JP2001198278A - パチンコ遊戯機の打球発射装置 - Google Patents

パチンコ遊戯機の打球発射装置

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JP2001198278A
JP2001198278A JP2000013522A JP2000013522A JP2001198278A JP 2001198278 A JP2001198278 A JP 2001198278A JP 2000013522 A JP2000013522 A JP 2000013522A JP 2000013522 A JP2000013522 A JP 2000013522A JP 2001198278 A JP2001198278 A JP 2001198278A
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pachinko
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firing
setting operation
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Manabu Hasegawa
学 長谷川
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HASEGAWA HISAAKI
Original Assignee
HASEGAWA HISAAKI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯者の好みに応じてパチンコ球を連続的に
または単発的に発射できるパチンコ遊戯機の打球発射装
置を提供する。 【解決手段】 打球発射装置は、遊戯面に向けてパチン
コ球120 を球打撃位置Pで打撃発射する打球発射手段13
0 を備える。打球発射装置は、打球発射手段130にてパ
チンコ球120 を連続的に打撃発射させる連続発射設定操
作手段104 を備えるとともにパチンコ球120 を単発的に
打撃発射させる単発発射設定操作手段154を備える。両
連続発射設定操作手段104 および単発発射設定操作手段
154 は、切換え手段195の操作により選択的に操作可能
な状態にできる。打球発射手段130の球打撃位置Pに送
り出すパチンコ球120 の所定時間当たりの個数は個数規
制手段240 で規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球を打球
発射手段にて遊戯面に向けて打撃発射させるパチンコ遊
戯機の打球発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパチンコ遊戯機の打球発射装置
は、例えば、特公昭57−15917号公報に記載され
ているように、一定周期ごとに制御パルス信号で励磁駆
動するロータリーソレノイドにより回動される回動軸に
打球発射手段の打球杆を連動させ、この打球杆の起動位
置を調整する起動位置設定カムを摘み操作すると、検知
スイッチ手段により制御回路が動作して制御パルス信号
を発生し、前記打球杆はロータリーソレノイドの励磁動
作で起動位置設定カムにて設定された起動位置から回動
してパチンコ球を遊戯面に打撃発射させる構造が採られ
ている。
【0003】このような構造のパチンコ遊戯機では、パ
チンコ球を制御パルス信号によるロータリーソレノイド
の励磁動作で、例えば1分間に100球程度連続的に打
撃発射できるが、慎重に一球ごとすなわち単発的に遊戯
面に有効に打撃発射することはできなかった。
【0004】また、打球杆を操作レバーの操作でスプリ
ングの付勢力に抗して回動し、スプリングの弾性力で打
球杆を復帰回動させてパチンコ球を遊戯面に打撃発射さ
せるパチンコ遊戯機も知られているが、このようなパチ
ンコ遊戯機ではパチンコ球を連続的に発射させることが
できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】遊戯者のなかには、パ
チンコ球を連続的に発射させるパチンコ遊戯機、また
は、操作レバーの操作で一球ごとに単発的に発射させる
パチンコ遊戯機を希望する者があり、パチンコ球の連続
的な発射と一球ごとの発射とが任意に選択的に切換えが
できるパチンコ遊戯機が要望されている。
【0006】一方で、風俗営業法規においては、パチン
コ遊戯機は、1分間に100球以内のパチンコ球の発射
ができること、遊戯者の希望で一球ごとに遊戯面に有効
球を発射させることができるようにすること等が基準と
なっている。
【0007】本発明は、上記要望に鑑みなされたもの
で、遊戯者の好みに応じてパチンコ球を連続的にまたは
単発的に発射でき、かつ、一定時間内に所定個数以上の
パチンコ球が打球発射手段にて打撃発射されることを防
止できるパチンコ遊戯機の打球発射装置を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパチンコ
遊戯機の打球発射装置は、遊戯面に向けてパチンコ球を
球打撃位置で打撃発射する打球発射手段と、この打球発
射手段にてパチンコ球を連続的に打撃発射させる連続発
射設定操作手段と、前記打球発射手段にてパチンコ球を
単発的に打撃発射させる単発発射設定操作手段と、前記
連続発射設定操作手段の操作可能な状態と前記単発発射
設定操作手段の操作可能な状態とを選択的に切り換える
切換え手段と、前記打球発射手段の前記球打撃位置に送
り出されるパチンコ球の所定時間当たりの個数を規制す
る個数規制手段とを備えたものである。
【0009】そして、この構成では、切換え手段により
操作可能な状態に切り換えられた連続発射設定操作手段
の操作に基づいて打球発射手段にてパチンコ球が連続的
