JP2001194984A - 読譜練習装置、読譜練習方法及び同方法を実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

読譜練習装置、読譜練習方法及び同方法を実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP2001194984A
JP2001194984A JP2000003156A JP2000003156A JP2001194984A JP 2001194984 A JP2001194984 A JP 2001194984A JP 2000003156 A JP2000003156 A JP 2000003156A JP 2000003156 A JP2000003156 A JP 2000003156A JP 2001194984 A JP2001194984 A JP 2001194984A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読譜練習を効果的に行えるようにする。 【解決手段】 コンピュータは、ディスプレイ上に図7
に示すように選択された各音部毎に選択された音高の音
符を表示する。この音高は、各音部に対応した所定音域
に含まれる複数の音高のうちから不規則的に一つずつ選
択、又は前記所定音域内であって選択された楽曲に含ま
れている複数の音高のうちから不規則的に一つずつ選択
される。コンピュータ装置に鍵盤装置などの演奏装置を
接続し、前記表示された音高と等しい音高に対応した演
奏操作子が操作されたときには、次の音高が選択表示さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
などを用いた音楽教習装置及び方法などに係り、特に読
譜を一人で練習できるようにした読譜練習装置、読譜練
習方法及び同方法を実現するためのプログラムを記録し
たコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、練習者により選択された楽曲
の楽譜の一部又は全部をディスプレイに表示して、練習
者が、楽曲の進行にしたがって前記楽譜に表示された音
符に対応した演奏操作子を順次操作することにより、楽
曲の読譜練習を一人で行えるようにしたものは知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法は、選択した楽曲の演奏練習には役立つものの、練習
者が、選択した楽曲のメロディ、曲調などを既に記憶し
てしまっていることが多く、この場合、楽譜を見ながら
楽曲を演奏するというよりは記憶に基づいて演奏するこ
とになり、楽譜を読むという練習にはならない場合があ
る。
【0004】
【発明の概略】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、楽譜を読む練習を効果的に
行えるようにした読譜練習装置、読譜練習方法及び同方
法を実現するためのプログラムを記録したコンピュータ
読取り可能な記録媒体を提供とすることにある。
【0005】上記目的を達成するために、本発明の構成
上の特徴は、複数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏
操作子と、所定の音域に属する複数の音高のうちの一つ
の音高を不規則的に選択して表示する選択表示手段と、
前記表示された一つの音高と前記複数の演奏操作子のう
ちの操作された演奏操作子に対応した音高とを比較し
て、前記表示された音高と前記操作された演奏操作子に
対応した音高との一致を判定する判定手段とを備えたこ
とにある。
【0006】また、前記発明の構成を他の観点から見れ
ば、複数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏操作子を
用いた読譜練習方法において、所定の音域に属する複数
の音高のうちの一つの音高を不規則的に選択して表示
し、前記表示された一つの音高と前記複数の演奏操作子
のうちの操作された演奏操作子に対応した音高とを比較
して、前記表示された音高と前記操作された演奏操作子
に対応した音高との一致を判定するようにしたことにあ
る。
【0007】これらによれば、楽曲の進行とは無関係に
所定の音域内の一つの音高が不規則的に表示され、練習
者はこの音高に対応した演奏操作子を操作することにな
るので、練習者の楽曲に関する記憶内容とは独立して純
粋に楽譜を読むことが訓練されるようになる。
【0008】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
読譜練習装置において、用意された複数の異なる音域の
うちから一つの音域を選択して前記所定の音域として設
定する音域選択手段を設けたことにある。これによれ
ば、複数の音域として、例えば高音域(ト音記号音
域)、低音域(ヘ音記号音域)及び全音域(大譜表音
域)などを採用でき、種々の音域毎に読譜練習が行える
ようになり、練習者の読譜力が確実に向上する。
【0009】また、本発明の他の構成上の特徴は、複数
の音高にそれぞれ対応した複数の演奏操作子と、選択さ
れた楽曲に含まれる複数の音高のうちの一つの音高を不
規則的に選択して表示する選択表示手段と、前記表示さ
