JP2001197718A - コアレスリニアモータ - Google Patents

コアレスリニアモータ

Info

Publication number
JP2001197718A
JP2001197718A JP2000006485A JP2000006485A JP2001197718A JP 2001197718 A JP2001197718 A JP 2001197718A JP 2000006485 A JP2000006485 A JP 2000006485A JP 2000006485 A JP2000006485 A JP 2000006485A JP 2001197718 A JP2001197718 A JP 2001197718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
armature
linear motor
coreless
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000006485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3941314B2 (ja
Inventor
Toru Shikayama
透 鹿山
Takashi Katsuma
隆 勝間
Nobuyuki Irie
信幸 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2000006485A priority Critical patent/JP3941314B2/ja
Publication of JP2001197718A publication Critical patent/JP2001197718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3941314B2 publication Critical patent/JP3941314B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電機子コイルや永久磁石の取付誤差による位置
ずれに影響されることなく推力リプルを低減できるコア
レスリニアモータを提供する。 【解決手段】交互に極性が異なる複数の永久磁石4を並
べて配置した界磁ヨーク3と、永久磁石4の列と磁気的
空隙を介して対向配置されると共に、集中巻にした複数
個のコイル群を樹脂モールド10により固定し、かつ、
平板状に成形して成る電機子コイル7を有するコアレス
型の電機子6とを備えたコアレスリニアモータ1におい
て、電機子コイル7は、電機子6の進行方向に向かって
永久磁石4の列と平行に配置され、かつ、3つのコイル
列7A、7B、7Cから構成され、コイル列7A、7
B,7Cの間にコイルの絶縁と結線処理を施した基板1
1を挿入し、永久磁石4の磁極ピッチをPm、整数をn
としたとき、各コイル列同士を、Pm/3×n ずつず
らして配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体製造
装置や工作機などの分野で、一定速送りあるいは高速位
置決め送りとして用いられると共に、推力リプルや可動
子のヨーイング、ピッチングを小さくできるコアレスリ
ニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集中巻にしたコイル群を重ねずに
配置した電機子コイルを有するコアレスリニアモータ
は、図10〜12のようになっている(例えば、米国特
許第4151447号)。図10は従来のコアレスリニ
アモータであって、(a)は可動子の進行方向から見た
正断面図、(b)は電機子取付板を取り外した状態のコ
アレスリニアモータを上部から見た平面図である。図1
1は電機子コイルの配置関係を示した側面図、図12は
電機子コイルの相帯を示している。図10において、2
1はコアレスリニアモータ、22は固定子、23は界磁
ヨーク、24は永久磁石、25は可動子、26は電機
子、27は電機子コイル、28は界磁ヨーク固定板、2
9は電機子取付板、30は樹脂モールドである。固定子
22は、界磁ヨーク固定板28を介してその長手方向に
対向して固定された二つの界磁ヨーク23と、界磁ヨー
ク23の内側に沿って交互に極性が異なるように配置さ
れた複数個の永久磁石24から構成されている。この永
久磁石24は隣り合う磁石同士がPmピッチごとに配置
されると共に、電機子26を挟んで対向する磁石の極性
が異極になるように配置されている。また、可動子25
は、永久磁石24の列と磁気的空隙を介して挟み込むよ
うに対向配置されたコアレス型の電機子26で構成さ
れ、電機子26は、集中巻にした複数個のコイル群を樹
脂モールド30により固定し、かつ、平板状に成形して
成る電機子コイル27を有している。なお、電機子部2
6の上端には、図示しない負荷を載置するためのテーブ
ルを固定する電機子取付板29が設けてある。このう
ち、電機子コイル27は、図10(b)に示すように6
つの集中巻にしたコイルを進行方向に配置し、3相3コ
イル4極を基本構成としているので、各コイルのピッチ
は4/3×Pmとなっている。6個のコイルは、図11
に示すように、左からU相コイル、W相コイル、V相コ
イルの順に並べており、この集中巻の電機子コイル27
の形状は、永久磁石24と対向した主に推力を発生する
2つのコイル辺が平行した形状となっている。このよう
なコアレスリニアモータ21は、集中巻にしたコイル群
を重ねずに配置した電機子コイル27に電機子26の位
置に応じた所定の電流を流すと、電機子コイル27と永
