JPH1152455A - カメラのファインダ遮光装置 - Google Patents

カメラのファインダ遮光装置

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JPH1152455A
JPH1152455A JP9210684A JP21068497A JPH1152455A JP H1152455 A JPH1152455 A JP H1152455A JP 9210684 A JP9210684 A JP 9210684A JP 21068497 A JP21068497 A JP 21068497A JP H1152455 A JPH1152455 A JP H1152455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
finder
shutter
camera
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP9210684A
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English (en)
Inventor
Natsuki Shirai
夏樹 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH1152455A publication Critical patent/JPH1152455A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽光などの高輝度な被写体の場合にファイ
ンダを通過する光量を低減する。 【解決手段】 受光素子1により、カメラに入射する光
の光量を検出する。ファインダ5には液晶シャッタ3が
設けられ、液晶シャッタ3は、受光素子1にて検出され
た入射光の光量に応じて、この光量が大きいほどファイ
ンダ5を透過する光の光量が小さくなるようにシャッタ
制御回路10によりその透過率が変更される。これによ
り、太陽光などの高輝度な被写体光がファインダ5に入
射すると、液晶シャッタ3の透過率が小さくなって、フ
ァインダ5を覗く撮影者の目が保護される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラのファインダ
を遮光するファインダ遮光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラのファインダは、被写体の
輝度に拘わらずその光透過率は一定であり、太陽光など
の高輝度の被写体を覗かないように警告や注意書きを行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ファイン
ダを覗いたまま空を飛ぶ鳥や飛行機などを追いかける場
合には、太陽光が被写界に入らないように注意深く操作
を行わなければならなかった。
【0004】本発明の目的は、被写体の輝度に応じてフ
ァインダを通過する光量を調節することができるカメラ
のファインダ遮光装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
を参照して説明すると、請求項1の発明は、カメラへの
入射光量を検出する受光素子1と、カメラのファインダ
5に設けられ、ファインダ5を通過する光の光量を変更
可能なシャッタ手段3と、入射光量に基づいて、この光
量が大きいほどファインダ5を通過する光の光量が小さ
くなるようにシャッタ手段3を駆動する制御手段10と
を備えることにより上記目的を達成する。請求項2の発
明は、シャッタ手段3を液晶シャッタとしたものであ
る。請求項3の発明は、シャッタ手段3をメカニカルシ
ャッタとしたものである。請求項4の発明は、受光素子
1を測光用受光素子としたものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態によるファインダ遮光装置を備えたカメラの構成
を示すブロック図である。図1に示すように本発明の第
1の実施の形態によるファインダ遮光装置を備えたカメ
ラにおいては、撮影レンズ6を通過してカメラボディ4
内に入射した被写体像を表す入射光は、ハーフミラー7
により反射され不図示の光学系を介してファインダ5か
ら出射される。そして撮影者はファインダ5より被写体
像を観察することができる。なお、ハーフミラー7を透
過した入射光は、ハーフミラー7と一体に設けられたサ
ブミラー8によりカメラボディ4の下方に向けて反射さ
れる。
【0008】一方、ファインダ遮光装置は、ハーフミラ
ー7を通過してサブミラー8により反射された入射光を
受光して入射光の光量を表す信号を得る受光素子1と、
ファインダ5に設けられた液晶シャッタ3と、受光素子
1を制御するための受光素子制御回路9と、液晶シャッ
タ3を制御するためのシャッタ制御回路10と、受光素
子制御回路9およびシャッタ制御回路10の駆動を制御
するCPU2とからなる。なお、受光素子1は従来から
カメラに取り付けられている露出制御用の受光素子であ
っても、液晶シャッタ制御用に別個に取り付けられたも
のであってもよい。受光素子1により得られた入射光の
光量を表す信号は、受光素子制御回路9においてA/D
変換されてCPU2に取り込まれる。そして、取り込ま
れた光量を表す信号に応じて、CPU2は後述するよう
にシャッタ制御回路10を駆動して、液晶シャッタ3の
透過率を変化させてファインダ5を透過する光の光量を
制御する。
