JPH08124372A

JPH08124372A - ディスクドライブ

Info

Publication number: JPH08124372A
Application number: JP6258567A
Authority: JP
Inventors: Kazunori Kano; 和則鹿野
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1994-10-24
Filing date: 1994-10-24
Publication date: 1996-05-17
Anticipated expiration: 2018-06-16
Also published as: JP3417088B2; US5689401A

Abstract

(57)【要約】本発明は、磁気ディスクドライブや光ディスクドライブ
等の記憶装置に関し、特にディアルポートを備えた記憶
装置に関し、部品点数を減らし、コストダウンを可能と
する、新規のコネクタ取付け構造を有するディスクドラ
イブを提供することを目的とし、ディスクエンクロージ
ャと、ディスクエンクロージャの底面に配置されたプリ
ント板と、プリント板に搭載されたコネクタを備えたデ
ィスクドライブにおいて、プリント板の一端を前記ディ
スクエンクロージャから突出するように延出させると共
に、延出されたプリント板の面上に、コネクタの接続方
向がプリント板と直交するようにコネクタを搭載する構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクドライブ
や光ディスクドライブ等の記憶装置に関し、特にディア
ルポートを備えた記憶装置に関する。近年、磁気ディス
クドライブや光ディスクドライブは、大容量化に伴い、
多機能化が要求されている。ディアルポートは、多機能
化の一つの手段であり、処理能力や信頼性を向上するも
のである。

【０００２】処理能力の向上については、シングルポー
トの場合、ポートがデータ転送中であると、上位装置の
コマンドを受け付けることが出来ないが、デュアルポー
トの場合、一方のポートがデータ転送中であっても、他
方のポートからコマンドを受け付けることが可能であ
り、また、コマンドの種類によっては、そのコマンドを
即座に処理することが可能である。

【０００３】また、信頼性の向上については、シングル
ポートの場合、ポートが故障すると、全ての処理が出来
なくなるが、デュアルポートの場合、一方のポートが故
障しても、他方のポートの処理を継続することが可能で
ある。

【０００４】

【従来の技術】最初に、図９を用いて、従来のシングル
ポート型３．５インチ磁気ディスクドライブを説明す
る。図９は、従来のシングルポート型のディスクドライ
ブの外観図であり、(A) は装置後方から見た背面図、
(B) は上方から見た上面図、(C) は側方から見た側面図
である。

【０００５】図中、１１は、ディスクエンクロージャで
あり、磁気ヘッド、磁気ヘッドを移動する機構、磁気デ
ィスク媒体、磁気ディスク媒体を回転する機構等を内部
に有する。１２は、フレームであり、ディスクエンクロ
ージャ１１を支持すると共に、ディスクドライブを他の
機器に取り付けるために使用される。１４及び１５はコ
ネクタである。１４は、データやコマンドを外部装置と
の間で送受信するためのインターフェースコネクタであ
り、ディスクエンクロージャ１１の底面に配置されたプ
リント板の一端のサイドエッジ上に取り付けられる。１
５は、外部から電源の供給を受けるパワーコネクタであ
り、インターフェースコネクタ１４に並んで、プリント
板のサイドエッジ上に搭載される。

【０００６】図１０は、図９におけるプリント板の外観
図である。図９において、プリント板１３はディスクエ
ンクロージャ１１等に隠れて図示されていない。プリン
ト板１３は、ディスクエンクロージャ１１の底面のほぼ
同じ大きさを有し、ディスクエンクロージャ１１の底面
にネジ止めにより取り付けられる。また、プリント板１
３は、その一端のサイドエッジ上にインターフェースコ
ネクタ１４及びパワーコネクタ１５を搭載する。このコ
ネクタ１４及び１５の接続方向は、プリント板１３と平
行である。更に、プリント板１３は、図示しない配線パ
ターンを有し、データ転送等を行う回路が搭載される。

【０００７】尚、図９に示す３．５インチ磁気ディスク
ドライブの外形寸法は、３．５インチフォームファクタ
（奥行き１４６ｍｍ、幅１０１．６ｍｍ、高さ４１．３
ｍｍ）に収まる。次に、図１１を用いて、従来のデュア
ルポート型３．５インチ磁気ディスクドライブを説明す
る。図１１は、従来のデュアルポート型のディスクドラ
イブの外観図であり、(A) は装置後方から見た背面図、
(B) は上方から見た上面図、(C)は側方から見た側面図
である。

