JP3451936B2 - 試聴用楽曲データ設定方法および試聴用楽曲データ設定プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

試聴用楽曲データ設定方法および試聴用楽曲データ設定プログラムが記録された記録媒体

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JP3451936B2
JP3451936B2 JP15927098A JP15927098A JP3451936B2 JP 3451936 B2 JP3451936 B2 JP 3451936B2 JP 15927098 A JP15927098 A JP 15927098A JP 15927098 A JP15927098 A JP 15927098A JP 3451936 B2 JP3451936 B2 JP 3451936B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンサや電子
楽器において、音色を視聴するための試聴用楽曲データ
を設定する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デスクトップミュージック(DTM)に
おいては、曲制作に演奏パートごとの音色選択は必須の
作業である。音色を音源部に指定し、パーソナルコンピ
ュータに接続された実鍵盤または表示画面上のソフト鍵
盤等によって、音色を試し聞きして音色の選択を決定す
ることが一般的であった。しかし、最近の音源装置また
はシーケンサでは、演奏前に音色を選択する際に、音源
装置上のボタンスイッチや表示画面に対するマウスクリ
ックによって、指定された音色の楽音を所定の音程、あ
るいは、分散和音で発音させて試聴するものも開発され
ている。このような試聴機能は、一般にオーディション
機能と呼ばれている。
【0003】どのような音色でも、一定の音高あるいは
一定のシーケンスで発音させると、音色の違いがわかに
くいという問題があった。特に、初心者にとっては音色
の選択がむずかしいため、期待するような曲ができなか
った。試聴に使用される楽曲データは、ユーザの利用環
境に適したものとする必要がある。例えば、音楽ジャン
ルでは、クラシックの曲を作ろうとしているのに、ポッ
プス系の曲で視聴を行うことになると、音色のイメージ
が狂ってしまう。また、曲のスタイルという点では、早
い曲を作ろうとしているときに、スローなメロディーで
視聴を行うことになるのも同様にイメージが狂ってしま
う。さらにまた、同じジャンルの音楽においても、ある
音色をメロディーに用いるときと、バッキング(伴奏)
に用いるときとでは印象が違うものである。従来は、オ
ーディション機能に使用する試聴用楽曲データについ
て、十分な考慮が払われていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、音色の違いや音
色のイメージがわかりやすく、また、ユーザの利用環境
に適した試聴用楽曲データ設定方法、および、試聴用楽
曲データ設定プログラムが記録された記録媒体を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、試聴用楽曲デ
ータ設定方法において、音色を指定するステップと、指
定された前記音色に応じて、予め記憶された楽曲データ
の中から、前記指定された音色を使った演奏パートにお
ける、演奏データのデータ密度の高い期間のシーケンス
データを自動抽出して取り出すステップと取り出され
たシーケンスデータを試聴用楽曲データとして設定する
ステップ、を有するものである。本発明は、また、上述
したステップをコンピュータに実行させるための、試聴
用楽曲データ設定プログラムが記録された記録媒体であ
る。したがって、音色を試聴するため試聴用楽曲データ
を指定された音色に適したものに設定するため、音色の
違いや音色のイメージがわかりやすい。
【0006】さらに、音楽ジャンルを指定するステップ
を設け、指定された前記音色および指定された前記音楽
ジャンルの組み合わせに応じて試聴用楽曲データを設定
するステップを有する構成とすれば、音色を試聴するた
め試聴用楽曲データを、指定された音色および指定され
た音楽ジャンルに適したものにすることができる。さら
に、メロディーパート、バッキングパートのいずれか一
方のパートを指定するステップとし、指定された音色、
指定された音楽ジャンル、および、指定されたメロディ
ーパート、バッキングパートのいずれか一方のパート、
の組み合わせに応じて試聴用楽曲データを設定するステ
ップ、を有する構成とすれば、音色を試聴するため試聴
用楽曲データを、指定された音楽ジャンル、メロディー
パートまたはバッキングパートといった、ユーザの利用
環境に適した音色の設定作業がさらに容易になる。
【0007】本発明は、また、試聴用楽曲データ設定方
法において、演奏パートの音色を識別するステップと、
識別された前記演奏パートの音色に応じて、前記演奏パ
ートの音色を表現するアイコンを出力し、仮想的な演奏
場所を表現する画像中に、前記演奏パートの音色を表現
するアイコンが配置された画像を作成する画像作成ステ
ップと、前記各アイコンの位置設定データを入力して前
記演奏場所を表現する画像中における前記各アイコンの
位置を設定するステップと、設定された前記各アイコン
の位置に応じて前記演奏パートをメロディーパート、バ
ッキングパートのいずれか一方のパートに設定するステ
ップと、識別された前記音色および設定された前記メロ
ディーパート、バッキングパートのいずれか一方のパー
トの組み合わせに応じて試聴用楽曲データを設定するス
テップ、を有するものである。本発明は、また、上述し
たステップをコンピュータに実行させるための、試聴用
楽曲データ設定プログラムが記録された記録媒体であ
る。
【0008】したがって、演奏パートの音色を試聴する
ため試聴用楽曲データを、指定された音楽ジャンル、メ
ロディーパートまたはバッキングパートに適したものに
するため、音色の違いや音色のイメージがわかりやす
く、また、ユーザの利用環境に適した音色の設定作業が
容易になる。メロディーパートまたはバッキングパート
の指定は、演奏パートのアイコンの位置を設定すること
により、容易に指定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の試聴用楽曲デー
タ設定方法の実施の一形態を説明するための、試聴用楽
曲データ設定装置の機能ブロック構成図である。図中、
1は演奏パートメモリ、2は試聴用楽曲データメモリ、
3はアイコン画像メモリ、4は演奏場所画像メモリ、5
は画像データ合成部、6はアイコン位置設定部、7はパ
ン設定部、8はメロディ/バッキング判定部である。
