JP2001195468A - ワークフローシステム及びワークフロー処理方法並びにこれらに用いる記録媒体 - Google Patents

ワークフローシステム及びワークフロー処理方法並びにこれらに用いる記録媒体

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JP2001195468A
JP2001195468A JP2000003045A JP2000003045A JP2001195468A JP 2001195468 A JP2001195468 A JP 2001195468A JP 2000003045 A JP2000003045 A JP 2000003045A JP 2000003045 A JP2000003045 A JP 2000003045A JP 2001195468 A JP2001195468 A JP 2001195468A
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Michinori Utsunomiya
理典 宇都宮
Masafumi Kanehara
雅史 金原
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NEC Software Kobe Ltd
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NEC Corp
NEC Software Kobe Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去と現在とで組織環境が異なる職場で必要
に応じて過去のオフィス環境に遡って業務を遂行できる
ワークフローシステムを提供する。 【解決手段】 オフィス情報テーブル32b1,32b
2,…,32b(n−1)には、過去の組織環境に対応
した部署名、役職、ユーザの情報及びそのオフィスの情
報が更新された日付が格納され、オフィス情報テーブル
32bnには、現在の組織環境に対応した部署名、役職
及びユーザの情報が格納されている。そのため、人事異
動などの組織変更のために過去と現在とで組織環境が異
なる場合でも、必要に応じて過去の組織環境に基づいて
運用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、過去と現在とで
組織環境が異なる職場で用いて好適なワークフローシス
テム及びワークフロー処理方法並びにこれらに用いる記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークフローシステムとは、企業などに
おいて、さまざまな事務処理や意志決定を行う場合に用
いられる帳票や書類などを回覧及び決裁するシステムを
コンピュータ上で実現したものである。
【0003】従来のワークフローシステムは、図9に示
すように、業務(すなわち、プロセス)の経路を制御す
るサーバ装置10を有している。サーバ装置10には、
通信回線L1 ,…,Ln をそれぞれ介してクライアント
装置201 ,…,20n が接続されている。クライアン
ト装置201 ,…,20n は、それぞれ所定のプロセス
を実行するものである。
【0004】図10は、サーバ装置10の電気的構成を
示すブロック図である。このサーバ装置10は、プロセ
スの内容を定義するプロセス定義部11を有している。
プロセス定義部11には、外部記憶装置12が接続され
ている。外部記憶装置12は、プロセス定義テーブル1
2a及びオフィス情報テーブル12bを有している。プ
ロセス定義テーブル12aには、プロセスの経路を表す
プロセス定義情報S12aが格納されている。オフィス
情報テーブル12bには、職場の現在の組織環境に対応
した部署名、役職及びユーザの情報が格納されている。
プロセス定義テーブル12aには、プロセス定義情報S
12aを入力してクライアント装置201 ,…,20n
へ送出し、かつクライアント装置201 ,…,20 n
ら出力された入力情報を入力する入出力制御装置13が
接続されている。
【0005】図11は、クライアント装置201 の電気
的構成を示すブロック図である。このクライアント装置
201 は、入出力制御装置21及びプロセス実行部22
を有している。入出力制御装置21は、サーバ装置10
に対する出力情報及びサーバ装置10から送出された入
力情報を制御するものである。プロセス実行部22は、
サーバ装置10から送出された入力情報に基づいてプロ
セスを実行するものである。クライアント装置202
…,20n もクライアント装置201 と同様の構成であ
る。
【0006】このワークフローシステムでは、職場の現
在の組織環境の構成に基づいた業務処理のみが行われ
る。また、企業内で例えば人事異動などの組織変更があ