れた一つの音高と前記複数の演奏操作子のうちの操作さ
れた演奏操作子に対応した音高とを比較して、前記表示
された音高と前記操作された演奏操作子に対応した音高
との一致を判定する判定手段とを設けたことにある。
【0010】前記発明の構成を他の観点から見れば、複
数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏操作子を用いた
読譜練習方法において、選択された楽曲に含まれる複数
の音高のうちの一つの音高を不規則的に選択して表示
し、前記表示された一つの音高と前記複数の演奏操作子
のうちの操作された演奏操作子に対応した音高とを比較
して、前記表示された音高と前記操作された演奏操作子
に対応した音高との一致を判定するようにしたことにあ
る。
【0011】これらによれば、楽曲の進行とは無関係に
一つの音高が不規則的に表示され、練習者はこの音高に
対応した演奏操作子を操作することになるので、練習者
の楽曲に関する記憶内容とは独立して純粋に楽譜を読む
ことが訓練されるようになる。また、表示される音高は
選択された楽曲に含まれる音高であるので、前記読譜の
練習に加えて、選択された楽曲の演奏に必要な演奏操作
が自然に身につき、同楽曲の演奏練習にもなる。
【0012】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
のような読譜練習装置において、前記判定手段により前
記表示された音高と前記操作された演奏操作子に対応し
た音高との一致が判定されたとき、前記選択表示手段を
制御して次の一つの音高を選択表示させる選択表示制御
手段を設けたことある。これによれば、練習者が操作さ
れるべき演奏操作子に対応した音高が、正しい演奏操作
後に順次提示されることになり、効率的に読譜練習がな
されるようになる。
【0013】さらに、本発明の他の構成上の特徴は、複
数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏操作子を接続可
能なコンピュータ装置に適用され、前記方法を実現する
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体にある。
【0014】これによれば、演奏操作子を接続可能なコ
ンピュータ装置を用意するとともに、記録媒体に記録さ
れているプログラムを同コンピュータ装置にインストー
ルするだけで、簡単に前記読譜練習が実現されるように
なる。
【0015】なお、前記「不規則的に」(言い換えれ
ば、規則的ではなく)なる用語は、本明細書において
は、楽曲の進行に従わないこと、「ド」、「レ」、
「ミ」、…などの音階順ではないこと、「ド」、
「ミ」、「ソ」などの和音構成音順ではないことなど、
ユーザ(練習者)が次の音高を記憶、知識から予想し得
ない程度に規則性のないことを意味するもので、「不規
則的に一つの音高を選択する」とは、乱数表、ランダム
関数などを用いてランダムに一つの音高を選択すること
が好ましいが、これに限らず、数式、テーブルなどを用
いても音楽的に規則性なく一つの音高を選択するような
ことも含む。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は本発明に用いられるパーソ
ナルコンピュータPC及びその周辺装置をブロック図に
より示している。
【0017】このパーソナルコンピュータPCは、複数
の操作子からなるキーボード11及びマウス12などの
入力装置と、CRTなどの表示手段で構成したディスプ
レイ13とを備えるとともに、コンピュータ本体部を構
成するCPU14、タイマ15、ROM16、RAM1
7及び記憶装置18を内蔵している。CPU14は後述
する各種プログラムを実行するもので、タイマ15は時
間計測を行うもので、ROM16及びRAM17は、前
記プログラム及び各種データを記憶するものである。記
憶装置18は、フレキシブルディスク、ハードディス
ク、CD/DVDなどのメモリ装置及びその読取り装置
を示しており、同各メモリ装置が組み込まれ又は装着可
能となっていて各種プログラム及びデータを記憶するも
のである。特に、ハードディスクには、多数の楽曲の演
奏情報が予め記憶されていたり、その後に外部から書き
込まれるようになっている。
【0018】これらの各装置11〜18はバス20に接
続され、同バス20には、サウンドシステム21、入力
インターフェース22、出力インターフェース23及び
通信インターフェース24も接続されている。サウンド
システム21は、演奏情報にしたがって楽音信号を形成
出力する音源回路、同音源回路からの楽音信号に効果を
付与するディジタル信号処理回路(DSP)、ディジタ
ル/アナログ変換器(D/A)、アンプ、スピーカなど
からなり、入力演奏情報にしたがった楽音を発生するも
のである。
【0019】入力インターフェース22には、複数の音
高にそれぞれ対応した複数の演奏操作子を有する演奏装
置が接続可能となっている。本実施形態においては、前
記演奏装置として複数の鍵を備えた鍵盤装置31が接続
されて、同鍵盤装置31から押鍵を表す信号が入力イン
ターフェース22に供給されるようになっているが、管
楽器、弦楽器などを模倣した演奏装置を接続するように
してもよい。
