JP2001201904A - カラー画像状態検知装置及びこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

カラー画像状態検知装置及びこの装置を備えた画像形成装置

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JP2001201904A
JP2001201904A JP2000013348A JP2000013348A JP2001201904A JP 2001201904 A JP2001201904 A JP 2001201904A JP 2000013348 A JP2000013348 A JP 2000013348A JP 2000013348 A JP2000013348 A JP 2000013348A JP 2001201904 A JP2001201904 A JP 2001201904A
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color
image
toner image
image forming
sheet
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Naoyuki Maeda
直之 前田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃の除去が容易に行えるようにする。 【解決手段】 カラー画像状態検知装置38は、多色カ
ラートナー像が形成されることが可能で、且つ回転可能
なカラートナー像被形成体30に対向して配設され、カ
ラートナー像被形成体上に形成された1つのカラーのサ
ンプル基準トナー像に対する他のカラーのサンプルトナ
ー像の状態を検知するトナー像検知手段50(50,5
1)を備え、カラートナー像被形成体に対向するトナー
像検知手段の面に透明な防塵フィルム70を取り外し可
能に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラートナー像の
状態を検知するカラー画像状態検知装置と、このカラー
画像検知装置を備えた、カラー複写機、カラープリン
タ、ファクシミリ、及びこれらの複合機器等の、電子写
真方式、あるいは静電記録方式等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像状態検知装置は、例え
ば、画像形成装置であるカラーレーザープリンタに備え
られていることが多い。
【0003】そのカラーレーザープリンタは、図12に
示すように、各色毎に対応して複数(例えば4つ)の1
次像担持体である感光ドラム32Y,32M,32C,
32Bkを有しており、循環するベルト状の2次像担持
体である所謂中間転写ベルト(中間転写体)30への感
光ドラムからのカラートナー像の転写位置が所定の位置
からずれると、カラートナー像同士の間隔のずれや、色
の重なりとなり、色味の違い、さらに程度がひどくなる
と色ずれとなって画像の品質を著しく低下させることが
あった。
【0004】また、中間転写ベルト30上での各カラー
ごとのトナー濃度が異なると、色ずれと同様に色味の違
いが生じ、現われる画像品質を低下させることがあっ
た。
【0005】そこで、フルカラー式のカラーレーザープ
リンタは、その色ずれの調整や、色調を調整するため、
色ずれや、トナー濃度等を検知するカラー画像状態検知
装置を有していた。
【0006】このカラー画像状態検知装置は、中間転写
ベルト30上に乗せられた各色毎のサンプルトナー画像
(画像パターン)の内、あるカラーのトナー像を基準に
して(例えば、イエローのサンプルトナー像の位置を基
準にして)、他のカラーのサンプルトナー像の位置ずれ
量をレジスト検知センサ50で検出し、不図示のスキャ
ナー内の折り返しミラーを上記位置ずれ量に合わせて位
置調節し、感光ドラムに書き込むレーザーの位置を調整
させたり、各色ごとの画像書き出しタイミングを変更さ
せたりして各カラーのトナー像の色ずれ(位置ずれ)を
補正させるようになっている。
【0007】また、上記カラー画像状態検知装置は、例
えばイエローのサンプルトナー像の濃度を基準にして、
他のカラーのサンプルトナー像の濃度の差を濃度検知セ
ンサで読み取り、各色の現像バイアスを調整させ、濃度
を調整させている。
【0008】なお、フルカラー式の画像形成装置には、
像担持体を、1次像担持体と2次像担持体とに分けるこ
となく、上記中間転写ベルト30を1つの像担持体と
し、この1つの像担持体にカラートナー像を直接形成す
る形式のものもある。この場合においても、同様に、上
記カラー画像状態検知装置によって、色ずれ検知と濃度
検知等が行われていた。
【0009】さらに、フルカラー式の画像形成装置に
は、像担持体が、各画像形成部が有するドラム状の1つ
又は複数の1次像担持体と、この1つ又は複数の1次像
担持体からトナー像が順次転写されるドラム状の1つの
2次像担持体とに分けられている形式のものもある。こ
の場合、カラー画像状態検知装置は、ドラム状の2次像
担持体に形成されたトナー像の状態を検知するようにな
っている。
【0010】また、2次像担持体を、シートを巻き付け
るドラム状の転写ドラムの形式にしても同様である。そ
