JP2001202963A - 鉛蓄電池 - Google Patents
鉛蓄電池Info
- Publication number
- JP2001202963A JP2001202963A JP2000011359A JP2000011359A JP2001202963A JP 2001202963 A JP2001202963 A JP 2001202963A JP 2000011359 A JP2000011359 A JP 2000011359A JP 2000011359 A JP2000011359 A JP 2000011359A JP 2001202963 A JP2001202963 A JP 2001202963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lignin
- added
- electrode plate
- negative electrode
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
供する。 【解決手段】 木粉1g当たりクレゾールを10ml加
え、木粉の内部に十分にクレゾールを浸透させた後、木
粉1gに対して濃度が70質量%の硫酸を20ml加え
て、20分間、約25°Cの雰囲気で激しく攪拌して十
分に反応させる。攪拌を停止し分離したリグニンを含む
クレゾール溶液層に過剰のエチルエーテルを加えてリグ
ニンを沈殿させた後、乾燥させてリグニンを得た。この
グリニンを負極板、又は、負極板及びセパレータに添加
して密閉形鉛蓄電池を完成させた。リグニンの官能基の
不活性化や安定性を損なうことがなく、リグニンは直線
状に近い高分子体の構造をとる。
Description
池用添加剤に係り、特に、正極板と負極板とをセパレー
タを介して積層した鉛蓄電池であって、負極板、又は、
負極板及びセパレータにリグニンを添加した鉛蓄電池、
及び該鉛蓄電池用添加剤に関する。
面及び信頼性の面で優れていることから、無停電電源装
置、自動車、電気自動車、据置用等の幅広い分野で使用
されている。最近、これらに用いられる鉛蓄電池の高率
放電特性の向上及び長寿命化が強く望まれている。
命化するには、負極活物質を微細化したり多孔質化する
ことによって、負極板の電極反応面積を大きくすればよ
い。このため、負極板の活物質層に添加剤であるリグニ
ンを含有させたり、負極板と接触するセパレータにリグ
ニンを含浸させる手法が有効であることが知られてい
る。
るリグニンは、製紙工業において、木材(リグノセルロ
ースとも呼ばれている。)からパルプ(以下、セルロー
スという。)を得る工程での副産物として得ることがで
きる。製紙工業では、木材を破砕したチップを、アルカ
リ蒸解法(クラフト蒸解法)やサルファイト蒸解法によ
り、高温・高圧の条件下で蒸解・処理して、セルロース
とリグニンとに分離している。なお、一般的には、アル
カリ蒸解法で得られたリグニンをクラフトリグニンと呼
び、サルファイト蒸解法で得られたリグニンをリグニン
スルホン酸と呼んでいる。
個又は2個のメトキシ基を有するフェニルプロパン(グ
アイヤシルプロパンやシリンギルプロパン等)が3次元
的にランダムに重合した高分子体であり、木材の細胞壁
の周りに強く絡まっている。このため、木材を形成して
いる細胞と細胞の間に、3次元の網目状に存在して細胞
同士を繋ぐバインダの働きをしている。また、従来のク
ラフト蒸解法やサルファイト蒸解法で単離されたリグニ
ン(以下、工業リグニンという。)は、毬藻状にリグニ
ン分子が絡み合った構造となっていることが知られてい
る。
た製紙工業における蒸解プロセスは、高温(130°C
〜180°C)・高圧(約700kPa)の条件下で行
われるので、リグニンの3次元構造の一部が破壊され
