JP6299175B2 - カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、高輝度被写体から眼を保護する機能を有するカメラに関する。
太陽のような高輝度の被写体をカメラのファインダを通して見た場合、瞳に悪影響を及ぼす可能性がある。そこで、目を保護するために、ファインダ光路内に測光センサと、アイピースシャッタまたはアイピース絞りを設けて、基準値を超える強い光が入射したときは、アイピースシャッタまたはアイピース絞りを作動させて遮光や減光といった光量の制御を行うカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−332040号公報
ところが、特許文献1のカメラは、被写体の輝度のみに基づいて光量の制御を行っており、撮影者の眼に関する情報、具体的には撮影者の眼が周囲の明るさに対してどのような状態になっているかを把握していないので、実情に即していない遮光や減光を行ってしまうという問題がある。
本発明によるカメラは、被写体を観察するファインダーと、前記被写体の輝度を検出する第1の検出部と、前記被写体を観察する眼の瞳孔径を検出する第2の検出部と、前記輝度と前記瞳孔径とに基づいて前記ファインダーの接眼部から射出する光束の光量を制御する制御部と、を備える。
本発明のカメラによれば、被写体の輝度情報と撮影時の撮影者の眼に関する情報とに基づいて遮光や減光を行うので、適切な遮光及び減光が可能となる。
本発明の実施の形態に係るカメラの全体構成を模式的に示す図である。 本実施の形態に係るカメラの測光センサーの受光面を模式的に示す平面図である。 本実施の形態に係るカメラの観察光学系とその周辺の構成を模式的に示す部分構成図である。 本実施の形態に係るカメラの主要部の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るカメラの動作の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るカメラによる遮光、減光の判定方法を説明するためのチャートである。 第2の実施の形態に係るカメラの動作の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るカメラによる遮光、減光の判定方法を説明するためのチャートである。
−第1の実施の形態−
<構成>
以下、第1の実施の形態によるカメラの構成について、図面を参照しながら説明する。
図1を参照すると、第1の実施の形態によるカメラ1はデジタル一眼レフカメラであり、交換レンズ2とカメラボディ3とを備える。交換レンズ2には、撮影レンズ11及び撮影用絞り12が収納されている。撮影レンズ11は、フォーカシングレンズやズーミングレンズを含んでいてもよい。
カメラボディ3は、レフレックスミラー13、シャッター14、撮像素子15、モニター16及びファインダースクリーン17を備える。また、カメラボディ3は、ペンタプリズム20、可変減光フィルター21、接眼レンズ22、アイピースシャッター23を備え、可変減光フィルター21、接眼レンズ22及びアイピースシャッター23は、光学ファインダー24を構成する。また、カメラボディ3は、測光センサー25、赤外光源26、結像光学系27、赤外光センサー28及び制御部30を備える。
レフレックスミラー13は、図1に示すようなミラーダウン位置と、ファインダースクリーン17側へ跳ね上げられるミラーアップ位置との間で移動可能に構成されている。レフレックスミラー13は、ミラーダウン位置では、撮影レンズ11及び絞り12を通過した被写体光束L1を反射してファインダースクリーン17へ導き、ミラーアップ位置では、被写体光束L1の光路から退避して被写体光束L1をシャッター14の側へと通過させる。
シャッター14は、撮影者によるレリーズ操作に応じて開口を開放し、撮像素子15を所定時間露光するように構成されている。撮像素子15は、例えばCCDやCMOSから構成され、撮影レンズ11により形成された被写体像を光電変換して、被写体画像信号としての電気信号と焦点検出信号としての電気信号を出力する。モニター16は、例えば液晶ディスプレイであり、撮像素子15により撮像された被写体像を表示する。