【0010】図2は、本発明の試聴用楽曲データ設定方
法の実施の一形態を説明するための表示画面の第1の説
明図である。演奏場所を表現する画像11には、プレイ
ヤーアイコンA13,プレイヤーアイコンB14,プレ
イヤーアイコンC15が表示されている。
【0011】1または複数の演奏パートによって演奏シ
ステムが構築される。演奏パートメモリ1には、各演奏
パートの音色を示す音色情報、および、各演奏パートの
パン情報が記憶されている。ユーザが演奏パートを指定
して演奏パートメモリ1から音色情報を読み出すことに
より、各演奏パートの音色が識別される。試聴用の楽曲
データの音楽ジャンルおよび曲の速さを指定し、識別さ
れた音色、指定された前記音楽ジャンル、指定された曲
の速さ、および、メロディ/バッキング判定部8から出
力される演奏パートのタイプ、これらの組み合わせに応
じて、試聴用楽曲データメモリ2から、指定された条件
にふさわしい試聴用楽曲データを設定して出力し、音色
情報とともに音源部に出力する。
【0012】試聴用楽曲データは、例えば、個々の音符
や音色の情報に加え、楽音発生イベントの時間間隔を指
示するデューレーション情報を含むものであり、音源部
において楽音波形データに変換可能なファイル形式のシ
ーケンスデータある。具体例としては、スタンダードM
IDIファイル(SMF)形式のデータである。この試
聴用楽曲データは、ある程度まとまりのある楽曲を構成
し、具体例としては、1または数小節分のフレーズデー
タであるが、1曲全部を用いてもよい。なお、試聴用楽
曲データは、ウエーブ形式のファイルでもよく、波形デ
ータをアナログ波形に変換するD/A変換機能を持たせ
るだけでよくなるが、記憶しておくべき容量は大幅に増
大することになる。
【0013】メロディーパートかバッキングパートか
は、図4を参照して後述するように、この演奏パートの
アイコン位置によって識別される。音色情報に応じてア
イコン画像データメモリ3から各演奏パートの音色に対
応するアイコン画像情報が読み出されるとともに、演奏
場所画像データメモリ4から演奏システムの仮想的な演
奏場所を表現する画像データが読み出される。画像合成
部5は、読み出された各演奏パートのアイコン画像デー
タおよび演奏場所を表現する画像データに応じて、演奏
場所を表現する画像中に各演奏パートの音色を表現する
アイコンが配置された合成画像を作成し表示部に出力す
る。
【0014】図2に示すプレイヤーアイコンA13等の
アイコンは、図15ないし図18を参照して後述するよ
うに、各演奏パートの音色の楽器を演奏している状態の
プレイヤーを具象的に表わす画像である。このアイコン
は、演奏システムの処理において、次のような3つの機
能を有する。第1に、各演奏パートの音色および動作状
態を表示する機能、第2に、このアイコンにマウスポイ
ンタを当てて左クリックすることにより、このアイコン
に対応した演奏パートを指定する機能、第3に、このア
イコンの位置によって、この演奏システムにおけるアイ
コンに対応した演奏パートの音像定位位置を表示する機
能を有している。
【0015】図3は、本発明の試聴用楽曲データ設定方
法の実施の一形態を説明するための第2の説明図であ
る。ある1つの音色に対し、複数の選定条件と試聴用楽
曲データとの対応関係を示している。試聴用楽曲データ
メモリ2には、音色毎に異なる楽曲データが記憶されて
いる。この音色ごとに記憶された楽曲データは、音楽ジ
ャンル別に記憶され、さらに、曲の速さ(テンポ)別に
記憶され、メロディ用とバッキング用が用意されてい
る。これらの、音楽ジャンル,曲の速さ,メロディパー
ト用/バッキング(伴奏)パート用等の種々の組み合わ
せによって、予め記憶されている試聴用楽曲データを読
み出す。
【0016】音色の使われる曲を想定して、各音色を試
聴するのにふさわしい曲目の楽曲データを用意してお
き、音色に応じて試聴用楽曲データを設定する。音色を
選択するにあたり、このような試聴用楽曲データを演奏
することにより、音色のイメージがわかりやすくなるた
め、音色選択の質や効率が上がる。また、作成したオー
ケストレーションデータを実感的に確認することができ
る。
【0017】また、単に楽曲データを音色の属性だけで
選択するのではなく、音楽ジャンルや曲の速さ、メロデ
ィー/バッキング、等の諸条件によっても試聴用楽曲デ
ータを変えることにより、ユーザの利用環境に適し、音
色の特徴をさらにつかみやすくすることができる。な
お、全ての音色にそれぞれ異なる楽曲データを用意して
いたのでは、データ量がいたずらに増えるだけで、コス
トパフォーマンスが悪い。そのため、音色をカテゴリー
分けしておき、音色のカテゴリーごとに楽曲データを用
意しておくとよい。
【0018】音色のカテゴリーごとに楽曲データを用意
するのとは逆に、プレイヤーアイコンの種類を多くしな
いように、プレイヤーアイコンは、カテゴリー分けした
音色を表現するものとする。そして、各カテゴリーの中
のより具体的な音色を、メニュー画面で指定できるよう
にして、指定された音色に応じて試聴用楽曲データを設
定するようにしてもよい。具体例を示すと、音色を選択
する方法として、バンクを指定してさらにその中の複数
の音色の1つを指定する場合がある。このバンクの音色
をプレイヤーアイコンに対応させる。そして、試聴用楽
曲データを設定する際には、バンク内の各音色に応じて
設定するようにする。さらに、上述した諸条件によって
試聴用楽曲データを変えるようにしてもよい。
【0019】図2に戻り、プレイヤーアイコンの配置に
ついて説明する。演奏場所を表現する画像11上におけ
るプレイヤーアイコンA13,プレイヤーアイコンB1
4,プレイヤーアイコンC15の左右方向の位置は、各
アイコンに対応する演奏パートの音像定位位置を視覚的
に表わす。図1に示すように、演奏パートメモリ1に各
演奏パートの音像定位位置を示すパン情報が記憶されて
いる。このパン情報を読み出すことによって各演奏パー
トの音像定位位置を識別し、アイコン位置設定部6は、
画像データ合成部5を制御して、演奏場所を表現する画
像中に各アイコンがパン情報に応じた位置に配置された
画像を作成する。
【0020】図2に示す具体例では、演奏システムの仮
想音場における、各楽音パートの音像定位位置に応じ
て、プレイヤーアイコンA13等のアイコンの左右方向
の表示位置が決定される。その結果、アイコンが左側に
位置する演奏パートの楽音ほど、左のスピーカから出力
される音量を右のスピーカから出力される音量よりも大
きくし、逆に、アイコンが右側に位置する演奏パートの
楽音ほど、右のスピーカから出力される音量を左のスピ
ーカから出力される音量よりも大きくするというパン制
御が視覚的に表示される。
【0021】また、逆に、演奏場所を表現する画像11
上でのプレイヤーアイコンの表示位置によりパン情報を
