JP2001195908A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2001195908A
JP2001195908A JP2000006346A JP2000006346A JP2001195908A JP 2001195908 A JP2001195908 A JP 2001195908A JP 2000006346 A JP2000006346 A JP 2000006346A JP 2000006346 A JP2000006346 A JP 2000006346A JP 2001195908 A JP2001195908 A JP 2001195908A
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JP
Japan
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light source
bead
lamp
bulb
source bulb
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JP2000006346A
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Koji Shigemura
浩二 茂村
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見栄えの向上。 【解決手段】 バルブセット面15に、係合爪43が線
接触するビード6が一体に突設されている。この結果、
ビード6の稜線においては、反射面50と一体の表面処
理部が薄く均一にかつ密着して施されるので、係合爪4
3の線接触による剥がれに対して強い。たとえ、ビード
6の稜線における表面処理部が剥がれたとしても、その
表面処理部の剥がれは、ビード6の稜線だけで、微細で
微小でありかつ微量であるから、目立ち難く、見栄え上
問題がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォグランプやヘ
ッドランプ等の車両用灯具に係り、特に、見栄えが向上
された車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、この種の車両用灯具を図5乃至図
8を参照して説明する。この例は、ランプハウジングと
リフレクタとが一体型のフォグランプに使用した例につ
いて説明する。
【0003】図1においては、1は例えば、リフレクタ
一体型の樹脂製のランプハウジングである。2は例え
ば、光透過性の樹脂製、若しくはガラス製のレンズであ
る。このランプハウジング1とレンズ2とにより、灯室
(灯室)3が画成される。この灯室3内には、光源バル
ブ4と、その光源バルブ4からの光をレンズ2側に反射
させる反射面50とがそれぞれ配置されている。
【0004】前記ランプハウジング1は、例えば、中空
状の円筒形状をなす。このランプハウジング1の前面1
0は、開口されており、その前面開口部10の周縁に
は、段部11を介して凹部12が設けられている。一
方、ランプハウジング1の後部は、閉塞されており、そ
の後部の内面、すなわち、レンズ2と対向する側の面に
は、アルミ蒸着や銀塗装等により前記反射面50が設け
られている。この結果、ランプハウジング1と反射面5
0を有するリフレクタとが一体化されていることとな
る。
【0005】前記ランプハウジング1の後部の中央に
は、段凹部14が設けられており、その段凹部14の中
心には、透孔13が開設されている。このランプハウジ
ング1の透孔13の周縁のうち、前記反射面50側の面
であって、後述する係合爪43が係合するバルブセット
面15には、前記反射面50と一体のアルミ蒸着や銀塗
装等の表面処理部が施されている。この反射面50及び
バルブセット面15の表面処理部は、図示しないが一般
には、樹脂の基材に、アンダーコートと、アルミ蒸着や
銀塗装等と、トップコートとの3層が施されてなる。ま
た、このランプハウジング1の透孔13の周縁には、後
述する係合爪43が挿通する3個の挿通溝18が設けら
れている共に、ストッパー19が一体に設けられてい
る。
【0006】前記レンズ2は、例えば、正面から見て円
板形状をなし、中心が外側に突出した曲率半径が大の曲
面、若しくは、フラット面をなす。このレンズ2の内面
(若しくは、外面、内外両面)には、多層膜(図示せ
ず)が設けられている。この多層膜は、所定波長の光、
この例では、約496〜520nm以下の青色の光を反
射させ、かつ、その他の波長の光、この例では、約49
6〜520nm以上の赤色の光及び緑色の光を透過させ
るものである。また、この多層膜は、所定の光学的膜厚
の高屈折率の反射層、例えば、TiO2 と、所定の光学
的膜厚の低屈折率の反射層、例えば、SiO2 又はAl
2 3 とを交互に多層、例えば、24層に、スパッタリ
ング法や真空蒸着法等により形成されるものである。こ
の多層膜としては、例えば、特開平5−3022号公
報、特開平10−994号公報等に記載されている。こ
のレンズ2の周縁が前記ランプハウジング1の凹部12
にシール材若しくは接着剤16を介してリム17により
着脱可能に取り付けられており若しくは固定されてい
