JP2001195821A - 再生速度誤差補正装置 - Google Patents

再生速度誤差補正装置

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JP2001195821A
JP2001195821A JP2000006153A JP2000006153A JP2001195821A JP 2001195821 A JP2001195821 A JP 2001195821A JP 2000006153 A JP2000006153 A JP 2000006153A JP 2000006153 A JP2000006153 A JP 2000006153A JP 2001195821 A JP2001195821 A JP 2001195821A
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Inventor
Koichi Ikeuchi
孝一 池内
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的のデータがメモリに記憶されているとき
にはメモリのオーバーフロー、及びアンダーフローが発
生しない再生速度誤差補正装置を提供する。 【解決手段】 現在アドレスが目的アドレスの直前とな
ったときに、記憶手段の書き込みアドレス、及び読み出
しアドレスのアドレス差が記憶手段の容量の2分の1と
なるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク等の線速度一定で情報が記録されるディスク状記録媒
体を再生するディスク再生装置において、ディスクの回
転速度と情報の再生速度の誤差を補正する再生速度誤差
補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理の高速化に伴い、ディス
ク再生装置においても情報の読み出し速度を高速化する
必要が生じており、この情報の読み出し速度を高速化す
る手法の一つとして、通常、ディスクの回転速度を高速
化するという手法が取られている。しかし、線速度一定
のディスクの回転速度を高速化する場合には、ディスク
の回転数の変動幅が大きくなるために、ディスクの回転
速度を制御することが困難となる。そこで、ディスクの
回転速度に誤差が発生した場合においても情報を正確に
読み出すことのできる再生速度誤差補正装置が必要とさ
れている。
【0003】以下に従来の再生速度誤差補正装置につい
て説明する。図3は、従来の再生速度補正装置のブロッ
ク図である。図において、1は線速度一定で記録信号2
0が記録されているディスク、2はディスク1を回転さ
せるモータ、3はディスク1に記録されている記録信号
20を読み取る読み取り手段、4は電圧制御発振器(V
CO)(図示せず)と、位相比較器(図示せず)とを有
し、読み取り手段3が読み取った記録信号20に基づい
て再生クロック21を抽出するクロック抽出手段である
位相同期回路(PLL回路)、5は読み取り手段3が読
み取った記録信号20から再生データ22と、該再生デ
ータに対応するアドレスとを復号する信号処理手段、6
は再生データ22を記憶するメモリ、7はメモリ6のラ
イトアドレス、及びリードアドレスを制御するメモリ制
御手段、8は基準クロック24を発生する基準クロック
発振回路、9はモータ2の回転数を制御する回転制御手
段である。
【0004】メモリ制御手段7は、再生データ22を書
き込むアドレスを指定するライトアドレス発生回路(図
示せず)と、出力データ23を読み出すアドレスを指定
するリードアドレス発生回路(図示せず)と、ライトア
ドレス発生回路、及びリードアドレス発生回路をリセッ
トするアドレスリセット回路(図示せず)とを有してい
る。
【0005】ライトアドレス発生回路は、再生クロック
21を分周した信号によりインクリメントされるカウン
タであり、リードアドレス発生回路は、発振回路8が発
生させる基準クロック24を分周した信号によりインク
リメントされるカウンタである。そして、ライトアドレ
ス発生回路、及びリードアドレス発生回路の初期状態
は、ライトアドレスと、リードアドレスとのアドレス差
が、メモリ6の容量の2分の1となるように設定されて
いる。
【0006】アドレスリセット回路は、ライトアドレ
ス、及びリードアドレスを監視し、リードアドレスと、
ライトアドレスとが等しくなった場合に、リードアドレ
ス、及びライトアドレスのうち、一方または両方をリセ
ットし、リードアドレスと、ライトアドレスとのアドレ
ス差がメモリ6の容量の2分の1となるようにする回路
である。つまり、メモリ6への再生データ22の書き込
みが、出力データ23の読み出しよりも速く行なわれる
