JP2001200155A - 脂肪族熱可塑性ポリウレタン、その製造法および使用 - Google Patents

脂肪族熱可塑性ポリウレタン、その製造法および使用

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JP2001200155A JP2000346690A JP2000346690A JP2001200155A JP 2001200155 A JP2001200155 A JP 2001200155A JP 2000346690 A JP2000346690 A JP 2000346690A JP 2000346690 A JP2000346690 A JP 2000346690A JP 2001200155 A JP2001200155 A JP 2001200155A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光、熱および加水分解に対して安定であり、
低温において脆化を示さない熱可塑性ポリウレタン、並
びにその製造法を提供する。 【解決手段】 (i)高温での貯蔵を行った後の最終引
っ張り強さ(UTS)および破断時伸び(EAB)の値
が高温での貯蔵を行う前の値のそれぞれ少なくとも60
%に対応する値であり、(ii)ガラス転移温度が−5
0℃以下であり、(iii)加水分解条件下で貯蔵を行
った後のUTSおよびEABの値が加水分解条件下で貯
蔵を行う前の値のそれぞれ少なくとも80%に対応する
値であり、(iv)ショアAかたさが70〜95である
光に対して安定な熱可塑性脂肪族ポリウレタンから成る
ことを特徴とする成形用組成物。及びその製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は改善された性質を示す脂肪族熱可
塑性ポリウレタン(TPU)、その製造法および使用に
関する。
【0002】自動車の内部装備、特に計器用のパネル
(IP)の表面成形品に使用される材料に課せられる最
近の要求は非常に複雑であり、IPの目に見えない一体
となった構成機素として乗客のエアバッグが設計される
場合には特にそうである。このことは、使用できる唯一
の材料はこの要求範囲の複雑な組み合わせ、例えば光、
熱および加水分解に対する安定性をを充足でき、また−
30℃またはそれ以下のような温度でも脆化を起こすこ
となく乗客のエアバッグを開くことができる材料である
ことを意味する。自動車産業におけるこの範囲の要求の
中の実質的な条件を一つでも達成できない場合には、そ
の材料はこの用途に適していない。
【0003】芳香族の熱可塑性ポリウレタン(芳香族T
PU)は芳香族ジイソシアネートから合成されるために
光に対して安定ではない。成形品に色をつけると、光の
効果によって強い黄変効果が生じ、黒色の成形品でさえ
色および光沢が変化する。
【0004】ドイツ特許C−42 03 307号に
は、エンボッシングされた焼結可能なシート地を製造す
るための焼結可能な粉末の形をしたポリウレタン組成物
が記載されているが、この場合粉末は直鎖の脂肪族ポリ
ウレタンだけから製造される。ポリオール成分は分子量
nが2000の脂肪族ポリカーボネートジオール60
〜80重量部およびアジピン酸、ヘキサンジオールおよ
びネオペンチルグリコールをベースにした分子量Mn
2000のポリジオール40〜20重量部から成ってい
る。ポリオール混合物に関し2.8:1〜4.2:1の
当量比で1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートが使
用され、1,4−ブタンジオールが連鎖伸長剤として使
用されており、ポリオール混合物に対する1,4−ブタ
ンジオールの当量比は1.3:1〜3.3:1の範囲で
ある。この成形用組成物は光、熱、加水分解およびエン
ボッシングに対する安定性についてのすべての要求を満
たすが、TGが−45℃以上であるため−30℃におけ
る乗客のエアバッグの急激膨張試験に対しては脆すぎる
という欠点を有し(若干の自動車会社は冷時においても
この程度の可撓性を求めている)、この材料がこの用途
に不適であるという理由になっている(IPは一体化さ
れた目に見えない乗客のエアバッグを含んでいる)。
【0005】米国特許A−5 824 738号には、
光に対して安定であり、強い人工的な気候条件に曝した
後も非常に僅かしか黄変効果を起こさない特徴をもった
脂肪族TPUが記載されている。ここに記載された光に
安定なTPUは紫外線安定剤、酸化防止剤および顔料の
厳密な組み合わせから成っている。H12−MDIをベー
スにしたこれらの光に安定なTPUは事実約−68℃と
いう非常に低いTGをもっているが、高温で貯蔵する際
の安定性に関しては大部分の自動車会社の要求を満たし
