JP2001202081A - 楽音発生装置及び楽音発生処理のプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

楽音発生装置及び楽音発生処理のプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001202081A
JP2001202081A JP2000011544A JP2000011544A JP2001202081A JP 2001202081 A JP2001202081 A JP 2001202081A JP 2000011544 A JP2000011544 A JP 2000011544A JP 2000011544 A JP2000011544 A JP 2000011544A JP 2001202081 A JP2001202081 A JP 2001202081A
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display
channel
timbre
tone
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Toshio Kashio
俊雄 樫尾
Kazuaki Kinumura
一昭 絹村
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定した任意のチャンネルの音色情報を視覚
的に把握することにより、あらかじめ記憶されている複
数の音色情報ファイルの中から所望の音色を容易に選択
できるようにする。 【解決手段】 CPU1は、ROM3の制御プログラム
に従って、MIDIインターフェース5又はシーケンサ
ー9から曲データを入力してRAM4に記憶し、その曲
データの各チャンネルごとの音色情報を操作子7の操作
に応じて設定した際に、パラメータが選択されたときは
そのパラメータの音色情報であるエンベロープ及びエフ
ェクトを表示器6に表示し、CPUプ1の指示に応じて
設定された音色情報を音源8に送出して発音させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽音発生装置及び
楽音発生処理のプログラムを記憶した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器等の楽音発生装置におい
ては、内部のシーケンサー若しくはフロッピーディスク
等の外部記憶媒体に記憶されている曲データ、又はMI
DI形式で外部装置から受信した曲データを自動演奏す
る機能をもっている。この場合において、演奏する曲デ
ータの音色すなわち楽器音を、あらかじめメモリ等に記
憶されている複数のファイルの中から選択操作に応じて
自在に設定することができる。すなわち、演奏停止状態
において音色設定スイッチによって音色を設定した後、
演奏スタートスイッチによって演奏状態に切り替えるこ
とにより、設定した音色で曲データを自動演奏する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術においては、複数のチャンネルによって楽音を発
生させる曲データについては、指定した任意のチャンネ
ルの音色を発音させて聴覚的に把握することはできても
視覚的に把握することができなかった。このため、楽器
特有のエンベロープや原音を加工するためのエコー、リ
バーブ、コーラス等のエフェクトについては、耳で聴い
たときに頭に残っている音色の記憶だけを頼りに複数の
音色情報ファイルの中から音色を選択しなければなら
ず、所望の音色を得るまでに何度も選択操作を繰り返す
ことが多く、設定操作が極めて煩雑であった。本発明の
課題は、指定した任意のチャンネルの音色情報を聴覚的
のみならず視覚的にも把握することにより、あらかじめ
記憶されている複数の音色情報ファイルの中から所望の
音色を容易に選択できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の楽音発
生装置は、複数のチャンネルによって楽音を発生させる
曲データにおける音色情報を各チャンネルごとに設定す
る音色設定手段(実施形態においては、図1の操作子7
及びCPU1に対応する)と、この音色設定手段によっ
て設定された各チャンネルごとの音色情報を所定の表示
手段(実施形態においては、図1の表示部6に対応す
る)に表示させる表示制御手段(実施形態においては、
図1のCPU1に対応する)と、を備えた構成になって
いる。
【0005】請求項4に記載の記憶媒体は、複数のチャ
ンネルによって楽音を発生させる曲データにおける音色
情報を各チャンネルごとに設定する音色設定手順と、こ
の音色設定手順によって設定された各チャンネルごとの
音色情報を所定の表示手段に表示させる表示制御手順
と、を実行する楽音発生処理のプログラムを記憶してい
る。
【0006】請求項1に記載の楽音発生装置の発明又は
請求項4に記載の記憶媒体の発明によれば、複数のチャ
ンネルによって楽音を発生させる曲データにおいて、設
定された各チャンネルごとの音色情報を所定の表示手段
に表示させる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明による楽音発生装置
の実施形態について図を参照して説明する。図1は、実
施形態における楽音発生装置のシステム構成を示してい
る。この装置は、8チャンネルの発音チャンネルで構成
されている。CPU1はこの装置全体を制御する手段で
あり、そのシステムバス2にはROM3、RAM4、M
IDIインターフェース5、表示器6、操作子7、音源
8、及びシーケンサー9が接続されている。CPU1
は、システムバス2を介してこれらの各部との間でデー
タ及びコマンドの授受を行う。また、音源8にはアンプ