に打撃発射され、操作可能な状態に切り換えられた単発
発射設定操作手段の操作に基づいて打球発射手段にてパ
チンコ球が単発的に打撃発射されるので、遊戯者の好み
に応じてパチンコ球を連続的にまたは単発的に発射可能
である。また、個数規制手段が、打球発射手段の球打撃
位置に送り出されるパチンコ球の所定時間当たりの個数
を規制するので、一定時間内に所定個数以上のパチンコ
球が打球発射手段にて打撃発射されることが防止され
る。
【0010】請求項2記載のパチンコ遊戯機の打球発射
装置は、請求項1記載のパチンコ遊戯機の打球発射装置
において、個数規制手段は、連続発射設定操作手段の操
作可能な状態ではパチンコ球から離れた待機位置に位置
し、単発発射設定操作手段の操作可能な状態ではパチン
コ球を切出し可能な切出位置に位置する切出し体と、こ
の切出し体にてパチンコ球を断続的に切り出させ、球打
撃位置に送り出されるパチンコ球の所定時間当たりの個
数を規制する駆動手段とを有するものである。
【0011】そして、この構成では、駆動手段の動作に
より、切出位置に位置する切出し体がパチンコ球を断続
的に切り出し、球打撃位置に送り出されるパチンコ球の
所定時間当たりの個数を規制するので、パチンコ球の単
発発射時において、一定時間内に所定個数以上のパチン
コ球が打球発射手段にて打撃発射されることが防止され
る。
【0012】請求項3記載のパチンコ遊戯機の打球発射
装置は、請求項2記載のパチンコ遊戯機の打球発射装置
において、個数規制手段は、単発発射設定操作手段の操
作時にはこの操作に基づいてパチンコ球を一個ずつ球打
撃位置に送り出し、前記単発発射設定操作手段の非操作
時には切出し体によるパチンコ球の切出しを阻止する送
出し体を有するものである。
【0013】そして、この構成では、送出し体が、単発
発射設定操作手段の操作時にはこの操作に基づいてパチ
ンコ球を一個ずつ球打撃位置に送り出し、非操作時には
切出し体によるパチンコ球の切出しを阻止するので、簡
単な構成で、球打撃位置に送り出されるパチンコ球の所
定時間当たりの個数を適切に規制可能である。
【0014】請求項4記載のパチンコ遊戯機の打球発射
装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載のパチンコ
遊戯機の打球発射装置において、切換え手段は、電動に
よる連続発射時には連続発射設定操作手段を操作不可能
な状態にしかつ単発発射設定操作手段を操作不可能な状
態にするとともに、手動による単発発射時には単発発射
設定操作手段を操作可能な状態にしかつ連続発射設定操
作手段を操作不可能な状態にするものである。
【0015】そして、この構成では、切換え手段が、電
動による連続発射時には連続発射設定操作手段を操作不
可能な状態にしかつ単発発射設定操作手段を操作不可能
な状態にするとともに、手動による単発発射時には単発
発射設定操作手段を操作可能な状態にしかつ連続発射設
定操作手段を操作不可能な状態にするので、パチンコ遊
戯機の操作性が良好になる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパチンコ遊戯機の
打球発射装置の一実施の形態を図1ないし図11に基づ
いて説明する。
【0017】図1ないし図7において、100 はパチンコ
機体で、このパチンコ機体100 の後面下部の角部分には
打球発射装置用の矩形状の基板101 が取り付けられ、こ
の基板101 の後面には図6に示すように長手方向の一端
部に位置して回動軸保持部102 が突設されている。
【0018】そして、この回動軸保持部102 にて連続発
射設定回動軸103 が回動可能に保持されており、この連
続発射設定回動軸103 の前記パチンコ機体100 の前面か
ら突出した先端部には、連続発射設定操作手段104 の連
続発射設定体105 がこの連続発射設定回動軸103 ととも
に回動するように一体的に取り付けられている。
【0019】この連続発射設定体105 は、連続発射用回
動操作レバーとなるもので、図1および図4に示すよう
に、正面からみて略円形形状に形成され、この連続発射
設定体105 の正面視右側の側縁には手掛け操作部107 が
周方向に沿って複数形成されているとともに、この連続
発射設定体105 の前面からは単発発射時に手を引掛ける
ための棒状の引掛け部108 が前方に向って突設されてい
る。
【0020】また、この連続発射設定体105 の下部に
は、図1に示すようにスイッチ押え突起部109 が設けら
れており、このスイッチ押え突起部109 は、前記連続発
射設定体105 の非操作状態では連続発射設定検知手段11
0 のマイクロスイッチ111 の作動接片111aに押圧されて
いる。また、このスイッチ押え突起部109 は、前記連続
発射設定体105 の操作状態では、前記作動接片111aから
離間して非接触状態になり、この作動接片111aの非接触
状態では前記マイクロスイッチ111 が閉成し、このマイ
クロスイッチ111 の閉成で駆動手段として第1のモータ
115 が作動する。
【0021】この第1のモータ115 は、図2および図3
に示すように、前記基板101 の後面に突設したモータ取
付けフレーム101a に固定して取り付けられている。
【0022】また、この第1のモータ115 のモータ出力
軸116 の外周側には、弾性体である圧縮ばね117 が装着
されているとともに、この圧縮ばね117 にて軸方向先端
側に向って付勢された可動体であるカム部材118 が遊嵌
されている。このカム部材118 は、曲線状のカム縁部11
9 を有するもので、前記モータ出力軸116 とともに回転
可能でかつ前記モータ出力軸116 の軸方向に沿って移動
可能となっている。
【0023】そして、このカム部材118 は、パチンコ球
120 の連続発射時には、図2に示す連続発射状態位置に
