JP2001194710A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP2001194710A
JP2001194710A JP2000001736A JP2000001736A JP2001194710A JP 2001194710 A JP2001194710 A JP 2001194710A JP 2000001736 A JP2000001736 A JP 2000001736A JP 2000001736 A JP2000001736 A JP 2000001736A JP 2001194710 A JP2001194710 A JP 2001194710A
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camera
main
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cpu
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JP2000001736A
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Takahiro Doi
高広 土井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、主要CPUと従属CPUの複数の
CPUを有して、カメラ状態と部品組状態で同一の外部
制御機器で従属CPUを検査可能で、且つ、部品組状態
では高速に検査が可能なカメラシステムを提供すること
を目的とする。 【解決手段】このカメラシステムは、外部制御供給3を
有して、カメラの主要動作が主要制御部1によって制御
され、上記主要動作に従属する動作が従属制御部2によ
って制御される。そして、このカメラシステムは、上記
主要CPU1を介して受信した制御信号に従って動作す
る第1の動作形態と、主要制御部1を経由せずに上記外
部制御機器3から直接受信した制御信号に従って動作す
る第2の動作形態とを有している。そして、これらの第
1の動作形態と第2の動作形態とは、上記従属制御部2
によって切換えられて制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカメラシステムに
関し、より詳細には、複数のCPUを有するカメラのチ
ェックシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、最近のカメラはCPUが内蔵さ
れており、動作全体を制御している。
【0003】また、カメラには通信機能が内蔵されてお
り、検査、修理、調整が外部より行うことができるよう
になっている。
【0004】例えば、特開平7−5601号公報には、
カメラ内部のCPUに搭載したプログラムの一部を、カ
メラ機能とチェック調整に兼用することが記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】複数、例えば、主要動
作を制御するメインCPUと、LCD表示等を制御する
サブCPUの、2つのCPUを搭載したカメラでの外部
制御機器との通信機能は、プログラムが最小限になる、
ハードウエアも最小になる、という理由から、メインC
PUのみに内蔵されていた。
【0006】このため、メインCPUで通信可能な外部
制御機器とサブCPUとは、直接は通信できないもので
あった。したがって、サブCPUの検査を行おうとした
場合、メインCPUを介して行っていた。
【0007】しかしながら、メインCPU、サブCPU
の両方が搭載されているカメラ状態でサブCPUを検査
する時はこの方法でも問題ないが、サブCPU部品組
を、検査、調整、修理する場合は、メインCPUで通信
できる外部制御機器を使用する場合、必ずメインCPU
を介して行わなければならない。
【0008】このため、こうした状態で外部制御機器を
使用すると、調整や検査や修理を高速にしたい場合、メ
インCPUを介している分余計に時間がかかる。
【0009】また、サブCPUの部品組だけを検査、調
整、修理する場合には、メインCPUが必要となるた
め、サブCPUのみのチェックを行うことができない。
このことは、サブCPUの部品組が良品であっても、メ
インCPUの部品組が不良品である場合、チェックが二
度手間になるという問題があり、この場合は多大な時間
を要することになる。
【0010】したがってこの発明は、上記実状に鑑みて
なされたものであり、主要CPUと従属CPUの複数の