久磁石24との電磁作用により、可動子25が直線移動
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術の
コアレスリニアモータでは、図12に示すように、1個
の永久磁石に対向する相帯において、1相のみの場合が
生じる。図12は、U相とV相の各相帯が1個の永久磁
石に対向している。例えば、リニアモータを組み立てる
過程において、この複数の電機子コイルをリニアモータ
の進行方向に精度良く配置することができず、位置ずれ
を生じた場合であって、この組み立てたリニアモータを
駆動したとき、ちょうどこのコイルに流す電流の絶対値
に応じた推力リプルが発生するという問題があった。ま
た、永久磁石をリニアモータの進行方向に取り付ける際
にも同様で、取付時の位置ずれを生じた場合には、大き
な推力リプルが発生することになる。さらには、電機子
コイル単体の寸法精度にも影響されやすく、推力リプル
の低減が困難であった。本発明は、上記課題を解決する
ためになされたものであり、電機子コイルや永久磁石の
取付誤差による位置ずれに影響されることなく推力リプ
ルを低減することができるコアレスリニアモータを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明は、交互に極性が異なる複数の永
久磁石を隣り合わせに並べて配置した界磁ヨークと、前
記永久磁石列と磁気的空隙を介して対向配置されると共
に、集中巻にした複数個のコイル群を樹脂モールドによ
り固定し、かつ、平板状に成形して成る電機子コイルを
有するコアレス型の電機子とを備え、前記界磁ヨークと
前記電機子の何れか一方を固定子に、他方を可動子とし
て、前記界磁ヨークと前記電機子を相対的に走行するよ
うにしたコアレスリニアモータにおいて、前記電機子コ
イルは、前記電機子の進行方向に向かって前記永久磁石
列と平行に配置され、かつ、少なくとも2つのコイル列
から構成され、前記永久磁石の磁極ピッチをPm、整数
をnとしたとき、前記複数のコイル列同士を、Pm/3
×n ずつずらして配置したものである。また、請求項
2の本発明は、請求項1記載のコアレスリニアモータに
おいて、前記電機子コイルを構成する複数のコイル列の
間にコイルの絶縁を行うと共に結線処理を施した基板を
挿入したものである。請求項3の本発明は、交互に極性
が異なる複数の永久磁石を隣り合わせに並べて配置した
界磁ヨークと、前記永久磁石列と磁気的空隙を介して対
向配置されると共に、集中巻にした複数個のコイル群を
樹脂モールドにより固定し、かつ、平板状に成形して成
る電機子コイルを有するコアレス型の電機子とを備え、
前記界磁ヨークと前記電機子の何れか一方を固定子に、
他方を可動子として、前記界磁ヨークと前記電機子を相
対的に走行するようにしたコアレスリニアモータにおい
て、前記電機子コイルは、前記電機子の進行方向に向か
って前記永久磁石列と平行に配置され、かつ、少なくと
も2つのコイル列から構成され、前記永久磁石の磁極ピ
ッチをPm、整数をnとしたとき、前記複数のコイル列
同士を、Pm/2×n ずつずらして配置したものであ
る。また、請求項4の本発明は、請求項3記載のコアレ
スリニアモータにおいて、前記電機子コイルを構成する
複数のコイル列の間にコイルの絶縁を行うと共に結線処
理を施した基板を挿入したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すコア
レスリニアモータであって、(a)は可動子の進行方向
から見た正断面図、(b)は電機子取付板を取り外した
状態のコアレスリニアモータを上部から見た平面図であ
る。図2は図1の電機子コイルを各コイル列毎に並べて
展開した側面図であって、コイル列の配置関係を比較し
たもの、図3は図2の電機子コイルの相帯を示してい
る。図において、1はコアレスリニアモータ、2は固定
子、3は界磁ヨーク、4は永久磁石、5は可動子、6は
電機子、7は電機子コイル、8は界磁ヨーク固定板、9
は電機子取付板、10は樹脂モールドである。なお、本
実施例によるコアレスリニアモータ1は、界磁ヨーク3
が電機子6の両側にある磁束貫通型の例であって、3相
の3コイル4極を基本構成とする点は、従来技術と同じ
である。本発明が従来と異なる点を以下説明する。電機
子コイル7は、電機子6の進行方向に向かって永久磁石
4の列と平行に配置され、かつ、3つのコイル列、つま
り第1コイル列7A、第2コイル列7B、第3コイル列
7Cから構成されると共に、前記3列のコイル列7A、
7B、7Cの間にコイルの絶縁と結線処理を行う基板1
1を挿入してあり、電機子コイル7並びに基板11全体
を樹脂モールド10で固定している。また、永久磁石4
の磁極ピッチをPm、整数をnとしたとき、前記3列の
電機子コイルのうち、第1のコイル列7Aと第2のコイ
ル列7Bは電気角で60°(=Pm/3)だけずれて配
置されている。そして、第2のコイル列7Bと第3のコ
イル列7Cも電気角で60°(=Pm/3)だけずれて
配置されている。具体的には、第1のコイル列7Aには
左からU相、W相、V相の順に複数のコイル群が並べら
れている。また、第2のコイル列7Bは、 第1のコイ
ル列7Aに対しちょうど電気角で60°ずれているの
で、W相、V相、U相の順に複数のコイル群が並べら
れ、さらに、電流が反転するように巻き始めと巻き終わ
りの方向を変えている。第3のコイル列7Cは、第1の
コイル列7Aに対しちょうど電気角で120°ずれてい
るので、V相、U相、W相の順に複数のコイル群が並べ
られている。ここで、コイルのピッチはPm×4/3と