位置する。また、このカム部材118 は、パチンコ球120
の単発発射時には、図3に示すように前記モータ出力軸
116 と同軸状に配設されて前記パチンコ機体100 に挿通
された状態にある押圧ピン121 による押圧で、前記モー
タ出力軸116 の基端側に向って前記圧縮ばね117 の付勢
力に抗して移動させられ、図3に示す単発発射状態位置
に位置する。
【0024】一方、前記基板101 の前面には、図1ない
し図3に示すように、打球回動軸保持部125 が突設され
ている。そして、この打球回動軸保持部125 にて打球回
動軸126 が回動可能に保持され、この打球回動軸126 の
基端側には、パチンコ球120を図示しない遊戯面に向け
て球打撃位置Pで打撃発射する打球発射手段130 の打球
杆131 の基端部が連結固定されており、この打球杆131
は基端部を中心として前記打球回動軸126 とともに回動
可能となっている。この打球杆131 の先端部には、パチ
ンコ球120 に当たってこのパチンコ球120 をパチンコ機
体100 のレール132 に沿って発射させる打球子133 が設
けられている。
【0025】この打球杆131 は、図6に示すように、付
勢手段としてのコイルばね135 にてパチンコ球120 の打
撃方向に付勢され、復帰作動により前記基板101 の後面
に突設したストッパ136 に当接した非作動位置に保持さ
れる。このコイルばね135 の一端は前記打球杆131 のば
ね連結部に連結され、このコイルばね135 の他端は前記
基板101 の後面に回動可能に装着した回動部材137 に連
結されている。この回動部材137 には打撃力調節用ワイ
ヤ138 の一端が連結され、この打撃力調節用ワイヤ138
の他端側は前記連続発射設定回動軸103 に連結され、こ
の連続発射設定回動軸103 の回動でこの打撃力調節用ワ
イヤ138 が引張られる。
【0026】そして、この打撃力調節用ワイヤ138 が引
張られると、回動部材137 が回動し、コイルばね135 が
引張られるため、前記連続発射設定体105 に固定された
連続発射設定回動軸103 の回動量に対応して打撃力が調
節される。
【0027】また、前記打球回動軸126 の基端部には、
図1ないし図3に示すようにローラ保持アーム140 の基
端部が連結固定されており、このローラ保持アーム140
は打球回動軸126 とともに回動可能となっている。この
ローラ保持アーム140 の先端側には軸方向が打球回動軸
126 の軸方向と平行なローラ支軸部141 が設けられ、こ
のローラ支軸部141 にて回転体であるカム受けローラ14
2 が回転自在に支持されている。
【0028】さらに、前記打球回動軸126 の軸方向の先
端側には、連動手段としての連動軸145 の基端側が連結
されており、この連動軸145 は打球回動軸126 と同軸位
置に位置し、この打球回動軸126 とともに一体的に回動
する。また、この連動軸145は、前記パチンコ機体100
の前面から突出した先端部に一対の係合ピン146 ,146
が径方向に向って突出し、各係合ピン146 の軸方向が一
直線上に位置している。
【0029】また、この連動軸145 の外周側には可動筒
状体150 がこの連動軸145 の軸方向に沿って摺動可能に
遊嵌され、この可動筒状体150 の一端面には、前記各係
合ピン146 が係合される一対の被係合受け部151 ,151
が切り欠き形成されている。また、この可動筒状体150
には径方向に沿った一対の被嵌挿孔152 ,152 が形成さ
れている。さらに、この可動筒状体150 の軸方向の一端
部外周面からは単発発射設定操作手段154 の単発発射操
作体155 が斜め上方に向って一体的に突設されている。
【0030】一方、図4および図5において、160 は前
面化粧カバーで、この前面化粧カバー160 には嵌合部16
1 が形成されており、この嵌合部161 に前記単発発射操
作体155 が出没可能に嵌合されている。
【0031】この単発発射操作体155 は、単発発射用操
作レバーとなるもので、細長板形状に形成され、図5に
示すように、前記嵌合部161 に没入された状態で操作不
可能な状態になり、この嵌合部161 から前方に突出した
状態で操作可能な状態になる。また、この前面化粧カバ
ー160 には複数例えば2つのボタン用孔162a,162bが並
設され、各ボタン用孔162a,162bにて操作ボタン163a,
163bがそれぞれ露出されている。一方の操作ボタン163a
の表面には例えば「手動」と表示され、他方の操作ボタ
ン163bの表面には例えば「電動」と表示されている。
【0032】また、図1ないし図3に示すように、前記
パチンコ機体100 の前面には板状の固定ベース165 が固
定して取り付けられ、この固定ベース165 にて手動電動
切換え部材166 、ピン押圧部材167 、および、回動レバ
ーロック部材168 が、それぞれ前記パチンコ機体100 に
対して前後方向に揺動自在に支持されている。
【0033】この手動電動切換え部材166 は、左右一対
の上下方向に長手方向を有する矩形状の基板部171a,17
1bを有し、各基板部171a,171bの長手方向の中間部には
前記固定ベース165 の上側に前方に向って立設した互い
に離間対向するピン保持板部172 にて保持された切換え
部材用ピン173 が挿通され、各基板部171a,171bはこの
切換え部材用ピン173 を中心として前後方向に揺動自在
となっている。
【0034】そして、この切換え部材用ピン173 にはば
ね174 が装着され、このばね174 にて前記手動電動切換
え部材166 の各基板部171a,171bの上側が前方に付勢さ
れている。
【0035】また、この各基板部171a,171bの上端部に
は、図2および図3に示すように、アクチュエータであ