CPUを有するカメラの場合でも、カメラ状態と部品組
状態で同一の外部制御機器で従属CPUを検査可能で、
且つ、部品組状態では高速に検査が可能なカメラシステ
ムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、カ
メラ及びこのカメラのための外部制御機器とを具備する
カメラシステムに於いて、上記カメラは、カメラの主要
動作を制御する主要制御手段と、上記主要動作に従属す
る動作を制御する従属制御手段とを具備し、上記従属制
御手段は、上記主要制御手段を介して受信した制御信号
に従って動作する第1の動作形態と、上記主要制御手段
を経由せずに上記外部制御機器から直接受信した制御信
号に従って動作する第2の動作形態とを切換えて制御す
ることを特徴とする。
【0012】この発明にあっては、カメラ及びこのカメ
ラのための外部制御機器とを具備するカメラシステムに
於いて、カメラの主要動作が主要制御手段によって制御
され、上記主要動作に従属する動作が従属制御手段によ
って制御される。このカメラシステムは、上記主要制御
手段を介して受信した制御信号に従って動作する第1の
動作形態と、上記主要制御手段を経由せずに上記外部制
御機器から直接受信した制御信号に従って動作する第2
の動作形態とを有している。そして、これらの第1の動
作形態と第2の動作形態とは、上記従属制御手段によっ
て切換えられて制御される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。
【0014】図1は、この発明のカメラシステムに係る
一実施の形態の基本構成を示すブロック図である。
【0015】図1に於いて、このカメラシステムは、カ
メラの主要動作を制御する主要制御部1と、上記主要動
作に従属する動作を制御する従属制御部2と、該カメラ
システムの検査、調整、修理等のために通信を行う外部
制御機器3とを有している。
【0016】上記主要制御部1内には、通信部4と通信
内容判断部5とを有する通信制御部6が構成されてい
る。同様に、上記従属制御部2内には、通信部7と通信
内容判断部8とを有する通信制御部9が構成されてい
る。
【0017】上記通信部4は、主要制御部1内にあっ
て、該主要制御部1と、外部制御機器3及び従属制御部
2と通信を行うために設けられている。また、通信内容
判断部5は、主要制御部1内にあって、この主要制御部
1と通信を行う先が外部制御機器3であるか、従属制御
部2であるかを判断するためのものである。
【0018】一方、上記通信部7は、従属制御部2内に
あって、該従属制御部2と、外部制御機器3及び主要制
御部1と通信を行うために設けられている。また、通信
内容判断部8は、従属制御部1内にあって、この従属制
御部2と通信を行う先が外部制御機器3であるか、主要
制御部1であるかを判断するためのものである。
【0019】このような構成のカメラシステムに於い
て、主要制御部1と従属制御部2とが接続されている場
合は、外部制御機器3と従属制御部2との通信は、主要
制御部1を介して行われる。一方、主要制御部1と従属
制御部2とが接続されていない場合は、外部制御機器3
と従属制御部2との通信は、直接行われる。
【0020】図2は、本実施の形態に於ける具体的な構
成を示したもので、2つのCPUを搭載したオートズー
ムカメラの構成を示すブロック図である。
【0021】図2に於いて、このオートズームカメラ1
1は、主要制御手段であるメインCPU制御部12と、
このメインCPU制御部12の従属制御手段であるサブ
CPU制御部13とを有して構成されている。
【0022】メインCPU制御部12は、カメラの主要
な制御を行うもので、該メインCPU制御部12中の制
御を行い、また、後述する外部制御機器41及びサブC
PU制御部13との通信を判断し、シリアル通信を行う
メインCPU(M−CPU)15を有している。
【0023】このメインCPU15には、測距部16
と、測光部17と、レンズ駆動回路18と、シャッタ駆
動回路19と、ズーム駆動回路20と、図示されないス
トロボを発光させるストロボ発光回路21と、上記スト
ロボを発光させるためのエネルギーを蓄える充電回路2
2と、図示されないフィルム給送用の給送駆動回路23
と、パワースイッチ(SW)、レリーズスイッチ(S
W)、ズームアップスイッチ(SW)、ズームダウンス
イッチ(SW)、後蓋スイッチ(SW)等の各種スイッ
チから成るスイッチ(SW)部24と、メインCPU1
5、サブCPU37を含むカメラの各回路に電源を供給