【０００８】図中、２１はディスクエンクロージャ、２
２はフレーム、２３０はデュアルポート用プリント板、
２４ａ及び２４ｂはインターフェースコネクタ、２５は
パワーコネクタ、２６ａ及び２６ｂはデュアルポート用
プリント板２３０をフレーム２２に取り付けるためのネ
ジである。デュアルポート用プリント板２３０は、二つ
のインターフェースコネクタ２４ａ及び２４ｂを搭載す
るために必要である。図１０から明らかなように、二つ
のインターフェースコネクタ２４ａ及び２４ｂをプリン
ト板のサイドエッジ上に並べることは、物理的に不可能
である。よって、デュアルポート用プリント板２３０を
用い、二つのインターフェースコネクタ２４ａ及び２４
ｂを２段に配置することになる。

【０００９】図１２及び図１３は、図１１における装置
要部の斜視図であり、デュアルポート用プリント板２３
０をフレーム２２に取り付ける前と後を示す図である。
図中、ディスクエンクロージャ２１、フレーム２２、中
継用コネクタ２４１、パワーコネクタ２５を備えたディ
スクドライブは、図９で説明したディスクドライブと同
様のものである。

【００１０】また、デュアルポート用プリント板２３０
は、中継用コネクタ２４１と結合する中継用コネクタ２
４２、第１インターフェースコネクタ２４ａ、第二イン
ターフェースコネクタ２４ｂ、及び、図示しないデュア
ルポート用の制御回路を搭載する。また、デュアルポー
ト用プリント板２３０は、取付け孔２３１ａ及び２３１
ｂを有し、フレーム２２側の取付け孔２２１ａ及び２２
１ｂにネジ２６ａ及び２６ｂを介して取り付けられる。

【００１１】尚、図１１に示す磁気ディスクドライブ
は、デュアルポート用プリント板２３０を取り付けた
分、奥行きの寸法が増えてしまい、３．５インチフォー
ムファクタに収まらない。しかし、磁気ディスクドライ
ブを他の機器に搭載する際、奥行き方向の寸法は比較的
融通がきくので、それ程問題にならない。

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】従来のデュアルポート
の磁気ディスクドライブにおいては、図１２に示すよう
に、デュアルポート用プリント板２３０及び、中継用コ
ネクタ２４１及び２４２の部品を追加しなければなら
ず、コストが高くなる問題点があった。本発明は、部品
点数を減らし、コストダウンを可能とする、新規のコネ
クタ取付け構造を有するディスクドライブを提供するこ
とを目的とする。

【００１３】また、本発明は、新規のコネタク取付け構
造において、複数ポートを有する高性能のディスクドラ
イブを提供することを目的とする。また、本発明は、新
規のコネクタ取付け構造において、小型化を可能とする
構造を提供することを目的とする。また、本発明は、新
規のコネクタ取付け構造において、コネタク挿抜時のプ
リント板の損傷を防止することを目的とする。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１におい
ては、プリント板の一端をディスクエンクロージャから
突出するように延出させると共に、延出されたプリント
板の面上に、コネクタの接続方向がプリント板と直交す
るようにコネクタを搭載することを特徴とする。

【００１５】本発明の請求項２においては、コネクタ
が、プリント板のディスクエンクロージャと対向する面
上に搭載されることを特徴とする。本発明の請求項３に
おいては、複数のコネクタが、プリント板のディスクエ
ンクロージャから突出した面上に搭載されることを特徴
とする。本発明の請求項４においては、複数のコネクタ
が、各々の長手方向が平行となり、且つ、各々の短手方
向が同一直線上となるように、整列配置されることを特
徴とする。

【００１６】本発明の請求項５は、コネクタが、延出さ
れたプリント板の幅とほぼ等しいか又はそれより短い長
手方向の長さを有し、各々の長手方向が前記プリント板
の幅方向となり、且つ、各々の短手方向が前記プリント
板の延出方向となるように、整列配置されることを特徴
とする。本発明の請求項６においては、コネクタが、延
出されたプリント板の幅より短い長手方向の長さを有
し、コネクタの長手方向の一端をプリント板の幅方向の
一端に揃えて配置し、更に、プリント板の幅方向の他端
側に、外部から電源の供給を受けるパワーコネクタを搭
載することを特徴とする。

