JP5297662B2 - 楽曲データ加工装置、カラオケ装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
ところで、音程をとるのが苦手な歌唱者が歌唱すべき旋律をガイドする方法が種々提案されている。例えば特許文献1においては、カラオケの伴奏とは別に、歌唱の模範となる旋律を示すガイドメロディを再生する技術が開示されている。
また、特許文献2には、ガイドメロディが表す旋律を演奏の進行に応じて画面に表示する技術が開示されている。その場合、楽曲データにおいては歌詞とガイドメロディとが時系列で対応付けられており、表示された歌詞とガイドメロディを対応させてモニタに表示される。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12に格納されている各種プログラムを実行することで装置各部を制御する。
カラオケ装置本体1は、データの記憶手段としてROM12、RAM(Random Access Memory)13、およびHDD(Hard Disk Drive)14を有する。
ROM12には、本発明に特徴的な機能をCPU11に実行させるための制御プログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11によってワークエリアとして利用される。詳しくは、RAM13は、MIDI(Musical Instrument Digital Interface:登録商標)データ記憶領域を有し、HDD14から転送された楽曲データを格納する。
HDD14は、複数の楽曲データを格納している。
A/Dコンバータ20は、マイク4から受取ったアナログ信号(音声信号)をA/D変換し、デジタルデータ(音声データ)を出力する。
効果音用DSP19は、音源装置18で生成された音声データに対してリバーブやエコー等の音響効果を付与する。音響効果を付与された音声データは音声出力部21へ出力される。
ここで、HDD14に格納されている楽曲データについて図2を参照して説明する。各々の楽曲データは、管理データとガイドメロディデータと演奏データと背景画像データと歌詞データとを有する。
演奏データは、カラオケの伴奏音を表すMIDIデータである。図3は、演奏データを簡略化して示した図である。演奏データにおいては、タイミングデータとイベントデータとが対応付けられている。イベントデータとは、楽曲に含まれる個々の演奏パート(チャンネル)に対する楽音の発音や消音を指示したり、各種音響効果の付与等を指示したりするデータである。タイミングデータとは、イベントデータを実行するタイミングを示すデータであり、楽曲の開始からの経過時間が書き込まれている。イベントデータは、タイミングデータに示されたタイミングで楽曲の進行に応じて読み出される。
ガイドメロディデータは、模範的な歌唱における旋律を表すMIDIデータである。図4は、ガイドメロディデータを示した図である。その記載方法は、上記演奏データと同様であるため、説明を省略する。ただし、本実施形態においては、ガイドメロディデータは、歌唱すべき旋律を示すデータであるため、複数の音が同時にノートオンしていることはない。すなわち、ノートオンイベントの次の現れるイベントデータは、必ずノートオフイベントとなっている。
図4において、[0h00m12s000ms]−[ノートオン:2ch:E4:30]、および[0h00m12s500ms]−[ノートオフ:2ch:E4:30]は、楽曲の演奏開始から12秒000ミリ秒後から12秒500ミリ秒後までの間、第2のチャンネルに割り当てられた音色(本実施形態ではフルートの音色)の音高E4の楽音を音強30で発音することを指示している。
背景画像データは、各楽曲に応じた内容の背景画像を表すデータであり、背景画像データに基づいて、楽曲の演奏時に背景画像がモニタ2に表示される。
歌詞データは、楽曲の歌詞を表すデータである。図5は、歌詞データの一例を示した図である。歌詞データにおいては、タイミングデータとイベントデータが対応付けられている。イベントデータには、楽曲の歌詞を表す文字が書き込まれている。タイミングデータは、対応するイベントデータに含まれる文字のモニタ2における表示色を変更(以下、ワイプと呼ぶ)するタイミングを示すデータであり、楽曲の開始からの経過時間で表している。
なお、本実施形態においては、説明の簡略化のため、イベントデータには歌詞がすべてひらがなで記述されている場合について説明する。従って、以下の説明においては歌詞データに含まれる1文字は1つの音(例えば「ゆ」など)を表す。
