JP2001198880A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JP2001198880A
JP2001198880A JP2000013940A JP2000013940A JP2001198880A JP 2001198880 A JP2001198880 A JP 2001198880A JP 2000013940 A JP2000013940 A JP 2000013940A JP 2000013940 A JP2000013940 A JP 2000013940A JP 2001198880 A JP2001198880 A JP 2001198880A
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cutter
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cutting
movable cutter
movable
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JP2000013940A
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English (en)
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Osamu Aiuchi
修 相内
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】可動カッターと固定カッターとの間に隙間がで
きず、切断時の応力分布の測定が可能であり、カッター
刃先のR化を防いだ切断装置を提供すること。 【解決手段】可動カッター及び固定カッターをそれぞれ
ガイドレール4に挟着し且つ前記可動カッター及び前記
固定カッターをそれぞれ押付装置5により前記ガイドレ
ールに常に押し付けられるように構成し、しかも前記可
動カッターと前記固定カッターとを硬度差のある材料で
構成し、更に前記ガイドレールにロードセル取付面6を
設けたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切断装置、特にフラ
ットケーブルなど幅が広く且つ薄物を連続的に切断する
切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の切断装置の第一例を示し
たものであって、(a)は側面図、(b)はカッター断
面図である。31は可動カッター、32は固定カッタ
ー、33は被切断物である。
【0003】図6は、従来の切断装置の第二例を示した
ものであって、(a)は側面図、(b)はカッター断面
図である。34は可動カッター、35は固定カッター、
36は被切断物である。
【0004】図7は、従来の切断装置の第三例を示した
ものであって、(a)は側面図、(b)はカッター断面
図である。37は可動カッター、38は固定カッター、
39は被切断物である。
【0005】従来の切断装置は、図5から図7に示した
ように上下する可動カッター31(34)と固定カッタ
ー32(35)の間に被切断物33(36)を置いて、
被切断物33(36)の切断点に垂直応力(押す力)と
剪断応力を発生させて切断していた。或いは、回転する
可動カッター37と固定カッター38との間に被切断物
39を置いて、被切断物39の切断点に垂直応力(押す
力)と剪断応力を発生させて切断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の切断装置には以
下に示す問題点があった。
【0007】図8は、従来の切断装置の第一問題点につ
いて示したものであって、(a)及び(b)は被切断物
を切断する前の側面図とカッター断面図、(c)及び
(d)は被切断物を切断する時の側面図及びカッター断
面図である。40は、隙間である。図8(c)と(d)
から分かるように、可動カッター31と固定カッター3
2との間に隙間40ができて、垂直応力(押す力)が2
分されたり剪断面(剪断応力が働く面)が一直線状にな
らず、被切断物33がうまく切断できないという問題が
あった。
【0008】図9は、従来の切断装置の第二問題点につ
いて示したものであって、(a)及び(b)は被切断物
を切断する前の側面図とカッター断面図、(c)は被切
断物を切断する時の応力分布である。41は応力分布で
ある。被切断物33の幅が広く薄いために、図8で説明
したように可動カッター31と固定カッター32との間
に隙間ができたりして、切断に働く力の状況(応力分
布)が不明であり、それ故に改良の方法が見つからなか
った。
【0009】図10は、従来の切断装置の第三問題点を
示したものであって、(a)は側面図、(b)はカッタ
ー断面図である。42は刃の斜面、43はR化した刃先
である。従来の切断装置では、長期間使用した場合に、
可動カッター及び固定カッターの刃先が、図10(a)
に示したようにR化、すなわち丸くなり、被切断物を正
確且つきれいに切断できないという問題があった。な
お、刃の寿命は一般に刃の材質により略一義的に決めら
れる。
【0010】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、可動カッターと固定カッターとの間に隙間が
できないようにすること、切断時の応力分布の測定を可
能とすること、又は、カッター刃先のR化を防いだ切断
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、可動カッターと固定カッターとにより被切
断物を切断する切断装置において、前記可動カッター及
び前記固定カッターはそれぞれガイドレールに挟着し
た。
【0012】前記可動カッター及び前記固定カッター
は、それぞれ押付装置により前記ガイドレールに常に押
し付けられるように構成した。
【0013】また、前記可動カッターと前記固定カッタ
ーとは、硬度差のある材料で構成した。
【0014】そして、ガイドレールはロードセルを取り
付ける面を有するように構成した。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を以下、図面に
基づいて詳述する。
【0016】図1は、本発明の切断装置の第一実施例を
示したものであって、(a)は側面図、(b)はカッタ
ー断面図である。1は可動カッター、2は固定カッタ
ー、3は被切断物、4はガイドレール、5は押付装置、
6はロードセル取付面である。図2は、図1(b)の拡
大断面図である。
【0017】可動カッター1の動きを確実に直線状とす
るためにガイドレール4が設けられている。ガイドレー
ル4は固定カッター2にも設けられており、これにより
被切断物3を切断する時に、可動カッター1と固定カッ
ター2との接触する面が確実に同一平面となる。この平
面を面ABで表す。なお、ガイドレール4は鋼材の上に
硬い材料をコーティングしたもの、或いはセラミック材
