JPH02137181A

JPH02137181A - 拡張メモリ装置

Info

Publication number: JPH02137181A
Application number: JP29148288A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Sakurai; 浩桜井; Naoyuki Kayane; 尚之榧根
Original assignee: Tokico Ltd
Current assignee: Tokico Ltd
Priority date: 1988-11-18
Filing date: 1988-11-18
Publication date: 1990-05-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明はハードディスクを用いたメモリ装置に係り、特
にパーソナルコンピュータなどに設けられた拡張用スロ
ットに直接実装可能なメモリ装置に関する。

「従来の技術」近年、パーソナルコンピュータシステムの機能向上を図
るべく、パーソナルコンピュータ筐体の背面に設けられ
た拡張用スロットに挿入して使用される磁気ディスク装
置が開発されている。

第６図ないし第１０図は上記磁気ディスク装置の一従来
例を示すものである。

符号ｌはパーソナルコンピュータを示し、このパーソナ
ルコンビエータ１の背面にはＫ　張用スロ・ソト２が設
けられている。

一方、符号３は磁気ディスク装置であって、この磁気デ
ィスク装置３は、例えば第７図に示すように、スピンド
ルモータ４によって駆動されるディスク５と、ボイスコ
イルモータ６によって駆動されるキャリア７に搭載され
て移動しつつ前記ディスク５へのリード、ライトを行う
ヘッド８とから構成されている。前記磁気ディスク装置
３は、回路基板９上に搭載されており、この回路基板９
には、磁気ディスク装置３とパーソナルコンピュータ１
との間のインターフェイス回路、および、前記磁気ディ
スク装置３の制御回路などが形成されている。そして、
前記回路基板９は、前記拡張用スロット２内に設けられ
たガイド溝２ａ・２ａに案内されながら前記拡張用スロ
ット２内に挿入されるようになっている。また、前記回
路基板９の一方の端部に設けられたカードエツジ部１０
は、第１Ｏ図に示すように、前記拡張用スロット２内に
挿入されることにより、その奥に設けられたコネクタ１
１（なお符号１２はコネクタ１１に接続サレタパーソナ
ルコンピュータ側の回路基板である）に接続されるよう
になっている。そして前記磁気ディスク装置３は、側部
に設けられた板状のフレーム３ａを介して前記回路基板
９に取り付けられている。

また前記磁気ディスク装置３は、端部に設けられたフレ
ーム１３を介して前記パーソナルコンピュータ１の筐体
の背面パネル１４に固着されている。すなわち、フレー
ム１３の両側に突出した板状の耳部１３ａを貫通して背
面パネル１４にねじ込まれるボルト１５により、前記パ
ーソナルコンピュータｌに固定されるようになっている
。

「発明が解決しようとする課題」ところで、上記磁気ディスク装置３におけるオフトラッ
クなどの障害を防止するには、パーソナルコンピュータ
１からの振動伝達を防止することが必要とされるが、磁
気ディスク装置３とパーソナルコンピュータｌとの間に
は、パーソナルコンピュータ１から背面パネル１４およ
びフレーム１３を経由する振動伝播経路、および、回路
基板９を経由する振動伝播経路が存在することになり、
このような複雑な振動伝播経路の存在により、複数の機
械共振点が生じるため、防振に万全を期すことが困難で
あった。また特に回路基板９は、その機能上、ベークラ
イト、ガラスエポキシなどの絶縁性合成樹脂材料により
形成されているため剛性を高めることが困難であり、こ
の回路基板９から磁気ディスク装置３への振動の伝達を
いかに防止するかが大きな課題となっていた。

本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、剛性が低
く共振し易い回路基板から拡張メモリとしての磁気ディ
スク装置などにに伝播される振動を減少させることを目
的とするものである。

［課題を解決するための手段」上記目的を達成するため、本願の特許請求の範囲第１項記載の発明は、拡張メモリ
装置との間のインターフェイス機能を有するアダプター
基板が挿入される拡張用スロットを備えたパーソナルコ
ンピュータに接続されるメモリ装置において、前記拡張
用スロットに挿入されて該拡張用スロット内のコネクタ
に電気的および機械的に接続される回路基板における前
記コネクタとの接続部と、前記拡張用スロットを介シテ
パーソナルコンピュータに接続されるハードディスク等
の記憶手段との間に存在して両者を機械的に結合する部
材の一部に防振ゴムを設けた構成としたものである。