った場合、オフィス情報テーブル12bの内容が変更さ
れ、その後、変更後の組織環境で業務処理が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワークフローシステムでは、次のような問題点があ
った。近年、組織変更前の組織環境で業務処理を行うこ
とをユーザから要求されることが増加する傾向にある。
このような場合、過去の組織環境の構成に基づいた業務
処理を行うためには、ユーザによって意識的に指定され
た担当者が業務処理を行うか、又はプロセス定義テーブ
ル12aを過去の組織環境に基づいて再作成する必要が
あった。そのため、変更前の組織環境で業務処理を行う
ことは手間がかかり、企業内でその対応に追われるとい
う問題があった。
【0008】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、組織変更や人事異動などで変更のあった職場の
組織環境において、必要に応じて過去の組織環境におけ
る役職や役割に基づいた業務処理を遂行できるワークフ
ローシステムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、職場の現在の組織環境情報
を記憶する現情報記憶手段に基づいて所定の業務処理を
行うワークフローシステムに係り、前記職場の過去の組
織環境情報を記憶する旧情報記憶手段と、必要に応じて
前記現情報記憶手段又は前記旧情報記憶手段にアクセス
する情報管理手段とを設けたことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、職場の現在の組織
環境情報を記憶する現情報記憶手段に基づいて所定の業
務処理を行うワークフローシステムに係り、前記職場の
過去の組織環境が変更されたときの変更前と変更後との
差分情報を記憶する差分情報記憶手段と、必要に応じて
前記現情報記憶手段又は前記差分情報記憶手段にアクセ
スする情報管理手段とを設けたことを設けたことを特徴
としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のワークフローシステムに係り、前記組織環境は、前
記職場における複数の担当者の少なくとも役割を含むこ
とを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、職場の現在の組織
環境情報を記憶する現情報記憶手段に基づいて所定の業
務処理を行うワークフロー処理方法に係り、前記職場の
過去の組織環境情報を記憶する旧情報記憶手段を設け、
必要に応じて前記旧情報記憶手段にアクセスすることに
よって所定の業務処理を行う遡及処理を設けたことを特
徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、職場の現在の組織
環境情報を記憶する現情報記憶手段に基づいて所定の業
務処理を行うワークフロー処理方法に係り、前記職場の
過去の組織環境が変更されたときの変更前と変更後との
差分情報を記憶する差分情報記憶手段を設け、必要に応
じて前記差分情報記憶手段にアクセスすることによって
所定の業務処理を行う遡及処理を設けたことを特徴とし
ている。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載のワークフロー処理方法に係り、前記組織環境は、職
場における複数の担当者の少なくとも役割を含むことを
特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、記録媒体に係り、
コンピュータを請求項1、2又は3記載のワークフロー
システムとして機能させるためのプログラム、又はコン
ピュータを用いて請求項4、5又は6記載のワークフロ
ー処理方法を実施するためのプログラムを記録したこと
を特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。 第1の実施形態 図1は、この発明の第1の実施形態であるワークフロー
システムの電気的構成を示すブロック図である。この形
態のワークフローシステムは、同図に示すように、プロ
セス経路を制御するサーバ装置30を有している。サー
バ装置30には、例えばLAN(Local Area Network)等
の通信回線L1 ,…,Ln をそれぞれ介してクライアン
ト装置401 ,…,40n が接続されている。クライア
ント装置401 ,…,40n は、それぞれ所定のプロセ
スを実行するものである。
【0017】図2は、サーバ装置30の電気的構成を示
すブロック図である。このサーバ装置30は、同図に示
すように、プロセスの内容を定義するプロセス定義部3
1を有している。プロセス定義部31には、外部記憶装
置32が接続されている。外部記憶装置32は、プロセ
ス定義テーブル32a、旧情報記憶手段(例えば、オフ