10が接続され、アンプ10にスピーカ11が接続され
ている。
【0008】ROM3は、CPU1によって実行される
制御プログラムやCPU1の起動時に必要な初期データ
を記憶している。RAM4は、CPU1によって処理さ
れるデータを一時的に記憶するワークメモリである。M
IDIインターフェース5は、外部装置との間でMID
I形式の曲データを送受信する。表示器6は、液晶表示
部で構成され、選択された自動演奏の曲名、設定される
音色、その他CPU1によって実行される制御プログラ
ムに応じた画面を表示する。操作子7は、マウスや各種
のスイッチで構成され、操作に応じてコマンドやデータ
をCPU1に入力する。音源8は、CPU1の発音処理
に応じて楽音信号を生成し、アンプ10を介してスピー
カ11からその楽音を発音させ、CPU1の消音処理に
応じてスピーカ11から発音中の楽音を消音させる。シ
ーケンサー9は、自動演奏用の12曲の曲データ群を記
憶している。
【0009】図2〜図10は、CPU1のメモリエリア
を示している。図2に示すように、CPU1のメモリエ
リアは、曲データ群エリア12、スペクトルデータ群エ
リア13、システムデータ群エリア14、表示用データ
エリア15、及びデータエリア16で構成されている。
曲データ群は、上記したようにシーケンサー9に記憶さ
れており、(0)〜(11)によって指定される12種
類の曲で構成されている。各曲データは、メロディデー
タ(MELODY・DATA)及び曲名(MELODY
・NAME)で構成されている。そして、各曲データの
発音の音色はスペクトルデータ及びシステムデータによ
って決定される。
【0010】スペクトルデータ群は、楽音波形のスペク
トルを表すデータであり、(0)〜(11)によって指
定される12種類のスペクトルデータ(SPEC・DA
TA)及びスペクトル名(SPEC・NAME)で構成
されている。システムデータ群は、楽音波形のエンベロ
ープを表し、(0)〜(11)によって指定される12
種類のシステムデータ(SYS・DATA)及びシステ
ム名(SYS・NAME)で構成されている。さらに各
システムデータは、図3に示すように、ピッチエンベロ
ープ(PE)用のシステムデータ、フィルタエンベロー
プ(FE)用のシステムデータ、及び音量エンベロープ
(VE)用のシステムデータで構成されている。
【0011】図2の曲データ群エリア12の各メロディ
データは、図4に示すように、ヘッダ部(HEADE
R)に続いて、デルタタイムを示すΔTとノートデータ
及びベロシティデータや制御データからなるイベントと
が交互に配置されている。曲データの最後はENDデー
タになっている。各メロディデータのヘッダ部は、図5
に示すように、例えば曲番号0のメロディデータ(0)
の場合には、(0、1)〜(0、8)によって指定され
るチャンネルごとのヘッダデータ(CH・HEADE
R)で構成されている。そして、各チャンネルのヘッダ
部には、スペクトルデータ並びにピッチ、フィルタ及び
音量のためのシステムデータが記憶されている。すなわ
ち、シーケンサー9に記憶されているオリジナル曲のそ
れぞれには、各チャンネルごとの音色情報がヘッダ部に
設定されている。なお、ヘッダ部の最後のエリアには、
ポインタnによって指定された曲データの開始アドレス
を示すAD(n)が記憶されている。
【0012】図2に示した表示データエリア15は、図
6に示すように、表示部、曲リスト、スペクトルリス
ト、システムリスト、チャンネルリスト、DSP・ME
L、及びDSP・INP・NAMEの各エリアで構成さ
れている。曲リストは、(0)〜(11)によって指定
されるメロディ名の表示位置データ(DSP・MEL)
で構成されている。スペクトルリストは、(0)〜(1
1)によって指定されるスペクトル名の表示位置データ
(DSP・SPEC)で構成されている。システムリス
トは、(0)〜(11)によって指定されるシステム名
の表示位置データ(DSP・SYS)で構成されてい
る。すなわち、表示器6の画面において、メロディ名、
スペクトル名、システム名の表示位置を示すデータで構
成されている。なお、DSP・MELは、後述する音色
設定画面の表示処理において、音色設定処理の対象とな
るメロディ名の表示データをストアするレジスタであ
る。また、DSP・INP・NAMEは、後述するファ
イル名入力画面処理において、文字データをストアする
レジスタである。
【0013】チャンネルリストは、図7に示すように、
(1)〜(8)によって指定されるチャンネルの表示デ
ータ(DSP・CH)で構成されている。さらに各チャ
ンネルの表示データは、そのチャンネルのスペクトル名
の表示データ(DSP・SPEC・CH)、及びそのチ
ャンネルのシステム名の表示データ(DSP・SYS・
CH)で構成されている。
【0014】図2に示したデータエリア16は、図8に
示すように、バッファエリア及び前バッファエリアで構
成されている。バッファエリアのデータは、図9に示す
ように、(1)〜(8)によって指定されるチャンネル
のバッファデータ(BUF・DATA)で構成され、各
チャンネルのバッファデータは、スペクトルバッファデ
ータ(BUF・SPEC)及びシステムバッファデータ
(BUF・SYS)で構成されている。さらに、システ
ムバッファデータは、ピッチ用(BUF・PE)、フィ
ルタ用(BUF・FE)及び音量用(BUF・VE)の
バッファデータで構成されている。
【0015】また、前バッファエリアのデータは、図1
0に示すように、(1)〜(8)によって指定されるチ
ャンネルの前バッファデータ(FBUF・DATA)で
構成され、各チャンネルの前バッファデータは、スペク
トル前バッファデータ(FBUF・SPEC)及びシス
テム前バッファデータ(FBUF・SYS)で構成され
