JP2001199042A - 輪転印刷機用ミシン目装置の駆動機構 - Google Patents

輪転印刷機用ミシン目装置の駆動機構

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JP2001199042A JP2000014632A JP2000014632A JP2001199042A JP 2001199042 A JP2001199042 A JP 2001199042A JP 2000014632 A JP2000014632 A JP 2000014632A JP 2000014632 A JP2000014632 A JP 2000014632A JP 2001199042 A JP2001199042 A JP 2001199042A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を減少できるとともに、ミシン目装置
を輪転印刷機に容易に組み込む作業を行える輪転印刷機
用ミシン目装置の駆動機構を提供する。 【解決手段】回転胴(ミシン刃胴8A)を回転駆動する
サーボモータ12と、ウェブWの速度と印刷位相とを検
出する基準検出器11と、この基準検出器11で検出さ
れた検出信号に基づいてミシン刃胴8Aが輪転印刷ユニ
ットから送られるウェブWと同期するようにサーボモー
タ12の回転駆動を制御する制御手段13とを備える。
ミシン刃胴8Aをサーボモータ12で直接駆動するた
め、主モータに連結される歯車箱を別途設けることを要
しない。さらに、主モータをミシン刃胴8Aの回転駆動
源としていないので、ミシン目装置8の設置にあたり、
伝達軸をミシン刃胴8Aの伝達するための歯車機構の設
置工事が不要とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット輪転印
刷機等の輪転印刷機に用いられるミシン目装置を駆動す
るための駆動機構に関する。
【0002】
【背景技術】オフセット輪転印刷機は、ウェブ(連続用
紙)に絵柄を印刷する輪転印刷ユニットと、この輪転印
刷機ユニットで印刷されたウェブを温風で乾燥する乾燥
部と、乾燥されたウェブを冷却する冷却部と、ウェブを
折り曲げる折機部とを備えて構成されている。これらの
印刷機構成部は、その駆動力が主モータから伝達軸を介
して伝達されている。冷却部と折機部との間にミシン目
装置が配置され、このミシン目装置は、ウェブ(絵柄)
の所定位置にミシン目を形成する。
【0003】ミシン目装置では、ミシン刃胴やミシン刃
受け胴の回転胴は、冷却部と折機部とを駆動する伝達軸
と連結されており、伝達軸からの回転駆動力を回転胴に
伝達するための歯車箱が別途設けられている。この歯車
箱には輪転印刷ユニットの版胴の回転速度と一致させる
ために、歯車その他の機構からなる微変速機構が設けら
れている。また、輪転印刷ユニットで印刷された絵柄位
置にミシン目を一致させるための微調整機構がミシン目
装置に設けられている。さらに、絵柄位置に対するミシ
ン目位置の管理は、オペレータによる目視で行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の輪転印
刷機では、ミシン目装置を駆動するために歯車箱等をミ
シン目装置に別途設け、さらに、ミシン目位置の微調整
機構をミシン目装置に設ける等、多くの機械部品がミシ
ン目装置に必要とされる。さらに、従来のミシン目装置
では、冷却部と折機部との間から伝達軸を介して駆動を
とるために、既設機にミシン目装置を追加配置する際
に、多大な工事が必要とされ、多くの日数や労力が費や
されるという問題がある。
【0005】また、ウェブは、輪転印刷ユニットでの印
刷の後、乾燥部並びに冷却部を通過するため、その間、
急激な温度変化や温風等によるストレスがウェブに与え
られることになり、ウェブテンションが常に変動するこ
とになる。そのため、ミシン目装置では、版胴に同期し
て回転体が回転駆動されるが、ウェブテンションの変動
に伴ってウェブの印刷絵柄とミシン目との位相が変動す
るため、絵柄位置を目視管理するオペレータの労力は大
きい。
【0006】本発明の目的は、部品点数を減少できると
ともに、ミシン目装置を輪転印刷機に容易に組み込む作
業を行うことができる輪転印刷機用ミシン目装置の駆動
機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、ミ