の場合、シートにトナー画像が形成される領域外にサン
プルトナー像が形成される。
【0011】なお、シートには、普通紙、普通紙の代用
品である厚みの薄い樹脂製のシート、葉書、ボール紙、
封書、プラスチック製の薄板等がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来、カラー画像状態
検知装置のレジスト検知センサ、及び濃度検知センサ
は、長期間使用していると、センサのトナー像検知面
に、画像形成装置内に飛散しているトナー粉、シート粉
等の塵埃が付着し、汚れの程度によってはセンサの出力
値に変化を与えることがあった。
【0013】この場合、カラー画像状態検知装置は、誤
検知状態、あるいは検知不能状態になり、正確にカラー
画像を検知することができなくなり、最終的に色ずれ
や、各色ごとの濃度差を引き起こし、色味の違いなど画
像の品質を著しく低下させる原因になっていた。
【0014】このようなことに対応すべく、汚れを防止
するシャッター機構や汚れを取り除く清掃機構を設ける
ことが考えられるが、その分、部品点数が増えて構成が
複雑になるとともに、コストアップの要因になるという
別の問題が生じる。しかも、センサと像担持体との間隔
は、数mm程度しかなく、スペース的にも、設けるのが
困難な状況にある。
【0015】本発明は、簡単な構成で、塵埃の除去が容
易に行えるカラー画像状態検知装置と、このカラー画像
状態検知装置を備えた画像形成装置とを提供することを
目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像状態
検知装置は、多色カラートナー像が形成されることが可
能で、且つ回転可能なカラートナー像被形成体に対向し
て配設され、前記カラートナー像被形成体上に形成され
た1つのカラーのサンプル基準トナー像に対する他のカ
ラーのサンプルトナー像の状態を検知するトナー像検知
手段を備え、前記カラートナー像被形成体に対向する前
記トナー像検知手段の面に透明な防塵フィルムを取り外
し可能に備えている。
【0017】本発明のカラー画像状態検知装置の前記ト
ナー像検知手段は、前記サンプル基準トナー像に対する
前記サンプルトナー像の位置ずれを検知する位置ずれ検
知センサを有している。
【0018】本発明のカラー画像状態検知装置の前記位
置ずれ検知センサは、前記カラートナー像被形成体の回
転方向に対して交差する方向に複数配列されている。
【0019】本発明のカラー画像状態検知装置の前記ト
ナー像検知手段は、前記サンプル基準トナー像に対する
前記サンプルトナー像の濃度の差を検知する濃度検知セ
ンサを有している。
【0020】本発明のカラー画像状態検知装置の前記防
塵フィルムは、前記位置ずれ検知センサが前記カラート
ナー像被形成体に対向するトナー像検知面に剥離可能に
貼り付けられている。
【0021】本発明のカラー画像状態検知装置の前記位
置ずれ検知センサは、前記カラートナー像被形成体に光
を照射する光源と、前記カラートナー像被形成体からの
反射光を検知する受光部とを有し、前記防塵フィルムが
前記光源と前記受光部とに剥離可能に設けられている。
【0022】本発明のカラー画像状態検知装置の前記防
塵フィルムは、前記濃度検知センサが前記カラートナー
像被形成体に対向するトナー像検知面に剥離可能に設け
られている。
【0023】本発明のカラー画像状態検知装置の前記濃
度検知センサは、前記カラートナー像被形成体に光を照
射する光源と、前記カラートナー像被形成体からの反射
光を検知する受光部とを備え、前記防塵フィルムが前記
光源と前記受光部とに剥離可能に設けられている。
【0024】本発明のカラー画像状態検知装置の前記防
塵フィルムは、互いに剥離可能に複数枚重ねられてい
る。
【0025】本発明のカラー画像状態検知装置の前記防
塵フィルムの光の透過率は、約80%以上である。
【0026】本発明の画像形成装置は、シートが積載さ
れるシート積載手段と、前記シートに多色カラートナー
像を形成する画像形成手段と、上記いずれか1つのカラ
ー画像状態検知装置と、を備えている。
【0027】本発明の画像形成装置の前記画像形成手段
は、各カラー毎に対応して互いにカラーの異なるトナー
像が形成される回転可能な複数の1次像担持体と、前記
複数の1次像担持体の各カラートナー像が転写され、該
転写されたトナー像をシートに転写する回転可能な1つ
の2次像担持体とを備え、前記カラー画像状態検知装置
のカラートナー像被形成体は、前記2次像担持体であ
る。
【0028】本発明の画像形成装置の前記2次像担持体
は、ベルト状に形成されている。
【0029】本発明の画像形成装置の前記2次像担持体
は、ドラム状に形成されている。
【0030】本発明の画像形成装置の前記画像形成手段
は、カラーの異なるトナー像が順次形成される回転可能
な像担持体を備え、前記カラー画像状態検知装置のカラ
ートナー像被形成体は、前記像担持体である。
【0031】本発明の画像形成装置の前記像担持体は、
ベルト状に形成されている。
【0032】本発明の画像形成装置の前記画像形成手段
は、各カラー毎に対応して互いにカラーの異なるトナー
像が形成される回転可能な複数の像担持体と、前記複数
の像担持体のトナーが順次シートに転写されるように、
前記シートを搬送するシート搬送体と、を備え、前記カ