ている。さらに、システム前バッファデータは、ピッチ
用(FBUF・PE)、フィルタ用(FBUF・FE)
及び音量用(FBUF・VE)の前バッファデータで構
成されている。
【0016】次に、実施形態における楽音発生処理の動
作について、CPU1のフローチャート及び表示器6に
表示される画面の図を参照して説明する。図11及び図
12は、CPU1のメインフローである。所定のイニシ
ャライズ処理(ステップA1)の後、曲リスト画面の表
示処理(ステップA2)を実行する。図13にこの曲リ
スト画面表示処理のフローを示す。
【0017】このフローにおいては、それまでの画面を
クリアし(ステップB1)、曲リスト画面の枠、タイト
ル、及びアイコンスイッチを表示する(ステップB
2)。次に、図6に示した表示用データエリア15のD
SP・MEL(0)〜(11)の各エリアに、MELO
DY・NAMEのデータをストアする(ステップB
3)。そして、DSP・MEL(0)〜(11)のデー
タを表示する(ステップB4)。この結果、表示器6の
画面には図15に示すように、12曲のメロディ名が枠
内に表示され、「演奏」、「停止」、「クリア」、及び
「音色設定」のアイコンスイッチが表示される。
【0018】図13のステップB4におけるメロディ名
の表示の後、メロディ選択フラグMELSELFが1で
あるか否かを判別する(ステップB5)。このフラグが
1である場合には、ポインタnで指定されたDSP・M
EL(n)の表示色を変更する(ステップB6)。そし
て、このフローを終了して図11のフローに戻る。この
フラグが0である場合には、表示色を変更することなく
このフローを終了して図11のフローに戻る。最初はこ
のフラグは0にセットされている。
【0019】図11において、上記した曲リスト画面の
表示の後は、画面にカーソルを表示する(ステップA
3)。そして、マウスが移動されたか否かを判別する
(ステップA4)。マウスの移動があったときは、その
移動に応じてカーソル位置を変更する(ステップA
5)。次に、マウスがクリックされたか否かを判別する
(ステップA6)。クリックがない場合にはステップA
4に移行してマウスの移動を判別する。クリックがあっ
たときは、カーソル位置が図15の画面の曲リスト上に
あるか否かを判別する(ステップA7)。
【0020】曲リスト上にある場合には、カーソル上の
曲リスト番号をポインタnにセットする(ステップA
8)。そして、DSP・MEL(n)の表示色のみを変
更する(ステップA9)。例えば、図15に示すよう
に、曲リストの中の「愛の喜びに(A)」のメロディ名
の表示色を変更する。そして、フラグMELSELFを
1にセットする(ステップA10)。次に、HEADE
R(n)のSPEC・DATA(n、1)〜(n、8)
のスペクトルデータを、バッファエリアのBUF・SP
EC(1)〜(8)にストアし(ステップA11)、H
EADER(n)のSYS・DATA(n、1)〜
(n、8)のスペクトルデータを、バッファエリアのB
UF・SYS(1)〜(8)にストアする(ステップA
12)。そして、ステップA4に移行してマウスの移動
を判別する。
【0021】ステップA7において、カーソル位置が曲
リスト上でない場合には、図12のフローにおいて、カ
ーソル位置が「クリア」アイコンスイッチ上であるか否
かを判別する(ステップA13)。この位置である場合
には、DSP・MEL(n)の表示色を元に戻す(ステ
ップA15)。カーソル位置が「クリア」アイコンスイ
ッチ上でない場合には、カーソル位置が「演奏」アイコ
ンスイッチ上であるか否かを判別する(ステップA1
6)。この位置である場合には、演奏処理を実行する
(ステップA17)。
【0022】カーソル位置が「演奏」アイコンスイッチ
上でない場合には、カーソル位置が「音色設定」アイコ
ンスイッチ上であるか否かを判別する(ステップA1
8)。この位置である場合には、MELSELFが1で
あるか否かを判別する(ステップA19)。このフラグ
が1である場合には、音色設定処理を実行する(ステッ
プA20)。そして、図11のステップA2に移行して
曲リスト画面を表示する。図12のステップA15にお
いて表示色を元に戻した後、ステップA17において演
奏処理を実行した後、又は、ステップA18においてカ
ーソル位置が「音色設定」アイコンスイッチ上でない場
合、若しくはステップA19においてMELSELFが
0である場合には、図11のステップA4に移行してマ
ウスの移動を判別する。
【0023】図12のステップA20における音色設定
処理のフローを図15、図16に示す。図1において、
それまでの画面をクリアして(ステップC1)、音色設
定画面の表示処理を実行する(ステップC2)。この音
色設定画面の表示処理のフローを図17、図18に示
す。図17において、まず音色設定画面の枠を表示して
(ステップD1)、スペクトル名であるSPEC・NA
ME(0)〜(11)をDSP・SPEC(0)〜(1
1)にストアする(ステップD2)。また、システム名
であるSYS・NAME(0)〜(11)をDSP・S
YS(0)〜(11)にストアする(ステップD3)。
また、メロディ名であるMELODY・NAME(n)
をDSP・MELにストアする(ステップD4)。
【0024】次に、チャンネルを指定するポインタmを
1にセットして(ステップD5)、mをインクリメント
しながら以下の処理ループを実行する。まず、SPEC
・DATA(n、m)にスペクトルデータがあるか否か
を判別する(ステップD6)。すなわち、曲番号nのチ
ャンネル番号mにスペクトルデータがあるか否かを判別
する。データがある場合には、SPEC・DATA
(n、m)に対応するSPEC・NAMEをDSP・S
PEC・CH(m)にストアする(ステップD7)。次
に、SYS・DATA(n、m)にシステムデータがあ
