番号201のみを
受け付けるものとする。また、たとえば、局番70のPBX3
は、着呼時に、収容する内線番号5001の端末4の着番号
として、番号70-5001を、ATM多重化装置(D)1から受け付
けるのに対して、局番40のPBX2は、着呼時に、内線番号
201の端末4の着番号として、番号201のみをATM多重化装
置(A)1から受け付けるものとする。
【0050】この場合、番号計画情報としては、各内線
番号毎に、内線番号の先頭桁の数値と当該内線番号の桁
数とを示す情報を用意する。たとえば、先頭が2であれ
ば桁数は3、先頭が3であれば桁数は5となる。また、番
号計画情報には、PBX2から通知される着番号のうち、ど
の部分が内線番号の先頭桁となるかの情報も含める。
【0051】なお、通知される着番号のうち、どの部分
が内線番号の先頭桁となるかは、ATM多重化装置1が、自
身に接続されたPBX2より、着番号の指定を内線番号のみ
で受け入れるのか、それとも、局番+内線番号によって
受け入れるのかによって一義的に定まる。また、番号計
画情報には、通信システム内の局番、内線番号、およ
び、局番と内線番号の組み合わせの取り得る範囲の情報
を含めておく。
【0052】そして、即時発信では、自身に接続された
PBX2から通知された着番号のうち、番号計画情報によっ
て特定される内線番号の先頭桁の数値に応じて定まる桁
数分の内線番号を、自身に接続されたPBX2から受け取っ
た時点で、着番号を受け入れは終了したものとし、即
時、前述した番号編集とSETUPメッセージの作成送信を
行う。
【0053】また、番号判定では、番号計画情報が示す
通信システム内の局番、内線番号、および、局番と内線
番号の組み合わせの取り得る範囲外の着番号が、自身に
接続されたPBX2より指定された場合に、着番号が番号計
画情報が示す番号計画に合致していないと判定する。
【0054】次に、番号編集条件は、ATM網3上の番号体
系である局番+内線番号の体系ではなく、内線番号のみ
の着番号の体系でしか発呼や着呼を処理できないPBX2を
収容するATM多重化装置1に対して設定する。
【0055】番号編集条件として、自ATM多重化装置1が
収容するPBX2のうち、発呼時に、着番号として、内線番
号のみの着番号しか自ATM多重化装置1に送れないPBX2に
ついては、内線番号の先頭桁の数値とその数値を先頭桁
に持つ内線番号を有する端末4を収容するPBX2の局番と
の対応情報を用意する。また、自ATM多重化装置1が収容
するPBX2のうち、着呼時に、着番号として、内線番号の
みの着番号しか自ATM多重化装置1から受け入れないPBX2
については、局番の桁数のみの情報を用意する。
【0056】そして、番号編集では、発呼時に、着番号
として、内線番号のみの着番号しか自ATM多重化装置1に
送れないPBX2については、そのPBX2から受け取った内線
番号に、その先頭桁の数値に対応する局番を先頭に付加
する処理を行う。また、着呼時に、着番号として、内線
番号のみの着番号しか自ATM多重化装置1から受け入れ
ないPBX2については、そのPBX2に送る着番号を、ATM網3
から受け取った着番号の先頭桁から局番の桁数分の桁を
削除する処理を行う。
【0057】たとえば、先程の例では、局番60のPBX2に
接続したATM多重化装置(C)1は、発呼時に、局番40のPBX
2に収容された内線番号201の端末4の着番号として、番
号201のみを局番60のPBX2より受け付けた場合、これに
局番40を付加して、着番号を40-201に編集し、それか
ら、ATM網3へ発呼する。また、局番40のPBX2に接続し
たATM多重化装置(A)1は、着呼時に、ATM網3から着呼し
た呼の着番号40-201から、局番40を削除して、内線番号
201のみの着番号に編集し、それから、局番40のPBX2に
送る。
【0058】以上、本発明の実施形態について説明し
た。
【0059】なお、以上の番号編集処理において、前述
した番号の付加や削除以外の番号の付加や削除等を行う
ようにしてもよい。
【0060】たとえば、ATM網3上の番号体系が局番3桁
である場合に、あるPBX2が局番2桁の番号体系でしか処
理を行えない場合、当該PBX2と送受する局番に、1桁た
とえば0の付加/削除を行うようにしてもよい。
【0061】あるいは、特別なATM網3のサービスを必要
とする種類の呼について、ATM網3上でそのサービスが実
行されることになる番号が局番を持つように、局番の付