なっている。第1の実施例はこのような構成において、
コイルの相帯を図3に示したように磁極ピッチごとに区
切ると、すべての相帯(U相、V相、W相)が1個の永
久磁石の磁極ピッチPm内に入って対向することにな
る。したがって、例えばリニアモータを組み立てる過程
において、仮に電機子コイルを構成するコイル列をリニ
アモータの進行方向に精度良く配置することができず、
位置ずれを生じることがあっても、または、永久磁石が
精度良く配置されなくても、各相のコイルが個々の永久
磁石に対向しているため、リニアモータを駆動した際に
推力リプルの発生を低減することができる。また、コイ
ル単体の寸法精度にも余裕を持たすことができる。
【0006】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例を示すコアレスリニ
アモータであって、(a)は可動子の進行方向から見た
正断面図、(b)は電機子取付板を取り外した状態のコ
アレスリニアモータを上部から見た平面図である。図5
は図4の電機子コイルを各コイル列毎に並べて展開した
側面図であって、コイル列の配置関係を比較したもの、
図6は図5の電機子コイルの相帯を示している。なお、
本実施例は2相の4コイル6極を基本構成とすると共
に、電機子コイルの間にコイルの絶縁と結線処理を行う
基板を挿入し、電機子コイル並びに基板全体を樹脂モー
ルドで固定する構成は第1の実施例と同じである。第2
実施例が第1の実施例と異なる点は、電機子コイル12
は、電機子6の進行方向に向かって永久磁石4の列と平
行に配置され、かつ、2つのコイル列、つまり第1コイ
ル列12A、第2コイル列12Bから構成されており、
また、永久磁石4の磁極ピッチをPm、整数をnとした
とき、前記3列の電機子コイルのうち、第1のコイル列
12Aと第2のコイル列12Bは電気角で90°(=P
m/2)だけずれて配置されている。具体的には、第1
のコイル列12Aには左からA相、B相、A相、B相の
順に複数のコイル群が並べられ、各相2つのコイルは巻
き方向が逆になるように結線されている。また、第2の
コイル列12Bは、 第1のコイル列12Aに対しちょ
うど電気角で90°ずれているので、B相、A相、B
相、A相の順にコイルを並べ、同じく各相2つのコイル
を巻き方向が逆になるように結線されている。ここで、
コイルのピッチはPm×3/2となっている。第2の実
施例はこのような構成において、コイルの相帯を図6に
示したように磁極ピッチごとに区切ると、すべての相帯
(A相、B相)が1個の永久磁石の磁極ピッチPm内に
入って対向することになる。したがって、例えばリニア
モータを組み立てる過程において、仮に電機子コイルを
構成するコイル列をリニアモータの進行方向に精度良く
配置することができず、位置ずれを生じることがあって
も、または、永久磁石が精度良く配置されなくても、第
2の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0007】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図7は本発明の第3の実施例を示すコアレスリニ
アモータであって、(a)は可動子の進行方向から見た
正断面図、(b)は電機子取付板を取り外した状態のコ
アレスリニアモータを上部から見た平面図である。図8
は図7の電機子コイルを各コイル列毎に並べて展開した
側面図であって、コイル列の配置関係を比較したもの、
図9は図8の電機子コイルの相帯を示している。なお、
本実施例は2相コイルを基本構成とすると共に、電機子
コイルの間にコイルの絶縁と結線処理を行う基板を挿入
し、電機子コイル並びに基板全体を樹脂モールドで固定
する構成は第2の実施例と同じである。第3実施例が第
2の実施例と異なる点は、電機子コイル13は、電機子
6の進行方向に向かって永久磁石4の列と平行に配置さ
れ、かつ、2つのコイル列、つまり第1のコイル列13
A、第2のコイル列13Bから構成されており、また、
永久磁石4の磁極ピッチをPm、整数をnとしたとき、
前記2列の電機子コイルのうち、第1のコイル列13A
と第2のコイル列13Bは電気角で90°(=Pm/
2)だけずれて配置されている。具体的には、第1のコ
イル列13AにはすべてA相のコイル群を並べると共
に、第2のコイル列13BにはすべてB相のコイル群を
並べている。ここで、コイルのピッチはちょうど2×P
mとなっている。さらには、各コイル層が1相で構成さ
れるために、絶縁が容易となり、簡単に電機子部を構成
でき、かつ、高電圧の仕様にも耐えるリニアモータを構
成することができる。第3の実施例はこのような構成に
おいて、コイルの相帯を図9に示したように磁極ピッチ
ごとに区切ると、すべての相帯(A相、B相)が1個の
永久磁石の磁極ピッチPm内に入って対向することにな
る。したがって、例えばリニアモータを組み立てる過程
において、仮に電機子コイルを構成するコイル列をリニ
アモータの進行方向に精度良く配置することができず、
位置ずれを生じることがあっても、または、永久磁石が
精度良く配置されなくても、第1の実施例および第2の
実施例と同様の効果を得ることができる。なお、コイル
列の結線処理を行う基板は、結線をパターン化したプリ
ント基板で構成しても構わない。また、各実施例では、
界磁ヨークが電機子の両側にある磁束貫通型構造のコア
レスリニアモータの例を示したが、磁束貫通型構造の軸
対象位置から半分にカットした構造と同等の、いわゆる
ギャップ対向型のものでも構わない。また、各実施例で
は、電機子を可動子とし、界磁ヨークを固定子とするコ
アレスリニアモータの例を示したが、この構成に限定さ
