JP2001203178A - 化学機械研磨方法及び化学機械研磨装置 - Google Patents

化学機械研磨方法及び化学機械研磨装置

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JP2001203178A
JP2001203178A JP2000009447A JP2000009447A JP2001203178A JP 2001203178 A JP2001203178 A JP 2001203178A JP 2000009447 A JP2000009447 A JP 2000009447A JP 2000009447 A JP2000009447 A JP 2000009447A JP 2001203178 A JP2001203178 A JP 2001203178A
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chemical mechanical
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和己 菅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体ウエハに半導体装置の配線を形成する
時、配線溝以外の層間絶縁膜上に堆積した不要なバリア
メタルを研磨する際、配線溝に形成した銅配線でのディ
ッシングやリセスの発生を低減でき、また密パターンな
銅配線間の層間絶縁膜でのエロージョンの発生を低減で
きる化学機械研磨方法及び化学機械研磨装置を提供す
る。 【解決手段】本発明の化学機械研磨方法は、プラテン
(研磨定盤)1の研磨パッド2上にスラリー(研磨液)
5を滴下すると共に銅イオン溶液7を滴下しながら、半
導体ウエハ11に形成したバリアメタルを研磨する。本
発明の化学機械研磨装置は、プラテン(研磨定盤)1の
研磨パッド2上にスラリー(研磨液)5を滴下するスラ
リー供給ライン4と銅イオン溶液7を滴下する銅イオン
溶液供給ライン6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学機械研磨方法
及び化学機械研磨装置に関し、特に半導体装置の配線を
形成する化学機械研磨方法及び化学機械研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の化学機械研磨方法及び化学機械研
磨装置(従来例1)は、図3の化学機械研磨装置の模式
図で説明される。図3に示すように、化学機械研磨(C
MP:Chemical Mechanical Po
lishing)装置は、研磨パッド2を主面に貼った
プラテン(研磨定盤)1、半導体ウエハ(以下ウエハと
いう)11を保持するヘッド3、プラテン1の研磨パッ
ド2上にスラリー(研磨液)5を滴下するスラリー供給
ライン4から構成されている。そして、プラテン1とヘ
ッド3には、通常は同じ方向に回転させる(逆回転の場
合もある)図示しない機構がそれぞれ設けられている。
また、ヘッド3には、ヘッド3を(つまりヘッド3に保
持したウエハ11を)プラテン1の研磨パッド2に一定
圧力で加圧する図示しない機構が設けられている。そし
て、スラリー(研磨液)5は、研磨粒子例えばシリカ粒
子を含んでいる。
【0003】そして、化学機械研磨方法は、研磨パッド
2を主面に貼ったプラテン1を回転させ、ウエハ11を
保持するヘッド3を回転させながらプラテン1の主面に
貼り付けられた研磨パッド2に一定圧力で加圧してウエ
ハ11の表面を押し付け、スラリー供給ライン4からプ
ラテン1の主面に貼り付けられた研磨パッド2上にスラ
リー5を滴下しながら、ヘッド3に保持されたウエハ1
1の表面を研磨する。
【0004】そして、従来の化学機械研磨方法を用いウ
エハ11に半導体装置の配線を形成する方法は、図4の
断面図で説明される。まず図4(a)に示すように、シ
リコンよりなる半導体基板12上に通常のトランジスタ
の作成方法、素子分離方法を用いてトランジスタ、ダイ