加/削除もしくは変更を行うようにしてもよい。
【0062】さらには、ATM網3上でのATM多重化装置1の
番号が、PBX2の局番と無関係に定められているときに
は、局番より定まるATM多重化装置1のATM網3上の番号
を、着番号として、付加/削除するようにしてもよい。
【0063】また、以上の実施形態において、ATM多重
化装置1に電話端末を接続するようにしてもよい。この
場合の電話端末に対するATM多重化装置1の動作は、上述
したPBX2に対するものとほぼ同様である。ただし、電話
端末には、特に着番号を通知しないようにしてもかまわ
ない。
【0064】以上のように、本実施形態によれば、番号
編集によってPBX2と送受する着番号を、ATM網3上ではAT
M網3の番号体系に合致するように編集する。したがっ
て、ATM網3の番号体系に合致する着番号によって発呼や
着呼を処理できないPBX2であっても、通信システムに収
容することができる。
【0065】また、実行した各呼についてログを蓄積す
るので、これにより通信システム上で発生した問題の原
因追究を支援することができるようになる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、通信網
が呼の処理に用いる番号体系にしたがった発番号や着番
号により、発呼や着呼を処理できない通信設備であって
も、これを、通信網を用いて呼の中継を行う呼中継装置
により複数の通信設備が接続されて構築された通信シス
テムに、収容することが可能となる。
【0067】そこで、本発明によれば、通信網を用いて
呼の中継を行う呼中継装置により複数の通信設備が接続
されて構築された通信システム上において、発生した問
題の原因追究を支援できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る通信システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るATM多重化装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る通信システムの通信
シーケンスを示す図である。
【図4】ATM網のシグナリング手順に用い射るメッセー
ジを示す図である。
【符号の説明】
1…ATM多重化装置 2…PBX 3…ATM網 6…メモリ部 7…主制御部 8…SVC制御部 9…SAR制御部 10…音声回線インタフェース部 11…中継回線インタフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA12 HA10 JA01 JA11 JA13 KA05 LB01 LE11 5K049 AA08 AA18 BB04 BB23 EE01 EE02 FF01 FF32 5K051 AA09 CC01 DD03 GG01 HH12 HH18 JJ02 KK10 5K065 BA04 CA02 CA12 DA07 DA11 DA25 DA31 DA42 EA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信網を用いて自通信設備と他通信設備と
    の間の呼を中継する呼中継装置であって、 第1の番号体系に従った着番号を伴う発呼を、前記自通
    信設備から受け付ける発呼受付手段と、 前記発呼受付手段で受け付けた発呼に伴う着番号を、前
    記通信網が呼の制御に用いる、前記第1の番号体系とは
    異なる第2の番号体系に整合するように、編集する編集
    手段と、 前記通信網に対して、前記編集手段により編集された着
    番号による発呼を行い、呼を確立する発呼手段と、を有
    することを特徴とする呼中継装置。
  2. 【請求項2】通信網を用いて自通信設備と他通信設備と
    の間の呼を中継する呼中継装置であって、 第1の番号体系に従った着番号による着呼を、前記通信
    網から受け付ける着呼受付手段と、 前記着呼受付手段で受け付けた着呼の着番号を、前記自
    通信設備が呼の制御に用いる、前記第1の番号体系とは
    異なる第2の番号体系に整合するように、編集する編集
    手段と、 前記自通信設備に対して、前記編集手段により編集され
    た着番号による呼を着呼させ、呼を確立する着呼手段
    と、を有することを特徴とする呼中継装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の呼中継装置であって、 複数の前記自通信設備各々を収容する複数の収容手段
