JP2001202767A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JP2001202767A
JP2001202767A JP2000013896A JP2000013896A JP2001202767A JP 2001202767 A JP2001202767 A JP 2001202767A JP 2000013896 A JP2000013896 A JP 2000013896A JP 2000013896 A JP2000013896 A JP 2000013896A JP 2001202767 A JP2001202767 A JP 2001202767A
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JP2000013896A
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Ichiro Asano
一郎 浅野
Toshio Seyama
敏雄 瀬山
Mikio Matsubara
幹夫 松原
Yoshikazu Matsubara
義和 松原
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Hitachi Ltd
Hitachi Chubu Software Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Chubu Software Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各々がディスクモジュールを含む活線挿抜可能
ディスクトレイを複数搭載し、かつディスクモジュール
が発生する回転振動に耐えうる筐体構造を有する安価で
小型のディスクアレイ装置を提供する 【解決手段】ディスクケースの天板又は底板と左右の側
板とに各々のピッチを合わせた凹凸部を2カ所設け、天
板又は底板の凹部内側にダボ等の位置固定機構を設け、
そこにレールを等ピッチで取り付ける。このレールに入
り込むようにディスクトレイを作製しこのトレイの片側
に板バネを設け嵌合密度を保つようにする。天板レール
前面に折り曲げ部を設置し、レールと天板間にスペース
を作りその中をスライドするようにロックプレートを配
したところへ、天板とロックプレートにロック穴を設け
トレイの外形寸法を変更することなくトレイの上部に突
出する突起を設け、ロック穴周辺の板が入り込む切り欠
きを設ける

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ本体も
しくは複数の磁気ディスク装置、コントローラ及び電源
等からなる外部記憶装置に関し、特に、複数の磁気ディ
スク装置とコントローラ等をモジュール化して搭載する
ディスクアレイ装置及びその筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における磁気ディスク装置の回
転振動への対策として、特開平11−232860号公
報記載の技術のように、磁気ディスク装置とHDDトレ
イのような外部装置への装着部材との間に緩衝材を挟み
直接振動が伝わらないような嵌合結合による接続を用い
た方法が知られている。
【0003】また、活線挿抜を前提としたシステムにお
いて振動を抑えるためには、磁気ディスク装置をHDD
トレイに組込みモジュール化し匡体に固定すれば可能で
ある。特開平11−232856号公報記載の技術にお
いては、磁気ディスク装置を含むモジュールに複数階寸
法が変化する凸部を設け、筐体側にこの凸部を挟み込む
案内部を設け、モジュールを筐体に固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の緩衝材を挟んで
直接振動が伝わらないようにする方法は比較的安価に実
現できるが、近年の磁気ディスク装置の高回転化に伴う
振動に対する配慮がされておらず振動抑止の点で限度が
ある。
【0005】また、後者のモジュールの凸部を筐体側の
案内部で挟み込む構造の場合、HDDトレイを実装する
シャーシが複雑となり装置として割高になるとともに、