次に、カラオケ装置の動作を説明する。なお、以下の説明において歌唱者により指定される楽曲データは、図4のガイドメロディデータ、図3の演奏データ、図5の歌詞データ、および図示しない背景画像データが含まれる。
CPU11は、演奏開始の指示を受けると、まず「演奏前処理」を行い、演奏前処理が終了すると「カラオケ演奏処理」を行う。以下ではまず演奏前処理について説明する。
図6は、演奏前処理の流れを示したフローチャートである。
ステップSA100において、CPU11は、受取った曲番号が表す楽曲データをHDD14から読み出し、RAM13のMIDI記憶領域へ転送する。CPU11は、RAM13のMIDI記憶領域から該楽曲データのイベントを順次読み出すことにより、以下に説明する処理を実行する。
ステップSA120において、CPU11は、ステップSA110において読み出した歌詞部分(1行分の歌詞)から、該歌詞と対応するガイドメロディを特定する。以下では、該特定方法について説明する。
また、上述した区間、すなわち歌詞のワイプ開始タイミングの直後300ミリ秒間に、対応するガイドメロディの楽音が1つも存在しないと判断した場合には、CPU11はガイドメロディデータにおいてワイプ開始タイミングの前後のイベントを読み出し、最も発音(ノートオン)のタイミングが歌詞のワイプ開始タイミングと近い楽音を該歌詞と対応付ける。
CPU11は、演奏前処理が終了すると、次にカラオケ演奏処理を行う。図9は、カラオケ演奏処理の流れを示したフローチャートである。
ステップSB120において、CPU11は、演奏前処理においてRAM13に書き込まれた対応関係データを読み出し、ステップSB110において読み出された歌詞部分に対応付けられたガイドメロディ部分を読み出し、表示制御部17に出力する。
歌唱者は、カラオケ伴奏の進行と共に、モニタ2に表示された歌詞およびガイドメロディを見ながらマイク4に向けて歌唱する。
なお、ステップSB150からステップSB110へと移行する際、表示された全ての文字についてワイプされた歌詞、および表示された全ての楽音について現在位置表示バーCが通過したガイドメロディは画面上から消去される。その際、ガイドメロディの各楽音を表す帯は消去しても、五線譜のラインについては消去しなくても良い。以下、この画面の表示内容を切り換える処理を「ページ切り替え」と呼ぶ。
ステップSB150の判定結果が“YES”である場合には、CPU11は、カラオケ演奏処理を終了する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように種々の態様で実施することができる。また、以下の変形例を適宜組み合わせて実施しても良い。
例えば、各歌詞のワイプ開始タイミングの直後300ミリ秒ではなく直後500ミリ秒などとその長さを変えても良い。また、図11の区間B1〜4に示されているように、各文字のワイプ開始タイミングの直前および直後の所定時間長(図11の例では300ミリ秒間)において、該文字と対応するガイドメロディデータの楽音を検索するようにするなどしても良い。また、歌詞のワイプ開始タイミングと最も近い発音タイミングの楽音を検索するようにしても良い。
なお、上述した1文字で複数の音を表す文字についての処理は、例えば「こぶし」などの歌唱技法が用いられる歌詞部分についても適用可能である。例えば、歌詞「あ」に対して「ド(C5)」、「ミ(E5)」、そして再び「ド(C5)」とのガイドメロディが対応付けられ、「あああ」とこぶしを利かせて歌唱する場合には、「あ」に対して「ド」、「ミ」、および「ド」を対応付けた対応関係データを生成し、生成した対応関係データを上述の処理と同様に用いればよい。
(A)サビの区間の表示
上述した実施形態におけるガイドメロディや歌詞の表示態様を、サビの区間を明示するように制御しても良い。CPU11は、カラオケ演奏処理の開始前(例えば、演奏前処理時)に、楽曲データに含まれる管理データを読み出し、楽曲におけるサビの区間を特定する。そして、CPU11は、カラオケ演奏処理時に、モニタ2に表示されたガイドメロディまたは歌詞において、サビの区間に対応する箇所の表示を強調する。例えば、図10のようにガイドメロディが表示されている場合には、サビの区間に含まれる楽音を表す帯の色、太さ、模様、明るさなどを他の区間と異なる態様にするなどしても良い。また、五線譜の線や背景領域の色を変えるなどしても良い。また、サビの区間が演奏されるタイミングで現在位置表示バーCの色を変えるなどしても良い。また、ガイドメロディや歌詞を、サビの区間だけ拡大表示するなどしても良い。
