JP2006129546A - ムービングコイル形リニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電機子コイルにより発生する推力ムラを無くし、電機子コアと界磁磁石の間に発生するコギング推力を相殺して、高精度のムービングコイル形リニアモータを提供する。
【解決手段】 可動子3の分割したブロックコア31、32、33は、磁石ピッチPmの8倍の長さで9個のティース4を等ピッチで備え、ブロックコア32のティース4の長さL2をブロックコア31、33のティースの長さL1よりも短くし、各ブロックコアを相互間に磁石ピッチの2/3の間隙を設けて推力の方向に配置し、第1のブロックコア31はティース4を3個ずつのグループに分けてU相帯、V相帯、W相帯の順に電機子コイル5を巻装し、第2のブロックコア32は同様にV相帯、W相帯、U相帯の順に巻装し、第3のブロックコア33は同様にW相帯、U相帯、V相帯の順に巻装して、相互の電機子コイル5を120°の位相差にした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工作機のテーブル送りなどに用いられるムービングコイル形リニアモータに関する。
従来より、工作機のテーブル送りなどに用いられる駆動源として、固定部に設けた界磁磁石と、この界磁磁石に対向するくし歯状の電機子コアと、この電機子コアに分布巻に巻装してなる電機子コイルとを備えたムービングコイル形リニアモータが、良く知られている。この種のリニアモータは、電機子コイルを巻装する電機子コアは、相数をn、界磁磁石の数をp、1極当たりに対向するティースの数をqとすれば、電機子コアに設けるティース数Nは、N=n×p×qであり、このティース数を等間隔に備えた電機子コアに、電機子コイルの3相巻線U相、V相、W相を少なくとも2以上のティースピッチとなるコイル飛びによって巻装している。
このムービングコイル形リニアモータは、移動する電機子コアの磁気回路がエンドレスでなく、両端で解放されおり、可動子推力方向Xの両端のスロットは、中央部分のスロットと異なり、1個のコイルだけを収納している。このスロットによって端効果が発生し、界磁磁石の磁極ピッチの中に1周期のコギング推力TCを生じ、推力ムラを発生させている。
そこで、上記のコギング推力による問題を解決するために、例えば、電機子コアを複数のブロックコアに分割し、各ブロックコアに等ピッチで設けたティースに、集中巻で巻装した電機子コイルを備えたムービングコイル形リニアモータの提案が、本出願人より特許文献1にて出願されている。
図7は先行技術となる特許文献1におけるリニアモータの側断面図を示したものである。
図において、1は界磁磁石、2は固定部、3は可動子、31は第1のブロックコア、32は第2のブロックコア、33は第3のブロックコア、4はティース、5は電機子コイル
6は間隔片、7は温度センサ、8は樹脂モールドである。
リニアモータは、固定部2に複数個の界磁磁石1を直線方向に向かって交互に極性が異なるように等ピッチで取付けると共に、この界磁磁石1と磁気的空隙を介して、磁性体からなる電機子コアにコイルを巻装してなる電機子を取付けた可動子3が対向配置されている。この可動子は界磁磁石1に対向して移動する可動子3の長さと可動子3が移動するストロークを合わせた長さに構成されており、可動子3に設けたコアは、第1のブロックコア31、第2のブロックコア32、および第3のブロックコア33に分割して移動方向に取り付けている。
このブロックコア31、32および33は、相互間に磁石ピッチの電気角180°を前記ブロックコアの分割数で割った値の整数倍の電気角に対応する間隙を設けると共に、該間隙に非磁性体からなる間隔片6を推力の方向に配置し、前記間隙を挟むブロックコアの電機子コイル相互を、この間隙に対応する電気角で位相をずらして巻装するようにしている。
したがって、各ブロックコアの電機子コイル5によって生じるコギング推力の位相が、順次に間隙に応じた電気角での位相ずれを備え、各ブロックコアに生じるコギング推力を相互に相殺して打ち消すことができ、巻線を完全な3相平衡巻線で構成させることを可能としている。
WO99/41825(明細書第10頁乃至第11頁、図1、図3、図22を参照)。
