JP2001197519A - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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JP2001197519A
JP2001197519A JP2000007478A JP2000007478A JP2001197519A JP 2001197519 A JP2001197519 A JP 2001197519A JP 2000007478 A JP2000007478 A JP 2000007478A JP 2000007478 A JP2000007478 A JP 2000007478A JP 2001197519 A JP2001197519 A JP 2001197519A
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JP
Japan
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circuit
signal
line delay
delay signal
absolute value
Prior art date
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Application number
JP2000007478A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Katayama
泰幸 片山
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2.1MHz以上の輝度信号と、色信号が1
フレームだけ変化するような速い動きも検出することが
できる動き検出回路を提供する。 【解決手段】 減算回路2は複合カラーテレビジョン信
号の0ライン遅延信号と1050ライン遅延信号とを減
算し、減算回路3は1050ライン遅延信号と2100
ライン遅延信号とを減算し、減算回路4は525ライン
遅延信号と1575ライン遅延信号とを減算する。絶対
値回路5〜7は、減算回路2〜4の出力を絶対値化す
る。加算回路8は、絶対値回路5〜7の出力を加算す
る。非線形変換回路9は、加算回路8の出力を非線形変
換して動き検出信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NTSC方式の複
合カラーテレビジョン信号の輝度信号と色信号とを分離
する輝度信号・色信号分離フィルタとして、動領域フィ
ルタと静止領域フィルタを画像の動きに適応して緩やか
に切り換える動き適応輝度信号色信号分離に用いて好適
な動き検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送等で用いられているN
TSC方式の複合カラーテレビジョン信号では、輝度信
号に色信号が周波数多重されている。従って、受信側で
は再び輝度信号と色信号とを分離する必要がある。現在
は、輝度信号と色信号とを分離するフィルタとして、動
領域フィルタと静止領域フィルタを画像の動きに適応し
て緩やかに切り換える動き適応輝度信号色信号分離が多
く行われている。この動き適応輝度信号色信号分離で
は、画像の動いている部分を検出する動き検出回路が必
要であり、その性能は重要である。
【0003】従来から広く用いられている動き検出回路
としては、 色信号の位相が同相な2フレーム差を求める。 色信号が存在しない2.1MHz以下の1フレーム差
を求める。 の2種類の方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の2種類の方法に
よる動き検出回路においては、それぞれ次のような欠点
がある。 1フレームだけ変化するような速い動きを検出できな
い。 2.1MHz以上の輝度信号と、色信号の動きを検出
できない。 従って、従来は、上記の2種類の方法を併用して双方の
欠点を補うのが一般的である。これにより動き検出の精
度をある程度向上させることはできるが、2.1MHz
以上の輝度信号と、色信号が1フレームだけ変化するよ
うな速い動きを検出することができないという問題点が
ある。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、2.1MHz以上の輝度信号と、色信号が
1フレームだけ変化するような速い動きも検出すること
ができる動き検出回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、NTSC方式の複合カラ
ーテレビジョン信号の動きを検出する動き検出回路にお
いて、前記複合カラーテレビジョン信号の0ライン遅延
信号と1050ライン遅延信号とを減算する第1の減算
回路(2)と、前記複合カラーテレビジョン信号の10
50ライン遅延信号と2100ライン遅延信号とを減算
する第2の減算回路(3)と、前記複合カラーテレビジ
ョン信号の525ライン遅延信号と1575ライン遅延
信号とを減算する第3の減算回路(4)と、前記第1の
減算回路の出力を絶対値化する第1の絶対値回路(5)
と、前記第2の減算回路の出力を絶対値化する第2の絶
対値回路(6)と、前記第3の減算回路の出力を絶対値
化する第3の絶対値回路(7)と、前記第1〜第3の絶
対値回路の出力を加算する加算回路(8)と、前記加算
回路の出力を非線形変換して動き検出信号を出力する非
