JP2001197258A - イメージ読取装置 - Google Patents

イメージ読取装置

Info

Publication number
JP2001197258A
JP2001197258A JP2000000937A JP2000000937A JP2001197258A JP 2001197258 A JP2001197258 A JP 2001197258A JP 2000000937 A JP2000000937 A JP 2000000937A JP 2000000937 A JP2000000937 A JP 2000000937A JP 2001197258 A JP2001197258 A JP 2001197258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
image reading
photographing
tray
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000000937A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hara
憲治 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Towa Sangyo KK
Original Assignee
Towa Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Towa Sangyo KK filed Critical Towa Sangyo KK
Priority to JP2000000937A priority Critical patent/JP2001197258A/ja
Publication of JP2001197258A publication Critical patent/JP2001197258A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被読取物のセット作業を迅速に行うことがで
きるうえに、文字・図形等の読み取りがはやいイメージ
読取装置を目的とするものである。 【解決手段】 被読取物をワンタッチで箱体一側開口部
に位置決めセットする装着手段2を設けるとともに、被
読取物全体を撮影する撮影手段3を箱体1内に取り付
け、また、該箱体1内に被読取物を照明する照明手段9
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート状物に表示さ
れている文字・図形等の読み取りを行うイメージ読取装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状物に表示されている文字
・図形等を読み取る装置としては、線状のCCDセンサ
と光源を走査させて文字・図形等のイメージを読み取っ
てデジタル化するデジタル式コピー機や、コンピュータ
に接続した走査型のスキャナにより文字・図形等のイメ
ージを読み取ってデジタル化する方法等がよく知られて
いる。しかし、このようなデジタルコピー機やスキャナ
等は原稿長さ分だけCCDセンサを光源と一体に走査さ
せる必要があるため、CCDセンサが走査に要する時間
が読み取り時間となっていた。しかも、多数枚のシート
状物を連続的に読み取りする場合は、走査させたCCD
センサと光源を元の位置に復帰させる復帰動作時間が加
算されることとなり、読み取りに多大な時間がかかると
いう問題があった。さらに、シート状物を読み取りガラ
ス上に正確にセットする作業にも時間がかかり、特に、
シート状物をセットした後、蓋閉操作を注意深く行わな
ければ、シート状物の位置ずれが発生するという問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は被読取物のセ
ット作業を迅速に行うことができるうえに、文字・図形
等の読み取りがはやいイメージ読取装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め本発明は、被読取物をワンタッチで箱体一側開口部に
位置決めセットする装着手段を設けるとともに、被読取
物全体を撮影する撮影手段を箱体内に取り付け、また、
該箱体内に被読取物を照明する照明手段を設けたイメー
ジ読取装置を請求項1の発明とし、請求項1の発明にお
いて、撮影手段が被読取物までの距離を一定として箱体
内に取り付けられ、その光軸が被読取物と直交し、且つ
その中央に位置するものであるイメージ読取装置を請求
項2の発明とし、請求項1または2の発明において、装
着手段が被読取物を装着したトレーを箱体の一側開口部
に挿脱自在または開閉自在に配置されるものであるイメ
ージ読取装置を請求項3の発明とし、請求項3の発明に
おいて、装着手段が箱体の一側開口部に取り付けられる
透明板と、該透明体に対して開閉するよう箱体の下部に
枢着されるトレーと、被読取物を前記透明板に密着させ
る押え板とよりなるイメージ読取装置を請求項4の発明
とし、請求項4の発明において、装着手段が自動開放機
構により開放されるものであるイメージ読取装置を請求