シン目装置の回転胴をサーボモータで直接回転駆動し、
このサーボモータを輪転印刷ユニットから送られるウェ
ブと同期するように制御して前記目的を達成しようとす
るものである。
【0008】具体的には、本発明の請求項1に記載の輪
転印刷機用ミシン目装置の駆動機構は、輪転印刷ユニッ
トから絵柄が所定の印刷位相をもって印刷されたウェブ
を回転胴によりミシン目を形成する輪転印刷機用ミシン
目装置において前記回転胴を駆動する駆動機構であっ
て、前記回転胴を回転駆動するサーボモータと、前記ウ
ェブの速度と印刷位相とを検出する基準検出器と、この
基準検出器で検出された検出信号に基づいて前記回転胴
が前記輪転印刷ユニットから送られるウェブと同期する
ように前記サーボモータの回転駆動を制御する制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0009】このような本発明では、輪転印刷ユニット
で絵柄が印刷されたウェブは所定の印刷位相をもってミ
シン目装置に送られる。ミシン目装置では、サーボモー
タで回転胴が回転駆動されており、この回転胴により、
ウェブにミシン目が形成される。この際、ウェブの速度
と印刷位相とが基準検出器で検出され、この基準検出器
で検出された信号が制御手段に送られる。この信号を受
けて、制御手段は、回転胴がウェブと同期するようにサ
ーボモータの回転駆動を制御する。
【0010】そのため、本発明では、回転胴をサーボモ
ータで直接駆動するため、主モータに連結される歯車箱
を別途設けることを要しない。さらに、このサーボモー
タを基準検出器及び制御手段で駆動制御したので、歯車
機構からなるミシン目位置微調整機構を設ける必要がな
い。従って、機械部品が少なくなり、部品点数が減少す
る。さらに、主モータに連結される伝達軸を回転胴の動
力源としていないことから、ミシン目装置の設置にあた
り、伝達軸を回転胴の伝達するための歯車機構を設置す
る工事が不要とされる。従って、既設機にミシン目装置
を追加配置する際に、少ない日数や労力で簡単に設置工
事を行うことができる。
【0011】本発明の請求項2に記載の輪転印刷機用ミ
シン目装置の駆動機構は、請求項1に記載の輪転印刷機
用ミシン目装置を、前記輪転印刷ユニットで絵柄が印刷
されたウェブを冷却する冷却部の下流側に配置し、前記
制御手段を、前記絵柄又は前記輪転印刷ユニットで形成
された特定マークを検出するマークセンサと、このマー
クセンサからの信号を受けてミシン目が適正な位置に形
成されるように前記サーボモータを駆動制御する制御回
路とを備えて構成したことを特徴とするものである。
【0012】輪転印刷機用ミシン目装置が冷却部の下流
側に配置されているため、輪転印刷ユニットで絵柄が印
刷されたウェブに急激な温度変化が生じてウェブテンシ
ョンが変動することもあり得る。しかし、マークセンサ
がウェブの絵柄や特定マークを検出し、この検出信号が
制御回路に送られる。この制御回路は、ミシン目が適正
な位置に形成されるようにサーボモータを駆動制御す
る。そのため、本発明では、印刷された絵柄とミシン目
との相対位置が常時管理され、絵柄位置をオペレータが
目視管理する必要がなくなるので、オペレータの労力が
軽減される。
【0013】本発明の請求項3に記載の輪転印刷機用ミ
シン目装置の駆動機構は、請求項2に記載の制御回路
を、前記絵柄に対して正しいミシン目位置となった時の
所定の絵柄又は特定マークの検出位置を前記回転胴の回
転角として記憶し、この記憶された回転角を基準角とし
て設定し、以降所定の絵柄又は特定マークが検出された
時の前記回転胴の回転角と予め記憶されている基準角と
の差を求め、この差が予め設けられている許容値以内で
あるかの判定を行い、前記差が許容値を外れている場合
には許容値内に収まるように算出された指令信号を位相
同期させた指令信号に付加して制御する構成としたこと
を特徴とするものである。
【0014】この構成の本発明では、ミシン目の絵柄に
対する本来の正しい位置と、実際の位置との差を求めて
回転胴を制御するにあたり、ミシン目を直接形成するた
めの回転胴の回転角を利用したので、制御手段の制御に
よりミシン目が常に正しい位置に正確に形成することが
できる。
【0015】本発明の請求項4に記載の輪転印刷機用ミ
シン目装置の駆動機構は、請求項1から3のいずれかに