する電源電池25と、8MHzの発振子を有する動作用
のクロック26とが接続されている。
【0024】上記測距部16は、カメラ前面に設けられ
た測距用レンズ29を介して被写体30までの距離を測
定する。また、測光部17は、カメラ前面に設けられた
測光用レンズ31を介して、被写体30の輝度を測定す
る。
【0025】上記レンズ駆動回路18は、上記測距部1
6からの測定結果に基いて、レンズユニット32内のピ
ント合わせ用AFレンズ33を駆動する。また、シャッ
タ駆動回路19は、上記スイッチ部24内のレリーズス
イッチの動作に応答して、シャッタユニット内のシャッ
タ羽根34を制御する。そして、ズーム駆動回路20
は、上記スイッチ部24内のズームアップスイッチ、ズ
ームダウンスイッチの動作に基いて、図示されないズー
ムレンズを駆動する。
【0026】一方、サブCPU制御部13は、カメラに
於いてサブ的な制御を行うものであり、該サブCPU制
御部13内の制御を行い、また上記メインCPU制御部
12とシリアル通信を行うサブCPU(S−CPU)3
7と、図示されないフィルムの駒数及びカメラモード等
を表示する液晶表示回路(LCD表示回路)38と、3
MHzの発振子を有する動作用のコンデンサ39及び抵
抗40とを有して構成される。
【0027】更に、上記メインCPU制御部12とサブ
CPU制御部13には、メインCPU制御部12内のメ
インCPU15、及びサブCPU制御部13内のサブC
PU37と、検査、修理、調整等のために直接通信を行
うための外部制御機器41が接続される。
【0028】尚、図示されないが、このオートズームカ
メラ11は、日付表示機能やカメラのモード選択機能の
スイッチ、セルフモードスイッチ等も有している。
【0029】次に、図3のフローチャートを参照して、
図2の構成のオートズームカメラの全体の動作を説明す
る。
【0030】先ず、ステップS1にて、電源電池25が
カメラに装填されると、続くステップS2では、メイン
CPU15内の図示されないRAMやフラグ類の初期化
が行われる。そして、ステップS3にて、上記初期化
後、サブルーチン“バッテリチェック”が行われる。こ
こで、“バッテリチェック”に問題がなければ、ステッ
プS4に於いて、スイッチ部24内のパワースイッチ
(PWRSW)の状態が判断される。
【0031】ここで、上記パワースイッチがオンの場合
は、ステップS5に移行して、サブルーチン“WID”
にて、ズームをワイドにする処理が行われる。その後、
ステップS6にて、外部制御機器41から通信の要求が
あるか否かが判断される。ここで、通信要求があれば、
ステップS7に移行して、通信が行われる。
【0032】上記ステップS4にて、パワースイッチが
オフの場合は、ズームをワイドにする処理は行われない
でステップS6へ移行する。また、ステップS6で通信
要求が無ければ、通信制御は行われずにステップS8へ
移行する。
【0033】ステップS8では、表示用タイマがスター
トされる。そして、ステップS9にて、上記表示用タイ
マがスタートすると、再度、スイッチ部24内のパワー
スイッチの状態がオンであるかオフであるかが判断され
る。
【0034】ここで、上記パワースイッチがオフの場合
は、ステップS32に移行して、ズームレンズがワイド
から沈胴位置に移動される。そして、ステップS33に
て、メインCPU15からサブCPU37へ通信が行わ
れて、“LCD表示をオフ”にするサブルーチンが実行
される。その後、ステップS34にて、メインCPU1
5及びサブCPU37が停止状態にされる。
【0035】ここで、メインCPU15及びサブCPU
37が停止状態となるということは、8MHzの発振子
26、3MHzの発振子を有する動作用のコンデンサ3
9及び抵抗40の動作も停止状態であるということであ
る。
【0036】その後、上記ステップS2へ移行する。
【0037】上記ステップS9に於いて、スイッチ部2
4内のパワースイッチがオンされている場合は、ステッ
プS10に移行して、上記パワースイッチがオンされて
から所定時間、例えば4分が経過したか否かが判断され
る。
【0038】ステップS10にて、4分経過した場合
は、ステップS33に移行して、LCD表示がオフにさ
れる。一方、4分経過していない場合は、ステップS1
1に移行して、メインCPU15からサブCPU37へ
通信が行われ、“LCD表示オン”のサブルーチンが実
行されてLCD表示回路38がオン状態にされ、これに
より液晶表示が行われる。
【0039】次に、ステップS12では、ストロボの状
