JP2910336B2 - 加入者回線管理方式 - Google Patents

加入者回線管理方式

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JP2910336B2
JP2910336B2 JP18431091A JP18431091A JP2910336B2 JP 2910336 B2 JP2910336 B2 JP 2910336B2 JP 18431091 A JP18431091 A JP 18431091A JP 18431091 A JP18431091 A JP 18431091A JP 2910336 B2 JP2910336 B2 JP 2910336B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIインタフェース回線と
アナログ回線を共に収容するISDN交換機、特にその
加入者回線管理方式並びに通信回線切替方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ISDNのIインタフェース回線
とアナログ回線をもつ加入者が、Iインタフェース回線
で非透過呼通信(音声通話、G3FAX等)中に、透過
呼通信(G4FAX、64kb/sディジタル通信等)
を行おうとした場合は、いったん通信中の呼を切断もし
くは保留して、Iインタフェース回線を使用する方法を
とっていた。その保留の手順については、技術参考資
料、「INSネットサービスのインタフェース」、第4
分冊(レイヤ3回線交換付加サービス編)、日本電信電
話株式会社編、電気通信協会発行(1989)第16
頁、第30頁を参照されたい。なお、本技術に関する関
連公知例としては、特開平2−168792号公報「電
話システム」、及び特開平2−51948号公報「統合
サービスディジタル網交換システム」がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の方式で
は、通信中の呼は、一旦切断させるか、もしくは第2呼
の通信が完了するまで保留して待ち合わせる必要があ
り、Iインタフェース回線が使用中のときは、アナログ
回線が空きの状態でもアナログ回線を有効に使用でき
ず、不便さと資源の無駄が生ずる場合があった。
【0004】本発明の目的は、非透過呼と透過呼の通信
を同時に行うことを可能とする交換機を提供することに
ある。
【0005】本発明の他の目的は、アナログ回線、Iイ
ンタフェース回線を有効に使える加入者回線管理方式を
提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、アナログ回線、Iイ
ンタフェース回線の着信不完了率を減少できる通信回線
切替方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、通信中の呼をIインタフェース
回線からアナログ回線に、或いはアナログ回線からIイ
ンタフェ−ス回線に新たに発呼することなく移し替える
機能を交換機に付与する。すなわち、本発明において
は、アナログ加入者線およびIインタフェース加入者線
をともに収容する交換機と、アナログ加入者線およびI
インタフェース加入者線を介して交換機に接続された、
少なくとも一つの加入者線群とからなる交換機システム
であって、加入者線群が同一番号で管理されると共に、
アナログ加入者線又はIインタフェース加入者線の一方
を使用して一つの呼が通信中に、新たな呼の通信を行う
場合、通信中呼が使用していた加入者線を一旦保留又は
空きとし、通信中呼を他方の種類の加入者線に移し替
え、且つ保留又は空きとした加入者線で新たな呼の通信
を行う構成をとる。
【0008】また、本発明においては、アナログ加入者
線およびIインタフェース加入者線をともに収容する交
換機であって、二種類の加入者線を一つの加入者線群と
して同一番号のもとに管理する交換機を提供する。
【0009】更に、本発明においては、アナログ加入者
線とIインタフェース加入者線をともに有し、同一番号
で管理される少なくとも一つの加入者線群が交換機に接
続されており、この加入者線群がIインタフェ−ス加入
者線での通信中に、新たな着信呼が発生した時、交換機
に付設されたメモリに記憶された番号、加入者線群番