【0020】出力インターフェース23には、音源装置
32が接続可能となっている。音源装置32は、前記サ
ウンドシステム21の音源回路と同様に、入力した演奏
情報にしたがって楽音信号を形成するものであるが、前
記音源回路よりも複雑及び高品質に構成されていて同音
源回路よりも多数かつ高品質な楽音信号を同時に形成す
ることができる。この音源装置32には、サウンドシス
テム33が接続されるようになっている。このサウンド
システム33は、前述したディジタル信号処理回路(D
SP)、ディジタル/アナログ変換器(D/A)、アン
プ、スピーカなどからなるが、この場合も前記サウンド
システム21の場合より高品質な楽音を発生可能な回路
によって構成されている。通信インターフェース24
は、電話回線などの通信回線を通じて他のコンピュータ
装置、他の種々の装置とプログラム及びデータの送受信
を可能とするものである。
【0021】次に、上記のように構成した実施形態の動
作を説明する。まず、ユーザ(練習者)は、図2〜5の
プログラムを記録したコンパクトディスク、フレキシブ
ルディスクなどの外部記録媒体を用意して、同外部記録
媒体を記憶装置18に装着する。そして、前記プログラ
ムをRAM17又は同記憶装置18内のハードディスク
などにインストールする。なお、これらのプログラムを
ROM16に予め記憶させておいたり、パーソナルコン
ピュータPCがフラッシュROMなどを装着できるもの
であれば、前記各種プログラムを記録したフラッシュR
OMなどを装着するようにしてもよい。さらに、通信イ
ンターフェース24を介して他のコンピュータ装置など
からRAM17又は同記憶装置18内のハードディスク
などにダウンロードするようにしてもよい。また、記憶
装置18には、多数の楽曲の演奏情報が書き込まれてい
るか、又は書き込まれるようになっている。
【0022】前記インストール後、ユーザは、前記プロ
グラムを起動させる。このプログラムの実行は図2のス
テップ100にて開始され、ステップ102にて初期化
処理を実行した後、ステップ104〜110からなる処
理を繰り返し実行する。ステップ104においては、詳
しくは後述するパネル設定ルーチンを実行して、パーソ
ナルコンピュータPCの各種モードなどの設定を行う。
ステップ106においては、入力インターフェース22
を介して、鍵盤装置31における操作を表す演奏操作信
号を入力する。ステップ108においては、前記演奏操
作信号又は自動演奏モードにおける演奏情報をサウンド
システム21又は出力インターフェース23を介して音
源装置32に供給することにより、楽音信号の生成及び
出力を制御する。ステップ110においては、詳しくは
後述する教習実行ルーチンを実行して、前記ステップ1
04の処理により設定された各種モードにしたがった音
楽教習処理を実行する。
【0023】パネル設定ルーチンについて説明すると、
このルーチンの実行は、ステップ200にて開始され、
ディスプレイ13にてメニュー画面が表示されているか
否かを判定する。ディスプレイ13にてメニュー画面が
表示されていなければ、ステップ202にて「NO」と
判定し、ステップ204にてメニュー画面の表示の指示
があるか否かを判定する。このメニュー画面の表示の指
示は、キーボード11上のいずれかにキーにメニュー画
面表示機能を割り当てておいてもよいが、ディスプレイ
13の表示にしたがったマウス12の操作により行うと
よい。すなわち、メニュー画面以外の画面(例えば、図
6(B)に示すような読譜練習モードの内容設定画面、図
7に示すように音高表示画面)にて、「メニュー」を表
示しておいて、この表示位置をマウス12でクリックす
るとメニュー画面の指示がなされるようにする。
【0024】このようにしてメニュー画面が指示される
と、ステップ204にて「YES」と判定し、ステップ
206にてディスプレイ13の表示状態をメニュー画面
に切り換える。このメニュー画面は、図6(A)に示すよ
うに、読譜練習、自動演奏など、このプログラムにより
実現される音楽教習に関する各種モード名を表示するも
のである。なお、「スタート」及び「ストップ」は、各
種モードにおける作動開始及び作動停止を指示するため
の表示であり、これらの表示は、図6(B)に示すような
読譜練習モードの内容設定画面、図7に示すように音高
表示画面などの他の画面においても表示されるものであ
る。
【0025】このメニュー表示状態においては、ステッ
プ202にて「YES」と判定されて、プログラムはス
テップ214に進められる。そして、キーボード11、
マウス12などを用いて、読譜練習、自動演奏などの各
種モードのいずれかが選択されると、ステップ214に
おける「YES」との判定のもとに、ステップ216に
てディスプレイ13の表示状態を前記選択されたモード
に対応したモード画面に切り換える。このモード画面
は、各モードにおいて設定されるべき内容が表示される
ものである。
【0026】ここで、本発明に直接関係する読譜練習モ
ードのモード画面について説明しておく。図6(B)は読
譜練習モードのモード画面を示すもので、モード名とし
ての「読譜練習」に加えて、「音部選択」、「音符選
択」、「レベル」及び「演奏ガイド」が表示される。読
譜練習モードとは、所定音域又は選択曲中から一つの音