設定することもできる。図1において、アイコン位置設
定部6は、ユーザがキーボードやマウス等の入力デバイ
スを使って各アイコンの位置設定データを入力すること
により、画像データ合成部5を制御して、各アイコンの
位置を上下左右に移動させて新たな位置に配置させる。
そして、パン設定部7は、各アイコンの新たな左右方向
の位置に応じて、演奏システムの仮想音場における各演
奏パートのパンを制御するためのパン情報をパン制御部
に出力する。このようにして、各演奏パートの音像定位
を視覚的に表現するとともに、視覚的に音像定位を設定
することもできる。なお、パン設定部7から出力される
パン情報によって、演奏パートメモリ1の各演奏パート
のパン情報を更新するようにしてもよい。
【0022】図2においては、ユーザが、マウスを動か
してマウスポインタ16をプレイヤーアイコンA13に
合わせてマウスの左ボタンを押すと、プレイヤーアイコ
ンA13が選択され、そのままマウスをドラッグする
と、プレイヤーアイコンA13の位置設定データが更新
される。その結果、マウスポインタ16と一緒にプレイ
ヤーアイコンA13が移動する。左ボタンの押圧を解除
すると、プレイヤーアイコンA13はその位置に停止し
て新たな位置が設定され、その結果、プレイヤーアイコ
ンA13の位置設定データが固定される。なお、図1に
おいて、マウスポインタ16の画像データの合成および
マウスポインタ16の位置設定データの入力、上述した
マウスによるプレイヤーアイコンA13の位置設定デー
タを出力する機能ブロックについて図示を省略してい
る。
【0023】パン設定部7は、プレイヤーアイコンA1
3の位置設定データが更新されている期間も含めて、こ
の位置設定データに応じて、プレイヤーアイコンA13
に対応する演奏パートのパン情報を出力する。あるい
は、パン設定部7は、プレイヤーアイコンA13の位置
設定データが固定されたときに、この固定された位置設
定データに応じたパン情報を出力するようにしてもよ
い。このように、プレイヤーアイコンA13の画面上の
配置、より具体的には横座標の位置によってパン情報を
設定すると視覚的にわかりやすく設定操作が直感的に行
えるようになる。
【0024】なお、プレイヤーアイコンA13等を演奏
場所を表現する画像11上に最初に配置する方法の一具
体例としては、編集時のメニュー画面で、音色を演奏パ
ートに割り当てることによって初期位置に配置する。あ
るいは、編集時に、演奏場所を表現する画像11の横に
楽屋を表現する画像の領域を表示し、ここに、予め用意
された複数のプレイヤーアイコンを表示しておき、マウ
スを用いて、1つずつプレイヤーアイコンを演奏場所を
表現する画像11に配置する。
【0025】演奏パートの音像は、中央部に定位させる
傾向がある。その際、単純に音像定位位置とアイコンの
表示位置とを比例的な関係にすると、アイコンが中央位
置に重なって表示されてしまい、画面が見づらくなる。
また、表示画面のバランスが悪く不自然な感じがしてし
まうという問題がある。これを避けるため、中央パンレ
ベルを示す中央領域12を広く取った上で、パン情報を
アイコンの位置で表示する。逆に、アイコンの設定位置
を変えることによりパン制御する際は、中央領域12内
を制御の中央不感帯とする。
【0026】すなわち、中央領域12については、画面
上の横座標に対して広い範囲を割り当てる。したがっ
て、画面の左右方向における中央の所定幅の領域内に配
置されたプレイヤーアイコンA13とプレイヤーアイコ
ンB14とは、各演奏パートの音像定位については同一
の中央パンレベルにあるものとする。各プレイヤーアイ
コンが完全に重ならないように位置調整を行い、既にプ
レイヤーアイコンが配置されている位置に他のプレイヤ
ーアイコンをもってきた場合、その位置を避けて、他の
プレイヤーアイコンが配置されるようにするため、各プ
レイヤーアイコンが完全に重ならないように位置調整を
行ってもよい。
【0027】ところで、演奏パートがメロディ用のパー
トなのか、バッキング用のパートなのかの判定方法とし
て、演奏場所を表現する表示画面上において、その演奏
パートを表現するアイコンの縦方向の座標で識別すると
便利である。表示画面上に、メロディー用かバッキング
用かの表示領域の境界を決め、それよりも下(手前)に
配置したものは、メロディー用、上(奥)に配置したも
のはバッキング用、として別々の試聴用楽曲データを用
いる。
【0028】図4は、本発明の試聴用楽曲データ設定方
法の実施の一形態を説明するための第3の説明図であ
る。図中、図2と同様な部分には同じ符号を付して説明
を省略する。演奏場所を表現する画像11は、ステージ
を表現する線11aに示されるように3次元的に図示さ
れている。その結果、画面の上方にあるプレイヤーアイ
コンB14は、ステージの奥にあるかのように表示され
る。図中に−の破線で示した境界よりも上の画面の
領域をバッキング領域とし、この領域に配置されたプレ
イヤーアイコンに対応する演奏パートは、バッキング
(伴奏)用に設定する。これに対し、−の破線で示
した境界線よりも下の画面の領域をメロディ領域とし、
この領域に配置されたプレイヤーアイコンB13,プレ
イヤーアイコンC15に対応する演奏パートはメロディ
用に設定される。
【0029】図1においては、演奏パートのアイコンの
位置設定データをアイコン位置設定部6に入力して演奏
場所を表現する画像中におけるアイコンの位置を設定
し、設定されたアイコンの位置に応じて、メロディ/バ
ッキング判定部8は、メロディー、バッキングのいずれ
のパートであるかを判定し、試聴用楽曲データメモリ2
にメロディー、バッキングパートに関する設定条件を与
える。
【0030】なお、他の領域設定方法として、図中に、
−の破線、−の破線、−の破線で示す境界
線よりも中央側の領域をメロディ領域とし、周辺部の領
域をバッキング領域にしてもよい。この場合、プレイヤ
ーアイコンB13に対応する演奏パートのみがメロディ
用に設定される。あるいは、中央部に円、または楕円で
囲まれたメロディ領域を設定し、この外の領域をバッキ
ング領域としてもよい。
【0031】上述した試聴用楽曲データは、予めメモリ
にプリセットされた楽曲データを用いる。また、ユーザ
ーが新たに作成した曲の中から、その音色を使った演奏
パートのシーケンスデータを、ユーザが自分で探し出し
て取り出すか、あるいは自動抽出して取り出して、試聴
用楽曲データメモリ2に記憶させてもよい。
【0032】対応する演奏パートのシーケンスデータか
ら、試聴用楽曲データを取り出す方法には、いろいろな
手法が考えられる。シーケンスデータの最初の部分を用
いることが最も簡単である。あるいは、指定された音色
の演奏パートのMIDIデータのデータ密度の高い期間
から採用すると、その曲の盛り上がった部分を試聴用楽