ていない。
【0006】従って本発明の目的は、光、熱および加水
分解に対して安定であり、低温において脆化を示さない
熱可塑性ポリウレタン(TPU)、並びにその製造法を
提供することである。
【0007】この目的は本発明の熱可塑性ポリウレタン
によって達成することができる。
【0008】本発明は、高温で貯蔵した後(120℃で
500時間)の最終的な引っ張り強さおよび破断時伸び
が高温で貯蔵する前の初期的な最終引っ張り強さおよび
破断時伸びの少なくとも60%(好ましくは少なくとも
70%)であり、ガラス転移温度(下記に詳細に説明す
るような引っ張りモードで動的機械的解析法(DMS)
により測定された値)が−50℃以下であり、加水分解
条件下で貯蔵された後(80℃において7日間)の最終
引っ張り強さおよび破断時伸びが加水分解条件下での貯
蔵前の初期的な最終引っ張り強さおよび初期的な破断時
伸びの少なくとも80%(好ましくは少なくとも85
%)であり、ショア(Shore) Aかたさが70〜
95(好ましくは70〜90)である光に対して安定な
脂肪族熱可塑性ポリウレタンに関する。
【0009】加水分解条件下での貯蔵および高温での貯
蔵に対する条件は下記にもっと詳細に定義する。
【0010】従って、適当とされる唯一のTPUは高温
で貯蔵(120℃で500時間)された後の最終引っ張
り強さおよび破断時伸びの低下が40%以内(好ましく
は30%以内)であり、加水分解条件下での貯蔵(80
℃で7日間)後の最終引っ張り強さおよび破断時伸びの
低下が20%以内(好ましくは15%以内)のものであ
る。
【0011】本発明の脂肪族熱可塑性ポリウレタンは好
ましくは (A)ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、ジ
シクロヘキルメタンジイソシアネート(水素化されたM
DI)、またはイソフォロンジイソシアネート(IPD
I)またはそれらの混合物から成る群から選ばれる脂肪
族ジイソシアネート、(B)数平均分子量が600〜1
0,000g/モルのポリエーテルポリオールと数平均
分子量が600〜10,000g/モルのポリエステル
ポリオールとの混合物、(C)平均分子量が60〜50
0g/モルの連鎖伸長剤、(D)(A)+(B)+
(C)に関し0.4〜0.9重量%の量の紫外線安定
剤、(E)(A)+(B)+(C)に関し0.2〜5.
0重量%の量の酸化防止剤、(F)ポリエステルポリオ
ールに関し0〜2.0重量%、好ましくは0.2〜2.
0重量%の量の加水分解防止剤(例えばカルボジイミ
ド)、(G)随時使用される触媒、および(H)随時使
用される通常の助剤および添加剤から得ることができる
が、ここでジイソシアネート(A)対ポリオール(B)
の当量比は1.5:1.0〜10:1.0であり、NC
O特性数(イソシアネート基の数をポリオールおよび連
鎖伸長剤のヒドロキシル基の数の和で割った商に100
を乗じて得られる)は95〜105の範囲にある。
【0012】ポリエステルジオールとしてポリカプロラ
クタムを使用する場合には、加水分解防止剤は必要な
い。ポリカプロラクトンジオール(ポリエステルポリオ
ール)はポリエーテルポリオールなしで使用することが
できる。
【0013】上記のA〜Hの順序は本発明のTPUの製
造に関して何等意味をもつものではない。本発明のTP
Uは任意の通常の方法で製造することができる。
【0014】2種の異なった脂肪族ジイソシアネート”
A1”および”A2”をベースにした本発明のTPU
は、例えば下記のように一反応工程でTPU”A1−
2”をつくるようにして製造することができる。しかし
公知方法では脂肪族ジイソシアネート”A1”をベース
にしたTPU”A1”を最初につくり、それとは別に”
A2”をベースにしたTPU”A2”を製造することが
できる。この場合残りの成分B〜Hは同じである。しか
る後TPU”A1”およびTPU”A2”を所望の割合
で混合してTPU”A1−2”を製造する(例えば押出
し機または捏和機の中で)。
【0015】ポリオール混合物をべーすにした本発明の
TPUはポリオール混合物(ポリオールB1およびポリ
オールB2)を使用し(例えば混合機ユニットを使用し
て)一つの反応工程でTPU−B1−2を生成させるこ
とにより製造することができる。このことについては後
で詳述する。別法として公知方法によりポリオールをベ
ースにしたTPU B1を先ず製造し、それとは別にポ
リオールB2をベースにしたTPU B2を製造ずるこ
とができる。この場合残りの成分AおよびC〜Hは同じ
のものを使用する。しかる後に所望の割合で公知方法に
よりTPU B1およびB2を混合してTPU B1−
2をつくる(例えば押出し機または捏和機の中で)。
【0016】平均分子量が1000〜8000g/モル