ラー画像状態検知装置のカラートナー像被形成体は、前
記シート搬送体である。
【0033】本発明の画像形成装置の前記サンプルトナ
ー像は、前記シート搬送体上の前記シートにトナー像が
形成される領域外に形成されるようになっている。
【0034】本発明の画像形成装置の前記シート搬送体
は、ベルト状に形成されている。
【0035】本発明の画像形成装置の前記シート搬送体
は、ドラム状に形成されている。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図9に基づいて説明する。
【0037】[第1実施形態]図1は本発明の実施形態
のカラー画像状態検知装置38と、4つの1次像担持体
である感光ドラム12Y,12M,12C,12Bk
と、2次像担持体である中間転写ベルト30と等を有す
る画像形成装置であるカラーレーザープリンタ2の概略
正面断面である。
【0038】このカラーレーザープリンタ2における画
像形成プロセスを説明する。
【0039】カラーレーザープリンタ2の筐体1には、
複数枚のシートPを積載収納するカセット20が着脱自
在に装着されている。シートPは、給送ローラ21によ
り給送されるようになっている。給送されたシートP
は、リタードローラ対22により1枚ずつに分離され
て、搬送ローラ23によって回転を停止しているレジス
トローラ対24のニップ部に突き当てられて、斜行が矯
正される。
【0040】一方、プロセスカートリッジ26Y,26
M,26C,26Bkは、各々イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各色のトナー像を中間転写ベルト30
に重ねて形成することができるように並列に配置されて
いる。
【0041】各プロセスカートリッジ26Y,26M,
26C,26Bkは、それぞれ、帯電器11Y,11
M,11C,11Bkと、、感光ドラム12Y,12
M,12C,12Bkと、現像器13Y,13M,13
C,13Bkを有し、光学走査系(露光器)28Y,2
8M,28C,28Bkと、1次転写ローラ(1次転写
器)14Y,14M,14C,14Bk等で画像形成手
段を形成している。この画像形成手段は、請求項11,
12の画像形成手段に相当している。
【0042】この光学走査系28Y,28M,28C,
28Bkの画像信号により、各色ごとの感光ドラム12
Y,12M,12C,12Bkにカラートナー像が形成
されるようになっている。感光ドラム上の各カラートナ
ー像は、それぞれ1次転写ローラ14Y,14M,14
C,14Bkによって、中間転写ベルト30上に転写さ
れるようになっている。
【0043】従って、感光ドラム12Y,12M,12
C,12Bkは1次像担持体ある。中間転写ベルト30
は2次像担持体であり、請求項12,13の2次像担持
体に相当し、さらに、後述するサンプル基準トナー像、
サンプルトナー像が形成される請求項1,3,5,6,
7,8のカラートナー像被形成体に相当する。
【0044】シートPは、所定のタイミングで始動する
レジストローラ対24によって2次転写ローラ(2次転
写器)27に送り出される。そして、中間転写ベルト3
0上のカラートナー像が2次転写ローラ27によってシ
ートP上へ転写され、そのカラートナー像は定着器25
によって定着される。最後に、シートPは、排出ローラ
対29a,29bにより本体1外に排出されて、積載さ
れる。
【0045】次に、本発明のカラー画像検知装置38を
説明する。
【0046】カラー画像検知装置38は、後述する位置
ずれ検知センサであるレジスト検知センサ50、濃度検
知センサ51、フィルム(防塵フィルム)70等を有し
ている。
【0047】(レジスト検知センサ)レジスト検知セン
サ50は、光学式センサであり、図3に示すように、L
ED52とフォトダイオード53と等で構成され、ケー
ス42に収納されてセンサ板40上に中間転写ベルト3
0のUターン部30aの近くに配置されている。中間転
写ベルト30は、ローラ31,33,34(図1参照)
に支持されて循環するようになっている。
【0048】レジスト検知センサ50(図3参照)は、
中間転写ベルト30上に乗せられたレジスト検知パター
ン54にLED52で発光した光を投射し、反射させ
て、フォトダイオード53で受光して反射量を検知し、
その検知した反射量から基準色に対してのずれ量を検出
し、各色毎の書き出しタイミングを変更、色ずれ補正を
行うようになっている。
【0049】すなわち、レジスト検知センサ50は、例
えばイエローのサンプル基準トナー像の位置を基準にし
て、他のカラーのサンプルトナー像の位置ずれ量を検出
し、不図示のスキャナー内の折り返しミラーを上記位置
ずれ量に合わせて位置調節し、感光ドラムに書き込むレ
ーザーの位置を調整させたり、各色ごとの画像書き出し
タイミングを変更させたりして各カラーのトナー像の色
ずれ(位置ずれ)を補正させるようになっている。
【0050】(濃度検知センサ)濃度検知センサ51
も、光学式センサであり、レジスト検知センサ50と同
様な構成になっており、図4に示すように、LED56
とフォトダイオード57と等で構成され、ケース43に
収納されてセンサ板40上にレジスト検知センサ50と
同一に中間転写ベルト30のUターン部30aの近く配
置されている。