近年の装置小形化に対する配慮がされていない。
【0006】本発明の目的は、複数のディスクモジュー
ルを同一筐体内に搭載する場合や中央処理装置を含むシ
ステム装置の内部に複数のディスクモジュールを搭載す
る場合に、各々がディスクモジュールを含むディスクト
レイを複数搭載し、各ディスクトレイがレール構造によ
り容易に活線挿抜可能で、かつディスクモジュールが発
生する回転振動に耐えうる筐体構造を有する安価で小型
のディスクアレイ装置及びその筐体構造を提供すること
に有る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のディスクアレイ装置は、各々がディスクモ
ジュールを含む複数のディスクトレイと、前記複数のデ
ィスクトレイを実装搭載するためのディスクケースとを
有し、前記ディスクモジュールは、ディスク装置と、前
記ディスク装置の信号を授受するためのコネクタとを含
み、前記ディスクケースは、凸部及び凹部とが交互に形
成された天板、側板及び底板の板金が結合されて構成さ
れ、前記複数のディスクトレイの各々を実装搭載するた
めにディスクトレイのサイズに合わせたディスクレール
が該ディスクケースの内部に接合配置されている。
【0008】すなわち、ディスクケースの天板又は底板
と左右の側板とに各々のピッチを合わせた凹凸部を2箇
所設け、天板又は底板の凹部内側にダボ等の位置固定機
構を設け、そこにレールを等ピッチで取り付ける。ま
た、レールに入り込むようにディスクトレイを作製しこ
のディスクトレイの片側に板バネを設け嵌合密度を保つ
ようにする。
【0009】前記ディスクケースを構成する板金に交互
に形成された凸部及び凹部は、フレーム剛性を大きくす
るように働き、ディスク装置の回転振動の伝搬を抑止す
る。これにより、1万回転を超えるディスク装置の高回
転数化に伴い発生する自己振動の伝搬を抑制し、ディス
ク装置のリトライ回数の低減による大幅な信頼性向上を
図ることができる。
【0010】また、左右の前記側板の凹部のカット寸法
に前記天板及び前記底板の各々の凹部を合致させる。こ
れにより、板金製作時(接合)時の天板と底板の間隔制
度を向上させることができる。
【0011】また、凹部に筐体取付穴を設け、筐体取付
用ネジの頭の高さが前記凸部の高さ以下となるようにす
る。これにより、ディスクケースの幅あるいは高さを最
小限に抑えることができ、構造部品の簡素化及び省スペ
ース化を図ることができる。特に、筐体内に実装される
各装置の大きさが規格化されたラックマウント型あるい
はキャビネット型のPCサーバ等の情報処理装置に実装
されるディスクアレイ装置やシステム装置に適用すれ
ば、これらの装置の幅あるいは高さを例えば3U=13
3.35mmに押さえることができる。また、幅及び高
さを標準化することにより、縦置き・横置き双方に対応
可能となる。
【0012】前記凸部及び前記凹部は、前記天板と前記
底板、左右の前記側板が各々対称な形状となるように形
成され、前記ディスクレールは前記天板及び前記底板の
凹部に前記ディスク装置の厚さに応じた取付間隔で接合
配置可能とする。例えば、1インチ厚又は1.6インチ
厚のディスク装置を複数台搭載可能とすることができ
る。
【0013】前記ディスクトレイは側面に把手を備るこ
とにより、ディスクトレイのディスクケースへの挿抜を
容易に行うことができる。
【0014】また、前記ディスクレールは前記ディスク
トレイをロックするためのロック穴を備え、前記ディス
クレールと該ディスクレール取付けられる前記凸部との
隙間内にロックプレートを配置して1つのキーで連動さ
せて複数のディスク装置を施錠可能とする。すなわち、
天板レール前面に折り曲げ部を設計。レールと天板間に
スペースを作りその中をスライドするようにロックプレ
ートを配する構造とする。また、天板とロックプレート
にロック穴を設けHDDトレイの外形寸法を変更するこ
となくHDDトレイの上部に突出する突起を設け、ロッ
ク穴周辺の板が入り込む切り欠きを設ける。
【0015】さらに、天板又は底板の背面にSCSiプ
レーン基板取付部位を配する構造とすることにより、ス