【００１７】本発明の請求項７において、フレームが、
ディスクエンクロージャを支持すると共に、プリント板
のディスクエンクロージャから突出した部分を支持する
ことを特徴とする。本発明の請求項８において、フレー
ムが、弾性体を介してプリント板を支持することを特徴
とする。

【００１８】本発明の請求項９において、フレームが、
ディスクエンクロージャを支持するメインフレームと、
メインフレームに取り付けられ、プリント板のディスク
エンクロージャから突出した部分を支持する補助フレー
ムとから構成されることを特徴とする。

【００１９】

【作用】本発明の請求項１によれば、コネクタが、プリ
ント板のディスクエンクロージャから突出した面上に取
り付けられるので、コネクタ搭載用のプリント板が不要
であり、また、メインのプリント板とコネクタ搭載用の
プリント板を接続する中継用コネクタも不要である。

【００２０】本発明の請求項２によれば、コネタクがプ
リント板からディスクエンクロージャ側に突出するの
で、コネクタがプリント板の反対面に搭載された場合よ
りも、ディスクドライブの外形寸法を小さくできる。本
発明の請求項３によれば、プリント板のディスクエンク
ロージャから突出した部分の大きさに応じて、複数のコ
ネクタを搭載できるので、複数ポートによる高性能化が
可能である。

【００２１】本発明の請求項４によれば、複数のコネク
タを整列配置するので、コネクタを効率的に実装するこ
とができる。本発明の請求項５によれば、各々の長手方
向がプリント板の幅方向となり、且つ、各々の短手方向
がプリント板の延出方向となるように整列配置されるの
で、プリント板のディスクエンクロージャから突出する
長さが、コネクタの短手方向の長さにコネクタの数を乗
じた長さで良く、コネクタの数に応じて最適な実装が可
能である。

【００２２】本発明の請求項６によれば、コネクタの長
手方向の長さがプリント板の幅より短いので、コネクタ
の長手方向とプリント板の幅方向を一致させて整列配置
すると、プリント板に空きスペースができ、そこにパワ
ーコネクタを実装でき、ディスクドライブの小型化が可
能である。本発明の請求項７によれば、フレームがプリ
ント板のディスクエンクロージャから突出した部分を支
持するので、コネクタ挿抜時のプリント板の損傷を防止
できる。

【００２３】本発明の請求項８によれば、フレームが弾
性体を介してプリント板を支持するので、プリント板の
損傷を更に防止できる。本発明の請求項９によれば、メ
インフレームと補助フレームを別部品で構成することに
より、シングルポートと複数ポートのディスクドライブ
において、メインフレームの部品を共通化することがで
き、コストダウンが可能である。

【００２４】

【実施例】

（１）ディスクドライブの構成図１を用いて、本発明の一実施例のデュアルポート型
３．５インチ磁気ディスクドライブの構成を説明する。
図１は、本発明一実施例のディスクドライブの外観図で
あり、(A) は装置後方から見た背面図、(B) は上方から
見た上面図、(C)は側方から見た側面図である。

【００２５】図中、５１は、ディスクエンクロージャで
あり、データを記録再生する磁気ヘッド、磁気ヘッドを
移動する機構、データを記憶する磁気ディスク媒体、磁
気ディスク媒体を回転する機構等を内部に有する。５２
は、メインフレームであり、ディスクエンクロージャ５
１を支持すると共に、ディスクドライブを他の機器に取
り付けるために使用される。５３は、プリント板であ
り、ディスクエンクロージャ５１の底面にネジ止めによ
り取り付けられる。

【００２６】５４ａ及び５４ｂは、インターフェースコ
ネクタであり、データやコマンドを外部装置との間で送
受信するためのコネクタである。５５は、パワーコネク
タであり、外部から電源の供給を受けるコネクタであ
る。３つのコネクタ５４ａ、５４ｂ、５５は、プリント
板５３のディスクエンクロージャ５１から突出した面上
に、コネクタの接続が方向がプリント板と直交する方向
で搭載される。

