JP4325655B2 - 化合物半導体基板の製造方法 - Google Patents
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Description
GaAs単結晶からなるインゴットをスライスすることによって、GaAs単結晶基板を作製した。インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで、上方ノズルスラリー流量(スラリーS1の流量)を35L/min、側方ノズルスラリー流量(スラリーS2,S3の流量)を15L/minとした。なお、Lはリットルを表す。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで、上方ノズルスラリー流量を30L/min、側方ノズルスラリー流量を17L/minとしたこと以外は実施例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで、上方ノズルスラリー流量を15L/min、側方ノズルスラリー流量を20L/minとしたこと以外は実施例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで、上方ノズルスラリー流量を15L/min、側方ノズルスラリー流量を15L/minとしたこと以外は実施例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで、上方ノズルスラリー流量を35L/minとして、側方ノズルスラリーを用いなかったこと以外は実施例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで、上方ノズルスラリー流量を30L/minとしたこと以外は比較例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで、上方ノズルスラリー流量を15L/minとしたこと以外は比較例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
実施例1〜4及び比較例1〜3について、得られたGaAs単結晶基板の厚みのバラツキσ(μm)と、GaAs単結晶基板の表面に形成されたうねり又は反り(μm)と、GaAs単結晶基板の欠け発生率(%)とを算出した。結果を図4にまとめて示す。図4は、実施例1〜4及び比較例1〜3についての評価結果をまとめて示す図表である。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで側方ノズルスラリー流量を17L/minとして、上方ノズルスラリー流量を図5に示されるように変化させたこと以外は実施例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
切断点P1:k=42.1mm
切断点P2:k=26.8mm
切断点P3:k=19.3mm
切断点P4:k=15.9mm
切断点P5:k=15.9mm
切断点P6:k=19.3mm
切断点P7:k=26.8mm
切断点P8:k=42.1mm
インゴットをスライスする際に、上方ノズルスラリー流量を図5に示されるように変化させたこと以外は実施例5と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
インゴットをスライスする際に、上方ノズルスラリー流量を図5に示されるように変化させたこと以外は実施例5と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
インゴットをスライスする際に、上方ノズルスラリー流量を図5に示されるように変化させたこと以外は実施例5と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
実施例5〜8について、得られたGaAs単結晶基板の厚みのバラツキσ(μm)と、GaAs単結晶基板の表面に形成されたうねり又は反り(μm)と、GaAs単結晶基板の欠け発生率(%)とを算出した。結果を図5にまとめて示す。図5は、実施例5〜8についての評価結果をまとめて示す図表である。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで上方ノズルスラリー流量を30L/minとして、側方ノズルスラリー流量を図6に示されるように変化させたこと以外は実施例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
インゴットをスライスする際に、スライスの開始から終了まで上方ノズルスラリー流量を17L/minとして、側方ノズルスラリー流量を図6に示されるように変化させたこと以外は実施例1と同様にしてGaAs単結晶基板を作製した。
実施例9及び10について、得られたGaAs単結晶基板の厚みのバラツキσ(μm)と、GaAs単結晶基板の表面に形成されたうねり又は反り(μm)と、GaAs単結晶基板の欠け発生率(%)とを算出した。結果を図6にまとめて示す。図6は、実施例9及び10についての評価結果をまとめて示す図表である。
Claims (4)
- ソーワイヤーを用いてインゴットの上端から下端に向けて前記インゴットをスライスすることにより化合物半導体基板を製造する方法であって、
前記インゴットをスライスする際に、前記インゴットの上方から前記インゴットに向けて研磨材を含む第1のスラリーを供給すると共に、前記インゴットの側方から研磨材を含む第2のスラリーを供給し、
前記インゴットのスライスを進めながら前記第1のスラリーの流量を減少させ、
前記インゴットのスライスを進めながら前記第2のスラリーの流量を増加させる、化合物半導体基板の製造方法。 - 前記第2のスラリーを、前記ソーワイヤーにおける前記インゴットの外側に位置する部分に供給する、請求項1に記載の化合物半導体基板の製造方法。
- 前記ソーワイヤーは、第1のローラと第2のローラとの間に張られており、
前記ソーワイヤーにおける前記インゴットの外側に位置する前記部分は、前記第1のローラと前記インゴットとの間、及び、前記第2のローラと前記インゴットとの間の少なくとも一方に位置する、請求項2に記載の化合物半導体基板の製造方法。 - 前記ソーワイヤーに沿った直線上における前記第2のスラリーの供給位置と前記インゴットとの距離が増加するに従って、前記第2のスラリーの流量を増加させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物半導体基板の製造方法。
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