また本願の特許請求の範囲第２項記載の発明は、上記第
１項記載の発明において、前記拡張用スロット内のコネ
クタとの接続部を有する第１の基板と、前記メモリ装置
との接続部を有する第２の基板とによって回路基板を構
成するとともに、第１第２の基板を同一平面上に配置し
て、前記防振ゴムによって相互に機械的に連結するよう
にしたものである。

「作用」第１項記載の発明の構成であると、パーソナルコンピュ
ータからの振動から大きく離れた共振点を持った防振ゴ
ムを採用することにより、剛性の小さな回路基板がパー
ソナルコンピュータからの振動によって共振した場合に
も、その振動のメモリ装置への伝播を規制することがで
きる。

また第２項記載の発明の構成であると、同一平面上に配
置された第１第２の基板の間に介在する防振ゴムが振動
を吸収して、基板間の振動伝播を防止することができ、
また、上下に積み重ねられる回路基板と記憶媒体との間
に余分な介在物が存在しないから、拡張メモリ装置の厚
さを縮減することができる。

「実施例」以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。なお、
図中従来例と共通の部分には同一符号を付し、説明を簡
略化する。

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示すもので
ある。この実施例は、磁気ディスク装置３および回路基
板９と、これら互いに連結する連結部材２０の間にそれ
ぞれ防弾ゴム２１・２２を介在させた構成となっている
。

前記防振ゴム２１の両端には、第２図に示すようにフラ
ンジ２３・２３が取り付けられており、これらのフラン
ジ２３・２３に設けられためねし２３ａには、ボルト２
４がねじ込まれて前記回路基板９、および、連結部材２
０の一端部にそれぞれ固着されている。また防振ゴム２
２は、前記連結部材２０の他の端部に設けられた貫通孔
２０ａの内側に嵌め込まれるとともに、前記磁気ディス
ク装置３の下面の突出部３ｂの外側に嵌め込まれ、さら
に、前記突出部３ｂに座金２５を介してねじ込まれるボ
ルト２６によって前記磁気ディスク装置３に固着される
ようになっている。

以上のように構成された拡張メモリ装置においては、磁
気ディスク装置３と回路基板９とが防振ゴム２１・２２
を介して連結されているから、防振ゴム２１・２２の材
質、寸法を適宜選択することにより、防振ゴム２１・２
２の弾性体としての性質を利用して、回路基板９の共振
点から離れた共振点を設定し、回路基板９から磁気ディ
スク装置３へ伝達される振動を最小限に抑制するととも
に、粘性体としての性質を利用して振動を吸収すること
ができる。

次いで、第３図は本発明の第２実施例を示すものである
。

この実施例の連結部材２７は、前記第１実施例に適用さ
れた連結部材２０における回路基板９との連結箇所から
防振ゴムを省略した構成とされている。すなわち、連結
部材２７は、図示のような横断面に屈曲された金属板で
あって、その一方の端部に形成されためねじ２７ａにボ
ルト２４をねじ込むことにより前記回路基板９に固定さ
れ、方、他端側の貫通孔の内側に嵌め込まれた防振ゴム
２２を磁気ディスク装置３の突出部３ｂの外側に嵌め込
んでボルト２６を締結することにより、磁気ディスク装
置３に固着されるようになっている。

そして、この第２実施例においても、防振ゴム２２の寸
法、材質を適宜選択することにより、回路基板９から磁
気ディスク装置３への振動の伝播を抑制することができ
る。

さらに、第４図および第５図は本発明の第３実施例を示
すものである。

この実施例に適用される回路基板３０は、拡張用スロッ
ト内のコネクタに電気的、機械的に結合されるカードエ
ツジｌＯを備えた第１基板３１と、磁気ディスク装置３
が搭載される第２基板３２とから構成されている。前記
第２基板３２は、長方形状の平面形状を有し、また、第
１基板３１は、第２基板３２の輪郭より僅かに大きな孔
３３を有する長方形状なし、両者は、防振ゴム３４を介
して同一平面上に結合されている。すなわち防振コム３
４は、第５図に示すように、前記第２基板３２の輪郭と
ほぼ相似の枠状に形成され、外周には、前記第１基板３
１の孔３３が嵌合される溝３５が、内周には、前記第２
基板３２の外周が嵌合される溝３６がそれぞれ形成され
ている。また、内基板３１・３１は、フラットケーブル
３７によって電気的に接続されている。