また、ガイドメロディや歌詞のサビの区間に、各種記号、アニメーション、文字などを表示しても良い。例えば、アニメーションを表示する場合について説明する。図14に示すように、ガイドメロディおよび歌詞に加えて、「星マーク」(図中S)などのアニメーションを表示しても良い。同図に示すように、星マークが五線譜の上部に表示されると、該星マークが表示された区間はサビの区間であると歌唱者が認識しやすくなる。
なお、星マークの他に、花火のアニメーションなど他のどのようなアニメーションでも良い。好ましくは、鮮やかな色や特徴的な形・動きなどで、歌唱者の注意を惹くようなアニメーションとすることが望ましい。また、アニメーションに各種記号や文字などを併せて表示しても良い。例えば、星マークに、「盛り上がっていこう!」などの文字(図中W)を併せて表示して、サビの区間の歌唱を盛り上げるようにしても良い。
また、アニメーションの表示位置も、五線譜に沿って配置する態様の他に、歌詞の付近に配置しても良く、要はサビの区間と対応付けた位置にアニメーションを配置すれば良い。また、アニメーションの配置を空間的にサビの区間と対応付けるのではなく、時間的に対応付けても良い。すなわち、カラオケ演奏がサビの区間に差し掛かっている間、継続的にアニメーションが表示され、サビの区間の終了と共にアニメーションの表示が停止されるなどとしても良い。その場合には、アニメーションの位置関係がサビの区間と対応付けられていなくても、歌唱者はアニメーションの表示の有無に基づいてサビの区間が到来したことを認識することができる。
また、楽曲の他の区間においても表示されている表示内容を、サビの区間においてのみ変更することでサビの区間を示しても良い。例えば、楽曲のサビの区間以外では星マークは点滅していないが、サビの区間のガイドメロディ上に配置された星は点滅をするなどしても良い。また、サビの区間以外の演奏中は星マークの星は白色だが、サビの区間の演奏時には黄色に色が変わる、等としても良い。
以上のように、楽曲においてサビの区間を特定し、該サビの区間に対応するガイドメロディ区間の表示態様を変えたり、サビの区間に差し掛かったタイミングで表示態様を変えたりすることにより、歌唱者にサビの区間が差し掛かったことを明示することができる。また、その際、表示態様が、例えば明るい色で表示されたりユーモアのある表示がなされたりすることにより、該表示を見た歌唱者の歌唱を盛り上げる効果がある。
ROM12に格納された制御プログラムに書き換えや追加を行うことにより、カラオケ装置1が、従来のカラオケ装置に搭載された「歌唱評価」の機能を有するようにしても良く、その場合、ガイドメロディや歌詞の表示態様を、歌唱評価の評価内容と関連付けて制御しても良い。以下、そのような場合のガイドメロディの表示態様について、図15に示すカラオケ装置1の構成図を参照して説明する。
図15において、破線で囲まれた歌唱得点計算部110及び表示制御部111は、CPU11が制御プログラムを実行することにより実現される。歌唱得点計算部110は、カラオケ演奏の進行に伴い、マイク4で収音された歌唱音声から生成された音声データを受取る。そして、歌唱得点計算部110は、HDD14から読み出した楽曲データ(例えば、ガイドメロディ)と音声データとを比較することにより歌唱評価をする。なお、ここで行われる歌唱評価は、どのような評価方法であっても良い。歌唱得点計算部110は、評価結果をリアルタイムに表示制御部111に出力する。さて、表示制御部111は、カラオケ演奏の進行に伴って、楽曲データに基づくガイドメロディや歌詞をモニタ2に供給している。表示制御部111が歌唱得点計算部110から評価結果を受取ると、上記ガイドメロディおよび歌詞をモニタ2に供給する処理と並行して、歌唱の評価結果をモニタ2の表示に反映させるためのデータを生成し、モニタ2に出力する。例えば、歌唱評価が高い場合には、ガイドメロディの背景色を変えたり、各種アニメーションを表示したりしても良い。また、楽曲のどの部分における評価が高かったのかを示すために、ガイドメロディや歌詞の特定の区間において表示態様を制御しても良い。
なお、これら変更された表示態様は、歌唱評価が高かったことを歌唱者に示すために、例えば明るい色を用いて表示されたり動きの多い表示がなされたりすることにより、該表示を見た歌唱者の歌唱を盛り上げるようにするのが好ましい。