るか否かを判別する(ステップD8)。データがある場
合には、SYS・DATA(n、m)に対応するSYS
・NAMEをDSP・SYS・CH(m)にストアする
(ステップD9)。
【0025】SPEC・NAME若しくはSYS・NA
MEをストアした後、又はスペクトルデータ及びシステ
ムデータがない場合には、図18のフローにおいてmを
インクリメントする(ステップD10)。そして、mが
8(最大値)より大きくなったか否かを判別する(ステ
ップD11)。mが8以下である場合には、図17のス
テップD6に移行して上記処理ループを繰り返す。
【0026】mが8より大きくなった場合、すなわち全
てのチャンネルについてデータの有無をチェックした場
合には、ストアしたデータの表示処理を行う(ステップ
D12)。この表示処理においては、図19の音色設定
画面に示すように、表示部17にDSP・SPEC・C
H(0)〜(11)にストアされたSPEC・NAME
(0)〜(11)である「1210」、「1211」…
「2122」を表示する。また、表示部18にDSP・
SYS・CH(0)〜(11)にストアされたSYS・
NAME(0)〜(11)である「1101」、「11
02」…「3101」を表示する。また、表示部19に
DSP・MELにストアされたMELODY・NAME
を表示する。また、表示部20にDSP・SPEC・C
H(1)〜(8)にストアされたSPEC・NAME
(1)〜(8)を表示する。さらに、グラフティック表
示部42及び43の枠が表示される。
【0027】すなわち、画面の表示部17にはスペクト
ルリストが表示され、表示部18にはシステムリストが
表示され、表示部20には各チャンネルごとのスペクト
ル及びシステムであるチャンネルリストが表示される。
この場合において、後述するポインタt1、t2、及び
t3は、表示されているスペクトルリストの中の1つの
スペクトル、システムリストの中の1つのシステム、及
びチャンネルリストの中の1つのチャンネルを指定す
る。
【0028】次に、スペクトル選択フラグSPECSE
LFが1であるか否かを判別する(ステップD13)。
このフラグが1である場合には、後述するリスト選択処
理でポインタt1によって指定されたDSP・SPEC
(t1)にストアされたSPEC・NAMEの表示色を
変更する(ステップD14)。そして、DSP・SPE
C(t1)にストアされたSPEC・NAMEに対応す
るSPEC・DATA(t1)に基づき、図19のグラ
フィック表示部42にグラフィック表示する(ステップ
D15)。そして、グラフィックレジスタGRAFに1
をセットする(ステップD16)。そして、このフロー
を終了して図15のステップC2に移行する。
【0029】図18のステップD13において、SPE
CSELFが0である場合には、システム選択フラグS
YSSELFが1であるか否かを判別する(ステップD
17)。このフラグが1である場合には、後述するリス
ト選択処理でポインタt2によって指定されたDSP・
SYS(t2)にストアされたSYS・NAMEの表示
色を変更する(ステップD18)。そして、DSP・S
YS(t2)にストアされたSYS・NAMEに対応す
るSYS・DATA(t2)に基づき、図19のグラフ
ィック表示部42にグラフィック表示する(ステップD
19)。次に、グラフィックレジスタGRAFに2をセ
ットする(ステップD20)。そして、このフローを終
了して図15のステップC2に移行する。
【0030】スペクトル選択フラグSPECSELF及
びシステム選択フラグSYSSELFがともに0である
場合には、表示変更及びグラフィック表示を行うことな
く、このフローを終了して図15のステップC2に移行
する。なお、図17のステップD1の枠表示処理におい
て、図19に示すように、画面には「演奏」、「停
止」、「クリア」、「プリセット」、「音色設定」、
「演奏曲リスト」、並びに、「PE(ピッチエンベロー
プ)」、「FE(フィルタエンベロープ)」、及び「V
E(ヴォリームエンベロープ)」からなる「パラメータ
選択」のアイコンスイッチ41が表示される。各アイコ
ンスイッチの機能については後述する。
【0031】図15のステップC2においてカーソルを
表示した後、マウスが移動されたか否かを判別する(ス
テップC4)。マウスの移動があったときは、その移動
に応じてカーソル位置を変更する(ステップC5)。次
に、マウスがクリックされたか否かを判別する(ステッ
プC6)。クリックがない場合にはステップC4に移行
してマウスの移動を判別する。クリックがあったとき
は、カーソル位置が図19の画面のリスト上にあるか否
かを判別する(ステップC7)。この位置にある場合に
は、リスト選択処理を実行する(ステップC8)。カー
ソル位置がリスト上にない場合には、表示部20のチャ
ンネル上にカーソルがあるか否かを判別する(ステップ
C9)。この位置にある場合には、チャンネル設定処理
を実行する(ステップC10)。
【0032】カーソル位置がチャンネル上にない場合に
は、図16のフローにおいて、「クリア」アイコンスイ
ッチ上にカーソルがあるか否かを判別する(ステップC
11)。この位置にある場合には、クリア処理を実行す
る(ステップC12)。カーソル位置がチャンネル上に
ない場合には、図16のフローにおいて、「クリア」ア
イコンスイッチ上にカーソルがあるか否かを判別する
(ステップC11)。この位置にある場合には、クリア
処理を実行する(ステップC12)。カーソル位置が
「クリア」アイコンスイッチ上にない場合には、「演
奏」アイコンスイッチ上にカーソルがあるか否かを判別
する(ステップC13)。この位置にある場合には、演
奏処理を実行する(ステップC14)。
【0033】カーソル位置が「演奏」アイコンスイッチ
