JP2001198790A - ワイヤ及びワイヤソー - Google Patents

ワイヤ及びワイヤソー

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JP2001198790A
JP2001198790A JP2000009346A JP2000009346A JP2001198790A JP 2001198790 A JP2001198790 A JP 2001198790A JP 2000009346 A JP2000009346 A JP 2000009346A JP 2000009346 A JP2000009346 A JP 2000009346A JP 2001198790 A JP2001198790 A JP 2001198790A
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断対象物の切断形状精度を高めることがで
きると共に、切断加工効率を向上させることができるワ
イヤ及びそのワイヤを備えたワイヤソーを提供するこ
と。 【解決手段】 切断対象物に対して接触走行して前記切
断対象物を切断加工するためのワイヤ141の素線14
1aの外周面に凹凸部141bを形成し、さらにメッキ
膜141cを被覆する。これにより、凹部にはメッキ膜
が入り込んでメッキ膜の厚さが他の部分よりも厚くなる
ので、切断対象物の切断加工時に使用する遊離砥粒は上
記メッキ膜に深く突き刺さることになり、遊離砥粒の保
持力を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断対象物に対し
て接触走行して切断対象物を切断加工するためのワイヤ
及びそのワイヤを備えたワイヤソーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】音叉型振動子の製造工程は、水晶原石を
直方体状のブロックに切断加工する工程と、この水晶ブ
ロックを平板状のウェハに切断加工する工程と、この水
晶ウェハを表面研磨加工しフォトリソグラフィ技術によ
り音叉型の外形及び電極を形成して振動片とする工程
と、予め用意しておいたプラグに振動片をマウントして
周波数調整する工程と、予め用意しておいたケースに振
動片がマウントされているプラグを真空封入する工程で
概略構成されている。以上の工程を経ることにより音叉
型振動子を製造することができる。この音叉型振動子の
製造工程のうち、水晶ブロックを平板状のウェハに切断
加工する工程では、一般にワイヤソーが用いられる。
【0003】図16は、水晶ブロックを切断加工する際
のワイヤソーに備えられているワイヤの動作状態を示す
斜視図である。ワイヤ1は、一般に直径が0.1mm〜
0.2mmのピアノ線やタングステン線で成る素線2の
外周面に厚さが数μmの銅や真鍮で成るメッキ膜3が被
覆された構造となっている(同図(A)参照)。
【0004】このようなワイヤ1に水晶ブロック4の切
断部を位置決めする。そして、ワイヤ1の上方から遊離
砥粒5を注ぎつつ、ワイヤ1を軸方向に往復走行させる
と共に、水晶ブロック4を上方に付勢してワイヤ1に押
し付け切断加工する(同図(B)参照)。このとき、ワ
イヤ1のメッキ膜3は比較的軟らかい金属であるため、
ワイヤ1にまつわった遊離砥粒5は水晶ブロック4との
接触部分のメッキ膜3に突き刺さり保持される。これに
より、ワイヤ1による水晶ブロック4の切断加工を促進
することができる。そして、最終的に、水晶ブロック4
はワイヤ1の直径分をあけて切断加工される(同図
(C)参照)。このとき、ワイヤ1の断面は略真円であ
るので、水晶ブロック4の切断面は略平坦面となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のワイヤ
1は、メッキ膜3が数μmと薄く遊離砥粒5の保持力が
低いために、比較的短時間の切断加工後にはメッキ膜3
が水晶ブロック4と直接擦れて切断加工していくことに
なる。このため、特に水晶ブロック4と接触する部分の
メッキ膜3が大幅に磨耗してしまうので、図17(A)
に示すように、ワイヤ1の一部の断面が略楕円形になっ
てしまう。そして、このようなワイヤ1の一部の断面が
略楕円形となったワイヤ1を用いて水晶ブロック4を切
断加工すると、同図(B)に示すように、水晶ブロック
4の切断面がバラツキのある凸凹面になり、水晶ウェハ
の切断形状精度が低下するという欠点がある。さらに、
メッキ膜3の磨耗により遊離砥粒5が保持され難くなる
ので、切断加工効率が低下するという欠点がある。一
方、メッキ膜3を厚く被覆すれば遊離砥粒5の保持力を