ところが、特許文献1のリニアモータは、電機子コイルにより生じるコギング推力のみを相殺する構造となっていて、電機子コアと固定部の界磁磁石との間に発生する端効果によるコギング推力を相殺することができないので、このコギング推力による推力ムラが残留するという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、電機子コイルにより発生する推力ムラを無くすとともに、電機子コアと固定部の界磁磁石との間に発生するコギング推力を相殺して、推力ムラが極小な高精度のムービングコイル形リニアモータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1の発明は、複数個の界磁磁石を直線方向に向かって交互に極性が異なるように等ピッチで取付けられた固定部と、前記界磁磁石と磁気的空隙を介して対向配置されると共に磁性体からなる電機子コアにコイルを巻装してなる電機子を取付けた可動子と、を備え、前記電機子コアは、複数のブロックコアに分割して推力の方向に配置してあり、前記各ブロックコアは、等ピッチで配置された相数の整数倍のティースを備えて集中巻にした電機子コイルを設けてあり、前記ブロックコア相互間には、磁石ピッチを前記ブロックコアの分割数で割った値の整数倍の電気角に対応するように推力の方向に配置した間隙を設けてあり、前記各ブロックコアの電機子コイルは、互いに前記間隙に対応する電気角で位相をずらして巻装するようにしたムービングコイル形リニアモータにおいて、前記電機子コアの複数のブロックコアの内、推力方向の両端部のブロックコアが備えるティースの長さと、推力方向の中央部のブロックコアが備えるティースの長さが相違するような構成にしたものである。
請求項2の発明は、請求項1記載のムービングコイル形リニアモータにおいて、前記電機子コアの複数のブロックコアの内、推力方向の両端部のブロックコアが備えるティースの長さに対して、推力方向の中央部のブロックコアが備えるティースの長さを短くしたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のムービングコイル形リニアモータにおいて、前記ブロックコアは、それぞれ磁石ピッチの8倍の長さを備えると共に、9個のティースを等ピッチに設けた第1のブロックコアと、同様に該第1のブロックコアと同数のティースをそれぞれ有した第2のブロックコアおよび第3のブロックコアとを、相互間に磁石ピッチの2/3の間隙を設けて推力の方向に配置してあり、前記各ブロックコアはティースを3個ずつのグループに分けると共に、該各ブロックコア毎にグループ化されたティースの第1、第2、第3のグループにU相帯、V相帯、W相帯の電機子コイルを巻装して、相互の電機子コイルを120°の位相差で3相平衡結線にしたものである。
請求項4の発明は、請求項1または2に記載のムービングコイル形リニアモータにおいて、前記ブロックコアは、それぞれ磁石ピッチの8倍の長さを備えると共に、9個のティースを等ピッチに設けた第1のブロックコアと、同様に該第1のブロックコアと同数のティースをそれぞれ有した第2のブロックコアおよび第3のブロックコアとを、相互間に磁石ピッチの1/3の間隙を設けて推力の方向に配置してあり、前記各ブロックコアはティースを3個ずつのグループに分けると共に、該各ブロックコア毎にグループ化されたティースの第1、第2、第3のグループにU相帯、V相帯、W相帯の電機子コイルを巻装して、相互の電機子コイルを60°の位相差で3相平衡結線にしたものである。
請求項1、2に記載の発明によると、電機子コアを複数のブロックコアに分割して推力の方向に配置し、各ブロックコアは等ピッチで配置された相数の整数倍のティースを備えて集中巻にした電機子コイルを設け、前記ブロックコア相互間に磁石ピッチを前記ブロックコアの分割数で割った値の整数倍の間隙を設けて推力の方向に配置し、各ブロックコアの電機子コイル相互を、前記間隙に対応する電気角で位相をずらして巻装したムービングコイル形リニアモータにおいて、前記電機子コアの前記ブロックコアでティース長さを相違する構成とし、さらに、推力方向の両端部のブロックコアが備えるティースの長さに対して、推力方向の中央部のブロックコアが備えるティースの長さを短くすることにより、電機子コイルにより発生する推力ムラに加えて、電機子コア、界磁磁石間のコギング推力を相殺させてることができ、推力ムラを極小にし得る効果があり、高精度のリニアモータを提供できる。
請求項3、4に記載の発明によると、可動子を3個のブロックコアにして、磁石ピッチの2/3、あるいは1/3の間隙で推力の方向に配置し、各ブロックコアを磁石ピッチの8倍の長さで9個のティースを設け、3個ずつのグループに分けて巻線を巻装することにより、ティースに直接コイルを巻きつけて集中巻にし、鎖交磁束が大きく、かつ3相平衡結線にすることができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて具体的に説明する。なお、本発明の構成要素が従来技術と同じものについてはその説明を省略し、異なる点について説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示すムービングコイル形リニアモータの側断面図である。また、図2は、本発明の第1実施例に関する巻線の説明図であって、(a)は結線図、(b)は巻線配置図、図3は、本発明の第1実施例に関するコギング推力の説明図を示したものである。