記載の基準検出器を、前記輪転印刷ユニットに備えられ
た版胴の回転速度と回転位相とを検出する構成としたこ
とを特徴とする。この構成の本発明では、ウェブの速度
と印刷位相とを検出する基準検出器をウェブに絵柄を直
接印刷する版胴に設けたことにより、ウェブの絵柄印刷
位置が正確に認識することができる。そのため、絵柄に
対してミシン目位置が形成される位置を正確に制御する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1に示される通り、本発明の
輪転印刷機1は、4色オフセット輪転印刷機とされてい
る。このグラビア輪転印刷機1は、1列に配置された4
台の輪転印刷ユニット22〜24を備えており、ウェブ
Wには、これらの輪転印刷ユニット21〜24を通過す
る間に4色刷りの絵柄が所定の印刷位相をもって印刷さ
れる。
【0017】輪転印刷ユニット21においてウェブWの
流れの上流側には、給紙部3とインフィード部4とが配
置され、また、輪転印刷ユニット24の流れの下流側に
は、乾燥部5、冷却部6、EPC装置7、ミシン目装置
8及び折機部9がウェブ流れ方向に従って配置されてい
る。これらの輪転印刷ユニット21〜24、給紙部3、
インフィード部4、乾燥部5、冷却部6、EPC装置
7、ミシン目装置8及び折機部9は、伝達軸1Aを介し
て主モータ1Bにそれぞれ連結されている。
【0018】折機部9は、ミシン目装置8でミシン目が
形成されたウェブWを調整する折導入部9Aと、ウェブ
を折る折機部本体9Bとから構成されている。この折機
部本体9Bは、ウェブを折るための複数の折胴9Cを備
えており、この折胴9Cは、伝達軸1Aに連結されてい
る。
【0019】輪転印刷ユニット21〜24は、それぞれ
ウェブWに絵柄を印刷するための版胴2Aと、この版胴
2AにウェブWを挟んで対向配置されたブランケット胴
2Bとを備えて構成されている。これらの版胴2A及び
ブランケット胴2Bは、伝達軸1Aと連結されており、
主モータ1Bからの駆動力によって回転駆動される。輪
転印刷ユニット24には、版胴2Aの回転速度と回転位
相とからウェブWの速度と印刷位相とを検出する基準検
出器11が設けられている。この基準検出器11は、版
胴2Aの回転軸、その他の箇所に取り付けられており、
版胴2Aの回転速度と回転位相とを検出するための周知
な構造を有する。
【0020】乾燥部5は、輪転印刷ユニット21〜24
で絵柄が印刷されたウェブWを乾燥させるための温風発
生装置5Aを備えている。冷却部6、EPC装置7及び
ミシン目装置8の具体的な構造が図2に示されている。
図2において、冷却部6は、複数の冷却ローラ6Aを備
え、これらの冷却ローラ6Aに乾燥部5で乾燥されたウ
ェブWが当接することでウェブWが冷却される。EPC
装置7は、2つのロール7AでウェブWをその流れ方向
と直交する方向(ウェブ幅方向)に揺動させることでウ
ェブWを本来の正しい軌道に修正するウェブ矯正装置で
ある。
【0021】ミシン目装置8は、ウェブWを挟んで互い
に対向配置されたミシン刃胴8A及びミシン刃受け胴8
Bと、これらのミシン刃胴8A及びミシン刃受け胴8B
の上流側並びに下流側に配置された複数のガイドローラ
8Cと、ミシン刃胴8A及びミシン刃受け胴8Bを回転
駆動する駆動機構10とを備えている。本実施形態で
は、ミシン目装置8を使用しない場合には、ウェブW
は、ガイドローラ8Dを経由してEPC装置7から直接
に折機部9に送られる。
【0022】ミシン刃胴8Aは、その周長が版胴2A及
び折胴9Aと同じ胴本体に図示しないミシン刃が取り付
けられた構造である。このミシン刃は、版胴2Aに取り
付けられる版と同一又は裏焼き版に接着剤等で貼り付け
ておき、この版を胴本体に取り付ける。ミシン刃受け胴
8Bは、その周長が版胴2A及び折胴9Aと同じ胴本体
にミシン刃を受ける受け部(図示せず)が周面に形成さ
れている。本実施形態では、ミシン刃胴8Aとミシン刃
受け胴8Bとは、ともにミシン目を形成する回転胴を構
成する。
【0023】図3において、ミシン刃胴8Aは、回転駆
動軸8Eを備えており、この回転駆動軸8Eはサーボモ
ータ12と連結されている。ミシン刃受け胴8Bは、回
転駆動軸8Fを備えており、この回転駆動軸8Fは回転
駆動軸8Eと連結されている。そのため、サーボモータ
12が回転駆動すると、この駆動力がミシン刃胴8Aと
ミシン刃受け胴8Bとに伝達され、これらの胴に挟まれ
