JP2001196871A - スイッチトキャパシタアンプ - Google Patents
スイッチトキャパシタアンプInfo
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Abstract
チトキャパシタアンプを実現することにある。 【解決手段】 入力基準電圧を設定可能な差動入出力の
スイッチトキャパシタアンプにおいて、差動入力電圧の
中点の電圧を定電圧だけレベルシフトして入力基準電圧
として出力する同相電圧制御手段とを設ける。
Description
アナログIC内で用いられるスイッチトキャパシタアン
プに関し、特に入力同相電圧の変動の影響を受けないス
イッチトキャパシタアンプに関する。
タアンプでは第1のフェーズで差動入力信号をホールド
キャパシタにサンプリングし、第2のフェーズでその値
をホールドするものである。
シタアンプの一例を示す構成ブロック図である。図4に
おいて1,2,5,6,7及び8はMOS(Metal Oxid
e Semiconductor)トランジスタの記号で示されたアナ
ログスイッチ回路、3及び4はホールドキャパシタであ
る容量、9は差動入出力のトランスコンダクタンス・ア
ンプ(以下、単にアンプと呼ぶ。)、100及び101
は差動入力電圧、102及び103は差動出力電圧、1
04及び105はアナログスイッチ回路を制御する制御
信号、106は入力基準電圧である。
スイッチ回路1及び2の一端に接続され、アナログスイ
ッチ回路1の他端は容量3の一端及びアナログスイッチ
回路7の一端にそれぞれ接続される。また、アナログス
イッチ回路2の他端は容量4の一端及びアナログスイッ
チ回路8の一端にそれぞれ接続される。
一端及びアンプ9の非反転入力端子に接続され、アンプ
9の反転出力端子は差動出力電圧102を出力すると共
にアナログスイッチ回路5及び7の他端にそれぞれ接続
される。
一端及びアンプ9の反転入力端子に接続され、アンプ9
の非反転出力端子は差動出力電圧103を出力すると共
にアナログスイッチ回路6及び8の他端にそれぞれ接続
される。
回路1,2,5及び6の制御入力端子にそれぞれ接続さ
れ、制御信号105はアナログスイッチ回路7及び8の
制御入力端子にそれぞれ接続される。
る。制御信号104及び105がそれぞれ制御端子に接
続されたアナログスイッチ回路を排他的に”ON/OF
F”させる。
ド)でアナログスイッチ回路1,2,5及び6を”O
N”、アナログスイッチ回路7及び8を”OFF”に
し、第2のフェーズ(ホールドモード)でアナログスイ
ッチ回路1,2,5及び6を”OFF”、アナログスイ
ッチ回路7及び8を”ON”にする。
d”、同相電圧を”Vinc”、差動入力電圧100及び1
01を”Vinp”及び”Vinn”とした場合、 Vinp=Vind/2+Vinc (1) Vinn=−Vind/2+Vinc (2) となる。すなわち、差動入力電圧間の差電圧は”Vinp
−Vinn=Vind”である。
反転出力端子が非反転入力端子に帰還され、非反転出力
端子が反転入力端子に帰還されるのでそれぞれ電圧フォ
ロワ回路として動作する。
子の電圧である入力基準電圧106を”Vrefc”とすれ
ば、容量3の両端には”Vind/2+Vinc−Vrefc”が
印加され、容量4の両端には”−Vind/2+Vinc−V
refc”が印加され、それぞれの容量3及び4に電荷が充
電されることになる。
プ9には容量3及び4を介した帰還ループができる。ア
ンプ9の入力バイアス電流を”0”とすれば容量3及び
4に充電された電荷は放電されないので差動入力電圧1
00及び101の最終電圧値が保持される。
ind/2+Vinc”が出力され、差動出力電圧103とし
て”−Vind/2+Vinc”が出力される。
アンプの他の一例を示す構成ブロック図である。図5に
おいて3,4,9,100及び101は図4と同一符号
を付してあり、10,11,12,13,14,15,
16及び17はMOSトランジスタの記号で示されたア
ナログスイッチ回路,102a及び103aは差動出力
電圧、104a及び105aはアナログスイッチ回路を
制御する制御信号、106aは外部入力の入力基準電圧
である。
スイッチ回路10及び13の一端に接続され、アナログ
スイッチ回路10の他端は容量3の一端及びアナログス
イッチ回路14の一端にそれぞれ接続される。また、ア
