JP2000311508A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2000311508A
JP2000311508A JP11118599A JP11859999A JP2000311508A JP 2000311508 A JP2000311508 A JP 2000311508A JP 11118599 A JP11118599 A JP 11118599A JP 11859999 A JP11859999 A JP 11859999A JP 2000311508 A JP2000311508 A JP 2000311508A
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JP
Japan
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colored
light
color
lens
lamp
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JP11118599A
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English (en)
Inventor
Kiyoji Fujiki
潔爾 藤木
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号灯の誤認防止。部品点数、コストの低
減。 【解決手段】 着色レンズ2の内面には、光透過性であ
りかつピンク色の着色レンズ2を透過することによりア
ンバー色の光L3が得られるグリーン色である着色部6
が、施されている。この結果、太陽光等の強い光L4が
着色レンズ2及び着色部6を経る際に、アンバー色に着
色されるので、アンバー色の光が反射面11に反映さ
れ、また、反射面11で反射されて再び着色レンズ2及
び着色部6を経てアンバー色に着色されて外部に照射さ
れる。このために、太陽光等の強い光L4がどの角度か
らも灯室内に入ったとしてもピンク色の光が出ないの
で、機能色が失われるのを防止して信号灯の誤認を防止
できる。その上、着色キャップが不要となり、その分、
部品点数やコストの低減化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ターンシ
グナルランプであって、点灯時における外部照射光の機
能色(例えば、アンバー色)と、非点灯時における着色
レンズの色(例えば、ピンク色乃至スモークピンク色、
以下、単にピンク色と称する)とが異なる車両用灯具に
係り、特に、点灯時において機能色が薄れることがな
く、また、非点灯時において機能色以外の色の疑似点灯
の虞がなく、この結果、機能色が失われるのを防止して
信号灯の誤認を防止でき、また、部品点数やコストの低
減化が図られる車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、この種の車両用灯具を図2を参照
して説明する。この例は、ターンシグナルランプについ
て説明する。
【0003】図において、Tはターンシグナルランプで
ある。このターンシグナルランプTは、ランプハウジン
グ1及び着色レンズ2により灯室3が画成されている。
前記ランプハウジング1は、前面側に開口部10が設け
られている。このランプハウジング1の内面11は、光
軸Z−Zを回転軸とする回転放物面をなす反射面であっ
て、例えばアルミ蒸着膜やアルミ塗装膜等の表面処理
(下地加工)が施されている。一方、前記着色レンズ2
は、この例ではピンク色に着色されており、また、この
着色レンズ2の内面には、プリズム素子群20が設けら
れている。このプリズム素子群20は、例えば、縦凸円
柱形状のプリズム素子群(所謂縦シリンドリカルプリズ
ム素子群)、横凸円柱形状のプリズム素子群(所謂横シ
リンドリカルプリズム素子群)、凸球形状のプリズム素
子群(所謂魚眼プリズム素子群)等がある。なお、この
プリズム素子群20は、着色レンズ2の内面の他に、外
面又は内外両面に設けても良い。また、この着色レンズ
2にプリズム素子群20を設けずに素通しの着色レンズ
であっても良い。この場合、ランプハウジング1の内面
の反射面11は、配光パターンを制御する自由曲面とす
る。
【0004】上述のランプハウジング1に上述の着色レ
ンズ2を固定して、ランプハウジング1の開口部10を
着色レンズ2により覆うことにより、上述の灯室3が画
成されることとなる。この灯室3内には、光源バルブ4
及び着色キャップ5がそれぞれ配置されている。前記光
源バルブ4は、前記ランプハウジング1の透孔12の縁
にソケット40等を介して着脱可能に取り付けられてい
る。一方、前記着色キャップ5は、例えば、グリーン色
に着色されており、一端が閉塞され、かつ、他端が開口
されたキャップ形状をなす。この着色キャップ5の開口
端部がランプハウジング1の透孔12の縁に固定されて
おり、かつ、この着色キャップ5により光源バルブ4が