ペース効率良く、SCSiプレーン基板を取付けること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例のRAI
Dディスク装置を図を参照して詳細に説明する。
【0017】図1はRAIDディスク装置全体の構造を
示すものである。筐体1は19インチラックキャビネッ
ト等に実装するもので、前面にHDDトレイ3が合計1
2台実装されている。12台のHDDトレイ3は図2に
示すように2台のRAIDケース2の各々に各6台づつ
搭載される。図1において、右端HDDトレイ3は前方
にスライドされて外された状態にある。このHDDトレ
イ3はABS等のプラスチック材料からなるトレイフロ
ントベゼル32と、亜鉛メッキ鋼板等の板金材料からな
るトレイBOX31とを有する。トレイフロントベゼル
32には同じくABS等のプラスチック材料からなるト
レイレバー33があり、上部には三角状のスプリング又
はアースばねとして機能するバネ34を複数個装着す
る。トレイBOX31とトレイBOX31に設けたねじ
穴311を介して、HDD4をネジでトレイBOX31
に締結固定する。この結果、図の様に12個のHDD4
を一筐体に実装することができる。
【0018】次に図2、図3及び図4を参照してRAI
Dケース2について説明する。図2は筐体1の中に2個
のRAIDケース2を装着した状態を示す。 筐体1の
上面に設けた複数の凹部111を介して、4本のネジ1
12で前天板11にRAIDケース2を締結固定する。
さらに、RAIDケース2を固定した前天板11をねじ
穴113を介してねじ112で筐体1と締結固定する。
同様に筐体1下面にも窪んだ複数の凹部が設けて有り、
同じ手段でRAIDケース2の下面を締結固定する。こ
のネジ112は図3のようにRAIDケース2の天板2
1に設けた凹部211上にねじ穴213に締結固定され
る。これによってネジの頭が凹部111におさまり、前
天板11より外部へ突出することを避けることができ
る。
【0019】RAIDケース2は図3に示すように凹凸
に加工した天板21、底板22、右側板23、左側板2
4とから構成され、それぞれ溶接にて組付ける構造をな
す。前記天板21と底板22、右側板23と左側板24
が各々対称な形状になるため天板21及び右側板23の
各々の形状を代表し、図4を用いて詳細な構造を説明す
る。
【0020】まずRAIDケース2のフレームの構成に
ついて説明する。天板21には2箇所の凹部211を設
けているが、それを囲む3個所の凸部両端を折り返した
サイド曲げ部216を設け、背面側にねじ穴を有する上
部基板取付部位215を設ける底板22には同じく凹部
221と下部基板取付け部位222がある。さらにこの
天板21の凹部位211の両端と右側板23とを接合し
た際に、右側板23に設けた凹部231裏形状の凸部外
形が合致するように、凹部張り出し形状218を天板2
1の凹部位211の両端に設け、側板の板厚分程度突出
させておく。これに対して、右側板23にも天板21と
当ピッチで配列した2ヶの凹部231を設けて、その凹
部231の上下端を寸法位置決め部233として切り欠
く。これをそれぞれの天板21及び底板22の両側の凹
部張り出し形状部位218と突き合わせることにより側
板のカット公差によって天板21及び底板22の距離
(間隙)を合わせ、精度を向上することができる。さら
に背面には側板SCSI基板等の基板取付部232を設
ける。左側板24は右側板23を対称としたものであ
る。
【0021】最後に底板22になく天板21にのみ設け
た構造として、正面側の両端部の両端にサイド曲げ部2
16にロックプレート穴217を設け、更に天板21の
最も正面側の凸部にHDDトレイロック穴212を設け
る。これはRAIDケース2に実装されるHDDトレイ
3の員数分だけ必要となる。
【0022】以上の構造で、サイド曲げ部216を右側
板23に当てた部位にて溶接を夫々行えば、RAIDケ
ース2の外枠フレームが構成できる。この時、天板21
と底板22に設置した各基板取付部位215により、H
DD4のRAIDをコントロールするSCSI基板がこ
のRAIDケースに直接取り付けることができ、このま
ま一つのユニットとして他の筐体にも使用することがで
きる。
【0023】次にRAIDケース2の内部について説明