また、歌唱評価が高かった場合に、該評価が高かった楽曲部分がサビの区間であるか否かに応じて、表示態様の制御を異ならせても良い。すなわち、サビの区間以外で評価が高かった場合と、サビの区間において評価が高かった場合とで、表示されるアニメーション(例えば、星マーク)の数が異なるようにしても良い。そのようにすれば、歌唱者は、サビの区間が上手に歌唱できた場合に、そのことをはっきりと認識することができる。
また、評価が低かった場合にも、評価が高かった場合と同様の方法でガイドメロディおよび歌詞の表示態様を制御しても良い。
上記(A)、(B)においては、楽曲の「サビの区間」においてガイドメロディや歌詞の表示態様を変更する場合について説明した。しかし、表示態様を変更するのは、「サビの区間」に限定されない。各種歌唱技法(例えば、こぶし、ビブラート、ロングトーンなど)を用いて歌唱する楽音や、歌唱音声にアクセントをつけることが望ましい楽音など、楽曲に含まれる各楽音の属性に応じてガイドメロディや歌詞の表示態様を変更するようにしても良い。
例えば、こぶし技法について、図16に示すカラオケ装置1の構成図を参照して具体的に説明する。同図において、図15と同様の構成については、同じ名称および符号を付す。本カラオケ装置1は、CPU11により実現される手段として、こぶし区間特定手段112を有する。こぶし区間特定手段112とは、従来知られている方法(例えばガイドメロディにおけるピッチの変動を解析する方法など)で「こぶし技法を用いて歌唱する区間(以下、こぶし区間)」を特定する手段である。表示制御部111は、上記こぶし区間特定手段112により特定されたこぶし区間に基づいてガイドメロディや歌詞の表示態様を制御するようにしても良い。なお、楽曲データにこぶし区間を示すデータが含まれている場合には、上記こぶし区間特定手段112を設ける必要はない。その場合、楽曲データに含まれるこぶし区間を示すデータが表示制御部111に直接供給され、表示制御部111は該こぶし区間に基づいてガイドメロディや歌詞の表示態様を制御すれば良い。
また、上記実施形態においてはカラオケ歌唱のガイドのために、記憶されたガイドメロディをそのまま表示していたが、記憶されたガイドメロディそのままではなく、意地悪モードとしてでたらめガイドメロディに変更して表示してもよい。ここで、「でたらめガイドメロディ」とは、上述のガイドメロディとは異なる旋律を表すMIDIデータである。この「でたらめガイドメロディ」は、例えば、CPU11が、上記ガイドメロディを参照して、予め定められたアルゴリズムにより、各ノートオンイベントの音高や、音強、発音のタイミングなどが異なるように生成すればよい。このアルゴリズムは、様々なものを用いることができる。例えば、CPU11が、演奏開始の指示を受けた時刻や楽曲データの識別子などを種として擬似乱数を発生させ、この擬似乱数に応じて、音高・音強を上下させたり、発音のタイミングを前後させたりすればよい。また、CPU11が、上述のガイドメロディに応じて「でたらめガイドメロディ」を生成してもよい。例えば、CPU11が、このガイドメロディのヘッダ部分を参照するなどして音階を検出し、異なる音階に変更した「でたらめガイドメロディ」を生成してもよい。この変更前後の対応関係は、例えば、ガイドメロディの音階がCメジャーであれば「でたらめガイドメロディ」の音階を琉球音階にするなどである。なお、このような変更前後の対応関係は、予めHDD14が記憶しておけばよい。
また、演奏前処理として示した処理を、カラオケ演奏中に行うようにしても良い。すなわち、歌詞データを、その時点で演奏している楽曲部分の1行分以上先の部分まで読み出し、先に読み出した歌詞部分について対応するガイドメロディの楽音を特定し、該歌詞部分を表示する時点までに対応関係データを生成しておくようにしておけば良い。
また、上記実施形態においては、例えば図7に示すように、歌詞のワイプ開始タイミングがカラオケの伴奏音に対して先行している場合について説明したが、歌詞のワイプ開始タイミングと、対応するカラオケの伴奏音の発音タイミングを同時に設定されていても良い。また、楽曲データに書き込まれている歌詞のワイプ開始タイミングよりも所定の時間だけずらして歌詞をワイプすることにより、歌詞のワイプ開始タイミングと、対応するカラオケの伴奏音の発音タイミングを同時にする処理を行っても良い。