上にない場合には、「パラメータ選択」アイコンスイッ
チ上にカーソルがあるか否かを判別する(ステップC1
5)。この位置にある場合には、パラメータ選択処理を
実行する(ステップC16)。カーソル位置が「パラメ
ータ選択」アイコンスイッチ上にない場合には、「プリ
セット」アイコンスイッチ上にカーソルがあるか否かを
判別する(ステップC17)。この位置にある場合に
は、プリセット処理を実行する(ステップC18)。カ
ーソル位置が「プリセット」アイコンスイッチ上にない
場合には、「演奏曲リスト」アイコンスイッチ上にカー
ソルがあるか否かを判別する(ステップC19)。この
位置にある場合には、このフローを終了して図11のメ
インフローに戻る。
【0034】ステップC8におけるリスト選択処理の
後、ステップC10におけるチャンネル設定処理の後、
ステップC12におけるクリア処理の後、ステップC1
4における演奏処理の後、ステップC16におけるパラ
メータ選択処理、又はステップC18におけるプリセッ
ト処理の後は、ステップC4に移行してマウスの移動を
判別する。
【0035】図20及び図21は、図12のステップA
17及び図16のステップC14における演奏処理のフ
ローである。図20において、メロディ選択フラグME
LSELFが1であるか否かを判別する(ステップE
1)。このフラグが0である場合には、演奏する曲デー
タがまだ選択されていないので、このフローを終了す
る。このフラグが1で演奏する曲データが選択されてい
る場合には、バッファエリア内にデータがあるか否かを
判別する(ステップE2)。MELSELFが1である
場合には、図11のステップA11及びA12において
指定した曲データにおけるヘッダ部の音色情報のデータ
がバッファエリアにストアされている。したがって、そ
のバッファエリアのデータを音源に転送する(ステップ
E3)。
【0036】バッファエリアにデータがない場合、例え
ば、全てのチャンネルにおける音色情報のデータを消去
してシーケンサーに保存した場合等には、前バッファエ
リア内にデータがあるか否かを判別する(ステップE
4)。データがある場合、すなわち、音色情報のデータ
を消去する前の段階で前バッファエリアに音色情報のデ
ータが記憶されている場合には、前バッファエリアのデ
ータを音源に転送する(ステップE5)。前バッファエ
リアにもデータがない場合、例えば、この装置が最初に
起動された状態で、シーケンサーの曲データにまだ音色
情報が設定されていない場合等には、その曲データを演
奏することができないので、このフローを終了する。
【0037】ステップE3又はE5においてデータを音
源に転送した後は、アドレスレジスタADにその曲デー
タの最初のアドレスであるAD(n)をセットする(ス
テップE6)。そして、そのアドレスのデータMEM
(AD)のΔT(デルタタイム)をレジスタTにストア
する(ステップE7)。ΔTは、最小分解能時間の整数
倍で表される。最小分解能時間とは、4分音符における
時間長の整数(例えば24)分の1で表される時間であ
る。したがって、テンポが120の場合で4分音符の時
間長が50msのときは、最小分解能時間は約21ms
となる。ΔTをセットした後、最小分解能時間が経過し
たか否かを判別する(ステップE8)。
【0038】最小分解能時間が経過したときは、Tの値
をデクリメントする(ステップE9)。すなわち、最小
分解能時間の整数倍のデータとしてTにセットされてい
るΔTを、最小分解能時間だけデクリメントする。そし
て、Tの値が0に達したか否かを判別する(ステップE
10)。この値が0に達したときは、ADの値をインク
リメントして(ステップE11)、次のアドレスのシー
ケンスデータを指定する。そして、その指定したシーケ
ンスデータMEM(AD)の内容を判別する(ステップ
E12)。このデータがΔTである場合には、MEM
(AD)をTにセットする(ステップE13)。そし
て、ステップE10に移行してTの値を判別する。
【0039】ステップE8において最小分解能時間が経
過していない場合、又はステップE10においてTの値
が0に達していない場合には、マウスが移動されたか否
かを判別する(ステップE14)。マウスの移動があっ
たときはカーソル位置を変更する(ステップE15)。
次に、マウスがクリックされたか否かを判別し(ステッ
プE16)、クリックされたときはカーソル位置が「停
止」アイコンスイッチ上であるか否かを判別する(ステ
ップE17)。この位置である場合には、消音処理を行
って(ステップE18)、このフローを終了する。ステ
ップE16においてマウスのクリックがない場合、又は
ステップE17においてクリックされたときのカーソル
位置が「停止」アイコンスイッチ上でない場合には、ス
テップE8において最小分解能時間の経過を判別する。
【0040】ステップE12において、MEM(AD)
のデータがイベントである場合には、図21のフローに
おいて、そのイベントのチャンネルをレジスタCHにセ
ットする(ステップE19)。次に、バッファデータを
使用しているか、又は前バッファデータを使用している
かを判別する(ステップE20)。バッファデータを使
用している場合には、CHで示すチャンネルのBUF・
DATA(CH)にデータがあるか否かを判別する(ス
テップE21)。一方、前バッファデータを使用してい
る場合には、CHで示すチャンネルのFBUF・DAT
A(CH)にデータがあるか否かを判別する(ステップ
E22)。いずれかのバッファにデータがある場合、す
なわち音色が設定されている場合には、そのイベントを
音源に転送する(ステップE23)。イベントを転送し
た後、又はステップE21若しくはステップE22にお
いてデータがない場合には、図20のステップE11に
移行してADのアドレスをインクリメントする。
【0041】図22及び図23は、図15のステップC