のポリエーテルポリオール20〜80重量%および平均
分子量が1000〜8000g/モルのポリアルカンジ
オールアジペートまたはポリカプロラクトンジオール8
0〜20重量%の混合物がポリオール成分として好適に
使用される。
【0017】分子量が1000〜5000g/モルのポ
リカプロラクトンジオールもポリオール成分として好適
に使用される。
【0018】好ましくはポリオール成分は大部分が平均
分子量1000〜8000g/モルのポリエーテルポリ
オール30〜70重量%および平均分子量1000〜8
000g/モルのポリアルカンジオールアジペートまた
はポリカプロラクトンジオール70〜30重量%から成
っている。
【0019】ポリオール混合物中のポリアルカンジオー
ルアジペートが加水分解に対して敏感である場合、公知
の加水分解防止剤(例えばカルボジイミド、またKun
ststoffhandbuch,Polyureth
anes,第7巻参照のこと)をポリアルカンジオール
アジペートに加えなければならない。ポリオール中のポ
リアルカンジオールアジペートの割合が例えば25重量
%より多く、その酸価が0.03よりも大きい場合に
は、ポリアルカンジオールアジペートに公知の加水分解
防止剤を加えなければならない。
【0020】ポリオール混合物中のポリエーテルポリオ
ールの割合が40重量%よりも多い場合には、少なくと
も0.5重量%((A)+(B)+(C)から得られる
TPUに関し)の酸化防止剤を加えなければならない。
【0021】紫外線安定剤としては重量比が2:1〜
1:2のいわゆる立体障害をもったアミン安定剤(HA
LS)混合物が最も好適に使用される。
【0022】適当な酸化防止剤および紫外線安定剤はド
イツ、ミュンヘン、HanserVerlag 198
9年発行、R.Gaechter,H.Mueller
編、Taschenbuch der Kunstst
off−Additive、第3版に記載されている。
【0023】光に対する安定性について要求が少ない用
途、例えば暗色の成形品組成物に使用する場合には、脂
肪族ジイソシアネートの一部を芳香族ジイソシアネート
で代用することができる。これらの芳香族ジイソシアネ
ートはJustus Liebigs Annalen
der Chemie誌、562巻、75〜136頁
に記載されている。例としてはトルエン2,4−ジイソ
シアネート、トルエン2,4−ジイソシアネートとトル
エン2,6−ジイソシアネートとの混合物、4,4’
−、2,2’−および2,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、2,4−および4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート混合物、ウレタンで変性した液状
の2,6−および/または4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、4,4’−ジイソシアナートジフェ
ニルエタン(1,2)および1,5−ナフタレンジイソ
シアネートがある。
【0024】成分(D)として使用される化合物はドイ
ツ、ミュンヘン、Hanser Verlag 198
9年発行、R.Gaechter,H.Mueller
編、Taschenbuch der Kunstst
off−Additive、第3版の「Polyure
thanea」の章に記載されている。
【0025】平均分子量が600〜10,000g/モ
ル、好ましくは1000〜8000の直鎖のヒドロキシ
ル末端ポリオールは成分(B)として使用される。これ
らの化合物はその製造法のために少量の直鎖でない化合
物を含んでいることが多い。従ってこれらはしばしば
「実質的に直鎖のポリオール」と呼ばれている。このよ
うなポリオールも成分(B)として適している。
【0026】適当なポリエステルジオールは例えば炭素
数2〜12、好ましくは4〜6のジカルボン酸および多
価アルコールからつくることができる。適当なジカルボ
ン酸の例には次のものが含まれる:脂肪族ジカルボン
酸、例えばコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリ
ン酸、アゼライン酸およびセバチン酸、並びに芳香族ジ
カルボン酸、例えばフタル酸、イソフタル酸およびテレ
フタル酸。これらのジカルボン酸は個別的にまたは混合
物として、例えばコハク酸、グルタル酸およびアジピン
酸の混合物の形で使用することができる。またジカルボ
ン酸の代りに対応するジカルボン酸誘導体、例えばアル
コール基の炭素数が1〜4のカルボン酸ジエステル、カ
ルボン酸無水物またはカルボン塩化物を使用してもポリ
エステルジオールを有利に製造することができる。多価