【００２７】６１ａ及び６１ｂは、補助フレームであ
り、メインフレーム６１に取り付けられる共に、プリン
ト板５３のディスクエンクロージャ５１から突出した部
分を支持する。このディスクドライブは、奥行き１７
１．４ｍｍ、幅１０１．６ｍｍ、高さ４１．３ｍｍであ
り、幅と高さは３．５インチフォームファクタに入る
が、奥行きは、プリント板５３がディスクエンクロージ
ャ５３から突出した分だけ、３．５インチフォームファ
クタに収まらない。しかし、デュアルポートのディスク
ドライブは、パーソナルコンピュータ等に内蔵されて使
用されのでなく、ロッカに複数台格納され、大型又は中
型コンピュータに接続されて使用されるものであり、デ
ィスクドライブをロッカに搭載する場合、奥行き方向の
寸法は、幅方向や高さ方向の寸法に比べ融通がきくの
で、奥行き方向の寸法が増えても、それ程問題にならな
い。（２）ディスクドライブの組立て図２及び図３を用いて、本実施例のディスクドライブの
組立てを説明する。図２及び図３は、図１における装置
要部の斜視図であり、支持フレームを取り付ける前と後
を示す図である。

【００２８】先ず、ディスクエンクロージャ５１が組み
立てられた後、メインフレーム５２が、防振材を介して
ディスクエンクロージャ５１をネジ止めされる。次に、
プリント板５３が、ディスクエンクロージャ５１の底面
にネジ止めされる。最後に、補助フレーム６１ａ及び６
１ｂが、その支持部６１１ａ及び６１１ｂがプリント板
５３の一部を支持するように、メインフレーム５２に取
り付けられる。補助フレーム６１ａの取付けは、その取
付け孔６１３ａ、フレーム５２側のネジ孔５２１ａ、ネ
ジ５６ａにより行われる。同様に、補助フレーム６１ｂ
の取付けは、その取付け穴６１３ｂ、フレーム５２側の
ネジ孔５２１ｂ、ネジ５６ｂにより行われる。（３）プリント板の構成図４を用いて、プリント板５３の構成を説明する。プリ
ント板５３の寸法は、奥行き１６８．３ｍｍ、幅９５．
４ｍｍであり、奥行きがディスクエンクロージャ５１よ
り長く、プリント板５３の奥行き方向の一端が、ディス
クエンクロージャ５１から突出する。

【００２９】プリント板５３は、そのディスクエンクロ
ージャ５１から突出する面上に、第一インターフェース
コネクタ５４ａ、第２インターフェースコネクタ５４
ｂ、パワーコネクタ５５を搭載する。また、プリント板
５３は、その両面に、マイクロプロセッサや各種制御回
路を搭載する。インターフェースコネクタ５４ａ及び５
４ｂは、コネクタの長手方向とプリント板の幅方向が一
致するように配置され、且つ、プリント板の延出方向に
２段に整列配置される。また、インターフェースコネク
タ５４ａ及び５４ｂは、その長手方向の長さがプリント
板５３の幅より短いので、その長手方向の一端をプリン
ト板５３の幅方向の一端に揃えると、プリント板の他方
側に空きスペースができ、そこにパワーコネクタ５５を
配置することができる。（４）メインフレームの構成図５を用いて、メインフレーム５２の構成を説明する。

【００３０】図中、５２１ａ及び５２１ｂは補助フレー
ムを取り付けるためのネジ孔である。５２２ａ〜ｄは、
ディスクエンクロージャ５１を取り付けるための取付け
孔であり、防振ゴムが嵌められ、防振ゴムを介してディ
スクエンクロージャ５１に取り付けられる。５２３ａ〜
ｄは、メインフレーム５２をロッカやケース等の外部機
器に取り付けるための取付け孔である。また、５２４ａ
〜ｃ（図示されないフレーム反対側の取付け孔も含む）
も、メインフレーム５２をロッカやケース等の外部機器
に取り付けるための取付け孔であり、メインフレーム５
２を取付け方向に応じて、４つの取付け孔５２３ａ〜
ｄ、又は６つの取付け孔５２４ａ〜ｃのいずれかが使用
される。（５）コネクタの構成図６を用いて、コネクタの構成を説明する。図６(A) は
インターフェースコネクタの外観図であり、同図(B) は
パワーコネクタの外観図である。