オードなどの半導体素子を形成する。そして、この上に
シリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜13を堆積する。そ
して、層間絶縁膜13にコンタクトホール(図示せず)
と呼ばれる接続孔を設け、形成した半導体素子と配線と
の電気的接点を取り出す。そして、層間絶縁膜13に通
常のリソグラフィとドライエッチングとを用いて配線を
形成するための配線溝14を形成する。
【0005】そして、図4(b)に示すように、形成し
た配線溝14に配線を形成する。ここで、配線は銅(C
u)を用いた埋め込み配線であるダマシン配線とする。
このダマシン配線の形成において、まず、配線材料であ
る銅の層間絶縁膜13および半導体素子層中への拡散防
止、層間絶縁膜13との密着性確保を目的としてバリア
メタル15を堆積する。そして、続いて配線材料である
銅を堆積して、銅膜16を形成する。ここでバリアメタ
ル15としては、タンタル(Ta)、窒化タンタル(T
aN)、タンタル(Ta)化合物あるいはこれらの積層
膜を用いる。そして、形成した銅膜16を化学機械研磨
方法を用いて研磨し、配線溝14以外の層間絶縁膜13
上に堆積した不要な銅膜16を除去する。そして続い
て、同じスラリー5を用いて、バリアメタル15も研磨
し、配線溝14以外の層間絶縁膜13上に堆積した不要
なバリアメタル15を除去する。このようにして、配線
溝14にバリアメタル13を介して研磨した銅膜16の
残部である銅からなる配線(以下銅配線17という)を
形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の化学機
械研磨方法を用いウエハ11に半導体装置の配線を形成
する方法は、化学機械研磨方法を用いて研磨し、配線溝
14以外の層間絶縁膜13上に堆積した不要な銅膜16
およびバリアメタル15を除去する時に、同一のスラリ
ー5を用いているため、バリアメタル15の機械研磨速
度(以下研磨速度という)は銅膜16の研磨速度に対し
て小さく、銅膜16の研磨速度を1とするとバリアメタ
ル15の研磨速度は0.05から0.3しかない。そし
てまた、スラリー5は銅膜16に対して大きなウェット
エッチング(化学研磨)速度を持つ。
【0007】そのため、図4(c)に示すように、バリ
アメタル15の研磨を進め、配線溝14以外の層間絶縁
膜13上に堆積した不要なバリアメタル15を完全に除
去すると、配線溝14に形成した銅配線17にも研磨が
進み、太幅な銅配線17では皿状の窪みであるディッシ
ング18が発生し、細幅な銅配線17では窪みであるリ
セス19が発生する。また、隣接した銅配線17が近接
し密パターンであると、密パターンな銅配線17間の層
間絶縁膜13にも研磨が進み、層間絶縁膜13に窪みで
あるエロージョン20が発生する。このため、銅配線1
7の配線幅に依存して配線抵抗(シート抵抗)が異な
り、半導体装置の正常な回路動作ができないという問題
がある。また、一部の銅配線17で電流密度が増加する
ため、銅配線17のエレクトロマイグレーション耐性が
劣化するという問題がある。
【0008】従って、本発明の目的は、ウエハに半導体
装置の配線を形成する時、配線溝以外の層間絶縁膜上に
堆積した不要なバリアメタルを研磨する際、配線溝に形
成した銅配線でのディッシングやリセスの発生を低減で
き、また密パターンな銅配線間の層間絶縁膜でのエロー
ジョンの発生を低減できる化学機械研磨方法及び化学機
械研磨装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の化学機械研磨方
法は、研磨パッドを主面に貼った研磨定盤を回転させ、
被研磨物を保持するヘッドを回転させながら前記研磨定
盤の主面に貼り付けられた前記研磨パッドに加圧して前
記被研磨物の表面を押し付け、前記研磨パッド上に研磨
液を滴下しながら、前記ヘッドに保持された前記被研磨
物の表面を研磨する化学機械研磨方法において、銅イオ