号、及び加入者線群リスト番号の対応表と加入者線リス
トを用いて、この加入者線群内の空きのアナログ加入者
線を捕捉する構成を取る。
【0010】
【作用】上記の構成によって、交換機は、通信中の呼を
切断することなく、Iインタフェース回線からアナログ
回線、或いはアナログ回線からIインタフェース回線に
移し替える。これにより加入者は、新たに空いたIイン
タフェース回線、或いはアナログ回線を使用することが
可能となる。
【0011】すなはち、同一番号で管理される加入者線
群が、アナログ加入者線又はIインタフェース加入者線
の一方を使用して一つの呼が通信中に、新たな呼の通信
を行う場合、交換機内の対応表と加入者線リストを用い
て該当番号の他種類の空きの加入者線を捕捉し、通信中
呼が使用していた加入者線を一旦保留又は空きとし、通
信中呼を捕捉した他種類の加入者線に移し替え、そして
保留又は空きとした加入者線で新たな呼の通信を行うこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳述す
る。
【0013】本発明の一実施例を図1〜図4、図6、図
8、図9、図12および図13に示す。図1は、同一加
入者線群に属するIインタフェース加入者線とアナログ
加入者線にそれぞれIインタフェース端末とアナログ端
末が接続されている状態を示したものである。以下、説
明を簡単にするため、この加入者線群には加入者Aが対
応するものとするが、加入者は複数または不定であって
もよい。また、後で説明するが、このIインタフェース
端末とアナログ端末は複合端末であっても良いことは言
うまでもない。
【0014】図2は、加入者Aがリモート加入者Xと非
透過呼の通信中に、リモート加入者Yから透過呼が着信
してきた状態を示したものである。図3は、通信中回線
の切替動作の途中の状態を示したものである。図4は、
通信中回線の切替動作がすべて完了した後の通話路の接
続状態を示したものである。なお、ここで、リモート加
入者は自局内通信を考慮した場合には、リモートまたは
ローカル加入者と言い換えても良い。
【0015】又、図6は本実施例でのシーケンスを示し
たものである。図8は、本実施例で用いられ、交換機で
管理し、付設のメモリに記憶する「電話番号・加入者線
群番号」対応表、「加入者線群番号・加入者線群リスト
番号」対応表及び加入者線群リスト(アナログ加入者線
及びIインタフェース加入者線)の構成を示したもので
ある。図9は、交換機の動作を示したフロー図である。
図12は、切替要求情報要素のコーディング例を示した
図である。図13は、同じく交換機のメモリに記憶され
た加入者線空塞管理表を示したものである。
【0016】以下、本実施例の動作をこれらの図で説明
する。図1では、同一加入者線群に属するIインタフェ
ース端末2とアナログ端末3が、ISDN交換機1にそ
れぞれIインタフェース加入者線2’及びアナログ加入
者線3’を介して接続されている状態を示す。交換機1
の内部は、Iインタフェース加入者線収容装置1a、ア
ナログ加入者線収容装置1b、加入者線集線装置1c、
通話路スイッチ1d、局間回線集線装置1e、局間回線
収容装置1f、交換機の中央処理装置(以下、CPU)
1g、交換機のメモリ1h及び保留音源6、呼出音源7
から構成される。本実施例を実現する交換機1において
既存の交換機と異なる点は、後で説明される、メモリ1
hに格納される呼制御プログラムおよび新たに追加とな
る回線切替サービス用のデータである。
【0017】図2では、Iインタフェース端末2がリモ
ート加入者Xにつながっている回線4と通話路8を通じ
て非透過呼の通話中(第一呼、呼番号CR1)に、回線
5を経由してリモート加入者Yから透過呼(第二呼、例
えばG4FAX呼、呼番号CR2)が着信してきた状態
を示す。この状態でIインタフェース端末2の加入者A
は、交換機1からの「呼設定」信号13(シーケンス図
6の「呼設定」(CR2))を受けることにより透過呼
が着信してきたことを知る。
【0018】この時、Iインタフェース端末2の加入者
Aが、リモート加入者Yからの着呼を受付ける場合、I
インタフェース端末2は加入者Aの操作により、交換機
1に通常の「応答」信号のパラメータに回線切替要求及
び切替対象呼の呼番号(以下、切替呼番号と呼ぶ)を示
すパラメータを付加した「応答」信号14(図6の「応