本発明が従来技術と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、係るリニアモータが可動子3に設けたコアを第1のブロックコア31、第2のブロックコア32、および第3のブロックコア33に分割して移動方向に取り付けた構成においては、複数の電機子コアのブロックコア31、32、33の内、推力方向の両端部のブロックコア31、33が備えるティース4の長さL1と、推力方向の中央部のブロックコア32が備えるティース4の長さL2が相違するような構成にしたものであり、本例においては、該ブロックコア31、33が備えるティース4の長さL1に対して、推力方向の中央部のブロックコア32が備えるティース4の長さL2を短くした構成となっている点である。
また、ムービングコイル形リニアモータにおいては、各ブロックコア31、32、33は、界磁磁石1のピッチPmの8倍の長さを備え、9個のティース4を等ピッチPtで設けており、ティ−ス4はそれぞれ3個ずつのグループに直巻された各相の電機子コイル5を集中巻にして巻装している。さらに、ブロックコア相互間に設けた間隙に挿入した間隔片6は、界磁磁石1のピッチPmの2/3倍の幅を備えており、非磁性体で構成することが望ましい。
3相9コイルで、これに対向する磁極数が8となる電磁構造の巻線配置におけるスロットピッチは、電気角で160°になり、コイル飛びはスロットNo1〜No2になるので、ティースにコイルを直接巻き付け、集中巻にすることができる。
図2(a)の結線図に示すように、第1のブロックコア31は、各グループのティース4にU相帯、V相帯、W相帯の順に電機子コイル5を備えている。また、第2のブロックコア32は、前記第1のブロックコア31に対して推力の方向に間隔片6により磁石ピッチPmの2/3ずらせており、磁石ピッチPmは電気角で180°であるから、電気角で120°ずれることになり、このブロックコア32の電機子コイル5も第1のブロックコア31の電機子コイル5に対して120°の位相ずれをもたせるため、前記第1のブロックコア31と同じ側の端からV相帯、W相帯、U相帯の順で電機子コイル5を備えている。
また、第3のブロックコア33の電機子コイル5も同様に、第2のブロックコア32から電気角で120°ずらせることになり、W相帯、U相帯、V相帯の順で巻装される。したがって、各ブロックコア31、32、33の各相電機子コイル5と界磁磁石1との対向位置は、位相をずらさない場合と同様になり、鎖交磁束が最大になる。
このように、可動子3の各ブロックコア31、32、33のコイル配置は、図2(b)に示すように、ブロックコア31、32、33が相互に、界磁磁石1のピッチPmの2/3(電気角で120°)の間隔片6によって離されており、これに応じて各ブロックコアの電機子コイル5を相互に電気角で120°の位相差で巻装することにより、端効果の影響で電機子コイルにより発生するコギング推力TC1、TC2、TC3は、図3(a)に示すように120°の位相差を生じ、その和をほぼ相殺することができる。図3(a)のコギング推力TC2とTC1、TC3とを詳細に比較すると、TC2には可動子3の各ブロックコアと固定部2の界磁磁石1との間に発生する端効果によるコギング推力が重畳し、その大きさに差が生じている。
また、本案ではブロックコア31、33のティース4の長さL1とブロックコア32のティース4の長さL2を異なる構成にすることにより、図3(b)に示すように、TC2とTC1、TC3を同等の大きさのコギング推力とすることができ、3つのブロックコアの相殺効果を最大限とする作用となり、全体としてのコギング推力を極小にすることができる。
図4は、第2実施例を示すムービングコイル形リニアモータの側断面図である。また、図5は、本発明の第2実施例に関する巻線の説明図であって、(a)は結線図、(b)は巻線配置図、図6は、本発明の第2実施例に関するコギング推力の説明図を示している。なお、本例においては、前記第1実施例と同じ部分に相当する所には同一の符号を付すと共に、ブロックコア31、33のティース4の長さL1と、ブロックコア32のティース4の長さL2を異ならせ、ブロックコア31、33のティース4の長さに対して、ブロックコア32のティース4を短かくした構成は第1実施例と同じである。
第2実施例が第1実施例と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、可動子3のコアを3個のブロックコアに分割して、各ブロックコア31、32、33を界磁磁石1のピッチPmの1/3倍の幅を備えた間隔片6aを挟んで連鎖結合させており、各ブロックコア31、32、33は、前記界磁磁石1のピッチPmの8倍の長さを備え、等ピッチPtで9個のティース4を設け、ティース4はそれぞれ3個ずつのグループにしている。
図4に示すように、各ブロックコア31、32、33の同じ側端のティース位置は、ブロックコア相互間に間隔片6aを挟んで磁石ピッチPmの1/3ずつずれており、磁石ピッチPmは電気角で180°であるから、電気角で60°ずれることになる。したがって、第1のブロックコア31は、図5(a)の結線図に示すように端から順次に、各グループのスロットにU相帯、V相帯、W相帯の電機子コイル5を直接巻装し、第2のブロックコア32の電機子コイル5は、電気角で60°位相をずらせるため、W相帯、U相帯、V相帯の順に巻方向を逆にして巻装し、第3のブロックコア33の電気子コイル5は、第2のブロックコア32の電気子コイル5と60°の位相差にするため、第1のブロックコア31と同方向にして、V相帯、W相帯、U相帯の順で巻装する。この状態の各ブロックコア31、32、33の巻線配置を図5(b)に示している。