る。このため、工業リグニンは蒸解プロセスでランダム
に分解を受けると共に、分子レベルにおいても高度に変
性を受けるので、官能基の不活性化が起こったり、安定
性が損なわれる。従って、60°Cを超える高温環境下
で使用される鉛蓄電池に、工業リグニンを使用すると、
短期間で高率放電特性や長寿命特性の効果が失われる、
という問題点がある。
添加剤として、スルホン酸系界面活性剤、高分子系界面
活性剤等の種々の有機化合物が検討されてきたが、現在
に至るまで満足する結果が得られていないのが実状であ
る。
優れ、長寿命な鉛蓄電池及び安定な鉛蓄電池用添加剤を
提供することを課題とする。
に、本発明の第1態様は、正極板と負極板とをセパレー
タを介して積層した鉛蓄電池であって、前記負極板、又
は、前記負極板及びセパレータにリグニンを添加した鉛
蓄電池において、前記リグニンは、フェノール誘導体が
添加されたリグノセルロースに酸を添加し、攪拌して作
製したものであることを特徴とする。
ロースに酸を添加し攪拌して作製したリグニンは、蒸解
プロセスによる高温・高圧下での単離工程を伴わないの
で、リグニンの官能基の不活性化や安定性を損なうこと
がなく、また分子構造においても、毬藻状に分子が絡み
合う蒸解プロセスで単離された工業リグニンに対し、直
線状に近い高分子体の構造をとるので、フェノール基や
メトキシ基等が有効に機能する。本発明では、フェノー
ル誘導体が添加されたリグノセルロースに酸を添加し攪
拌して作製したリグニンを、負極板、又は、負極板及び
セパレータに添加するので、リグニンの官能基の不活性
化や安定性を損なうことがなく、鉛蓄電池の高率放電特
性の向上及び長寿命化を実現することができる。
クレゾール、ジメトキシフェノール及びメトキシフェノ
ールの少なくとも何れか一方、又は、ポリフェノール類
を用いることが好ましい。また、添加する酸には、65
質量%以上の濃度を有する硫酸を用いることが好まし
い。
は、負極板及びセパレータに添加される鉛蓄電池用添加
剤をフェノール誘導体が添加されたリグノセルロースに
酸を添加し、攪拌して作製したリグニンとしたものであ
る。
密閉型鉛蓄電池に適用した第1の実施の形態について説
明する。まず、本実施形態の密閉型鉛蓄電池の作製手順
について、リグニンの作製、負極板の作製、電池の製造
の順に説明する。なお、本実施形態以下の実施形態で
は、正極板に従来の(公知の)正極板を使用したので、
説明を簡潔にするために、正極作製手順についてはその
説明を省略する。
樹の木粉を使用し、木粉に、詳細を後述するように、フ
ェノール誘導体としてのクレゾール、ジメトキシフェノ
ール及びメトキシフェノールの少なくとも何れか一方、
又は、ポリフェノール類としてのカテコール、を浸透さ
せた後に、濃度が65質量%以上の硫酸を加えて、25
°Cの雰囲気温度下で後述する所定時間、激しく攪拌し
て十分に反応させた後、所定溶液によりリグニンを沈殿
させるか又は過剰な水を投入して不溶解なリグニンを回
収し、得られたリグニンを乾燥させた。
る鉛粉に、上述したリグニンを0.2質量%及び硫酸バ
リウムを1質量%添加して混合した後、鉛粉100質量
部に対して比重1.26の希硫酸10質量部と、水7質
量部と、を加えて練合し、負極用のペースト状活物質を
作製した。このペースト状活物質を、69mm×44m
m×2.4mmサイズの鉛−カルシウム−錫合金からな
る集電体格子に充填して、温度45°C、湿度98RH
%の雰囲気下で24時間熟成させ、60°Cの雰囲気温
度で16時間乾燥させて未化板とした。この未化板を、
比重1.050の希硫酸中で24時間化成して負極板と
した(以下、リグニン含有負極板という。)。
従来の手順で作製した正極板3枚とを、セパレータ(リ
グニンを含有しない。)を介して積層して極板群を組み
立て、該極板群をABS製の電槽に組込んで、比重1.
