JP4638994B2 - タンデム式画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に係り、詳しくは、感光体ドラム等の像担持体が複数並べて配設されるタンデム式画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真方式の画像形成装置は環境変動や経時使用に伴って作像性能が変動してしまうため、定期的に作像性能を試験し、その結果に基づいて感光体ドラム等の像担持体における帯電電位や、現像バイアスなどの作像条件を調整することが望ましい。特に、像担持体が複数並べて配設されるいわゆるタンデム式画像形成装置では、各像担持体上に互いに異なる色のトナー像を形成し、これらを転写紙や転写ベルトなどに重ね合わせて転写して多色合成画像を形成する。このため、各像担持体におけるトナー像の形成条件や転写条件をそれぞれ適切に調整しないと、各色間でのトナー像の濃度誤差などを引き起こして安定した品質の多色合成画像が得られなくなる。
【0003】
そこで、各像担持体上に形成した基準トナー像をそれぞれ転写ベルト等の転写体に並べて転写した後、各基準トナー像の画像濃度を画像濃度検知手段によって検知し、その結果に基づいて作像条件を調整するように構成されたタンデム方式画像形成装置が知られている(例えば特開平10−161388号公報や特開平11−212328号公報に記載のもの)。
【0004】
ところが、画像濃度検知手段に設けられた反射型フォトセンサ(以下、Pセンサという)などの検知部は、一般に、色によって濃度の検知感度が異なってくる。例えば、Pセンサでは、イエロー(Y)トナーからなるYトナー像に対する検知感度よりも、黒(K)トナーからなるKトナー像に対する検知感度の方が遙かに高くなる。このため、図4に示すように、Yトナー像に合わせて出力レベルを設定すると、Kトナー像の比較的高い濃度領域を十分に検知させる前に出力電圧を飽和せさてしまう。
【0005】
そこで、上記特開平11−212328号公報のタンデム式画像形成装置では、検知感度の最も高くなる色に合わせて検知部の出力レベルを設定している。かかる設定によれば、例えば図5に示すように、検知感度の低くなるYトナー像の濃度変動を検知させながら、検知感度の高くなるKトナー像の濃度変動も検知させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像濃度の微妙な変動を鋭敏に検知させるためには、画像濃度の変動に対する出力電圧勾配ができるだけ大きくなるように、検知部の出力レベルを設定する必要がある。この出力電圧勾配が小さすぎると、検知部の出力電圧が画像濃度の変動に伴って十分に変動しなくなり、検知精度が悪くなってしまうからである。よって、上記特開平11−212328号公報のタンデム式画像形成装置では、例えば図5に示したように、検知感度の低くなる色について十分な出力電圧勾配が得られずに検知精度が悪くなってしまう。そして、このことにより、各色間でのトナー像の濃度誤差が少なからず生じてしまう。
【0007】
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、従来よりも各色間でのトナー像の濃度誤差を小さくすることができるタンデム式画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、トナー像が形成される複数の像担持体と、各像担持体にそれぞれ異なる色のトナー像を形成するトナー像形成手段と、各像担持体と接触しながら所定方向に移動する表面に各像担持体上のトナー像を転写する転写体と、該転写体に転写された各トナー像の画像濃度を検知部で検知する画像濃度検知手段と、該画像濃度検知手段による検知結果に基づいて各トナー像の画像濃度をそれぞれ調整する画像濃度調整手段とを備えるタンデム式画像形成装置であって、前記画像濃度検知手段が、互いに検知感度の異なる2つの前記検知部を有し、前記複数の像担持体に形成される各トナー像の色のうち、前記画像濃度検知手段による画像濃度の検知感度に応じて高感度色と低感度色とに分類した場合における該高感度色のトナー像については、2つの前記検知部のうち検知感度が低い方の検知部で画像濃度を検知させる一方で、前記分類した場合における前記低感度色のトナー像については、2つの前記検知部のうち検知感度が高い方の検知部で画像濃度を検知させるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