ナログスイッチ回路13の他端は容量4の一端及びアナ
ログスイッチ回路17の一端にそれぞれ接続される。
及び15の一端に接続され、容量4の他端はアナログス
イッチ回路12及び16の一端に接続され、アナログス
イッチ回路11及び12の他端には入力基準電圧106
aが印加される。また、アナログスイッチ回路15及び
16の他端はアンプ9の非反転入力端子及び反転入力端
子にそれぞれ接続される。
02aを出力すると共にアナログスイッチ回路14の他
端に接続され、アンプ9の非反転出力端子は差動出力電
圧103aを出力すると共にアナログスイッチ回路17
の他端にそれぞれ接続される。
チ回路10,11,12及び13の制御入力端子にそれ
ぞれ接続され、制御信号105aはアナログスイッチ回
路14,15,16及び17の制御入力端子にそれぞれ
接続される。
る。制御信号104a及び105aがそれぞれ制御端子
に接続されたアナログスイッチ回路を排他的に”ON/
OFF”させる。
ド)でアナログスイッチ回路10〜13を”ON”、ア
ナログスイッチ回路14〜17を”OFF”にし、第2
のフェーズ(ホールドモード)でアナログスイッチ回路
10〜13を”OFF”、アナログスイッチ回路14〜
17を”ON”にする。また、前述の式(1)及び式
(2)が同様に成立するものとする。
端には差動入力電圧100と入力基準電圧106aが印
加され、容量4の両端には差動入力電圧101と入力基
準電圧106aが印加される。
c”とすれば、容量3の両端には”Vind/2+Vinc−
Vrefc”が印加され、容量4の両端には”−Vind/2
+Vinc−Vrefc”が印加され、それぞれの容量3及び
4に電荷が充電されることになる。
プ9には容量3及び4を介した帰還ループができる。ア
ンプ9の入力バイアス電流を”0”とすれば容量3及び
4に充電された電荷は放電されないので差動入力電圧1
00及び101の最終電圧値が保持される。
Vind/2+Vinc”が出力され、差動出力電圧103a
として”−Vind/2+Vinc”が出力される。
に示す従来例ではサンプルモードにおいて容量3及び4
に充電される同相電圧成分は同相電圧”Vinc”に依存
しているので一定ではない。また、ホールドモードにお
いても容量3及び4に充電された電荷が転送されるので
アンプ9に印加される同相電圧成分も同相電圧”Vin
c”に依存してしまう。
成分に依存する場合には、同相電圧”Vinc”の変動に
よってアンプ9の各種特性が影響を受けてしまうと言っ
た問題点があった。
場合であっても、同相電圧”Vinc”の変動を吸収する
ためにアンプ9の動作点にマージンを持たせた設計が必
要となり、設計の柔軟性が損なわれると言った問題点が
あった。
モードフィードバックを用いることがある。図6はこの
ようなコモンモードフィードバックを用いた従来のスイ
ッチトキャパシタアンプの一例を示す構成ブロック図で
ある。
00,101,104a,105a及び106aは図5
と同一符号を付してあり、18は同相電圧制御回路、1
02b及び103bは差動出力電圧である。
様であり異なる点は、アンプ9の出力である差動出力電
圧102b及び103bが同相電圧制御回路18に入力
され、同相電圧制御回路18の出力がアンプ9に帰還さ
れる点である。
る。但し、図5の説明と重複する部分に関しては説明を
省略する。同相電圧制御回路18は通常コモンモードフ
ィードバック回路と呼ばれる周知の技術である。
力電圧の同相電圧を検出して、この同相電圧が一定値に
なるようにアンプ9を制御するものである。
出力電圧の同相電圧を一定にすることは可能であるもの
の、容量3及び4には同相電圧が依然保持されている。
このため、同相電圧に変動がある場合に同相電圧制御回
路18でフィードバックをかけるとアンプ9の入力端子
側に同相電圧の変動分が現れてしまい、やはり、設計の
柔軟性が損なわれると言った問題点があった。従って本
発明が解決しようとする課題は、入力同相電圧の変動の
影響を受けないスイッチトキャパシタアンプを実現する
ことにある。
るために、本発明のうち請求項1記載の発明は、入力基
準電圧を設定可能な差動入出力のスイッチトキャパシタ
アンプにおいて、差動入力電圧の中点の電圧を定電圧だ
けレベルシフトして前記入力基準電圧として出力する同
相電圧制御手段とを備えたことにより、入力同相電圧の
変動の影響を受けないことになる。