31(20°C)の電解液(希硫酸)を56ml電槽内
に注入した後、密閉して7Ah−2Vの密閉形鉛蓄電池
Aを完成させた。
蓄電池に適用した第2の実施の形態について説明する。
本実施形態はリグニンを負極板及びセパレータに含有さ
せたものである。なお、本実施形態において上述した第
1実施形態と同一の部材は同一の部材名称を使用してそ
の説明を省略し、異なる箇所のみ説明する。
1実施形態で説明したリグニンを所定質量%溶解し、こ
の溶液をガラス繊維製のマットに浸した後、該マットを
所定温度雰囲気で乾燥させてアセトンを除去し、リグニ
ンを含有するセパレータ(以下、リグニン含有セパレー
タという。)を作製した。
ニン含有負極板4枚と正極板3枚とを、リグニン含有セ
パレータを介して積層して極板群を組み立て、該極板群
をABS製の電槽に組込んで、比重1.31(20°
C)の電解液(希硫酸)を56ml電槽内に注入した
後、密閉して7Ah−2Vの密閉形鉛蓄電池Bを完成さ
せた。
て詳述すると共に、上記実施形態に従って種々異なるフ
ェノール誘導体を用いて作製したリグニンを添加した実
施例の電池について説明する。なお、実施例の電池と比
較のために作製した比較例の電池についても併記する。
1では、フェノール誘導体として液体のクレゾールを用
いてリグニンを作製した(以下、このリグニンをリグニ
ン1と仮称する。)。すなわち、木粉1g当たりクレゾ
ールを10ml加え、木粉の内部に十分にクレゾールを
浸透させた後、木粉1gに対して濃度が70質量%の硫
酸を20ml加えて、20分間、約25°Cの雰囲気で
激しく攪拌して十分に反応させる。反応終了後、攪拌を
停止すると硫酸溶液層とリグニン1を含むクレゾール溶
液層とに速やかに分離される。このクレゾール溶液層に
過剰のエチルエーテルを加えて、リグニン1を沈殿させ
た後に、乾燥させてリグニン1を得た。上述したよう
に、このリグニン1を負極板に添加して、密閉形鉛蓄電
池Aを完成させた(以下、実施例1の電池という。)。
では、フェノール誘導体として固体の2−メトキシフェ
ノールを用いてリグニンを作製した(以下、このリグニ
ンをリグニン2と仮称する。)。すなわち、2−メトキ
シフェノール1gを、アセトン10mlに溶解させる。
木粉1g当たり2−メトキシフェノールの溶液を10m
l加え、木粉の内部に十分に2−メトキシフェノールを
浸透させた後、木粉−2−メトキシフェノール複合体に
濃度が70質量%の硫酸を20ml加えて、60分間、
約25°Cの雰囲気で激しく攪拌して十分に反応させ
る。反応終了後、全反応溶液に過剰な水に投入して不溶
解なリグニン2を回収した後、乾燥させてリグニン2を
得た。上述したように、このリグニン2を負極板に添加
して、密閉形鉛蓄電池Aを完成させた(以下、実施例2
の電池という。)。
では、フェノール誘導体として固体の2、6−ジメトキ
シフェノールを用いてリグニンを作製した(以下、この
リグニンをリグニン3と仮称する。)。すなわち、2,
6−ジメトキシフェノール1gを、アセトン10mlに
溶解させる。木粉1g当たり2,6−ジメトキシフェノ
ールの溶液を10ml加え、木粉の内部に十分に2,6
−ジメトキシフェノールを浸透させた後、木粉−2,6
−ジメトキシフェノール複合体に濃度が70質量%の硫
酸を20ml加えて、60分間、約25°Cの雰囲気で
激しく攪拌して十分に反応させる。反応終了後、全反応
溶液に過剰な水に投入して不溶解なリグニン3を回収し
た後、乾燥させてリグニン3を得た。上述したように、
このリグニン3を負極板に添加して、密閉形鉛蓄電池A
を完成させた(以下、実施例3の電池という。)。
では、フェノール誘導体として固体の2、6−ジメトキ
シフェノールと2、6−ジメチルフェノールとのモル比
で1:1の混合物を用いてリグニンを作製した(以下、
このリグニンをリグニン4と仮称する。)。すなわち、
2、6−ジメトキシフェノールと2、6−ジメチルフェ
ノールの混合物1gを、アセトン10mlに溶解させ
る。木粉1g当たりこの混合物の溶液を10ml加え、
木粉の内部に十分に2、6−ジメトキシフェノールと
2、6−ジメチルフェノールの混合物を浸透させた後、
含浸物の全量に対して濃度が70質量%の硫酸を20m
l加えて、60分間、約25°Cの雰囲気で激しく攪拌
して十分に反応させる。反応終了後、全反応溶液に過剰
な水に投入して不溶解なリグニン4を回収した後、乾燥
させてリグニン4を得た。上述したように、このリグニ
ン4を負極板に添加して、密閉形鉛蓄電池Aを完成させ
た(以下、実施例4の電池という。)。