例えば以下のような態様でも良い。すなわち、1行分の歌詞において最後の文字に対応するガイドメロディの楽音についてのノートオフのタイミングデータを参照し、該ノートオフのタイミングと同時、または該ノートオフのタイミングの一定時間前に表示を切り換えるようにしても良い。
また、現在演奏している行の次の行の歌詞データを先に読み出し、次の行の歌詞における最初の文字のワイプ開始タイミングの一定時間前に表示を切り換えるなどしても良い。
また、例えば、楽曲データに、イントロや間奏部分などを示すデータが含まれている場合には、該データに基づいてページを切り換えるようにしても良い。例えば、間奏の直前の歌詞については、該文字をワイプした直後にページを切り換えるのではなく、対応するガイドメロディの発音が終了してからページを切り換えるようにしても良い。なぜなら該歌詞の直後は間奏であり、即座に次の歌詞を表示する必要が無いからである。
Claims (18)
- 表示すべき文字の列と前記各文字に対するワイプ開始タイミングが記述された歌詞データおよびガイドメロディを構成する各音の発音/消音タイミングが記述されたガイドメロディデータを含む楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲データ内の前記各文字のワイプ開始タイミングと前記ガイドメロディの各音の発音/消音タイミングとを比較して前記歌詞データの各文字と前記ガイドメロディの各音との対応関係を特定し、特定した対応関係を示す対応関係データを生成する対応関係データ生成手段と
を具備することを特徴とする楽曲データ加工装置。 - 前記歌詞データに含まれる文字のうち、楽曲の進行に応じて表示装置に同時に表示すべき文字の範囲を特定する表示文字範囲特定手段を具備し、
前記対応関係データ生成手段は、前記表示文字範囲特定手段が特定した範囲ごとに前記歌詞データ中の文字と前記ガイドメロディの各音との対応関係を特定する
ことを特徴とする請求項1記載の楽曲データ加工装置。 - 前記対応関係データ生成手段は、前記歌詞データにおいて前記表示文字範囲特定手段が特定した範囲の初めと終わりの文字の各々について、前記ガイドメロディの各音との対応関係を特定することを特徴とする請求項2記載の楽曲データ加工装置。
- 前記対応関係データ生成手段は、前記ガイドメロディデータに含まれる各音から、前記歌詞データにおける各文字のワイプ開始タイミングの直後の所定の長さの期間に発音する音を特定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の楽曲データ加工装置。
- 前記対応関係データ生成手段は、前記ガイドメロディデータに含まれる各音から、前記歌詞データにおける各文字のワイプ開始タイミングの直前および直後の所定の長さの期間に発音する音を特定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の楽曲データ加工装置。
- 前記対応関係データ生成手段は、前記ガイドメロディデータに含まれる各音から、前記歌詞データにおける各文字のワイプ開始タイミングと発音タイミングが最も近い音を特定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の楽曲データ加工装置。
- 伴奏音を示す演奏データ、表示すべき文字の列と前記各文字に対するワイプ開始タイミングが記述された歌詞データおよびガイドメロディを構成する各音の発音/消音タイミングが記述されたガイドメロディデータを含む楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲データ内の前記各文字のワイプ開始タイミングと前記ガイドメロディの各音の発音/消音タイミングとを比較して前記歌詞データの各文字と前記ガイドメロディの各音との対応関係を特定し、特定した対応関係を示す対応関係データを生成する対応関係データ生成手段と
前記楽曲データ記憶手段内の楽曲データを読み出す読出手段と、
前記読出手段が読み出した当該楽曲データ中の演奏データおよびガイドメロディデータに基づいて演奏を行う演奏手段と、
前記読出手段が読み出した当該楽曲データ中の歌詞データに含まれる文字のうち、楽曲の進行に応じて表示装置に同時に表示すべき文字の範囲を特定し、特定した範囲の各文字を楽曲の進行に応じて前記表示装置に表示するとともに、表示した各文字について前記歌詞データ中のワイプ開始タイミングに基づくワイプ処理を行う歌詞表示制御手段と、