曲データとして採用できる確率が高くなる。もちろん、
ユーザが任意の期間を指定して取り出してもよい。
【0033】シーケンスデータから試聴用楽曲データを
自動抽出する際、シーケンスデータの最初の部分には、
音色のエディットデータが含まれている場合が多いの
で、シーケンスの冒頭はエディットデータであると評価
して、ノートオンデータが初めて出現する部分までをエ
ディットデータとし、最初のノートオンデータ以降のデ
ータを演奏データとして、この中から試聴用楽曲データ
を採用する方法は有効である。
【0034】試聴用楽曲データが余り長するのも好まし
くないので、試聴用楽曲データを自動抽出する場合に
は、抽出期間の最大時間を設定できるようにしておくと
よい。なお、予めメモリにプリセットされた楽曲データ
を作成する場合にも、上述した方法と同様な方法で楽曲
データを取り出してプリセットすればよい。
【0035】図5は、本発明の試聴用楽曲データ設定方
法の実施の一形態を説明するためのハードウエア構成図
である。シーケンサ装置、あるいは、サウンドボードが
組み込まれたパーソナルコンピュータのハードウエア構
成である。図1に示した機能ブロック構成は、このハー
ドウエア上で、オペレーティング・システムとアプリケ
ーションのソフトウエアを実行することによって実現さ
れる。
【0036】バス21には、CPU22,ROM23,
RAM24,外部記憶装置25,インターフェース2
7,表示部29,入力部30,音源部31がバス接続さ
れている。外部記憶装置25は、FDD(フレキシブル
磁気ディスクドライブ),ハード磁気ディスクドライブ
(HDD),CD−ROMドライブ等の1まはた複数の
記録再生装置であり、それぞれに対応する記録媒体26
が装填される。インターフェース27にはMIDIキー
ボード等の外部演奏装置28が接続される。音源部31
からの楽音出力は、DSP32に出力され、D/A変換
器33によりアナログ信号に変換されて、ステレオ2チ
ャネルのアンプ34で増幅され、右スピーカ35,左ス
ピーカ36から楽音信号が出力される。
【0037】オペレーティング・システムのソフトウエ
アおよびシーケンスソフトウエアは、記録媒体26の1
つであるハードディスクに記録されている。CPU22
は、ROM23およびハードディスクから必要なプログ
ラムやデータをRAM24にロードすることにより各種
の処理を実行する。シーケンスソフトウエアは、記録媒
体26の1つであるCD−ROMに記録されて頒布さ
れ、このソフトウエアをハードディスクにインストール
して用いる。あるいは、図示しない通信インターフェー
スを介して外部のサーバからハードディスクにダウンロ
ードされる。
【0038】CPU22は、シーケンサ機能として、外
部演奏機器28からの入力情報に基づいて、リアルタイ
ムレコーディングを行う。あるいは、LCDディスプレ
イ,CRTディスプレイ等の表示部29にスタッフウィ
ンドウ,ピアノロールウインドウ等を表示させて、キー
ボード,マウス等の入力部30を用いてステップレコー
ディングを行う。あるいは、記録媒体26に保存された
曲データファイルをRAM24にロードして、曲を再生
する。
【0039】音源部31は複数の演奏パートを同時発音
させることができる。音源部31は各演奏パートに割り
当てられた音色を有する楽音を生成して、DSP32に
出力し、DSP32においては、残響,コーラスといっ
たエフェクトを楽音に付与する。また、仮想音場におけ
る音像定位を行うために、各楽音パートの楽音のパン情
報により右チャネルと左チャネルの音量比を設定してA
/D変換器33に出力する。A/D変換された楽音信号
は、ステレオアンプ34に出力され増幅されて、右スピ
ーカ35,左スピーカ36から楽音信号が出力される。
【0040】CPU22は、また、楽音発生時に、複数
の音源の仮想位置を表示して、演奏システムを視覚的に
表示する機能を実行する。アンプ34以降は外部装置と
することができる。音源部31,DSP32も外部音源
装置とし、図示しないMIDIインターフェースを介し
てMIDIデータを外部音源装置に出力する場合もあ
る。また、MIDIキーボードを入力部30に備える場
合もある。ハード磁気ディスクドライブを持たない装置
の場合には、ROM23にソフトウエアがインストール
されている場合もある。
【0041】なお、上述した説明では、シーケンスソフ
トウエア等のDTM用プログラムが外部記憶装置25の
記録媒体26にインストールされたパーソナルコンピュ
ータを前提に説明したが、DTM専用の装置であっても
よく、また、プログラムの少なくとも一部をハードウエ
アロジックで組んだものでもよい。
【0042】図6ないし図11は、本発明の試聴用楽曲
データ設定方法の実施の一形態を説明するためのフロー
チャートである。図6は、メインのフローチャートであ
る。図7は、図6に示したS42の機能選択ステップの
フローチャートである。図8は、図7に示したS52の
編集メニュー処理ステップの第1のフローチャートであ
る。図9は、図7に示したS52の編集メニュー処理ス
テップの第2のフローチャートである。図10は、図6
に示したS43の作動指示ステップのフローチャートで
ある。図11は、図6に示したS44の演奏ステップの
フローチャートである。
【0043】図6に示すように、本発明の試聴用楽曲デ
ータ設定方法の実施の一形態のメインのフローチャート
では、S41において、レジスタ等の初期化を行う。次
に、S42において機能選択処理を行い、S43におい
て作動指示の処理を行い、S44において演奏の処理を
行う。S44の処理を終了するとS42に戻り、S42
〜S44の処理を繰り返す。以下、各ステップのフロー
チャートを説明するが、本発明に直接関係しないステッ
プは記載を省略する。
【0044】図7に示す機能選択のフローチャートにお
いて、S51においては、編集メニューの選択があるか
否かを判定し、ある場合にはS52の編集メニュー処理
に進み、ない場合にはS53に処理を進める。編集メニ
ューは、アプリケーションウィンドウのメニューバーに
ある「編集」をマウスで左クリックすることによって選
択される。
【0045】先に、S52の編集メニュー処理について
説明する。図8に示すS71において、ドロップダウン
メニューが表示され、S72に処理を進める。S72に
おいては、ドロップダウンメニューの中にある「自動伴
奏スタイルの作成」がマウスの左クリックによって選択
されたか否かを判定する。選択された場合には、S74
に処理を進め、選択されない場合にはS73に処理を進
める。S74においては、自動伴奏スタイルのダイアロ
グボックスが表示される。S75において、自動伴奏ス
タイルの一覧の中から1つを選択して自動伴奏スタイル
を設定して図7のS58に戻る。自動伴奏スタイルで