レフレックスミラー13が図1に示すようなミラーダウン位置にある時、ファインダースクリーン17上には被写体光束L1による被写体像が結像する。ペンタプリズム20は、この被写体像を正立像とし、光学ファインダー24及び測光センサー25へ導く。撮影者は、ペンタプリズム20から光学ファインダー24までの観察光学系により被写体像を観察することができる。
可変減光フィルター21は、入射する光量を減少させて透過させる機能を有し、その減光量は可変である。入射する光量を完全に透過させる場合(透過率100%)を減光量0%とし、完全に遮光した場合を100%とすると、可変減光フィルター21は、例えば、減光量0%から75%の範囲で可変である電気光学効果を利用した素子で構成することができる。
接眼レンズ22は、被写体像を所定の倍率に拡大または縮小する。アイピースシャッター23は、ファインダー光路を開放して光束を通過させる開放位置(非遮光位置)と光路を遮断して光束を通過させない遮光位置との間で移動可能に構成されている。なお、アイピースシャッター23も、光をほぼ100%透過させる状態とほぼ100%遮光する状態とを実現する電気光学効果を利用した素子で構成してもよい。
測光センサー25は、例えば2次元のCCDで構成され、受光面を複数の領域に分割して各領域毎に輝度を検出し、輝度検出信号を出力する。
図2は、測光センサー25の受光面の一部分を模式的に示す図である。測光センサー25の受光面には、可視光に感度をもち赤色フィルターを有する画素25R、可視光に感度をもち緑色フィルターを有する画素25G、可視光に感度をもち青色フィルターを有する画素25B、及び紫外光に感度をもつ画素25UVが配列している。紫外光に感度をもつ画素25UVは、可視光に感度をもつ画素25R、25G、25Bの中に散在し、その面積比は例えば数%程度である。従って、測光センサー25は、カラー画像を取得するとともに紫外線を検出することもできる。
赤外光源26は、光学ファインダー24を覗く撮影者の眼球Eに近赤外光を照射する光源である。結像光学系27は、赤外光源26からの近赤外光が照射されている眼球Eの像(眼球像)を形成する光学系である。赤外光センサー28は、結像光学系27によって結像された眼球Eの像を光電変換して眼球画像信号としての電気信号を出力する。撮影者の眼球Eの像には、瞳孔及び虹彩の像が含まれている。
図3は、観察光学系とその周辺の構成を示す部分構成図である。被写体光束L1は、ファインダースクリーン17に入射して拡散され、拡散光の大部分の光束L2は、ペンタプリズム20を介して光学ファインダー24へ入射する。すなわち、ファインダースクリーン17上に結像した被写体像は、ペンタプリズム20、可変減光フィルター21、接眼レンズ22及びアイピースシャッター23を含む観察光学系により撮影者によって観察される。上記拡散光の一部分の光束L3は、ペンタプリズム20を介して測光センサー25へ入射し、測光センサー25の受光面上に結像する。
また、図3に示されるように、赤外光源26は、撮影者の眼球Eに対して斜め下方から近赤外光L4を照射し、近赤外光L4が照射された撮影者の眼球Eの像は、撮影者の眼球Eに対して斜め上方に配置された結像光学系27により赤外光センサー28の受光面上に結像する。
図1及び図4に示す制御部30は、CPUやメモリーなどから構成され、上述した撮影レンズ11、絞り12、レフレックスミラー13、シャッター14、撮像素子15、モニター16、可変減光フィルター21、アイピースシャッター23、測光センサー25、赤外光源26、赤外光センサー28とそれぞれ電気的に接続されている。制御部30は、これらの各構成部品との間で信号の授受を行い、各種の演算を行い、その演算結果に基づいてこれらの各構成部品の動作をコントロールする。
図4は、制御部30を中心とするカメラ主要部の構成を示すブロック図である。制御部30は、カメラ制御部31、輝度測定部32、瞳孔径測定部33及び判定部34を有する。
カメラ制御部31は、アクチュエーターを介して撮影レンズ11のフォーカシング動作やズーミング動作を制御したり、絞り12の開口径を変化させる駆動制御を行う。また、カメラ制御部31は、レフレックスミラー13をミラーダウン位置とミラーアップ位置との間で移動させる駆動制御を行ったり、シャッター14の開閉動作を制御する。
また、カメラ制御部31は、撮像素子15から被写体画像信号や焦点検出信号を入力し、画像処理や焦点検出の演算を行う。また、カメラ制御部31は、モニター16の画面の明るさや色合いなどの表示状態を制御したり、赤外光源26の点灯/消灯動作を制御する。更に、カメラ制御部31は、可変減光フィルター21の減光量を制御したり、アイピースシャッター23の開閉動作を制御する。