ことで生じるオーバーフロー、及び書き込みよりも読み
出しが速く行なわれることで生じるアンダーフローを検
出して、オーバーフロー、及びアンダーフローの両方に
対して最大のマージンを持つようにアドレスの再設定を
行なう回路である。アドレスリセット回路が働くと、そ
の時点でメモリ6に記憶されているデータは破壊され
る。
【0007】以下に従来の速度誤差補正装置の動作につ
いて説明する。まず読み取り手段3は、所望の記録信号
20が記録されている,ディスク1のトラック上へ移動
し、この記録信号20を読み出し、PLL回路4と信号
処理手段5とに出力する。次に、PLL回路4は、記録
信号20の位相と、VCOの発振クロックの位相とを比
較して、記録信号20に同期した再生クロック21を生
成し、これを出力する。
【0008】図4は、記録信号20と、再生クロック2
1とのタイミングチャートであり、記録信号20の変化
点に再生クロック21の立ち上がりが同期している。信
号処理手段5は、再生クロック21に基づいて記録信号
20の信号反転期間を計測することにより記録信号20
を判別する。その後、データの復号、及びエラー訂正を
行い、最終的に再生データ22を出力する。
【0009】信号処理手段5より出力された再生データ
22は、メモリ制御手段7内のライトアドレス発生回路
が発生させたライトアドレスの変化に同期してメモリ6
に書き込まれ、その後、メモリ制御手段7内のリードア
ドレス発生回路が発生させたリードアドレスの変化に同
期して出力データ23として出力される。これにより、
出力データ23は基準クロック24に同期する。
【0010】図5は、ディスク1の正規の回転速度に対
する速度誤差30と、メモリ6に蓄えられているデータ
量31との関係を示した従来の再生速度誤差補正装置の
タイミングチャートである。
【0011】図において、メモリ6内のデータ量31
は、ディスク1の回転が早くなれば増え、遅くなれば減
るため、速度誤差30を積分した形になっている。時間
t1までは、ディスク1の速度誤差30は、メモリ6内
のデータ量31の増減によって吸収され、データの出力
は正しく行なわれている。しかし、時間t1の時点で、
メモリ6が速度誤差30を吸収しきれなくなり、オーバ
ーフローが発生している。このためメモリ制御手段7内
のアドレスリセット回路が働き、メモリ6のライトアド
レス、及びリードアドレスを変更することによってデー
タ量を見かけ上、記憶容量の2分の1にし、以後の速度
誤差の変動マージンが最大となるようにしている。
【0012】そして、回転制御手段9は、メモリ制御手
段7より出力されるライトアドレスと、リードアドレス
とのアドレス差を速度誤差信号として使用し、メモリ6
への書き込みと読み出しのタイミング差を位相誤差信号
として使用することにより制御信号12を出力し、モー
タ2を制御する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
従来の再生速度誤差補正装置は、目的のデータがメモリ
に記憶されているときにメモリのオーバーフロー、また
はアンダーフローが発生する場合があり、この場合には
目的のデータは破壊され読み出すことができないという
問題があった。本発明は、上記従来のような課題を解決
するためになされたもので、目的のデータがメモリに記
憶されているときにはメモリのオーバーフロー、及びア
ンダーフローが発生しない再生速度誤差補正装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
再生速度誤差補正装置は、円周状又は螺旋状のトラック
を有し、線速度一定で記録信号が記録された情報記録媒
体と、上記情報記録媒体から上記記録信号を読み取る信
号読み取り手段と、上記記録信号に同期した再生クロッ
クを抽出するクロック抽出手段と、上記再生クロックに
基づいて、上記記録信号から記録情報、及び該記録信号
の上記情報記録媒体上のアドレスである現在アドレスを
再生する信号処理手段と、上記記録情報を一時的に蓄積
する記憶手段と、上記記録情報を上記記憶手段から読み
出す速度の基準となる基準クロックを発生させる基準ク
ロック発生手段と、上記再生クロック、及び上記基準ク
ロックに基づいて、上記記憶手段の書き込みアドレス、
及び読み出しアドレスを制御する記憶制御手段と、所望
の記録情報に対応する記録信号の上記情報記録媒体上の
アドレスである目的アドレスを出力するシステム制御手
段と、上記現在アドレスと上記目的アドレスとのアドレ
ス差を検出し、該検出したアドレス差に基づいて、上記
記憶制御手段を初期化する初期化手段とを備えたもので
ある。
【0015】本発明の請求項2に係る再生速度誤差補正
装置は、請求項1に記載の再生速度誤差補正装置におい