このように、各ブロックコアの端効果の影響を受けて電機子コイルにより発生するコギング推力TC1、TC2、TC3は、図6(a)に示すように60°の位相差を生じ、その和をほぼゼロにすることができる。また、第1実施例と同様に、ブロックコア31、33のティース4の長さL1とブロックコア32のティース4の長さL2を異なる構成にすることにより、図6(b)に示すように可動子3の各ブロックコアと固定部2の界磁磁石1との間に発生する端効果によるコギング推力をも各ブロックコア間で相殺する作用があり、コギング推力の極小な電磁構造を得ることができる。
本発明は、単なる工作機械のテーブル送りなどに用いられるムービングコイル形リニアモータへの適用をはじめとして、制御電流にとって外乱となるコギング推力による推力ムラを極小にすることができるので、コンタリング性能が厳しく要求される精密加工機械という用途にも適用できる。
本発明の第1実施例を示すムービングコイル形リニアモータの側断面図 本発明の第1実施例に関する巻線の説明図で、(a)は結線図、(b)は巻線配置図 本発明の第1実施例に関するコギング推力の説明図 本発明の第2実施例を示すムービングコイル形リニアモータの側断面図 本発明の第2実施例に関する巻線の説明図で、(a)は結線図、(b)は巻線配置図 本発明の第2実施例に関するコギング推力の説明図 先行技術となる特許文献1を示すリニアモータの側断面図
符号の説明
1 界磁磁石
2 固定部
3 可動子
31 第1のブロックコア
32 第2のブロックコア
33 第3のブロックコア
4 ティース
5 電機子コイル
6 間隔片

Claims (4)

  1. 複数個の界磁磁石を直線方向に向かって交互に極性が異なるように等ピッチで取付けられた固定部と、
    前記界磁磁石と磁気的空隙を介して対向配置されると共に磁性体からなる電機子コアにコイルを巻装してなる電機子を取付けた可動子と、を備え、
    前記電機子コアは、複数のブロックコアに分割して推力の方向に配置してあり、
    前記各ブロックコアは、等ピッチで配置された相数の整数倍のティースを備えて集中巻にした電機子コイルを設けてあり、
    前記ブロックコア相互間には、磁石ピッチを前記ブロックコアの分割数で割った値の整数倍の電気角に対応するように推力の方向に配置した間隙を設けてあり、
    前記各ブロックコアの電機子コイルは、互いに前記間隙に対応する電気角で位相をずらして巻装するようにしたムービングコイル形リニアモータにおいて、
    前記電機子コアの複数のブロックコアの内、推力方向の両端部のブロックコアが備えるティースの長さと、推力方向の中央部のブロックコアが備えるティースの長さが相違するように構成したことを特徴とするムービングコイル形リニアモータ。
  2. 前記電機子コアの複数のブロックコアの内、推力方向の両端部のブロックコアが備えるティースの長さに対して、推力方向の中央部のブロックコアが備えるティースの長さを短くしたことを特徴とする請求項1記載のムービングコイル形リニアモータ。
  3. 前記ブロックコアは、それぞれ磁石ピッチの8倍の長さを備えると共に、9個のティースを等ピッチに設けた第1のブロックコアと、同様に該第1のブロックコアと同数のティースをそれぞれ有した第2のブロックコアおよび第3のブロックコアとを、相互間に磁石ピッチの2/3の間隙を設けて推力の方向に配置してあり、
    前記各ブロックコアはティースを3個ずつのグループに分けると共に、該各ブロックコア毎にグループ化されたティースの第1、第2、第3のグループにU相帯、V相帯、W相帯の電機子コイルを巻装して、相互の電機子コイルを120°の位相差で3相平衡結線にしたことを特徴とする請求項1または2に記載のムービングコイル形リニアモータ。
  4. 前記ブロックコアは、それぞれ磁石ピッチの8倍の長さを備えると共に、9個のティースを等ピッチに設けた第1のブロックコアと、同様に該第1のブロックコアと同数のティースをそれぞれ有した第2のブロックコアおよび第3のブロックコアとを、相互間に磁石ピッチの1/3の間隙を設けて推力の方向に配置してあり、
    前記各ブロックコアはティースを3個ずつのグループに分けると共に、該各ブロックコア毎にグループ化されたティースの第1、第2、第3のグループにU相帯、V相帯、W相帯の電機子コイルを巻装して、相互の電機子コイルを60°の位相差で3相平衡結線にしたことを特徴とする請求項1または2に記載のムービングコイル形リニアモータ。
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