る第1のシリンダ175 のロッド176 の先端側が回動可能
に連結されている。この第1のシリンダ175 は、図示し
ないシリンダ取付けフレームに固定して取り付けられ、
前記パチンコ機体100 の後面より後方位置に位置してい
る。
【0036】そして、この第1のシリンダ175 の非作動
時には、図2に示すように前記ロッド176 が進出位置に
位置し、前記手動電動切換え部材166 の各基板部171a,
171bの上側が前方位置に位置する。また、この第1のシ
リンダ175 の作動時には、図3に示すように前記ロッド
176 が後退位置に位置し、前記手動電動切換え部材166
の各基板部171a,171bの上側が前記ばね174 の付勢力に
抗して後方位置に位置する。
【0037】さらに、この手動電動切換え部材166 は、
図1に示すように、図示左側の基板部171aの下部後面か
ら側方に向って突出した第1作用板部178 が形成されて
いるとともに、図示右側の基板部171bの下部前面から側
方に向って突出した第2作用板部179 が前記第1作用板
部178 と同一形状に形成され、これら第1作用板部178
および第2作用板部179 は前後方向に異なる位置に位置
している。
【0038】また、この各基板部171a,171bの互いに対
向する内面の下端部には、互いに離間対向した位置した
連結突部180 ,180 が突出形成され、この両連結突部18
0 が前記可動筒状体150 の被嵌挿孔152 ,152 に回動可
能に嵌挿され、前記手動電動切換え部材166 の揺動に基
づいて前記可動筒状体150 が前記連動軸145 の軸方向に
摺動する。
【0039】前記ピン押圧部材167 は、図1に示すよう
に、前記固定ベース165 の下側に前方に向って立設した
互いに離間対向するピン保持板部181 にて保持された押
圧部材用ピン182 が挿通され、この押圧部材用ピン182
を中心として前後方向に揺動自在となっている。
【0040】このピン押圧部材167 は、前記手動電動切
換え部材166 の第1作用板部178 に向って延出した当接
片部184 を有し、この当接片部184 が前記第1作用板部
178の前面に前記モータ出力軸116 に装着した圧縮ばね1
17 の付勢力で常時押圧された状態で当接している。
【0041】また、このピン押圧部材167 は、前記押圧
ピン121 を押圧する押圧片部185 を有し、この押圧片部
185 は後方に向って傾斜状に形成されている。そして、
この押圧片部185 が、前記第1のシリンダ175 の作動に
基づき図3に示すように前方位置から後方位置に変位し
て、前記圧縮ばね117 の付勢力に抗して前記押圧ピン12
1 を後方に移動させ、前記カム部材118 のカム縁部119
と前記カム受けローラ142 との係合可能状態を解除す
る。
【0042】前記回動レバーロック部材168 は、前記固
定ベース165 の下側に前方に向って立設した互いに離間
対向するピン保持板部187 にて保持されたロック部材用
ピン188 が挿通され、このロック部材用ピン188 を中心
として前後方向に揺動自在となっている。そして、この
ロック部材用ピン188 にはばね189 が装着され、このば
ね189 の付勢力で前記回動レバーロック部材168 の当接
片部190 が前記第2作用板部179 の後面に常時押圧され
た状態で当接している。
【0043】また、この回動レバーロック部材168 は、
前記連続発射設定体105 に切り欠き形成した係合凹部19
2 と係合する係合片部191 を有している。そして、この
回動レバーロック部材168 は、図7に示すように、前記
第1のシリンダ175 の作動に基づいて前記ばね189 の付
勢力に抗して揺動すると、図7の実線で示す状態から二
点鎖線で示す状態になる。その結果、図1の二点鎖線で
示すように、前記係合片部191 が前記係合凹部192 内に
浸入して、この係合片部191 と係合凹部192 とが係合
し、前記連続発射設定体105 がロックされて操作不可能
な状態になる。
【0044】なお、前記操作ボタン163a,163b、前記手
動電動切換え部材166 、前記ピン押圧部材167 、前記回
動レバーロック部材168 等にて、前記連続発射設定操作
手段104 の連続発射設定体105 の操作可能な状態と前記
単発発射設定操作手段154 の単発発射操作体155 の操作
可能な状態とを選択的に切り換える切換え手段195 が構
成されている。
【0045】一方、図1および図3に示すように、打球
発射手段130の打球杆131 は、軸方向の略中央部に当接
部材201 が取り付けられており、この当接部材201 は、
支軸202 を中心として回動可能な回動アーム203 に当接
し、この自重により回動しようとする回動アーム203 を
下方から支持している。また、この回動アーム203 には
連結部材204 を介して昇降体205 が取り付けられてい
る。
【0046】そして、打球杆131 が打球回動軸126 を中
心として回動すると、回動アーム203 は先端側が上方に
向う方向に支軸202 を中心として連動回動し、この回動
アーム203 の連動回動により昇降体205 が所定高さ位置
まで上昇する。
【0047】また、この昇降体205 の上昇に伴って、図
8および図9に示すように、揺動可能な送出し体211 が
支軸212 を中心として揺動して傾斜状の球受け姿勢とな
り、この球受け姿勢の送出し体211 の球受け凹部211a内
にパチンコ球120 が一個だけシュート213 から入り込
む。そして、この打球杆131 がコイルばね135 の付勢力
で復帰回動すると、回動アーム203 の連動回動に基づい
て昇降体205 がもとの位置まで下降し、この昇降体205
の下降に伴って送出し体211 が支軸212 を中心として回
動して球受け姿勢から水平状の球送出し姿勢に戻り、そ