8におけるリスト選択処理のフローである。まず、図1
9の画面におけるカーソル位置が表示部17のスペクト
ルリスト上にあるか、又は表示部18のシステムリスト
上にあるかを判別する(ステップF1)。スペクトルリ
スト上にある場合には、カーソル上のリスト番号をレジ
スタkにセットする(ステップF2)。次に、kのリス
ト番号がスペクトル名を現在指定しているポインタt1
のリスト番号と異なるか否かを判別する(ステップF
3)。
【0042】異なる場合には、kのリスト番号をt1に
セットする(ステップF4)。そして、DSP・SPE
C(t1)の表示色を変更する(ステップF5)。すな
わち、マウス操作によって指定されたスペクトル名の表
示色を変更する。次に、スペクトル選択フラグSPEC
SELFを1にセットする(ステップF6)。次に、画
面の表示部21のグラフティックエリアにSPEC・D
ATA(t1)をグラフティック表示する(ステップF
7)。また、レジスタGRAFに1(スペクトル表示モ
ード)をセットする(ステップF8)。そして、このフ
ローを終了する。
【0043】ステップF3において、kのリスト番号と
t1のリスト番号とが同じである場合、すなわち、表示
色が変更されているスペクトル名がマウス操作によって
指定された場合には、DSP・SPEC(t1)の表示
色を元に戻す(ステップF9)。そして、SPECSE
LFを0にセットする(ステップF10)。次に、GR
AFの値が1(スペクトル表示モード)であるか否かを
判別し(ステップF11)、この値が1である場合に
は、グラフティックエリアの表示を消去する(ステップ
F12)。
【0044】次に、システム選択フラグSYSSELF
が1であるか否かを判別し(ステップF13)、このフ
ラグが1(システム選択状態)である場合には、画面の
表示部21のグラフティックエリアにSYS・DATA
(t2)をグラフティック表示する(ステップF1
4)。そして、レジスタGRAFに2(システム表示モ
ード)をセットする(ステップF15)。そして、この
フローを終了する。ステップF11においてGRAFの
値が1でない場合、又は、ステップF13においてSY
SSELFが0である場合には、このフローを終了す
る。
【0045】ステップF1において、画面におけるカー
ソル位置が表示部18のシステムリスト上にある場合に
は、図23のフローにおいて、カーソル上のリスト番号
をレジスタkにセットする(ステップF16)。次に、
kのリスト番号がシステム名を現在指定しているポイン
タt2のリスト番号と異なるか否かを判別する(ステッ
プF17)。異なる場合には、kのリスト番号をt2に
セットする(ステップF18)。そして、DSP・SY
S(t2)の表示色を変更する(ステップF19)。す
なわち、マウス操作によって指定されたシステム名の表
示色を変更する。次に、システム選択フラグSYSSE
LFを1にセットする(ステップF20)。次に、画面
の表示部21のグラフティックエリアにSYS・DAT
A(t2)をグラフティック表示する(ステップF2
1)。また、レジスタGRAFに2(システム表示モー
ド)をセットする(ステップF22)。そして、このフ
ローを終了する。
【0046】ステップF17において、kのリスト番号
とt2のリスト番号とが同じである場合、すなわち、表
示が変更されているシステム名がマウス操作によって指
定された場合には、DSP・SYS(t2)の表示色を
元に戻す(ステップF23)。そして、SYSSELF
を0にセットする(ステップF24)。次に、GRAF
の値が2(システム表示モード)であるか否かを判別し
(ステップF25)、この値が2である場合には、グラ
フティックエリアの表示を消去する(ステップF2
6)。
【0047】次に、スペクトル選択フラグSPECSE
LFが1であるか否かを判別し(ステップF27)、こ
のフラグが1(スペクトル選択状態)である場合には、
画面の表示部21のグラフティックエリアにSPEC・
DATA(t1)をグラフティック表示する(ステップ
F28)。そして、レジスタGRAFに1(スペクトル
表示モード)をセットする(ステップF29)。そし
て、このフローを終了する。ステップF25においてG
RAFの値が2でない場合、又は、ステップF27にお
いてSPECSELFが0である場合には、このフロー
を終了する。
【0048】図24は、図15におけるステップC10
におけるチャンネル設定処理のフローである。まず、カ
ーソル位置のチャンネル番号をポインタt3にセットし
(ステップH1)、t3で指定するチャンネル番号(t
3)の表示色を変更する(ステップH2)。すなわち、
マウス操作によって指定されたチャンネル番号の表示色
を変更する。そして、チャンネル選択フラグCHSEL
Fを1にセットする(ステップH3)。
【0049】次に、SPECSELFが1(スペクトル
選択モード)であるか否かを判別する(ステップH
4)。このフラグが1である場合には、SPEC・DA
TA(t1)のスペクトルデータをBUF・SPEC
(t3)にストアする(ステップH5)。また、SPE
C・NAME(t1)のスペクトル名のデータをDSP
・SPEC・CH(t3)にストアする(ステップH
6)。そして、DSP・SPEC・CH(t3)を表示
する(ステップH7)。
【0050】次に、SYSSELFが1(システム選択
モード)であるか否かを判別する(ステップH8)。こ
のフラグが1である場合には、SYS・DATA(t
2)のシステムデータをBUF・SYS(t3)にスト
アする(ステップH9)。また、SYS・NAME(t
2)のスペクトル名のデータをDSP・SYS・CH
(t3)にストアする(ステップH10)。そして、D
SP・SYS・CH(t3)を表示する(ステップH1
1)。表示した後はこのフローを終了する。SPECS