ンを含む溶液を前記研磨パッド上に前記研磨液を滴下す
ると同時に滴下しながら、前記被研磨物の表面を研磨す
ることを特徴とする。
【0010】また、前記被研磨物は、タンタル、窒化タ
ンタル、タンタル化合物またはこれらの積層物からなる
ものである。また、前記被研磨物は、半導体ウエハに形
成したバリアメタルである。
【0011】また、前記銅イオンを含む溶液は、硫酸銅
水溶液、またはシアン化銅、またはピロリン酸銅、また
は銅をアンモニアに溶かした水溶液である。そして、前
記銅イオンを含む溶液は、濃度が0.01重量%〜10
重量%である。
【0012】本発明の化学機械研磨装置は、研磨パッド
を主面に有し回転する回転手段を有する研磨定盤と、被
研磨物を保持し回転する回転手段を有し前記保持した被
研磨物を前記研磨定盤の研磨パッドに一定圧力で加圧す
る加圧手段を有するヘッドと、前記研磨定盤の研磨パッ
ド上に研磨液を滴下する研磨液供給ラインとを備えた化
学機械研磨装置において、前記研磨定盤の研磨パッド上
に銅イオンを含む溶液である銅イオン溶液を滴下する銅
イオン溶液供給ラインをも備えたことを特徴とする。
【0013】この様な本発明によれば、半導体ウエハに
形成したタンタル、窒化タンタル、タンタル化合物また
はこれらの積層物からなるバリアメタルを研磨する時、
研磨パッド上に研磨液を滴下すると共に銅イオンを含む
溶液を滴下しながら研磨することにより、バリアメタル
の研磨速度が3倍〜10倍増加する。
【0014】本発明者は、タンタル、窒化タンタル、タ
ンタル化合物またはこれらの積層物からなるものの研磨
速度が、研磨パッド上の銅イオン濃度の増加とともに増
加することを見出し、タンタル、窒化タンタル、タンタ
ル化合物またはこれらの積層物からなるものの研磨時
に、銅イオンを含む溶液を研磨液と共に研磨パッド上に
供給することにより、高濃度の銅イオンが存在するよう
にしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の化学
機械研磨装置の一実施形態を示す模式図、図2は図1の
一実施形態の化学機械研磨装置を用いウエハに半導体装
置の配線を形成する方法を示す断面図である。
【0016】図1に示すように、本実施形態の化学機械
研磨装置は、研磨パッド2を主面に貼ったプラテン(研
磨定盤)1、ウエハ11を保持するヘッド3、プラテン
1の研磨パッド2上にスラリー(研磨液)5を滴下する
スラリー供給ライン4およびプラテン1の研磨パッド2
上に銅イオン溶液(銅イオンを含む溶液)7を滴下する
銅イオン溶液供給ライン6から構成されている。そし
て、プラテン1とヘッド3には、通常は同じ方向に回転
させる(逆回転の場合もある)図示しない機構がそれぞ
れ設けられている。また、ヘッド3には、ヘッド3を
(つまりヘッド3に保持したウエハ11を)プラテン1
の研磨パッド2に一定圧力で加圧する図示しない機構が
設けられている。そして、スラリー(研磨液)5は、研
磨粒子例えばシリカ粒子を含んでいる。また、銅イオン
溶液7として、0.01wt(重量)%〜10wt(重
量)%の濃度の硫酸銅水溶液を用いる。
【0017】そして、化学機械研磨方法は、研磨パッド
2を主面に貼ったプラテン1を回転させ、ウエハ11を
保持するヘッド3を回転させながらプラテン1の主面に
貼り付けられた研磨パッド2に一定圧力で加圧してウエ
ハ11の表面を押し付け、スラリー供給ライン4からプ
ラテン1の主面に貼り付けられた研磨パッド2上にスラ
リー5を滴下しながら、または同時に銅イオン溶液供給
ライン6からプラテン1の主面に貼り付けられた研磨パ
ッド2上に銅イオン溶液7を滴下しながら、ヘッド3に
保持されたウエハ11の表面を研磨する。
【0018】そして、本実施形態の化学機械研磨方法を
用いウエハ11に半導体装置の配線を形成する方法は、
図2の断面図で説明される。まず図2(a)に示すよう
に、シリコンよりなる半導体基板12上に通常のトラン
ジスタの作成方法、素子分離方法を用いてトランジス
タ、ダイオードなどの半導体素子を形成する。そして、