高を不規則的に選択して、同音高をディスプレイ13に
表示することによりユーザ(練習者)に提示し、ユーザ
に鍵盤装置(演奏装置)31の前記表示音高に対応した
鍵(演奏操作子)を操作させることにより、読譜能力を
身につけさせようとするものである。なお、「メニュ
ー」、「スタート」及び「ストップ」の表示については
前述したとおりである。
【0027】「音部選択」は、ユーザに提示される音高
が選択される音域を指定しておくためのもので、本実施
形態では、高音域に相当するト音記号音域(例えば、F
2〜E5)、低音域に相当するヘ音記号音域(例えば、
C1〜G3)及び全音域に相当する大譜表音域(例え
ば、C1〜E5)の3種類の音域が予め用意されてい
る。「音符選択」は、前記不規則的に選択される音高の
対象範囲を指定するもので、「任意」は前記3種類の音
域内の全ての音高をそれぞれ選択対象とすることを意味
し、「選択曲」は選択された楽曲に出現する音高を対象
範囲とすることを意味する。「レベル」は、ユーザ(練
習者)の読譜能力を表すもので、「1」は前回の提示音
高から第1の音程以内の音高のみを次の提示音高とする
レベルに対応し、「2」は前回の提示音高から第2の音
程以内の音高のみを次の提示音高とするレベルに対応
し、「3」は前回の提示音高から音程の制限なく次の提
示音高とするレベルに対応する。なお、第1及び第2の
音程は予め定められたものであり、第1の音程は第2の
音程よりも小さく設定されている。「演奏ガイド」は、
音高表示に加えて、鍵盤における押鍵位置(演奏操作子
の操作位置)の表示を付加するか否かを選択させるもの
である。
【0028】前記ステップ216の処理後、ステップ2
18にて、前記モードの選択に応じて同選択モードに必
要なフラグなどをセットし、又は同選択モードに不必要
なフラグなどをリセットしておく。例えば、読譜練習モ
ードが選択されたならば、読譜モードフラグDFMを”
1”に設定する。
【0029】このようにして、各種モードが選択されて
ディスプレイ13にモード画面が表示されると、ステッ
プ202にて「NO」と判定されて、プログラムはステ
ップ204以降に再び進められるようになる。前記のよ
うなメニュー画面の表示が指示されなければ、ステップ
204にて「NO」と判定されて、ステップ208にて
ディスプレイ13がモード画面の表示状態にあるか否か
が判定されるようになる。この場合、モード画面の表示
状態にあるので、ステップ208にて「YES」と判定
し、ステップ210にてモード画面における内容の選択
指示があったか否かを判定する。
【0030】内容の選択指示がなければ、ステップ21
0にて「NO」と判定してプログラムをステップ220
以降に進める。一方、キーボード11又はマウス12を
用いて内容の選択指示がなされると、ステップ210に
て「YES」と判定し、ステップ212にて前記選択さ
れたモードにおける内容が前記選択指示に応じて設定さ
れる。例えば、読譜練習モードであれば、前述した音部
の選択、音符の選択、レベルの選択及び演奏ガイドの有
無の選択がなされる。また、自動演奏モードであれば、
図示しないモード画面を利用して自動演奏されるべき楽
曲名が選択される。なお、これらの各モード毎の内容
は、次にステップ212の処理により変更されるまでR
AM14又は記憶装置18に保存され、モードの変更後
に内容の設定がなされない場合には、前記保存された内
容が維持される。
【0031】また、各種モードの作動開始及び作動停止
は、キーボード11又はマウス12を用いて指示され
る。この場合、キーボード11のうちのいずれかのキー
に開始及び停止を割り当てておき、同キーの操作により
開始及び停止を指示するようにしてもよいが、ディスプ
レイ13を用いると便利である。すなわち、前述したよ
うに各種画面にて「スタート」及び「ストップ」を表示
しておき(図6,7)、これらの「スタート」又は「ス
トップ」をマウス12でクリックすることにより、各種
モードの作動開始及び作動停止を指示するようにする。
【0032】前記のようにして各種モードの作動開始が
指示されれば、ステップ220にて「YES」と判定
し、ステップ222にて作動フラグOPFを各種モード
の作動状態を表す値”1”に設定し、ステップ224に
て選択されているモードに応じて必要なフラグなどをセ
ットしておく。例えば、読譜練習モードが選択されてい
るならば、次の音高の選択を指示するネクストフラグN
XTを”1”にセットする。また、作動停止が指示され
れば、ステップ226にて「YES」と判定し、ステッ
プ228に作動フラグOPFを各種モードの非作動状態
を表す値”0”に設定し、ステップ230にて選択され
ているモードに応じて不必要なフラグなどをリセットし
ておく。例えば、読譜練習モードが選択されているなら
ば、ネクストフラグNXTを”0”にリセットする。前
記ステップ224,230の処理後、ステップ232に
て、このパネル設定ルーチンの実行を一旦終了する。
【0033】次に、教習実行ルーチンについて説明す
る。この教習実行ルーチンは、図4のステップ300に
て開始され、ステップ302にて読譜モードフラグDF
Mが”1”であるか否かを判定する。読譜モードが選択
されていなくて、読譜モードフラグDFMが”1”に設
定されていなければ、ステップ302にて「NO」と判