高めることはできるが、メッキ膜3自体が剥離し易くな
るという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を解決するも
のであり、切断対象物の切断形状精度を高めることがで
きると共に、切断加工効率を向上させることができるワ
イヤ及びそのワイヤを備えたワイヤソーを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、切断
対象物に対して接触走行して前記切断対象物を切断加工
するためのワイヤにおいて、素線の外周面に凹凸部が形
成され、さらにメッキ膜が被覆されていることを特徴と
するワイヤである。
【0008】この請求項1の発明では、ワイヤの外層を
成すメッキ膜の内側に、素線の外周面に形成された凹凸
部が存在することになる。このため、凹部にはメッキ膜
が入り込んで凹部のメッキ膜の厚さが凸部のメッキ膜の
厚さよりも厚くなるので、切断対象物の切断加工時に使
用する遊離砥粒は上記メッキ膜に深く突き刺さることに
なる。したがって、このワイヤをワイヤソーに使用する
ことにより、遊離砥粒の保持力を高めてメッキ膜の偏磨
耗を防止することができ、切断対象物の切断形状精度を
高めることができると共に、切断加工効率を向上させる
ことができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の構成
において、前記凹凸部は、前記素線の軸方向に延びる直
線状の複数本の溝により形成されているワイヤである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載の構成
において、前記凹凸部は、前記素線の軸方向に延びる螺
旋状の溝により形成されているワイヤである。
【0011】この請求項2または3の発明では、ワイヤ
は、素線の長手方向に沿って走る連続的な複数本の溝を
凹部として備えているので、例えばダイス加工あるいは
ローレット加工により素線の線挽き時に同時に凹凸部を
形成することができる。このため、コストを抑えたワイ
ヤを提供することができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1に記載の構成
において、前記凹凸部は、梨地状の複数個の窪みにより
形成されているワイヤである。
【0013】この請求項4の発明では、ワイヤは、ラン
ダムな複数個の窪みを凹部として備えているので、例え
ばブラスト加工あるいはエッチング加工により素線の線
挽き時に同時に凹凸部を形成することができる。このた
め、コストを抑えたワイヤを提供することができる。
【0014】請求項5の発明は、切断対象物に対して接
触走行して前記切断対象物を切断加工するためのワイヤ
において、素線の外周面にメッキ膜が被覆され、前記メ
ッキ膜の外周面に凹凸部が形成されていることを特徴と
するワイヤである。
【0015】この請求項5の発明では、ワイヤの外層を
成すメッキ膜の表面に、凹凸部が存在することになる。
このため、凹部には切断対象物の切断加工時に使用する
遊離砥粒が入り込んで長時間残留することになる。した
がって、このワイヤをワイヤソーに使用することによ
り、遊離砥粒不足によるメッキ膜の偏磨耗を防止するこ
とができ、切断対象物の切断形状精度を高めることがで
きると共に、切断加工効率を向上させることができる。
【0016】請求項6の発明は、請求項5に記載の構成
において、前記凹凸部は、前記素線の軸方向に延びる直
線状の複数本の溝により形成されているワイヤである。
【0017】請求項7の発明は、請求項5に記載の構成
において、前記凹凸部は、前記素線の軸方向に延びる螺
旋状の溝により形成されているワイヤである。
【0018】この請求項6または7の発明では、ワイヤ
は、素線の長手方向に沿って走る連続的な複数本の溝を
凹部として備えているので、例えばダイス加工あるいは
ローレット加工によりメッキ膜の成膜後に連続工程で凹
凸部を形成することができる。このため、コストを抑え
たワイヤを提供することができる。
【0019】請求項8の発明は、請求項5に記載の構成
において、前記凹凸部は、梨地状の複数個の窪みにより
形成されているワイヤである。
【0020】この請求項8の発明では、ワイヤは、ラン
ダムな複数個の窪みを凹部として備えているので、例え
ばブラスト加工あるいはエッチング加工によりメッキ膜
の成膜後に連続工程で凹凸部を形成することができる。
このため、コストを抑えたワイヤを提供することができ
る。
【0021】請求項9の発明は、ワイヤを切断対象物に
対して接触走行させることにより前記切断対象物を切断