ELF及びSYSSELFがともに0である場合には、
スペクトル名及びシステム名を表示することなくこのフ
ローを終了する。
【0051】例えば、図19の画面において、表示部2
0のチャンネル番号2がマウス操作で指定された場合に
は、チャンネル番号2の表示色を変更するとともに、S
PECSELF及びSYSSELFがともに1である場
合には、スペクトル名「1212」及びシステム名「2
101」をチャンネル番号2に対応する枠内に表示す
る。
【0052】図25は、図16におけるステップC12
のクリア処理のフローである。まず、チャンネル選択フ
ラグCHSELFが1(チャンネル選択状態)であるか
否かを判別する(ステップG1)。このフラグが0であ
る場合には、直ちにこのフローを終了する。このフラグ
が1である場合には、ポインタt3によって現在指定さ
れているチャンネル番号(t3)の表示色を元に戻す
(ステップG2)。次に、BUF・SPEC(t3)を
クリアし(ステップG3)、BUF・SYS(t3)を
クリアする(ステップG4)。また、DSP・SPEC
・CH(t3)をクリアし(ステップG5)、DSP・
SYS・CH(t3)をクリアする(ステップG6)。
そして、このフローを終了する。
【0053】図26は、図16におけるステップJ18
のプリセット処理(保存処理)のフローである。まず、
チャンネルレジスタCHに最初のチャンネル番号1をセ
ットし(ステップJ)、CHの値をインクリメントしな
がら、以下の処理ループを実行する。すなわち、CHで
指定するBUF・SPEC(CH)のスペクトルデータ
を、曲データのヘッダ部のSPEC・DATA(n、C
H)にストアする(ステップJ2)。また、CHで指定
するBUF・SYS(CH)のスペクトルデータを、曲
データのヘッダ部のSYS・DATA(n、CH)にス
トアする(ステップJ3)。そして、CHのチャンネル
番号をインクリメントする(ステップJ4)。
【0054】次に、CHのチャンネル番号が8(最大
値)より大きくなったか否かを判別し(ステップJ
5)、8以下である場合には、ステップJ2に移行して
上記処理ループを繰り返す。CHのチャンネル番号が8
より大きくなった場合、すなわち全てのチャンネルにつ
いてプリセット(保存)が完了したときは、バッファエ
リアの内容を前バッファエリアにコピーする(ステップ
J6)。そして、このフローを終了する。この結果、設
定されたバッファエリアの音色情報のデータが曲データ
のヘッダ部に保存されるとともに、前バッファエリアに
も保存される。
【0055】図27は、図16におけるステップC16
のパラメータ選択処理のフローである。まず、チャンネ
ル選択フラグCHSELFが1(チャンネル選択状態)
であるか否かを判別し(ステップK1)、このフラグが
0である場合にはこのフローを終了する。このフラグが
1である場合には、システム選択フラグSYSSELF
が1(システム選択状態)であるか否かを判別する(ス
テップK2)。このフラグが0である場合にはこのフロ
ーを終了するが、このフラグが1である場合にはカーソ
ル位置に応じた処理を実行する。
【0056】すなわち、カーソル位置がパラメータ選択
アイコン41の「PE」アイコン上にあるか否かを判別
し(ステップK3)、このアイコン上にある場合には、
バッファBUF・PE(t3)にSYS・DATA・P
E(t2)のデータをセットする(ステップK4)。カ
ーソル位置が「PE」アイコン上にない場合には、カー
ソル位置が「FE」アイコン上にあるか否かを判別する
(ステップK5)。このアイコン上にある場合には、B
UF・FE(t3)にSYS・DATA・FE(t2)
のデータをセットする(ステップK6)。カーソル位置
が「FE」アイコン上にない場合には、カーソル位置が
「VE」アイコン上にあるか否かを判別する(ステップ
K7)。このアイコン上にある場合には、BUF・VE
(t3)にSYS・DATA・VE(t2)のデータを
セットする(ステップK8)。
【0057】ステップK4、K6、又はK8においてデ
ータをセットした後は、表示部の画面におけるグラフテ
ィック表示をクリアして(ステップK9)、選択された
パラメータのエンベロープを画面のグラフティック表示
部42にグラフティック表示し(ステップK10)、選
択されたパラメータのエフェクトを画面のグラフティッ
ク表示部43にグラフティック表示する(ステップK1
1)。そしてこのフローを終了して、図15の音色設定
処理のフローに戻る。
【0058】図19の例では、「PE」パラメータが選
択された状態を示している。すなわち、グラフティック
表示部42には「PE」のエンベロープがグラフティッ
ク表示され、グラフティック表示部43には「PE」の
エフェクトがグラフティック表示されている。
【0059】このように上記実施形態によれば、複数の
チャンネルによって楽音を発生させる曲データにおい
て、設定された各チャンネルごとの音色情報であるエン
ベロープ及びエフェクトを所定の表示手段に表示させ
る。したがって、指定した任意のチャンネルの音色情報
を視覚的に把握することにより、あらかじめ記憶されて
いる複数のファイルの中から所望の音色を容易に選択で
きる。
【0060】この場合において、指定されたパラメータ
に対応するエンベロープ及びエフェクトを表示させる。
したがって、各パラメータごとの詳細な音色情報を視覚
的に把握することができる。
【0061】さらにこの場合において、エンベロープ及
びエフェクトをグラフィックによって表示させる。した
がって、時間経過とともに消滅する瞬間的な音色情報を
画像として表示することにより固定的かつ感覚的に把握
することができる。
【0062】なお、上記実施形態においては、ROM3
に記憶されている楽音発生処理のプログラムをCPU1