て、上記初期化手段が、上記書き込みアドレスと上記読
み出しアドレスとのアドレス差が上記記憶手段の容量の
略2分の1になるように、上記記憶制御手段を初期化す
るものとしたものである。
【0016】本発明の請求項3に係る再生速度誤差補正
装置は、請求項1または2に記載の再生速度誤差補正装
置において、上記初期化手段が、上記現在アドレスが上
記目的アドレスの1番地前になった場合に、上記記憶制
御手段を初期化するものとしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1
【0018】以下に、本発明の実施の形態1に係る再生
速度誤差補正装置について、図1、及び図2を参照しな
がら説明する。図1は、本発明の実施の形態1による再
生速度誤差補正装置のブロック図である。
【0019】図において、1は線速度一定で記録信号2
0が記録されているディスク、2はディスク1を回転さ
せるモータ、3はディスク1に記録されている記録信号
20を読み取る読み取り手段、4は電圧制御発振器(V
CO)(図示せず)と、位相比較器(図示せず)とを有
し、読み取り手段3が読み取った記録信号20に基づい
て再生クロック21を抽出するクロック抽出手段である
位相同期回路(PLL回路)、5は読み取り手段3が読
み取った記録信号20から再生データ22と、当該記録
信号20のディスク1上のアドレスである現在アドレス
25とを再生する信号処理手段、6は再生データ22を
記憶するメモリ、7はメモリ6のライトアドレス、及び
リードアドレスを制御するメモリ制御手段、8は基準ク
ロック24を発生させる基準クロック発振手段(発振回
路)、9は制御信号12を出力しモータ2の回転数を制
御する回転制御手段、10は目的のデータに対応する記
録信号20のディスク1上のアドレスである目的アドレ
ス26を出力するシステム制御手段であり、11は信号
処理手段5からの現在アドレス25とシステム制御手段
10からの目的アドレス26とから初期化信号27を出
力する初期化手段である。
【0020】メモリ制御手段7は、再生データ22を書
き込むアドレスを指定するライトアドレス発生回路(図
示せず)と、出力データ23を読み出すアドレスを指定
するリードアドレス発生回路(図示せず)と、ライトア
ドレス発生回路、及びリードアドレス発生回路をリセッ
トするアドレスリセット回路(図示せず)とを有してい
る。
【0021】ライトアドレス発生回路は、再生クロック
21を分周した信号によりインクリメントされるカウン
タであり、リードアドレス発生回路は、発振回路8が発
生させる基準クロック24を分周した信号によりインク
リメントされるカウンタである。そして、ライトアドレ
ス発生回路、及びリードアドレス発生回路の初期状態
は、ライトアドレスと、リードアドレスとのアドレス差
が、メモリ6の容量の2分の1となるように設定されて
いる。
【0022】また、アドレスリセット回路は、初期化手
段11が初期化信号27を出力すると、リードアドレ
ス、及びライトアドレスのうち、一方または両方をリセ
ットし、リードアドレスと、ライトアドレスとのアドレ
ス差がメモリ6の容量の2分の1となるようにする回路
である。アドレスリセット回路が働くと、その時点でメ
モリ6に記憶されているデータは破壊される。
【0023】以下に本実施の形態1に係る再生速度誤差
補正装置の動作について説明する。まず、読み取り手段
3は、所望の記録信号20が記録されている,ディスク
1のトラック上へ移動し、この記録信号20を読み出
し、PLL回路4と信号処理手段5とに出力する。
【0024】次に、PLL回路4は、記録信号20の位
相と、VCOの発振クロックの位相とを比較して、記録
信号20に同期した再生クロック21を生成し、これを
出力する。
【0025】信号処理手段5は、再生クロック21に基
づいて記録信号20の信号反転期間を計測することによ
り記録信号20を判別する。その後、記録信号20から
再生データ22を復号すると共に、記録信号20からデ
ィスクに記録されているアドレスの復号を行ない、再生
データ22と、再生データ22に対応する現在アドレス
25とを出力する。一方、システム制御手段10は、デ
ィスク再生装置に対する要求に基づいて、目的のデータ
に対応する目的アドレス26を出力する。
【0026】現在アドレス25、及び目的アドレス26
は初期化手段11に入力される。初期化手段11は、現
在アドレス25と目的アドレス26とのアドレス差を検
出し、該アドレス差により、目的の再生データ22がメ
モリ6に書き込まれる直前に、メモリ制御手段7に対し
て初期化信号27を出力する。この初期化信号27によ
り、メモリ制御手段7内のアドレスリセット回路が働