定し、ステップ320にて他のモード処理が実行された
後、ステップ322にてこの教習実行ルーチンの実行を
一旦終了する。。この他のモード処理とは、読譜モード
以外の種々のモードの処理を指し、例えば自動演奏モー
ドの処理を指す。この自動演奏モードにおいては、上記
ステップ212の処理により設定された楽曲名により指
定される楽曲の自動演奏情報を記憶装置18から楽曲の
進行にしたがって順次読み出し、同読み出した演奏情報
をサウンドシステム21又は音源装置32に供給するこ
とにより、自動演奏を行う。
【0034】一方、本発明に直接関係する読譜モードが
選択されていて読譜モードフラグDFMが”1”に設定
されていれば、ステップ302にて「YES」と判定し
て、プログラムをステップ304に進める。ステップ3
04においては、作動フラグOPFが”1”であるか否
かを判定することにより、読譜モードの作動開始が指示
されているか否かを判定する。作動フラグOPFが未
だ”1”に設定されていなければ、ステップ304にて
「NO」と判定し、ステップ322にてこの教習実行ル
ーチンの実行を一旦終了する。
【0035】一方、作動フラグOPFが”1”に設定さ
れていれば、ステップ304にて「YES」と判定し
て、ステップ306にてネクストフラグNXTが”1”
であるか否かを判定する。ネクストフラグNXTが”
1”に設定されている場合には、ステップ306にて
「YES」と判定し、ステップ308にて音高決定ルー
チンを実行することにより前記読譜モードの設定内容に
したがって一つの音高を選択するとともに同一つの音高
をディスプレイ13に表示し、ステップ310にてネク
ストフラグNXTを”0”に戻して、プログラムをステ
ップ312以降に進める。ネクストフラグNXTが”
1”に設定されていなければ、ステップ306にて「N
O」と判定して、プログラムをステップ312に直接進
める。
【0036】この音高決定ルーチンについて詳細に説明
すると、同ルーチンの実行は図5のステップ350にて
開始され、ステップ352,362,372にて、前述
した「音部選択」が、「ト音記号」であるか、「ヘ音記
号」であるか、「大譜表」であるかを判定する。「音部
選択」が「ト音記号」であれば、ステップ352にて
「YES」と判定して、ステップ354〜360の処理
を実行する。ステップ354においては、前述した「音
符選択」が「任意」であるか、「選択曲」であるかを判
定する。
【0037】「音符選択」が「任意」であれば、ステッ
プ354にて「YES」と判定し、ステップ356にて
ト音記号音域(例えば、F2〜E5)に属する複数の音
高のうちから不規則的に一つの音高を選択する。この選
択においては、前述した「レベル」も参照され、「レベ
ル」が「1」であれば、前回選択した音高から第1の音
程内の音高に制限する。「レベル」が「2」であれば、
前回選択した音高から第2の音程内の音高に制限する。
「レベル」が「3」であれば、前回選択した音高から音
程の制限なく一つの音高を選択する。なお、前回選択し
た音高の存在しない初期には、単に前記音域内の一つの
音高を不規則的に選択する。前述又は後述する不規則的
に音高を選択する方法としては、乱数表又はコンピュー
タ内で定義されているランダム関数を用いてランダムに
一つの音高を選択するようにしてもよいが、予め無秩序
に配列された音高順を配列したテーブル、数式などを用
いて一つの音高を不規則的(音楽的に規則性なく)選択
するようにしてもよい。
【0038】「音符選択」が「選択曲」であれば、ステ
ップ354にて「NO」と判定し、ステップ358に
て、前記自動演奏モードで選択されている選択曲に関す
る演奏情報(RAM16又は記憶装置18に記憶されて
いる)を参照し、ト音記号音域(例えば、F2〜E5)
内であって、同選択曲に出現する複数の音高(通常、選
択曲のメロディパートに属する音符に対応)のうちから
不規則的に一つの音高を選択する。この選択において
も、前述した「レベル」も参照され、「レベル」が
「1」であれば、前回選択した音高から第1の音程内の
音高に制限する。「レベル」が「2」であれば、前回選
択した音高から第2の音程内の音高に制限する。「レベ
ル」が「3」であれば、前回選択した音高から音程の制
限なく一つの音高を選択する。なお、前回選択した音高
の存在しない初期には、単に前記音域内であって選択曲
に出現する複数の音域内の一つの音高を不規則的に選択
する。
【0039】前記ステップ356,358の処理後、ス
テップ360にて、図7(A)に示すように、ディスプレ
イ13にト音記号入りの五線譜を表示するとともに同五
線譜上に前記選択した音高を全音符を用いて表示する。
【0040】「音部選択」が「ヘ音記号」であれば、ス
テップ362にて「YES」と判定して、ステップ36
4〜370の処理を実行する。これらのステップ364
〜370の処理は、前述のステップ354〜360の処
理におけるト音記号音域をヘ音記号音域に変更したもの
である。すなわち、「音符選択」が「任意」であれば、
ステップ364,366の処理により、ヘ音記号音域
(例えば、C1〜G3)に属する複数の音高のうちか
ら、設定されている「レベル」に対応した条件にしたが
って不規則的に一つの音高を選択する。「音符選択」が
「選択曲」であれば、ステップ364,368の処理に