【0009】次いで、第1の実施の形態の動作について
説明する。図2は第1の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。図2に示すように、まずス
テップS101において、受光素子1により検出された
入射光の光量を表す信号を取り込み、ステップS102
において、取り込まれた光量の値が人間の目に悪影響を
及ぼす規定値以上であるかどうかを判断する。ステップ
S102が否定された、すなわち取り込まれた光量が規
定値未満であった場合には、ステップS104において
CPU2からシャッタ制御回路10に制御信号が送ら
れ、液晶シャッタ3をオフ(透明)とする。
【0010】一方、ステップS102が肯定された、す
なわち光量が規定値以上であった場合には、ステップS
103において光量がかなり強いか否かが判断される。
これは、取り込まれた光量が上記ステップS102にお
ける規定値よりもさらに大きいか否かを判断することに
より行う。また、ステップS103が否定された場合
は、ステップS106において光量が強いか否かが判断
される。これは、取り込まれた光量が上記ステップS1
02における規定値よりも大きくかつ上記ステップS1
03における規定値よりも小さいか否かを判断すること
により行う。
【0011】そして、ステップS103,106の判断
結果に応じて液晶シャッタ3の透過率を変更する。すな
わち、ステップS103が肯定された場合は、ステップ
S105において液晶シャッタ3をかなり暗く、すなわ
ち光透過率を小さくして処理を終了する。また、ステッ
プS103が否定されステップS106が肯定された場
合は、ステップS107において液晶シャッタを暗くし
て処理を終了する。このステップS107における液晶
シャッタ3の暗さの程度、換言すると光透過率の程度は
ステップS105における場合よりも大きいものであ
る。さらに、ステップS106が否定された場合は、ス
テップS108において液晶シャッタ3をやや暗くして
処理を終了する。このステップS108における液晶シ
ャッタ3の暗さの程度、換言すると光透過率の程度はス
テップS107における場合よりも大きいものである。
なお、上記ステップS105,107,108における
液晶シャッタ3の透過率は、液晶シャッタ3に加えられ
る制御信号の電圧値をシャッタ駆動回路10により光量
に応じて変更することによって制御されるものである。
【0012】このように、本実施の形態においては、カ
メラボディ4内への入射光の光量の程度に応じて光量が
大きいほど液晶シャッタ3の透過率が小さくなるように
したため、撮影者がファインダ5を覗いた状態におい
て、太陽光などの高輝度な被写体に目を向けると液晶シ
ャッタ3がかなり暗くなり、これにより、撮影者の目を
保護することができる。また、本実施の形態において
は、メカニカルシャッタではなく液晶シャッタ3を用い
ているため、高輝度な被写体に対して迅速に動作すると
ともに、ファインダ5の視野を完全にふさぐことなくあ
る程度は見えるようにしているため、操作性を低下させ
ることなく撮影者の目を保護することができる。なお、
上記第1の実施の形態においては、光量の判定を3段階
にて行っているが、それ以上の段階にて光量の判定を行
って液晶シャッタ3の透過率を変更させてもよい。ある
いは、光量に応じて連続的に透過率を変更させてもよ
い。
【0013】次いで、本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。図3は本発明の第2の実施の形態によるフ
ァインダ遮光装置を備えたカメラの構成を示す概略図で
ある。なお、第2の実施の形態においては、ファインダ
遮光装置を使用するか否かを選択するための設定スイッ
チ11を備え、かつ液晶シャッタ3に代えて機械的に切
り換わるシャッタ12と、シャッタ12を駆動するシャ
ッタ駆動機構13とを設けた点が第1の実施の形態と異
なるものである。そして、第2の実施の形態において
は、設定スイッチ11のオン/オフによりシャッタ12
を駆動するか否かが選択され、設定スイッチ11がオフ
の場合には、被写体輝度に応じたシャッタ駆動機構13
によるシャッタ12の駆動が禁止され、設定スイッチ1
1がオンの場合にのみシャッタ駆動機構13によりシャ
ッタ12の駆動を許容するものである。
【0014】次いで、第2の実施の形態の動作について
説明する。図4は第2の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。まずステップS201にお
いて、設定スイッチ11がオンされているか否かが判断
され、ステップS201が肯定された場合は、ステップ
S202において、上記図2におけるステップS101
と同様に、受光素子1により検出された入射光の光量を
表す信号を取り込み、ステップS203において、取り
込まれた光量の値が人間の目に悪影響を及ぼす規定値以
上であるかどうかを判断する。ステップS203が否定
された、すなわち取り込まれた光量が規定値未満であっ
た場合には、ステップS205においてCPU2からシ
ャッタ制御回路10に制御信号が送られ、シャッタ12
を開いた状態を保持するようにシャッタ駆動機構13が
制御される。そしてこのように、シャッタ12を開いた
状態を保持して処理を終了する。また、ステップS20
3が肯定された、すなわち取り込まれた光量が規定値以
上であった場合には、ステップS204においてシャッ
タ12を閉じて処理を終了する。なお、ステップS20