アルコールの例には炭素数2〜10、好ましくは2〜6
のグリコール、例えばエチレングリコールまたはジエチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,10
−デカンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパ
ンジオール、1,3−プロパンジオールおよびジプロピ
レングリコールが含まれる。所望の性質に依存して多価
アルコールはそれ自身だけで或いはお互いの混合物とし
て使用することができる。同様に適当な物質にはカルボ
ン酸の上記ジオール、特に炭素数が4〜6の単量体、例
えば1,4−ブタンジオールまたは1,6−ヘキサンジ
オールとのエステル、ヒドロキシカルボン酸、例えばヒ
ドロキシカプロン酸の縮合生成物、およびラクトン、例
えば随時置換基をもったカプロラクトンの縮重合生成物
が含まれる。好適に使用されるポリエステルジオールは
エタンジオールポリアジペート、1,4−ブタンジオー
ルポリアジペート、エタンジオール−1,4−ブタンジ
オールポリアジペート、、1,6−ヘキサンジオール−
ネオペンチルグリコールポリアジペート、1,6−ヘキ
サンジオール−1,4−ブタンジオールポリアジペー
ト、およびポリカプロラクトンである。これらのポリエ
ステルジオールは平均分子量が600〜10,000、
好ましくは1000〜8000であり、個別的に或いは
お互いの混合物として使用することができる。
【0027】適当なポリエステルジオールは、アルキル
鎖の炭素数が2〜4個の1種またはそれ以上のアルキレ
ンオキシドを2個の結合した活性水素を有する反応開始
剤分子と反応させることにより製造することができる。
アルキレンオキシドの例には次のものが含まれる:エチ
レンオキシド、1,2−プロピレンオキシド、エピクロ
ルヒドリン、1,2−ブチレンオキシドおよび2,3−
ブチレンオキシド。エチレンオキシド、プロピレンオキ
シド、および1,2−プロピレンオキシドとエチレンオ
キシドとの混合物が好適に使用される。アルキレンオキ
シドは個別的に、或いは相次いで、または混合物として
使用することができる。反応開始剤分子の例には次のも
のが含まれる:水、アミノアルコール、例えばN−アル
キル−ジエタノールアミン、例えばN−メチル−ジエタ
ノールアミン、およびジオール、例えばエチレングリコ
ール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタン
ジオールおよび1,6−ヘキサンジオール。反応開始剤
分子の混合物も随時使用することができる。他の適当な
ポリエステルジオールの例にはヒドロキシル基を含むテ
トラヒドロフランの重合生成物が含まれる。三官能性ポ
リエーテルも二官能性ポリエーテルに関し0〜30重量
%の割合で使用することができる。しかしその最大量は
熱可塑的に加工できる生成物が生じるような量でなけれ
ばならない。実質的に直鎖のポリエーテルジオールは分
子量が600〜10,000、好ましくは1000〜8
000である。これらは個別的に或いはお互いの混合物
の形で使用することができる。
【0028】ヒドロキシル基を含むテトラヒドロフラン
の重合生成物、およびエチレンオキシドおよび/または
プロピレンオキシドをベースにしたポリエーテルジオー
ルが特に好適である。
【0029】分子量が60〜500の脂肪族のジオール
または脂肪族(脂環式)のジアミン、好ましくは炭素数
が2〜14の脂肪族ジオール、例えばエタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ま
たはジプロピレングリコール、特に1,4−ブタンジオ
ールを連鎖伸長剤(C)として使用することができる。
適当な脂肪族(脂環式)ジアミンにはイソフォロンジア
ミン、エチレンジアミン、1,2−プロピレンジアミ
ン、1,3−プロピレンジアミン、N−メチルプロピレ
ン−1,3−ジアミンまたはN,N’−ジメチルエチレ
ンジアミンが含まれる。上記の連鎖伸長剤の混合物も使
用できる。少量のトリオールを加えることもできる。
【0030】1,6−ヘキサンジオールは連鎖伸長剤と
して特に好適であり、随時最高20重量%の平均分子量
が60〜500g/モルの連鎖伸長剤と混合して使用さ
れる。
【0031】光に対する安定性について要求が少ない用
途、例えば暗色の成形品組成物に使用する場合には、脂
肪族のジオールおよびジアミンの一部を芳香族のジオー
ルおよびジアミンで代用することができる。適当な芳香
族ジオールの例には炭素数2〜4のグリコールのテレフ
タル酸ジエステル、例えばテレフタル酸−ビス−エチレ
ングリコール、またはテレフタル酸−ビス−1,4−ブ
タンジオール、およびエトキシル化されたビスフェノー