より、ヘ音記号音域(例えば、C1〜G3)内であり、
かつ選択曲に出現する複数の音高(通常、選択曲の伴奏
パートに属する音符に対応)のうちから、設定されてい
る「レベル」に対応した条件にしたがって不規則的に一
つの音高を選択する。
【0041】ステップ370においては、図7(B)に示
すように、ディスプレイ13にヘ音記号入りの五線譜を
表示するとともに同五線譜上に前記選択した音高を全音
符を用いて表示する。
【0042】「音部選択」が「大譜表」であれば、ステ
ップ372にて「YES」と判定して、ステップ374
〜380の処理を実行する。これらのステップ374〜
380の処理は、前述のステップ354〜360の処理
におけるト音記号音域を大譜表音域に変更したものであ
る。すなわち、「音符選択」が「任意」であれば、ステ
ップ374,376の処理により、大譜表音域(例え
ば、C1〜E5)に属する複数の音高のうちから、設定
されている「レベル」に対応した条件にしたがって不規
則的に一つの音高を選択する。「音符選択」が「選択
曲」であれば、ステップ374,378の処理により、
大譜表音域(例えば、C1〜E5)内であり、かつ選択
曲に出現する複数の音高(通常、選択曲のメロディ及び
伴奏パートに属する音符に対応)のうちから、設定され
ている「レベル」に対応した条件にしたがって不規則的
に一つの音高を選択する。
【0043】ステップ380においては、図7(C)に示
すように、ディスプレイ13にト音記号及びヘ音記号入
りの2つの五線譜を表示するとともに同五線譜上に前記
選択した音高を全音符を用いて表示する。この場合、ト
音記号入りの五線譜上に選択音高が存在する場合には、
図示のようにヘ音記号入りの五線譜上には全休符が表示
される。逆に、ヘ音記号入りの五線譜上に選択音高が存
在する場合には、ト音記号入りの五線譜上には全休符が
表示される。
【0044】なお、前記ステップ360,370,38
0の音高表示においては、音高を全音符で表示するよう
にしたが、特に全音符を用いる必要はなく、2分音符、
4分音符などでもよく、さらには何らかのマークであっ
てもよい。特に、ステップ358,368,378にて
楽曲中から音高を選択した場合には、同楽曲中の選択し
た音符記号を用いるようにするとよい。また、図7(A)
〜(C)における「メニュー」、「スタート」及び「スト
ップ」の表示は、上述したとおり、メニュー画面への切
り換え、作動開始及び停止の指示に利用されるものであ
る。
【0045】前記ステップ360,370,380の処
理後、ステップ382にて「演奏ガイド」の前記設定状
態が判定される。演奏ガイドの有りが選択されている場
合には、ステップ382にて「YES」と判定し、ステ
ップ384の処理により、ディスプレイ13に、図7
(A)〜(C)の下部に示すように、複数の演奏操作子(こ
の場合、鍵盤)と、前記選択された音高に対応した操作
されるべき演奏操作子(この場合、選択された音高に対
応した鍵)とがマークなどにより指示表示される。演奏
ガイドの無しが選択されていれば、ステップ382にて
「NO」と判定し、ステップ384の処理を実行するこ
となく、ステップ386にてこの音高決定ルーチンの実
行を終了する。したがって、この場合には、演奏操作装
置の表示及び操作されるべき演奏操作子の指示表示は行
われない。
【0046】ふたたび図4の教習実行ルーチンの説明に
戻ると、前記のようなディスプレイ13にて音高(音
符)が表示されている状態では、ステップ312にて、
鍵盤装置31(演奏操作装置)のいずれかの鍵(演奏操
作子)が押鍵されたか否かを判定し続ける。いずれの鍵
も押鍵操作されなければ、ステップ312にて「NO」
と判定して、ステップ322にてこの教習実行ルーチン
の実行を一旦終了する。一方、鍵盤装置31のいずれか
の鍵が押鍵操作されると、ステップ312にて「YE
S」と判定して、プログラムをステップ314以降に進
める。
【0047】ステップ314においては、押鍵された鍵
に対応する音高とディスプレイ13にて表示されている
音高とを比較して、正しい鍵が押鍵されたか否かを判定
して、ディスプレイ13にて正押鍵又は誤押鍵を表示す
るとともに、音声信号によって正押鍵か誤押鍵かをユー
ザに知らせる。また、前記図5のステップ360,37
0,380にてディスプレイ13に音高(音符)が表示
されてから正押鍵がなされるまでの時間を計測し、前記
誤押鍵回数と前記正押鍵までの時間とによりユーザの読
譜力を評価する。この場合、誤押鍵回数が多くなるほど
評価値が低くなるとともに、正押鍵までの時間が長くな
るにしたがって評価値は低くなる。なお、前記時間の測
定においては、ステップ360,370,380の処理
時にタイマ15をリセットしておいて、同タイマ15に
よって計測された前記正押鍵時までの時間を採用でき
る。
【0048】さらに、このステップ314においては、
前記「1」、「2」又は「3」に設定した「レベル」を
前記評価値に応じて変更する。この場合、練習者が自ら
設定したレベル値が低くても、前記評価値が高ければ同
レベル値を大きな値側に変更する。逆に、練習者が自ら
設定したレベル値が高くても、前記評価値が低ければ同
レベル値を小さな値側に変更する。
【0049】前記ステップ314の処理後、ステップ3