き、メモリ制御手段7のメモリ6に対するライトアドレ
ス、及びリードアドレスは初期化される。
【0027】再生データ22は、メモリ制御手段7内の
ライトアドレス発生回路が発生させたライトアドレスの
変化に同期してメモリ6に書き込まれ、その後、メモリ
制御手段7内のリードアドレス発生回路が発生させたリ
ードアドレスの変化に同期して出力データ23として出
力される。これにより、出力データ23は基準クロック
24に同期する。
【0028】回転制御手段9は、メモリ制御手段7より
出力されるライトアドレスと、リードアドレスとのアド
レス差を速度誤差信号として使用し、メモリ6への書き
込みと読み出しのタイミング差を位相誤差信号として使
用することにより制御信号12を出力し、モータ2を制
御する。
【0029】図2は、ディスク1の回転が正規の回転数
よりも遅い場合における従来(図2(a))、及び本発
明の実施の形態1(図1(b))による再生速度誤差補
正装置のタイミングチャートである。
【0030】図において、25は現在アドレス、27は
初期化信号、32は本実施の形態1による再生速度誤差
補正装置の動作における、メモリ6に蓄積されているデ
ータ量、33は従来の再生速度誤差補正装置の動作にお
ける、メモリ6に蓄積されているデータ量である。
【0031】図2(a)に示すように、従来の再生速度
誤差補正装置においては、ディスク1の回転が遅い場
合、再生データ22がメモリ6に蓄積される速度よりも
出力データ23が出力される速度の方が速くなり、メモ
リ6のアンダーフローが発生する。
【0032】ここで目的のデータに対応する記録信号2
0がアドレスN番地に存在するとすると、従来の再生速
度誤差補正装置においては、アドレスN番地の記録信号
20を再生した再生データ22がメモリ6に記憶されて
いるときにメモリ6のアンダーフローが発生しているの
で、目的のデータの読み出しに失敗する。このため、再
度N番地の記録されているトラックを読み直す必要があ
る。
【0033】一方、図2(b)に示すように、本実施の
形態1による再生速度誤差補正装置においては、目的ア
ドレスN番地と現在アドレスを比較することにより、現
在アドレスN−2番地の読み取りが完了した時点で、初
期化手段11がアドレス差“2”を検出し、メモリ制御
手段7へ初期化信号27を出力している。このため目的
アドレスN番地の直前にあるN−1番地のデータは破壊
されるが、目的のN番地のデータは正確に読み出され
る。
【0034】このように、本実施の形態1による再生速
度誤差補正装置は、目的のデータがメモリに書き込まれ
る直前でメモリを初期化するようにしたので、目的のデ
ータがメモリに記憶されているときにはメモリのオーバ
ーフロー、及びアンダーフローが発生しなくなり、確実
に目的のデータを読み出すことができる。なお、本実施
の形態1では、ディスクの回転数が正規の回転数よりも
遅い場合について説明したが、ディスクの回転数が正規
の回転数よりも速い場合においても同様に、目的のデー
タを確実に読み出すことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
再生速度誤差補正装置によれば、円周状又は螺旋状のト
ラックを有し、線速度一定で記録信号が記録された情報
記録媒体と、上記情報記録媒体から上記記録信号を読み
取る信号読み取り手段と、上記記録信号に同期した再生
クロックを抽出するクロック抽出手段と、上記再生クロ
ックに基づいて、上記記録信号から記録情報、及び該記
録信号の上記情報記録媒体上のアドレスである現在アド
レスを再生する信号処理手段と、上記記録情報を一時的
に蓄積する記憶手段と、上記記録情報を上記記憶手段か
ら読み出す速度の基準となる基準クロックを発生させる
基準クロック発生手段と、上記再生クロック、及び上記
基準クロックに基づいて、上記記憶手段の書き込みアド
レス、及び読み出しアドレスを制御する記憶制御手段
と、所望の記録情報に対応する記録信号の上記情報記録
媒体上のアドレスである目的アドレスを出力するシステ
ム制御手段と、上記現在アドレスと上記目的アドレスと
のアドレス差を検出し、該検出したアドレス差に基づい
て、上記記憶制御手段を初期化する初期化手段とを備え
たので、所望の記録情報が記憶手段に蓄積されていると
きには記憶手段のオーバーフロー、及びアンダーフロー
が発生しなくなり、確実に所望の記録情報を読み出すこ
とができるという効果がある。
【0036】本発明の請求項2に係る再生速度誤差補正
装置によれば、請求項1に記載の再生速度誤差補正装置
において、上記初期化手段が、上記書き込みアドレスと
上記読み出しアドレスとのアドレス差が上記記憶手段の
容量の略2分の1になるように、上記記憶制御手段を初