【0051】濃度検知センサ51は、中間転写ベルト3
0上に作成した濃度検知パターン55にLED56で発
光した光を投射し反射させて、フォトダイオード57で
受光し、濃度を検知し、その検知した濃度から、最適な
現像バイアスを決定し、感光ドラム劣化、環境の変化、
トナー劣化などによる画像濃度変動を防止するようにな
っている。
【0052】すなわち、濃度検知センサ51は、例えば
イエローのサンプル基準トナー像の濃度を基準にして、
他のカラーのサンプルトナー像の濃度の差を読み取り、
各色の現像バイアスを調整させ、濃度を調整させてい
る。
【0053】図11に示すように、基本的にレジスト検
知、濃度検知は初期出力値とトナー像出力値の差分を見
ている。従って、センサの汚れなどによる出力値の変動
にも対応している。
【0054】図2において、レジスト検知センサ50は
1対、濃度検知センサ51は1対のレジスト検知センサ
50,50間に位置して、各々センサ板40上に配設さ
れ、センサ板40を介して筐体1に取り付けられてい
る。なお、レジスト検知センサ50は、中間転写ベルト
30の両端のトナー像で傾き等の検知を行うため、中間
転写ベルト30の幅方向に1対配列してある。
【0055】センサ板40は、図2、図5に示すよう
に、その寸法基準孔58,58と筐体軸3aとが嵌合
し、その筐体軸3aが筐体1を形成する側板1a、1b
(1bは不図示)の孔59と嵌合して位置を決めされて
いる。
【0056】また、中間転写ベルト30も筐体1を形成
する側板1a、1b(1bは不図示)の孔75にローラ
31の軸が嵌合して位置決めされている。なお、他方の
不図示の側板1b にも、孔59,75が形成されてい
る。従って、側板1a,1bの孔59,59,75,7
5によって筐体軸3aとローラ31の軸との両端が筐体
1に支持されている。
【0057】(フィルム)フィルム70は透明であり、
図1乃至図7に示すようにレジスト検知センサ50と濃
度検知センサ51との中間転写ベルト30に対向するセ
ンサ面(トナー像検知面)50a,51aに共通に1
枚、または、複数枚重ねて、剥離可能に貼り付けられて
いる。センサ板40には、LED52,56の光と反射
光とが通過する光通過孔41が形成され、フィルム70
は、その光通過孔40を塞いで設けられている。
【0058】フィルム70自身は透明であり、光の透過
率が約90%以上であることが望ましい。しかし、焦点
距離や検知濃度の処理方法により約80%程度まで許容
範囲が増加する。
【0059】上記の構成により、レジスト検知センサ5
0のLED52及びフォトダイオード53と、濃度検知
センサ51のLED56及びフォトダイオード57は、
フィルム70が貼り付けられたセンサ板40によってケ
ース42,43内に密閉されて収納されているため、画
像形成装置2内のトナー粉、シート粉等の塵埃は、LE
Dフォトダイオード52,56や、フォトダイオード5
3,57の表面に付着するようなことがない。
【0060】長期間の使用により、フィルム70に塵埃
が付着し、LED53,57の光が通過しにくくなって
きたとき、外側のフィルム70の突片70aを掴んでフ
ィルム70を剥がすと、塵埃がフィルムとともに除去さ
れて、塵埃が付着していない新たなフィルムが表われ、
各センサの読み取り誤差や誤検知を無くすことができ、
色ずれや濃度差を調整できる。この結果、色味の違いな
どをなくし、より質の高い画質を供給することができる
ようになる。
【0061】また、フィルム70は薄いため、センサ5
0,51のセンサ面50a,51aと中間転写ベルト3
0との狭い隙間に位置させることができる。
【0062】なお、フィルム70は、レジスト検知セン
サ50のセンサ面50aと濃度検知センサ51のセンサ
面51aとに各々個別に剥離可能に貼り付けてもよい。
【0063】また、フィルム70はフォトダイオード5
2,56や、LED53,57が中間転写ベルト30に
対向するトナー像検知面52a,56a,53a,57
aに直接貼り付けてもよい。
【0064】[第2実施形態]次に、図7に基づいて、
カラー画像状態検知装置を、図1に示すカラーレーザー
プリンタ2とは異なる形式の画像形成装置であるカラー
レーザープリンタ4に備えた場合について説明する。
【0065】先ず、カラーレーザープリンタ4を説明す
る。
【0066】なお、図1に示すカラーレーザープリンタ
2と同一部分については同一符号を付して、その部分の
説明は省略する。
【0067】このカラーレーザープリンタ4は、像担持
体として、1つの感光ベルト60を使用しており、感光
ドラムを使用していない。
【0068】プロセスカートリッジ62Y,62M,6
2C,62Bkは、各々イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックの各色のトナー像を感光ベルト60に重ねて形
成することができるように並列に配置されている。
【0069】各プロセスカートリッジ62Y,62M,
62C,62Bkは、それぞれ、帯電器71Y,71
M,71C,71Bkと、現像器73Y,73M,73
C,73Bk等を有し、光学走査系(露光器)28Y,
28M,28C,28Bkと、感光ベルト60等で画像
形成手段を構成している。
【0070】この画像形成手段は、請求項11,15の
画像形成手段に相当している。