態が充電完了であるか否かが判断される。ここで、充電
が完了していなければ、ステップS13に移行して、
“ストロボの充電”のサブルーチンが実行されることに
より、ストロボ充電が行われる。また、上記ステップS
12にて、充電が既に完了している場合は、ステップS
14へ移行する。
【0040】ステップS14では、スイッチ部24内の
後蓋スイッチの状態が判断される。これは、後蓋が開い
ている状態から閉じられた状態に変化したかが判断され
るステップである。ここで、後蓋の状態が変化している
場合は、ステップS15に移行して、“バッテリチェッ
ク”のサブルーチンが実行される。次いで、ステップS
16にて、フィルムの空送りが行われ、その後上記ステ
ップS6に移行する。
【0041】一方、上記ステップS14に於いて、後蓋
の状態が変化していない場合は、ステップS17へ移行
して、後蓋が閉じられた状態から開いた状態に変化した
か否かが判断される。ここで、開いた状態に変化したの
であれば、ステップS18に移行して、“バッテリチェ
ック”のサブルーチンが実行される。次いで、ステップ
S19にて、フラグRWEDFが“0”に設定される
と、上記ステップS6に移行する。
【0042】上記ステップS14及びS20にて、後蓋
が閉じたままの状態であれば、ステップS20へ移行し
て、巻戻しが終了しているか否かが、フラグRWEND
Fの状態が検出されることにより判断される。このフラ
グは、巻戻しが終了している場合に“1”のフラグ、巻
戻しが終了していない場合に“0”のフラグが検出され
る。巻戻しが終了している場合、すなわちフラグRWE
NDFが“1”の場合は上記ステップS9へ移行し、フ
ィルムの巻戻しが終了していない場合、すなわちフラグ
RWENDFが“0”の場合は、ステップS21へ移行
する。
【0043】ステップS21では、スイッチ部24内の
レリーズスイッチの状態がオンかオフかが判断される。
ここで、上記レリーズスイッチの状態がオフの場合は、
ステップS22へ移行する。
【0044】ステップS22では、スイッチ部24内の
ズームアップスイッチ及びズームダウンスイッチの状態
が検出される。ここで、上記ズームアップスイッチ及び
ズームダウンスイッチの何れもオンされていない、すな
わちズーミングもされていない場合は、上記ステップS
9へ移行する。一方、ズームアップスイッチ及びズーム
ダウンスイッチの何れかから信号が出力されている場合
には、ステップS23に移行してバッテリチェックが行
われる。次いで、ステップS24にて、ズーム駆動回路
20が動作されてズーミング制御が行われる。この後、
上記ステップS6へ移行する。
【0045】一方、上記ステップS21に於いて、ファ
ーストレリーズスイッチとセカンドレリーズスイッチの
二段構造になっている、スイッチ部24内のレリーズス
イッチの状態がオンされている場合は、ステップS25
に移行してバッテリチェックが行われる。
【0046】ステップS26では、上記ファーストレリ
ーズスイッチがオンされることにより、測光部17及び
測距部16によって被写体の輝度及び距離が検出され
る。次いで、ステップS27にて、セカンドレリーズス
イッチのオンにより、レンズ駆動回路18が駆動されて
AFレンズ33が駆動される。
【0047】次に、ステップS28にて、シャッタ駆動
回路19によりシャッタ秒時が制御される。そして、撮
影が終了すると、ステップS29にて、フィルムの巻上
げが行われる。
【0048】ステップS30では、巻き上げられたフィ
ルムが終了か否かが判断される。ここで、フィルムエン
ドでない場合はそのまま上記ステップS6へ移行し、フ
ィルムエンドの場合はステップS31に移行し、フラグ
RWENDFが“1”にされてから、フィルムの巻戻し
が行われた後、上記ステップS6へ移行する。
【0049】尚、上記ステップS26で測光された出力
に基いてストロボ発光が必要と判断された場合には、ス
テップS28のシャッタ制御の際にストロボが同調する
ようにストロボ発光回路21が駆動される。
【0050】また、ステップS34の停止状態からは、
スイッチ部24内のパワースイッチ、後蓋スイッチ、ズ
ームアップスイッチ及びズームダウンスイッチ等の各主
スイッチによる割込みによって、8MHzの発振子26
が再起動されることにより、メインCPU15が起動さ
れてステップS2へ移行し、カメラの動作が再開され
る。
【0051】次に、図4乃至図10を参照して、カメラ
状態でLCD表示回路をチェックする場合の例について
説明する。
【0052】ここでは、図2に示されるカメラのLCD