は、音楽ジャンル、この音楽ジャンルに属する複数の自
動伴奏データのファイルおよびそのセクション、曲中に
この自動伴奏を入れる期間の開示時間と終了時間などが
設定される。
【0046】S73においては、「プレイヤーの編集」
が選択されたか否かを判定する。選択された場合には、
S77に処理を進め、選択されていないときにはS76
に処理を進める。S77においては、選択されたプレイ
ヤーがあるか否かを判定する。この判定は、後述する図
7のステップS54によって既にプレイヤーアイコンが
選択されているか否かによって判定する。選択されてい
る場合にはS78に処理を進め、選択されていないとき
にはメインのフローチャートに戻る。S78において
は、選択されたプレイヤーアイコンに対応する演奏パー
トに対して、音量調整、音色変更、パン調整等を選択す
るサブメニューが開き、その中の1つをさらに選択する
と、それぞれに専用のダイアログボックスが開いて、S
79に処理を進める。S79においては、開いている音
量,音色,パン等のいずれかのダイアログボックスで、
パラメータ値を入力して設定し、図7のS58に戻る。
【0047】S76においては、「ステージ効果」が選
択されたか否かを判定する。選択された場合にはS81
に処理を進め、選択されない場合にはS80に処理を進
める。S81においては、「ステージ効果」のダイアロ
グボックスが開き、ステージ効果名が一覧表示され、S
82に処理を進める。このステージ効果は、演奏システ
ムに付与する効果の一種であって、図1を参照して説明
した残響のエフェクトである。S82においては、図1
を参照して説明した残響のタイプを選択して設定して、
メインのフロチャートに戻る。
【0048】S80においては、「調・拍子」が選択さ
れたか否かを判定する。選択された場合には、S83に
処理を進め、選択されない場合には、図9のS85に処
理を進める。S83においては、調と拍子の選択ダイア
ログボックスが開き、S84に処理を進める。S84に
おいては、調の設定と拍子の入力を曲の先頭の他、曲中
の任意の小節先頭位置を入力して指定し、図7のS58
に戻る。
【0049】図9に示すS85においては、「プレイヤ
ー」が選択されたか否かを判定する。選択されたときに
はS87に処理を進め、選択されないときにはS86に
処理を進める。S87においては、全てのプレイヤー
名、具体的には、音色(通常、楽器名で示される)がダ
イアログボックスに表示され、S88に処理を進める。
S88においては、録音あるいは編集する場合に、任意
の数の演奏パートのそれぞれに任意のプレイヤ(音色)
を設定して図7のS58に戻る。なお、曲データを再生
する場合には、曲データファイル中に指定された音色番
号(プログラムナンバー)によって、自動的にプレイヤ
ーが選択されているが、選択されたプレイヤーをここで
変更することもできる。
【0050】S86においては「曲」が選択されたか否
かを判定する。選択されたときには、S89に処理を進
め、選択されないときには図7のS58に戻る。S89
においては、曲目選択ダイアログボックスが開き、音楽
ジャンル別に区分けされた曲目が表示され、S90に処
理を進める。S90においては、曲目または音楽ジャン
ルを選択して設定する。
【0051】図12は、曲目選択の説明図である。曲の
音楽ジャンル別に、曲目がまとめられている。曲を選択
する他、曲の音楽ジャンル自体を選択することができ、
この場合、選択された音楽ジャンルの代表的な曲が自動
的に選択されるようにしている。
【0052】図8,図9に示した編集メニュー処理が終
了すると、図7のS58に戻る。S58においては、編
集メニュー処理の過程において、設定の変更があったか
否かを判定し、変更があった場合にはS59に処理を進
め、ない場合にはメインのフローチャートに戻る。S5
9においては、図8のS75で設定された自動伴奏スタ
イル、S81で設定されたステージ効果に応じて、演奏
場所の画面デザインを変更し、S60においては、図9
のS88において選択されたプレイヤーアイコンを演奏
場所の画像上に表示する。図8のS78のパン調整ダイ
アログボックスでパンが設定し直された場合には、この
パン情報に応じてプレイヤーアイコンの配置を変更す
る。
【0053】図13は、自動伴奏スタイルおよびステー
ジ効果と演奏場所の画像との関係の説明図である。自動
伴奏スタイルは音楽ジャンル別に分類され、図では、ダ
ンシング,クラシック,ジャズ,民族を例示している。
ステージ効果としては、ここでは残響を例示し、残響の
タイプとして、残響のエフェクトなし、ホール,ステー
ジの例を示している。そして自動伴奏スタイルと残響の
タイプの組み合わせ条件により演奏場所の画像を異なら
せている。演奏場所の画像の作り方は任意である。簡単
な例を示すと、自動伴奏スタイルによって、演奏場所の
カーテンの色や模様を異ならせたり、スピーカボックス
等の小道具を異ならせる。残響のタイプによって、ホー
ルやステージをイメージした画像を用いたり、場合によ
り、カーテンをなくした画像を用いる。残響の強さを識
別して、演奏場所の奥行き、あるいは広さの異なる画像
を用いるようにしてもよい。
【0054】図14ないし図16は、プレイヤーアイコ
ンが配置された演奏場所の画像の具体例の説明図であ
る。しかし、図13とは特に関連付けられたものではな
い。図14においては、開かれたカーテン121の間に
ステージ122が3次元的に描かれている。ステージ1
22には、ギタープレイヤーアイコン123,電子ピア
ノプレイヤーアイコン124,人声音プレイヤーアイコ
ン125,グランドピアノプレイヤーアイコン126,
バイオリンプレイヤーアイコン127が配置されてい
る。演奏場所の画像としては殺風景な画像を用いてお
り、ステージ効果の設定がない場合に用いる。
【0055】人声音プレイヤーアイコン125は、人声
音が楽器の音色として扱われた演奏パートのアイコンで
ある。歌詞を発音させる場合もある。女性を3人並べた
キャラクタを用いているが、この演奏パートに対してコ
ーラスのエフェクトがかかることを表わすようにして、
コーラスのエフェクトがかからない場合には、人物が1
人のキャラクタを用いるようにしてもよい。また、男声
音と女声音とでキャラクタを代えたアイコンにしてもよ
い。
【0056】バイオリンプレイヤーアイコン127も3
人の人物並べているが、この演奏パートに対してアンサ
ンブルのエフェクトがかかることを表わすようにして、
アンサンブルのエフェクトがかからない場合には、人物
が1人のキャラクタを用いるようにしてもよい。なお、
図示のように、プレイヤーアイコンの床面のスポットラ
イトをイメージする楕円形の中に、演奏パートの番号を
表示するようにしてもよい。
【0057】図15においては、図14のカーテンとは
色や模様の異なる開かれたカーテン131の間にステー