答」(切替要求、CR1)(CR2))を返す。上記パ
ラメータ(切替要求情報要素)のコーディングの一例は
図12に示してある。図12の情報要素では、オクテッ
ト1に情報要素識別子(値は切替要求、0011101
0)、オクテット2には切替要求内容長が示され、オク
テット3以降に切替呼番号値が示されている。このほか
には、ファシリティ情報要素を用いる方法などがある。
【0019】図3では、交換機1が「応答」信号14を
受けた時の「通信中回線の切替」動作を示す。交換機1
は「応答」信号14を受ける(これはフロ−図9(a)
の呼番号CR2(新たな着信呼、第二呼)に対する交換
機1の制御プログラムのフロー24における「応答」信
号受信24aに対応する)と、切替要求パラメータ有無
判定24bを行う。切替要求パラメータがない場合は、
通常の呼制御手順処理24cが行われる。切替要求パラ
メータがある場合は、Iインタフェース加入者線2’に
対応する空状態のアナログ加入者線3’の捕捉処理24
dを以下の手順で行う。
【0020】すなわち、まず図8で示された「電話番号
・加入者線群番号」対応表21を用いて、該当加入者線
群の電話番号を用いて、加入者Aに対応する加入者線群
番号を求める。ここではその値をsgn1とする。次に
「加入者線群番号・加入者線群リスト番号」対応表22
を用いて、加入者線群番号sgn1に対応する加入者線
群リスト番号sglnを求める。それから加入者線群リ
スト番号sglnに対応する加入者線群リスト23中の
アナログ加入者線リストを収集する。本リスト中にある
加入者線番号sn1,sn2,..に対して、図13に
示した加入者線空塞管理表28よりそれぞれの加入者線
の空塞状況を判定し、空状態のアナログ加入者線3’を
決められた方法(例えばリスト順にサーチする、あるい
は「応答」信号上のパラメータを用いて指定するなど)
で求める。以上の手順で捕捉処理24dが行われる。
【0021】次にこの2つの回線(すなわちIインタフ
ェース加入者線2’およびアナログ加入者線3’)間で
通信中の呼を移し替える。このため交換機1内部におい
て、呼番号CR2の制御プログラムから呼番号CR1の
制御プログラムへ切断要求(切替)メッセージ送信24
eを行う。ここで呼番号CR1は切替要求パラメータと
ともに交換機に送られる切替呼番号の値を示す。
【0022】次に呼番号CR1に対する交換機1の制御
プログラム(フロ−図9(b)に示したフロー25)に
おいて、切断要求(切替)メッセージ受信25aを行う
と、まず第1にリモート加入者Xに対する回線4とIイ
ンタフェース端末2との通話路8の切断処理25bを行
う。次に、回線4を保留音源6に通話路10で接続処理
25cを行う。そして、Bチャネル保留処理25dを行
う。それから「切断」信号送信25e(シ−ケンス図6
の「切断」信号15)を行う(レイヤ−3リンクを「切
断」信号15で切断する)。その後、「解放」信号受信
25fを行うと、呼番号CR2の呼制御プログラムへ切
断完了通知メッセージ送信25gを行い、さらに、「解
放完了」信号送信25h(フロ−図6の「解放完了」信
号16)を行う。
【0023】次に呼番号CR2の制御プログラムにおい
て、切断完了通知メッセージ受信24fを行うと、リモ
ート加入者Yに対する回線5とIインタフェース端末2
を通話路9で接続処理24gを行い、Bチャネル状態を
通信中に設定する(Bチャネル状態設定処理24h)。
さらにIインタフェース端末2に「応答確認」信号送信
24i(フロ−図6の「応答確認」信号17)を行う。
それからアナログ呼の呼制御プログラムへ呼設定要求メ
ッセージ送信24jを行い、呼番号CR2の呼を通信中
状態に遷移させる。
【0024】さて、アナログ呼に対する交換機1の呼制
御プログラム(フロ−図9(c)に示したフロー26)
では、呼設定要求メッセージ受信26aを行うと、アナ
ログ加入者線3’を呼出音源7に通話路11で接続処理
26bを行い、「リンギング」信号送信26cを行う
(フロ−図6の「リンギング」信号18)。なお切替手
順で転送された呼であることを示すために、この「リン
ギング」信号は通常の音源と異なる音源によるものを使
用してもよい。
【0025】次に、図4では、アナログ端末3が、図3
での呼出状態で応答した時の動作を示す。アナログ端末
3が応答(フロ−図6の「オフフック」信号19)する