覆われている。
【0005】次に、上述のように構成されたターンシグ
ナルランプTの作用について説明する。まず、光源バル
ブ4を点灯する。すると、その光源バルブ4からの白色
光L1、がグリーン色の着色キャップ5を経てグリーン
色に着色され、そのグリーン色の光L2がランプハウジ
ング1の内面の反射面11で反射され、そのグリーン色
の反射光L2′がピンク色の着色レンズ2を経て、光の
加色作用により、所定の機能色、この例ではアンバー色
の光L3で、外部に所定の配光パターンで照射される。
また、光源バルブ4を消灯した状態で、外部からターン
シグナルランプT側を見ると、着色レンズ2がピンク色
を呈する。このように、上述のターンシグナルランプT
においては、点灯時における外部照射光のアンバー色の
機能色と、非点灯時におけるピンク色の着色レンズの色
とが異なり、点灯時と非点灯時との間に動的変化が得ら
れる等の効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用灯具は、灯室3内において、光源バルブ4を着
色キャップ5で、ただ単に、覆ったものであるから、太
陽光や後続車からの光等の強い光L4がピンク色の着色
レンズ2を経る際にピンク色に着色され、そのピンク色
に着色された光がランプハウジング1の内面(回転放物
面の反射面)11に反映される。また、上述のピンク色
に着色された光がランプハウジング1の内面11で反射
されて再び着色レンズ2を経てピンク色に着色されて外
部に出射される。このために、光源バルブ4の点灯時に
おいては、ピンク色の光の反映や出射により、アンバー
色の機能色が薄れることとなる。また、光源バルブ4の
非点灯時においては、ピンク色の光の反映や出射によ
り、アンバー色の機能色以外のピンク色の疑似点灯の虞
がある。この結果、機能色が失われて信号灯の誤認の可
能性がある等の課題がある。また、上述の従来の車両用
灯具は、ピンク色の着色レンズ2とグリーン色の着色キ
ャップ5とにより、アンバー色の機能色が得られるもの
であるから、着色レンズ2と着色キャップ5とが必要と
なるので、その分、部品点数が増し、その結果、成形、
組立、材料費等のコストアップの要因が多い。
【0007】本発明の目的は、点灯時において機能色が
薄れることがなく、また、非点灯時において機能色以外
の色の疑似点灯の虞がなく、この結果、機能色が失われ
るのを防止して信号灯の誤認を防止でき、また、部品点
数やコストの低減化が図られる車両用灯具を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、着色レンズの内面に、光透過性であり
かつ着色レンズを透過することにより所定の機能色の光
が得られる色である着色部の着色処理が、施されている
ことを特徴とする。
【0009】この結果、本発明の車両用灯具は、上記の
構成により、太陽光や後続車からの光等の強い光が着色
レンズ及び着色部を経る際に、機能色に着色されるの
で、この機能色に着色された光がランプハウジングの内
面に反映され、また、そのランプハウジングの内面で反
射されて再び着色レンズ及び着色部を経て機能色に着色
されて外部に照射される。このために、太陽光や後続車
からの光等の強い光がどの角度からも灯室内に入ったと
してもピンク色の光が出ないので、光源バルブの点灯時
においては、上述の機能色の反映や出射光により、機能
色が薄れることがない。また、光源バルブの非点灯時に
おいては、上述の機能色の反映や出射光により、機能色
以外の色の疑似点灯の虞がない。この結果、機能色が失
われるのを防止して信号灯の誤認を防止できる。その
上、着色キャップが不要となり、その分、部品点数やコ
ストの低減化が図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の一実
施形態を図1を参照して説明する。この例は、ターンシ
グナルランプについて説明する。図中、図2と同符号は
同一のものを示す。
【0011】この実施形態の本発明の車両用灯具におい
て、着色レンズ2の内面には、光透過性でありかつ着色
キャップ5とほぼ同色のグリーン色である着色部6の着
色処理が施されている。この着色部6は、スキン成形で
形成されたものである。すなわち、一次成形でグリーン
色の着色部6をスキン成形し、二次成形でグリーン色の
着色部6の一面(外面)にピンク色の着色レンズ2を成
形してなるものである。
【0012】この実施形態における本発明の車両用灯具
は、上記の如き構成からなるものであるから、図1に示
すように、太陽光や後続車からの光等の強い光L4がピ
ンク色の着色レンズ2及びグリーン色の着色部6を経る
際に、アンバー色の機能色に着色されるので、この機能
色に着色された光がランプハウジングの内面に反映さ
れ、また、そのランプハウジングの内面で反射されて再
び着色レンズ及び着色部を経て機能色に着色されて外部
に照射される。このために、太陽光や後続車からの光等
の強い光L4がどの角度からも灯室3内に入ったとして