このタンデム式画像形成装置においては、検知感度の比較的高くなる色のトナー像については感度の低い方の検知部で画像濃度を検知させ、検知感度の比較的低くなる色のトナー像については感度の高い方の検知部で画像濃度を検知させることが可能になる。かかる構成では、検知感度の最も高くなる色に合わせて検知部の出力レベルを設定する従来のタンデム式画像形成装置に比べ、検知感度の比較的低くなる色のトナー像について、画像濃度の変動に対する検知部の出力勾配を大きくする。そして、このことにより、各色間でのトナー像の濃度誤差を小さくすることができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1のタンデム式画像形成装置において、2つの前記検知部のうち、検知感度が低い方の検知部は、前記高感度色のトナー像に合わせて出力レベルが設定され、検知感度が高い方の検知部は、上記低感度色のトナー像に合わせて出力レベルが設定されることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1のタンデム式画像形成装置であって、2つの前記検知部のうち、検知感度が低い方の検知部は、前記画像濃度検知手段での検知感度が最も高くなるトナー像に合わせて出力レベルが設定され、検知感度が高い方の検知部は、前記各トナー像の色を高感度色と低感度色とに分類した場合の該低感度色中で該検知感度が最も高くなるトナー像に合わせて出力レベルが設定されることを特徴とするものである。
【0011】
このタンデム式画像形成装置においては、全ての色のトナー像について、検知部に対してその出力を飽和させることなく低濃度領域から高濃度領域までの画像濃度を検知させる。よって、各色トナー像の画像濃度について、低濃度領域から高濃度領域までの変動を十分に検知させることができる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項2又は3のタンデム式画像形成装置であって、2つの前記検知部のうち、検知感度の低い方の検知部が、上記転写体の移動方向と直行する方向における片側端部付近に形成された上記高感度色の基準トナー像の画像濃度を検知するように配設されたものであり、検知感度の高い方の検知部が、もう一方の片側端部付近に形成された上記低感度色の基準トナー像の画像濃度を検知するように配設されたものであり、且つ、両検知部を用いた上記画像濃度検知手段による検知結果に基づいて各色トナー像間の相対的な位置ズレを補正する位置ズレ補正手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0013】
このタンデム式画像形成装置においては、各像担持体についてその両端付近に形成した基準画像を転写体上で2つの検知部に検知させることで、各像担持体間におけるトナー像の副走査方向(転写体移動方向)の位置ズレだけではなく、主走査方向の位置ズレや、スキューによる位置ズレも検知して補正することができる。しかも、転写体の両端付近での各色基準トナー像をもともと備えていた2つの検知部によって検知するので、新たな検知部が設けられなくても、これら位置ズレを補正することができる。
【0014】
請求項5の発明は、請求項4のタンデム式画像形成装置において、2つの上記像担持体を用い、互いに異なる4色のトナー像をこれら2つの像担持体に対してそれぞれ2色分ずつ形成させるように、上記トナー像形成手段を構成したことを特徴とするものである。
【0015】
このタンデム式画像形成装置においては、4色として、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成させ、これらを重ね合わせ転写させることでフルカラー画像を得ることができる。また、2色分ずつ像担持体を共有させることで、4色それぞれについて専用の像担持体を設けてフルカラー画像を形成させる場合に比べ、像担持体の数を減らして部品コストを低減することができる。
【0016】