る。この結果、前記ランプハウジング1とレンズ2とに
より灯室3が画成される。
【0007】前記光源バルブ4は、所謂、H8タイプバ
ルブ、H9タイプバルブ、H11タイプバルブ等であっ
て、フィラメント40を封入したバルブ41と、ソケッ
トとコネクタと一体型のバルブホルダ42とから構成さ
れている。この光源バルブ4のバルブホルダ42には、
3個の係合爪43が前記ランプハウジング1の3個の挿
通溝18に対応して一体に設けられていると共に、円板
鍔形状の当接部44が前記3個の係合爪43と対向して
かつ間を開けて一体に設けられている。上述の係合爪4
3は、例えば、図8(A)及び(B)に示す形状をな
す。
【0008】前記光源バルブ4の当接部44にパッキン
45をセットし、この光源バルブ4のバルブ41及び3
個の係合爪43を前記ランプハウジング1の透孔13及
び3個の挿通溝18を経て前記灯室3内に挿入する。次
に、パッキン45を撓ませながら、この光源バルブ4を
光軸Z−Z回りに、1個の係合爪43がストッパー19
に当たるまで回転させる。すると、光源バルブ4の3個
の係合爪43が前記ランプハウジング1のバルブセット
面15上を面接触の状態でスライドしてそのバルブセッ
ト面15に係合し、かつ、光源バルブ4の円板鍔形状の
当接部44がパッキン45を介して前記ランプハウジン
グ1の透孔13の周縁の外面(バルブセット面15と反
対側の面)に当接し、パッキン45の弾性復帰作用によ
り、光源バルブ4の係合爪43と当接部44及びパッキ
ン45とがランプハウジング1の透孔13の周縁を挟持
する。この結果、前記光源バルブ4が前記ランプハウジ
ング1に着脱可能に取り付けられることとなる。
【0009】そして、光源バルブ4のフィラメント40
を点灯すると、そのフィラメント40からの光がランプ
ハウジング1の反射面50でレンズ2側に反射され、そ
の反射光がレンズ2を透過してアンバー色(黄色)の光
として外部に所定の配光パターンで照射される。なお、
この例のフォグランプにおいては、前記レンズ2は素通
しであり、配光パターンの制御は前記ランプハウジング
1の反射面50で行うものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の車両
用灯具は、光源バルブ4をランプハウジング1に取り付
ける場合において、光源バルブ4の3個の係合爪43が
ランプハウジング1のバルブセット面15上を面接触の
状態でスライドする際に、そのバルブセット面15の反
射面50と一体の表面処理部の塗装等が係合爪43との
面接触状態でのスライドにより大きくかつ大量に剥がれ
る場合があり、見栄え上課題がある。特に、レンズ2が
素通しの場合には、剥がれたものが大きくかつ大量であ
るから目立ち易く、上述の見栄え上の課題が顕著に現れ
ることとなる。
【0011】また、マスキング等をしてバルブセット面
15に反射面50と一体の表面処理部を施さないように
することが考えられるが、この場合、コストが高く、か
つ、ランプセット面15にランプハウジング1の地模様
が見え、見栄え上問題がある。
【0012】本発明は、上述の従来の車両用灯具の改良
に係り、その目的とするところは、見栄えが向上された
車両用灯具を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、バルブセット面に、係合爪が線接触若
しくは点接触するビードが設けられている、ことを特徴
とする。
【0014】この結果、本発明の車両用灯具は、上記の
構成により、ビードの稜線や頂点においては反射面と一
体の表面処理部が薄く均一にかつ密着して施されるの
で、係合爪の線接触や点接触による剥がれに対して強
い。たとえ、ビードの稜線や頂点における表面処理部が
剥がれたとしても、その表面処理部の剥がれは微細で微
小でありかつ微量であるから、目立ち難く、見栄え上問
題がない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の一実
施形態を図1乃至図4を参照して説明する。この例は、
ランプハウジングとリフレクタとが一体型のフォグラン
プに使用した例について説明する。図中、図5乃至図8
と同符号は同一のものを示す。
【0016】この実施形態における本発明の車両用灯具
は、バルブセット面15に、係合爪43が線接触するビ
ード6が一体に突設されている。このビード6は、正面
から見て円環状形状の一部をなし、かつ、断面三角形を
なすものである。このビード6の表面及びバルブセット
面15には、反射面50と一体の表面処理部が、反射面
50と同時に施されている。
【0017】この実施形態における本発明の車両用灯具
は、上記の如く構成からなるものであるから、光源バル
ブ4の着脱の際に、係合爪43がビード6の稜線60に
線接触するものである。そして、ビード6の稜線60に
おいては、反射面50と一体の表面処理部が薄く均一に
かつ密着して施されるので、係合爪43の線接触による
剥がれに対して強い。
【0018】たとえ、ビード6の稜線60における表面
処理部が剥がれたとしても、その表面処理部の剥がれ
は、ビード6の稜線60だけで、微細で微小でありかつ
微量であるから、目立ち難く、見栄え上問題がない。
【0019】しかも、バルブセット面15及びビード6
において、反射面50と一体の表面処理部を、反射面5