では、フェノール誘導体としてポリフェノール類の一種
であるカテコール(固体)を用いてリグニンを作製した
(以下、このリグニンをリグニン5と仮称する。)。す
なわち、カテコール1gを、アセトン10mlに溶解さ
せた混合物を作製する。木粉1g当たり作製した混合物
の溶液を10ml加え、木粉の内部に十分にカテコール
を浸透させた後、含浸物の全量に対して濃度が70質量
%の硫酸を20ml加えて、20分間、約25°Cの雰
囲気で激しく攪拌して十分に反応させる。反応終了後、
全反応溶液に過剰な水に投入して不溶解なリグニン5を
回収した後、乾燥させてリグニン5を得た。上述したよ
うに、このリグニン5を負極板に添加して、密閉形鉛蓄
電池Aを完成させた(以下、実施例5の電池とい
う。)。
に上述したリグニン3を1質量%溶解し、この溶液を厚
さ1.8mmのガラス繊維製のマットに浸した後、該マ
ットを60°Cで乾燥させアセトンを除去して、リグニ
ン3を含有するリグニン含有セパレータを得た。また、
負極板にはリグニン3を添加して、上述した密閉型鉛蓄
電池Bを完成させた(以下、実施例6の電池とい
う。)。
では、上記実施例で負極板に添加したリグニン1〜5に
代えて、従来から使用されている米国Westvaco
社製の商品名INDULIN(アルカリ蒸解法により単離され
たクラフトリグニン)を負極板に添加して、上述した密
閉型鉛蓄電池Aを完成させた(以下、比較例1の電池と
いう。)。
池について、以下の条件で初期放電時間及び加速試験後
の放電時間を測定した: (1)初期放電時間測定:21A放電(3CA相当、2
5°C、放電終止電圧:1.3V)して、初期の放電時
間を測定した。 (2)加速試験後の放電時間測定:初期放電時間測定
後、60°Cの恒温槽中で2.275Vの一定電圧でト
リクル充電を行い、7ヶ月後に21A放電(25°C、
放電終止電圧:1.3V)して放電時間を測定した。な
お、60°Cでの加速試験による7ヶ月は、25°Cの
温度環境下では約7年間の使用に相当する。
間及び加速試験後の放電時間の測定結果を示す。
は、比較例1の電池より初期放電時間が長く高容量であ
る。また、加速試験後の放電時間は、比較例1の電池よ
り概ね2倍以上である。従って、リグニン1〜5を用い
た実施例1〜6の電池は、高率放電特性に優れ、高寿命
であることがが分かる。
1〜6の電池のうちでも、フェノール誘導体にメトキシ
基を有するもの(実施例2)や、2個以上のメトキシ基
やフェノール基を有するもの(実施例3〜5)が高率放
電特性及び寿命特性の点でより好ましいことが分かる。
いた比較例1の電池がリグニン1〜5を用いた実施例1
〜6の電池がより高率放電特性及び寿命特性の点で劣る
のは、クラフト蒸解法やサルファイト蒸解法で単離され
た工業リグニンが、蒸解プロセスにおいて高温・高圧下
で分子レベルでの変性を受けていることと、毬藻状にリ
グニン分子が絡み合った構造となっているため、工業リ
グニンを用いた場合には、鉛蓄電池の添加剤として作用
するフェノール基又はメトキシ基が有効に機能できない
ためと考えられる。この点、リグニン1〜5は、直線状
に近い構造をした高分子体である。従って、試験結果で
も示したように、鉛蓄電池の添加剤として作用するフェ
ノール基又はメトキシ基は、有効に機能している。
質量%を例示したが、硫酸濃度が65質量%以下ではリ
グニン1〜5の回収率が低くなるので、硫酸濃度を65
質量%以上とすることが好ましい。
ル誘導体の溶媒としてジエチルエーテルを用いた例を示
したが、アセトンなど他の有機溶媒を用いても同様の結
果が得られた。更にまた、ポリフェノールとしては、実
施例5に示したカテコールの他に、レゾルシン、ピロガ
ロールでも同様の効果が認められた。また更に、リグノ
セルロースとしては、木材以外に草本類でも同様の結果
が得られた。
電池について例示したが、本発明は鉛蓄電池の用途、形
状等に限定されることなく上述した特許請求の範囲にお
いて種々の態様を採ることができる。
フェノール誘導体が添加されたリグノセルロースに酸を
添加し攪拌して作製したリグニンを、負極板、又は、負
極板及びセパレータに添加するので、リグニンの官能基
の不活性化や安定性を損なうことがなく、鉛蓄電池の高
率放電特性の向上及び長寿命化を実現することができ
る、という効果を得ることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 正極板と負極板とをセパレータを介して
積層した鉛蓄電池であって、前記負極板、又は、前記負
極板及びセパレータにリグニンを添加した鉛蓄電池にお