加工するワイヤソーにおいて、前記ワイヤが、素線の外
周面に凹凸部が形成され、さらにメッキ膜が被覆されて
いることを特徴とするワイヤソーである。
【0022】この請求項9の発明では、ワイヤの外層を
成すメッキ膜の内側に、素線の外周面に形成された凹凸
部が存在することになる。このため、凹部にはメッキ膜
が入り込んで凹部のメッキ膜の厚さが凸部のメッキ膜の
厚さよりも厚くなるので、切断対象物の切断加工時に使
用する遊離砥粒は上記メッキ膜に深く突き刺さることに
なる。したがって、遊離砥粒の保持力を高めてメッキ膜
の偏磨耗を防止することができ、切断対象物の切断形状
精度を高めることができると共に、切断加工効率を向上
させることができる。
【0023】請求項10の発明は、ワイヤを切断対象物
に対して接触走行させることにより前記切断対象物を切
断加工するワイヤソーにおいて、前記ワイヤが、素線の
外周面にメッキ膜が被覆され、前記メッキ膜の外周面に
凹凸部が形成されていることを特徴とするワイヤソーで
ある。
【0024】この請求項10の発明では、ワイヤの外層
を成すメッキ膜の表面に、凹凸部が存在することにな
る。このため、凹部には切断対象物の切断加工時に使用
する遊離砥粒が入り込んで長時間残留することになるの
で、遊離砥粒不足によるメッキ膜の偏磨耗を防止するこ
とができ、切断対象物の切断形状精度を高めることがで
きると共に、切断加工効率を向上させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係るワイヤ及びワイヤソーの好適な実施の形態につい
て説明する。
【0026】図1は、本発明のワイヤソーの実施形態を
示す斜視図である。
【0027】このワイヤソー100は、ワイヤ供給モー
タ111、テンションプーリ112、シーソ113、中
継プーリ114等を備えたワイヤ供給部110と、カッ
タ121、カッタ駆動モータ122、遊離砥粒供給ノズ
ル123、切断対象物用テーブル124等を備えた切断
部120と、ワイヤ巻取モータ131、テンションプー
リ132、シーソ133、中継プーリ134等を備えた
ワイヤ巻取部130で概略構成されている。ワイヤ14
0は、ワイヤ供給部110から切断部120を通ってワ
イヤ巻取部130に至る間に張り巡らされている。
【0028】ワイヤ供給モータ111は、使用前のワイ
ヤ140が巻回されたボビン115を回転させてワイヤ
140を供給するようになっている。テンションプーリ
112は、バネ112aとプーリ112bで構成されて
おり、供給されるワイヤ140が弛まないようにワイヤ
140に所定のテンションを掛けるようになっている。
シーソ113は、2本の多溝ローラ113a、113b
で構成されており、各多溝ローラ113a、113b
は、外周面にワイヤ140の走行をガイドする複数本の
円周溝113aa、113baが軸方向に一定間隔をあ
けて形成され,各軸が平行となるように配置されてい
る。このシーソ113は、ワイヤ140が螺旋状に巻回
されており、切断加工時のワイヤ140を往復走行させ
るようになっている。中継プーリ114は、ワイヤ供給
部110から切断部120へのワイヤ140の供給を中
継するようになっている。
【0029】カッタ121は、3本の多溝ローラ121
a、121b、121cで構成されており、各多溝ロー
ラ121a、121b、121cは、外周面にワイヤ1
40の走行をガイドする複数本の円周溝121aa、1
21ba、121caが軸方向に一定間隔をあけて形成
され、各軸が平行でかつ三角となるように配置されてい
る。このカッタ121は、ワイヤ140が螺旋状に巻回
されており、2本の多溝ローラ121b、121cの間
に張られているワイヤ140により切断対象物150を
切断するようになっている。カッタ駆動モータ122
は、1本の多溝ローラ121aに接続されており、切断
加工時のワイヤ140を往復走行させるようになってい
る。遊離砥粒供給ノズル123は、複数の吐出口123
aが側面に設けられた管123bで構成されており、カ
ッタ121の内側に配置されている。この遊離砥粒供給
ノズル123は、図示しない遊離砥粒供給タンクから管
123b内へ供給される遊離砥粒160を吐出口123
aから下方へ噴出させるようになっている。切断対象物
用テーブル124は、図示しない複数の吸着口が上面に
設けられた盤124a及びこの盤124aを上方に付勢
するバネ124bで構成されており、遊離砥粒供給ノズ
ル123の下方であってカッタ121の外側に配置され
ている。この切断対象物用テーブル124は、吸着口に
接続された図示しない真空ポンプにより盤124a上に