と、交換機1は「オフフック」信号受信26dを行い、
リモート加入者Xにたいする回線4とアナログ端末3の
それぞれにつながれていた音源6と7は切り離され、回
線4とアナログ端末3に対し通話路12で接続処理26
eを行い、中断中であったリモート加入者Xとの通話が
再開される。
【0026】以上が本発明の一実施例の構成、動作の説
明である。次に、本発明の第二の実施例としての他の実
現手段を説明する。
【0027】すなわち、本実施例では、図2の状態にお
いて、第二呼に「応答」信号を返す前に、第一呼の回線
をアナログ回線に移し替える。この実施例を図5、図7
および図16を用いて詳述する。図5は、非透過呼及び
透過呼が呼出中になった状態を示したものである。図7
は、本実施例でのシーケンスを示したものである。図1
6は本手順で「付加情報」信号にのる切替要求パラメー
タ(フィーチャアクティベーション情報要素)のコーデ
ィング例である。
【0028】さて、図2の状態で、Iインタフェース端
末2は交換機1に回線の移し替えを要求する「付加情
報」信号20(シーケンス図7の「付加情報」(切替要
求)(CR1))を送出する。このときには、前に示し
た手順と違い切替呼番号を示す必要がないため、「付加
情報」信号にのる切替要求パラメータは、図12に示し
たものを用いる代りに、たとえば既存のフィーチャアク
ティベーション情報要素で表現することができる。その
コーディング例を図16に示す。この情報要素では、オ
クテット1に情報要素識別子(値00111001はフ
ィーチャアクティベーション)、オクテット2にはフィ
ーチャアクティベーション内容長が示され、オクテット
3以降にフィーチャ識別子番号(値は切替要求)が示さ
れている。すなわち、切替要求に対応するフィーチャ識
別子番号をユーザ・網間で取り決めておくことにより実
現される。
【0029】この信号をうけると、交換機1は、リモー
ト加入者Xにたいする回線4とIインタフェース端末2
との通話路8(図2)を切断し、並びにその通話のレイ
ヤ3リンクを「切断」信号15(シーケンス図7)で切
断する。そして、交換機1は、レイヤ3の手順により
「解放完了」信号16(シーケンス図7)を送出した
後、回線4を保留音源6に通話路10で接続し、又図8
の表より求められたアナログ加入者線に対応するアナロ
グ端末3に呼出音源7を通話路11で接続し呼出状態と
する。(シーケンス図7の「リンギング」信号18)。
図5では、この時の2つの呼の状態を示している。第一
呼(CR1)はアナログ端末3に対して呼出中となり、
第二呼(CR2)はIインタフェース端末2に対して呼
出中となる。そこで、この2つの呼に対し順次応答すれ
ば両方の呼が通信中となり、切替手順が完了する(すな
わち図4の状態になる)。
【0030】以上の実施例では、Iインタフェース端末
2にリモート加入者Yが透過呼を着信してきた場合を説
明したが、逆に加入者AがIインタフェース端末2から
リモート加入者Yに透過呼を発信しようとする場合も同
様の手順で回線の移し替えを行ったのちに、発信を行え
ば実現できる。
【0031】その場合を第三の実施例として図14を用
いて説明する。図14は、本実施例でのシーケンスを示
したものである。加入者AがIインタフェース端末2で
リモート加入者Xと通信中であったとする。そのときに
加入者AがIインタフェース端末2からリモート加入者
Yに透過呼を発信しようとしたとする。まずIインタフ
ェース端末2は交換機1に回線の移し替えを要求する
「付加情報」信号(シーケンス図7の「付加情報」(切
替要求)(CR1)20と同様)を送出する。
【0032】図14(a)に示す呼番号CR1の制御プ
ログラムに基づき、交換機1は、「付加情報」信号受信
29aを行うと、同一加入者線群内の空アナログインタ
フェースの捕捉処理29bを行う(処理内容は先の実施
例と同じ)。次にリモート加入者Xにたいする回線4と
Iインタフェース端末2との通話路8に対して通話路切
断処理29cをし、回線4を保留音源6に通話路10で
保留音源接続29dする。それからBチャネル保留処理
29eを行い、並びに「切断」信号送信29fを行う。
【0033】そして、交換機1は、「解放」信号受信2
9g時において、アナログ呼の呼制御プログラムに呼設
定要求メッセージ送信29hを行い、「解放完了」信号