ところで、それぞれ検知感度の異なる2つの検知部は、互いに転写体の反対端付近に位置する基準トナー像を検知するように配設されている。これら2つの検知部に対し、上述した各位置ズレの補正のために、それぞれの検知位置において検知に適した色の基準トナー像のみならず、検知に不適な色の基準トナー像も検知させなければならないといった事態が生ずると位置ズレの検知精度を低下させてしまうことになる。
【0017】
そこで、請求項6の発明は、請求項5のタンデム式画像形成装置において、上記4色を2色分ずつで上記高感度色と上記低感度色とに分類し、2つの上記像担持体に対してそれぞれ該高感度色の上記基準トナー像と低感度色の上記基準トナー像とを形成させるように、上記トナー像形成手段を構成したことを特徴とするものである。
【0018】
このタンデム式画像形成装置においては、2つの像担持体に対して、それぞれ、検知感度の低い方の検知部に対応する端部付近に高感度色の基準トナー像を形成する一方で、検知感度の高い方の検知部に対応する端部付近に低感度色の基準トナー像を形成することが可能になる。かかる構成では、これら2つの検知部に対してそれぞれ検知に適した色の基準トナー像を検知させた結果に基づいて、各像担持体間におけるトナー像の位置ズレを補正させることができる。よって、検知部に対して検知に不適な色を検知させることによる位置ズレ検知精度の低下を解消することが可能になる。
【0019】
但し、2つの像担持体に対して、それぞれ、検知感度の低い方の検知部に対応する端部付近に、検知に不適な低感度色の基準トナー像を形成してしまうと、かかる位置ズレ検知精度の低下を解消することができなる。
【0020】
そこで、請求項7の発明は、請求項6のタンデム式画像形成装置であって、2つの上記像担持体のうち、一方の上記像担持体に形成される上記高感度色の上記基準トナー像と、もう一方の上記像担持体に形成される上記高感度色の上記基準トナー像とを上記転写体の同じ側の端部付近に形成してそれらトナー像の画像濃度を検知感度の低い方の上記検知部で検知する一方で、一方の上記像担持体に形成される上記低感度色の上記基準トナー像と、もう一方の上記像担持体に形成される上記低感度色の上記基準トナー像とを該転写体のもう一方の片側端部付近に形成してそれらトナー像の画像濃度を検知感度の高い方の上記検知部で検知することを特徴とするものである。
【0021】
このタンデム式画像形成装置においては、2つの検知部に対してそれぞれ検知に適した色の基準トナー像を確実に検知させる。よって、検知部に対して検知に不適な色を検知させることによる位置ズレ検知精度の低下を確実に解消することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、タンデム式画像形成装置であるタンデム式カラーレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。このプリンタは、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像を形成するためのトナー像形成部1、手差しトレイ2、給紙カセット3、レジストローラ対4、転写ローラ5、定着ユニット6、排出ローラ対7、排紙トレイ8、スイッチバック搬送路9、図示しない電源ユニットなどを備えている。
【0023】
上記トナー像形成部1は、後述の中間転写ベルト上にYトナー像、Mトナー像、Cトナー像、Kトナー像を順次重ね合わせて転写して、フルカラートナー像を形成する。
【0024】
上記手差しトレイ2は、トレイ上に複数枚の図示しない転写紙を載置し、一番上の転写紙に給紙ローラ2aを当接させる。そして、この給紙ローラ2aを図示しない駆動手段によって回転させることで、レジストローラ対4に向けて転写紙を送り出す。
【0025】
上記給紙カセット3は、内部に複数枚の図示しない転写紙を重ねて収容しており、一番上の転写紙には給紙ローラ3aを当接させている。そして、この給紙ローラ3aを図示しない駆動手段によって回転させることで、レジストローラ対4に向けて転写紙を送り出す。
【0026】
上記転写ローラ5は、トナー像形成部1の中間転写ベルトに接離可能に構成され、接触時には中間転写ベルトとともに2次転写ニップを形成する。
【0027】