する。まず、HDDトレイ3を支える上部レール25、
下部レール26はオープンチャネルの断面形状で形成
し、正面方向に天板21(下部レール26は底板22
に)に向けて折り曲げた前端曲げ部253を設けてレー
ルの高さを合わせる。また、各レールの正面側にはガイ
ド曲げ部252を設け、HDDトレイ3のトレイBOX
31部がチャネル内に入り安くなるようにガイドとす
る。上部レール25の各々背面部には2ケのダボ254
を設け天板21の凹部位211の裏に設置されたダボ受
け穴214に挿入し位置決め固定する。下方の下部レー
ル26も上下対象な構造を持ち上部レール25を底板2
2に固定する。この上部レール25と下部レール26は
複数個、天板21に溶接される。天板21の凹部211
は上部レール25の間に位置するように設置することに
よりねじ部が干渉することはない。なお、天板21にの
み設けた構造としては、正面側の端部平面上に設けたロ
ック穴251がある。
【0024】次に図5を用いてRAIDケース2に配し
たロックプレート27について説明する。このロックプ
レート27は2枚の板金構造からなり天板21のHDD
トレイ用のロック穴212に合わせたロック穴271を
複数個設ける。模擬の上端部にダボ穴275とサラザグ
リ273を、下端側にダボ272とねじタップ274を
設ける。これは左右対称に置き換えて配置してもかまわ
ない。連結する場合、左側のロックプレート27のサラ
ザグリ273にサラネジが入り、右側のロックプレート
27のねじタップ274にて締結する。同時に左側のダ
ボ穴275に右側のダボ272が入る。このように2個
所の位置決めにより歪むことなく2つのロックプレート
27が連結できる。
【0025】以上の構造物を組み立てた断面の配置状況
を図6に示す。天板21の凹部211の下部に上部レー
ル25を溶接にて固定し、その下部にHDDトレイ3の
トレイBOX31が位置する。その正面側にトレイフロ
ントベゼル32があり、トレイレバー33がトレイBO
X31の回転軸331を中心にして回転できるように設
置する。ロックプレート27は天板21と上部レール2
5とその前端曲げ部253によって囲まれた空間内に挿
入され図の鉛直方向に駆動出来る。天板21のロック穴
212、上部レール25のロック穴251、ロックプレ
ート27のロック穴271の以上の3つの穴は位置が合
わせてあるため、トレイレバー33のロック突起333
がこれらの穴に入る。このトレイレバー33は、後述の
図7に示すようにねじりコイルバネ332によってアー
ム336の部位を天板21に押しつけられる。したがっ
て、トレイレバー33を引かない限り、ロック突起33
3が図6の位置に常にある。
【0026】次に図7を用いてロック機構について説明
する。上部レール25のロック穴251、ロックプレー
ト27のロック穴271、上部レール25のロック穴2
51の以上3つの穴に入ったロック突起333は、ねじ
りコイルバネ332によって、アーム336ごと天板2
1へ押しつけられるが、上部レール25とアーム336
とが接した時点で押し上げ時の位置決めを行う。ロック
突起333に設けたロック切り欠き334に斜めテーパ
を持った角部を設ける。これは、ロックプレート27が
矢印Aの方向に動かされ、ロック切り欠き334に入り
込む時に、ガイドの役目をなす。ロックプレート27を
ロックキー等にてA方向に動かせばロック穴271の周
辺の板がロック切り欠き334に入り、トレイレバー3
3が上部レール25から抜けなくなり、HDDトレイ3
のトレイレバー33が動かせなくなる。これにより、H
DDトレイ3がRAIDケース2より引き出せず、ロッ
ク状態が達成される。
【0027】ロック解除時は、逆にロックプレート27
をB方向へ動かせばロック切り欠き部334からロック
プレート27が出て、トレイレバー33が自由に動かせ
る状態となる。以上でロック機構が達成される。
【0028】次に、振動の制振構造について説明する。
【0029】図6に示すように3角形状のバネ34をト
レイBOX31に設けられた穴に取付け、バネ34の反
力でトレイBOX31を下部レール26へ押しつける。
この力が摩擦力を下部レール26とトレイBOX31の