ジ132が3次元的に描かれている。ステージ132
は、床面および壁面が木製のコンサートホールをイメー
ジしたものとしている。図16においては、図14,図
15のカーテンとは色や模様の異なる開かれたカーテン
141の間に、ステージ142が3次元的に描かれてい
る。ステージ142は、スポットライトで浮かび上がっ
たライブステージをイメージしたものである。このよう
に、自動伴奏スタイルやステージ効果などの演奏システ
ムに対する効果、言い換えれば、演奏システムの環境設
定に応じて、演奏場所の画像を変更することによって臨
場感を増すことができる。
【0058】図7の機能選択のフローチャートに戻って
説明する。S51において編集メニューの選択がなかっ
たときにS53に処理を進める。S53においては、演
奏場所の画像上に配置されたプレイヤーアイコンの選択
があるか否かを判定し、プレイヤーアイコンが選択され
ているときにはS54に処理を進め、選択されていない
場合にはメインのフローチャートに戻る。マウスポイン
タを1つのプレイヤーアイコンに当てて、左クリックさ
れた場合にプレイヤーアイコンの選択があると判定す
る。
【0059】S54においては、プレイヤーが選択され
たことを視覚的に表示するために、選択されたプレイヤ
ーアイコンを囲む四角形の枠を表示し、S55に処理を
進める。S55においては、プレイヤーアイコンの移動
指示があるか否かを判定し、移動指示があるときにはS
56に処理を進め、移動指示がないときには、メインの
フローチャートに戻る。プレイヤーアイコンにマウスポ
インタを当ててマウスを左クリックしたままマウスをド
ラッグすることにより移動指示があると判定する。S5
6においては、プレイヤーアイコンの表示位置を変え、
S57に処理を進める。S57においては、そのプレイ
ヤーアイコンに対応する演奏パートのパン制御を、プレ
イヤーアイコンの位置に応じて設定して、メインのフロ
ーチャートに戻る。詳細は、先に図1,図2を参照して
説明した通りである。
【0060】したがって、曲が選択されて演奏する曲の
ファイルデータが取り込まれている時点で、この曲に使
用されている演奏パートに対応したプレイヤーアイコン
がパン情報に応じた位置に表示されるが、このプレイヤ
ーアイコンの位置を動かすことによりパンの設定を変え
ることができる。また、曲が選択された後であったり、
ユーザーが編集した曲においても、このプレイヤーアイ
コンの位置を動かすことによりパンの設定を変えること
ができる。
【0061】図10を参照して、作動指示のフローチャ
ートを説明する。S101において、再生指示があるか
否かを判定し、再生指示があるときには、S103に処
理を進め、再生指示がないときにはS102に処理を進
める。この実施の形態では、画面上に表示された仮想的
な記録再生装置のコントロールパネルの再生ボタンにマ
ウスポインタを当てて、左クリックしたときに再生指示
があったと判定する。
【0062】S103においては、演奏場所の画像上に
配置されたプレイヤーアイコンのいずれか1つが選択さ
れている状態であるか否かを判定し、選択されていると
きにはS105に処理を進め、選択されていないときに
はS104に処理を進める。なお、プレイヤーアイコン
は、図7のS53において選択され、選択されたときに
は、S54において付された枠が画面上に表示されてい
る。S105においては、選択されたプレーヤーアイコ
ンの音色に対応する試聴用楽曲データを選定して演奏を
開始する。
【0063】試聴用楽曲データには、演奏パートの音色
を視聴するのにふさわしい曲の中の、ふさわしいフレー
ズを選定する。この試聴用楽曲データを視聴して、演奏
あるいは編集を行おうとしている曲にこの演奏パートの
音色がふさわしいかどうかを調べる。そのため、曲の音
楽ジャンル、曲のスタイル、メロディー用の演奏パート
であるか、バッキング(伴奏)用の演奏パートであるか
を指定する。そして、指定された音楽ジャンルに属する
曲の中から、曲のスタイルに合ったものを予め選定して
おき、さらに、その曲の中から、その音色の視聴にふさ
わしいシーケンスを、メロディー用、バッキング用にあ
らかじめ記憶しておく。
【0064】上述した選定は、例えば、S105におい
て、ポップアップメニューを表示して、選択された演奏
パートについて、ユーザが指定する。この選定条件中、
音楽ジャンルについては、曲あるいは自動伴奏スタイル
が既に設定された状態である場合に、曲あるいは自動伴
奏スタイルの音楽ジャンルに一致させるようにすれば、
ユーザがこのS105のステップにおいて音楽ジャンル
を特に設定しなくてもよい。曲の速さについても同様
に、曲あるいは自動伴奏スタイルが既に設定された状態
である場合に、曲あるいは自動伴奏スタイルのテンポに
合わせるようにすれば、ユーザがこのステップにおいて
曲のスタイルを特に設定しなくてもよい。
【0065】また、演奏パートのメロディ用/バッキン
グ(伴奏)用種別については、図4を参照して説明した
ように、プレイヤーアイコンの配置に連動させて設定す
ることもでき、この場合、ユーザがこのステップにおい
てメロディ用/バッキング(伴奏)用種別を特に設定し
なくてもよい。図10のS105において、プレイヤー
アイコンの音色に対応した試聴用楽曲データが選定され
ると、この試聴用楽曲データを演奏用のデータバッファ
に取り込んで、演奏開始状態となり、メインのフローチ
ャートに戻る。
【0066】S104においては、曲が指定されている
状態であるか否かを判定し、指定されているときにはS
107に処理を進め、指定されていないときにはS10
6に処理を進める。曲の設定は、図9におけるS90に
おいて行われた。S107においては、指定されている
曲の曲データを演奏用のデータバッファに取り込んで、
演奏開始状態となり、メインのフローチャートに戻る。
S106においては、自動伴奏スタイルが選択されてい
る状態であるか否かを判定し、選択されているときには
S108に処理を進め、選択されていないときにはメイ
ンのフローチャートに戻る。S108においては、選択
されている自動伴奏スタイルの伴奏データを演奏用のバ
ッファに取り込んで演奏開始状態となり、メインのフロ
ーチャートに戻る。S102においては、その他の指示
があるか否かを判定する。その他の指示があるときには
S109に処理を進め、その他の指示がないときにはメ
インのフローチャートに戻る。S109においては、指
示のあったその他の処理、例えば、巻き戻し、早送り、
一時停止、停止等の処理を実行する。上述した処理の指
示は、再生指示と同様に、画面上に表示された仮想的な
記録再生装置の巻き戻し、早送り、一時停止、停止等の
ボタンにマウスポインタを当てて、左クリックしたとき
に指示があったと判定する。
【0067】図11に示す演奏のフローチャートにおい