上記レジストローラ対4は、手差しトレイ2や給紙カセット3から送られてくる転写紙を、ローラ間に挟み込んでそのスキューを補正した後、上記中間転写ベルト上に形成されたフルカラー画像に重ね合わせ得るタイミングで上記2次転写ニップに向けて送り出す。
【0028】
上記転写ローラ5には図示しない電源によって2次転写バイアスが印加されており、これによって上記2次転写ニップ内には2次転写電界が形成される。上記中間転写ベルト上のフルカラートナー像は、2次転写ニップ内でこの2次転写電界やニップ圧の影響を受けて転写紙上に2次転写される。このようにしてフルカラートナー像が2次転写せしめられた転写紙は、定着ユニット6に送られる。
【0029】
上記定着ユニット6は、内部に図示しない加熱源を有する加熱ローラ6a、これの周面の一部に搬送ベルト6を巻き付けながら回転させて定着ニップを形成するベルトユニット6bなどを備えており、上記2次転写ニップから送られてくる転写紙をこの定着ニップに挟み込む。そして、加熱ローラ6aでの加熱やニップ圧などの影響によってフルカラートナー像を転写紙に定着せしめる。
【0030】
定着ユニット6でフルカラートナー像が定着せしめられた転写紙は、排出ローラ対7を経由してプリンタ本体の上面部分に設けられた排紙トレイ8上にスタックされる。但し、定着ユニット6と排出ローラ対7との間には、図示しない搬送経路切替装置が設けられている。転写紙に対する両面転写が実施される場合には、この搬送路切替装置によって紙搬送経路がスイッチバック側に切り替えられ、転写紙は排出ローラ対7ではなく、裏おもてを反転させるようにしてスイッチバック搬送路9に送られる。
【0031】
このようにしてスイッチバック搬送路9に送られた転写紙は、再びレジストローラ対4に送られ、その裏面にフルカラートナー像が転写された後、定着ユニット6と排出ローラ対7とを経由して排紙トレイ8上にスタックされる。
【0032】
図2は上記トナー像形成部1を示す拡大構成図である。図において、トナー像形成部1は、第1画像形成ユニット10、第2画像形成ユニット20、光書込ユニット30、中間転写ユニット40、ベルトクルーニングユニット50などを備えている。
【0033】
上記第1画像形成ユニット10は、像担持体としての感光体ドラム11、これの周りに配設されたC現像器12、Y現像器13、1次転写チャージャ14、クリーニングローラ15、帯電ローラ16などから構成されている。なお、これらC現像器12、Y現像器13、K現像器22、M現像器23は、それぞれCトナー、Yトナー、Kトナー、Mトナーを用いて感光体ドラム上の静電潜像を現像する。
【0034】
また、上記第2画像形成ユニット20は、感光体ドラム21、これの周りに配設されたK現像器22、M現像器23、1次転写チャージャ24、クリーニングローラ25、帯電ローラ26などから構成されており、各現像器で取り扱うトナーの色が異なる他は、第1画像形成ユニット10とほぼ同様の構成となっている。
【0035】
上記光書込ユニット30は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて感光体ドラム11、21の表面にレーザ光を走査しながら照射する。具体的には、フルカラーの画像データをY画像データ、M画像データ、C画像データ、K画像データに分解し、感光体ドラム11に対してはC画像やY画像用の光走査を行い、感光体ドラム21に対してはK画像やM画像用の光走査を行う。
【0036】
上記中間転写ユニット40は、転写体としての中間転写ベルト41、これをテンション張架する駆動ローラ42、従動ローラ43などから構成され、駆動ローラ42の回転駆動によって中間転写ベルト41を感光体ドラム11、21に接触させながら図中矢印方向に無端移動させる。中間転写ベルト41と感光体ドラム11との接触位置や、中間転写ベルト41と感光体ドラム21との接触位置は、それぞれ1次転写ニップとなっており、中間転写ベルト41裏面と所定の間隙を介してこれら1次転写ニップに対向するように、上記1次転写チャージャ14、24が配設されている。
【0037】
上記ベルトクルーニングユニット50は、駆動ローラ43による中間転写ベルト41の巻き付き部分に対して接離可能に構成され、接触時には中間転写ベルト41に付着しているトナーをクリーニンググレードによって掻き取り除去する。
【0038】
上記第1画像形成ユニット10において、交流電圧が印加された帯電ローラ15によって一様帯電せしめられた感光体ドラム11表面に、上記光書込ユニット2で変調及び偏向されたレーザ光が走査されながら照射されると、ドラム表面にC用静電潜像やY用静電潜像が形成される。また、上記第2画像形成ユニット20内でも、同様にして感光体ドラム21表面にK用静電潜像やM用静電潜像が形成される。
【0039】
上記C現像器12は、そのケーシングの開口から一部露出させるように配設された現像ローラや、これに並行配設された2つの搬送スクリュウ、トナー濃度センサ(Tセンサ)、図示しないトナー補給装置等を備えている。ケーシング内には、磁性キャリア及びマイナス帯電性のCトナーを含むC現像剤が収容されている。このC現像剤は2つの搬送スクリュウによって撹拌搬送されながら摩擦帯電せしめられた後、現像ローラの表面に担持される。そして、規制ブレードによってその層厚が規制されてから感光体ドラム11との対向位置である現像位置に搬送され、ここで感光体ドラム11上のC静電潜像にCトナーを付着させる。この付着により、感光体ドラム11上にCトナー像が形成される。現像によってCトナーを消費したC現像剤は、現像ローラの回転に伴ってケーシング内に戻される。ケーシング内のC現像剤のCトナー濃度は、上記Tセンサによって検知され、必要に応じて上記トナー補給装置からCトナーが補給される。
【0040】
なお、Y現像器13、K現像器22、M現像器23は、内包するトナーの色が異なる他は、C現像器12とほぼ同様の構成になっている。よって、感光体ドラム11上ではCトナー像の他にYトナー像が現像され、感光体ドラム21上ではKトナー像及びMトナー像が現像される。
【0041】
上記感光体ドラム11、21上で現像されたトナー像は、図中時計回りに駆動されるドラム回転に伴って上記1次転写ニップまで搬送され、ここで、1次転写チャージャ14、24による電荷やニップ圧の影響によって中間転写ベルト41上に1次転写される。1次転写後の上記感光体ドラム11、21は、それぞれクリーニングバイアスが印加されるクリーニングローラ15によってその表面に残留トナー除去処理が施された後、図示しない除電ランプによって残留電荷が除去されて次の画像形成に備えられる。
【0042】
トナー像形成部1内における各色トナー像の1次転写は、次のようにして行われる、即ち、ます、感光体ドラム11上にはCトナー像が形成され、感光体ドラム21上にはKトナー像が形成される。そして、第1画像形成ユニット10の1次転写ニップで中間転写ベルト41上に1次転写されたCトナー像の上に、第2画像形成ユニット20の1次転写ニップでKトナー像が重ね合わせて転写される。この重ね合わせ転写によって形成されたCK合成トナー像が中間転写ベルト41の無端移動に伴って約一周する間に、感光体ドラム11上にはYトナー像が形成され、感光体ドラム21上にはMトナー像が形成される。そして、これらがCK合成トナー像の上に順次重ね合わせ転写されて、フルカラートナー像となる。
【0043】
なお、CK合成トナー像を約一周させる間は、転写ローラ5やドラムクリーニングユニット50を中間転写ベルト41から離間させておくようになっている。
【0044】
本プリンタのようなタンデム方式では、感光体ドラム11と、感光体ドラム21との組み付け誤差による両者間での相対的な位置ズレ、スキューや、光書込ユニット30の両者間に対する書き込み位置の相対的な位置ズレ、スキューによって、中間転写ベルト41上における各色トナー像の重ね合わせ位置ズレを起こし易い。また、各色トナー像の濃度誤差も生ずる。
【0045】
そこで、本プリンタでは、中間転写ベルト41上に基準画像である各色の基準パターン(以下、単にパターンという)を形成し、これらの濃度や中間転写ベルト上41上における位置をPセンサ60、61で検知して各色トナー像の濃度や形成位置を補正するようになっている。
【0046】
以下、本プリンタの特徴的な構成について説明する。
図3は、上記中間転写ユニット40を、その周囲の部材とともに示す斜視図である。図示のように、2つのPセンサ60、61は、互いに中間転写ベルト41の反対端付近でパターンを検知するように配設されている。
【0047】
図4、図5は、それぞれPセンサ60、61の画像濃度検知特性を示すグラフである。これらの図に示すように、Pセンサ60、61は、Kトナー像>Cトナー像>Mトナー像>Yトナー像という順で画像濃度の検知感度が低くなる。また、Kトナー像やCトナー像に対して比較的近い検知感度を発揮する一方で、Mトナー像やYトナー像に対しても比較的近い検知感度を発揮する。しかし、Kトナー像及びCトナー像に対する検知感度域と、Mトナー像及びYトナー像に対する検知感度域とは大きく異なっている。即ち、Pセンサ60、61にとっては、KやCが高感度色になる一方で、MやYが低感度色になっている。
【0048】
図4に示したように、2つのPセンサ60、61のうち、Pセンサ60は、0から100[%]までの画像濃度の全領域において、高感度色(K、C)の画像濃度の変動に出力電圧値を追従させることができないほど、出力電圧レベルが高く設定されている。但し、この設定では、低感度色(M、Y)の画像濃度の変動を鋭敏に検知するのに十分な出力電圧レベルとなる。よって、Pセンサ60は、低感度色用に出力電圧レベルが設定されており、Y色パターンやM色パターンの画像濃度変動を鋭敏に検知することができる。本プリンタは、このように画像濃度変動を検知し、検知結果に基づいてY現像剤やM現像剤のトナー濃度を調整することで、Yトナー像やMトナー像の画像濃度を精度良く調整することができる。
【0049】
一方、図5に示したように、Pセンサ61は、0から100[%]までの画像濃度の全領域において、高感度色(K、C)の画像濃度の変動を鋭敏に検知し得る程度に出力電圧レベルが低く設定されている。但し、この設定では、低感度色(M、Y)の画像濃度の変動に対して出力電圧を十分に変動させることができない。よって、Pセンサ61は、高感度色用に出力電圧レベルが設定されており、K色パターンやC色パターンの画像濃度変動を鋭敏に検知することができる。本プリンタは、このように画像濃度変動を検知し、検知結果に基づいてK現像剤やC現像剤のトナー濃度を調整することで、Kトナー像やCトナー像の画像濃度を精度良く調整することができる。そして、Y、M、C、Kトナー像の画像濃度をそれぞれ精度良く調整することで、フルカラートナー像の色ズレを抑えることができる。
【0050】
上述のように、上記第1画像形成ユニット10は、Cトナー像及びYトナー像を形成するので、C色パターン及びY色パターンの形成が可能である。これに対し、上記第2画像形成ユニット20は、Kトナー像及びMトナー像を形成するので、K色パターン及びM色パターンの形成が可能である。
【0051】
図6は、中間転写ベルト41上に転写された各色パターンを示す斜視図である。図示のように、本プリンタでは、低感度色であるY色パターン及びM色パターンを、それぞれ低感度色用に設定したPセンサ60に検知させ得るように、中間転写ベルト41の同じ端部付近に形成する。また、高感度色であるC色パターン及びK色パターンを、それぞれ高感度色用に設定したPセンサ61に検知させ得るように、中間転写ベルト41の反対側端部付近に形成する。
【0052】
ここで、互いに中間転写ベルト41の反対側端部付近に位置するY色パターンとC色パターンとは、それぞれ第1画像形成ユニット10での作像によるもので、ベルト幅方向(主走査方向)において一直線上に並ぶように形成される。よって、これらにより、第1画像形成ユニット10によるトナー像形成位置を検知することができる。第1画像形成ユニット10によって低感度色と高感度色とを一色ずつ形成することで、主走査方向における片側端部付近のトナー像位置ズレを低感度色用のPセンサ60で検知しつつ、もう片側端部付近のトナー像位置ズレを高感度色用のPセンサ61で検知することが可能になる。
【0053】
一方、互いに中間転写ベルト41の反対側端部付近に位置するM色パターンとK色パターンとは、それぞれ第2画像形成ユニット20での作像によるもので、これらもベルト幅方向において一直線上に並ぶように形成される。よって、これらにより、第2画像形成ユニット20によるトナー像形成位置を検知することができる。第2画像形成ユニット20についても低感度色と高感度色とを一色ずつ形成させることで、主走査方向における片側端部付近のトナー像位置ズレを低感度色用のPセンサ60で検知させつつ、もう片側端部付近のトナー像位置ズレを高感度色用のPセンサ61で検知させることが可能になる。よって、画像形成ユニット間におけるトナー像の相対的な位置ズレを精度良く検知させて補正させることができる。
【0054】
位置ズレの補正については、次のようにして行われる。即ち、感光体ドラム11、21に組み付け誤差による傾きが生じていたり、上記光書込ユニット2内におけるY、M、C、K用の反射ミラーにその長手方向の傾きが生じていたり、Y、M、C、K用のポリゴンミラーや光源の駆動タイミングが正規のタイミングからずれていたりといった事態が発生していないと仮定する。すると、ベルト幅方向で一直線上に並ぶY色パターンとC色パターンとの検知タイミングは同じになる。また、ベルト幅方向で一直線上に並ぶM色パターンとK色パターンとの検知タイミングも同じになる。
【0055】
一方、例えば、感光体ドラム21に組み付け誤差による傾きが生じていたり、上記光書込ユニット2内における第2画像形成ユニット用の反射ミラーにその長手方向の傾きが生じていたりすると、図7に示すように、一直線上に並ぶM色パターンとK色パターンとにスキューによる位置ずれが生ずる。このようにスキューによる位置ずれが生ずると、Pセンサ60がM色パターンを検知するタイミングと、Pセンサ61がK色パターンを検知するタイミングとにタイムラグΔtが生ずる。スキュー角θについては、このタイムラグΔtと、中間転写ベルト41の移動速度とに基づいて求めることができる。そして、スキュー角θに基づいて反射ミラーの角度をずらすなどして、スキューによる位置ズレを抑えることができる。
【0056】
また、例えば、上記光書込ユニット2内における第2画像形成ユニット用の光源の駆動タイミングが正規のタイミングからずれるなどすると、スキューは生じないものの、Y色パターンやC色パターンを検知してから、M色パターンやK色パターンを検知するまでの時間が通常よりも長くなったり短くなったりする。よって、この時間を計ることで、主走査方向へのレジストズレを検知することができる。そして、光源の駆動タイミングを補正して、主走査方向へのレジストズレを抑えることができる。
【0057】
【発明の効果】
請求項1、2、3、4、5、6又は7の発明によれば、検知感度の最も高くなる色に合わせて検知部の出力レベルを設定する従来のタンデム式画像形成装置に比べ、各色間でのトナー像の濃度誤差を小さくすることができるという優れた効果がある。
【0058】
特に、請求項2、3、4、5、6又は7の発明によれば、各色トナー像の画像濃度について、低濃度領域から高濃度領域までの変動を十分に検知させることができるという優れた効果がある。
【0059】
また特に、請求項4、5、6又は7の発明によれば、新たな検知部を設けることなく、各像担持体間におけるトナー像の副走査方向の位置ズレと、主走査方向の位置ズレと、スキューによる位置ズレとを補正させることができるという優れた効果がある。
【0060】
また特に、請求項5、6又は7の発明によれば、フルカラー画像を形成することができるという優れた効果がある。また、4色それぞれについて専用の像担持体を用いてフルカラー画像を形成する場合に比べ、像担持体の数を減らして部品コストを低減することができるという優れた効果がある。
【0061】
また特に、請求項6又は7の発明によれば、検知部に対して検知に不適な色を検知させることによる位置ズレ検知精度の低下を解消することが可能になるという優れた効果がある。
【0062】
また特に、請求項7の発明によれば、検知部に対して検知に不適な色を検知させることによる位置ズレ検知精度の低下を確実に解消することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの概略構成図。
【図2】同プリンタのトナー像形成部を示す拡大構成図。
【図3】同プリンタの中間転写ユニットをその周囲の部材とともに示す斜視図。
【図4】同プリンタの一方のPセンサにおける画像濃度検知特性を示すグラフ。
【図5】同プリンタのもう一方のPセンサにおける画像濃度検知特性を示すグラフ。
【図6】同中間転写ユニットの中間転写ベルト上に転写された各色パターンを示す斜視図。
【図7】パターンにスキューによる位置ずれが生じた状態を示す模式図。
【符号の説明】
1 トナー像形成部
2 手差しトレイ
3 給紙カセット
4 レジストローラ対
5 転写ローラ
6 定着ユニット
7 排出ローラ対
8 排紙トレイ
9 スイッチバック搬送路
10 第1画像形成部
11 感光体ドラム
12 C現像器
13 Y現像器
20 第2画像形成部
21 感光体ドラム
22 K現像器
23 M現像器
30 光書込ユニット
40 中間転写ユニット
41 中間転写ベルト
50 ベルトクリーニングユニット
60、61 Pセンサ
Claims (7)
- トナー像が形成される複数の像担持体と、
各像担持体にそれぞれ異なる色のトナー像を形成するトナー像形成手段と、
各像担持体と接触しながら所定方向に移動する表面に各像担持体上のトナー像を転写する転写体と、
該転写体に転写された各トナー像の画像濃度を検知部で検知する画像濃度検知手段と、
該画像濃度検知手段による検知結果に基づいて各トナー像の画像濃度をそれぞれ調整する画像濃度調整手段とを備えるタンデム式画像形成装置であって、
前記画像濃度検知手段が、互いに検知感度の異なる2つの前記検知部を有し、
前記複数の像担持体に形成される各トナー像の色のうち、前記画像濃度検知手段による画像濃度の検知感度に応じて高感度色と低感度色とに分類した場合における該高感度色のトナー像については、2つの前記検知部のうち検知感度が低い方の検知部で画像濃度を検知させる一方で、前記分類した場合における前記低感度色のトナー像については、2つの前記検知部のうち検知感度が高い方の検知部で画像濃度を検知させるようにしたことを特徴とするタンデム式画像形成装置 - 請求項1のタンデム式画像形成装置において、
2つの前記検知部のうち、検知感度が低い方の検知部は、前記高感度色のトナー像に合わせて出力レベルが設定され、検知感度が高い方の検知部は、上記低感度色のトナー像に合わせて出力レベルが設定されることを特徴とするタンデム式画像形成装置。 - 請求項1のタンデム式画像形成装置であって、
2つの前記検知部のうち、検知感度が低い方の検知部は、前記画像濃度検知手段での検知感度が最も高くなるトナー像に合わせて出力レベルが設定され、検知感度が高い方の検知部は、前記各トナー像の色を高感度色と低感度色とに分類した場合の該低感度色中で該検知感度が最も高くなるトナー像に合わせて出力レベルが設定されることを特徴とするタンデム式画像形成装置。 - 請求項2又は3のタンデム式画像形成装置であって、
2つの前記検知部のうち、検知感度の低い方の検知部が、上記転写体の移動方向と直行する方向における片側端部付近に形成された上記高感度色の基準トナー像の画像濃度を検知するように配設されたものであり、検知感度の高い方の検知部が、もう一方の片側端部付近に形成された上記低感度色の基準トナー像の画像濃度を検知するように配設されたものであり、且つ、両検知部を用いた上記画像濃度検知手段による検知結果に基づいて各色トナー像間の相対的な位置ズレを補正する位置ズレ補正手段が設けられていることを特徴とするタンデム式画像形成装置。 - 請求項4のタンデム式画像形成装置において、
2つの上記像担持体を用い、互いに異なる4色のトナー像をこれら2つの像担持体に対してそれぞれ2色分ずつ形成させるように、上記トナー像形成手段を構成したことを特徴とするタンデム式画像形成装置。 - 請求項5のタンデム式画像形成装置において、
上記4色を2色分ずつで上記高感度色と上記低感度色とに分類し、2つの上記像担持体に対してそれぞれ該高感度色の上記基準トナー像と低感度色の上記基準トナー像とを形成させるように、上記トナー像形成手段を構成したことを特徴とするタンデム式画像形成装置。 - 請求項6のタンデム式画像形成装置であって、
2つの上記像担持体のうち、一方の上記像担持体に形成される上記高感度色の上記基準トナー像と、もう一方の上記像担持体に形成される上記高感度色の上記基準トナー像とを上記転写体の同じ側の端部付近に形成してそれらトナー像の画像濃度を検知感度の低い方の上記検知部で検知する一方で、一方の上記像担持体に形成される上記低感度色の上記基準トナー像と、もう一方の上記像担持体に形成される上記低感度色の上記基準トナー像とを該転写体のもう一方の片側端部付近に形成してそれらトナー像の画像濃度を検知感度の高い方の上記検知部で検知することを特徴とするタンデム式画像形成装置。
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