切断対象物150を真空吸着してカッタ121に押し付
けるようになっている。
【0030】ワイヤ巻取モータ131は、ボビン135
を回転させて使用後のワイヤ140を巻き取るようにな
っている。テンションプーリ132は、バネ132aと
プーリ132bで構成されており、巻き取られるワイヤ
140が弛まないようにワイヤ140に所定のテンショ
ンを掛けるようになっている。シーソ133は、2本の
多溝ローラ133a、133bで構成されており、各多
溝ローラ133a、133bは、外周面にワイヤ140
の走行をガイドする複数本の円周溝133aa、133
baが軸方向に一定間隔をあけて形成され,各軸が平行
となるように配置されている。このシーソ133は、ワ
イヤ140が螺旋状に巻回されており、切断加工時のワ
イヤ140を往復走行させるようになっている。中継プ
ーリ134は、切断部120からワイヤ巻取部130へ
のワイヤ140の巻取りを中継するようになっている。
【0031】このような構成のワイヤソー100には、
素線の外周面に凹凸部が形成され、さらにメッキ膜が被
覆された構造のワイヤ140、あるいは素線の外周面に
メッキ膜が被覆され、メッキ膜の外周面に凹凸部が形成
された構造のワイヤ140が用いられる。
【0032】図2は、前者の構造のワイヤの第1の実施
形態を示す斜視図である。
【0033】このワイヤ141は、素線141aの外周
面に、素線141aの軸方向に延びる直線状の複数本の
溝141bが形成され、さらにメッキ膜141cが被覆
された構造となっている。
【0034】素線141aは、例えば直径が0.1mm
〜0.2mmのピアノ線あるいはタングステン線が用い
られる。溝141bは、例えば深さが10μm〜20μ
mとなるように形成されている。メッキ膜141cは、
例えば銅や真鍮で成り、溝141b以外の部分の厚さが
1μm〜2μmとなるように成膜されている。
【0035】図3は、前者の構造のワイヤの第2の実施
形態を示す斜視図である。
【0036】このワイヤ142は、素線142aの外周
面に、素線142aの軸方向に延びる螺旋状の複数本の
溝142bが形成され、さらにメッキ膜142cが被覆
された構造となっている。
【0037】素線142aは、例えば直径が0.1mm
〜0.2mmのピアノ線あるいはタングステン線が用い
られる。溝142bは、例えば深さが10μm〜20μ
mとなるように形成されている。メッキ膜142cは、
例えば銅や真鍮で成り、溝142b以外の部分の厚さが
1μm〜2μmとなるように成膜されている。
【0038】図4は、前者の構造のワイヤの第3の実施
形態を示す斜視図である。
【0039】このワイヤ143は、素線143aの外周
面に、梨地状の複数個の窪み143bが形成され、さら
にメッキ膜143cが被覆された構造となっている。
【0040】素線143aは、例えば直径が0.1mm
〜0.2mmのピアノ線あるいはタングステン線が用い
られる。窪み143bは、例えば深さが10μm〜20
μmとなるように形成されている。メッキ膜143c
は、例えば銅や真鍮で成り、窪み143b以外の部分の
厚さが1μm〜2μmとなるように成膜されている。
【0041】図5は、後者の構造のワイヤの第1の実施
形態を示す斜視図である。
【0042】このワイヤ144は、素線144aの外周
面にメッキ膜144bが被覆され、メッキ膜144bの
外周面に素線144aの軸方向に延びる直線状の複数本
の溝144cが形成された構造となっている。
【0043】素線144aは、例えば直径が0.05m
m〜0.08mmのピアノ線あるいはタングステン線が
用いられる。メッキ膜144bは、例えば銅で成り、厚
さが11μm〜22μmとなるように成膜されている。
溝144cは、例えば深さが10μm〜20μmとなる
ように形成されている。
【0044】図6は、後者の構造のワイヤの第2の実施
形態を示す斜視図である。
【0045】このワイヤ145は、素線145aの外周
面にメッキ膜145bが被覆され、メッキ膜145bの
外周面に素線145aの軸方向に延びる螺旋状の複数本
の溝145cが形成された構造となっている。
【0046】素線145aは、例えば直径が0.05m
m〜0.08mmのピアノ線あるいはタングステン線が
用いられる。メッキ膜145bは、例えば銅で成り、厚
さが11μm〜22μmとなるように成膜されている。
溝145cは、例えば深さが10μm〜20μmとなる
ように形成されている。
【0047】図7は、後者の構造のワイヤの第3の実施
形態を示す斜視図である。
【0048】このワイヤ146は、素線146aの外周
面にメッキ膜146bが被覆され、メッキ膜146bの