明であるスイッチトキャパシタアンプにおいて、前記同
相電圧制御手段が、前記差動入力電圧のうち同相電圧を
検出して出力する同相電圧検出回路と、この同相電圧検
出回路の出力電圧を前記定電圧だけシフトして前記入力
基準電圧として出力するレベルシフト回路とから構成さ
れることにより、入力同相電圧の変動の影響を受けない
ことになる。
明であるスイッチトキャパシタアンプにおいて、前記同
相電圧検出回路が、前記差動入力電圧の一方が一端に接
続される第1の抵抗と、抵抗値が前記第1の抵抗の抵抗
値に等しく、前記差動入力電圧の他方が一端に接続さ
れ、他端が前記第1の抵抗に接続されると共に前記同相
電圧を出力する第2の抵抗とから構成されることによ
り、入力同相電圧の変動の影響を受けないことになる。
明であるスイッチトキャパシタアンプにおいて、前記レ
ベルシフト回路が、前記定電圧を出力する定電圧源と、
抵抗と、前記同相電圧検出回路の出力が非反転入力端子
に接続され、前記定電圧源の出力が反転入力端子に接続
され、出力が抵抗を介して接地される電圧/電流変換回
路とから構成されることにより、入力同相電圧の変動の
影響を受けないことになる。
明であるスイッチトキャパシタアンプにおいて、前記抵
抗の抵抗値が、前記電圧/電流変換回路の伝達コンダク
タンスの逆数であることにより、入力同相電圧の変動の
影響を受けないことになる。
明であるスイッチトキャパシタアンプにおいて、前記定
電圧源の出力電圧を外部から変更可能にしたことによ
り、スイッチトキャパシタアンプの性能が最も良くなる
動作点に設定することが可能になる。
明であるスイッチトキャパシタアンプにおいて、前記レ
ベルシフト回路が、定電流源と、抵抗と、前記同相電圧
検出回路の出力が非反転入力端子に接続され、前記定電
流源の出力が反転入力端子及び前記抵抗の一端に接続さ
れ、前記抵抗の他端が出力端子に接続される演算増幅器
とから構成されることにより、入力同相電圧の変動の影
響を受けないことになる。
明であるスイッチトキャパシタアンプにおいて、前記定
電流源の出力電流値が、レベルシフトする前記定電圧を
前記抵抗の抵抗値で除算した値であることにより、入力
同相電圧の変動の影響を受けないことになる。
明であるスイッチトキャパシタアンプにおいて、前記定
電流源の出力電流値を外部から変更可能にしたことによ
り、スイッチトキャパシタアンプの性能が最も良くなる
動作点に設定することが可能になる。
スイッチトキャパシタアンプをカスケード接続したこと
により、パイプラインを構成する各段毎に安定した同相
電圧を得ることが可能になる。
説明する。図1は本発明に係るスイッチトキャパシタア
ンプの一実施例を示す構成ブロック図である。図1にお
いて3,4,9,10〜17,100,101,104
a及び105aは図5と同一符号を付してあり、19は
同相電圧検出回路、20はレベルシフト回路、102c
及び103cは差動出力電圧、107はレベルシフト回
路20の出力である入力基準電圧である。
0を、3,4,9及び10〜17はスイッチトキャパシ
タアンプの1つであるノンリセットアンプ51をそれぞ
れ構成している。
は図5と同一であり、異なる点は以下の通りである。す
なわち、差動入力電圧100及び101は同相電圧検出
回路19に印加され、同相電圧検出回路19の出力はレ
ベルシフト回路20に接続される。
力基準電圧107としてノンリセットアンプ51を構成
するアナログスイッチ回路11及び12の他端に接続さ
れる。
る。同相電圧検出回路19は差動入力電圧100及び1
01の中点の電圧、言い換えれば、同相電圧”Vinc”
を検出する。レベルシフト回路20は検出された中点の
電圧を定電圧”Vnom”だけレベルシフトさせて出力す
る。
Vinc−Vnom=Vrefc”となる。また、前述の図5の動
作説明において、入力基準電圧106aを”Vrefc”と
すれば、容量3の両端には”Vind/2+Vinc−Vref
c”が印加され、容量4の両端には”−Vind/2+Vin
c−Vrefc”が印加され、それぞれの容量3及び4に電
荷が充電されることになる。
るように同相電圧”Vinc”が相殺されて、差動電圧”
Vind”と入力電圧に依存しない定電圧”Vnom”とな
る。
の中点の電圧を定電圧”Vnom”だけレベルシフトさせ
た電圧をノンリセットアンプの入力基準電圧とすること
により、ホールドキャパシタである容量3及び4には同