表示回路38を外部制御機器41により検査(今回はL
CDを点灯させる)する例について述べる。
【0053】図2に示されるメインCPU制御部12内
のメインCPU15と、サブCPU制御部13内のサブ
CPU37と、外部制御機器41と、LCD表示回路3
8は、詳細には図4に示されるように接続されている。
【0054】メインCPU15と外部制御機器41は、
昇圧された電圧VCC2ラインと、シリアル通信を行う
ためのDATAライン、CLKライン、CHK1ライン
及びGNDラインが接続されている。また、メインCP
U23とサブCPU37は、昇圧された電圧VCC2ラ
インと、シリアル通信をするためのSDATAライン、
SCLKライン、SCENライン及びGNDラインが接
続されている。
【0055】外部制御機器41が使用されてLCD表示
回路38がチェックされる場合、図3のメインフローチ
ャート上では、ステップS7の通信制御により行われ
る。この通信制御中は、外部制御機器41とメインCP
U15、サブCPU37では、図5乃至図7のフローチ
ャートに従った制御が行われている。
【0056】図5は、外部制御機器の通信制御の動作を
説明するフローチャートである。
【0057】先ず、ステップS41にて通信のための初
期設定が行われ、次いでステップS42にて、予めわか
っている接続設定(メインCUP15か、サブCPU3
7か)により、処理命令が設定される。今回は、メイン
CPU15と接続され、通信可能なようになっている。
尚、ここでは、LCD表示オンが設定されるが、CPU
内のRAMの読書き等であってもよい。
【0058】ステップS43では、外部制御機器41と
接続されているメインCPU15と通信が行われる。外
部制御機器41とメインCPU15との通信は、図8の
タイミングチャートに示されるようになっている。すな
わち、外部制御機器41がCHK1ラインを“L(ロー
レベル)”にしておき、その間にSDATAとSCLK
により、LCD表示を行う命令がメインCPU15に送
られる。
【0059】次に、ステップS44に於いて、上記ステ
ップS43の通信が行われてから所定時間経過したか否
かが判断される。ここで、所定時間経過してなければ、
ステップS45へ移行する。
【0060】ステップS45では、通信が成功したか否
かが判断される。すなわち、上記ステップS43での通
信が成功した場合、通信相手側から処理終了信号が返さ
れる。ここでは、メインCPU15の通信完了信号とな
る。したがって、このステップS45にて、通信完了信
号が返されれば本ルーチンが終了する。一方、通信完了
信号が返されない場合は、上記ステップS44へ移行す
る。
【0061】また、上記ステップS44に於いて、所定
時間が経過した場合は、通信失敗したとしてNGとな
り、外部制御機器41側でわかるようになっている。
【0062】図6は、メインCPU通信制御の動作を説
明するフローチャートである。
【0063】先ず、ステップS51にて、外部制御機器
41とサブCPU37とを通信するための初期設定が行
われる。次いで、ステップS52に於いて、外部制御機
器41から通信信号があったか否かが判断される。上述
した図5のフローチャートに於けるステップS43に対
応する。
【0064】このステップS52にて、通信がなかった
場合は、本ルーチンが終了する。一方、通信があった場
合は、ステップS53に移行する。
【0065】ステップS53では、上記通信がメインC
PU15内で行われる処理か、サブCPU37へ通信し
なければならない処理か判断される。ここで、メインC
PU15内の処理であった場合は、ステップS54に移
行してメインCPU15内の処理、例えば、RAMの読
書きやズーム駆動等の処理が行われる。一方、上記ステ
ップS53にて、サブCPU24と通信が必要と判断さ
れた場合は、ステップS55へ移行する。
【0066】ステップS55では、サブCPU37へ通
信が行われ、処理が命令される。このメインCPU15
とサブCPU37との通信は、図9のタイミングチャー
トに示されるようになっている。すなわち、メインCP
U15によってP_SCENが“L(ローレベル)”に
されていて、P_SDATAとP_SCLKにより、ハ
ンドシェイク処理と称される通信認識処理が行われた
後、LCDを表示するためのデータの送受信が行われ
る。今回は、LCD表示オン命令が通信される。
【0067】ステップS56では、上記ステップS55
の通信が行われてから所定時間が経過したか否かが判断
される。ここで、所定時間が経過してなければステップ