下部との間で発生させる。この摩擦力が、HDD4の発
生する衝撃・振動加速度より大きければ、HDD4或い
はトレイBOX31を単体で動かさずに、筐体の全体振
動系の一部とすることができる。すなわち、筐体全体の
質量に元づく全体振動系加速振動に含んでしまうことに
よって、HDD4が引き起こす加速度を吸収し、消して
しまうことができる。
【0030】以上の見解をモデル化したものを図8に示
し説明する。質量m(kg)のHDDの振動加速度g
(m/s2)に対してバネ力FとHDDの質量によって
発生する摩擦力は摩擦係数μによって数式1のように表
され、この関係が満たされるようにバネ34の強さを調
整する。同時に、バネ力Fが複数個働くため、天板21
が変形しバネ力Fが低下するのを防止すべく、天板21
の凹部211の陥没量を増やして断面2次モーメントを
増やし、変形量を加減する。その結果、HDD4の発す
る振動加速度は、数式2に示すように筐体全体の振動加
速度になり、質量に逆比例させ効果を少なくできる。但
し、1つのRAIDケース2の中心に含まれるHDDト
レイ3の数をn個筐体の全質量をM(kg)としてい
る。
【0031】さらに、本実施例ではロック機構をつけた
が、扉を有するRAIDケースにする場合も考えられ、
その場合はロック機構とHDDトレイ3のトレイフロン
トベゼル32が不要となる。
【0032】上記実施例において、 RAIDケースの
天板・底板・両側板が凹部によって断面2次モーメント
を増やすこと、RAIDケースの中央部で6個のRAI
Dトレイに実装されたバネが両者を外側に押し付けるこ
とにより、RAIDケースの剛性があがり、固有振動モ
ードを300Hz程度に上げることができる。したがっ
て、HDDが高回転化し自励振動が大きくなった場合で
も、筐体の固有振動数を上げて筐体共鳴を回避できる。
また、凹部によって、各レールと天板との隙間にてスラ
イドするロックプレートを実装でき、左右に並べてRA
IDケースが複数設置された場合でも、左右どちらかの
最端部に設けたキーメカニズムによって連動ロックが可
能である。また上下筐体との固定にては、天板・底板に
設けた凹部の中にねじタップをたてることにより、天板
の陥没させた凹部の中にネジを収納でき、外部にねじの
頭が突出しないRAIDケースを提供する事ができる。
また、以上の構成から、筐体の剛性をも考慮した小形の
ユニットになったRAIDケースが提供でき、さらにこ
のRAIDケースは他の筐体に複数、縦横実装可能にな
る。
【0033】以上、代表的なディスクアレイ装置として
RAID装置の実施例について説明したが、一般のディ
スクアレイ装置に適用可能なことは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、複数のディスクモジュ
ールを同一筐体内に搭載する場合や中央処理装置を含む
システム装置の内部に複数のディスクモジュールを搭載
する場合に、各々がディスクモジュールを含むディスク
トレイを複数搭載し、各ディスクトレイがレール構造に
より容易に活線挿抜可能で、かつディスクモジュールが
発生する回転振動に耐えうる筐体構造を有する安価で小
型のディスクアレイ装置及びその筐体構造を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のRAID装置の全体構造を
示すRAIDケース及びHDDトレイを装着した筐体と
HDDトレイの斜視図である。
【図2】実施例のRAID装置にRAIDケースを2個
装着した筐体の斜視図である。
【図3】実施例のRAID装置におけるRAIDケース
の斜視図である。
【図4】実施例のRAID装置におけるRAIDケース
の天板と側板とレールの構造を示す斜視図である。
【図5】実施例のRAID装置におけるロックプレート
の斜視図である。
【図6】実施例のRAID装置におけるロックプレー
ト、天板、レール及びトレイBOXの断面図である。
【図7】実施例のRAID装置におけるロック状況を示
す斜視図である。
【図8】実施例のRAID装置におけるHDDトレイと
RAIDケース間とで発生する力の配置を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1…筐体、2…RAIDケース、3…HDDトレイ、4