輝度測定部32は、測光センサー25からの輝度検出信号に基づいて被写体像の輝度を測定する。測光センサー25と輝度測定部32とは、輝度検出部を構成する。
瞳孔径測定部33は、赤外光センサー28からの眼球画像信号に基づいて光学ファインダー24を覗いている撮影者の眼球Eの画像データを生成し、その眼球画像データにより撮影者の眼球Eの瞳孔径を測定する。撮影者の眼球Eに近赤外光を照射する赤外光源26、結像光学系27、赤外光センサー28及び瞳孔径測定部33は、瞳孔径検出部を構成する。
瞳孔は、虹彩によって周囲を囲まれた孔であり、外界の光はこの孔の領域を通って網膜へ入射する。瞳孔径は、周囲の明るさに応じて変化し、周囲が明るいときは小さくなり、周囲が暗いときは大きくなる。従って、周囲が明るいにもかかわらず瞳孔径が大きい状態では眩しく感じる。また、虹彩は、人種により茶色、緑色、青色など様々であるが、例えば日本人のように茶色の場合は、虹彩と瞳孔の区別が難しい。しかし、本実施の形態のように、赤外光源26からの近赤外光を撮影者の眼球Eに照射し、近赤外光に感度をもつ赤外光センサー28で撮影すると、虹彩のみが明るく写るので、瞳孔の像と虹彩の像とを正確に区別することができる。
判定部34は、輝度測定部32によって測定された被写体像の輝度と、瞳孔径測定部33によって測定された撮影者の眼球Eの瞳孔径との両方の情報に基づいて、眼球Eに入射する光量、正確に言うと、眼球Eの瞳孔に入射する光量を算出し、この入射光量に基づいて遮光の要否及び撮影者の眼を保護するのに必要な減光量の算出を行う。
カメラ制御部31は、判定部34による判定結果に基づいて、遮光が必要な場合は、アイピースシャッター23を閉鎖し、減光が必要な場合は、可変減光フィルター21の減光量を調節する。
<遮光/減光の動作>
図5のフローチャートを参照しながら、上記の構成を有するカメラ1による遮光/減光の動作を説明する。
撮影者がカメラ1の電源を投入すると、カメラ1の撮影準備動作が行われる。電源が投入された時には、レフレックスミラー13はミラーダウン位置にあり、可変減光フィルター21は減光量0%(透過率100%相当)であり、アイピースシャッター23は光束を通過させる開放位置(非遮光位置)にある。レフレックスミラー13はミラーダウン位置にあるので、撮影者は図1に示したように、光学ファインダー24を介して被写体像を観察可能であり、ライブビューモードはOFFである。
ステップS11で、赤外光源26は、撮影者の眼球Eを照明し、赤外光センサー28は、結像光学系27によって結像された撮影者の眼球Eの像を撮像し、眼球Eの像を眼球画像信号として出力する。瞳孔径測定部33は、赤外光センサー28からの眼球画像信号に基づいて光学ファインダー24を覗いている撮影者の眼球Eの画像データを生成し、その眼球画像データにより眼球Eの瞳孔径を測定する。眼球Eの像には、瞳孔及び虹彩の像が含まれている。
ステップS12で、測光センサー25は、ペンタプリズム20を介してファインダースクリーン17上の被写体像の輝度を検出し、輝度検出信号を出力し、輝度測定部32は、この輝度検出信号に基づいて被写体像の輝度を測定する。
ステップS13で、判定部34は、輝度測定部32によって測定された被写体像の輝度と、瞳孔径測定部33によって測定された眼球Eの瞳孔径との両方の情報に基づいて、眼球Eの瞳孔に入射する光量(入射光量)を算出する。入射光量は、被写体像の輝度が高い程、瞳孔径が大きい程、大きくなる。
ステップS14で、判定部34は、算出した入射光量に基づいて遮光または減光の要否を判定するとともに撮影者の眼を保護するのに必要な減光量を算出する。
ここで、図6に示されるチャートを参照しながら、ステップS14で実行される判定手法の一例を説明する。
図6のチャートでは、横軸が入射光量の大小を表し、入射光量の値は、境界値p1、p2、p3、及びp4により、領域A、領域B、領域C、領域Dの4つに区分されている。
領域Aは、瞳孔への入射光量が最大の領域であり、入射光量が境界値p1を超える領域である。
領域Bは、入射光量の大きい領域であり、入射光量が境界値p1からp2の間の領域である。
領域Cは、入射光量が領域Bよりも小さいが比較的大きい領域であり、入射光量が境界値p2からp3の間の領域である。
領域Dは、入射光量が最少の領域であり、入射光量が境界値p3未満の領域である。