【0071】感光ベルト60は、請求項15,16の像
担持体に相当し、請求項1,3,5,6,7,8のカラ
ートナー像被形成体に相当している。
【0072】この光学走査系28Y,28M,28C,
28Bkの画像信号により、各色ごとに感光ベルト60
上に各カラートナー像が形成され、転写ローラ(転写
器)72によって、そのカラー像がシートに転写され
る。
【0073】この感光ベルト60も、第1の実施形態の
中間転写ベルト30と同様に、筐体1を形成する側板1
a,1b(側板1bは不図示)に対して位置決めされて
いる。
【0074】また、カラー画像状態検知装置39も、セ
ンサ板63、1対のレジスト検知センサ50,50、濃
度検知センサ51、フィルム70等を有している。
【0075】また、センサ板63上に配置されたレジス
ト検知センサ50及び濃度検知センサ51もまた同様に
して側板1a,1bに対して位置決めされ、且つ、感光
ベルト60を駆動するローラ61が形成する感光ベルト
60のUターン部分(曲率部分)60aの近くに配設し
てある。感光ベルト60は、ローラ61,63,64に
支持されて循環回転するようになっている。
【0076】このフィルム70も、レジスト検知センサ
50及び濃度検知センサ51の中間転写ベルト30に対
向するセンサ面(トナー像検知面)に、剥離可能に1枚
あるいは複数枚重ねて貼り付けられている。
【0077】上記構成により、感光ベルト60を用いた
カラーレーザープリンタ4に設けたカラー画像状態検知
装置39も、図1に示すカラーレーザープリンタ1に設
けたカラー画像状態検知装置38と同様の効果を得るこ
とができる。
【0078】[第3実施形態]次に、図8に基づいて、
図1乃至6に示すカラー画像状態検知装置38を、図1
に示すカラーレーザープリンタ2とは異なる形式の画像
形成装置であるカラーレーザープリンタ5に備えた場合
について説明する。
【0079】カラー画像状態検知装置38の説明は省略
して、カラーレーザープリンタ5を説明する。
【0080】なお、図1に示すカラーレーザープリンタ
2と同一部分については同一符号を付して、その部分の
説明は省略する。
【0081】このカラーレーザープリンタ5は、4つの
1次像担持体である感光ドラム12Y,12M,12
C,12Bkと、シートを搬送する搬送ベルト67等を
有している。
【0082】各プロセスカートリッジ66Y,66M,
66C,66Bkは、それぞれ、帯電器11Y,11
M,11C,11Bkと、感光ドラム12Y,12M,
12C,12Bkと、現像器13Y,13M,13C,
13Bkを有し、光学走査系(露光器)28Y,28
M,28C,28Bk等で、画像形成手段を構成してい
る。
【0083】この画像形成手段は、請求項11,17に
相当している。
【0084】感光ドラム12Y,12M,12C,12
Bkが、請求項17の像担持体に相当し、搬送ベルト6
7が請求項17,18,19のシート搬送体に相当し、
且つ請求項1,3,5,6,7,8のカラートナー像被
形成体に相当している。
【0085】この光学走査系28Y,28M,28C,
28Bkの画像信号により、各色ごとの感光ドラム12
Y,12M,12C,12Bkにカラートナー像が形成
されるようになっている。感光ドラム上の各カラートナ
ー像は、搬送ベルト67で搬送される。転写ローラ(転
写器)84Y,84M,84C,84Bkによって、ト
ナー像がシートに順次転写されるようになっている。
【0086】そして、搬送ベルト67上にレジスト検知
用、又は、濃度検知用の色トナー画像を転写し、そのト
ナー画像により色ずれ補正、濃度補正を行う。
【0087】カラーレーザープリンタ5の動作を説明す
る。
【0088】各感光ドラム上のカラートナー像は、転写
ローラ84Y,84M,84C,84Bkによって、搬
送ベルト67で搬送されたシートに順次重ねて転写され
る。このため、シートが来る前に、搬送ベルト67上の
シートに画像が形成される領域外に、サンプル基準トナ
ー像、サンプルトナー像を重ねて転写し、そのトナー像
から色ずれ検知、濃度検知をカラー画像状態検知装置3
8によって行う。
【0089】シートPは、所定のタイミングで始動する
レジストローラ対24によって、感光ドラムと搬送ベル
ト67との間に送り込まれて、カラートナー像を順次転
写ローラ84C,84M,84Y,84Bkによって転
写される。
【0090】そのカラートナー像は定着器25によって
定着される。最後に、シートPは、排出ローラ対29
a,29bにより本体1外に排出されて、積載される。
【0091】[第4実施形態]次に、図9に基づいて、
図1乃至6に示すカラー画像状態検知装置38を、図1
に示すカラーレーザープリンタ2とは異なる形式の画像
形成装置であるカラーレーザープリンタ6に備えた場合
について説明する。
【0092】カラー画像状態検知装置38の説明は省略
して、カラーレーザープリンタ6を説明する。
【0093】帯電器91によって帯電された感光ドラム
92上に光学走査系98による画像露光Lが与えられ
て、目的のカラー画像の第1の色成分像(例えば、イエ
ロー成分像)に対応した静電潜象が形成される。次い
で、その静電潜象がイエロー現像器93Yにより第1色
であるイエロートナー現像される。感光ドラム92に担
持されたイエロートナー像は、サンプル基準トナー像と