送信29iを行う。図14(b)に示すアナログ呼の呼
制御プログラムにおいて、アナログ加入者線は、呼設定
要求メッセージ受信30aを行うとアナログ端末3に呼
出音源7を通話路11で呼出音源接続30bし、「リン
ギング」信号送信を行い呼出状態とする。加入者Aから
「オフフック」信号受信30dを行うと、通話路接続処
理30eがなされる。これにより、Iインタフェースか
らアナログへの移し換えが完了し、空となったIインタ
フェースから発信が可能となる。
【0034】また、ここでは説明を省略するが、Iイン
タフェースからIインタフェースへの切替手順も上記と
同じ手順により実現できることは言うまでもない。この
ときは、「リンギング」信号18の代りに「呼設定」信
号を用いることとなるが、この信号には転送呼であるこ
とを示す表示をのせてもよい。
【0035】さらにまたアナログ回線からIインタフェ
ースへの切替手順も切替を要求する「応答」信号もしく
は「付加情報」信号を、「フッキング」信号と特番ダイ
アルの組合せで指示することにより実現できる。アナロ
グ加入者線上の呼は通信中の呼と新規の呼の2つしかな
いことが暗黙にわかるため切替呼番号相当のパラメータ
は不要である。
【0036】さて次に、本発明における端末の一実施例
について示す。この実現法としては、Iインタフェース
端末とアナログ端末の2端末を用いる方法と両方の端末
の機能を有する複合端末を用いる方法があるが、ここで
は後者の複合端末の方法について、図10、図11およ
び図15を用いて示すこととする。図10は、回線切替
機能をもつ複合端末の一実施例の外観を示したものであ
る。図11は、その端末の動作を示したフロー図であ
る。図15は複合端末の内部構成の一実施例を示したも
のである。同図において、各ブロックは図示のとうりの
装置、回路構成要素を示している。
【0037】本実施例の端末の特徴は、図15における
記憶回路50fに蓄えられた回線切替呼制御プログラム
と呼番号表50sである。複合端末50で非透過呼の通
信を行っているときに、透過呼の着信があったとする。
そのときディスプレー50b上に着信表示がなされる。
ユーザが回線切替機能ボタン50cを押すと、複合端末
50の新たな呼(CR2)に対する呼制御プログラム
(図11(a))は、切替要求メッセージ受信51aを
行う。この時、このプログラムは記憶回路50fに蓄え
られた呼番号表50sより通信中の呼番号(CR1)収
集処理51bを行い、「応答」信号に切替要求パラメー
タと切替呼番号を付加して信号編集処理51cを行う。
そして網に対し、編集した「応答」信号送信51dを行
う。その後本プログラムは網からの「応答確認」信号受
信51eを行うと共に、さらにアナログ呼の透過呼の呼
制御プログラム(図11(b))に対し切替中通知メッ
セージ送信51fを行い、通信中状態に遷移する。アナ
ログ呼の呼制御プログラムは、切替中通知メッセージ受
信52aを行うと、空状態から切替中状態に移行する。
【0038】この後、図6に示されるようにアナログ呼
の着信が行われる。このときアナログ呼の呼制御プログ
ラムは、「リンギング」信号受信52bを行い、切替中
状態であるため、網に対し自動的に「オフフック」信号
送信52cを行う。そして同時に通話路スイッチ回路5
0mの制御により、アナログ加入者線3’と送受話機5
0aとの接続を行う。これに対し、図7の手順で行うと
きは、以下のようになる。Iインタフェース端末50で
非透過呼の通信を行っているときに、透過呼の着信があ
ったとする。そのときディスプレー50b上に着信表示
がなされる。ユーザが回線切替機能ボタン50cを押す
と、Iインタフェース端末50は、「付加情報」信号に
切替要求表示をパラメータとして付加して、網に返送す
る。その後の手順は通常の呼制御でなされる。これらの
二手順は端末上にボタンを二種類設けることなどにより
ユーザが選択可能となる。
【0039】以下、本発明の効果を図17により説明す
る。図17は本発明における加入者のIインタフェース
回線とアナログ回線上の呼数の状態遷移を示したもので
ある。簡単のためここではIインタフェース回線上の呼
数は1までとしている。従来の方式では状態32a(I
インタフェース回線上に非透過呼があり、アナログ回線
は空)においては透過呼の着信および発信32bは不可