外周面に梨地状の複数個の窪み146cが形成された構
造となっている。
【0049】素線146aは、例えば直径が0.05m
m〜0.08mmのピアノ線あるいはタングステン線が
用いられる。メッキ膜146bは、例えば銅で成り、厚
さが11μm〜22μmとなるように成膜されている。
窪み146cは、例えば深さが10μm〜20μmとな
るように形成されている。
【0050】以上のようなワイヤ141〜146を備え
たワイヤソー100を、音叉型振動子の製造工程のう
ち、水晶ブロックを平板状のウェハに切断加工する工程
に使用する場合は、先ず、水晶ブロックを切断対象物用
テーブル124の盤124a上に載置して位置決めす
る。次に、位置決めした水晶ブロックを真空ポンプを作
動させて盤124a上に真空吸着させ、真空吸着した水
晶ブロックをバネ124bの復元力によりカッタ121
の2本の多溝ローラ121b、121cの間に張られて
いるワイヤ141〜146に押し付ける。そして、遊離
砥粒供給タンクから遊離砥粒供給ノズル123の管12
3b内へ、例えば平均粒径2μm〜20μmの炭化珪素
の微紛を含む遊離砥粒160を供給させ、吐出口123
aから水晶ブロックへ噴出させる。同時に、カッタ駆動
モータ122を作動させてシーソ113の多溝ローラ1
13a、113bの接近・離間とシーソ133の多溝ロ
ーラ133a、133bの接近・離間を交互にさせるこ
とにより、ワイヤ141〜146を往復走行させて水晶
ブロックを切断加工する。
【0051】このとき、図8に示すように、ワイヤ14
1〜143の溝141b、142bあるいは窪み143
bにはメッキ膜141c〜143cが入り込んで、溝1
41b、142bあるいは窪み143bのメッキ膜14
1c〜143cの厚さが他の部分のメッキ膜141c〜
143cの厚さよりも厚くなっているので、遊離砥粒1
60は溝141b、142bあるいは窪み143bのメ
ッキ膜141c〜143cに深く突き刺さることにな
る。したがって、遊離砥粒160の保持力を高めてメッ
キ膜141c〜143cの偏磨耗を防止することがで
き、水晶ブロックの切断形状精度を高めることができる
と共に、切断加工効率を向上させることができる。
【0052】また、図9に示すように、ワイヤ144〜
146の溝144c、145cあるいは窪み146cに
は遊離砥粒160が入り込んで長時間残留することにな
る。したがって、遊離砥粒160不足によるメッキ膜1
44b〜146bの偏磨耗を防止することができ、水晶
ブロックの切断形状精度を高めることができると共に、
切断加工効率を向上させることができる。
【0053】図10は、図2に示すワイヤ141の製造
方法を示す斜視図である。
【0054】先ず、所定の直径の素線141aと所定の
深さの溝141bを形成するためのダイス171を用意
し、ピアノ線あるいはタングステン線の素線141aの
線挽きと同時に溝141bを形成する(図10
(A))。尚、このダイス加工の代わりにローレット加
工により溝141bを形成するようにしてもよい。次
に、この溝141bが形成された素線141aの表面に
銅あるいは真鍮で成るメッキ膜141cを成膜してワイ
ヤ141とする(図10(B))。ここで、真鍮で成る
メッキ膜141cの場合は、素線141aに電流を流し
て素線141aを発熱させ、銅(70%)と亜鉛(30
%)を拡散させて成膜する。以上のように、素線141
aの製造と同時に溝141bで成る凹凸部を形成するこ
とができるので、コストを抑えたワイヤ141とするこ
とができる。
【0055】図11は、図3に示すワイヤ142の製造
方法を示す斜視図である。
【0056】先ず、所定の直径の素線142aと所定の
深さの溝142bを形成するためのダイス172を用意
し、ダイス172を回転させてピアノ線あるいはタング
ステン線の素線142aの線挽きと同時に溝142bを
形成する(図11(A))。尚、このダイス加工の代わ
りにローレット加工により溝142bを形成するように
してもよい。また、ダイス172を回転させる代わりに
素線142aを巻き取るボビンを回転させて溝142b
を形成するようにしてもよい。次に、この溝142bが
形成された素線142aの表面に銅あるいは真鍮で成る
メッキ膜142cを成膜してワイヤ142とする(図1
1(B))。ここで、真鍮で成るメッキ膜142cの場
合は、素線142aに電流を流して素線142aを発熱
させ、銅(70%)と亜鉛(30%)を拡散させて成膜
する。以上のように、素線142aの製造と同時に溝1
42bで成る凹凸部を形成することができるので、コス
トを抑えたワイヤ142とすることができる。