ルがある。適当な芳香族ジアミンの例としては2、4−
ジアミノトルエンおよび2,6−ジアミノトルエン、
3,5−ジエチル−2,4−ジアミノトルエンおよび
3,5−ジエチル−2,6−ジアミノトルエン、および
1級のモノ−、ジ−、トリ−またはテトラアルキル置換
4,4’−ジアミノジフェニルメタンが含まれる。
【0032】また通常の一官能性化合物を少量加え、例
えば連鎖終結剤または型抜き剤として使用することがで
きる。その例としてはオクタノールまたはステアリルア
ルコールのようなアルコール、およびブチルアミンおよ
びステアリルアミンのようなアミンが含まれる。
【0033】本発明はさらに本発明の熱可塑性ポリウレ
タンを連続的に製造する方法に関する。この方法はポリ
オール/ポリオール混合物(B)および連鎖伸長剤
(C)を連続的に混合した後、この混合物を長さ対直径
の比が8:1〜16:1の範囲内の静止混合機の中で最
大5分間ジイソシアネート/ジイソシアネート混合物
(A)と激しく且つ均一に混合し、この際静止混合物の
中に入る前の二つの混合物の温度は20℃よりも、好ま
しくは10℃よりも大きくは異ならないようにし、次い
で取り出し用の容器(例えば押出し機)の中で反応を完
結させ、得られた生成物を随時粒状化することを特徴と
している。
【0034】この反応は触媒を存在させて行うことが好
ましい。
【0035】成分(A)および(B)+(C)を連続的
に反応器に導入する前に、これらの成分を互いに別々に
して好ましくは熱交換器の中で60〜150℃、好まし
くは80〜120℃の温度に加熱する。本発明では、一
緒に反応器に供給する前において成分(A)と(B)+
(C)との温度差が20℃よりも少ないことが重要であ
る。成分流(A)と(B)+(C)との温度差は好まし
くは10℃より、最も好ましくは5℃よりも小さくなけ
ればならない。
【0036】このようにして得られた混合物を次に任意
所望の反応器の中で、好ましくは押出し機または反応管
の中で反応させてTPUにする。
【0037】本発明に従えば、この付加重合反応は好ま
しくは加熱できる絶縁された静止混合機(static
mixer)の中で行うことが好適である。静止混合
機は、可動部分をもたず、非常に短時間で逆混合効果が
殆どない全体に亙る均一な混合が達成できる点で有利で
ある。本発明に使用できる静止混合機はChem.−I
ng.Techn.誌52巻、、4号、285〜291
頁、およびドイツ、Duesseldorf、VDI−
Verlag1993年発行、「Mischen vo
n Kusststoff und Kautschu
kprodukten(プラスティックスおよびゴム製
品の混合)」に記載されている。
【0038】ドイツ特許C−23 28 795号記載
の静止混合機を使用することが好ましい。これらの静止
混合機は長さ/直径の比が好ましくは8:1〜16:
1、最も好ましくは10:1〜14:1である。静止混
合機の中での滞在時間は5秒より、好ましくは2.5秒
より短い。静止混合機はステンレス鋼、好ましくはV4
Aステンレス鋼でつくられることが好適である。
【0039】本発明はさらに、ポリオール/ポリオール
混合物(B)および連鎖伸長剤(C)を連続的に混合し
た後に、ヘキサメチレンジイソシアネートと反応させる
ことを特徴とする本発明の熱可塑性ポリウレタンの連続
的製造法に関する。次にこの反応混合物を異なった(第
2の)脂肪族ジイソシアネートと混合して反応させ、取
り出し容器の中でこの反応を完結させ、随時生成物を粒
状化する。この変形法は特に好適である。
【0040】この方法はまたこの混合物を異なった(第
2の)脂肪族ジイソシアネートと反応させた後、これを
ヘキサメチレンジイソシアネートと混合して反応させ、
取り出し用の容器の中で反応を完結させ、随時粒状化す
るようにして行うことができる。
【0041】本発明の熱可塑性ポリウレタンはまた予備
重合体法によって製造することができる。この場合ジイ
ソシアネート/ジイソシアネート混合物を先ずポリオー
ル/ポリオーリ混合物と混合し、反応させて予備重合体
つくり、次いで第2の工程においてこの予備重合体を連
鎖伸長剤と混合して反応させる。
【0042】押出し機またはベルト法により熱可塑性ポ
リウレタンを連続的に製造する場合触媒を使用すること
が好ましい。適当な触媒には当業界に公知の通常の第3
アミン、例えばトリエチルアミン、ジメチルシクロヘキ
シルアミン、N−メチルモルフォリン、N,N’−ジメ
チルピペラジン、2−(ジメチルアミノエトキシ)−エ
タノール、ジアザビシクロ−[2.2.2]−オクタン
等、並びに特に金属の有機化合物、例えばチタン酸のエ
ステル、鉄化合物、錫化合物、例えば二酢酸錫、二オク
タン酸錫、二ラウリン酸錫、または脂肪族カルボン酸の
ジアルキル錫塩、例えば二酢酸ジブチル錫、二ラウリン