ィス情報テーブル)32b1,32b2,…,32b
(n−1)及び現情報記憶手段(例えば、オフィス情報
テーブル)32bnを格納するものである。プロセス定
義テーブル32aは、プロセス定義部31で定義された
プロセスの内容を格納するものであり、例えば、どの部
署のどの役職の人にプロセスを送付するかなどのプロセ
スの経路を表すプロセス定義情報S32aが記載されて
いる。オフィス情報テーブル32b1,32b2,…,
32b(n−1)には、過去の組織環境に対応した部署
名、役職、ユーザの情報及びそのオフィスの情報が更新
された日付が格納されている。オフィス情報テーブル3
2bnには、現在の組織環境に対応した部署名、役職及
びユーザの情報が格納されている。プロセス定義テーブ
ル32aには、プロセス定義情報S32aを入力してク
ライアント装置401 ,…,40n へ送出し、かつクラ
イアント装置401 ,…,40 n から出力された入力情
報を入力する入出力制御装置33が接続されている。
【0018】また、オフィス情報テーブル32b1,
…,32bnには、情報管理手段(例えば、オフィス情
報管理部)34が接続されている。オフィス情報管理部
34は、与えられた日付情報S35に基づいてオフィス
情報テーブル32b1,…,32bnのうちの一つを指
定することにより、ユーザ情報S34を出力するもので
ある。オフィス情報管理部34には、経路制御部35が
接続されている。経路制御部35は、プロセス定義テー
ブル32aの内容(すなわち、入出力制御装置33から
出力されたプロセス定義情報S33)を解析して検索の
キーとなる日付情報S35を出力すると共に、オフィス
情報管理部34からユーザ情報S34を入力してクライ
アント装置401 ,…,40n へプロセスを送出するも
のである。また、サーバ装置30には、このサーバ装置
30全体を制御するための中央処理装置(以下、「CP
U」という)36及び該CPU36を動作させるための
プログラムが記録された記録媒体(例えば、リード・オ
ンリ・メモリ、以下、「ROM」という)37が設けら
れている。
【0019】図3は、クライアント装置401 の電気的
構成を示すブロック図である。このクライアント装置4
01 は、同図に示すように、入出力制御装置41及びプ
ロセス実行部42を有している。入出力制御装置41
は、サーバ装置30に対する出力情報及びサーバ装置3
0から送出された入力情報を制御するものである。プロ
セス実行部42は、サーバ装置30から送出された入力
情報に基づいてプロセスを実行するものであり、プロセ
ス定義テーブル32aに基づき、オフィス情報テーブル
32b1,…,32bnを検索するためのキーとなる日
付情報S42を設定したうえで、プロセス定義情報S4
2を経路制御部35へ送出するものである。また、クラ
イアント装置401 には、このクライアント装置401
全体を制御するためのCPU43及び該CPU43を動
作させるためのプログラムが記録された記録媒体(例え
ば、ROM)44が設けられている。クライアント装置
402 ,…,40n も、クライアント装置401 と同様
の構成である。
【0020】図4及び図5はこの形態のワークフローシ
ステムにおける処理を説明するためのフローチャート、
及び図6が外部記憶装置33の内容の一例を示す図であ
る。これらの図を参照して、図1のワークフローシステ
ムにおける処理内容を説明する。図4に示すように、プ
ロセス定義部31でプロセスが定義され、プロセス定義
テーブル32aが作成される(ステップA1)。次に、
サーバ装置30からプロセス定義情報S32aがクライ
アント装置401 へ送出され、プロセスが開始される
(ステップA2)。また、クライアント装置401 で
は、プロセス実行部42でプロセス定義情報S42に日
付情報が設定され(ステップA3)、サーバ装置30に
送信される(ステップA4)。サーバ装置30では、プ
ロセス定義情報S42がプロセス定義情報S33として
経路制御部35に入力され、この経路制御部35でプロ
セス定義情報S33が解析されて次の作業者(すなわ
ち、プロセス実行者)が存在するか否か判断される(ス
テップA5)。次の作業者が存在しない場合は動作が終
了し、存在する場合は、解析したプロセス定義情報S3
3のうちの日付情報に基づいて該当する世代のオフィス
環境が決定される。そして、次の作業者が決定され(ス
テップA6)、次の作業者のクライアント装置にプロセ
スが送信される(ステップA7)。
【0021】前記ステップA6では、図5に示すような
遡及処理が行われる。すなわち、経路制御部35でクラ
イアント装置401 から送信されたプロセス定義情報S
33が解析され、この解析結果である日付情報S35が
オフィス情報管理部34に通知される(ステップB
1)。オフィス情報管理部34では、通知された日付情