の結果、この送出し体211 の球受け凹部212a内の一個の
パチンコ球120 が、図1および図3に示すように投入口
部214 を通過してレール132 上に送り出される。このレ
ール132 上に送り出された一個のパチンコ球120 は、自
重によりレール132 上を球打撃位置Pに向って移動す
る。
【0048】一方、この送出し体211 は、図8ないし図
10に示すように、搬送終端側が下方に向って傾斜した
シュート213 の搬送終端と対向する位置に配設されてお
り、このシュート213 の搬送始端はパチンコ機体100の
前方に向って突出した球貯留部221 からのパチンコ球12
0 が順次導入される。そして、このシュート213 上に
は、例えば三個のパチンコ球120 が直線一列状に貯留さ
れ、この貯留された先頭のパチンコ球120 は球送出し姿
勢にある送出し体211 の球受け凹部212aの上側部分に当
接している。
【0049】一方、図8ないし図10において、221 は
切出し体で、この切出し体211 は、互いに長さの異なる
二本の棒状の第1の切出しアーム222aおよび第2の切出
しアーム222bにて構成されている。
【0050】これらの第1の切出しアーム222aおよび第
2の切出しアーム222bは、先端側が昇降するように支軸
部223 を中心として揺動自在に設けられており、両切出
しアーム222a,222bの各先端部は下方に向って折り曲げ
られ、下端部に当接部224 が形成されている。また、両
切出しアーム222a,222bの長手方向の中間部には下方に
突出した突出部225が形成されている。
【0051】また、これらの第1の切出しアーム222aお
よび第2の切出しアーム222bは、共通の支持杆226 にて
下方から支持されており、この支持杆226 の長手方向の
一端部は支軸部227 に回動可能に連結されている。ま
た、この支持杆226 の長手方向の中間部にはアクチュエ
ータである第2のシリンダ228 のロッド229 の先端部が
連結されているとともに、付勢手段であるコイルばね23
0 の一端部が連結され、このコイルばね230 は支持杆22
6 を上方に向けて付勢している。
【0052】また、231 は駆動手段である第2のモータ
で、この第2のモータ231 は切出し体221 の第1の切出
しアーム222aおよび第2の切出しアーム222bにてパチン
コ球120を断続的に切り出させるもので、この第2のモ
ータ231 の出力軸232 には、先端側に第1の回転部材23
3aが取り付けられ、この第1の回転部材233aは前記第1
の切出しアーム222aの下方位置に位置している。また、
このモータ231 の出力軸232 の基端側には、第2の回転
部材233bが取り付けられ、この第2の回転部材233bは前
記第2の切出しアーム222bの下方位置に位置している。
さらに、これらの第1の回転部材233aおよび第2の回動
部材233bの各々の周縁部には、複数の突起235 が周方向
に等間隔をおいて形成されている。なお、第1の回転部
材233aの各突起235 および第2の回転部材233bの各突起
235 は、正面視からみて互いに重ならないように異なる
位置に位置している。
【0053】そして、連続発射設定操作手段104 による
連続発射時である第2のシリンダ228 の非作動時には、
図9に示すように、この第2のシリンダ228 のロッド22
9 は進出位置に位置し、第1の切出しアーム222aおよび
第2の切出しアーム222bは、ストッパ236 に当接した状
態で共通の支持杆226 にて支持され、シュート213 上に
貯留されているパチンコ球120 から離れた上方の待機位
置に位置している。
【0054】一方、単発発射設定操作手段154による単
発発射時である第2のシリンダ228の作動時には、図8
に示すように、この第2のシリンダ228 のロッド229 は
後退位置に位置し、第1の切出しアーム222aおよび第2
の切出しアーム222bは、パチンコ球120 を切出し可能な
切出位置に位置している。また、この切出位置に位置す
る第1の切出しアーム222aおよび第2の切出しアーム22
2bは、それぞれの突出部225 が対応する第1の回転部材
233aおよび第2の回転部材233bに自重により当接してい
る。
【0055】また、この単発発射設定操作手段154によ
る単発発射時には、第2のモータ231の作動により、第
1の回転部材233aおよび第2の回転部材233bが回転し、
この回転に従って第1の切出しアーム222aおよび第2の
切出しアーム222bが互いに異なる向きに交互に揺動し、
この揺動によりそれぞれの当接部224 が交互にパチンコ
球120 に当接し、その結果、パチンコ球120 が一個ずつ
送出し体211 に向けて所定の時間的間隔をおいて断続的
に切り出される。この切り出されたパチンコ球120 は、
単発発射設定操作手段154 の操作に基づく送出し体211
の球受け姿勢および球送出し姿勢間の揺動により、球打
撃位置Pに向けて送り出される。
【0056】なお、単発発射設定操作手段154 の非操作
時には、送出し体211 は水平状の球受け姿勢となってお
り、切出し体221 である第1の切出しアーム222aおよび
第2の切出しアーム222bによるパチンコ球120 の切出し
を阻止している。すなわち、シュート213 上に貯留され
た先頭のパチンコ球120 が送出し体211 に当接し、移動
規制されている。なお、前記切出し体221 、前記第2の
シリンダ228 、前記第2のモータ231 、前記送出し体21
1 等にて、前記打球発射手段130 の球打撃位置Pに送り
出されるパチンコ球120 の所定時間当たりの個数を規制
する単発発射時用の個数規制手段が240 が構成されてい
る。
【0057】一方、図11は、打球発射装置の電気回路