酸ジブチル錫等が含まれる。好適な触媒は金属の有機化
合物、特にチタン酸エステル、または鉄または錫化合物
である。二ラウリン酸ジブチル錫が特に好適である。
【0043】TPU成分の他に、また紫外線安定剤、酸
化防止剤、加水分解防止剤、および随時使用される触
媒、助剤物質および添加剤を加えることができる。その
例としては内部潤滑剤、例えば脂肪酸のエステル、その
金属石鹸、脂肪酸のアミド、およびシリコーン化合物、
くっつき防止剤、抑制剤、変色安定剤、燃焼遅延剤、着
色剤、顔料、無機および有機性の充填剤、および従来法
によって製造されサイジング剤で被覆できる補強剤など
が含まれる。上記の助剤物質および添加剤に関するもっ
と詳しい情報は専門的な文献、例えばIntersci
ence Publishers 1962年および1
964年発行、J.H.Saunders,K.C.F
risch著、「High Polymers]、16
巻、Polyurethane、第1部および第2部、
ドイツ、ミュンヘン、HanserVerlag 19
89年発行、R.Gaechter,H.Muelle
r編、Taschenbuch der Kunsts
toff−Additive、第3版、およびドイツ特
許A−29 01 774号に記載されている。
【0044】内部潤滑剤は(A)+(B)+(C)に関
し0.1〜1.0重量%の量で加えることが好ましい。
【0045】本発明のTPUはまた異なったTPUを配
合することにより製造することができるが、この際個々
のTPUは必ずしも本発明のすべての性質を示す必要は
ない。
【0046】本発明のTPUは成形品の製造、特に押出
し製品(例えばシート地)および射出成形部品の製造に
使用することができる。本発明のTPUはその性質のた
めに、自動車の内装の分野に好適である。さらに本発明
のTPUはシート状の製品および中空体を製造するため
の焼結可能な粉末として使用することができる。
【0047】下記実施例により本発明をさらに詳細に例
示する。
【0048】実施例 TPUおよび射出成形パネルの製造 次のようにしてTPUを製造した。
【0049】ポリオール/ポリオール混合物(B)、連
鎖伸長剤(C)および二ラウリン酸ジブチル錫から成る
混合物を、撹拌しながら容器の中で約110℃に加熱
し、Sulzer製(DN6型、10個の混合機要素を
もち剪断速度は500/秒)の静止混合機の中で予め熱
交換器により約110℃に加熱した対応するジイソシア
ネートと一緒に激しく混合すし、次いでスクリュー装置
(ZSK32)の入口に供給する。
【0050】TPU8は70重量部のTPU1および3
0重量部のTPU7との配合物である。TPU9は30
重量部のTPU1および70重量部のTPU7との配合
物である。これらの各々はBrabender Pla
sti−Corder PL2000の中で配合した。
【0051】それぞれの場合で得られた粒状の材料を乾
燥し、次いで射出成形して多数の射出成形パネルをつく
った。これらの射出成形パネルの一部に対してDMSの
測定を行いTGを決定し、また引っ張り試験を行って破
断時伸びおよび最終引っ張り強さを決定した後、高温で
または加水分解条件下で貯蔵した。射出成形パネルの他
の一部に対しては下記に記載するような加水分解条件下
での試験または高温貯蔵試験を行った。これらの試験の
後で引っ張り試験を行って破断時伸びおよび最終引っ張
り強さを決定した。
【0052】DBTL: 二ラウリン酸ジブチル錫 DE2020: 平均分子量Mnが200g/モルの
1,6−ヘキサンジオールをベースにしたポリカーボネ
ート PE225B: 平均分子量Mnが2250g/モルの
ポリブタンジオールアジペート Capa(R)225: Mnが約2000g/モルのポリ
カプロラクトンジオール(Solvay Intero
x製) 1,4BDO: 1,4−ブタンジオール Terathane 2000(R): Mn=2000g
/モルのポリテトラヒドロフラン(DuPont製) Acclaim(R)2220: ポリオキシプロピレン
−ポリオキシエチレン単位から成るポリエーテルポリオ
ール(1級ヒドロキシル基を約85%含み、平均分子量
Mnが約2000g/モル、Lyondell製) Acclaim(R)4220: ポリオキシプロピレン
−ポリオキシエチレン単位から成るポリエーテルポリオ
ール(1級ヒドロキシル基を約85%含み、平均分子量
nが約4000g/モル、Lyondell製) HDI: ヘキサンチレンジイソシアネート H12−MDI: ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ
ートの異性体混合物Abril(R)10DS: ビスス