…HDD 11…前天板、21…天板、22…底板、23…右側
板、24…左側板、25…上部レール、26…下部レー
ル、27…ロックプレート、31…トレイBOX、32
…トレイフロントベゼル、33…トレイレバー、34…
バネ 111…凹部、112…ねじ、113…ねじ穴、211
…凹部、212…ロック穴、213…ねじ穴、214…
ダボ受穴、215…上部基板取付部位、216…サイド
曲げ部、217…ロックプレート穴、218…凹部張り
出し形状、221…凹部、222…下部基板取付部位、
231…凹部、232…基板取付部、233…寸法位置
決め部、241…凹部、242…基板取付部、251…
ロック穴、252…ガイド曲げ部、253…前端曲げ
部、254…ダボ、261…凹部、271…ロック穴、
272…ダボ、273…サラザグリ、274…ねじタッ
プ、275…ダボ穴、311…ねじ穴、331…回転
軸、332…ねじりコイルバネ、333…ロック突起、
334…ロック切り欠き、335…取手、336…アー
ム A…矢印、B…矢印、m…HDDの質量(Kg)、gh
…HDDの振動加速度(m/s2)、F…バネ力
(N)、M…筐体の全質量(Kg)、n…HDDケース
1個の中に含まれる、HDDトレイの数。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬山 敏雄 愛知県名古屋市中区栄三丁目10番22号 日 立中部ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 松原 幹夫 愛知県尾張市晴丘町池上1番地 株式会社 日立旭エレクトロニクス内 (72)発明者 松原 義和 愛知県名古屋市中区栄三丁目10番22号 日 立中部ソフトウェア株式会社内 Fターム(参考) 5D066 BA02 BA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々がディスクモジュールを含む複数のデ
    ィスクトレイと、前記複数のディスクトレイを実装搭載
    するためのディスクケースとを有するディスクアレイ装
    置であって、 前記ディスクモジュールは、ディスク装置と、前記ディ
    スク装置の信号を授受するためのコネクタとを含み、 前記ディスクケースは、凸部及び凹部とが交互に形成さ
    れた天板、側板及び底板の板金が結合されて構成され、
    前記複数のディスクトレイの各々を実装搭載するために
    ディスクトレイのサイズに合わせたディスクレールが該
    ディスクケースの内部に接合配置されたディスクアレイ
    装置。
  2. 【請求項2】前記ディスクケースを構成する板金に交互
    に形成された前記凸部及び前記凹部により前記ディスク
    装置の回転振動の伝搬を抑止する請求項1記載のディス
    クアレイ装置。
  3. 【請求項3】左右の前記側板の凹部のカット寸法に前記
    天板及び前記底板の各々の凹部を合致させた請求項1記
    載のディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】前記凹部に筐体取付穴を設け、筐体取付用
    ネジの頭の高さが前記凸部の高さ以下となるようにした
    請求項1記載のディスクアレイ装置。
  5. 【請求項5】前記凸部及び前記凹部は、前記天板と前記
    底板、左右の前記側板が各々対称な形状となるように形
    成され、前記ディスクレールは前記天板及び前記底板の
    凹部に前記ディスク装置の厚さに応じた取付間隔で接合
    配置される請求項1記載のディスクアレイ装置。
  6. 【請求項6】前記ディスクトレイは側面に把手を備え、
    前記ディスクレールは前記ディスクトレイをロックする
    ためのロック穴を備え、前記ディスクレールと該ディス
    クレール取付けられる前記凸部との隙間内にロックプレ
    ートを配置して1つのキーで連動させて複数のディスク
    装置を施錠する請求項1記載のディスクアレイ装置。
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