能であったが、本発明の切替手順によりそれが実現可能
となる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述してきた本発明によれば、アナ
ログ回線、Iインタフェース回線を有効に使え、着信不
完了率を減少することができる交換機の加入者回線管理
方式、通信切り替え方式を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】新たな着信呼への応答時における端末と交換機
の動作を示した図である。
【図3】新たな着信呼が通信中になり、もとの呼が保留
中に遷移するときの端末と交換機の動作を示した図であ
る。
【図4】もとの呼がアナログ回線に切り替わり、2つの
呼がいずれも通信中になった状態を示した図である。
【図5】本発明の別の実施例により、2つの呼がいずれ
も呼出中になった状態を示した図である。
【図6】本発明の第一の実施例の切替手順のシーケンス
の一例を示す図である。
【図7】別の切替手順のシーケンスの例を示す図であ
る。
【図8】交換機で保持する加入者線群関係の管理データ
例を示す図である。
【図9】通信中着信時の交換機の動作を示したフロー図
である。
【図10】本発明を実現する端末の実施例を示す図であ
る。
【図11】端末の動作を示したフロー図である。
【図12】切替要求情報要素のフォーマットを示した図
である。
【図13】加入者線空塞管理表の図である。
【図14】通信中発信時の交換機の動作を示したフロー
図である。
【図15】複合端末の構成を示した図である。
【図16】フィーチャアクティベーション情報要素のフ
ォーマットを示した図である。
【図17】Iインタフェース加入者線とアナログ加入者
線の状態遷移図である。
【符号の説明】
1…アナログ加入者線及びIインタフェース加入者線を
収容するISDN交換機、 1a…Iインタフェース加入者線収容装置、 1b…アナログ加入者線収容装置、 1c…加入者線集線装置、 1d…通話路スイッチ、 1f…局間回線収容装置、 1g…交換機のCPU、 1h…交換機のメモリ、 2…加入者AのIインタフェースディジタル端末、 2’…Iインタフェース加入者線、 3…加入者Aのアナログ端末、 3’…アナログ加入者線、 4…リモート加入者Xに対する回線、 5…リモート加入者Yに対する回線、 6…保留音源、 7…呼出音源、 8…回線4と端末2をつなぐ通話路、 9…回線5と端末2をつなぐ通話路、 10…回線4と音源6をつなぐ通話路、 11…音源7と端末3をつなぐ通話路、 12…回線4と端末3をつなぐ通話路、 13…呼番号CR2による交換機から加入者Aへの「呼
設定」信号、 14…呼番号CR2による加入者Aからの切替要求を示
す「応答」信号、 14’…呼番号CR2による加入者Aからの「応答」信
号、 15…呼番号CR1による交換機から加入者Aへの「切
断」信号、 16…呼番号CR1による交換機から加入者Aへの「解
放完了」信号、 17…呼番号CR2による交換機から加入者Aへの「応
答確認」信号、 18…アナログ端末への「リンギング」信号、 19…アナログ端末からの「オフフック」信号、 20…呼番号CR1による加入者Aからの切替要求を示
す「付加情報」信号、 21…「電話番号・加入者線群番号」対応表、 22…「加入者線群番号・加入者線群リスト番号」対応
表、 23…加入者線群リスト(アナログ加入者線及びIイン
タフェース加入者線)、 24…呼番号CR2(新たな着呼)に対する交換機のフ
ロー、 24a…「応答」信号受信、 24b…切替要求パラメータ有無判定、 24c…通常の呼制御手順処理、 24d…加入者線捕捉処理、 24e…切断要求(切替)メッセージ送信、 24f…切断完了通知メッセージ受信、 24g…通話路接続処理、 24h…Bチャネル状態設定処理、 24i…「応答確認」信号送信、 24j…呼設定要求メッセージ送信、 25…呼番号CR1(既存の通信中呼)に対する交換機
のフロー、 25a…切断要求(切替)メッセージ受信、 25b…通話路切断処理、 25c…保留音源接続処理、 25d…Bチャネル保留処理、 25e…「切断」信号送信、 25f…「解放」信号受信、 25g…切断完了通知メッセージ送信、 25h…「解放完了」信号送信、 26…アナログ呼に対する交換機のフロー、 26a…呼設定要求メッセージ受信、 26b…呼出音源接続処理、 26c…「リンギング」信号受信、 26d…「オフフック」信号受信、 26e…通話路接続処理、 27…切替要求情報要素、 28…加入者線空塞管理表、 29…呼番号CR1(既存の通信中呼)に対する交換機