報S35に値が設定されているか否かが判断され(ステ
ップB2)、値が設定されている場合は、オフィス情報
管理部34で管理されているオフィス情報テーブル32
b1,…,32bnのうちの最も古いオフィス情報テー
ブル32b1が参照され(ステップB3)、このオフィ
ス情報テーブル32b1の更新日付が取得される(ステ
ップB4)。そして、オフィス情報管理部34では、解
析された日付(すなわち、日付情報S35)とオフィス
情報テーブル32b1の更新日付とが比較判断され(ス
テップB5)、オフィス情報テーブル32b1の更新日
付の方が古い場合は、次のオフィス情報テーブル32b
2を参照し(ステップB6)、ステップB4の処理に戻
る。
【0022】前記ステップB2で通知された日付情報S
35に値が設定されていない場合は、現在運用されてい
るオフィス情報テーブル32bnが参照され(ステップ
B7)、ステップB8へ進む。前記ステップB5でオフ
ィス情報テーブル32b1の更新日付の方が新しい場合
は、ステップB8へ進む。ステップB8では、該当する
オフィス情報テーブルが参照され、指定された条件に合
致するユーザ情報が取得される(ステップB8)。そし
て、取得されたユーザ情報が経路制御部35に返却され
る(ステップB9)。
【0023】前記ステップA6では、例えば図6に示す
外部記憶装置33の内容に基づいた処理が行われる。部
署Aでは、平成10年3月31日及び平成11年3月3
1日に人事異動が行われてオフィス情報テーブル32b
1,32b2がそれぞれ作成され、平成11年4月1日
現在、オフィス情報テーブル32b3に基づいて運用さ
れているものとする。また、プロセス定義部31では、
プロセス定義テーブル32aが定義され、プロセス経路
は“係長→課長→部長”になっている。そこで、部署A
でユーザ1が平成11年4月1日にプロセスを開始した
とする。その前提で、ユーザ1が日付情報を設定せずに
プロセスを実行した場合は、図5中のステップB2の処
理により、現在運用されているオフィス情報テーブル3
2b3が採用されるので、経路としては、“ユーザ1→
ユーザ4→ユーザ5”の順にプロセスが送信される。
【0024】また、旧年度の決裁を過去のオフィスの組
織環境で行うために、ユーザ1が日付情報を平成11年
3月30日に設定した場合、ユーザ1は、クライアント
装置401 中のプロセス実行部42でプロセス定義テー
ブル32aをサーバ装置30から取得し、また、プロセ
ス定義情報S42に「平成11年3月30日」を設定し
てサーバ装置30に送出する。サーバ装置30中の経路
制御部35では、クライアント装置401 から送出され
たプロセス定義情報S33が解析され、日付情報「平成
11年3月30日」が取得されてオフィス情報管理部3
4に送出される。(ステップB1)。オフィス情報管理
部34では、オフィス情報テーブル32b1,…,32
bnのうちの最も古いオフィス情報テーブル32b1が
参照され(ステップB3)、更新日付「平成10年3月
31日」が取得される(ステップB4)。
【0025】オフィス情報管理部34では、解析された
日付「平成11年3月30日」とオフィス情報テーブル
32b1の更新日付「平成10年3月31日」とが比較
判断される(ステップB5)。このとき、テーブル更新
日付「平成10年3月31日」の方が古いので、次のオ
フィス情報テーブル32b2が参照され(ステップB
6)、ステップB4の処理に戻る。オフィス情報管理部
34では、オフィス情報テーブル32b2が参照され
(ステップB3)、更新日付「平成11年3月31日」
が取得される(ステップB4)。テーブル更新日付の方
が新しい場合は、オフィス情報テーブル32b2が該当
するオフィス情報テーブルになり、指定された条件に合
致するユーザ情報「課長ユーザ2」が取得され(ステッ
プB8)、このユーザ情報が経路制御部35に返却され
る(ステップB9)。次の作業者「課長ユーザ2」が決
定されたので、「ユーザ2」のクライアント装置402
にプロセスが送信される。「ユーザ2」以降の処理も、
上記と同様のステップに基づいてユーザ3にプロセスが
送信される。
【0026】以上のように、この第1の実施形態では、
オフィス情報テーブル32b1,32b2,…,32b
(n−1)には、過去の組織環境に対応した部署名、役
職、ユーザの情報及びそのオフィスの情報が更新された
日付が格納され、オフィス情報テーブル32bnには、
現在の組織環境に対応した部署名、役職及びユーザの情
報が格納されているので、人事異動などの組織変更のた
めに過去と現在とで組織環境が異なる場合でも、必要に
応じて過去の組織環境に基づいて運用できるワークフロ
ーシステムが実現する。
【0027】第2の実施形態 図7は、この発明の第2の実施形態であるワークフロー
システムにおけるサーバ装置の電気的構成を示すブロッ