16にて前記ステップ314による判定が正押鍵であっ
たかを判定する。正押鍵であったならば、ステップ31
6にて「YES」と判定し、ステップ318にてネクス
トフラグNXTを”1”に設定して、ステップ322に
てこの教習実行ルーチンの実行を一旦終了する。このネ
クストフラグNXTの”1”への設定により、次に教習
実行ルーチンが実行された際には、ステップ306,3
08の処理により新たな音高が自動的に選択されてディ
スプレイ13の表示音高が変更される。
【0050】一方、誤押鍵であったならば、ステップ3
14にて「NO」と判定し、ステップ318の処理を実
行することなく、ステップ322にてこの教習実行ルー
チンの実行を一旦終了する。この場合、次に教習実行ル
ーチンが実行されても、ディスプレイ13の表示状態は
変更されることなく、以前の音高(音符)が表示され続
ける。なお、本実施形態においては、誤押鍵が続く限
り、ディスプレイ13における表示音高(音符)は変更
されないようにしたが、誤押鍵が所定回数以上に達した
ときには新たな音高を選択表示するようにしてもよい。
【0051】上記作動説明からも理解できるように、上
記実施形態によれば、図5の354〜360、ステップ
364〜370及びステップ374〜380の処理によ
り、楽曲の進行とは無関係に所定の音域内の一つの音高
がディスプレイ13に音楽的な不規則的に表示され、練
習者はこの音高に対応した演奏操作子を操作することに
なるので、練習者の楽曲に関する記憶内容とは独立して
純粋に楽譜を読むことが訓練されるようになる。また、
この場合、図3のステップ208〜212の処理によ
り、高音域(ト音記号音域)、低音域(ヘ音記号音域)
及び全音域(大譜表音域)などを選択することにより、
ディスプレイ13にて表示される音高を各種音域に制限
することができ、これによれば、種々の音域毎に読譜練
習が行えるようになり、練習者の読譜力が確実に向上す
る。さらに、同図3のステップ208〜212の処理に
より、ディスプレイ13にて表示される音高が選択され
た楽曲に含まれる音高に制限することもでき、これによ
れば、選択された楽曲の演奏に必要な演奏操作が自然に
身につき、同楽曲の演奏練習にもなる。
【0052】また、前記図3のステップ208〜212
の処理にて、レベルを入力することにより、ディスプレ
イ13にて表示される音高を種々に制限することがで
き、これによれば、練習者の読譜能力に応じた読譜練習
が行えるようになる。また、このレベルは、図4のステ
ップ314の処理により、実際の押鍵操作に応じて修正
されるので、前記入力したレベルが誤っていても、同レ
ベルが自動的に正確に修正されるようになる。
【0053】さらに、この読譜練習は通常のパーソナル
コンピュータPCに図2〜5のプログラムをインストー
ルするだけでよく、簡単に読譜練習が実現されるように
なる。
【0054】なお、上記実施形態においては、複数の音
域としてト音記号音域、ヘ音記号音域及び大譜表音域か
らなる予め決められた3種類の音域を用意するようにし
たが、さらに多く又は少ない数の予め決められた音域を
用意するようにしてもよい。また、前記複数の音域をユ
ーザがそれぞれ変更したり、一つの音域だけを用意して
おき同一つの音域をユーザが変更できるようにしてもよ
い。この場合、図3のステップ212にてキーボード1
1又はマウス12を用いて、各音域の上限音高又は下限
音高を変更するようにすればよい。
【0055】また、上記実施形態においては、レベルに
応じて前回の表示音高と今回の表示音高との音程を予め
決めた所定値(第1及び第2の音程)内に制限するよう
にしたが、この音程をユーザが変更できるようにしても
よい。この場合も、図3のステップ212にてキーボー
ド11又はマウス12を用いて、前記音程を変更するよ
うにすればよい。さらに、プログラムの簡単化のため
に、図4のステップ314によるレベルの修正処理を削
除したり、レベル自体を削除して図5のステップ35
6,358,366,368,376,378にてユー
ザの読譜能力と無関係に常に前回の音高から所定の範囲
内の新たな音高が選択されるようにしてもよい。
【0056】上記実施形態においては、図3のステップ
212の処理により自動演奏モードにて選択曲を指定
し、同指定された選択曲を図5のステップ358,36
8,378の処理による読譜モードの音高の選択にも利
用するようしたが、この選択曲の指定を前記自動演奏モ
ードとは切り離すようにしてもよい。この場合、読譜モ
ードが選択されている状態で、図3のステップ212に
て楽曲の選択を行うようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るパーソナルコンピ
ュータ及びその周辺装置のブロック図である。
【図2】 図1のパーソナルコンピュータにて実行され
るプログラムのフローチャートである。
【図3】 図2のパネル設定ルーチンの詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 図2の教習実行ルーチンの詳細を示すフロー
チャートである。
【図5】 図4の音高決定ルーチンの詳細を示すフロー
チャートである。
【図6】 (A)は図1のディスプレイにて表示されるメ
ニュー画面を示す図であり、(B)は同ディスプレイにて