判定部34は、ステップS13で求めた入射光量が領域A、B、C、Dのいずれの領域に入るかを判定する。本実施の形態では、入射光量が領域Aに入る場合は遮光し、領域Bに入る場合は減光量50%の減光とし、領域Cに入る場合は減光量25%の減光とし、領域Dに入る場合は遮光も減光も行わないとする。
ステップS15で、判定部34は、遮光が必要か否かを判定する。算出された瞳孔への入射光量が領域Aに入る場合は、遮光が必要と判定(肯定判定)してステップS16へ移行し、入射光量が領域A以外である場合は、遮光は不要と判定(否定判定)してステップS19へ移行する。
ステップS16では、カメラ制御部31は、遮光用部材を駆動して遮光動作を実行させる。すなわち、カメラ制御部31は、電源投入時に開放状態にあったアイピースシャッター23を閉鎖する。
ステップS17では、カメラ1が備えるスピーカー(不図示)により、アイピースシャッター23を閉鎖する旨を音声で撮影者に告知する。この閉鎖動作の前に告知が行われるようにすれば、撮影者は被写体が観察できなくなることを事前に知ることができ、この動作の直後に告知が行われるようにすれば、撮影者は突然に被写体が観察できなくなった理由を知ることができる。
ステップS18では、カメラ1の電源がOFFになったか否かを判断し、カメラ電源OFFであれば撮影動作を終了し、カメラ電源OFFでないならば、ステップS11へ移行する。
ステップS15へ戻って、判定部34は、遮光が必要ではない場合は、上述のように、ステップS19へ移行する。
ステップS19で、判定部34は、減光量は0%であるか否かを判定する。
判定部34が、入射光量が領域Dに入ると判定(肯定判定)した場合は、減光量は0%であるので、減光動作はせずにステップS18へ移行する。
ステップS19で、判定部34が、減光量は0%ではないと判定(否定判定)した場合は、すなわち、入射光量は領域B又は領域Cに入ると判定した場合は、ステップS20へ移行する。
ステップS20では、カメラ制御部31は、ステップS14で算出された減光量に基づいて減光用部材を駆動して減光動作を実行させる。具体的には、カメラ制御部31は、電源投入時に減光量が0%であった可変減光フィルター21に対し、入射光量が領域Bに入る場合は減光量を50%とし、領域Cに入る場合は減光量を25%とする。この減光動作が終了すると、ステップS18へ移行し、カメラ1の電源がOFFになったか否かを判断し、カメラ電源OFFであれば撮影動作を終了し、カメラ電源OFFでないならば、ステップS11へ移行する。
図5のステップS16では、カメラ制御部31がアイピースシャッター23を閉鎖するが、その後、高輝度被写体が移動したりカメラ1が移動して、測光センサー25の出力が遮光の必要がなくなる程度まで低下したときは、カメラ制御部31は、自動的にアイピースシャッター23を開放状態に復帰させる。これにより、撮影者は再び光学ファインダー24を介して被写体を観察することができる。
第1の実施の形態によるカメラ1によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)判定部34は、輝度測定部32によって測定された被写体像の輝度と、瞳孔径測定部33によって測定された撮影者の眼球Eの瞳孔径との両方の情報に基づいて、撮影者の眼球Eの瞳孔に入射する光量を算出するので、撮影者の眼を保護するための正確なデータを得ることができる。
(2)判定部34は、瞳孔に入射する入射光量に基づいて遮光または減光の要否を判定するとともに撮影者の眼を保護するのに必要な減光量を算出し、カメラ制御部31は、遮光が必要な場合はアイピースシャッター23を閉鎖し、減光が必要な場合は可変減光フィルター21の減光量を調節するので、入射光量の大小に応じて適切な動作を行うことができる。
(3)判定部34は、減光が必要な場合は、入射光量の大小に応じて減光量を変えることができる。図5のステップS19で、入射光量が領域Bの場合は50%の減光量とし、領域Cの場合は25%の減光量としたように、判定部34は、撮影者の眼を保護するのに必要な減光量を算出し、カメラ制御部31は、その算出結果に基づいて可変減光フィルター21の減光量を調節するので、入射光量の大小に応じて減光量を変えることができる。