のフロー、 29a…「付加情報(切替)」信号受信、 29b…加入者線捕捉処理、 29c…通話路切断処理、 29d…保留音源接続処理、 29e…Bチャネル保留処理、 29f…「切断」信号送信、 29g…「解放」信号受信、 29h…呼設定要求メッセージ送信、 29i…「解放完了」信号送信、 30…アナログ呼に対する交換機のフロー、 30a…呼設定要求メッセージ受信、 30b…呼出音源接続処理、 30c…「リンギング」信号受信、 30d…「オフフック」信号受信、 30e…通話路接続処理、 31…フィーチャアクティベーション情報要素、 32a…「Iインタフェース上非透過呼あり・アナログ
回線空」状態、 32b…状態32aにおける透過呼の着信もしくは発
信、 50…本発明を実現する複合端末、 50a…送受話機、 50b…ディスプレイ、 50c…回線切替機能ボタン、 50d…プッシュボタン、 50e…スピーカ、 50f…記憶回路、 50g…表示制御回路、 50h…キー識別回路、 50i…音声発生回路、 50j…中央制御装置、 50k…LAPD処理LSI、 50l…符号化・複号化回路、 50m…通話路スイッチ回路、 50n…レイヤ1処理LSI、 50o…アナログ信号発生回路 50p…端末インタフェース回路、 50q…アナログ信号監視装置、 50r…FAX装置等外部装置、 50s…呼番号表、 51…呼番号CR2(新たな着呼)に対する端末のフロ
ー、 51a…切替要求メッセージ受信、 51b…呼番号(CR1)収集処理、 51c…信号編集処理、 51d…「応答」信号送信、 51e…「応答確認」信号受信、 CR1…加入者Aとリモート加入者Xとの間でなされる
非透過呼に対する呼番号、 CR2…加入者Aとリモート加入者Yとの間でなされる
透過呼に対する呼番号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/58 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ加入者線およびIインタフェース
    加入者線をともに収容する交換機と、該アナログ加入者
    線および該Iインタフェース加入者線を介して該交換機
    に接続される少なくとも一つの加入者線群とからなる交
    換機システムであって、該加入者線群が同一電話番号の
    もとに管理されると共に、前記アナログ加入者線又は前
    記Iインタフェース加入者線の一方を使用して一つの呼
    が通信中に、新たな呼の通信を行う場合、該通信中呼が
    使用していた当該加入者線を一旦空きとし、前記通信中
    呼を他方の加入者線に移し替え、空きとした前記加入者
    線で該新たな呼の通信を行うことを特徴とする加入者回
    線管理方式。
  2. 【請求項2】前記一方の加入者線が前記Iインタフェー
    ス加入者線であり、前記他方の加入者線が前記アナログ
    加入者線であることを特徴とする請求項1記載の加入者
    回線管理方式。
  3. 【請求項3】前記加入者線群に前記新たな呼がは発生し
    た時に、前記アナログ加入者線の空き回線を捕捉するこ
    とを特徴とする請求項2記載の加入者回線管理方式。
  4. 【請求項4】前記新たな呼が、前記加入者線群に対する
    着信呼であることを特徴とする請求項3記載の加入者回
    線管理方式。
  5. 【請求項5】前記新たな呼が、前記加入者線群に接続さ
    れた端末からの発信呼であることを特徴とする請求項3
    記載の加入者回線管理方式。
  6. 【請求項6】前記一方の加入者線が前記アナログ加入者
    線であり、他方の加入者線が前記Iインタフェース加入
    者線であることを特徴とする請求項1記載の加入者回線
    管理方式。
  7. 【請求項7】アナログ加入者線およびIインタフェース
    加入者線をもとに収容する交換機において、前記2種類
    の加入者線を1つの加入者線群として同一電話番号のも
    とに管理することを特徴とする交換機。