項5の発明とし、請求項1から5の発明において、照明
手段が平面照明であるイメージ読取装置を請求項6の発
明とし、請求項6の発明において、照明手段が撮影手段
の画角に干渉しない角度内で被読取物に向けて傾斜され
ているイメージ読取装置を請求項7の発明とし、請求項
1から7の発明において、被読取物に向けて照明光を反
射させる反射板が設けられているイメージ読取装置を請
求項8の発明とし、請求項8の発明において、反射板が
撮影手段の画角に干渉しない角度内で被読取物に向けて
傾斜配置されるイメージ読取装置を請求項9の発明と
し、請求項1から9の発明において、被読取物に撮影完
了マークを付けるマーク付け手段が設けられているイメ
ージ読取装置を請求項10の発明とし、請求項1から1
0の発明において、被読取物の有無を検出する検出セン
サが設けられているイメージ読取装置を請求項11の発
明とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、図1〜4に示される慶弔用
封筒の表書きを読み取るイメージ読取装置に基づいて本
発明を詳細に説明する。1は一側を開口部とした箱体
で、2は該箱体1の一側開口部に被読取物(慶弔用封
筒)をワンタッチで位置決めセットする装着手段、3は
前記箱体1内に取り付けられて被読取物全体を撮影する
撮影手段である。
【0006】前記装着手段2は箱体1の一側開口部に取
り付けられる透明板4と、該透明板に対して開閉するよ
う箱体1に枢着される開閉自在なトレー5と、該トレー
5に取り付けられる被読取物押圧用の押え板6とからな
る。前記トレー5は上方が開放されるよう下端を箱体1
の下部に枢着したもので、開放された上方から被読取物
をトレー5内に投入後、トレー5を閉じることにより、
被読取物は透明板4と押え板6間に挟持保持されるもの
である。また、前記押え板6は一端を押え板6の背面に
当接させて他端をトレー5に当接させたばね7により付
勢され、トレー5を閉じた際、被読取物は押え板6によ
り透明板4に圧着されるものである。さらに、押え板6
は上下の屈曲端縁をトレー5に取り付けられる止め金具
5aの折曲片に係止されて、ばね7の付勢力によって押
え板6がトレー5から離脱されることを防止している。
また、前記透明板4を箱体1のブラケット1aに取り付
けるホルダ8はその上端縁を透明板4より突出させて被
読取物の下端を受ける受け段部8aとしている。
【0007】前記撮影手段3はデジタルカメラよりなる
もので、その光軸は被読取物と直交し、且つ被読取物の
中央に位置している。また、撮影手段3は被読取物と一
定の距離隔てられて常時焦点距離が一定となるよう箱体
1に取り付けられている。さらに、撮影手段3には撮影
したイメージデータを付帯される図示しないパソコンに
転送したり、撮影手段3を制御するパソコンと制御信号
をやりとりするための入出力端子3a(たとえば、RS
−232C)が設けられている。また、このデジタルカ
メラよりなる撮影手段3はイメージデータを記録する記
録機構や自動焦点機構あるいは自動露光機構を省略し
て、これらの機構の作動にかかる時間をなくし、撮影処
理時間を短縮させるとともに製品コストの低減を図るも
のとしている。
【0008】9は平面照明を行う可視光の照明手段であ
り、該照明手段9は並設させた多数の極細蛍光管を光を
拡散させる乳白色板等で被覆したライトボックス式のも
のを箱体1の底部に傾斜配置し、平面照明を行うものと
している。そして、平面照明とすることにより、被読取
物全体が略均一な明るさ照明されるようにして、撮影し
たイメージデータに濃淡が生じないようにしている。ま
た、照明手段9は撮影手段3の画角に干渉しない角度範
囲で被読取物に向けて傾斜され、被読取物上方の照度不
足を抑えるようにしている。10は透明板4の上部(読
取範囲外)に取り付けられる反射板で、該反射板10は
照明手段9からの照明光を反射させて被読取物に照射す
ることにより、照明手段9が下方のみに配置されること
により生じる被読取物上方の照明不足を補うものであ
る。また、該反射板10は撮影手段3の画角に干渉しな
い角度範囲で先方を被読取物に向けて傾斜配置し、被読
取物をよりむらなく照明できるようにしている。
【0009】11は撮影完了を被読取物に記録するマー
ク付け手段であり、該マーク付け手段11は連続捺印が
可能なスタンプ11aと、該スタンプを支持するスタン
プホルダ11bと、スタンプホルダ11bを枢動自在に
支持するスタンプアーム11cとからなるものである。
前記スタンプ11aは後記するソレノイド19により枢
動されるスタンプアーム11cの傾動にともなって前方
に押し出され、透明板4に形成された切欠4aより突出
し、透明板4に圧着されている被読取物に済印を捺印す
るものである。また、前記ソレノイド19は図示しない
パソコンにより制御されるものである。12はスタンプ
ホルダ11bに取り付けられる当て板であり、該当て板
12にソレノイド19の突出する先端が当接されて、ス
タンプホルダ11bを支持しているスタンプアーム11
cが枢動し、その枢動によりスタンプ11aが前進動す
るものである。
【0010】13は装着手段2内に被読取物があるか否