前記歌詞表示制御手段が前記表示装置に表示している文字について、前記対応関係データに基づいて対応するガイドメロディの各音を特定し、特定した各音の属性を示す画像データを生成して、前記表示装置に表示するガイドメロディ表示手段と
を具備することを特徴とするカラオケ装置。 - 前記対応関係データ生成手段は、前記歌詞データに含まれる文字のうち、楽曲の進行に応じて前記表示装置に表示すべき文字の範囲を特定し、特定した範囲の初めと終わりの文字の各々について、前記ガイドメロディの各音との対応関係を特定することを特徴とする請求項7記載のカラオケ装置。
- 前記対応関係データ生成手段は、前記ガイドメロディデータに含まれる各音から、前記歌詞データにおける各文字のワイプ開始タイミングの直後の所定の長さの期間に含まれる音を特定することを特徴とする請求項7または8に記載のカラオケ装置。
- 前記対応関係データ生成手段は、前記ガイドメロディデータに含まれる各音から、前記歌詞データにおける各文字のワイプ開始タイミングの直前および直後の所定の長さの期間に含まれる音を特定することを特徴とする請求項7または8に記載のカラオケ装置。
- 前記対応関係データ生成手段は、前記ガイドメロディデータに含まれる各音から、前記歌詞データにおける各文字のワイプ開始タイミングと発音タイミングが最も近い音を特定することを特徴とする請求項7または8に記載のカラオケ装置。
- 前記楽曲データ記憶手段は、楽曲の特定の区間を示す区間データを更に記憶し、
前記ガイドメロディ表示手段は、前記区間データを参照して前記ガイドメロディの各音が前記特定の区間に含まれるか否かを判定し、該判定結果に基づいて前記画像データを生成することを特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載のカラオケ装置。 - 前記ガイドメロディ表示手段は、前記特定の区間に含まれる音を表す画像データと、前記特定の区間に含まれない音を表す画像データを異なる態様で表示することを特徴とする請求項12に記載のカラオケ装置。
- 前記ガイドメロディ表示手段は、前記特定の区間に含まれる音を表す画像データと、前記特定の区間に含まれない音を表す画像データとで、該画像データの周辺領域の表示態様を異ならせるように表示することを特徴とする請求項12に記載のカラオケ装置。
- 歌唱音声を収音し、該歌唱音声を表す音声データを生成する収音手段と、
前記収音手段により生成された音声データが表す歌唱音声の巧拙を所定のアルゴリズムにより評価する評価手段とを有し、
前記ガイドメロディ表示手段は、前記評価手段により評価がなされたガイドメロディの各音に対応する画像データを該評価に基づいて生成する
ことを特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載のカラオケ装置。 - 前記ガイドメロディ表示手段は、前記評価手段により所定のレベルより高い評価がなされたガイドメロディの各音を表す画像データを、前記評価手段により所定のレベルより低い評価がなされたガイドメロディの各音を表す画像データと異ならせるように表示することを特徴とする請求項15に記載のカラオケ装置。
- 前記ガイドメロディ表示手段は、前記評価手段により所定のレベルより高い評価がなされたガイドメロディの各音を表す画像データと、前記評価手段により所定のレベルより低い評価がなされたガイドメロディの各音を表す画像データとで、該画像データの周辺領域の表示態様を異ならせるように表示することを特徴とする請求項15に記載のカラオケ装置。
- コンピュータを、
表示すべき文字の列と前記各文字に対するワイプ開始タイミングが記述された歌詞データおよびガイドメロディを構成する各音の発音/消音タイミングが記述されたガイドメロディデータを含む楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲データ内の前記各文字のワイプ開始タイミングと前記ガイドメロディの各音の発音/消音タイミングとを比較して前記歌詞データの各文字と前記ガイドメロディの各音との対応関係を特定し、特定した対応関係を示す対応関係データを生成する対応関係データ生成手段と
して機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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