して、ドラム状の中間転写体94に転写される。転写
は、感光ドラム92と中間転写体94との回転によって
行われる。
【0094】その後、軸95を中心にして回転する現像
ロータリー96の回転によって、マゼンタ現像器93M
が感光ドラム92に対向し、マゼンタトナー像が感光ド
ラム92に担持され、中間転写体94のサンプル基準ト
ナー像上にサンプルトナー像として重ねて転写される。
以下、同様にして、シアン現像器93Cが感光ドラム9
2に向し、次に、固定現像器であるブラック現像器93
Bkから中間転写体94に各カラーのサンプルトナー像
が順次重ねて転写される。
【0095】中間転写体94に4色のサンプルトナー像
が重ねて転写された時点で、カラー画像状態検知装置3
8で、例えばイエロートナーのサンプル基準トナー像を
基準にして、トナー像の位置ずれ(色ずれ)検知、濃度
検知を行う。その後、本来のカラートナー像が中間転写
体94に転写される。
【0096】トナー像の位置ずれ(色ずれ)調整と、濃
度調整とが行われた後に、カセット44に収納されたシ
ートPが、1枚ずつ分離されてレジストローラ対45に
送られて、レジストローラ対45によって斜行が矯正さ
れる。
【0097】一方、中間転写体94に本来の4色のトナ
ー像が重ねて転写されているので、シートPが中間転写
体94に送り出されて、転写器97によってシートPに
4色のトナー像が転写される。
【0098】4色のトナー像は、シートPが定着器99
を通過するとき定着される。最後に、シートPは機外に
排出される。
【0099】各現像器93Y,93M,93C,93B
kは、光学走査系98を共通に有しており、感光ドラム
92、中間転写体94等は画像形成手段を構成してい
る。この画像形成手段は、請求項11,12の画像形成
手段に相当している。
【0100】また、感光ドラム92は1次像担持体にな
り、中間転写体94が2次像担持体になっている。
【0101】中間転写体94は、請求項12,14の2
次像担持体に相当し、且つ請求項1,3,5,6,7,
8のカラートナー像被形成体に相当している。
【0102】[第5実施形態]最後に、図10に基づい
て、図1乃至6に示すカラー画像状態検知装置38を、
図1に示すカラーレーザープリンタ2とは異なる形式の
画像形成装置であるカラーレーザープリンタ6に備えた
場合について説明する。
【0103】図9のカラーレーザープリンタ6は、シー
トPにトナー像を転写する時、上記のように中間転写体
94に重ねて転写された4色のトナー像を一度にシート
Pに転写しているが、図10に示すカラーレーザープリ
ンタ7は、予め、転写ドラム101にシートPを巻き付
けて、その後、シートPに各色のトナー像を順次重ねて
転写する形式のカラーレーザープリンタである。図9と
同一の作用をする部分には、図9と同一の符号を付して
その部分の説明は省略する。
【0104】但し、このカラーレーザープリンタ7は、
カラー像状態検知装置38で、トナー像の位置ずれ(色
ずれ)検知、濃度検知を行うとき、サンプル基準トナー
像とサンプルトナー像を、転写ドラム101上のシート
に画像を形成する領域外(例えば転写ドラム101の端
部に設けられたゴムで形成された領域)に重ねて転写す
るようになっている。
【0105】このカラーレーザープリンタにおける感光
ドラムも1次像担持体になり、転写ドラムに設けたゴム
の領域は2次像担持体になる。
【0106】各現像器93Y,93M,93C,93B
kは、光学走査系98を共通に有しており、感光ドラム
92等は画像形成手段を構成している。この画像形成手
段は、請求項11,17の画像形成手段に相当してい
る。
【0107】また、転写ドラム101は、請求項17,
20のシート搬送体に相当し、且つ請求項1,3,5,
6,7,8のカラートナー像被形成体に相当している。
【0108】
【発明の効果】本発明のカラー画像状態検知装置は、カ
ラートナー像被形成体に対向するトナー像検知手段の面
に透明な防塵フィルムを取り外し可能に備えたので、長
期間使用して防塵フィルムに塵埃が付着し、検知精度が
低下する虞が生じてきたとき、防塵フィルムを取り外
し、新たな防塵フィルムを取り付けることによって、簡
単、且つ速やかに塵埃除去作業を行うことができるとと
もに、長期間、検知精度を一定に保持することができ
る。
【0109】また、防塵フィルムは、厚みが薄いため、
カラートナー像被形成体とトナー像検知手段との間が狭
くてもトナー像検知手段に設けることができるととも
に、カラートナー像被形成体とトナー像検知手段との間
を狭くして、トナー像検知手段の検知精度を高めること
ができる。
【0110】さらに、防塵フィルムを、互いに剥離可能
に層状に設けられると、塵埃で防塵フィルムが汚れる度
に、汚れた防塵フィルムを剥がすだけで、新たな防塵フ
ィルムが表出して、トナー像検知手段の検知精度を一定
に保持することができる。
【0111】本前発明の画像形成装置は、色ずれの検知
精度、色濃度の検知精度等を常時一定に保持することの
できるカラー画像状態検知装置を備えているので、品質
の良い画像をシートに形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のカラー画像状態検知装
置を備えた画像形成装置であるレーザプリンタの概略正