図であり、この図11に示すように、前記切換え手段19
5 の「電動」と表示された操作ボタン163bが押圧操作さ
れると、第1のスイッチ196 が電動側に切り換わり、電
動側ランプ197 が点灯し、この電動側ランプ197 の光で
前記操作ボタン163bが照射され、遊戯者は電動による連
続発射状態であることを容易に知ることができる。ま
た、この第1のスイッチ196 に連動して第2のスイッチ
198 も電動側に切り換わる構成となっている。
【0058】一方、前記切換え手段195 の「手動」と表
示された操作ボタン163aが押圧操作されると、前記第1
のスイッチ196 が手動側に切り換わり、手動側ランプ19
9 が点灯してこの手動側ランプ199 の光で前記操作ボタ
ン163aが照射されるとともに、第1のシリンダ175 、第
2のシリンダ228 および第2のモータ231 が同時に作動
する。また、この第1のスイッチ196 に連動して前記第
2のスイッチ198 も手動側に切り換わり、前記第1のモ
ータ115 に電源200 から電力が供給されない状態にな
る。
【0059】次に、この実施の形態の動作を説明する。
【0060】まず、パチンコ球120 を電動により連続的
に打撃発射する場合、「電動」と表示された操作ボタン
163bを押圧操作すると、第1のスイッチ196 および第2
のスイッチ198 がともに電動側に切り換わり、電動側ラ
ンプ197 の光で操作ボタン163bが照射される。
【0061】そして、この操作ボタン163bの照射状態で
は、第1のシリンダ175 、第2のシリンダ228 および第
2のモータ231 が非作動状態にあり、図1および図2に
示すように、この第1のシリンダ175 のロッド176 が進
出位置に位置し、手動電動切換え部材166 の上側が前方
位置に位置している。
【0062】また、この手動電動切換え部材166 の上側
が前方位置に位置した状態では、ピン押圧部材167 の押
圧片部185 が前方位置に位置し、その結果、カム部材11
8 はそのカム縁部119 がカム受けローラ142 と係合可能
位置に位置している。
【0063】さらに、この手動電動切換え部材166 の上
側が前方位置に位置した状態では、回動レバーロック部
材168 の係合片部191 と係合凹部192 とは係合しておら
ず、連続発射設定体105 のロックは解除されており、こ
の連続発射設定体105 は操作可能な状態にある。なお、
単発発射操作体155 は、前面化粧カバー160 の嵌合部16
1 に没入されて操作不可能な状態になっている。
【0064】また、個数規制手段240 の第1の切出しア
ーム222aおよび第2の切出しアーム222bは、図9に示す
ように、連続発射設定操作手段104 の操作可能な状態で
は、パチンコ球120 から離れた待機位置に位置してい
る。
【0065】そして、連続発射設定操作手段104 の操作
可能な連続発射設定体105 を回動操作し、所定状態に保
持すると、マイクロスイッチ111 が閉成し、このマイク
ロスイッチ111 の閉成で第1のモータ115 が作動する。
【0066】この第1のモータ115 の作動により、モー
タ出力軸116 が回動し、このモータ出力軸116 の回動に
伴ってカム部材118 のカム縁部119 がカム受けローラ14
2 に所定の時間的間隔をおいて係合する。
【0067】そして、これらカム縁部119 とカム受けロ
ーラ142 との係合により、第1のモータ115 からの駆動
力が打球杆131 に伝達され、この打球杆131 がパチンコ
球120 の打撃方向とは反対方向にコイルばね135 の付勢
力に抗して周期的に回動するとともに、このコイルばね
135 の付勢力に基づいて周期的に復帰回動するため、送
出し体211 からのパチンコ球120 が打球子133 にて球打
撃位置Pで連続的に打撃発射され、各パチンコ球120 が
図示しない遊戯面にレール132 にて送り出される。
【0068】なお、この連続発射時での打球杆131 によ
るパチンコ球120 の打撃力は、連続発射設定体105 の回
動操作量、すなわち連続発射設定回動軸103 の回動量を
変えて、コイルばね135 の引張力を適宜に変化させるこ
とで調節できる。
【0069】また、この連続発射設定操作手段104 の操
作可能な状態時である連続発射時においては、例えば予
め設定された回転速度で第1のモータ115 が動作するこ
と等により、一定時間内に所定個数、例えば1分間に1
00球より多くのパチンコ球120 が打球発射手段130 に
て打撃発射されることがないように設定されている。
【0070】そして、この連続発射設定体105 の保持を
解くと、連続発射設定体105 がコイルばね135 の付勢力
で復帰回動し、マイクロスイッチ111 が開放し、このマ
イクロスイッチ111 の開放で第1のモータ115 が停止
し、パチンコ球120 の打撃発射が中断される。
【0071】次いで、パチンコ球120 を手動により単発
的に打撃発射する場合、「手動」と表示された操作ボタ
ン163aを押圧操作すると、第1のスイッチ196 および第
2のスイッチ198 がともに手動側に切り換わり、手動側
ランプ199 の光でその操作ボタン163aが照射されるとと
もに、第1のシリンダ175 、第2のシリンダ228 および
第2のモータ231 が作動する。
【0072】そして、この第1のシリンダ175 の作動に
より、図3に示すように、この第1のシリンダ175 のロ
ッド176 が後退位置に変位することによって、手動電動
切換え部材166 が揺動し、この手動電動切換え部材166
の上側が後方位置に位置した状態になる。
【0073】この手動電動切換え部材166 の上側が後方
位置に位置した状態では、ピン押圧部材167 の押圧片部
185 も後方位置に位置して、カム部材118 が押圧ピン12