で構成されたものである。ガイドレール4の硬度は、可
動カッター1及び固定カッター2の硬度より大きい。
【0018】また、可動カッター1及び固定カッター2
にはそれぞれ押付装置5が設けられており、これにより
可動カッター1及び固定カッター2はガイドレール4に
常に押し付けられた状態にある。押し付ける力は、押付
装置5内に設けられたスプリング(ばね)による。それ
故、ロードセル取付面6にロードセルを取り付けて可動
カッター1及び固定カッター2にかかる応力を正確に測
定することが可能である。測定は、被切断物3を切断中
にリアルタイムで測定可能である。
【0019】図3は、図1の押付装置の動作説明図であ
って、(a)はカッター断面図、(b)はカッターの先
端説明図である。7は刃の斜面、8はR化した刃先、9
は未R化摩耗部分である。
【0020】平面AB内で可動カッター1と固定カッタ
ー2とが接触するために、平面ABと平行な面が徐々に
摩耗する。カッターの硬度は、接触面が常に平面である
から一方のカッターの硬度をHsで5から10度落とし
ている。摩耗する部分は、図3(b)に示したように未
R化摩耗部分9であり、この部分が摩耗した場合、カッ
ターは押付装置5によりガイドレール4に押し付けられ
ているので、カッターの先端は刃の斜面7により常に鋭
角に保たせることができる。つまり、カッターは先端の
R化が無く交換する必要がない。なお、可動カッター1
の動きが確実に直線状となるため、切断面の直線度は機
械加工の直線度と略同じであり、被切断物3を常に正確
且つきれいに切断することが可能である。ここで、刃先
の角度αは15度以上90度以下が試験上良好であり実
用的である。
【0021】押付装置5の個数は、カッターの刃幅によ
り異なるが、剪断応力をカッターの長手方向(切断面)
に沿って均一化できるように、その個数を設定すること
が必要である。なお、ロードセルからの信号により切断
状況を判断すること、及びこの情報により押付装置5内
のスプリングの仕様や押付装置5の個数を設定すること
も可能である。
【0022】図4は、本発明の切断装置の第二実施例を
示したものであって、(a)は側面図、(b)は上面図
である。11は可動カッター、12は固定カッター、1
3は被切断物、14は補助ガイドレール、15は支点、
16は押付装置である。
【0023】可動カッター11は回転するように構成さ
れている。可動カッター11と固定カッター12とによ
る剪断力が可動カッター11の先端部(C点)まで届く
ように、補助ガイドレール14及び押付装置16が設け
られている。これにより、可動カッター11と固定カッ
ター12との間の隙間を無くし、被切断物13を常に正
確且つきれいに切断することが可能である。
【0024】本発明により切断装置は、フラットケーブ
ルのような幅が広く且つ薄物に最適であり、フラットケ
ーブルの他ラミネートテープ、プラスチック製シート、
織布や紙などの切断にも使用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の切断装置によれば、可動カッタ
ー及び固定カッターをそれぞれガイドレールに挟着した
ので、可動カッターと固定カッターとの間に隙間ができ
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断装置の第一実施例を示したもので
あって、(a)は側面図、(b)はカッター断面図であ
る。
【図2】図1(b)の拡大断面図である。
【図3】図1の押付装置の動作説明図であって、(a)
はカッター断面図、(b)は刃の先端説明図である。
【図4】本発明の切断装置の第二実施例を示したもので
あって、(a)は側面図、(b)は上面図である。
【図5】従来の切断装置の第一例を示したものであっ
て、(a)は側面図、(b)はカッター断面図である。
【図6】従来の切断装置の第二例を示したものであっ
て、(a)は側面図、(b)はカッター断面図である。
【図7】従来の切断装置の第三例を示したものであっ
て、(a)は側面図、(b)はカッター断面図である。
【図8】従来の切断装置の第一問題点について示したも
のであって、(a)及び(b)は被切断物を切断する前
の側面図とカッター断面図、(c)及び(d)は被切断
物を切断する時の側面図及びカッター断面図である。
【図9】従来の切断装置の第二問題点について示したも
のであって、(a)及び(b)は被切断物を切断する前
の側面図とカッター断面図、(c)は被切断物を切断す
る時の応力分布である。
【図10】従来の切断装置の第三問題点を示したもので
あって、(a)は側面図、(b)はカッター断面図であ
る。
【符号の説明】
1 可動カッター 2 固定カッター 3 被切断物 4 ガイドレール 5 押付装置 6 ロードセル取付面 7 刃の斜面 8 R化した刃先 9 未R化摩耗部分 11 可動カッター 12 固定カッター 13 被切断物 14 補助ガイドレール 15 支点 16 押付装置 31、34、37 可動カッター 32、35、38 固定カッター 33、36、39 被切断物 40 隙間 41 応力分布 42 刃の斜面 43 R化した刃先

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動カッターと固定カッターにより被切断
    物を切断する切断装置において、前記可動カッター及び
    前記固定カッターは、それぞれガイドレールに挟着して
    成ることを特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】前記可動カッター及び前記固定カッター
    は、それぞれ押付装置により前記ガイドレールに常に押
    し付けられる様に構成して成ることを特徴とする請求項
    1記載の切断装置。
  3. 【請求項3】前記可動カッターと前記固定カッターと
    は、硬度差のある材料で構成して成ることを特徴とする
    請求項1又は2記載の切断装置。
  4. 【請求項4】ガイドレールは、ロードセルを取り付ける
    面を有して成ることを特徴とする請求項1記載の切断装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012000729A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Nissan Motor Co Ltd 切断装置及び切断方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012000729A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Nissan Motor Co Ltd 切断装置及び切断方法
US10259058B2 (en) 2010-06-17 2019-04-16 Nissan Motor Co., Ltd. Workpiece cutting method

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