れず界磁ヨークを可動子とし、電機子を固定子とする構
成にしても構わない。また、本実施例によるリニアモー
タは、2相でコイル2列構成のもの、また、3相でコイ
ル3列構成の事例を説明したが、このような相数とコイ
ル列数の組合せに限定されるものではなく、適宜選択し
ても構わない。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の実施例によ
れば、本コアレスリニアモータは、集中巻にした複数の
コイル列を互いにずらして配置するように構成したの
で、すべてのコイルの相帯が、1個の永久磁石の磁極ピ
ッチPm内に入って対向するため、リニアモータを組み
立てる過程で、仮に電機子コイルを構成するコイル列を
リニアモータの進行方向に精度良く配置することができ
ず、位置ずれを生じることがあったり、あるいは永久磁
石が精度良く配置されなくても、リニアモータを駆動し
た際に推力リプルの発生を低減することができる。ま
た、コイル単体の寸法精度にも余裕を持たすことができ
るため、低コストにすることができる。さらに本コアレ
スリニアモータは、上記のように推力リプルの発生を低
減することができることから、一定速送りや高速位置決
めを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すコアレスリニアモ
ータであって、(a)は可動子の進行方向から見た正断
面図、(b)は電機子取付板を取り外した状態のコアレ
スリニアモータを上部から見た平面図である。
【図2】図1の電機子コイルを各コイル列毎に並べて展
開した側面図であって、コイル列の配置関係を比較した
ものである。
【図3】図2の電機子コイルの相帯を示している。
【図4】本発明の第2の実施例を示すコアレスリニアモ
ータであって、(a)は可動子の進行方向から見た正断
面図、(b)は電機子取付板を取り外した状態のコアレ
スリニアモータを上部から見た平面図である。
【図5】図4の電機子コイルを各コイル列毎に並べて展
開した側面図であって、コイル列の配置関係を比較した
ものである。
【図6】図5の電機子コイルの相帯を示している。
【図7】本発明の第3の実施例を示すコアレスリニアモ
ータであって、(a)は可動子の進行方向から見た正断
面図、(b)は電機子取付板を取り外した状態のコアレ
スリニアモータを上部から見た平面図である。
【図8】図7の電機子コイルを各コイル列毎に並べて展
開した側面図であって、コイル列の配置関係を比較した
ものである。
【図9】図8の電機子コイルの相帯を示している。
【図10】従来のコアレスリニアモータであって、
(a)は可動子の進行方向から見た正断面図、(b)は
電機子取付板を取り外した状態のコアレスリニアモータ
を上部から見た平面図である。
【図11】図10の各電機子コイル毎の配置関係を示し
た側面図、
【図12】図11の電機子コイルの相帯を示している。
【符号の説明】
1:コアレスリニアモータ 2:固定子 3:界磁ヨーク 4:永久磁石 5:可動子 6:電機子 7:電機子コイル 7A:第1のコイル列 7B:第2のコイル列 7C:第3のコイル列 8:界磁ヨーク固定板 9:電機子取付板 10:樹脂モールド 11:基板 12:電機子コイル 12A:第1のコイル列 12B:第2のコイル列 13:電機子コイル 13A:第1のコイル列 13B:第2のコイル列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H641 BB06 BB18 BB19 GG02 GG03 GG05 GG07 GG11 GG12 HH02 HH03 HH06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り
    合わせに並べて配置した界磁ヨークと、前記永久磁石列
    と磁気的空隙を介して対向配置されると共に、集中巻に
    した複数個のコイル群を樹脂モールドにより固定し、か
    つ、平板状に成形して成る電機子コイルを有するコアレ
    ス型の電機子とを備え、前記界磁ヨークと前記電機子の
    何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁
    ヨークと前記電機子を相対的に走行するようにしたコア
    レスリニアモータにおいて、 前記電機子コイルは、前記電機子の進行方向に向かって
    前記永久磁石列と平行に配置され、かつ、少なくとも2
    つのコイル列から構成され、 前記永久磁石の磁極ピッチをPm、整数をnとしたと
    き、前記複数のコイル列同士を、 Pm/3×n ずつずらして配置したことを特徴とするコアレスリニア
    モータ。
  2. 【請求項2】前記電機子コイルを構成する複数のコイル
    列の間にコイルの絶縁を行うと共に結線処理を施した基
    板を挿入したことを特徴とする請求項1記載のコアレス
    リニアモータ。
  3. 【請求項3】交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り
    合わせに並べて配置した界磁ヨークと、前記永久磁石列
    と磁気的空隙を介して対向配置されると共に、集中巻に
    した複数個のコイル群を樹脂モールドにより固定し、か
    つ、平板状に成形して成る電機子コイルを有するコアレ
    ス型の電機子とを備え、前記界磁ヨークと前記電機子の
    何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁
    ヨークと前記電機子を相対的に走行するようにしたコア