この上にシリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜13を堆積
する。そして、層間絶縁膜13にコンタクトホール(図
示せず)と呼ばれる接続孔を設け、形成した半導体素子
と配線との電気的接点を取り出す。そして、層間絶縁膜
13に通常のリソグラフィとドライエッチングとを用い
て配線を形成するための配線溝14を形成する。
【0019】そして、図2(b)に示すように、形成し
た配線溝14に配線を形成する。ここで、配線は銅(C
u)を用いた埋め込み配線であるダマシン配線とする。
このダマシン配線の形成において、まず、配線材料であ
る銅の層間絶縁膜13および半導体素子層中への拡散防
止、層間絶縁膜13との密着性確保を目的としてバリア
メタル15を堆積する。そして、続いて配線材料である
銅を堆積して、銅膜16を形成する。
【0020】ここでバリアメタル15としては、タンタ
ル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、タンタル(T
a)化合物あるいはこれらの積層膜を用いる。そして、
スパッタリング法を用い、100Å〜1000Åの厚さ
に堆積する。
【0021】そして、銅膜16はめっき法を用い形成す
る。まずめっき銅膜のシード(種の膜)となる銅を、ス
パッタリング法を用い、500Å〜3000Åの厚さに
堆積する。そしてめっき法を用い、シード上に4000
Å〜30000Åの厚さに銅のめっき膜を堆積する。
【0022】そして、形成した銅膜16を化学機械研磨
方法を用いて研磨し、配線溝14以外の層間絶縁膜13
上に堆積した不要な銅膜16を除去する。このとき、ス
ラリー供給ライン4からプラテン1の主面に貼り付けら
れた研磨パッド2上にスラリー5を滴下しながら、研磨
する。そしてこのときの研磨圧力(ヘッド3のプラテン
1への加圧圧力)は1psi〜10psi、プラテン1
の回転数は10rpm〜200rpm、ヘッド3の回転
数は10rpm〜200rpmである。
【0023】そしてこのとき、スラリー5のみを用いて
いるため、バリアメタル15の研磨速度は銅膜16の研
磨速度に対して小さく、銅膜16の研磨速度を1とする
とバリアメタル15の研磨速度は0.05から0.3し
かない。そのため、配線溝14以外の層間絶縁膜13上
に堆積した不要な銅膜16がウエハ11全面で除去され
た時に、層間絶縁膜13上のバリアメタル15はまだ残
った状態にすることができる。
【0024】そして続いて、バリアメタル15も研磨
し、配線溝14以外の層間絶縁膜13上に堆積した不要
なバリアメタル15を除去する。このとき、スラリー供
給ライン4からプラテン1の主面に貼り付けられた研磨
パッド2上にスラリー5を滴下しながら、そして同時
に、銅イオン溶液供給ライン6から銅イオン溶液7を滴
下しながら、研磨する。そしてこのときの銅イオン溶液
7である硫酸銅水溶液の供給流量は、10cc/min
〜1000cc/min(好ましくは100cc/mi
n〜300cc/min)である。
【0025】このとき、銅イオン溶液7である硫酸銅水
溶液を滴下しながら研磨することにより、バリアメタル
15の研磨速度は3倍〜10倍増加し、銅膜16の研磨
速度とほぼ等しくなる。つまり、バリアメタル15と銅
膜16をほぼ同じ研磨速度で研磨することができる。
【0026】この状態で研磨することにより、図2
(c)に示すように、配線溝14に形成した研磨した銅
膜16の残部である銅配線17でのディッシングやリセ
ス、また密パターンな銅配線17間の層間絶縁膜13で
のエロージョンが大きく進行することなく、バリアメタ
ル15の研磨が完了する。
【0027】このようにして、配線溝14にバリアメタ
ル13を介してダマシン配線である銅配線17を形成す
る。
【0028】また、本実施形態では、銅イオン溶液7と
して硫酸銅水溶液を用いたが、本発明はこれに限定され
ず、例えばシアン化銅、ピロリン酸銅、または銅をアン