S57へ移行する。そして、このステップS57にて、
サブCPU37の通信が成功したか否かが判断される。
通信が成功していなければ上記ステップS56に移行
し、成功したならばステップS58へ移行する。
【0068】また、上記ステップS56にて、所定時間
経過したならば通信が失敗したとして通信NGとなる。
【0069】ステップS58では、上記ステップS54
の処理が終了後、外部制御機器41に処理が終了したこ
とが通信される。これは、図5のフローチャートに於け
るステップS45に対応する。この後、本ルーチンが終
了する。
【0070】図7は、サブCPU通信制御の動作を説明
するフローチャートである。
【0071】先ず、ステップS61にて、外部制御機器
41とメインCPU15と通信するための初期設定が行
われる。次いで、ステップS62に於いて、外部制御機
器41から、通信要求があったか否かが判断される。こ
の判断は、CHK1ポートの“H(ハイレベル)”と
“L(ローレベル)”により行われる。“L”ならば通
信ありとなる。ここで、通信がなかった場合は、ステッ
プS63へ移行する。
【0072】ステップS63では、メインCPU15か
ら通信要求があったか否かが判断される。ここでは、S
CENポートの“H”と“L”により判断される。そし
て、“L”ならば通信ありとなり、ステップS64へ移
行する。メインCPU15との通信は、前述した図9の
タイミングチャートに示されるようになっている。
【0073】一方、上記ステップS63にて、通信が無
い場合は本ルーチンが終了する。
【0074】ステップS64では、サブCPU37内の
処理、今回はLCD表示回路38がオンされる。これ
は、もちろんLCD表示回路38に限られずに、RAM
の読込み等であってもよい。
【0075】次いで、ステップS65にて、メインCP
U15にサブCPU37の処理が終了したことが通信さ
れる。これは、上記通信がメインCPU15との通信で
あったためである。またこのステップ65は、図6のフ
ローチャートに於けるステップS57に対応する。この
後、本ルーチンが終了する。
【0076】また、上記ステップS62にて、外部制御
機器41との通信と判断された場合は、ステップS66
へ移行する。そして、ステップS67にて、サブCPU
15内の処理、今回はLCD表示回路38がオンされ
る。この場合、外部制御機器41との通信は、図8のタ
イミングチャートに示されるようになっている。
【0077】上記ステップS66の処理が終了後、ステ
ップS67にて、外部制御機器41との直接通信だった
ので外部制御機器41にサブCPU37の処理が終了し
たことが通信される。尚、このステップS67は、図5
のフローチャートに於けるステップS45に対応する。
この後、本ルーチンが終了する。
【0078】このように、図5乃至図7のフローチャー
トに従って、LCD表示回路38の点灯が行われる。こ
の状態で、検査が可能となる。
【0079】図10は、サブCPU37の部品組単体で
LCD表示をチェックする際の構成例を示したブロック
図である。
【0080】ここでは、サブCPU制御部13内のサブ
CPU37だけの部品組状態で、LCD表示回路38を
外部制御機器41によって検査(今回は点灯させる)す
る例について説明する。
【0081】サブCPU制御部13内のサブCPU37
と、外部制御機器41と、LCD表示回路38は、詳細
には図10に示されるように接続されている。
【0082】サブCPU37と外部制御機器41は、昇
圧された電圧VCC2ラインと、シリアル通信をするた
めのDATAラインと、CLKラインと、CHK1ライ
ンと、GNDラインが接続されている。
【0083】外部制御機器41を使用してLCD表示回
路38をチェックする場合、図5及び図7のフローチャ
ートで説明したように、外部制御機器41からサブCP
U37へ通信が行われ、LCD表示回路38がオンされ
る。LCD表示処理が終了したならば、サブCPU37
から外部制御機器41へ終了信号が送られる。そして、
LCD表示回路38が点灯され、検査が可能になる。
【0084】尚、この発明は上述した実施の形態に限ら
れるものではない。
【0085】例えば、上述した実施の形態ではCPUを
メインCPU、サブCPUで各1個として説明したが、
サブCPUは何個あってもよい。
【0086】また、今回はLCDの点灯のみを示した
が、サブCPU制御部に接続されているものであれば、
調整、検査、修理をしてもよい。
【0087】尚、この発明の上記実施の形態によれば、