かを検出する検出センサであり、該検出センサ13は装
着手段2が箱体1の一側開口部の所定位置にセットされ
たとき、装着手段2内の被読取物の有無を検出し、その
検出信号をパソコンに出力し、パソコンはその検出信号
に基づいて撮影手段3を制御するものである。すなわ
ち、被読取物がなければパソコンは撮影手段3に撮影開
始信号の出力をせず、後記する自動開放機構16のソレ
ノイド作動信号を出力する。このため、撮影は行われ
ず、装着手段2のトレー5が開放されることとなる。1
4は装着手段2のセットが完了したか否かを確認するた
めのリミットスイッチであり、該リミットスイッチ14
は装着手段2のトレー5が閉じられたとき、トレー5の
ロッド15によってその接点を押圧されるものである。
このリミットスイッチ14は前記検出センサ13より前
に作動するもので、リミットスイッチ14がオンとなっ
た後、すなわち、トレー5が閉じられることによって、
検出センサ13が作動し被読取物の有無を検出するもの
としている。この作動はパソコンにリミットスイッチ1
4の作動信号を入力し、その信号に基づいてパソコンが
検出センサ13を作動させるように制御してもよい。
【0011】16は装着手段2の自動開放機構であり、
該自動開放機構16はトレー5の側板5b間に張架され
たロッド15と係脱する揺動自在な係止爪17と、ロッ
ド15を係止爪17に係止保持させるばね18と、該係
止爪17をばね18の付勢力に抗して解放枢動させるソ
レノイド19とからなる。また、係止爪17は略T字形
をしており、その垂直片を枢着するとともに、水平片の
先方部に係止溝17aを形成したものである。そして、
撮影手段3による被読取物の撮影が終わることにより出
力される撮影終了信号は、撮影手段3の入出力端子3a
から出力されてパソコンに入力される。この撮影終了信
号に基づいてパソコンはソレノイド19に信号を送り、
ソレノイド19を作動させることとなる。ソレノイド1
9の作動により係止爪17は枢軸を中心に反時計回り方
向に揺動して下面に形成された係止溝17aに係合して
いるロッド15を解放して、装着手段2のトレー5を自
由にする。また、このソレノイド19の作動により、前
記マーク付け手段11のスタンプ11aも前進して捺印
動作を行うこととなる。さらに、前記係止爪17の水辺
片の先端はテーパ面としてロッド15の係止が円滑に行
われるようにしている。
【0012】20は係止爪17の後部に設けられる押し
ボタンで、該押しボタン20は装置にトラブルが発生し
た際、手動でトレー5を開放させるためのものである。
22、23は箱体1のフレーム21に取り付けられる上
カバーおよび側カバー、24は長孔を介して撮影手段3
を位置調整自在に取り付けるブラケット、25は照明手
段9の取付ブラケット、26はソレノイド19の取付ブ
ラケット、27は搬送時等にトレー5をロックする手動
操作用のロックプレートである。
【0013】このように構成されたものは、電源を投入
して付帯する図示しないパソコンおよび撮影手段3、照
明手段9等を起動させる。そして、平面照明よりなる照
明手段9は被読取物全体を略均一な明るさで照明するこ
ととなる。さらに、反射板10により照明手段9が下方
にのみ設けられることにより生じる被読取物の上方の照
明不足を解消してより均一な照明を行うこととなる。こ
のとき、トレー5 が閉じられていて、トレー5内に被読
取物がなければ、パソコンからの制御信号により自動開
放機構16のソレノイド19が作動され、係止爪17は
ばね18の付勢力に抗して枢軸を中心として反時計回り
方向に枢動する。この枢動により係止爪17の係止溝1
7aに係合されているトレー5のロッド15は解放さ
れ、装着手段2のトレー5は自重で自動的に開放方向に
枢動されることとなる。次いで、開放されたトレー5内
に被読取物(慶弔用封筒)を投入すれば、被読取物の下
端はホルダ8の受け段部8aに係止されて位置決めされ
ることとなる。このとき、被読取物の両側面はその大き
さによりトレー5の側板と当接したり、側板との間に隙
間が形成されることとなる。
【0014】次いで、装着手段2のトレー5を手動で閉
じてゆけば、トレー5のロッド15は自動開放機構16
の係止爪17の先端の傾斜面に案内されて、ばね18の
付勢力に抗し係止爪17は枢軸を中心として引き起こさ
れる。やがて、ロッド15は係止爪17の係止溝17a
に係合することとなる。このようにロッド15が係止爪
17の係止溝17aに係合されと、トレー5の押え板6
は被読取物を装着手段2の透明板4に圧着させることと
なる。このようにして箱体1の一側開口部に被読取物を
挟持した装着手段2はセットされることとなる。このセ
ットにより被読取物、すなわち慶弔用封筒に付けられて
いる熨斗によって慶弔用封筒が浮き上がり、表書きにピ
ントが合わなくなったり、被読取物(慶弔用封筒)が撮
影中に動いてブレることがなくなる。
【0015】そして、ロッド15が係止爪17の係止溝
17aに係止されることにより、トレー5はロックされ
る。このとき、リミットスイッチ14の接点はロッド1
5に押圧されてオンとなる。このオン信号はトレー5が
閉じられたことにより出力され、この出力信号に基づい