    レスリニアモータにおいて、 前記電機子コイルは、前記電機子の進行方向に向かって
    前記永久磁石列と平行に配置され、かつ、少なくとも2
    つのコイル列から構成され、 前記永久磁石の磁極ピッチをPm、整数をnとしたと
    き、前記複数のコイル列同士を、 Pm/2×n ずつずらして配置したことを特徴とするコアレスリニア
    モータ。
  4. 【請求項4】前記電機子コイルを構成する複数のコイル
    列の間にコイルの絶縁を行うと共に結線処理を施した基
    板を挿入したことを特徴とする請求項3記載のコアレス
    リニアモータ。
JP2000006485A 2000-01-14 2000-01-14 コアレスリニアモータ Expired - Lifetime JP3941314B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006485A JP3941314B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 コアレスリニアモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006485A JP3941314B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 コアレスリニアモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001197718A true JP2001197718A (ja) 2001-07-19
JP3941314B2 JP3941314B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=18535010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000006485A Expired - Lifetime JP3941314B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 コアレスリニアモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3941314B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005027323A1 (ja) * 2003-09-08 2005-03-24 Rorze Corporation リニアモータ
WO2005069467A1 (ja) * 2004-01-20 2005-07-28 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki コアレスリニアモータおよびキャンド・リニアモータ
JP2006254581A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Niitekku:Kk 引戸の開閉駆動方法、および同開閉装置
JP2006304457A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Iai:Kk リニアモータ
CN1331295C (zh) * 2003-03-25 2007-08-08 珍巴多工业股份有限公司 环状永久磁铁的固定结构
JP2011188707A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Yaskawa Electric Corp コアレスリニアモータ
WO2013172262A1 (ja) * 2012-05-18 2013-11-21 Thk株式会社 リニアモータ
JP2019213433A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 リニアモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒、撮像装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202019100586U1 (de) * 2019-01-31 2019-02-07 Intrasys Gmbh Innovative Transportsysteme Bestrombares Wicklungsbauteil für einen Linearmotor mit bereichsweise unterschiedlicher elektrischer Aufheizung im Betrieb

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1331295C (zh) * 2003-03-25 2007-08-08 珍巴多工业股份有限公司 环状永久磁铁的固定结构
WO2005027323A1 (ja) * 2003-09-08 2005-03-24 Rorze Corporation リニアモータ
US7425783B2 (en) 2003-09-08 2008-09-16 Rorze Corporation Linear motor
JP4517278B2 (ja) * 2004-01-20 2010-08-04 株式会社安川電機 コアレスリニアモータおよびキャンド・リニアモータ
WO2005069467A1 (ja) * 2004-01-20 2005-07-28 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki コアレスリニアモータおよびキャンド・リニアモータ