1が否定された場合には、ステップS205においてシ
ャッタ12を開いた状態を保持して処理を終了する。
【0015】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、液晶シャッタ3がシャッタ手段を、シャッタ制御回
路10が制御手段を構成する。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、カメラに入射する光量に応じてファインダを通過
する光の光量を小さくするため、太陽などの高輝度な被
写体から撮影者の目を守ることができる。またシャッタ
として液晶シャッタを用いることにより、機械的なシャ
ッタに比べて迅速にファインダ通過光量を制御すること
ができるとともに、光量に応じて透過率を変更してファ
インダ視野を完全にふさぐことなく、ファインダ透過光
量を適切なものとすることができる。さらに、受光素子
を測光用受光素子とすることにより、部品点数を低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】木発明の第1の実施の形態によるファインダ遮
光装置を備えたカメラの構成を示す概略図
【図2】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施の形態によるファインダ遮
光装置を備えたカメラの構成を示す概略図
【図4】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
【符号の説明】 1 受光素子 2 CPU 3 液晶シャッタ 4 カメラボディ 5 ファインダ 6 撮影レンズ 7 ハーフミラー 8 サブミラー 9 受光素子制御回路 10 シャッタ制御回路 11 設定スイッチ 12 シャッタ 13 シャッタ駆動機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラへの入射光量を検出する受光素子
    と、 前記カメラのファインダに設けられ、該ファインダを通
    過する光の光量を変更可能なシャッタ手段と、 前記入射光量に基づいて、該入射光量が大きいほど前記
    ファインダを通過する光の光量が小さくなるように前記
    シャッタ手段を駆動する制御手段とを備えたことを特徴
    とするカメラのファインダ遮光装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッタ手段は、液晶シャッタであ
    ることを特徴とする請求項1記載のカメラのファインダ
    遮光装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッタ手段は、メカニカルシャッ
    タであることを特徴とする請求項1記載のカメラのファ
    インダ遮光装置。
  4. 【請求項4】 前記受光素子は、測光用の受光素子であ
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載のカメラ
    のファインダ遮光装置。
JP9210684A 1997-08-05 1997-08-05 カメラのファインダ遮光装置 Pending JPH1152455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9210684A JPH1152455A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 カメラのファインダ遮光装置

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JP9210684A JPH1152455A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 カメラのファインダ遮光装置

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Publication Number Publication Date
JPH1152455A true JPH1152455A (ja) 1999-02-26

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ID=16593404

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JP9210684A Pending JPH1152455A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 カメラのファインダ遮光装置

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JP (1) JPH1152455A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102631A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社ニコン カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102631A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社ニコン カメラ

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