【0057】図12は、図4に示すワイヤ143の製造
方法を示す斜視図である。
【0058】先ず、ピアノ線あるいはタングステン線の
素線143aを線挽きした後、ブラスト加工により窪み
143bを形成する(図12(A))。尚、このブラス
ト加工の代わりに酸を用いたエッチング加工により窪み
143bを形成するようにしてもよい。次に、この窪み
143bが形成された素線143aの表面に銅あるいは
真鍮で成るメッキ膜143cを成膜してワイヤ143と
する(図12(B))。ここで、真鍮で成るメッキ膜1
43cの場合は、素線143aに電流を流して素線14
3aを発熱させ、銅(70%)と亜鉛(30%)を拡散
させて成膜する。以上のように、素線143aの製造と
同時に窪み143bで成る凹凸部を形成することができ
るので、コストを抑えたワイヤ143とすることができ
る。
【0059】図13は、図5に示すワイヤ144の製造
方法を示す斜視図である。
【0060】先ず、ピアノ線あるいはタングステン線の
素線144aを線挽きした後、素線144aの表面に銅
で成るメッキ膜144bを成膜する(図13(A))。
次に、所定の深さの溝144cを形成するためのダイス
173を用意し、メッキ膜144bが成膜された素線1
44aを線挽きし溝144cを形成してワイヤ143と
する(図13(B))。尚、このダイス加工の代わりに
ローレット加工により溝144cを形成するようにして
もよい。以上のように、メッキ膜144bの成膜と連続
的に溝144cで成る凹凸部を形成することができるの
で、コストを抑えたワイヤ144とすることができる。
【0061】図14は、図6に示すワイヤ145の製造
方法を示す斜視図である。
【0062】先ず、ピアノ線あるいはタングステン線の
素線145aを線挽きした後、素線145aの表面に銅
で成るメッキ膜145bを成膜する(図14(A))。
次に、所定の深さの溝145cを形成するためのダイス
174を用意し、ダイス174を回転させてメッキ膜1
45bが成膜された素線145aを線挽きして溝145
cを形成してワイヤ145とする(図14(B))。
尚、このダイス加工の代わりにローレット加工により溝
145cを形成するようにしてもよい。また、ダイス1
74を回転させる代わりに素線145aを巻き取るボビ
ンを回転させて溝145cを形成するようにしてもよ
い。以上のように、メッキ膜145bの成膜と連続的に
溝145cで成る凹凸部を形成することができるので、
コストを抑えたワイヤ145とすることができる。
【0063】図15は、図7に示すワイヤ146の製造
方法を示す斜視図である。
【0064】先ず、ピアノ線あるいはタングステン線の
素線146aを線挽きした後、素線146aの表面に銅
で成るメッキ膜146bを成膜する(図15(A))。
次に、ブラスト加工により窪み146cを形成してワイ
ヤ146とする(図15(B))。尚、このブラスト加
工の代わりに酸を用いたエッチング加工により窪み14
6cを形成するようにしてもよい。以上のように、メッ
キ膜146bの成膜と連続的に窪み146cで成る凹凸
部を形成することができるので、コストを抑えたワイヤ
146とすることができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ワ
イヤの凹部には遊離砥粒が深く突き刺さって保持され、
あるいは入り込んで長時間残留することになる。したが
って、このワイヤをワイヤソーに使用することにより、
メッキ膜の偏磨耗を防止することができ、切断対象物の
切断形状精度を高めることができると共に、切断加工効
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤソーの実施形態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のワイヤソーに備えられているワイヤの第
1の実施形態を示す斜視図である。
【図3】図1のワイヤソーに備えられているワイヤの第
2の実施形態を示す斜視図である。
【図4】図1のワイヤソーに備えられているワイヤの第
3の実施形態を示す斜視図である。
【図5】図1のワイヤソーに備えられている別の構造の
ワイヤの第1の実施形態を示す斜視図である。
【図6】図1のワイヤソーに備えられている別の構造の
ワイヤの第2の実施形態を示す斜視図である。
【図7】図1のワイヤソーに備えられている別の構造の
ワイヤの第3の実施形態を示す斜視図である。
【図8】図2〜図4のワイヤにおける砥粒の挙動を示す
断面図である。
【図9】図5〜図7のワイヤにおける砥粒の挙動を示す
断面図である。