JP2005210775A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Yaskawa Electric Corp コアレスリニアモータおよびキャンド・リニアモータ
KR100757709B1 (ko) * 2004-01-20 2007-09-13 가부시키가이샤 야스카와덴키 코어리스 리니어 모터 및 캔드 리니어 모터
US7576452B2 (en) 2004-01-20 2009-08-18 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Coreless linear motor and canned linear motor
JP2006254581A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Niitekku:Kk 引戸の開閉駆動方法、および同開閉装置
JP2006304457A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Iai:Kk リニアモータ
JP2011188707A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Yaskawa Electric Corp コアレスリニアモータ
WO2013172262A1 (ja) * 2012-05-18 2013-11-21 Thk株式会社 リニアモータ
JP2013258894A (ja) * 2012-05-18 2013-12-26 Thk Co Ltd リニアモータ
JP2019213433A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 リニアモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒、撮像装置
WO2019234980A1 (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 リニアモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒、撮像装置
EP3955440A1 (en) * 2018-06-08 2022-02-16 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Linear motor and lens barrel equipped with same, and image capturing device
US11340515B2 (en) 2018-06-08 2022-05-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Linear motor, and lens barrel and imaging device equipped with same
JP7223955B2 (ja) 2018-06-08 2023-02-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 リニアモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒、撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3941314B2 (ja) 2007-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007037298A1 (ja) リニアモータ及びその製造方法
TWI338431B (ja)
JP3360606B2 (ja) リニアモータ
JP3550678B2 (ja) リニアモータ
JP2000278931A (ja) リニアモータ
JP3941314B2 (ja) コアレスリニアモータ
US6800968B1 (en) Linear motor
JPWO2002023702A1 (ja) リニアモータ
KR101437258B1 (ko) 코어리스 리니어 모터의 전기자 및 이를 이용한 코어리스 리니어 모터
JP3944799B2 (ja) リニアモータ
JP4433523B2 (ja) コアレスリニアモータ
JP2001119919A (ja) リニアモータ
US20230318382A1 (en) Stator and motor
JP3824060B2 (ja) リニアモータ
JP3817967B2 (ja) リニアモータ
JP2002034229A (ja) コアレスリニアモータ
JP2002101636A (ja) リニアモータ
CN112234800B (zh) 一种位移装置及磁浮平面电机
JP2006129546A (ja) ムービングコイル形リニアモータ
JP3856196B2 (ja) リニアモータの電機子コイル接続装置
KR100492303B1 (ko) 리니어 모터
JP7391820B2 (ja) 電動機
JP5454150B2 (ja) θZアクチュエータ
JP3890584B2 (ja) 永久磁石形同期電動機
US11955864B2 (en) Linear motor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3941314

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term