いて、前記リグニンは、フェノール誘導体が添加された
リグノセルロースに酸を添加し、攪拌して作製したもの
であることを特徴とする鉛蓄電池。 - 【請求項2】 前記フェノール誘導体として、クレゾー
ルを用いることを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電
池。 - 【請求項3】 前記フェノール誘導体として、ジメトキ
シフェノール及びメトキシフェノールの少なくとも一方
を用いることを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池。 - 【請求項4】 前記フェノール誘導体として、ポリフェ
ノール類を用いることを特徴とする請求項1に記載の鉛
蓄電池。 - 【請求項5】 前記酸として、65質量%以上の濃度を
有する硫酸を用いることを特徴とする請求項1乃至請求
項4のいずれか1項に記載の鉛蓄電池。 - 【請求項6】 負極板、又は、前記負極板及びセパレー
タに添加される鉛蓄電池用添加剤において、前記添加剤
は、フェノール誘導体が添加されたリグノセルロースに
酸を添加し、攪拌して作製したリグニンであることを特
徴とする鉛蓄電池用添加剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011359A JP4485634B2 (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011359A JP4485634B2 (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 鉛蓄電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001202963A true JP2001202963A (ja) | 2001-07-27 |
JP4485634B2 JP4485634B2 (ja) | 2010-06-23 |
Family
ID=18539233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000011359A Expired - Fee Related JP4485634B2 (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4485634B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140136807A (ko) * | 2013-05-21 | 2014-12-01 | 주식회사 엘지화학 | 폴리올레핀 분리막 및 그의 제조방법 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02233701A (ja) * | 1989-03-08 | 1990-09-17 | Masamitsu Funaoka | リグノセルロース系物質をポリフェノールと炭水化物とに分離する方法およびこの方法によって得られたポリフェノール系物質 |
JPH087869A (ja) * | 1994-06-17 | 1996-01-12 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 鉛蓄電池、鉛蓄電池用隔離体及び隔離体形成用ガラス繊維不織布の製造方法 |
JPH09278904A (ja) * | 1996-04-15 | 1997-10-28 | Masamitsu Funaoka | リグノフェノール系成形体、その製造方法、リグノフェノール系成形体の処理方法 |
JPH11191405A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Yuasa Corp | 密閉式鉛蓄電池 |
-
2000
- 2000-01-20 JP JP2000011359A patent/JP4485634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02233701A (ja) * | 1989-03-08 | 1990-09-17 | Masamitsu Funaoka | リグノセルロース系物質をポリフェノールと炭水化物とに分離する方法およびこの方法によって得られたポリフェノール系物質 |
JPH087869A (ja) * | 1994-06-17 | 1996-01-12 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 鉛蓄電池、鉛蓄電池用隔離体及び隔離体形成用ガラス繊維不織布の製造方法 |