表示される読譜練習モードのためのモード画面を示す図
である。
【図7】 (A)は図1のディスプレイにて表示されるト
音記号音域の音高の表示画面を示す図であり、(B)は同
ディスプレイにて表示されるヘ音記号音域の音高の表示
画面を示す図であり、(C)は同ディスプレイにて表示さ
れる大譜表音域の音高の表示画面を示す図である。
【符号の説明】
PC…パーソナルコンピュータ、11…キーボード、1
2…マウス、13…ディスプレイ、14…CPU、16
…ROM、17…RAM、18…記憶装置、21…サウ
ンドシステム、24…通信インターフェース、31…鍵
盤装置、32…音源装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏
    操作子と、 所定の音域に属する複数の音高のうちの一つの音高を不
    規則的に選択して表示する選択表示手段と、 前記表示された一つの音高と前記複数の演奏操作子のう
    ちの操作された演奏操作子に対応した音高とを比較し
    て、前記表示された音高と前記操作された演奏操作子に
    対応した音高との一致を判定する判定手段とを備えたこ
    とを特徴とする読譜練習装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載した読譜練習装置にお
    いて、 用意された複数の異なる音域のうちから一つの音域を選
    択して前記所定の音域として設定する音域選択手段を設
    けたことを特徴とする読譜練習装置。
  3. 【請求項3】複数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏
    操作子と、 選択された楽曲に含まれる複数の音高のうちの一つの音
    高を不規則的に選択して表示する選択表示手段と、 前記表示された一つの音高と前記複数の演奏操作子のう
    ちの操作された演奏操作子に対応した音高とを比較し
    て、前記表示された音高と前記操作された演奏操作子に
    対応した音高との一致を判定する判定手段とを設けたこ
    とを特徴とする読譜練習装置。
  4. 【請求項4】前記請求項1乃至請求項3のうちのいずれ
    か一つに記載した読譜練習装置において、 前記判定手段により前記表示された音高と前記操作され
    た演奏操作子に対応した音高との一致が判定されたと
    き、前記選択表示手段を制御して次の一つの音高を選択
    表示させる選択表示制御手段を設けたことを特徴とする
    読譜練習装置。
  5. 【請求項5】複数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏
    操作子を用いた読譜練習方法において、所定の音域に属
    する複数の音高のうちの一つの音高を不規則的に選択し
    て表示し、前記表示された一つの音高と前記複数の演奏
    操作子のうちの操作された演奏操作子に対応した音高と
    を比較して、前記表示された音高と前記操作された演奏
    操作子に対応した音高との一致を判定するようにしたこ
    とを特徴とする読譜練習方法。
  6. 【請求項6】複数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏
    操作子を用いた読譜練習方法において、選択された楽曲
    に含まれる複数の音高のうちの一つの音高を不規則的に
    選択して表示し、前記表示された一つの音高と前記複数
    の演奏操作子のうちの操作された演奏操作子に対応した
    音高とを比較して、前記表示された音高と前記操作され
    た演奏操作子に対応した音高との一致を判定するように
    したことを特徴とする読譜練習方法。
  7. 【請求項7】複数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏
    操作子を接続可能なコンピュータ装置に適用され、所定
    の音域に属する複数の音高のうちの一つの音高を不規則
    的に選択して表示し、前記表示された一つの音高と前記
    複数の演奏操作子のうちの操作された演奏操作子に対応
    した音高とを比較して、前記表示された音高と前記操作
    された演奏操作子に対応した音高との一致を判定するよ
    うにしたことを特徴とするプログラムを記録したコンピ
    ュータ読取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】複数の音高にそれぞれ対応した複数の演奏
    操作子を接続可能なコンピュータ装置に適用され、選択
    された楽曲に含まれる複数の音高のうちの一つの音高を
    不規則的に選択して表示し、前記表示された一つの音高
    と前記複数の演奏操作子のうちの操作された演奏操作子
    に対応した音高とを比較して、前記表示された音高と前
    記操作された演奏操作子に対応した音高との一致を判定
    するようにしたことを特徴とするプログラムを記録した
    コンピュータ読取り可能な記録媒体。
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