たウェブWにミシン目W1が形成される。
【0024】図2において、ミシン目装置の駆動機構1
0は、基準検出器11と、サーボモータ12と、基準検
出器11で検出された検出信号に基づいてミシン刃胴8
Aが輪転印刷ユニット21〜24から送られるウェブW
と同期するようにサーボモータ12の回転駆動を制御す
る制御手段13とを備えて構成されている。制御手段1
3は、ウェブWの絵柄又は特定マークを検出するマーク
センサ14と、このマークセンサ14からの信号を受け
てミシン目が適正な位置に形成されるようにサーボモー
タ12を駆動制御する制御回路15とを備えて構成され
ている。
【0025】マークセンサ14は、ミシン刃胴8Aより
上流側に配置されたガイドローラ8Cの近傍に配置され
ており、光をガイドローラ8Cに接触するウェブWに照
射するとともに、ウェブWから反射した光を検知するこ
とで、ウェブWに絵柄あるいは特定マークが形成されて
いるか否かを検出する。
【0026】制御回路15の具体的な構成が図4に示さ
れている。図4において、制御回路15は、サーボモー
タ12の回転角及び回転速度を検出するモータ用エンコ
ーダ12Aと、このモータ用エンコーダ12A及びマー
クセンサ14からの情報を記憶する記憶部16と、この
記憶部16で記憶された情報とモータ用エンコーダ12
A並びに基準検出器11からの信号とを演算処理して位
置指令信号を発する制御部17と、この制御部17から
の位置指令信号を受けてサーボモータ12の駆動をコン
トロールするサーボコントローラ18と、このサーボコ
ントローラ18からの信号を駆動信号に変換してサーボ
モータ12を駆動するサーボアンプ19と、を備えて構
成されている。モータ用エンコーダ12Aは、サーボモ
ータ12の回転軸に取り付けられており、サーボモータ
12の回転速度と回転位相とを検出するための周知な構
造を有する。
【0027】記憶部16は、ミシン刃胴8Aのギャップ
部(図示せず)と版胴2Aのギャップ部(図示せず)と
がウェブW上で一致する時の基準検出器11の検出角度
(初期基準位相角)と、ミシン刃胴8Aの回転位相角
(初期位相角)とを記憶し、さらに、絵柄に対して正し
いミシン目位置となった時の所定の絵柄又は特定マーク
の検出位置をミシン刃胴8Aの回転角として記憶する。
初期基準位相角及び初期位相角は、輪転印刷機1が設置
された際にのみ行われる初期設定である。記憶部16と
マークセンサ14との間にはインターフェイス回路20
Aが設けられている。
【0028】制御部17は、初期補正と通常制御とを行
うものであって、印刷機制御回路100からの印刷機運
転信号を受けた場合に運転待機状態となる。印刷が開始
されると、基準検出器11が印刷位相に対応した回転角
信号を出力することになり、制御部17は、この信号か
ら予め決められた一定時間(数 msec以内)毎に回転角
の変化量を求め、その変化量に従い位置指令信号(基準
位置指令)をサーボコントローラ18に送る。
【0029】ここで、基準検出器11の変化量に対応し
てサーボモータ12を駆動制御するため、必ず予め決め
られた一定時間(数 m sec以内)の時間遅れが発生す
るが、印刷速度の単位当たりの変化率は、この時間に比
べて非常に大きいため、ミシン目装置8の駆動に際し
て、不都合ある誤差が生じることがない。制御部17と
基準検出器11との間にはインターフェイス回路20B
が設けられている。制御部17と印刷機制御回路100
との間にはインターフェイス回路20Cが設けられてい
る。
【0030】制御部17での初期補正は、図示しない準
備スイッチの指令を受けた場合に行われるものであっ
て、初期基準位相角と初期位相角との差分である基準位
相差と、準備スイッチを操作した時に基準検出器11で
検出される検出角度とモータ用エンコーダ12Aで検出
される検出角度との差分(位相差)とが一致するように
サーボモータ12を駆動する位置指令信号をサーボコン
トローラ18に送る。初期補正の終了によってミシン目
装置8を使用する際の印刷準備が整ったことになる。
【0031】制御部17での通常制御は、記憶部16で
記憶された回転角を基準角αとして設定し、以降所定の
絵柄又は特定マークが検出された時のミシン刃胴8Aの
回転角βと予め記憶されている基準角αとの差Dを求
め、この差Dが予め設けられている許容値以内であるか
の判定を行い、前記差Dが許容値を外れている場合には