1 にて後方に向って押圧され、カム部材118 がそのカム
縁部119 がカム受けローラ142 と係合不可能な位置に位
置している。
【0074】また、この手動電動切換え部材166 の上側
が後方位置に位置した状態では、回動レバーロック部材
168 の係合片部191 と係合凹部192 とが係合し、連続発
射設定体105 がロックされ、この連続発射設定体105 は
操作不可能な状態にある。
【0075】一方、単発発射操作体155 は、手動電動切
換え部材166 の揺動に伴い前方に向って移動した結果、
前面化粧カバー160 の嵌合部161 から前方に突出され、
操作可能な状態になっている。なお、この単発発射操作
体155 が嵌合部161 から突出した状態では、連動軸145
の各係合ピン146 と可動筒状体150 の各被係合受け部15
1 とが係合した状態にある。
【0076】また、個数規制手段240 の第1の切出しア
ーム222aおよび第2の切出しアーム222bは、図8に示す
ように、単発発射設定操作手段154 の操作可能な状態で
は、パチンコ球120 を切出し可能な切出位置に位置し、
第2のモータ231 からの駆動力で互いに異なる向きに交
互に揺動している。
【0077】そして、単発発射設定操作手段154 の設定
操作となる操作可能な単発発射操作体155 の操作に基づ
いて、第1の切出しアーム222aおよび第2の切出しアー
ム222bにて切り出され、送出し体211 から送り出された
パチンコ球120 が打球杆131の打球子133 にて球打撃位
置Pで打撃発射され、この動作の繰り返しにより各パチ
ンコ球120 が手動で単発的に打撃発射される。
【0078】すなわち、遊戯者が親指等を使って単発発
射操作体155 の先端側を下方に押すと、この単発発射操
作体155 に加えられた力が連動軸145 を介して打球杆13
1 に伝達されるため、単発発射操作体155 とともに打球
杆131 が連動し、パチンコ球120 の打撃方向とは反対方
向にコイルばね135 の付勢力に抗して回動する。
【0079】続いて、遊戯者が親指等を単発発射操作体
155 から離すと、コイルばね135 の付勢力に基づいて、
単発発射操作体155 とともに打球杆131 がパチンコ球12
0 の打撃方向に復帰回動し、その結果、パチンコ球120
が打球杆131 の打球子133 にて球打撃位置Pで一球打撃
発射される。そして、この動作の繰り返しにより各パチ
ンコ球120 が手動で単発的に打撃発射される。
【0080】なお、この単発発射時での打球杆131 によ
るパチンコ球120 の打撃力は、単発発射設定体155 の回
動操作量、すなわち連動軸145 および打球回動軸126 の
回動量を変えて、コイルばね135 の引張力を適宜に変化
させることで調節できる。
【0081】一方、この単発発射設定操作手段154 の操
作可能な状態時において、遊戯者が単発発射操作体155
をすばやく繰り返し操作すると、パチンコ球120 が連続
して単発的に打撃発射される。
【0082】しかし、個数規制手段240 により、打球発
射手段130 の球打撃位置Pに送り出されるパチンコ球12
0 の所定時間当たりの個数が規制されているので、一定
時間内に所定個数、例えば1分間に100球より多くの
パチンコ球120 が打球発射手段130 にて打撃発射される
ことがない。すなわち、遊戯者が単発発射操作体155を
操作しても、送出し体211 の球受け凹部212a内にパチン
コ球120 が入り込まず、球打撃位置Pにはパチンコ球12
0 が送り出されない。
【0083】このように、上記実施の形態によれば、連
続発射の際には第1のモータ115 が連続発射設定操作手
段104 の操作に基づいて、駆動力を出力してカム部材11
8 を回動させることで、打球杆131 をパチンコ球120 の
打撃方向とは反対方向にコイルばね135 の付勢力に抗し
て回動させ、コイルばね135 の付勢力で打球杆131 を復
帰回動させて、各パチンコ球120 を電動にて連続的に打
撃発射させる。
【0084】また、単発発射の際には単発発射設定操作
手段154 の繰り返し操作に基づいて、連動軸145 が打球
杆131 をパチンコ球120 の打撃方向とは反対方向にコイ
ルばね135 の付勢力に抗して連動回動させ、そのコイル
ばね135 の付勢力で打球杆131 を復帰回動させて、パチ
ンコ球を手動にて単発的に打撃発射させる。
【0085】したがって、打球発射手段130 にてパチン
コ球120 を電動にて連続的に打撃発射させる連続発射設
定操作手段104 と、打球発射手段130 にてパチンコ球12
0 を手動にて単発的に打撃発射させる単発発射設定操作
手段154 とを備えるため、遊戯者の好みに応じてパチン
コ球120 を自動で連続的にまたは手動で単発的に発射で
き、興趣性を向上できる。
【0086】また、手動用の個数規制手段240 の第2の
モータ231 の動作により、切出位置に位置する第1の切
出しアーム222aおよび第2の切出しアーム222bが、パチ
ンコ球120 を所定の時間的間隔をもって断続的に切り出
し、送出し体211 により球打撃位置Pに送り出されるパ
チンコ球120の所定時間当たりの個数を規制するので、
手動によるパチンコ球120 の単発発射時において、遊戯
者が単発発射操作体155 をいくらすばやく繰り返し操作
しても、1分間に100球より多くのパチンコ球120 が
打球発射手段130 にて打撃発射されることがない。
【0087】一方、電動によるパチンコ球120 の連続発
射時においても、第1のモータ115が所定の回転速度で
回転するため、送出し体211 により球打撃位置Pに送り
出されるパチンコ球120の所定時間当たりの個数が規制
されており、1分間に100球より多くのパチンコ球12
0 が打球発射手段130 にて打撃発射されることがない。