    と、 前記複数の収容手段各々と着番号との対応を記憶する記
    憶手段と、をさらに有し、 前記着呼手段は、 前記記憶手段を参照し、前記着呼受付手段で受け付けた
    着呼に伴う着番号に対応する前記収容手段を介して、当
    該収容手段に収容された前記自通信設備に、呼を着呼さ
    せることを有することを特徴とする呼中継装置。
  4. 【請求項4】通信網を用いて自交換機と他交換機との間
    の呼を中継する呼中継装置であって、 交換機毎に、当該交換機が収容する内線の内線番号と当
    該交換機の局番との対応を記憶する記憶手段と、 前記自交換機から前記他交換機の内線番号を伴う発信要
    求を受け付ける発信要求手段と、 前記記憶手段に記憶された対応にしたがって、前記発信
    要求手段で受け付けた発信要求に伴う内線番号に、当該
    内線番号の内線を収容する交換機の局番を付加し、着番
    号を作成する着番号作成手段と、 前記通信網に対して、前記着番号作成手段により作成し
    た着番号を伴う発呼を行う発呼手段と、を有することを
    特徴とする呼中継装置。
  5. 【請求項5】通信網を用いて自交換機と他交換機との間
    の呼を中継する呼中継装置であって、 前記自交換機の局番と前記自交換機が収容する内線の内
    線番号よりなる着番号中の局番を特定する情報を記憶す
    る記憶手段と、 前記通信網から前記着番号を伴う着呼を受ける着呼受付
    手段と、 前記着呼受付手段で受け付けた着呼に伴う着番号中か
    ら、前記記憶手段に記憶された情報で特定される桁を削
    除し、内線番号を生成する内線番号生成手段と、 前記自交換機に、前記内線番号生成手段により生成した
    内線番号による呼を着呼させる着呼手段と、を有するこ
    とを特徴とする呼中継装置。
  6. 【請求項6】通信網を用いて自通信設備と他通信設備と
    の間の呼を中継する呼中継装置であって、 番号の範囲と桁数との対応を記憶する記憶手段と、 前記自通信設備から発信要求を受け付ける発呼要求手段
    と、 前記発呼要求手段で発呼要求を受け付けた後に、着番号
    を構成する各番号を順次受け付ける番号受付手段と、 前記番号受付手段で順次受け付けた番号より、当該番号
    が構成する着番号の範囲が特定され、前記記憶手段に記
    憶された対応にしたがって、当該特定した範囲に対応す
    る桁数の桁を受け付けた時点で、前記通信網に対して、
    その時点までに受け付けた着番号による発呼を行う発呼
    手段と、を有することを特徴とする呼中継装置。
  7. 【請求項7】通信網を用いて自通信設備と他通信設備と
    の間の呼を中継する呼中継装置であって、 正当な番号の範囲を記憶する記憶手段と、 前記自通信設備から着番号を伴う発信要求を受け付ける
    発信要求受付手段と、 前記発信要求受付手段で受け付けた着番号が前記記憶手
    段に記憶された正当な番号の範囲にある場合に、前記通
    信網に対して、当該受け付けた着番号による発呼を行
    い、当該受け付けた着番号が前記記憶された正当な番号
    の範囲にない場合に、前記通信網に対して発呼を行わ
    ず、発呼の受付不可を前記自通信設備に通知する発呼手
    段と、を有することを特徴とする呼中継装置。
  8. 【請求項8】通信網を用いて通信設備間の呼を中継する
    呼中継装置であって、 前記呼の状態の履歴を収拾し記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された履歴を出力する履歴出力手段
    と、を有することを特徴とする呼中継装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8記載の呼中継装置であって、 前記通信網は、ATM網であることを特徴とする呼中継装
    置。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7また
    は8記載の呼中継装置と、 少なくとも1つの自通信設備と、を有し、 前記自通信設備は、 交換機と、当該交換機に収容された端末と、を有するこ
    とを特徴とするローカル通信網。
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