【００３１】図中、５４１は、インターフェースコネク
タ５４のハウジングである。５４２は信号ピンであり、
５０ピンで構成される。インターフェースコネクタ５４
は、規格化されたＳＣＳＩインターフェースのコネクタ
であり、ハウジング５４１の外形の寸法は、長手方向の
長さ７１ｍｍ、短手方向の長さ８．５ｍｍ、高さ９．２
ｍｍである。勿論、インタフェースコネクタ５４１は、
他の規格のコネクタでも良い。

【００３２】また、５５１はパワーコネクタ５５のハウ
ジングである。５５２は電源ピンであり、４ピンで構成
される。パワーコネクタ５５のハウジング５５２の外形
の寸法は、長手方向の長さ２３．３ｍｍ、短手方向の長
さ８．１５ｍｍ、高さ１０．２ｍｍである。（６）補助フレームの構成図７を用いて、補助フレームの構成を説明する。図７
(A) は、図１における補助フレームを示す図であり、同
図(B) は、他の実施例の支持フレームを示す図である。

【００３３】補助フレーム６１ａは、支持部６１１ａ及
び６１２ａにより、プリント板５３の一部を支持する。
支持部６１１ａは、切欠き部６１４ａの中で折り曲げら
れ、支持部６１２ａと共に、Ｕ字形を構成する。また、
取付け孔６１３ａは、補助フレーム６１ａをメインフレ
ーム５２に取り付けるために使用される。本実施例で
は、メインフレーム５２と補助フレーム６１ａ及び６１
ｂを別部品としているが、勿論、一体のフレームでも良
い。本実施例のように、別部品にすると、シングルポー
ト型とデュアルポート型のメインフレーム５２の部品を
共通化できるので、コストダウンが可能である。

【００３４】一方、図７(B) の補助フレーム６２は、他
の実施例であり、同様にＵ字形の支持部６２１及び６２
２によりプリント板を支持する。また、補助フレーム６
２は、２つの取付け穴６２３及び６２４を有しており、
ネジ止め時又は外力が作用した時でも、補助フレーム６
２が回転しない。図８は、更に他の実施例の補助フレー
ムを示す図である。図８(A) において、補助フレーム６
３は、Ｕ字形の支持部６３１及び６３２の奥に弾性材６
３３を有し、プリント板５３に作用するコネクタ挿抜時
の振動又は衝撃を吸収する。

【００３５】また、図８(B) において、補助フレーム６
４は、Ｕ字形の支持部６４１及び６４２に弾性材６４３
がライニングされ、同様にコネクタ挿抜時の振動又は衝
撃を吸収する。（７）本発明の応用例本発明は、以上に述べたデュアルポート型３．５インチ
磁気ディスクドライブの他に、種々の変形が可能であ
る。

【００３６】デュアルポートの他、一個又は複数のポー
トでも良い。また、磁気ディスクドライブの他、磁気デ
ィスク媒体がカートリッジ式で交換可能な磁気ディスク
カートリッジディスクドライブ、光磁気ディスクドライ
ブ、ＣＤ−ＲＯＭドライブ、磁気テープドライブ、更
に、ＩＣカードドライブ、半導体メモリを複数内蔵して
磁気ディスクドライブをエミュレートする半導体ディス
クドライブでも良い。

【００３７】

【発明の効果】本発明によれば、コネクタ搭載用プリン
ト板、及びメインプリント板とコネクタ搭載用プリント
板を接続する中継用コネクタを使用せず、一個又は複数
個のコネクタをメインプリント板上に実装できるので、
部品点数を減らし、コストダウンができる。

【００３８】また、本発明によれば、複数のコネクタを
搭載できるので、マルチポートによる高性能のディスク
ドライブを提供することができる。また、本発明によれ
ば、複数のコネクタを搭載しても、効率良く実装可能で
あり、装置の小型化が可能である。また、本発明によれ
ば、フレームが、プリント板のディスクエンクロージャ
から突出した部分を支持するので、コネクタ挿抜時の振
動又は衝撃からプリント板を保護することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明一実施例のディスクドライブの外観図で
あり、(A) は装置後方から見た背面図、(B) は装置上方
から見た上面図、(C) は装置側方から見た側面図であ
る。