て、S111においては演奏用のデータバッファに演奏
データがあるか否かを判定し、ある場合にはS112に
処理を進め、ない場合にはメインのフローチャートに戻
る。S112においては、演奏用のデータバッファから
順次取り出されるノートオンデータ等に基づいて楽音再
生処理を行い、S113に処理を進める。S113〜S
115においては、プレーヤーアイコンおよびコンダク
ターアイコンのアニメーション(動画)表示を行う。S
113においては、楽音発生期間中の演奏パートの楽音
レベルを検出し、検出レベルに応じた動きをするプレイ
ヤーアイコンの画像を選択する。このようにして、発音
レベルに応じて、それに対応したプレイヤーアイコンの
動作を大きくしたり、また、小さくしたりする。同時
に、プレイヤーアイコンの画像をテンポに応じて切り替
える処理を行い、S114に処理を進める。
【0068】図17は、プレイヤーアイコンの具体例を
示す説明図である。図17(a),図17(b)は、電
気ギターを演奏している状態のプレイヤーを具象的に表
す画像である。演奏中のキャラクターの動きを2種類取
り出して作成された画像である。スポットライトの部分
には、演奏パートの番号が表示されている。各演奏パー
トの楽音発生期間中、その演奏パートのプレイヤーアイ
コンを表す図17に示すような画像をテンポに合わせて
切り替えることによりプレイヤーアイコンに動きを与え
る。
【0069】各演奏パートの楽音発生期間は、各演奏パ
ートの楽音発生指示(MIDI情報では「ノートオン」
に対応する)を検出して開始する。各演奏パートの楽音
発生期間の終了については、何通りかの検出方法があ
る。第1の検出方法として、各演奏パートの楽音が消音
する時点を検出して終了とする。具体的には各演奏パー
トの楽音のエンベロープがゼロまたは所定の閾値より小
さくなった時点を検出する。第2の検出方法としては、
各演奏パートのノートオンが所定時間にわたって検出さ
れなくなることにより楽音発生期間の終了を検出する。
【0070】その際、第1の検出方法、第2の検出方法
のいずれにおいても、このような楽音発生期間中に再度
の楽音発生指示があった場合に、その演奏パートのプレ
イヤーアイコンを表す画像の切り替えを、一連の動作を
示す画像の最初のものに戻す方法を採用してもよい。こ
のようにすることにより、プレイヤーアイコンの動作
を、各演奏パートの楽音発生指示ごとに、動作開始時の
画像から動き出すようにすることができる。そして、1
度の楽音発生指示によっては、演奏パートのプレイヤー
アイコンを表す画像として同じ画像を繰り返し使用しな
いものとする。ギターのように、楽音発音開始時とその
後の楽音発音期間中とで、演奏操作の形態の違いが視覚
的に目立つような楽器の場合でも、プレイヤーアイコン
の動きが不自然にならない。S114においては、第1
モードであるか否かを判定し、第1モードであるときに
はS115に処理を進め、第2モードのときには、S1
16に処理を進める。S115においては、演奏期間
中、楽音が発生していないときを含めて常時、コンダク
ターアイコンの画像をテンポおよび拍子に応じて切り替
えるようにしてメインのフローチャートに戻る。従っ
て、第1モードでは、1曲を自動演奏するときなどの演
奏期間中、いずれの演奏パートも楽音発生期間中でない
ときを含め、常時、コンダクターアイコンコンを表す画
像を切り替えてコンダクターアイコンに動きを与える。
【0071】図18は、コンダクターアイコンの具体例
を示す説明図である。図18(a),図18(b),図
18(c)は、指揮をしている状態の指揮者(コンダク
ター)を具象的に表す画像である。指揮中のキャラクタ
ーの動きを3種類取り出して作成された画像である。切
り替えに使用するコンダクターアイコンの画像の枚数を
拍子に応じて決め、例えば、2拍子の場合には動作コマ
数を2として、2枚の異なる画像を周期的に切り替え、
3拍子の場合には、動作コマ数を3コマとして、3枚の
異なる画像を周期的に切り替える。すなわち、コンダク
ターアイコンの画像をテンポに合わせた間隔で切り替
え、拍子に合わせて同じ画像を繰り返すようにする。
【0072】S116における第2モードでは、いずれ
か1つの演奏パートの楽音発生期間に、その楽音発生期
間中の演奏パートのプレイヤーアイコンの方向にコンダ
クターアイコンの指揮者の向きが変わる画像を表示する
とともに、拍子に合わせた一連の画像を繰り返し、テン
ポに合わせて画像を切り替える。そのために、指揮の動
作を示す複数の画像を、コンダクターの向きを異ならせ
た画像を複数セット用意してあり、コンダクターアイコ
ンの位置から楽音発生期間中のプレイヤーアイコンの位
置を見た角度を計算して画像のセットを選択する。
【0073】上述した説明では、プレイヤーアイコンお
よびコンダクターアイコンの画像として、一連の動作を
表す複数枚の静止画像を画像データメモリに記憶してお
き、この静止画像を切り替えることにより、各アイコン
に1連の動きを与えている。この静止画像の枚数を少な
くすると、記憶すべき画像データ容量が少なくなるとと
もに、画像切り替えの処理負担も少なくなる。これに対
し、静止画像の枚数を、例えば、毎秒30フレーム(コ
マ)のように多くして切り替えの時間間隔を短くすれ
ば、動きが滑らかになり表示品質が向上し、ユーザにと
って見やすいものとなる。また、静止画像が表す一連の
動作間隔において、これらの静止画像をキーフレームと
して、静止画像データを補間処理して中間の静止画像を
生成することにより、元となる静止画像の枚数が少なく
ても、プレイヤーアイコンおよびコンダクターアイコン
に滑らかな動きを与えることができる。このような技術
は、3Dコンピュータグラフィックス技術等において、
アニメーション(動画)作成技術として知られている。
【0074】上述したように、プレイヤーアイコンの位
置でパンの設定状態がわかり、プレイヤーアイコンおよ
びコンダクターアイコンの動きで演奏状態がわかるた
め、視覚的に演奏システムの状態が一目でわかるように
なる。
【0075】なお、演奏場所を表現する画像に観客席を
設けて観客を表示してもよい。観客が騒いでいる様子を
表す画像データを複数枚用意して、演奏場所画像データ
メモリ4に記憶しておき、キーオンイベント等の演奏デ
ータの発生頻度が大きいときには、演奏が盛り上がって
いると推定して、観客が騒いでいる状態の一連の画像を
順次切り替えることにより、観客が騒いでいるように見
せると、さらに臨場感が増す。また、拍手音等の効果音
を出力する際に、同様にして、観客が騒いでいるように
見せることができる。
【0076】上述した説明では、自動伴奏スタイルの設
定、ステージ効果の設定、調と拍子の設定、プレイヤー
(音色)の設定については、編集メニュー処理を用いて
設定を行った。しかし、アプリケーションウインドウの