相電圧が保持されず、勿論、出力電圧にも同相電圧成分
が存在しないので、入力同相電圧の変動の影響を受けな
いことになる。
ベルシフト回路20の具体例を示す構成ブロック図であ
る。図2において50,51,100及び101は図1
と同一符号を付してあり、21,22及び25は抵抗、
23は電圧/電流変換回路(以下、単にV/I変換回路
と呼ぶ。)、24は定電圧源、107aはノンリセット
アンプ21に供給する入力基準電圧である。
2を、23,24及び25はレベルシフト回路53をそ
れぞれ構成している。
及び22の一端にそれぞれに印加され、抵抗21の他端
は抵抗22の他端とV/I変換回路23の非反転入力端
子に接続される。
の反転入力端子に接続され、V/I変換回路23の出力
は抵抗25の一端及び入力基準電圧107aとしてノン
リセットアンプを構成するアナログスイッチ回路11及
び12(図示せず。)の他端に接続される。さらに、定
電圧源24の他端と抵抗25の他端は接地される。
抵抗21及び22の抵抗値は等しく、V/I変換回路2
3の利得である伝達コンダクタンスを”gm”、定電圧
源24の出力電圧値を”Vnom”、抵抗25の抵抗値
を”1/gm”と設定する。
電圧は差動入力電圧100及び101の常に中点の電
圧”Vinc”となる。この電圧”Vinc”がV/I変換回
路23で非反転の電流に変換され、また、低電圧源24
の出力電圧”Vnom”がV/I変換回路23で反転した
電流に変換される。
を”Iout”とすれば、 Iout=gm×(Vinc−Vnom) (5) となる。
圧値に変換されるので、入力基準電圧107a”Vref
c”は、 Vrefc=Iout×(1/gm) =gm×(Vinc−Vnom)×(1/gm) =Vinc−Vnom (6) となる。
の中点の電圧を定電圧”Vnom”だけレベルシフトさせ
た電圧をノンリセットアンプの入力基準電圧とすること
により、前述のように入力同相電圧の変動の影響を受け
ないことになる。
ベルシフト回路20の他の具体例を示す構成ブロック図
である。図3において21,22,50,51,52,
100及び101は図2と同一符号を付してあり、26
は演算増幅器、27は定電流源、28は抵抗、107b
はノンリセットアップ21に供給する入力基準電圧であ
る。また、26,27及び28はレベルシフト回路54
を構成している。
一であり異なる点は以下の点である。すなわち、抵抗2
1及び22の接続点が演算増幅器26の非反転入力端子
に接続され、演算増幅器26の出力が抵抗28の一端に
接続される。そして、抵抗28の他端が演算増幅器26
の反転入力端子及び定電流源27の一端に接続され、定
電流源27の他端が接地される。
但し、図2に示す具体例と同様の部分に関しては説明は
省略する。抵抗28の抵抗値を”R”、定電流源27の
出力電流値を”I=Vnom/R”と設定する。
が抵抗28を介して演算増幅器26の出力端子に流れ込
むので、演算増幅器26の出力電圧は反転入力端子の電
圧から抵抗28における電圧降下分を減算した電圧とな
る。
印加される電圧は抵抗21と抵抗22の接続点の電圧”
Vinc”であり、演算増幅器の入力端子は仮想接地され
ているので、演算増幅器26の反転入力端子の電圧は”
Vinc”となる。
Vout’”とすれば、 Vout=Vinc−R×I =Vinc−(R×Vnom/R) =Vinc−Vnom (7) となる。
の中点の電圧を定電圧”Vnom”だけレベルシフトさせ
た電圧をノンリセットアンプの入力基準電圧とすること
により、前述のように入力同相電圧の変動の影響を受け
ないことになる。
ンプルするサンプルモード及びサンプルした信号をホー
ルドするホールドモードの2つのモードから構成される
ノンリセットアンプであるスイッチトキャパシタアンプ
を例示しているが、特にこの構成に限定されるものでは
なく、その他の構成のスイッチトキャパシタアンプに適
用することも可能である。
定電流源27の出力値である”Vnom”及び”I”は固
定値であっても良く。また、外部から設定することで可
変としても構わない。この場合には、レベルシフトさせ
る電圧が制御できるのでスイッチトキャパシタアンプの
性能が最も良くなる動作点に設定することが可能にな
る。
バックをかける必要がないので、スイッチトキャパシタ
アンプをカスケード接続するパイプライン動作であって
もパイプラインを構成する各段毎に安定した同相電圧を