て検出センサ13が作動されることとなる。そして、検
出センサ13により装着手段2のトレー5内に被読取物
があるかないかが検出される。この検出信号に基づいて
パソコンは被読取物の有無を判定し、被読取物がセット
されていると確認できた場合、パソコンは撮影手段3に
撮影開始信号を出力することとなる。この撮影開始信号
により撮影手段3のデジタルカメラは撮影を行い、被読
取物(慶弔用封筒の表書き)を写すこととなる。このと
き被読取物への照明は平面照明よりなる照明手段9と反
射板10により均一なものとされ、また、被読取物まで
の距離は一定とされているので、露光やピントを調整す
ることなく、撮影手段3に固定設定されて露光量とピン
トで即座に撮影が行われることとなる。また、このよう
にして撮影されたデジタルデータは入出力端子3aを通
じてパソコンに転送されてHDDやMO、CD−R/R
W等の記録媒体に記録保存されることとなる。
【0016】そして、撮影手段3の撮影完了にともなっ
て、出力される撮影終了信号が入出力端子3aを介して
パソコンに出力される。この信号に基づいてパソコンは
自動開放機構16のソレノイド19に作動信号を送り、
ソレノイド19を作動させることとなる。そして、ソレ
ノイド19の作動により、係止爪17はばね18の付勢
力に抗して枢軸を中心に反時計回り方向に枢動して、係
止爪17の係止溝17aと係合されているロッド15を
解放して、トレー5のロックを外すこととなる。このロ
ック解除によりトレー5は自重で開放されることとな
る。また、前記ソレノイド19の作動によりスタンプホ
ルダ11bの当て板12が押圧されて、スタンプホルダ
11bを支持しているスタンプアーム11cは枢動し、
その枢動に伴ってスタンプ11aは前進する。そして、
前進したスタンプ11aは透明板4の切欠4aを通じて
透明板4に圧着されている被読取物に当接し、撮影完了
の済印を捺印することとなる。このようにして撮影が完
了した被読取物はトレー5から取り出され、未撮影のも
のと区別されて処理されることとなるが、間違って未撮
影の被読取物と混じってしまっても済印が記録されてい
るため、撮影済みと容易に識別できる同じ物を2度撮影
することは確実に防止されることとなる。次いで、開放
されたトレー5に新しい未撮影の被読取物(慶弔用封
筒)を投入し、トレー5を閉じたて撮影を行うという操
作を繰り返すものである。
【0017】なお、前記好ましい実施の形態では、装着
手段2を箱体1の透明板4と、箱体に枢着されるトレー
5とよりなるものとしているが、箱体の一側開口部に被
読取物を挟み込んだトレー5を挿脱するものとしてもよ
く、トレー5を挟み込み式のものを箱体の一側に差し込
んで挿脱するものとすることにより、若干装着時間は長
くなるが、押え板が不要となり構造を簡単なものとする
ことができるうえに、複雑な開閉機構を用いる必要がな
くなり、装置を安価なものとすることができる。また、
前記好ましい実施の形態では、撮影手段3をデジタルカ
メラとしているが、デジタル式のビデオカメラを用いて
静止画を読み込むものとしてもよいし、ビデオカメラで
撮影した静止画をビデオキャプチャーでデジタル化する
ものとしてもよいことは勿論である。さらに、前記好ま
しい実施の形態では、マーク付け手段11は済印を捺印
するものとしているが、被読取物の角部や端縁を小孔や
小切欠で打ち抜いたものとしてもよいことは勿論であ
る。また、前記好ましい実施の形態では、照明手段3を
可視光を用いたものとしているが、レーザ光や赤外線等
を用いたものとしてもよく、要は、文字や図形を描いた
インクや顔料等に応じて最も明確に表れる光源を用いれ
ばよい。さらに、照明手段3を平面照明としているが、
均一な照明を得られるものであれば点または線光源でも
よいことは勿論である。また、前記好ましい実施の形態
では、撮影手段3は被読取物までの距離を一定とすると
ともに、光軸が被読取物と直交し、且つその中央に位置
するものとしているが、自動焦点機構を組み込んだり、
撮影した画像の歪みを修正するプログラムを組み込んだ
ものとすれば上記のように設定する必要はなく、要は、
識別できる程度の文字・図形データが得られればよいも
のである。さらに、前記好ましい実施の形態では付帯さ
せたパソコンにより装置を制御するものとしているが、
箱体1内に演算処理装置を組み込んでも良いことは勿論
である。
【0018】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、装着手段により被読取物をワンタッチで位置決めセ
ットしたうえ、被読取物全体を撮影手段により撮影する
ものとしたから、被読取物のセットに時間がかからない
うえに、文字・図形イメージの読み取りも速く、大量の
被読取物の読み取り処理を短時間で行うことができるも
のである。また、請求項2のように、被読取物までの距
離を一定とし、撮影手段の光軸を被読取物と直交させ、
且つその中央に位置するものとすることにより、ピント
調整を行うことなく撮影ができるので極めて短時間に撮
影を完了することができる。しかも、撮影したイメージ
に歪みが生じないので、イメージが明確なものとなる。