線形変換回路(9)とを備えて構成したことを特徴とす
る動き検出回路を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の動き検出回路につ
いて、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の動
き検出回路の一実施例を示すブロック図、図2は本発明
の動き検出回路の効果を説明するための画素データの時
間方向の変化パターンを示す図である。
【0008】図1において、輝度信号に色信号が重畳さ
れたNTSC方式の複合カラーテレビジョン信号はメモ
リ1に入力される。ここでは簡略化のため、メモリ1を
1つのブロックとして図示しているが、メモリ1は複数
のメモリより構成され、入力された複合カラーテレビジ
ョン信号を順次、0,525,1050,1575,2
100ライン遅延して出力するものである。減算回路2
には、0ライン遅延信号と1050ライン遅延信号が入
力され、減算回路3には、1050ライン遅延信号と2
100ライン遅延信号が入力され、減算回路4には、5
25ライン遅延信号と1575ライン遅延信号が入力さ
れる。
【0009】減算回路2〜4は、それぞれ入力された2
つの信号を減算して、絶対値回路5〜7に入力する。絶
対値回路5〜7は、それぞれ入力された信号を絶対化し
て加算回路8に入力する。加算回路8は、入力された3
つの信号を加算して、非線形変換回路9に入力する。非
線形変換回路9は、加算回路8より入力された信号を、
例えば、リミットしたり、コアリングしたり、下位ビッ
トを削除してビット数を低減する等の非線形変換を行っ
て、動き検出信号として出力する。加算回路8より出力
された信号を非線形変換回路9によって非線形変換する
のは、動き検出信号として必要な情報量は高々4ビット
程度でよく、加算回路8より出力された信号をそのまま
用いる必要がないからである。
【0010】さらに、本発明の動作について図2を用い
て説明する。本発明の動き検出回路は、色信号を含め全
ての帯域で動きを検出できる2フレーム差を用い、ま
た、1フレームだけ変化するような速い動きも検出する
ようにしている。図2に、時間方向の画素データの変化
を3パターン示している。動き適応輝度信号色信号分離
フィルタの中心画素を1050ライン遅延信号とした場
合、2フレーム差の動きは、525ライン遅延信号と1
575ライン遅延信号との差分をとることによって検出
される。このとき、図2の(a)と(b)のパターンは
動きを検出できるが、(c)のパターンは動きを検出で
きない。この(c)のパターンが1フレームだけ変化す
るような速い動きに相当する。そこで、0ライン遅延信
号と1050ライン遅延信号との差分と、1050ライ
ン遅延信号と2100ライン遅延信号との差分も用いる
ことにより、図2の(a)〜(c)の3パターンとも動
きを検出することができる。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の動
き検出回路は、複合カラーテレビジョン信号の0ライン
遅延信号と1050ライン遅延信号とを減算する第1の
減算回路と、複合カラーテレビジョン信号の1050ラ
イン遅延信号と2100ライン遅延信号とを減算する第
2の減算回路と、複合カラーテレビジョン信号の525
ライン遅延信号と1575ライン遅延信号とを減算する
第3の減算回路と、第1の減算回路の出力を絶対値化す
る第1の絶対値回路と、第2の減算回路の出力を絶対値
化する第2の絶対値回路と、第3の減算回路の出力を絶
対値化する第3の絶対値回路と、第1〜第3の絶対値回
路の出力を加算する加算回路と、この加算回路の出力を
非線形変換して動き検出信号を出力する非線形変換回路
とを備えて構成したので、2.1MHz以上の輝度信号
と、色信号が1フレームだけ変化するような速い動きも
検出することができ、動き検出の精度を大幅に向上させ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の効果を説明するための画素データの時
間方向の変化パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2〜4 減算回路 5〜7 絶対値回路 8 加算回路 9 非線形変換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSC方式の複合カラーテレビジョン信
    号の動きを検出する動き検出回路において、 前記複合カラーテレビジョン信号の0ライン遅延信号と
    1050ライン遅延信号とを減算する第1の減算回路
    と、 前記複合カラーテレビジョン信号の1050ライン遅延
    信号と2100ライン遅延信号とを減算する第2の減算
    回路と、 前記複合カラーテレビジョン信号の525ライン遅延信
    号と1575ライン遅延信号とを減算する第3の減算回
    路と、 前記第1の減算回路の出力を絶対値化する第1の絶対値
    回路と、 前記第2の減算回路の出力を絶対値化する第2の絶対値
    回路と、 前記第3の減算回路の出力を絶対値化する第3の絶対値
    回路と、 前記第1〜第3の絶対値回路の出力を加算する加算回路
    と、 前記加算回路の出力を非線形変換して動き検出信号を出
    力する非線形変換回路とを備えて構成したことを特徴と
    する動き検出回路。
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