【0088】さらに、切換え手段195 が、手動によるパ
チンコ球120 の単発発射時には単発発射設定操作手段15
4 を操作可能な状態にしかつ連続発射設定操作手段104
を操作不可能な状態にするとともに、電動によるパチン
コ球120 の連続発射時には連続発射設定操作手段104 を
操作不可能な状態にしかつ単発発射設定操作手段154を
操作不可能な状態にするので、簡単な構成で、パチンコ
遊戯機の操作性を向上できる。
【0089】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、切換え手
段により操作可能な状態に切り換えられた連続発射設定
操作手段の操作に基づいて打球発射手段にてパチンコ球
が連続的に打撃発射され、操作可能な状態に切り換えら
れた単発発射設定操作手段の操作に基づいて打球発射手
段にてパチンコ球が単発的に打撃発射されるので、遊戯
者の好みに応じてパチンコ球を連続的にまたは単発的に
発射できる。
【0090】また、個数規制手段が、打球発射手段の球
打撃位置に送り出されるパチンコ球の所定時間当たりの
個数を規制するので、一定時間内に所定個数以上のパチ
ンコ球が打球発射手段にて打撃発射されることを防止で
きる。
【0091】請求項2記載の発明によれば、駆動手段の
動作により、切出位置に位置する切出し体がパチンコ球
を断続的に切り出し、球打撃位置に送り出されるパチン
コ球の所定時間当たりの個数を規制するので、パチンコ
球の単発発射時において、一定時間内に所定個数以上の
パチンコ球が打球発射手段にて打撃発射されることを適
切に防止できる。
【0092】請求項3記載の発明によれば、送出し体
が、単発発射設定操作手段の操作時にはこの操作に基づ
いてパチンコ球を一個ずつ球打撃位置に送り出し、非操
作時には切出し体によるパチンコ球の切出しを阻止する
ので、簡単な構成で、球打撃位置に送り出されるパチン
コ球の所定時間当たりの個数を適切に規制できる。
【0093】請求項4記載の発明によれば、切換え手段
が、電動による連続発射時には連続発射設定操作手段を
操作不可能な状態にしかつ単発発射設定操作手段を操作
不可能な状態にするとともに、手動による単発発射時に
は単発発射設定操作手段を操作可能な状態にしかつ連続
発射設定操作手段を操作不可能な状態にするので、パチ
ンコ遊戯機の操作性を良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すパチンコ遊戯機の
打球発射装置の一部を切り欠いた正面図である。
【図2】同上打球発射装置の連続発射時における側面図
である。
【図3】同上打球発射装置の単発発射時における側面図
である。
【図4】同上打球発射装置の正面図である。
【図5】同上打球発射装置の底面図である。
【図6】同上打球発射装置の後面図である。
【図7】同上打球発射装置の一部を省略した底面図であ
る。
【図8】同上打球発射装置の個数規制手段の単発発射時
における正面図である。
【図9】同上打球発射装置の個数規制手段の連続発射時
における正面図である。
【図10】同上打球発射装置の個数規制手段の平面図で
ある。
【図11】同上打球発射装置の電気回路図である。
【符号の説明】
104 連続発射設定操作手段 120 パチンコ球 130 打球発射手段 154 単発発射設定操作手段 195 切換え手段 211 送出し体 221 切出し体 231 駆動手段である第2のモータ 240 個数規制手段 P 球打撃位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯面に向けてパチンコ球を球打撃位置
    で打撃発射する打球発射手段と、 この打球発射手段にてパチンコ球を連続的に打撃発射さ
    せる連続発射設定操作手段と、 前記打球発射手段にてパチンコ球を単発的に打撃発射さ
    せる単発発射設定操作手段と、 前記連続発射設定操作手段の操作可能な状態と前記単発
    発射設定操作手段の操作可能な状態とを選択的に切り換
    える切換え手段と、 前記打球発射手段の前記球打撃位置に送り出されるパチ
    ンコ球の所定時間当たりの個数を規制する個数規制手段
    とを備えたことを特徴とするパチンコ遊戯機の打球発射
    装置。
  2. 【請求項2】 個数規制手段は、 連続発射設定操作手段の操作可能な状態ではパチンコ球
    から離れた待機位置に位置し、単発発射設定操作手段の
    操作可能な状態ではパチンコ球を切出し可能な切出位置
    に位置する切出し体と、 この切出し体にてパチンコ球を断続的に切り出させ、球
    打撃位置に送り出されるパチンコ球の所定時間当たりの
    個数を規制する駆動手段とを有することを特徴とする請
    求項1記載のパチンコ遊戯機の打球発射装置。
  3. 【請求項3】 個数規制手段は、単発発射設定操作手段
    の操作時にはこの操作に基づいてパチンコ球を一個ずつ
    球打撃位置に送り出し、前記単発発射設定操作手段の非
    操作時には切出し体によるパチンコ球の切出しを阻止す
    る送出し体を有することを特徴とする請求項2記載のパ
    チンコ遊戯機の打球発射装置。
  4. 【請求項4】 切換え手段は、 電動による連続発射時には連続発射設定操作手段を操作
    不可能な状態にしかつ単発発射設定操作手段を操作不可
    能な状態にするとともに、手動による単発発射時には単
    発発射設定操作手段を操作可能な状態にしかつ連続発射
    設定操作手段を操作不可能な状態にすることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載のパチンコ遊戯機
    の打球発射装置。
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