(4)測光センサー25の受光面には、可視光に感度をもつ画素25R、25G、25Bの中に紫外光に感度をもつ画素25UVが配置されているので、可視光よりも眼に有害な紫外線の検出も可能である。従って、特に、紫外線の強度が大きい場合には、可視光の輝度値に紫外線の強度の値も加えて判定すれば、遮光や減光のための一層正確なデータが得られる。
以下、第1の実施の形態の変形例について説明する。
(1)第1の実施の形態では、デジタル一眼レフカメラ1について説明したが、本発明は、デジタル一眼レフカメラに限らず、フィルムで像を記録するフィルム式カメラにも適用できる。また、本発明は、レンズ固定式のカメラにも、被写体撮影用の光路と被写体観察用の光路との2系統を有する透視ファインダーカメラにも適用できる。また、本発明は、被写体を電子ビューファインダーで観察するミラーレスカメラにも適用できる。
(2)第1の実施の形態では、撮影者の眼Eの状態に関する眼球情報として瞳孔径を用いて説明したが、虹彩の色や虹彩の大きさの情報を用いることもできる。
(3)第1の実施の形態では、図5のステップS16で、遮光用部材としてアイピースシャッター23を用いたが、レフレックスミラー13を用いることもできる。すなわち、遮光する場合は、カメラ制御部31は、電源投入時に開放状態にあったアイピースシャッター23を閉鎖する代わりに、電源投入時にミラーダウン位置にあったレフレックスミラー13を跳ね上げてミラーアップ位置にする。
レフレックスミラー13がミラーアップ位置になると、被写体光束L1は光学ファインダー24へ入射せずに、撮像素子15へ入射するので、撮像素子15で撮像した像をモニター16へ表示することができる。すなわち、ライブビューモードが機能する。従って、遮光が必要な場合は、カメラ制御部31がレフレックスミラー13をミラーアップ位置へ駆動することで、アイピースシャッター23を閉鎖するのと同様の効果をもたせることができ、アイピースシャッター23の設置を省略することができる。
なお、レフレックスミラー13がミラーアップ位置にある時に、高輝度被写体がファインダー視野から外れた場合は、撮像素子15の出力によって輝度測定部32が被写体の輝度を測定し、輝度測定値が低下するとミラーダウン位置に戻すことができる。
(4)第1の実施の形態では、図5のステップS20で、減光用部材として可変減光フィルター21を用いたが、撮影用絞り12を用いることもできる。すなわち、減光する場合は、カメラ制御部31は、可変減光フィルター21の減光量を調節する代わりに、撮影用絞り12の開口を小径化する。これにより、減光が必要な場合は、可変減光フィルター21の透過率を減少させるのと同様の効果をもたせることができ、可変減光フィルター21の設置を省略することができる。
(5)第1の実施の形態では、遮光用部材としてアイピースシャッター23、減光用部材として可変減光フィルター21の組合せを用いたが、遮光用部材としてアイピースシャッター23を用い、減光用部材としては可変減光フィルター21に限らず、例えば撮影用絞り12を用いてもよい。また、減光用部材として可変減光フィルター21を用い、遮光用部材としてはアイピースシャッター23に限らず、例えばレフレックスミラー13を用いてもよい。
(6)図6のチャートでは、入射光量の値は、境界値p1、p2、p3、及びp4により、領域A、B、C及びDの4つに区分し、減光すべき領域は領域Bと領域Cとの2つの区分としたが、より細分化してもよいし、入射光量に応じて減光量を連続的に変化させてもよい。
(7)第1の実施の形態では、高輝度被写体が移動したりカメラ1が移動して遮光の必要がなくなったときは、自動的にアイピースシャッター23を開放状態に復帰させるようにしたが、この復帰動作を手動で実施するようにしてもよい。
−第2の実施の形態−
第2の実施の形態によるカメラ1Aは、図1〜図4に示した第1の実施の形態によるデジタル一眼レフカメラ1と同一の構成であるので、構成部品には同一の符号を付すとともに遮光/減光の動作を主体に説明する。
図7のフローチャートは、第2の実施の形態のカメラ1Aによる遮光/減光の動作を示すものであり、カメラ1Aの電源投入後の撮影準備、ステップS21の撮影者の眼の瞳孔径測定、ステップS22における被写体の輝度測定の各動作は、図5に示した第1の実施の形態の対応する各動作と同じである。
第2の実施の形態によるカメラ1Aが、第1の実施の形態によるカメラ1と異なる点は、第1の実施の形態では、上述のように、被写体像の輝度と撮影者の眼球Eの瞳孔径とから入射光量を算出し、この入射光量に基づいて遮光または減光の要否判定等を行うものであった。これに対して、第2の実施の形態では、被写体像の輝度と撮影者の眼球Eの瞳孔径との組合せに基づいて遮光または減光の要否判定等を行うものである。