【図２】図１における、保護フレーム装着前の装置要部
の斜視図である。

【図３】図１における、保護フレーム装着後の装置要部
の斜視図である。

【図４】図1 におけるプリント板の外観図である。

【図５】図１におけるメインフレームの外観図である。

【図６】コネクタの外観図であり、(A) はインターフェ
ースコネクタ、(B) はパワーコネクタの外観図である。

【図７】支持フレームを示す図であり、(A) は図１にお
ける補助フレーム、(B) は他の実施例の補助フレームを
示す図である。

【図８】更に他の実施例の補助フレームを示す図であ
る。

【図９】従来のシングルポートタイプのディスクドライ
ブの外観図であり、(A) は装置後方から見た背面図、
(B) は上方から見た上面図、(C) は側方から見た側面図
である。

【図１０】図１０におけるプリント板の外観図である。

【図１１】従来のデュアルポートタイプのディスクドラ
イブの外観図である。

【図１２】図１１における、デュアルポート用プリント
板装着前の装置要部の斜視図である。

【図１３】図１１における、デュアルポート要プリント
板装着後の装置要部の斜視図である。

【符号の説明】

１１，２１，５１ディスクエンクロージャ１２，２２，５２メインフレーム１３，５３メインプリント板２３０デュアルポート用プリント板１４，２４ａ，２４ｂ，５４ａ，５４ｂインターフェ
ースコネクタ１５，２５，５５パワーコネクタ６１ａ，６１ｂ，６２，６３，６４補助フレーム

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】少なくとも再生ヘッドと前記再生ヘッドを
移動する機構を有するディスクエンクロージャと、前記
ディスクエンクロージャの底面に配置され、少なくとも
再生されたデータを外部装置に転送する制御を行う回路
を搭載するプリント板と、前記プリント板に搭載され、
再生されたデータを外部装置に転送するために外部装置
と電気的接続を行うコネクタと、を備えたディスクドラ
イブにおいて、前記プリント板の一端を前記ディスクエンクロージャか
ら突出するように延出させると共に、延出されたプリン
ト板の面上に、コネクタの接続方向が前記プリント板と
直交するように前記コネクタを搭載することを特徴とす
るディスクドライブ。
【請求項２】前記コネクタは、前記プリント板の前記デ
ィスクエンクロージャと対向する面上に搭載されること
を特徴とする請求項１記載のディスクドライブ。
【請求項３】複数のコネクタが、前記プリント板の前記
ディスクエンクロージャから突出した面上に搭載される
ことを特徴とする請求項１のディスクドライブ。
【請求項４】前記コネクタは、細長い直方体状の形状を
有し、各々の長手方向が平行となり、且つ、各々の短手
方向が同一直線上となるように、整列配置されることを
特徴とする請求項３のディスクドライブ。
【請求項５】前記コネクタは、延出されたプリント板の
幅とほぼ等しいか又はそれより短い長手方向の長さを有
し、各々の長手方向が前記プリント板の幅方向となり、
且つ、各々の短手方向が前記プリント板の延出方向とな
るように、整列配置されることを特徴とする請求項４の
ディスクドライブ。
【請求項６】前記コネクタは、延出されたプリント板の
幅より短い長手方向の長さを有し、コネクタの長手方向
の一端を前記プリント板の幅方向の一端に揃えて配置
し、更に、前記プリント板の幅方向の他端側に外部から
電源の供給を受けるパワーコネクタを搭載することを特
徴とする請求項５のディスクドライブ。
【請求項７】更に、フレームを有し、前記フレームは、
前記ディスクエンクロージャを支持すると共に、前記プ
リント板のディスクエンクロージャから突出した部分を
支持することを特徴とする請求項１のディスクドライ
ブ。
【請求項８】前記フレームは、弾性体を介してプリント
板を支持することを特徴とする請求項７のディスクドラ
イブ。
【請求項９】前記フレームは、前記ディスクエンクロー
ジャを支持するメインフレームと、前記メインフレーム
に取り付けられ、前記プリント板のディスクエンクロー
ジャから突出した部分を支持する補助フレームとから構
成されることを特徴とする請求項７記載のディスクドラ
イブ。