ク図であり、第1の実施形態を示す図2中の要素と共通
の要素には共通の符号が付されている。この形態のサー
バ装置30Aでは、図2中の外部記憶装置32に代え
て、異なる構成の外部記憶装置32Aが設けられてい
る。外部記憶装置32Aでは、図2中のオフィス情報テ
ーブル32b1,32b2,…,32b(n−1)に代
えて、異なる内容の差分情報記憶手段(例えば、オフィ
ス情報差分テーブル)32c1,…,32c(n−1)
が設けられている。オフィス情報差分テーブル32c
1,…,32c(n−1)には、過去の組織環境が変更
されたときの変更前と変更後との差分情報が格納されて
いる。他は、図1と同様の構成である。
【0028】図8は、この形態のサーバ装置30Aにお
ける処理を説明するためのフローチャートである。この
形態のサーバ装置30Aでは、図4中のステップA6に
おいて、図8に示す処理が行われる。すなわち、経路制
御部35で図1中のクライアント装置401 から送信さ
れたプロセス定義情報S33が解析され、この解析結果
である日付情報S35がオフィス情報管理部34に通知
される(ステップC1)。オフィス情報管理部34で
は、通知された日付情報S35に値が設定されているか
否かが判断され(ステップC2)、値が設定されている
場合は、オフィス情報管理部34で管理されているオフ
ィス情報差分テーブル32c1,…,32c(n−1)
のうちの最も古いオフィス情報差分テーブル32c1が
参照され(ステップC3)、このオフィス情報差分テー
ブル32c1の更新日付が取得される(ステップC
4)。そして、オフィス情報管理部34では、解析され
た日付情報S35とオフィス情報差分テーブル32c1
の更新日付とが比較判断され(ステップC5)、オフィ
ス情報差分テーブル32c1の更新日付の方が古い場合
は、次のオフィス情報差分テーブル32c2が参照され
(ステップC6)、ステップC4の処理に戻る。
【0029】前記ステップC2で通知された日付情報S
35に値が設定されていない場合は、現在運用されてい
るオフィス情報テーブル32bnが参照され(ステップ
C7)、ステップC8へ進む。ステップC8では、オフ
ィス情報テーブル32bnが参照され、指定された条件
に合致するユーザ情報が取得される(ステップC8)。
そして、取得されたユーザ情報が経路制御部35に返却
される(ステップC9)。前記ステップC5においてオ
フィス情報差分テーブル32c1の更新日付の方が新し
い場合は、該当するオフィス差分情報テーブルが参照さ
れ、指定された条件に合致するユーザ情報があるか否か
が比較判断される(ステップC10)。該当ユーザの情
報がない場合は、次のオフィス情報差分テーブル32c
2が参照され(ステップC6)、ステップC4の処理に
戻る。前記ステップC10で該当ユーザの情報が存在す
る場合は、前記ステップC8へ進む。
【0030】以上のように、この第2の実施形態では、
過去の組織環境が変更されたときの変更前と変更後との
差分情報がオフィス情報差分テーブル32c1,…,3
2c(n−1)に格納されているので、第1の実施形態
の利点に加え、外部記憶装置32Aが図1中の外部記憶
装置32よりも小規模で構成できる。
【0031】以上、この発明の実施形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、日付
情報は週情報や月情報等でもよい。通信回線L1 ,…,
n は、LAN60の他、電話回線や光ファイバケーブ
ル等の公衆回線網等でもよく、さらに、衛星回線等の無
線回線方式によるものでもよい。また、ROM37,4
4は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)、ICカード、又は磁気テ
ープ等の記憶装置でもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、ワークフローシステムに旧情報記憶手段を設
け、情報管理手段で必要に応じて現情報記憶手段又は旧
情報記憶手段にアクセスするようにしたので、人事異動
などの組織変更のために過去と現在とで組織環境が異な
る場合でも、必要に応じて過去の組織環境に基づいて運
用できるワークフローシステムを実現できる。さらに、
過去の組織環境が変更されたときの変更前と変更後との
差分情報を差分情報記憶手段に格納するようにしたの
で、この差分情報記憶手段が旧情報記憶手段よりも小規
模で構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態であるワークフロー
システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】サーバ装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】クライアント装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【図4】同ワークフローシステムにおける処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】同ワークフローシステムにおける処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】外部記憶装置33の内容の一例を示す図であ
る。
【図7】この発明の第2の実施形態であるワークフロー
システムにおけるサーバ装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】同サーバ装置における処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】従来のワークフローシステムの電気的構成を示
すブロック図である。
【図10】サーバ装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図11】クライアント装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
32b1,…,32b(n−1) オフィス情報テーブ
ル(旧情報記憶手段) 32bn オフィス情報テーブ
ル(現情報記憶手段) 32c1,…,32c(n−1) オフィス情報差分テ
ーブル(差分情報記憶手段) 34 オフィス情報管理部
(情報管理手段) 37 ROM(記録媒体)
フロントページの続き (72)発明者 金原 雅史 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA02 CC00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 職場の現在の組織環境情報を記憶する現
    情報記憶手段に基づいて所定の業務処理を行うワークフ
    ローシステムにおいて、 前記職場の過去の組織環境情報を記憶する旧情報記憶手
    段と、 必要に応じて前記現情報記憶手段又は前記旧情報記憶手
    段にアクセスする情報管理手段とを設けたことを特徴と
    するワークフローシステム。
  2. 【請求項2】 職場の現在の組織環境情報を記憶する現
    情報記憶手段に基づいて所定の業務処理を行うワークフ
    ローシステムにおいて、 前記職場の過去の組織環境が変更されたときの変更前と
    変更後との差分情報を記憶する差分情報記憶手段と、 必要に応じて前記現情報記憶手段又は前記差分情報記憶
    手段にアクセスする情報管理手段とを設けたことを特徴
    とするワークフローシステム。
  3. 【請求項3】 前記組織環境は、 前記職場における複数の担当者の少なくとも役割を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のワークフローシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 職場の現在の組織環境情報を記憶する現
    情報記憶手段に基づいて所定の業務処理を行うワークフ
    ロー処理方法において、 前記職場の過去の組織環境情報を記憶する旧情報記憶手
    段を設け、必要に応じて前記旧情報記憶手段にアクセス
    することによって所定の業務処理を行う遡及処理を設け
    たことを特徴とするワークフロー処理方法。
  5. 【請求項5】 職場の現在の組織環境情報を記憶する現
    情報記憶手段に基づいて所定の業務処理を行うワークフ
    ロー処理方法において、 前記職場の過去の組織環境が変更されたときの変更前と
    変更後との差分情報を記憶する差分情報記憶手段を設
    け、必要に応じて前記差分情報記憶手段にアクセスする
    ことによって所定の業務処理を行う遡及処理を設けたこ
    とを特徴とするワークフロー処理方法。
  6. 【請求項6】 前記組織環境は、 職場における複数の担当者の少なくとも役割を含むこと
    を特徴とする請求項4又は5記載のワークフロー処理方
    法。
  7. 【請求項7】 コンピュータを請求項1、2又は3記載
    のワークフローシステムとして機能させるためのプログ
    ラム、又はコンピュータを用いて請求項4、5又は6記
    載のワークフロー処理方法を実施するためのプログラム
    を記録したことを特徴とする記録媒体。
JP2000003045A 2000-01-11 2000-01-11 ワークフローシステム及びワークフロー処理方法並びにこれらに用いる記録媒体 Pending JP2001195468A (ja)

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