0と同時に施すことができるので、コストが安く、見栄
えが良い。
【0020】特に、レンズ2が素通しの場合において
も、また、ランプハウジング1の内面のうち、反射面5
0以外の部分に、着色を施した場合においても、本来な
らば、大きくかつ大量の剥がれが目立つのであるが、本
発明においては、微細で微小でありかつ微量である剥が
れが目立ち難く見栄え上問題がない。
【0021】上述のビード6は、正面から見て円環状の
一部をなし、かつ、断面三角形をなして、係合爪43が
ビード6の稜線60において、線接触するものである
が、このビード以外に、例えば、錐形をなし、係合爪4
3が点接触するものであっても良い。
【0022】なお、上述の実施形態においては、フォグ
ランプについて説明したが、本発明の車両用灯具は、フ
ォグランプ以外のランプ、例えば、ヘッドランプ等にも
適用できる。また、上述の実施形態において、リフレク
タと一体型のランプハウジング1であるが、本発明の車
両用灯具は、リフレクタとランプハウジングとが別体の
ものにも適用できる。さらに、上述の実施形態におい
て、レンズ2が素通しであり、配光パターンの制御が反
射面50で行うものであるが、本発明の車両用灯具は、
その他の灯具にも適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具は、ビードの稜線や頂点においては反射面と一体
の表面処理部が薄く均一にかつ密着して施されるので、
係合爪の線接触や点接触による剥がれに対して強い。た
とえ、ビードの稜線や頂点における表面処理部が剥がれ
たとしても、その表面処理部の剥がれは微細で微小であ
りかつ微量であるから、目立ち難く、見栄え上問題がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用灯具の一実施形態を示した縦断
面図である。
【図2】図1におけるII部の拡大断面図である。
【図3】光源バルブを取り付ける前の図1におけるII
I矢視図である。
【図4】同じく、光源バルブを取り付けた後の図1にお
けるIII矢視図である。
【図5】従来の車両用灯具の縦断面図である。
【図6】光源バルブを取り付ける前の図5におけるVI
矢視図である。
【図7】同じく、光源バルブを取り付けた後の図5にお
けるVI矢視図である。
【図8】(A)は図7におけるVIII矢視図、(B)
は同じく係合爪の変形例を示した図7におけるVIII
矢視図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、10…前面開口部、11…段
部、12…凹部、13…透孔、14…段凹部、15…バ
ルブセット面、16…シール材、17…リム、18…挿
通溝、19…ストッパー、2…レンズ、3…灯室、4…
光源バルブ、40…フィラメント、41…バルブ、42
…バルブホルダ、43…係合爪、44…当接部、45…
パッキン、50…反射面、6…ビード、60…稜線、Z
−Z…光軸。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジング及びレンズにより灯室
    が画成され、前記灯室内には光源バルブとリフレクタと
    がそれぞれ配置されており、前記光源バルブには係合爪
    と当接部とがそれぞれ設けられており、前記リフレクタ
    には前記光源バルブからの光を前記レンズ側に反射させ
    る反射面が設けられていると共に透孔が開設されてお
    り、前記リフレクタの透孔の周縁のうち前記反射面側の
    面であって前記係合爪が係合するバルブセット面には前
    記反射面と一体の表面処理部が施されており、前記透孔
    の周縁に前記係合爪と前記当接部とが係合当接挟持する
    ことにより、前記光源バルブが前記リフレクタに取り付
    けられている車両用灯具において、 前記バルブセット面には、前記係合爪が線接触若しくは
    点接触するビードが設けられている、ことを特徴とする
    車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記レンズは素通しであり、配光パター
    ンの制御は前記リフレクタの反射面で行う、ことを特徴
    とする請求項1に記載の車両用灯具。
JP2000006346A 2000-01-12 2000-01-12 車両用灯具 Pending JP2001195908A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100414776C (zh) * 2005-01-25 2008-08-27 市光工业株式会社 车辆用灯具及车辆用灯具的端子的制造方法
KR100970879B1 (ko) 2002-01-02 2010-07-16 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 장착이 단순한 헤드라이트
JP2019066626A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 日亜化学工業株式会社 光源装置、光学エンジン及びプロジェクタ

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