このように、第１および第２の基板３１・３２を防振ゴ
ム３４によって同一平面上に連結した構造であると、第
２基板３２上に（防振ゴムなどを介在させることなく）
磁気ディスク装置３を直接搭載することができる。した
がって、拡張用スロットの高さ寸法に制約される拡張メ
モリ装置において、磁気ディスク装置の厚さを大きく確
保することができ、例えば、磁気ディスク装置に搭載さ
れるディスクの枚数を増加させるなど、メモリ用量増加
の可能性を高めることができるという効果を奏する。

「発明の効果」以上の説明で明らかなように、本願の特許請求の範囲第
１項記戦の発明によれば、パーソナルコンピュータに設
けられているインターフェイス基。

板挿入坩の拡張用スロットを利用して、大容量の磁気デ
ィスク装置を備えた拡張メモリ装置を容易に取り付ける
ことができるとともに、パーソナルコンピュータから伝
達される振動等に共振し易い回路基板から磁気ディスク
装置に伝達される振動を、回路基板と異なる共振凧を持
つ防振ゴムにより遮断し、あるいは、防振ゴムの粘性に
より吸収させて磁気ディスク装置などの記憶媒体への振
動の伝達を規制することができるという効果を奏する。

また、特許請求の範囲第２項記載の発明によれば、同一
同一平面上に配置された第１第２の基板の間に介在する
防振ゴムが振動を吸収して、基板間の振動伝播を防止す
ることができ、また、上下に積み重ねられる回路基板と
記憶媒体との間に余分な介在物が存在しないから、拡張
メモリ装置の厚さを縮減することができ、したがって、
パーソナルコンピュータの拡張スロットに挿入して使用
するという寸法的制限のもと、例えば、磁気ディスク装
置においてはディスク枚数の増加、ＲＡＭディスクにお
いては搭載されるＲＡＭのｍを増加させて、記憶容量を
可及的に拡大させることができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示すもので
、第１図は要部の横断面図、第２図は第１図における防
振ゴム部の拡大図、第３図は本発明の第２実施例の要部
の横断面図、第４図および第５図は本発明の第３実施例
を示すもので、第１１図は全体の外観を示す斜視図、第
５図は基板と防振ゴムとの分解図、第６図ないし第１０
図は従来の拡張メモリ装置を示すもので、第６図はシス
テム全体の構成を示す斜視図、第７図は磁気ディスク装
置の内部措造を示す平面図、第８図は拡張メモリ装置の
平面図、第９図は正面図、第１０図は側面図である。１・・・・・・パーソナルコンピュータ、２・・・・・
・拡’Ｊ　用スロット、３・・・・・・磁気ディスク装
置、９・・・・・・回路基板、１０・・・・・・カード
エツジ、２ｏ・・・・・・連結部材、２１・２２・・・
・・・防振ゴム、２７・・・・・・連結部材、３０・・
・・・・回路基板、３１・・・・・・第１基板、３２・
・・・・・第２基板、３３・・・・・・孔、３４・・・
・・・防振ゴム、３５・３６・・・・・・溝部。第１図第３７出願人　　ト　キ　コ　林　式　会　社第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）拡張メモリ装置との間のインターフェイス機能を
有するアダプター基板が挿入される拡張用スロットを備
えたパーソナルコンピュータに接続される拡張メモリ装
置において、前記拡張用スロットに挿入されて該拡張用
スロット内のコネクタに電気的および機械的に接続され
る回路基板と、該回路基板上に搭載されて回路基板とと
もに前記拡張用スロットに挿入されるメモリ装置とを一
体に連結するとともに、前記回路基板におけるコネクタ
との接続部と前記記憶手段との間に存在して両者を機械
的に結合する部材の一部に防振ゴムを設けたことを特徴
とする拡張メモリ装置。
（２）上記回路基板は、前記拡張用スロット内のコネク
タとの接続部を有する第１の基板と、前記メモリ装置と
の接続部を有する第２の基板とから構成され、前記両基
板は同一平面上に配置されるとともに、前記防振ゴムに
よって相互に機械的に連結されたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の拡張メモリ装置。