面断面図である。
【図2】図1におけるカラー画像状態検知装置の斜視図
である。
【図3】図1におけるカラー画像状態検知装置の位置像
検知手段であるレジスト検知センサの断面図である。
【図4】図1におけるカラー画像状態検知装置の濃度検
知センサの断面図である。
【図5】図1におけるカラー画像状態検知装置を右側か
ら見た図である。
【図6】図5において、防塵フィルム剥がすときの状態
図である。
【図7】図1と異なる形式の画像形成装置であるカラー
レーザープリンタに、カラー画像状態検知装置を設けた
状態を示すカラーレーザープリンタの概略正面断面図で
ある。
【図8】図1と異なる形式の画像形成装置であるカラー
レーザープリンタに、カラー画像状態検知装置を設けた
状態を示すカラーレーザープリンタの概略正面断面図で
ある。
【図9】図1と異なる形式の画像形成装置であるカラー
レーザープリンタに、カラー画像状態検知装置を設けた
状態を示すカラーレーザープリンタの概略正面断面図で
ある。
【図10】図1と異なる形式の画像形成装置であるカラ
ーレーザープリンタに、カラー画像状態検知装置を設け
た状態を示すカラーレーザープリンタの概略正面断面図
である。
【図11】センサが、トナー像を検知した時の、レジス
ト検知出力値又は濃度検知出力値と時間との関係を示す
図である。
【図12】従来のカラー画像状態検知装置を備えた画像
形成装置であるカラーレーザープリンタの概略正面断面
図である。
【符号の説明】
P シート 1 筐体(本体) 1a 側板 1b 孔部 2,4,5,6 カラーレーザープリンタ(画像形
成装置) 3a 筐体軸 11Y,11M,11C,11Bk 帯電器 12Y,12M,12C,12Bk 感光ドラム(1次
像担持体) 13Y,13M,13C,13Bk 現像器 14Y,14M,14C,14Bk 1次転写ローラ 20 カセット(シート積載手段) 25 定着器 26Y,26M,26C,26Bk プロセスカート
リッジ 27 2次転写ローラ 28Y,28M,28C,28Bk 光学走査系 29a,29b 排出ローラ 30 中間転写ベルト(2次像担持体、カラートナ
ー像形成体) 30a Uターン部 31,33,34 ローラ 38,39 カラー画像状態検知装置 40 センサ板 41 光通過孔 42,43 ケース 44 カセット(シート積載手段) 50 レジスト検知センサ(位置ずれ検知センサ、
トナー像検知手段) 50a センサ面(トナー像検知面) 51 濃度検知センサ(トナー像検知手段) 51a センサ面(トナー像検知面) 52 LED(光源) 52a トナー像検知面 53 フォトダイオード(受光部) 53a トナー像検知面 54 レジスト検知パターン 55 濃度検知パターン 56 LED(光源) 56a トナー像検知面 57 フォトダイオード(受光部) 57a トナー像検知面 58 寸法基準孔 59 孔 60 感光ベルト(像担持体、カラートナー像形成
体) 60a Uターン部 61,64,65 ローラ 62Y,62M,62C,62Bk プロセスカート
リッジ 63 センサ板 66Y,66M,66C,66Bk プロセスカート
リッジ 67 搬送ベルト(像担持体、カラートナー像形成
体) 70 フィルム(防塵フイルム) 71Y,71M,71C,71Bk 帯電器 72 転写ローラ 73Y,73M,73C,73Bk 現像器 84Y,84M,84C,84Bk 転写ローラ 91 帯電器 92 感光ドラム 93Y,93M,93C,93Bk 現像器 94 中間転写体(2次像担持体、カラートナー像形
成体) 97 転写ローラ 98 光学走査系 99 定着器 101 転写ドラム(シート搬送体、カラートナー像
形成体) L 画像露光

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多色カラートナー像が形成されることが
    可能で、且つ回転可能なカラートナー像被形成体に対向
    して配設され、前記カラートナー像被形成体上に形成さ
    れた1つのカラーのサンプル基準トナー像に対する他の
    カラーのサンプルトナー像の状態を検知するトナー像検
    知手段を備え、前記カラートナー像被形成体に対向する
    前記トナー像検知手段の面に透明な防塵フィルムを取り
    外し可能に備えたことを特徴とするカラー画像状態検知
    装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー像検知手段が、前記サンプル
    基準トナー像に対する前記サンプルトナー像の位置ずれ
    を検知する位置ずれ検知センサを有していることを特徴
    とする請求項1に記載のカラー画像状態検知装置。
  3. 【請求項3】 前記位置ずれ検知センサが、前記カラー
    トナー像被形成体の回転方向に対して交差する方向に複
    数配列されていることを特徴とする請求項2に記載のカ
    ラー画像状態検知装置。
  4. 【請求項4】 前記トナー像検知手段が、前記サンプル
    基準トナー像に対する前記サンプルトナー像の濃度の差
    を検知する濃度検知センサを有していることを特徴とす
    る請求項1に記載のカラー画像状態検知装置。
  5. 【請求項5】 前記防塵フィルムが、前記位置ずれ検知