期化するものとしたので、所望の記録情報が記憶手段に
蓄積されているときには記憶手段のオーバーフロー、及
びアンダーフローが発生しなくなり、確実に所望の記録
情報を読み出すことができるという効果がある。
【0037】本発明の請求項3に係る再生速度誤差補正
装置によれば、請求項1または2に記載の再生速度誤差
補正装置において、上記初期化手段が、上記現在アドレ
スが上記目的アドレスの1番地前になった場合に、上記
記憶制御手段を初期化するものとしたので、所望の記録
情報が記憶手段に蓄積されているときには記憶手段のオ
ーバーフロー、及びアンダーフローが発生しなくなり、
確実に所望の記録情報を読み出すことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による再生速度誤差補正
装置のブロック図である。
【図2】ディスク1の回転が正規の回転数よりも遅い場
合における、従来(図2(a))、及び本発明の実施の
形態1(図1(b))による再生速度誤差補正装置のタ
イミングチャートである。
【図3】従来の再生速度誤差補正装置のブロック図であ
る。
【図4】従来の再生速度誤差補正装置における、記録信
号20と、再生クロック21とのタイミングチャートで
ある。
【図5】ディスク1の正規の回転速度に対する速度誤差
30と、メモリ6に蓄えられているデータ量31との関
係を示した従来の再生速度誤差補正装置のタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ディスク 2 モーター 3 読み取り手段 4 クロック抽出手段(PLL回路) 5 信号処理手段 6 メモリ 7 メモリ制御手段 8 発生手段(発振回路) 9 回転制御手段 10 システム制御手段 11 初期化手段 12 制御信号 20 記録信号 21 再生クロック 22 再生データ 23 出力データ 24 基準クロック 25 現在アドレス 26 目的アドレス 27 初期化信号 30 速度誤差 31 メモリー6内のデータ量 32 本実施の形態1による再生速度誤差装置のメモリ
6に蓄積されているデータ量 33 従来の再生速度誤差補正装置のメモリ6に蓄積さ
れているデータ量

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周状又は螺旋状のトラックを有し、線
    速度一定で記録信号が記録された情報記録媒体と、 上記情報記録媒体から上記記録信号を読み取る信号読み
    取り手段と、 上記記録信号に同期した再生クロックを抽出するクロッ
    ク抽出手段と、 上記再生クロックに基づいて、上記記録信号から記録情
    報、及び該記録信号の上記情報記録媒体上のアドレスで
    ある現在アドレスを再生する信号処理手段と、 上記記録情報を一時的に蓄積する記憶手段と、 上記記録情報を上記記憶手段から読み出す速度の基準と
    なる基準クロックを発生させる基準クロック発生手段
    と、 上記再生クロック、及び上記基準クロックに基づいて、
    上記記憶手段の書き込みアドレス、及び読み出しアドレ
    スを制御する記憶制御手段と、 所望の記録情報に対応する記録信号の上記情報記録媒体
    上のアドレスである目的アドレスを出力するシステム制
    御手段と、 上記現在アドレスと上記目的アドレスとのアドレス差を
    検出し、該検出したアドレス差に基づいて、上記記憶制
    御手段を初期化する初期化手段とを備えたことを特徴と
    する再生速度誤差補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の再生速度誤差補正装置
    において、 上記初期化手段は、上記書き込みアドレスと上記読み出
    しアドレスとのアドレス差が上記記憶手段の容量の略2
    分の1になるように、上記記憶制御手段を初期化するこ
    とを特徴とする再生速度誤差補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の再生速度誤差
    補正装置において、 上記初期化手段は、上記現在アドレスが上記目的アドレ
    スの1番地前になった場合に、上記記憶制御手段を初期
    化することを特徴とする再生速度誤差補正装置。
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JP2006303962A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Canon Inc データ処理装置装置およびデータ処理方法

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