テアリルアミド(Wuertz GmbH製) Irganox(R)1010: テトラキス−[メチレ
ン−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ
シンナメート)]−メタン(Ciba製) Tinuvin(R)328; 2−(2’−ヒドロキシ
−3,5’−ジ−t−ブチル−アミルヘキシル)ベンゾ
トリアゾール Tinuvin(R)622: コハク酸ジメチルとテト
ラメチル−1−ピペリジンエタノールとの重合体(Ci
ba製) 1,6HDO: 1,6−ヘキサンジオール Stabaxol(R)P200: 芳香族ポリカルボジ
イミド(Rhein−Chemie製)
【0053】
【表1】
【0054】TPU8は70重量部のTPU1および3
0重量部のTPU7との配合物である。TPU9は30
重量部のTPU1および70重量部のTPU7との配合
物である。
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】高温での貯蔵(120℃で500時間)お
よび加水分解条件下での貯蔵(80℃で7日間)の後で
残った破断時伸びおよび最終引っ張り強さの変化率
(%)
【0058】
【表4】
【0059】最終引っ張り強さおよび破断時伸びの変化
率は次のようにして計算した:最終引っ張り強さおよび
破断時伸びの値(加水分解での貯蔵または高温での貯蔵
後の値)を前の最終引っ張り強さおよび破断時伸びの値
(加水分解での貯蔵または高温での貯蔵前の値)で割
り、これに100を乗じて%単位の最終引っ張り強さお
よび破断時伸びの変化率を得る。
【0060】試験条件 TPUから矩形の射出成形パネル(125×50×1m
m)をつくった。
【0061】動的機械的解析(DMS) この射出成形パネルから矩形(30×10×1mm)の
板を打ち抜く。これらの試験パネルに随時メモリー・モ
ジュールに依存する一定の予備応力をかけて非常に小さ
い変形を起こすように周期的に刺激を与え、把持点にか
かる力を温度および刺激の周期の関数として測定した。
【0062】付加的にかけた予備応力は、負の変形振幅
を受けた際に試料を十分に応力がかかった状態に保つ役
目をする。
【0063】ガラス転移温度TGはE”の極大値から決
定した。
【0064】DMSの測定はSeiko製のSeiko
DMS 210型を使用し、−150〜200℃の温
度範囲に亙り1Hzの周期で加熱速度を2℃/分として
行った。
【0065】高温での貯蔵 射出成形パネルを空気循環型乾燥機の中で120℃(許
容度±2℃)で500時間吊るして貯蔵した。
【0066】加水分解条件下での貯蔵 射出成形パネルを脱イオン水の中で80℃(許容度±2
℃)で7日間吊るして貯蔵した。
【0067】引っ張り試験 破断時伸びおよび最終引っ張り強さは、DIN 534
55による貯蔵試験の前後においてS1試験棒(EN
ISO 527によるType 5の試験片に対応して
射出成形パネルから打ち抜いたもの)に対し引っ張り速
度200mm/分で決定した。
【0068】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
【0069】1.(i)高温での貯蔵を行った後の最終
引っ張り強さ(UTS)および破断時伸び(EAB)の
値が高温での貯蔵を行う前の値のそれぞれ少なくとも6
0%に対応する値であり、(ii)ガラス転移温度が−
50℃以下であり、(iii)加水分解条件下で貯蔵を
行った後のUTSおよびEABの値が加水分解条件下で
貯蔵を行う前の値のそれぞれ少なくとも80%に対応す
る値であり、(iv)ショアAかたさが70〜95であ
る光に対して安定な熱可塑性脂肪族ポリウレタンから成
る成形用組成物。
【0070】2.上記第1項記載の熱可塑性組成物にお
いて、ポリウレタンは(A)ヘキサメチレンジイソシア
ネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートおよ
びイソフォロンジイソシアネートから成る群から選ばれ
る少なくとも1種の脂肪族ジイソシアネート、(B)そ
れぞれ独立に数平均分子量が600〜10,000g/
モルのポリエーテルポリオールおよびポリエステルポリ
オールの混合物、および(C)平均分子量が60〜50
0g/モルの連鎖伸長剤を含む反応の生成物であり、且
つ(D)(A)+(B)+(C)に関し0.4〜0.9
重量%の量の少なくとも1種の紫外線安定剤、(E)
(A)+(B)+(C)に関し0.2〜5.0重量%の
量の少なくとも1種の酸化防止剤、(F)ポリエステル
ポリオールに関し0〜2.0重量%の量の加水分解防止
剤、(G)随時使用される触媒、および(H)随時使用
される通常の助剤または添加剤を含み、ここで、ジイソ
シアネート(A)対ポリオール(B)の当量比は1.