    センサが前記カラートナー像被形成体に対向するトナー
    像検知面に剥離可能に貼り付けられていることを特徴と
    する請求項1,2又は3に記載のカラー画像状態検知装
    置。
  6. 【請求項6】 前記位置ずれ検知センサが、前記カラー
    トナー像被形成体に光を照射する光源と、前記カラート
    ナー像被形成体からの反射光を検知する受光部とを有
    し、前記防塵フィルムが前記光源と前記受光部とに剥離
    可能に設けられていることを特徴とする請求項2又は3
    に記載のカラー画像状態検知装置。
  7. 【請求項7】 前記防塵フィルムが、前記濃度検知セン
    サが前記カラートナー像被形成体に対向するトナー像検
    知面に剥離可能に設けられていることを特徴とする請求
    項1又は4に記載のカラー画像状態検知装置。
  8. 【請求項8】 前記濃度検知センサが、前記カラートナ
    ー像被形成体に光を照射する光源と、前記カラートナー
    像被形成体からの反射光を検知する受光部とを備え、前
    記防塵フィルムが前記光源と前記受光部とに剥離可能に
    設けられていることを特徴とする請求項4に記載のカラ
    ー画像状態検知装置。
  9. 【請求項9】 前記防塵フィルムが、互いに剥離可能に
    複数枚重ねられていることを特徴とする請求項1,5,
    6,7,8の内、いずれか1項に記載のカラー画像状態
    検知装置。
  10. 【請求項10】 前記防塵フィルムの光の透過率が、約
    80%以上であることを特徴とする請求項1,5,6,
    7,8,9の内、いずれか1項に記載のカラー画像状態
    検知装置。
  11. 【請求項11】 シートが積載されるシート積載手段
    と、 前記シートに多色カラートナー像を形成する画像形成手
    段と、 請求項1乃至10の内、いずれか1項に記載のカラー画
    像状態検知装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成手段が、各カラー毎に対
    応して互いにカラーの異なるトナー像が形成される回転
    可能な複数の1次像担持体と、前記複数の1次像担持体
    の各カラートナー像が転写され、該転写されたトナー像
    をシートに転写する回転可能な1つの2次像担持体とを
    備え、 前記カラー画像状態検知装置のカラートナー像被形成体
    が、前記2次像担持体であることを特徴とする請求項1
    1に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記2次像担持体がベルト状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成
    装置。
  14. 【請求項14】 前記2次像担持体が、ドラム状に形成
    されていることを特徴とする請求項11に記載の画像形
    成装置。
  15. 【請求項15】 前記画像形成手段が、カラーの異なる
    トナー像が順次形成される回転可能な像担持体を備え、 前記カラー画像状態検知装置のカラートナー像被形成体
    が、前記像担持体であることを特徴とする請求項11に
    記載されている画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記像担持体が、べルト状に形成され
    ていることを特徴とする請求項15に記載されている画
    像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記画像形成手段が、各カラー毎に対
    応して互いにカラーの異なるトナー像が形成される回転
    可能な複数の像担持体と、前記複数の像担持体のトナー
    が順次シートに転写されるように、前記シートを搬送す
    るシート搬送体と、を備え、 前記カラー画像状態検知装置のカラートナー像被形成体
    が、前記シート搬送体であることを特徴とする請求項1
    2に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記サンプルトナー像が、前記シート
    搬送体上の前記シートにトナー像が形成される領域外に
    形成されることを特徴とする請求項17に記載のカラー
    画像状態検知装置。
  19. 【請求項19】 前記シート搬送体が、ベルト状に形成
    されていることを特徴とする請求項17又は18に記載
    の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記シート搬送体が、ドラム状に形成
    されていることを特徴とする請求項17又は18に記載
    の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7099600B2 (en) 2003-03-31 2006-08-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device that performs density detection
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