が実行する構成、すなわち装置の発明について説明した
が、フロッピーディスク、CD、MD等の記憶媒体に楽
音発生処理のプログラムを記憶させて、パソコン等の汎
用の情報処理装置にこの記憶媒体を装着して、そのプロ
グラムを読み出して実行する構成、すなわち記憶媒体の
発明も実現できる。
【0063】この場合には、複数のチャンネルによって
楽音を発生させる曲データにおける音色情報を各チャン
ネルごとに設定する音色設定手順と、この音色設定手順
によって設定された各チャンネルごとの音色情報を所定
の表示手段に表示させる表示制御手順と、を実行する楽
音発生処理のプログラムを記憶する。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、複数のチャンネルによ
って楽音を発生させる曲データにおいて、設定された各
チャンネルごとの音色情報におけるエンベロープを所定
の表示手段に表示させる際に当該音色情報のエフェクト
を表示させる。したがって、指定した任意のチャンネル
の音色情報を所定の表示手段に表示させて、音色情報を
視覚的に把握することによりあらかじめ記憶されている
複数のファイルの中から所望の音色を容易に選択でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における楽音発生装置のシス
テム構成を示すブロック図。
【図2】図1におけるCPUのメモリマップのデータ構
成を示す図。
【図3】図2におけるデータ構成の一部を示す図。
【図4】図2におけるデータ構成の一部を示す図。
【図5】図2におけるデータ構成の一部を示す図。
【図6】図2におけるデータ構成の一部を示す図。
【図7】図2におけるデータ構成の一部を示す図。
【図8】図2におけるデータ構成の一部を示す図。
【図9】図2におけるデータ構成の一部を示す図。
【図10】図2におけるデータ構成の一部を示す図。
【図11】図1におけるCPUのメインフローチャー
ト。
【図12】図11に続くメインフローチャート。
【図13】図11における曲リスト画面処理のフローチ
ャート。
【図14】曲リスト画面を示す図。
【図15】図12における音色設定処理のフローチャー
ト。
【図16】図15に続く音色設定処理のフローチャー
ト。
【図17】図15における音色設定画面の表示処理のフ
ローチャート。
【図18】図17に続く音色設定画面の表示処理のフロ
ーチャート。
【図19】音色設定画面を示す図。
【図20】図12及び図16における演奏処理のフロー
チャート。
【図21】図20に続く演奏処理のフローチャート。
【図22】図15におけるリスト選択処理のフローチャ
ート。
【図23】図22に続くリスト選択処理のフローチャー
ト。
【図24】図15におけるチャンネル設定処理のフロー
チャート。
【図25】図16におけるクリア処理のフローチャー
ト。
【図26】図16におけるプリセット処理のフローチャ
ート。
【図27】図16におけるパラメータ選択処理のフロー
チャート。
【符号の説明】
1 CPU 3 ROM 4 RAM 5 MIDIインターフェース 6 表示器 7 操作子 8 音源 9 シーケンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D378 GG05 GG06 GG19 HB33 HB39 HB40 JB07 JC09 JC10 MM18 MM22 MM42 TT12 TT16 TT23 XX13 XX15 XX16 XX19 XX23 XX25 XX26 XX29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネルによって楽音を発生さ
    せる曲データにおける音色情報を各チャンネルごとに設
    定する音色設定手段と、 この音色設定手段によって設定された各チャンネルごと
    の音色情報を所定の表示手段に表示させる表示制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
  2. 【請求項2】 前記音色情報は複数のパラメータで構成
    され、前記表示制御手段は指定されたパラメータに対応
    するエンベロープ及びエフェクトを表示させることを特
    徴とする請求項1に記載の楽音発生装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、エンベロープ及び
    エフェクトをグラフィックによって表示させることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の楽音発生装置。
  4. 【請求項4】 複数のチャンネルによって楽音を発生さ
    せる曲データにおける音色情報を各チャンネルごとに設
    定する音色設定手順と、 この音色設定手順によって設定された各チャンネルごと
    の音色情報を所定の表示手段に表示させる表示制御手順
    と、 を実行する楽音発生処理のプログラムを記憶したことを
    特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107610684A (zh) * 2017-08-17 2018-01-19 得理电子(上海)有限公司 一种电子乐器操控系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107610684A (zh) * 2017-08-17 2018-01-19 得理电子(上海)有限公司 一种电子乐器操控系统
CN107610684B (zh) * 2017-08-17 2021-06-11 得理电子(上海)有限公司 一种电子乐器操控系统

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