許容値内に収まるように算出された指令信号を位相同期
させた位置指令信号としてサーボコントローラ18に送
る。
【0032】つまり、絵柄に対して正しいミシン目位置
となった時の所定の絵柄又は特定マークをマークセンサ
14で検出し、この時の基準検出器11の回転角信号を
ミシン目位置基準角αとして記憶部16で記憶する。以
後、所定の絵柄又は特定マークが検出された時の基準検
出器11の回転角信号をミシン目位相角βとし、このミ
シン目位相角βとミシン目基準角αとの位相差をDとす
る(D=α−β)。この位相差Dが所定範囲(「許容値
下限」≦D≦「許容上限」)となるようにサーボコント
ローラ18に信号を送る。ここで、「許容値下限」及び
「許容上限」はウェブWの材質、幅寸法、印刷位相等の
種々の条件に従って適宜設定される。
【0033】位相差Dが前記所定範囲にない場合には、
この位相差Dの信号を前記基準位置指令に付加すること
で位置指令信号をサーボコントローラ18に送る。サー
ボコントローラ18は、補正信号に基づいてサーボアン
プ19への駆動信号を送り、この駆動信号に基づいてサ
ーボアンプ19はサーボモータ11を駆動し、位置指令
信号に従った単位時間当たりの回転角の変化をミシン刃
胴8A及びミシン刃受け胴8Bに与える。
【0034】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。 輪転印刷ユニット21〜24から絵柄が所定の印刷位
相をもって印刷されたウェブWをミシン刃胴8Aとミシ
ン刃受け胴8Bによりミシン目を形成するミシン目装置
8においてミシン刃胴8Aを駆動する駆動機構10であ
って、ミシン刃胴8Aを回転駆動するサーボモータ12
と、ウェブWの速度と印刷位相とを検出する基準検出器
11と、この基準検出器11で検出された検出信号に基
づいてミシン刃胴8Aが輪転印刷ユニット21〜24か
ら送られるウェブWと同期するようにサーボモータ12
の回転駆動を制御する制御手段13と、を備えた構成と
したので、ミシン刃胴8Aをサーボモータ12で直接駆
動するため、主モータ1Bに連結される歯車箱を別途設
けることを要せず、さらに、このサーボモータ12を基
準検出器11及び制御手段13で駆動制御したので、歯
車機構からなるミシン目位置の微調整機構を設ける必要
がない。従って、本実施形態では、機械部品が少なくな
り、部品点数を減少させることができる。
【0035】さらに、主モータ1Bに連結される伝達
軸1Aをミシン刃胴8Aの回転駆動源としていないこと
から、ミシン目装置8の設置にあたり、伝達軸1Aをミ
シン刃胴8Aの伝達するための歯車機構を設置する工事
が不要とされる。そのため、既設機にミシン目装置8を
追加配置する際に、少ない日数や労力で簡単に設置工事
を行うことができる。
【0036】また、ミシン目装置8を、輪転印刷ユニッ
ト21〜24で絵柄が印刷されたウェブWを冷却する冷
却部6の下流側に配置したので、輪転印刷ユニット21
〜24で絵柄が印刷されたウェブWに急激な温度変化が
生じてウェブテンションが変動することもあり得る。し
かし、本実施形態では、制御手段13を、絵柄又は特
定マークを検出するマークセンサ14と、このマークセ
ンサ14からの信号を受けてミシン目が適正な位置に形
成されるようにサーボモータ12を駆動制御する制御回
路15とを備えて構成したから、印刷された絵柄とミシ
ン目との相対位置が常時管理され、絵柄位置をオペレー
タが目視管理する必要がなくなる。そのため、作業者が
煩雑な作業から開放されるので、作業の合理化が図れ
る。
【0037】さらに、制御回路15は、絵柄に対して
正しいミシン目位置となった時の所定の絵柄又は特定マ
ークの検出位置をミシン刃胴8Aの回転角として記憶
し、この記憶された回転角を基準角αとして設定し、以
降所定の絵柄又は特定マークが検出された時のミシン刃
胴8Aの回転角βと予め記憶されている基準角αとの差
Dを求め、この差Dが予め設けられている許容値以内で
あるかの判定を行い、差Dが許容値を外れている場合に
は許容値内に収まるように算出された指令信号を位相同
期させた指令信号に付加して制御する構成としたから、
ミシン目の絵柄に対する本来の正しい位置と、実際の位
置との差を求めて回転胴を制御するにあたり、ミシン目
を直接形成するためのミシン刃胴8Aの回転角を利用し
たので、制御手段13の制御によりミシン目が常に正し