請求項3のように、装着手段のトレーを挿脱自在あるい
は開閉自在に配置させるものとすることにより、簡単な
構造で被読取物の箱体へのセットが簡単で、短時間に行
えることとなる。請求項4のように、装着手段を箱体に
取り付けた透明板と、箱体に枢着したトレーと、被読取
物を透明板に密着させる押え板とよりなるものとするこ
とにより、トレーを開けて被読取物をトレー内に投入
し、トレーを閉じることにより被読取物のセットが直ち
に完了するので、読み取り処理を短時間で行うことがで
きる。請求項5のように、装着手段が自動開放機構によ
り開放されるものとすることにより、連続の読み取り作
業を効率よく短時間で処理することができる。請求項6
のように、照明手段を平面照明とすることにより、被読
取物を簡単に均一な明るさで照明することができ、むら
のないイメージを読み込むことができる。請求項7のよ
うに、照明手段を撮影手段の画角に干渉しない角度内で
被読取物に向けて傾斜されたものとすることにより、ケ
ラレを生じることなく照明をより均一なものとすること
ができる。請求項8のように、被読取物に向けて照明光
を反射させる反射板を設けることにより、照明手段の取
付位置が偏っていても照明むらを抑えて、むらのないイ
メージを取り込むことができる。請求項9のように、反
射板を撮影手段の画角に干渉しない角度内で被読取物に
向けて傾斜配置することにより、ケラレを生じることな
く均一な照明を得ることができる。請求項10のよう
に、被読取物に撮影完了を記録するマーク付け手段を設
けたものとすることにより、同じものを撮影をするとい
うトラブルがなくなるので、イメージデータの管理が容
易となる。請求項11のように、被読取物の有無を検出
する検出センサを設けることにより、撮影されていない
イメージデータが残ることがないので、そのデータを削
除する等の編集作業が不要となる等種々の効果を有する
ものである。従って、本発明は従来の問題点を解消した
イメージ読取装置として業界の発展に寄与するところ大
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す一部切欠側
面図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態を示す一部切欠正
面図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態の要部を示す一部
切欠側面図である。
【図4】本発明の好ましい実施の形態の主要機構部を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 装着手段 3 撮影手段 4 透明板 5 トレー 6 押え板 9 照明手段 10 反射板 11 マーク付け手段 13 検出センサ 16 自動開放機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/04 Z 5/222 G06F 15/64 320B Fターム(参考) 5B047 AA01 AB01 BA02 BB10 BC12 BC14 5C022 AA13 AB15 AC51 AC74 AC77 CA07 5C062 AA11 AB02 AB17 AC66 AD02 AD06 AF16 BA00 5C072 AA01 BA20 CA02 CA15 DA04 DA21 LA03 LA08 RA02 RA04 VA10 XA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被読取物をワンタッチで箱体一側開口部
    に位置決めセットする装着手段を設けるとともに、被読
    取物全体を撮影する撮影手段を箱体内に取り付け、ま
    た、該箱体内に被読取物を照明する照明手段を設けたこ
    とを特徴とするイメージ読取装置。
  2. 【請求項2】 撮影手段が被読取物までの距離を一定と
    して箱体内に取り付けられ、その光軸が被読取物と直交
    し、且つその中央に位置するものである請求項1に記載
    のイメージ読取装置。
  3. 【請求項3】 装着手段が被読取物を装着したトレーを
    箱体の一側開口部に挿脱自在または開閉自在に配置され
    るものである請求項1または2に記載のイメージ読取装
    置。
  4. 【請求項4】 装着手段が箱体の一側開口部に取り付け
    られる透明板と、該透明体に対して開閉するよう箱体の
    下部に枢着されるトレーと、被読取物を前記透明板に密
    着させる押え板とよりなる請求項3に記載のイメージ読
    取装置。
  5. 【請求項5】 装着手段が自動開放機構により開放され
    るものである請求項4に記載のイメージ読取装置。
  6. 【請求項6】 照明手段が平面照明である請求項1から
    5のいずれかに記載のイメージ読取装置。
  7. 【請求項7】 照明手段が撮影手段の画角に干渉しない
    角度内で被読取物に向けて傾斜配置されている請求項6
    に記載のイメージ読取装置。
  8. 【請求項8】 被読取物に向けて照明光を反射させる反
    射板が設けられている請求項1から7のいずれかに記載