JPH09278904A (ja) * | 1996-04-15 | 1997-10-28 | Masamitsu Funaoka | リグノフェノール系成形体、その製造方法、リグノフェノール系成形体の処理方法 |
JPH11191405A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Yuasa Corp | 密閉式鉛蓄電池 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140136807A (ko) * | 2013-05-21 | 2014-12-01 | 주식회사 엘지화학 | 폴리올레핀 분리막 및 그의 제조방법 |
KR101958644B1 (ko) * | 2013-05-21 | 2019-03-15 | 주식회사 엘지화학 | 폴리올레핀 분리막 및 그의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4485634B2 (ja) | 2010-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1997037393A1 (fr) | Accumulateur au plomb | |
TW578323B (en) | Lead-acid battery | |
CN106025283B (zh) | 用于锂离子电池负极的木质素基水性黏结剂和基于其的电极片与锂离子电池 | |
BR102012015829A2 (pt) | suspensço e mÉtodo para a fabriÇço de um eletrodo para uma cÉlula eletroquÍmica | |
KR100651246B1 (ko) | 액체전해질을 사용한 나트륨/유황 전지 | |
JPH11250913A (ja) | 鉛蓄電池 | |
CN110518279B (zh) | 一种peo包覆活化纳米颗粒的复合固态电解质及其制备方法 | |
CN103582974A (zh) | 液式铅蓄电池 | |
CN107305948A (zh) | 铅蓄电池 | |
CN111584868A (zh) | 锂离子二次电池负极添加剂及包含其的负极浆料 | |
CN110289401A (zh) | 一种铅蓄电池负极用碳复合材料及负极铅膏、铅蓄电池 | |
WO2001028012A1 (en) | Organic expander for lead-acid storage batteries | |
JP2008277244A (ja) | 鉛蓄電池 | |
CN102420330A (zh) | 镍氢电池的电极材料及其制备方法、以及镍氢电池 | |
JP7355005B6 (ja) | 鉛蓄電池 | |
CN111370624B (zh) | 一种商用锂离子电池改性隔膜的制备方法 | |
JP4430772B2 (ja) | 鉛蓄電池、鉛蓄電池用添加剤及びそれらの製造方法 | |
CN112563483A (zh) | 一种锂离子电池正极活性物浆料及制备方法 | |
JP2001202963A (ja) | 鉛蓄電池 | |
CN105826567A (zh) | 一种动力型铅酸蓄电池用分散剂及动力型铅酸蓄电池用铅膏 | |
CN116014135A (zh) | 一种锂离子电池负极浆料及其制备方法、锂离子电池负极片、锂离子电池 | |
CN107611442A (zh) | 一种耐低温铅炭电池用木质素类负极复合添加剂的制备方法 | |
JP2002141103A (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP6103521B2 (ja) | 非水電解液二次電池およびその製造方法 | |
CN101609889B (zh) | 镉负极及其制备方法和含该镉负极的二次镍镉电池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20031031 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040129 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100316 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |