JP2001201782A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001201782A
JP2001201782A JP2000013054A JP2000013054A JP2001201782A JP 2001201782 A JP2001201782 A JP 2001201782A JP 2000013054 A JP2000013054 A JP 2000013054A JP 2000013054 A JP2000013054 A JP 2000013054A JP 2001201782 A JP2001201782 A JP 2001201782A
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light
camera
finder
optical path
transmittance
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JP2000013054A
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English (en)
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Kenichi Hashimoto
健一 橋本
Mitsumasa Okubo
光將 大久保
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Viewfinders (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ファインダを覗いている時のまぶし
さを軽減することができるカメラを提供することであ
る。 【解決手段】本発明のカメラにあっては、接眼系レンズ
8と、正立正像系プリズム9及び対物系レンズ10とで
構成されるファインダを有するカメラに於いて、入射光
の強弱に応じて光透過率の変化可能なフォトクロミック
ガラス11が、ファインダの光路中の対物系レンズ10
内に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに関し、より
詳細にはファインダ内の入射光量を制御可能なカメラに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影者が被写体に対してカメラを構える
際、例えば、撮影画面内に太陽がある場合、撮影者がま
ぶしいと感じることがあった。このような現象に対し、
例えば、特開平5−40282号公報には、撮影レンズ
系中に入射光の強弱によって光学的な濃度が変化する光
学素子を配置して、絞り径をあまり小さくすることなく
光量を制御可能にした技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファインダ
と撮影レンズが別体に設けられているカメラに於いて
は、上述したように入射光量が多く、絞りを絞り込まな
ければならないような明るい場面では、撮影者がファイ
ンダを覗いている時も相当まぶしくなる。
【0004】しかしながら、上述した特開平5−402
82号公報に於いては、こうしたファインダ内のまぶし
さという問題については何も述べられてはいないもので
あった。
【0005】したがって、本発明は上記実状に鑑みてな
されたものであり、その目的は、ファインダを覗いてい
る時のまぶしさを軽減するカメラを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ファ
インダを有するカメラに於いて、上記ファインダの光路
中に入射光の強弱に応じて光透過率の変化可能なフィル
タ手段を設けたことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、ファインダ光路中に表示
用光路と対物用光路を有するカメラに於いて、上記対物
用光路中に、光透過率を変化させるフィルタ手段を設け
たことを特徴とする。
【0008】本発明のカメラにあっては、ファインダを
有するカメラに於いて、入射光の強弱に応じて光透過率
の変化可能なフィルタ手段が、上記ファインダの光路中
に設けられている。
【0009】また、本発明のカメラにあっては、ファイ
ンダ光路中に表示用光路と対物用光路を有するカメラに
於いて、上記対物用光路中に、光透過率を変化させるフ
ィルタ手段が設けられている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0011】先ず、図1乃至図3を参照して、本発明の
第1の実施の形態について説明する。
【0012】通常の撮影時は、図2に示されるように、
カメラ1を把持した撮影者2が、そのカメラ1に設けら
れて被写体を観察するためのファインダ3を介して構図
を確認し、被写体4を撮影する。この際、ファインダ画
面内に太陽5等の光源が存在する場合、その光源からの
光が、直接ファインダ3を介して撮影者の目に入ってき
てまぶしくなることがある。
【0013】したがって、本実施の形態では、図1に示
されるように、ファインダ光路中にフォトクロミックガ
ラスを配置し、透過率を切換えることによって、見た目
のまぶしさを軽減するようにする。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
カメラのファインダ部の構成を示す断面図である。
【0015】図1に於いて、このカメラのファインダ部
は、接眼系レンズ8と、正立正像系プリズム9と、対物
系レンズ10とが配列された実像式ズームファインダを
構成している。そして、上記対物系レンズ10の、例え
ば最もカメラの前面側に、フォトクロミックガラス11
が配置されている。このフォトクロミックガラス11
は、強い光が入射されると透過率を落として撮影者2の
目に入る光の量を抑えるように工夫されている。
【0016】上記フォトクロミックガラス11は、調光
機能付き眼鏡等に応用されているもので、図3に示され
るような特性を有している。
【0017】つまり、光量が大きくなる程透過率が減少
するので、ファインダ内が明るい状態であるほど、光量
を抑えて撮影者2がまぶしくなくならないようにする。
一方で、ファインダ内が暗い場合は透過率が高いので、
見えの低下のないクリアなファインダを構成することが
できる。
【0018】尚、上述した実施の形態では、フォトクロ
ミックガラス11は対物系レンズ10内に配置している
が、これに限られるものではなく、接眼系レンズ8にあ
ってもよいし、その他の光路中にあってもよい。
【0019】このように、第1の実施の形態によれば、
フォトクロミックガラスを用いたので、特別な電気回路
を必要とせずに、撮影時のファインダ内のまぶしさを軽
減することができる。
【0020】次に、図4及び図5を参照して、本発明の
第2の実施の形態について説明する。
【0021】第2の実施の形態は、上述した第1の実施
の形態と異なり、透過型液晶パネルを用いて、電気的に
透過率の変化を制御するようにしている。
【0022】すなわち、図4に於いて、ファインダ3の
光路中、例えば前面部に液晶パネル17が配置されてい
る。この液晶パネル17は、ドライバ16を介してカメ
ラ全体のシーケンスを制御するワンチップマイクロコン
ピュータ等から構成される演算制御回路(CPU)15
により制御される。このCPU15には、カメラの露出
を決定するための測光部18及び電源スイッチ(メイン
スイッチ19)が接続されている。上記CPU15は、
測光部18の出力に従ってドライバ16を制御して、液
晶パネル17の透過率を切換えるようになっている。
【0023】以下、図5のフローチャートを参照して、
第2の実施の形態の動作について説明する。
【0024】先ず、ステップS1に於いて、カメラの電
源スイッチ19がオンされると、続くステップS2に
て、CPU15により測光部18が制御されて測光情報
が入力される。次いで、ステップS3に於いて、該測光
情報が確認され、その結果が高輝度であるか低輝度であ
るかに応じて、液晶パネル17の透過率が変化される。
【0025】すなわち、上記ステップS3にて、低輝度
であると判定された場合は、ステップS4に移行して、
ドライバ16が制御されて液晶パネル17の透過率が高
く設定される。一方、上記ステップS3にて、高輝度で
あると判定された場合は、ステップS5に移行して、ド
ライバ16が制御されて液晶パネル17の透過率が低く
設定される。
【0026】このように、第2の実施の形態によれば、
液晶パネルを用いたことにより、フォトクロミックガラ
スに比べて高速で透過率を切換えることができる。した
がって、例えば、車両のヘッドライトやネオンのチカチ
カした明かりにも対応することができる。
【0027】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0028】この第3の実施の形態は、撮影シーンが明
るい場合に調光レンズが反応してファインダ内が暗くな
っても、ファインダ内に設けられた表示素子の見えには
影響しないようにしたもので、表示に関しては調光レン
ズが間に入らないように工夫したものである。
【0029】図6(a)に示されるファインダに於い
て、対物系レンズ10の後方に調光レンズ21が配置さ
れ、更にこの調光レンズ21の後方にハーフミラー2
2、そして接眼系レンズ8が配設されている。そして、
上記ハーフミラー22の下方には表示マスク23及び表
示用LED24が配設されている。
【0030】このような構成のファインダに於いて、被
写体4からの入射光は、対物系レンズ10、調光レンズ
21、更にハーフミラー22及び接眼系レンズ8を介し
て撮影者2の眼に入るため、調光レンズ21の作用を受
ける。一方、表示用LED24からの光は、表示マスク
23を介してハーフミラー22で反射されて、接眼系レ
ンズ8を介して撮影者2の眼に導かれる。つまり、表示
用LED24からの光は、調光レンズ21を介さないた
め、調光レンズ21の影響を受けることがない。
【0031】したがって、図6(b)に示されるよう
に、ファインダの画面26内に於いて、太陽の強い光が
ファインダ光路中に入っても、上記表示マスク23によ
る合焦ターゲットマーク27、合焦マーク28のLED
表示やストロボの発光マーク29等の表示は、見え方に
影響変化はなく、単に明るい太陽光による、対物レンズ
を介した光のみが減衰させられる。
【0032】これにより、光源によるまぶしさを抑えな
がら、表示の見やすいファインダを有するカメラを提供
することができる。
【0033】次に、本発明の第4の実施の形態として、
主要被写体位置検知機能を応用した例を示す。
【0034】先ず、カメラは、図7(a)に示されるよ
うに、測距に先立って画面内に相当する画角で広く発光
を行う。この時、被写体の距離に応じて、反射信号光が
エリアセンサに入射される。反射光のエリアセンサ上の
分布を等価的に図示すると、図7(b)に示されるよう
になる。
【0035】つまり、煩雑な背景からはその距離が遠い
故に、反射信号光はほとんどカメラに返ってこない。し
かし、人物や手前の花等からは、距離が比較的近い故に
反射信号光が返ってくる。したがって、エリアセンサ上
のパターンは、図7(b)に示されるように、極めて単
純化されたものとなる。
【0036】このほぼ2値化されたパターン信号を、カ
メラ内のマイクロコンピュータが所定のパターン判定シ
ーケンスによって演算制御すれば、どの位置に被写体が
存在するかを判定することができる。この位置判定に従
って、図7(c)に示されるように測距ポイントを特定
した積分測距を行えば、瞬時に主要被写体がファインダ
内の何処に存在していても、そこにピント合わせをする
ことができるAFを提供することができる。
【0037】この際の測距方式としては、改めて測距用
光を投射する、いわゆるアクティブ方式による測距で
も、測距用光を投射しないパッシブ方式の測距でも、そ
の時の状況に応じて切換えればよい。
【0038】次に、図8を参照して、この第4の実施形
態に於ける概念的な構成を説明する。
【0039】図8(a)に於いて、演算制御回路31は
内部にパターン判別部32を有している。また、演算制
御回路31は、投光部33と測光部37及びファインダ
内LCD制御部42に接続されている。
【0040】そして、投光部33に於ける投光制御回路
34が制御されることにより、ストロボ35から補助光
が被写体36に投光される。この被写体36からの反射
信号光は、2つの受光レンズ38a、38bへ入射され
て、それぞれ2つのエリアセンサ39a、39bに入射
される。
【0041】これらのエリアセンサ39a、39bで
は、被写体像が受像されて光電変換され、それらの出力
はA/D変換回路40でA/D変換されて、各画素のデ
ジタル値が演算制御回路31に入力される。
【0042】また、上記エリアセンサ39a、39bに
は、定常光除去回路41が接続されているもので、演算
制御回路31の制御により、撮影画面から定常的に入射
する直流的な光の信号が除去され、ストロボ35からの
パルス光(補助光)のみが出力信号として得られるよう
になっている。
【0043】したがって、定常光除去回路41が作動さ
れた状態で、反射信号光がエリアセンサ39a、39b
上に受光されると、その受光面には、図8(b)に示さ
れるような、黒の部分から成る像を結ぶことになる。こ
のようなエリアセンサ上に結像された像のパターンの分
析は、演算制御回路31に組込まれたソフトウエアによ
って行われる。例えば、像パターンが人間の形であると
判定されれば、これを主要被写体と考えることができ
る。このような判定に従って、ファインダ内のドットマ
トリクスLCD等から成るファインダ内LCD制御部4
2が切換え制御される。
【0044】ここで、図9のフローチャートを参照し
て、本実施の形態の測距装置による測距について説明す
る。
【0045】まず、測距を実施するに先立って、ステッ
プS11にて、投光部33に於ける投光制御回路34の
制御によりストロボ35がプリ発光されて、被写体36
に補助光が投光される。そして、その反射信号光が、受
光レンズ38a、38bを介してエリアセンサ39a、
39bに入射される。このとき、定常光除去回路41が
作動されて、エリアセンサ39a、39bに結像された
反射信号光から定常光が除去されて、反射信号光の像信
号のみが取出される。
【0046】次いで、ステップS12にて、A/D変換
回路40でA/D変換された像信号が演算制御回路31
に入力されて、ソフトウエアによってエリアセンサ39
a、39b上に結像された像パターンの分析が行われ
る。この分析された像パターンが人物の形状等であり、
続くステップS13に於いて主要被写体か否かが判定さ
れる。
【0047】この判定で、像パターンが主要被写体であ
ると判定できなかった、すなわち主要被写体の位置が特
定できなかった(NO)場合には、ステップS14に移
行して、輝度情報等が加味されて、アクティブ方式また
はパッシブ方式が選択された後、被写体の存在確率の高
い画面中央部が重点的に測距される。そして、ステップ
S15にて、画面全域の透過率を下げて、まぶしさが軽
減される。
【0048】一方、上記ステップS13の判定で、像パ
ターンが主要被写体と判定された場合(YES)には、
ステップS16に於いて、像パターンを形成する像信号
(光信号)の強弱及び十分なコントラストか否かによ
り、測距をアクティブ方式で行うかパッシブ方式で行う
かが判定される。
【0049】この判定で、像信号(光信号)により充分
なコントラストが得られない場合には(YES)、アク
ティブ方式による測距が行われる。したがって、ステッ
プS17に移行して、再度、投光部33から測距用光が
被写体36に照射され、定常光除去回路41が作動され
る。これにより、エリアセンサ39a、39bに結像さ
れた反射信号光から定常光が除去されて、反射信号光の
像信号のみが取出される。
【0050】そして、ステップS18にて、プリ発光に
より求められた主要被写体位置に対して、重点的にアク
ティブ方式の測距が行われる。次いで、ステップS19
にて、人物部を除く部分の透過率が下げられ、人物は見
やすくしながら、まぶしさが低減される。
【0051】また、上記ステップS16にて、像信号が
弱いと判定された(NO)場合には、ステップS20に
移行して、すでに求められた主要被写体位置の像信号を
重点的に用いたパッシブ方式による測距が行われる。そ
して、ステップS21では、画面の透過率制御が、上記
ステップS19と同様に行われる。
【0052】したがって、第4の実施の形態によれば、
アクティブ方式とパッシブ方式を単にハイブリッド的に
組合わせたのではなく、2つの方式を用いて主要被写体
位置検知までを高精度で行うことができる。
【0053】ここで、図10を参照して、ファインダ内
の透過率切換えについて、詳しく説明する。
【0054】図10(a)に於いて、この測距装置の演
算制御部48は、ファインダ45内のLCD46の透過
率を変更するマトリクスLCDドライバ49と、演算処
理部50と、処理を行うためのソフトウエアやデータを
記憶するメモリ51と、ファーストレリーズスイッチ5
4の信号を受付ける入力ポート52と、上記演算処理部
50の制御により撮影範囲を変化させるための画角切換
部53とにより構成される。
【0055】このように構成することにより、演算制御
部48に内蔵されるマトリクスLCDドライバ49は、
LCD46の透過率を、測距結果によって切換えて表示
する。これにより、主要被写体検知の結果をユーザにわ
かりやすくすることができる上、まぶしさを低減するこ
とができる。
【0056】例えば、図10(b)に示されるように、
LCDドライバ49が被写体像を図8(b)に対応する
像パターンで透過部分を決定して、コモン(COM)、
セグメント(SEG)の選択信号を制御すれば、図11
に示されるように、ファインダ内でカメラがピント合わ
せしようとしている領域をモニタすることができる。こ
こでは、像パターンに合わせて、透過エリアを決め、そ
の他のエリアは透過率を落とすようにする。
【0057】また、図12に示されるように、画面55
内の測距ポイントを十字状のクロス部分56で表示して
もよい。これには、測距ポイントの座標を示す軸をX,
Y方向に延出した形でファインダ内LCDを非透過とす
ればよい。
【0058】更に、エリアセンサの分布より、まぶしい
太陽の位置57を検出し、その部分だけを非透過とすれ
ば、まぶしさを軽減することができる。
【0059】これらの応用によって、フレアのない、見
やすいファインダを得ることができる。
【0060】このように、第4の実施の形態によれば、
ファインダ内のドットマトリクスLCDによって、シー
ンに応じて、よりきめ細かく、まぶしさを低減し、フレ
アなどのない、見やすいファインダを提供することがで
きる。
【0061】尚、本発明の上記実施の形態によれば、以
下の如き構成を得ることができる。
【0062】すなわち、 (1) 撮影光学系とは異なるファインダを有するカメ
ラに於いて、上記ファインダの光路中に入射光の強弱に
応じて光透過率の変化可能なフィルタ手段を設けたこと
を特徴とするカメラ。
【0063】(2) 上記フィルタ手段は、フォトクロ
ミックガラスで構成されることを特徴とする上記(1)
に記載のカメラ。
【0064】(3) 上記フィルタ手段は、液晶で構成
されることを特徴とする上記(1)に記載のカメラ。
【0065】(4) カメラの撮影の露出を決定するた
めの測光手段と、上記液晶を上記測光手段で制御する制
御手段と、を更に具備したことを特徴とする上記(3)
に記載のカメラ。
【0066】(5) 撮影光学系とは異なるファインダ
を有して、該ファインダ光路中に表示用光路と対物用光
路を有するカメラに於いて、上記対物用光路中に、光透
過率を変化させるフィルタ手段を設けたことを特徴とす
るカメラ。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ファイン
ダを覗いている時のまぶしさを軽減することができるカ
メラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカメラのファ
インダ部の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示すもので、カメ
ラと被写体との関係を示した図である。
【図3】第1の実施の形態に於けるフォトクロミックガ
ラス11の光量と透過率の関係を示した特性図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を説明するもので、
カメラのファインダ周辺の概略を示す構成図である。
【図5】第2の実施の形態の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態について説明するも
ので、(a)はファインダの構成を示した図、(b)は
ファインダの画面の見え方を示した図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態として、主要被写体
位置検知機能を応用した例について説明する図である。
【図8】第4の実施形態に於ける概念的な構成を説明す
る図である。
【図9】第4の実施の形態の測距装置による測距につい
て説明するフローチャートである。
【図10】マトリクスLCDドライバを内蔵させ、ファ
インダ内のLCDの透過率を測距結果によって切換えら
れるようにしたCPUの構造を説明する図である。
【図11】ファインダ内でカメラがピント合わせしよう
としている領域をモニタしている状態を示した図であ
る。
【図12】測距ポイントを、十字状のクロス部分で表示
した例を示した図である。
【符号の説明】
1 カメラ、 2 撮影者、 3 ファインダ、 4 被写体、 5 太陽、 8 接眼系レンズ、 9 正立正像系プリズム、 10 対物系レンズ、 11 フォトクロミックガラス、 15 演算制御回路(CPU)、 16 ドライバ、 17 液晶パネル、 18 測光部、 19 電源スイッチ(メインスイッチ)、 21 調光レンズ、 22 ハーフミラー、 23 表示マスク、 24 表示用LED。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 BB00 BB06 CD13 DB01 DB19 HA11 ZA01 2H018 AA02 BE00 BE02 2H048 DA01 DA06 DA21 2H088 EA25 MA01 2K001 AA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダを有するカメラに於いて、 上記ファインダの光路中に入射光の強弱に応じて光透過
    率の変化可能なフィルタ手段を設けたことを特徴とする
    カメラ。
  2. 【請求項2】 上記フィルタ手段は、フォトクロミック
    ガラスで構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    カメラ。
  3. 【請求項3】 上記フィルタ手段は、液晶で構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 カメラの撮影の露出を決定するための測
    光手段と、 上記液晶を上記測光手段で制御する制御手段と、 を更に具備したことを特徴とする請求項3に記載のカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 ファインダ光路中に表示用光路と対物用
    光路を有するカメラに於いて、 上記対物用光路中に、光透過率を変化させるフィルタ手
    段を設けたことを特徴とするカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006117874A1 (en) * 2005-04-26 2006-11-09 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus and its control method
KR100894485B1 (ko) * 2007-07-06 2009-04-22 캐논 가부시끼가이샤 촬상장치 및 그 제어방법

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