    のイメージ読取装置。
  9. 【請求項9】 反射板が撮影手段の画角に干渉しない角
    度内で被読取物に向けて傾斜配置される請求項8に記載
    のイメージ読取装置。
  10. 【請求項10】 被読取物に撮影完了マークを付けるマ
    ーク付け手段が設けられている請求項1から9のいずれ
    かに記載のイメージ読取装置。
  11. 【請求項11】 被読取物の有無を検出する検出センサ
    が設けられている請求項1から10のいずれかに記載の
    イメージ読取装置。
JP2000000937A 2000-01-06 2000-01-06 イメージ読取装置 Withdrawn JP2001197258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000937A JP2001197258A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 イメージ読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000937A JP2001197258A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 イメージ読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001197258A true JP2001197258A (ja) 2001-07-19

Family

ID=18530208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000937A Withdrawn JP2001197258A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 イメージ読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001197258A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101437618B1 (ko) 2012-12-20 2014-09-04 주식회사 포시에스 모바일기기의 카메라 모듈을 이용한 스캔 장치 및 그 방법
JP2016212402A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 日本電産コパル株式会社 薄厚体撮影装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101437618B1 (ko) 2012-12-20 2014-09-04 주식회사 포시에스 모바일기기의 카메라 모듈을 이용한 스캔 장치 및 그 방법
JP2016212402A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 日本電産コパル株式会社 薄厚体撮影装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3225112B2 (ja) 原稿読取装置と原稿読取方法
JP4782653B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
CN101110884B (zh) 图像扫描装置、图像形成装置、以及图像扫描方法
JP2001197258A (ja) イメージ読取装置
JP2008026713A (ja) 画像読取装置
US20220147728A1 (en) Card reader
US4939588A (en) Electronic copying machine
US11068677B1 (en) Card reader
TW404114B (en) Image scanner with image correction function
JP3164425U (ja) フィルムスキャナ
JP2008022160A (ja) 画像形成装置
JP2006246320A (ja) 画像読取装置及び制御プログラム
TWI307238B (en) Image scanner having rotatable illuminantor plate
JP2933092B2 (ja) 原稿読取装置
TWM580510U (zh) 移動式裝置支撐架
JPH02109463A (ja) 画像読取装置
JP4715674B2 (ja) 画像読取装置
JP4105858B2 (ja) フイルムキャリア
JP2004241838A (ja) フィルムホルダおよび画像読み取り制御装置
JP2001236381A (ja) 慶弔用記帳システム
JP2010041424A (ja) 画像形成装置
JP2004020987A (ja) 画像読取装置
JP2005148177A (ja) 画像形成装置
JPH0327831Y2 (ja)
JPH10126577A (ja) スキャナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306