画面上にそれぞれのアイコンを表示して、このアイコン
をマウスで選択してポップアップメニューを表示させて
設定を行ってもよい。
【0077】また、上述した説明では、試聴用楽曲デー
タの演奏、自動伴奏スタイルの演奏を、通常の曲再生と
同様に、プレイボタンのマウス操作によって行った。し
かし、編集メニューにおける自動伴奏スタイルのダイア
ログボックスにおいて自動伴奏スタイルを設定する際
に、視聴のチェックボタンをマウスでクリックすること
により、自動伴奏スタイルの演奏を行うようにしてもよ
い。同様に、編集メニューにおける音色変更のダイアロ
グボックスにおいて音色を設定する際に、視聴のチェッ
クボタンをマウスでクリックすることにより、音色の視
聴を行うようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】本発明は、上述した説明から明らかなよ
うに、音色の違いや音色のイメージがわかりやすく、ま
た、ユーザの利用環境に適した試聴用楽曲データを設定
できるという効果がある。ユーザが曲を構成する音色を
選択する際において、音色の選択を容易にするという効
果がある。その結果、ユーザは、音楽的に適正なイメー
ジで音色を理解することができ、初心者でも作曲等を楽
しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の試聴用楽曲データ設定方法の実施の
一形態を説明するための、試聴用楽曲データ設定装置の
機能ブロック構成図である。
【図2】 本発明の試聴用楽曲データ設定方法の実施の
一形態を説明するための第1の説明図である。
【図3】 本発明の試聴用楽曲データ設定方法の実施の
一形態を説明するための第2の説明図である。
【図4】 本発明の試聴用楽曲データ設定方法の実施の
一形態を説明するための第3の説明図である。
【図5】 本発明の試聴用楽曲データ設定方法の実施の
一形態を説明するためのハードウエア構成図である。
【図6】 本発明の試聴用楽曲データ設定方法の視覚的
表示方法の実施の一形態を説明するためのメインのフロ
ーチャートである。
【図7】 図6に示した機能選択ステップのフローチャ
ートである。
【図8】 図7に示した編集メニュー処理ステップの第
1のフローチャートである。
【図9】 図7に示した編集メニュー処理ステップの第
2のフローチャートである。
【図10】 図6に示した作動指示ステップのフローチ
ャートである。
【図11】 図6に示した演奏ステップのフローチャー
トである。
【図12】 曲目選択の説明図である。
【図13】 自動伴奏スタイルおよびステージ効果と演
奏場所の画像との関係の説明図である。
【図14】 プレイヤーアイコンが配置された演奏場所
の画像の具体例の第1の説明図である。
【図15】 プレイヤーアイコンが配置された演奏場所
の画像の具体例の第2の説明図である。
【図16】 プレイヤーアイコンが配置された演奏場所
の画像の具体例の第3の説明図である。
【図17】 プレイヤーアイコンの具体例を示す説明図
である。
【図18】 コンダクターアイコンの具体例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 演奏パートメモリ、2 試聴用楽曲データメモリ、
3 アイコン画像メモリ、4 演奏場所画像メモリ、5
画像データ合成部、6 アイコン位置設定部、7 パ
ン設定部、8 メロディ/バッキング判定部、11 演
奏場所を表現する画像、11a ステージを表現する線
画、13 プレイヤーアイコンA、14プレイヤーアイ
コンB、15 プレイヤーアイコンC、16 マウスポ
インタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音色を指定するステップと、 指定された前記音色に応じて、予め記憶された楽曲デー
    タの中から、前記指定された音色を使った演奏パートに
    おける、演奏データのデータ密度の高い期間のシーケン
    スデータを自動抽出して取り出すステップと取り出されたシーケンスデータを 試聴用楽曲データとし
    設定するステップ、 を有することを特徴とする試聴用楽曲データ設定方法。
  2. 【請求項2】 演奏パートの音色を識別するステップ
    と、 識別された前記演奏パートの音色に応じて、前記演奏パ
    ートの音色を表現するアイコンを出力し、仮想的な演奏
    場所を表現する画像中に、前記演奏パートの音色を表現
    するアイコンが配置された画像を作成する画像作成ステ
    ップと、 前記各アイコンの位置設定データを入力して前記演奏場
    所を表現する画像中における前記各アイコンの位置を設
    定するステップと、 設定された前記各アイコンの位置に応じて前記演奏パー
    トをメロディーパート、バッキングパートのいずれか一
    方のパートに設定するステップと、 識別された前記音色および設定された前記メロディーパ
    ート、バッキングパートのいずれか一方のパートの組み
    合わせに応じて試聴用楽曲データを設定するステップ、 を有することを特徴とする試聴用楽曲データ設定方法。
  3. 【請求項3】 音色を指定するステップと、 指定された前記音色に応じて、予め記憶された楽曲デー
    タの中から、前記指定された音色を使った演奏パートに
    おける、演奏データのデータ密度の高い期間のシーケン
    スデータを自動抽出して取り出すステップと取り出されたシーケンスデータを 試聴用楽曲データとし
    設定するステップ、 をコンピュータに実行させるための、試聴用楽曲データ
    設定プログラムが記録された記録媒体。
  4. 【請求項4】 演奏パートの音色を識別するステップ
    と、 識別された前記演奏パートの音色に応じて、前記演奏パ
    ートの音色を表現するアイコンを出力し、仮想的な演奏
    場所を表現する画像中に、前記演奏パートの音色を表現
    するアイコンが配置された画像を作成する画像作成ステ
    ップと、 前記各アイコンの位置設定データを入力して前記演奏場
    所を表現する画像中における前記各アイコンの位置を設
    定するステップと、 設定された前記各アイコンの位置に応じて前記演奏パー
    トをメロディーパート、バッキングパートのいずれか一
    方のパートに設定するステップと、 識別された前記音色および設定された前記メロディーパ
    ート、バッキングパートのいずれか一方のパートの組み
    合わせに応じて試聴用楽曲データを設定するステップ、 をコンピュータに実行させるための、試聴用楽曲データ
    設定プログラムが記録された記録媒体。
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