  8. 【請求項8】請求項7記載の交換機において、該アナロ
    グ加入者線と該Iインタフェース加入者線をともに有
    し、同一電話番号で管理される少なくとも一つの加入者
    線群への着信呼発生時、該加入者線群内の空きの回線を
    捕捉することを特徴とする通信回線切替方式。
  9. 【請求項9】請求項8記載の通信回線切替方式におい
    て、前記加入者線群の前記Iインタフェース加入者線で
    の通信中時に、新たな呼の通信を行う場合、既に通信中
    の呼が使用していた前記Iインタフェース加入者線のB
    チャネルをいったん空きとし、該通信中呼を同一加入者
    線群中の空の前記アナログ加入者線の1つに移し替え
    きとなった該Bチャネルを使用して前記Iインタフェ
    ース加入者線で該新たな呼の通信を行うことを特徴とす
    る通信回線切替方式。
  10. 【請求項10】請求項8記載の通信回線切替方式におい
    て、前記加入者線群の前記アナログ加入者線での通信中
    時に、新たな呼の通信を行う場合、既に通信中の呼が使
    用していた前記アナログ加入者線をいったん空きとし、
    該通信中呼を同一加入者線群中の空の前記Iインタフェ
    ース加入者線の1つに移し替え、空きとなった前記アナ
    ログ加入者線を使用して該新たな呼の通信を行うことを
    特徴とする通信回線切替方式。
  11. 【請求項11】請求項9記載の通信回線切替方式に用い
    る前記Iインタフェース加入者線に接続されたIインタ
    フェース端末であって、前記Iインタフェース加入者線
    を介して非透過呼の通信を行っている時に、前記新たな
    呼の着信を表示する手段と、ユーザが回線切替要求を入
    力する入力手段と、該入力手段からの回線切替要求入力
    に基づき、前記交換機に対する応答信号に切替要求パラ
    メータと切替呼番号を付加して送信する手段とを有する
    ことを特徴とするIインタフェース端末。
  12. 【請求項12】請求項9、又は10記載の通信回線切替
    方式に用いる前記加入者線群に接続された端末であっ
    て、前記Iインタフェース加入者線又は前記アナログ加
    入者線を介して通信中時に、前記新たな呼の着信を受け
    た場合、該着信をユーザに知らせる手段と、該ユーザが
    回線切替要求を入力する入力手段と、該入力手段からの
    回線切替要求入力に基づき、前記交換機に対する応答信
    号に切替要求パラメータと切替呼番号を付加して送信す
    る手段とを有することを特徴とする端末。
  13. 【請求項13】請求項10記載の通信回線切替方式に用
    いる前記アナログインタフェース加入者線に接続された
    アナログインタフェース端末であって、前記アナログイ
    ンタフェース加入者線を介して透過呼の通信を行ってい
    る時に、前記新たな呼の着信を表示する手段と、ユーザ
    が回線切替要求を入力する入力手段と、該入力手段から
    の回線切替要求入力に基づき、前記交換機に対する応答
    信号に切替要求パラメータと切替呼番号を付加して送信
    する手段とを有することを特徴とするアナログインタフ
    ェース端末。
  14. 【請求項14】アナログ加入者線およびインタフェース
    加入者線をともに収容する交換機と、該アナログ加入者
    線および該インタフェース加入者線を介して該交換機に
    接続される少なくとも一つの加入者線群とからなる交換
    機システムであって、該加入者線群が同一電話番号のも
    とに管理されると共に、前記アナログ加入者線又は前記
    インタフェース加入者線の一方を使用して一つの呼が通
    信中に、該通信中呼が使用していた当該加入者線を一
    きとし、前記通信中呼を他方の加入者線に移し替えて
    通信することを特徴とする通信回線切替方式。
  15. 【請求項15】請求項14記載の通信回線切替方式にお
    いて、一方の前記加入者線から他方の前記加入者線への
    移し替えを、通信中のユーザからの要求によって行うこ
    とを特徴とする通信回線切替方式。
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