モニアに溶かした水溶液を用いても良い。いずれも濃度
0.01wt%〜10wt%で用いることができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ウ
エハに半導体装置の配線を形成する時、配線溝以外の層
間絶縁膜上に堆積した不要なバリアメタルを研磨する
際、バリアメタルの研磨速度が3倍〜10倍増加し、銅
膜の研磨速度とほぼ等しくなるので、配線溝に形成した
銅配線でのディッシングやリセスの発生を低減でき、ま
た密パターンな銅配線間の層間絶縁膜でのエロージョン
の発生を低減できるという効果が得られる。また、バリ
アメタルの研磨速度が3倍〜10倍増加するので、バリ
アメタルの研磨時間を短縮でき、研磨時のスループット
が向上するという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化学機械研磨装置の一実施形態を示す
模式図である。
【図2】図1の一実施形態の化学機械研磨装置を用い、
ウエハに半導体装置の配線を形成する方法を示す断面図
である。
【図3】従来の化学機械研磨装置を説明する模式図であ
る。
【図4】従来の化学機械研磨方法を用い、ウエハに半導
体装置の配線を形成する方法を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 プラテン(研磨定盤) 2 研磨パッド 3 ヘッド 4 スラリー供給ライン 5 スラリー(研磨液) 6 銅イオン溶液供給ライン 7 銅イオン溶液 11 半導体ウエハ(ウエハ) 12 半導体基板 13 層間絶縁膜 14 配線溝 15 バリアメタル 16 銅膜 17 銅配線 18 ディッシング 19 リセス 20 エロージョン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨パッドを主面に貼った研磨定盤を回
    転させ、被研磨物を保持するヘッドを回転させながら前
    記研磨定盤の主面に貼り付けられた前記研磨パッドに加
    圧して前記被研磨物の表面を押し付け、前記研磨パッド
    上に研磨液を滴下しながら、前記ヘッドに保持された前
    記被研磨物の表面を研磨する化学機械研磨方法におい
    て、銅イオンを含む溶液を前記研磨パッド上に前記研磨
    液を滴下すると同時に滴下しながら、前記被研磨物の表
    面を研磨することを特徴とする化学機械研磨方法。
  2. 【請求項2】 前記被研磨物は、タンタル、窒化タンタ
    ル、タンタル化合物またはこれらの積層物からなるもの
    である請求項1記載の化学機械研磨方法。
  3. 【請求項3】 前記被研磨物は、半導体ウエハに形成し
    たバリアメタルである請求項1または2記載の化学機械
    研磨方法。
  4. 【請求項4】 前記銅イオンを含む溶液は、硫酸銅水溶
    液、またはシアン化銅、またはピロリン酸銅、または銅
    をアンモニアに溶かした水溶液である請求項1記載の化
    学機械研磨方法。
  5. 【請求項5】 前記銅イオンを含む溶液は、濃度が0.
    01重量%〜10重量%である請求項4記載の化学機械
    研磨方法。
  6. 【請求項6】 研磨パッドを主面に有し回転する回転手
    段を有する研磨定盤と、被研磨物を保持し回転する回転
    手段を有し前記保持した被研磨物を前記研磨定盤の研磨
    パッドに一定圧力で加圧する加圧手段を有するヘッド
    と、前記研磨定盤の研磨パッド上に研磨液を滴下する研
    磨液供給ラインとを備えた化学機械研磨装置において、
    前記研磨定盤の研磨パッド上に銅イオンを含む溶液であ
    る銅イオン溶液を滴下する銅イオン溶液供給ラインをも
    備えたことを特徴とする化学機械研磨装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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