5:1.0〜10:1.0であり、NCO特性数は95
〜105である組成物。
【0071】3.該(B)は80〜20重量部のポリエ
ーテルポリオールおよび20〜80重量部のポリエステ
ルポリオールを含んでいる上記第2項記載の熱可塑性組
成物。
【0072】4.上記第1項記載の熱可塑性組成物にお
いて、ポリウレタンは(A)ヘキサメチレンジイソシア
ネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートおよ
びイソフォロンジイソシアネートから成る群から選ばれ
る少なくとも1種の脂肪族ジイソシアネート、(B)平
均分子量が1000〜5000g/モルのポリカプロラ
クトンジオール、(C)平均分子量が60〜500g/
モルの連鎖伸長剤を含む反応の生成物であり、且つ
(D)(A)+(B)+(C)に関し0.4〜0.9重
量%の量の少なくとも1種の紫外線安定剤、(E)
(A)+(B)+(C)に関し0.2〜5.0重量%の
量の少なくとも1種の酸化防止剤、(F)随時使用され
る触媒、および(G)随時使用される通常の助剤または
添加剤を含み、ここで、ジイソシアネート(A)対ポリ
オール(B)の当量比は1.5:1.0〜10:1.0
であり、NCO特性数は95〜105である組成物。
【0073】5.上記第1項記載の熱可塑性組成物にお
いて、ポリウレタンは(A)ヘキサメチレンジイソシア
ネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートおよ
びイソフォロンジイソシアネートから成る群から選ばれ
る少なくとも1種の脂肪族ジイソシアネート、(B)そ
れぞれ独立に数平均分子量が600〜10,000g/
モルのポリエーテルポリオールおよびポリエステルポリ
オールの混合物、および(C)平均分子量が60〜50
0g/モルの1,6−ヘキサンジオール80〜100%
および平均分子量が60〜500g/モルの1,6−ヘ
キサンジオール以外の連鎖伸長剤0〜20%の混合物を
含む反応の生成物であり、ここで成分(C)における割
合は該(C)の重量に関する割合であり、且つ(D)
(A)+(B)+(C)に関し0.4〜0.9重量%の
量の少なくとも1種の紫外線安定剤、(E)(A)+
(B)+(C)に関し0.2〜5.0重量%の量の少な
くとも1種の酸化防止剤、(F)ポリエステルポリオー
ルに関し0〜2.0重量%の量の加水分解防止剤、
(G)随時使用される触媒、および(H)随時使用され
る通常の助剤または添加剤を含み、ここで、ジイソシア
ネート(A)対ポリオール(B)の当量比は1.5:
1.0〜10:1.0であり、NCO特性数は95〜1
05である組成物。
【0074】6.該(A)を該(B)と混合して予備重
合体をつくり、該予備重合体を該(C)と反応させる上
記第2項記載の熱可塑性ポリウレタンを製造するための
連続的な製造法。
【0075】7.上記第1項記載の組成物から成る射出
成形製品。
【0076】8.上記第1項記載の組成物から成る押出
し製品。
【0077】9.焼結可能な粉末の形をした上記第1項
記載の熱可塑性組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 5/00 CFF C08J 5/00 CFF C08K 5/00 C08K 5/00 (72)発明者 ボルフガング・カウフホルト ドイツ51061ケルン・ハーフアーカンプ8 (72)発明者 ハンス−ゲオルク・ホツペ ドイツ42799ライヒリンゲン・クルラント ベーク31 (72)発明者 ボルフガング・ブロイアー ドイツ51375レーフエルクーゼン・アムエ ゼルスダム1 (72)発明者 ハンス−ゲオルク・ブソウ ドイツ40597デユツセルドルフ・シメルプ フエンニヒシユトラーセ59 (72)発明者 ステイーブン・マニング アメリカ合衆国ウエストバージニア州 26003ウイーリング・エコーテラス5

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)高温での貯蔵を行った後の最終引
    っ張り強さ(UTS)および破断時伸び(EAB)の値
    が高温での貯蔵を行う前の値のそれぞれ少なくとも60
    %に対応する値であり、 (ii)ガラス転移温度が−50℃以下であり、 (iii)加水分解条件下で貯蔵を行った後のUTSお
    よびEABの値が加水分解条件下で貯蔵を行う前の値の
    それぞれ少なくとも80%に対応する値であり、 (iv)ショアAかたさが70〜95である光に対して
    安定な熱可塑性脂肪族ポリウレタンから成ることを特徴
    とする成形用組成物。
  2. 【請求項2】 (A)ヘキサメチレンジイソシアネー
    ト、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートおよびイ
    ソフォロンジイソシアネートから成る群から選ばれる少
    なくとも1種の脂肪族ジイソシアネート、 (B)それぞれ独立に数平均分子量が600〜10,0
    00g/モルのポリエーテルポリオールおよびポリエス
    テルポリオールの混合物、および (C)平均分子量が60〜500g/モルの連鎖伸長剤
    を含む反応の生成物であるポリウレタンから成り、且つ (D)(A)+(B)+(C)に関し0.4〜0.9重
    量%の量の少なくとも1種の紫外線安定剤、 (E)(A)+(B)+(C)に関し0.2〜5.0重
    量%の量の少なくとも1種の酸化防止剤、 (F)ポリエステルポリオールに関し0〜2.0重量%
    の量の加水分解防止剤、 (G)随時使用される触媒、および (H)随時使用される通常の助剤または添加剤を含み、 ここで、ジイソシアネート(A)対ポリオール(B)の
    当量比は1.5:1.0〜10:1.0であり、NCO
    特性数は95〜105である請求項1記載の熱可塑性ポ
    リウレタン組成物であって、該(A)を該(B)と混合
    して予備重合体をつくり、該予備重合体を該(C)と反
    応させることを特徴とする該組成物の熱可塑性ポリウレ
    タンを製造するための連続法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の組成物から成ることを特
    徴とする射出成形製品。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の組成物から成ることを特
    徴とする押出し製品。
  5. 【請求項5】 焼結可能な粉末の形をした請求項1記載
    の熱可塑性組成物。
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