い位置に形成することができる。
【0038】また、ミシン刃胴8Aのギャップ部と版
胴2Aのギャップ部とがウェブW上で一致する時の基準
検出器11の検出角度(初期基準位相角)と、ミシン刃
胴8Aの回転位相角(初期位相角)とを記憶部16で記
憶しておき、この初期基準位相角と初期位相角との差分
である基準位相差と、準備スイッチを操作した時に基準
検出器11で検出される検出角度とモータ用エンコーダ
12Aで検出される検出角度との差分(位相差)とが一
致するようにサーボモータ12を駆動する位置指令信号
を制御部17からサーボコントローラ18に送る構成と
したから、ミシン目装置8を追加設置する場合でも、ミ
シン目装置8の初期補正を容易にすることができる。
【0039】さらに、基準検出器11は、輪転印刷ユ
ニット24に備えられた版胴2Aの回転速度と回転位相
とを検出する構成としたから、ウェブWの絵柄印刷位置
が正確に認識することができるため、絵柄に対してミシ
ン目位置が形成される位置を正確に制御することができ
る。
【0040】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できるものであれ
ば、次に示すような変形形態も含むものである。例え
ば、本実施形態においては、基準検出器11は、輪転印
刷ユニット24の版胴2Aに設けられたが、本発明で
は、輪転印刷ユニット24のブランケット胴2Bに基準
検出器11を設けてもよく、他の輪転印刷ユニット21
〜23の版胴2A又はブランケット胴2Bに基準検出器
11を設けてもよく、あるいは、図1の想像線に示され
る通り、折機部9の折胴9Cに基準検出器11を設けて
もよい。要するに、基準検出器11でウェブWの速度と
印刷位相とを検出できるものであれば、その構造や取付
位置は限定されることがない。
【0041】また、輪転印刷ユニット21〜24を1つ
のみ設けるものであってもよい。さらに、ミシン目装置
8の設置位置は前記実施形態のようにミシン目装置8と
乾燥部5との間に限定されるものではない。また、本発
明では、マークセンサ14を必ずしも設けることを要し
ない。この場合の制御手段13の回路構成は図5に示す
通りとなる。この場合、マークセンサを設けない代わり
に、絵柄又は特定マークの位置をウェブWの進行位置と
の関係で記憶部16に記憶させるものでもよい。さら
に、回転胴はミシン刃胴8A及びミシン刃受け胴8Bに
限定されるものではなく、ガイドローラ8Cであっても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の輪転印
刷機用ミシン目装置の駆動機構によれば、回転胴を回転
駆動するサーボモータと、前記ウェブの速度と印刷位相
とを検出する基準検出器と、この基準検出器で検出され
た検出信号に基づいて前記回転胴が前記輪転印刷ユニッ
トから送られるウェブと同期するように前記サーボモー
タの回転駆動を制御する制御手段と、を備えて駆動機構
を構成したから、回転胴をサーボモータで直接駆動する
ため、主モータに連結される歯車箱を別途設けることを
要せず、さらに、このサーボモータを基準検出器及び制
御手段で駆動制御したので、歯車機構からなるミシン目
位置の微調整機構を設ける必要がないので、機械部品が
少なくなるので、部品点数が減少する。しかも、ミシン
目装置の設置にあたり、伝達軸を回転胴の伝達するため
の歯車機構を設置する工事が不要とされるので、既設機
にミシン目装置を追加配置する際に、少ない日数や労力
で簡単に設置工事を行うことができる。
【0043】さらに、輪転印刷ユニットで絵柄が印刷さ
れたウェブを冷却する冷却部の下流側に配置し、前記制
御手段を、前記絵柄又は前記輪転印刷ユニットで形成さ
れた特定マークを検出するマークセンサと、このマーク
センサからの信号を受けてミシン目が適正な位置に形成
されるように前記サーボモータを駆動制御する制御回路
とを備えて構成すれば、制御回路は、ミシン目が適正な
位置に形成されるようにサーボモータを駆動制御するた
め、印刷された絵柄とミシン目との相対位置が常時管理
され、絵柄位置をオペレータが目視管理する必要がなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のミシン目装置の駆動機構
が適用された輪転印刷機の全体を示す概略構成図であ
る。
【図2】前記輪転印刷機の要部を示す概略構成図であ
る。