図7のステップS23では、判定部34は、図8のチャートを用いて遮光または減光の要否を判定するとともに撮影者の眼を保護するのに必要な減光量を算出する。
ここで、図8に示されるチャートを参照しながら、ステップS23で実行される判定手法の一例を説明する。
図8のチャートでは、横軸に瞳孔径、縦軸に輝度をとり、それぞれ瞳孔径の大小、輝度値の大小を表す。瞳孔径の大小は、境界値r1により2つに区分され、輝度値の大小は、境界値b1及びb2により3つに区分されている。この区分により、図8に示されるように、A−1、B−1、C−1、A−2、B−2、C−2の6つの領域が生じる。
領域A−1は、瞳孔径が境界値r1以上、且つ輝度値が境界値b2以上の領域であり、瞳孔径も輝度値も大きい領域である。
領域B−1は、瞳孔径が境界値r1以上、且つ輝度値が境界値b1からb2の間の領域であり、瞳孔径は大きく輝度値は中程度の領域である。
領域C−1は、瞳孔径が境界値r1以上、且つ輝度値が境界値b1以下の領域であり、瞳孔径は大きいが輝度値は小さい領域である。
領域A−2は、瞳孔径が境界値r1以下、且つ輝度値が境界値b2以上の領域であり、瞳孔径は小さいが輝度値は大きい領域である。
領域B−2は、瞳孔径が境界値r1以下、且つ輝度値が境界値b1からb2の間の領域であり、瞳孔径は小さく輝度値は中程度の大きい領域である。
領域C−2は、瞳孔径が境界値r1以下、且つ輝度値が境界値b1以下の領域であり、瞳孔径も輝度値も小さい領域である。
判定部34は、ステップS21で測定した撮影者の眼球Eの瞳孔径とステップS22で測定した被写体像の輝度値との組合せが領域A−1、B−1、C−1、A−2、B−2、C−2のいずれの領域に入るかを判定する。本実施の形態では、入射光量が領域A−1に入る場合は遮光し、領域B−1またはA−2に入る場合は減光量50%の減光とし、領域C−1またはB−2に入る場合は減光量25%の減光とし、領域C−2に入る場合は遮光も減光も行わないとする。
ステップS24で、判定部34は、遮光が必要か否かを判定する。瞳孔径及び輝度値の組合せが領域A−1に入る場合は、遮光が必要と判定(肯定判定)してステップS25へ移行し、瞳孔径及び輝度値の組合せが領域A−1以外である場合、遮光は不要と判定(否定判定)してステップS28へ移行する。
ステップS25では、カメラ制御部31は、遮光用部材を駆動して遮光動作を実行させる。すなわち、カメラ制御部31は、電源投入時に開放状態にあったアイピースシャッター23を閉鎖する。
ステップS26では、カメラ1Aが備えるスピーカー(不図示)により、アイピースシャッター23を閉鎖する旨を音声で撮影者に告知する。
ステップS27では、カメラ1Aの電源がOFFになったか否かを判断し、カメラ電源OFFであれば撮影動作を終了し、カメラ電源OFFでないならば、ステップS21へ移行する。
ステップS24へ戻って、判定部34は、遮光が必要ではない場合は、上述のように、ステップS28へ移行する。
ステップS28で、判定部34は、減光量は0%であるか否かを判定する。
判定部34が、入射光量が領域C−2に入ると判定(肯定判定)した場合は、減光量は0%であるので、減光動作はせずにステップS27へ移行する。
ステップS28で、判定部34が、減光量は0%ではないと判定(否定判定)した場合は、すなわち、瞳孔径及び輝度値の組合せが領域B−1、C−1、A−2またはB−2に入ると判定した場合は、ステップS29へ移行する。
ステップS29では、カメラ制御部31は、ステップS23で算出された減光量に基づいて減光用部材を駆動して減光動作を実行させる。具体的には、カメラ制御部31は、電源投入時に減光量が0%であった可変減光フィルター21に対し、瞳孔径及び輝度値の組合せが、領域B−1またはA−2に入る場合は減光量を50%とし、領域C−1またはA−2に入る場合は減光量を25%とする。領域C−1の場合、被写体輝度が非常に小さければ、減光量を0%としてもよい。
この減光動作が終了すると、ステップS27へ移行し、カメラ1の電源がOFFになったか否かを判断し、カメラ電源OFFであれば撮影動作を終了し、カメラ電源OFFでないならば、ステップS21へ移行する。