もピンク色の光が出ないので、光源バルブ4の点灯時に
おいては、上述のアンバー色の機能色の反映や出射光に
より、アンバー色の機能色が薄れることがない。また、
光源バルブ4の非点灯時においては、上述のアンバー色
の機能色の反映や出射光により、アンバー色の機能色以
外の色の疑似点灯の虞がない。この結果、アンバー色の
機能色が失われるのを防止して信号灯の誤認を防止でき
る。その上、着色キャップが不要となり、その分、部品
点数やコストの低減化が図られる。
【0013】なお、上述の実施形態においては、ターン
シグナルランプTについて説明したが、本発明の車両用
灯具はその他の車両用灯具、すなわち、着色レンズ及び
着色部により所定の機能色が得られ、しかも、その機能
色と、非点灯時における着色レンズの色とが異なる車両
用灯具にも適用できる。
【0014】また、上述の実施形態において、着色部6
はスキン形成により得られたものであるが、本発明の車
両用灯具はその他の手段により着色部が得られる。例え
ば、着色レンズ2の内面に、透明でかつグリーン色に着
色化されたトップコート着色塗膜を施して着色部が得ら
れる。このトップコート着色塗膜は、例えば、カラーク
リヤー塗膜であって、1液アクリル系のもの、又は2液
ウレタン系のものからなる。すなわち、このトップコー
ト着色塗膜は、耐熱性や耐候性に優れたアクリル樹脂や
ポリオール樹脂等からなるワニスに、着色剤として有機
顔料(例えば、緑色はハロゲン化銅フタロシアニングリ
ーン等である)や無機顔料を用いて、粘り込み分散させ
着色化することにより得られる。このトップコート着色
塗膜は、透明性が高いので、着色レンズ2の内面に塗布
しても、着色レンズ2の光透過性を損なうことがない。
また、着色した色調濃度との兼ね合いで3〜25μm程
度の膜厚の範囲で上述のトップコート着色塗膜を施すも
のである。
【0015】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具は、着色レンズの内面に、光透過性でありかつ着
色レンズを透過することにより所定の機能色の光が得ら
れる色である着色部の着色処理が、施されているもので
あるから、太陽光や後続車からの光等の強い光が着色レ
ンズ及び着色部を経る際に、機能色に着色されるので、
この機能色に着色された光がランプハウジングの内面に
反映され、また、そのランプハウジングの内面で反射さ
れて再び着色レンズ及び着色部を経て機能色に着色され
て外部に照射される。このために、太陽光や後続車から
の光等の強い光がどの角度からも灯室内に入ったとして
もピンク色の光が出ないので、光源バルブの点灯時にお
いては、上述の機能色の反映や出射光により、機能色が
薄れることがない。また、光源バルブの非点灯時におい
ては、上述の機能色の反映や出射光により、機能色以外
の色の疑似点灯の虞がない。この結果、機能色が失われ
るのを防止して信号灯の誤認を防止できる。その上、着
色キャップが不要となり、その分、部品点数やコストの
低減化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用灯具の一実施形態を示したター
ンシグナルランプの縦断面図である。
【図2】従来の車両用灯具のターンシグナルランプの縦
断面図である。
【符号の説明】 1…ランプハウジング、10…開口部、11…内面(回
転放物面の反射面)、12…透孔、2…着色レンズ、2
0…プリズム素子群、3…灯室、4…光源バルブ、40
…ソケット、6…着色部、T…ターンシグナルランプ、
L1…光源バルブ部からの光、L1′…ランプハウジン
グの内面の反射面での反射光、L3…アンバー色の出射
光、L4太陽光等の強い光。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジング及び着色レンズにより
    灯室が画成されており、前記灯室内には光源バルブが配
    置されており、前記光源バルブを点灯することにより、
    前記光源バルブからの光が前記着色レンズを経て、所定
    の機能色で、外部に照射される車両用灯具において、 前記着色レンズの内面には、光透過性でありかつ前記着
    色レンズを透過することにより所定の機能色の光が得ら
    れる色である着色部の着色処理が施されている、 ことを特徴とする車両用灯具。
JP11118599A 1999-04-26 1999-04-26 車両用灯具 Abandoned JP2000311508A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104896406A (zh) * 2015-02-12 2015-09-09 重庆工商职业学院 一种汽车照明装置
JP2015532502A (ja) * 2012-09-26 2015-11-09 ヴァレオ ビジョンValeo Vision レンズと光源を備えた車両用の照明装置および/または信号装置

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