【図3】前記ミシン目装置の要部を示す概略斜視図であ
る。
【図4】前記実施形態にかかる駆動機構を示す回路図で
ある。
【図5】本発明の変形例の駆動機構を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 輪転印刷機 2A 版胴 5 乾燥部 8 ミシン目装置 8A ミシン刃胴(回転胴) 8B ミシン刃受け胴(回転胴) 9 折機部 10 駆動機構 11 基準検出器 12 サーボモータ 13 制御手段 14 マークセンサ 15 制御回路 21〜24 輪転印刷ユニット W ウェブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 崇文 神奈川県座間市ひばりが丘4丁目5676番地 東芝機械株式会社相模事業所内 (72)発明者 渡辺 昌裕 神奈川県座間市ひばりが丘4丁目5676番地 東芝機械株式会社相模事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転印刷ユニットから絵柄が所定の印刷
    位相をもって印刷されたウェブを回転胴によりミシン目
    を形成する輪転印刷機用ミシン目装置において前記回転
    胴を駆動する駆動機構であって、 前記回転胴を回転駆動するサーボモータと、前記ウェブ
    の速度と印刷位相とを検出する基準検出器と、この基準
    検出器で検出された検出信号に基づいて前記回転胴が前
    記輪転印刷ユニットから送られるウェブと同期するよう
    に前記サーボモータの回転駆動を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする輪転印刷機用ミシン目装置の
    駆動機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の輪転印刷機用ミシン目
    装置の駆動機構において、 前記輪転印刷機用ミシン目装置は、前記輪転印刷ユニッ
    トで絵柄が印刷されたウェブを冷却する冷却部の下流側
    に配置され、 前記制御手段は、前記絵柄又は前記輪転印刷ユニットで
    形成された特定マークを検出するマークセンサと、この
    マークセンサからの信号を受けてミシン目が適正な位置
    に形成されるように前記サーボモータを駆動制御する制
    御回路とを備えたことを特徴とする輪転印刷機用ミシン
    目装置の駆動機構。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の輪転印刷機用ミシン目
    装置の駆動機構において、 前記制御回路は、前記絵柄に対して正しいミシン目位置
    となった時の所定の絵柄又は特定マークの検出位置を前
    記回転胴の回転角として記憶し、この記憶された回転角
    を基準角として設定し、以降所定の絵柄又は特定マーク
    が検出された時の前記回転胴の回転角と予め記憶されて
    いる基準角との差を求め、この差が予め設けられている
    許容値以内であるかの判定を行い、前記差が許容値を外
    れている場合には許容値内に収まるように算出された指
    令信号を位相同期させた指令信号に付加して制御するこ
    とを特徴とする輪転印刷機用ミシン目装置の駆動機構。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の輪転
    印刷機用ミシン目装置の駆動機構において、 前記基準検出器は、前記輪転印刷ユニットに備えられた
    版胴の回転速度と回転位相とを検出することを特徴とす
    る輪転印刷機用ミシン目装置の駆動機構。
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DE102007005009A1 (de) * 2007-02-01 2008-08-07 Man Roland Druckmaschinen Ag Querperforationseinheit eines Falzapparats einer Druckmaschine sowie Verfahren zum Betreiben einer Querperforationseinheit eines Falzapparats
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