【図10】図2のワイヤの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図11】図3のワイヤの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図12】図4のワイヤの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図13】図5のワイヤの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図14】図6のワイヤの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図15】図7のワイヤの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図16】従来のワイヤソーに備えられているワイヤに
よる切断工程を示す斜視図である。
【図17】図16のワイヤの問題点を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ワイヤ 2 素線 3 メッキ膜 4 水晶ブロック 5 遊離砥粒 100 ワイヤソー 110 ワイヤ供給部 111 ワイヤ供給モータ 112、132 テンションプーリ 112a、132a バネ 112b、132b プーリ 113、133 シーソ 113a、113b、121a、121b、121c、
133a、133b 多溝ローラ 113aa、113ba、121aa、121ba、1
21ca、133aa、133ba 円周溝 114、134 中継プーリ 115、135 ボビン 120 切断部 121 カッタ 122 カッタ駆動モータ 123 遊離砥粒供給ノズル 123a 吐出口 123b 管 124 切断対象物用テーブル 124a 盤 124b バネ 130 ワイヤ巻取部 131 ワイヤ巻取モータ 140、141、142、143、144、145、1
46 ワイヤ 141a、142a、143a、144a、145a、
146a 素線 141b、142b、144c、145c 溝 141c、142c、143c、144b、145b、
146b メッキ膜 143b、146c 窪み 150 切断対象物 160 遊離砥粒 171、172、173、174 ダイス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断対象物に対して接触走行して前記切
    断対象物を切断加工するためのワイヤにおいて、 素線の外周面に凹凸部が形成され、さらにメッキ膜が被
    覆されていることを特徴とするワイヤ。
  2. 【請求項2】 前記凹凸部は、前記素線の軸方向に延び
    る直線状の複数本の溝により形成されている請求項1に
    記載のワイヤ。
  3. 【請求項3】 前記凹凸部は、前記素線の軸方向に延び
    る螺旋状の溝により形成されている請求項1に記載のワ
    イヤ。
  4. 【請求項4】 前記凹凸部は、梨地状の複数個の窪みに
    より形成されている請求項1に記載のワイヤ。
  5. 【請求項5】 切断対象物に対して接触走行して前記切
    断対象物を切断加工するためのワイヤにおいて、 素線の外周面にメッキ膜が被覆され、前記メッキ膜の外
    周面に凹凸部が形成されていることを特徴とするワイ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 前記凹凸部は、前記素線の軸方向に延び
    る直線状の複数本の溝により形成されている請求項5に
    記載のワイヤ。
  7. 【請求項7】 前記凹凸部は、前記素線の軸方向に延び
    る螺旋状の溝により形成されている請求項5に記載のワ
    イヤ。
  8. 【請求項8】 前記凹凸部は、梨地状の複数個の窪みに
    より形成されている請求項5に記載のワイヤ。
  9. 【請求項9】 ワイヤを切断対象物に対して接触走行さ
    せることにより前記切断対象物を切断加工するワイヤソ
    ーにおいて、 前記ワイヤが、素線の外周面に凹凸部が形成され、さら
    にメッキ膜が被覆されていることを特徴とするワイヤソ
    ー。
  10. 【請求項10】 ワイヤを切断対象物に対して接触走行
    させることにより前記切断対象物を切断加工するワイヤ
    ソーにおいて、 前記ワイヤが、素線の外周面にメッキ膜が被覆され、前
    記メッキ膜の外周面に凹凸部が形成されていることを特
    徴とするワイヤソー。
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