得ることが可能になる。
本発明によれば次のような効果がある。請求項1乃至
5,7及び請求項8の発明によれば、差動入力電圧の中
点の電圧を定電圧だけレベルシフトさせた電圧をスイッ
チトキャパシタアンプの入力基準電圧とすることによ
り、入力同相電圧の変動の影響を受けないことになる。
ば、定電圧源及び定電流源の出力値を外部から変更可能
とすることにより、レベルシフトさせる電圧が制御でき
るのでスイッチトキャパシタアンプの性能が最も良くな
る動作点に設定することが可能になる。
1記載のスイッチトキャパシタアンプをカスケード接続
することにより、パイプライン動作であってもパイプラ
インを構成する各段毎に安定した同相電圧を得ることが
可能になる。
実施例を示す構成ブロック図である。
例を示す構成ブロック図である。
具体例を示す構成ブロック図である。
す構成ブロック図である。
を示す構成ブロック図である。
イッチトキャパシタアンプの一例を示す構成ブロック図
である。
4,15,16,17アナログスイッチ回路 3,4 容量 9 トランスコンダクタンス・アンプ 18 同相電圧制御回路 19 同相電圧検出回路 20 レベルシフト回路 21,22,25,28 抵抗 23 電圧/電流変換回路 24 定電圧源 26 演算増幅器 27 定電流源 50 同相電圧制御手段 51 ノンリセットアンプ 52 同相電圧検出回路 53,54 レベルシフト回路 100,101 差動入力電圧 102,102a,102b,102c,103,10
3a,103b,103c 差動出力電圧 104,104a,105,105a 制御信号 106,106a,107,107a,107b 入力
基準電圧
Claims (10)
- 【請求項1】入力基準電圧を設定可能な差動入出力のス
イッチトキャパシタアンプにおいて、 差動入力電圧の中点の電圧を定電圧だけレベルシフトし
て前記入力基準電圧として出力する同相電圧制御手段と
を備えたことを特徴とするスイッチトキャパシタアン
プ。 - 【請求項2】前記同相電圧制御手段が、 前記差動入力電圧のうち同相電圧を検出して出力する同
相電圧検出回路と、 この同相電圧検出回路の出力電圧を前記定電圧だけシフ
トして前記入力基準電圧として出力するレベルシフト回
路とから構成されることを特徴とする請求項1記載のス
イッチトキャパシタアンプ。 - 【請求項3】前記同相電圧検出回路が、 前記差動入力電圧の一方が一端に接続される第1の抵抗
と、 抵抗値が前記第1の抵抗の抵抗値に等しく、前記差動入
力電圧の他方が一端に接続され、他端が前記第1の抵抗
に接続されると共に前記同相電圧を出力する第2の抵抗
とから構成されることを特徴とする請求項2記載のスイ
ッチトキャパシタアンプ。 - 【請求項4】前記レベルシフト回路が、 前記定電圧を出力する定電圧源と、 抵抗と、 前記同相電圧検出回路の出力が非反転入力端子に接続さ
れ、前記定電圧源の出力が反転入力端子に接続され、出
力が抵抗を介して接地される電圧/電流変換回路とから
構成されることを特徴とする請求項2記載のスイッチト
キャパシタアンプ。 - 【請求項5】前記抵抗の抵抗値が、 前記電圧/電流変換回路の伝達コンダクタンスの逆数で
あることを特徴とする請求項4記載のスイッチトキャパ
シタアンプ。 - 【請求項6】前記定電圧源の出力電圧を外部から変更可
能にしたことを特徴とする請求項4記載のスイッチトキ
ャパシタアンプ。 - 【請求項7】前記レベルシフト回路が、 定電流源と、 抵抗と、 前記同相電圧検出回路の出力が非反転入力端子に接続さ
れ、前記定電流源の出力が反転入力端子及び前記抵抗の
一端に接続され、前記抵抗の他端が出力端子に接続され
る演算増幅器とから構成されることを特徴とする請求項
2記載のスイッチトキャパシタアンプ。 - 【請求項8】前記定電流源の出力電流値が、 レベルシフトする前記定電圧を前記抵抗の抵抗値で除算
した値であることを特徴とする請求項7記載のスイッチ
トキャパシタアンプ。 - 【請求項9】前記定電流源の出力電流値を外部から変更
可能にしたことを特徴とする請求項7記載のスイッチト
キャパシタアンプ。 - 【請求項10】請求項1記載のスイッチトキャパシタア
ンプをカスケード接続したことを特徴とするスイッチト
キャパシタアンプ。
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