第1の実施の形態では、瞳孔径と被写体輝度との2つの測定値から撮影者の眼に入射する入射光量を求め、この入射光量に基づいて遮光または減光の要否を判定するとともに撮影者の眼を保護するのに必要な減光量を算出した。これに対し、第2の実施の形態では、瞳孔径と被写体輝度値の組合せが図8のチャートのどの領域に入るかによって遮光または減光の要否判定や減光量の算出を行うという相違があるが、第2の実施の形態のカメラ1Aも、上述した第1の実施の形態によるカメラ1と同様の作用効果を奏する。また、第2の実施の形態では、図8のチャートを用いて、瞳孔径と被写体輝度値の2つの測定値から直接に遮光または減光の要否判定などを行うことができるので、眼球Eに入射する入射光量を算出する必要がない。
第2の実施の形態の変形例も、第1の実施の形態の変形例と同様である。
なお、図8のチャートでは、瞳孔径の大小を境界値r1により2つに区分し、輝度値の大小は、境界値b1及びb2により3つに区分し、瞳孔径及び輝度値の組合せをA−1、B−1、C−1、A−2、B−2、C−2の6つの領域に区分し、領域A−1では遮光、領域B−1及び領域A−2では50%の減光量、領域C−1及び領域B−2では25%の減光量、領域C−2では遮光も減光もしないと説明した。しかし、領域の区分は上記のみに限らず、減光を行うための領域B−1、A−2、C−1及びB−2を更に細分化し、それに応じて減光量も細分化するようにしてもよい。
本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されるものではない。
1、1A:カメラ 2:交換レンズ
3:カメラボディ 11:撮影レンズ
12:撮影用絞り(絞り) 13:レフレックスミラー
14:シャッター 15:撮像素子
17:ファインダースクリーン 21:可変減光フィルター
22:接眼レンズ 23:アイピースシャッター
24:光学ファインダー 25:測光センサー
26:赤外光源 27:結像光学系
28:赤外光センサー 30:制御部
31:カメラ制御部 32:輝度測定部
33:瞳孔径測定部 34:判定部
E:眼(眼球)

Claims (8)

  1. 被写体を観察するファインダーと、
    前記被写体の輝度を検出する第1の検出部と、
    前記被写体を観察する眼の瞳孔径を検出する第2の検出部と、
    前記輝度と前記瞳孔径とに基づいて前記ファインダーの接眼部から射出する光束の光量を制御する制御部と、
    を備えるカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記制御部は、前記接眼部から射出する光束を遮光する遮光部と、前記接眼部から射出する光束の光量を減らす減光部とを有し、前記輝度と前記瞳孔径とに基づいて前記遮光部および前記減光部のいずれか一方を制御するカメラ。
  3. 請求項2に記載のカメラにおいて、
    前記第2の検出部は、前記眼に赤外光を照射する照射部と、前記赤外光が照射された眼を撮像する赤外光センサーと、前記撮像された眼の画像に基づき前記瞳孔径を検出するカメラ。
  4. 請求項2または3に記載のカメラにおいて、
    前記遮光部は、前記ファインダーに設けられたシャッターであるカメラ。
  5. 請求項2から4までのいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記減光部は、前記ファインダーに設けられた減光フィルターであるカメラ。
  6. 請求項2または3に記載のカメラにおいて、
    撮影光学系と、
    前記撮影光学系を通過した被写体光束を前記ファインダーへ反射する前記撮影光学系の光路内の第1位置と、前記光路から退避した第2位置との間を移動する反射部材と、を更に備え、
    前記制御部は、前記反射部材を前記第2位置に移動させることによって前記接眼部から射出する光束を遮光するカメラ。
  7. 請求項6に記載のカメラにおいて、
    前記撮影光学系に設けられた絞りを更に備え、
    前記制御部は、前記絞りの開口径を小径化することによって前記接眼部から射出する光束を減光するカメラ。
  8. 請求項2から7までのいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記制御部は、前記遮光部による遮光後の前記輝度の低下に基づき、前記遮光部を前記遮光前の状態に戻すカメラ。
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