以下の如き構成を得ることができる。
【0088】すなわち、 (1) カメラの主要動作を制御する主要制御手段と、
上記主要動作に従属する動作を制御する従属制御手段
と、上記カメラ用の外部通信機器と、を具備するカメラ
システムに於いて、上記従属制御手段は、少なくとも、
上記主要制御手段を経由せずに上記外部制御機器から直
接受信した制御信号に従って制御動作が可能なことを特
徴とするカメラシステム。
【0089】(2) 上記従属制御手段は、上記カメラ
内に少なくとも1つ設けられていることを特徴とする上
記(1)に記載のカメラシステム。
【0090】(3) 上記従属制御手段は、上記主要制
御手段及び上記外部通信機器と通信する通信手段と、該
通信手段で受信した信号が上記主要制御手段との通信
か、上記外部制御機器との通信かを判断する判断手段を
具備していることを特徴とする上記(1)に記載のカメ
ラシステム。
【0091】(4) カメラの主要動作を制御する主要
制御手段と、上記主要動作に従属する動作を制御する従
属制御手段と、上記カメラ用の外部通信機器と、を具備
するカメラシステムに於いて、上記従属制御手段は、上
記主要制御手段を介して受信した制御信号に従って動作
する第1の動作形態と、上記主要制御手段を経由せずに
上記外部制御機器から直接受信した制御信号に従って動
作する第2の動作形態とを切換えて制御することを特徴
とするカメラシステム。
【0092】(5) 上記従属制御手段は、上記主要制
御手段及び上記外部制御機器と通信するための通信手段
と、上記通信手段で受信した信号が上記主要制御手段と
の通信か、上記外部制御機器との通信かを判断する判断
手段を具備していることを特徴とする上記(4)に記載
のカメラシステム。
【0093】(6) 上記従属制御手段は、上記カメラ
内に少なくとも1つ設けられていることを特徴とする上
記(4)に記載のカメラシステム。
【0094】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、主要C
PUとの通信用に開発された外部制御機器を用いて、カ
メラ状態と部品組状態で従属CPU部品組の調整、検
査、修理をすることができる。そして、従属CPU部品
状態でのチェックで主要CPUが不要であるので、従属
CPU部品組状態を外部制御機器で調整、検査、修理す
る場合の通信速度を、主要CPUを介して行うよりも高
速にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカメラシステムに係る一実施の形態
の基本構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施の形態に於ける具体的な構成
を示したもので、2つのCPUを搭載したオートズーム
カメラの構成を示すブロック図である。
【図3】図2の構成のオートズームカメラの全体の動作
を説明するフローチャートである。
【図4】カメラ状態でLCD表示回路をチェックする場
合の例について説明するもので、メインCPU15とサ
ブCPU37と外部制御機器41及びLCD表示回路3
8の接続関係を示したブロック図である。
【図5】カメラ状態でLCD表示回路をチェックする場
合の例について説明するもので、外部制御機器の通信制
御の動作を説明するフローチャートである。
【図6】カメラ状態でLCD表示回路をチェックする場
合の例について説明するもので、メインCPU通信制御
の動作を説明するフローチャートである。
【図7】カメラ状態でLCD表示回路をチェックする場
合の例について説明するもので、サブCPU通信制御の
動作を説明するフローチャートである。
【図8】カメラ状態でLCD表示回路をチェックする場
合の例について説明するもので、外部制御機器41とメ
インCPU15との通信動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図9】カメラ状態でLCD表示回路をチェックする場
合の例について説明するもので、メインCPU15とサ
ブCPU37との通信動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図10】カメラ状態でLCD表示回路をチェックする
場合の例について説明するもので、サブCPU37の部
品組単体でLCD表示をチェックする際の構成例を示し
たブロック図である。
【符号の説明】
1 主要制御部、 2 従属制御部、 3 外部制御機器、 4、7 通信部、 5、8 通信内容判断部、 6、9 通信制御部、 11 オートズームカメラ、 12 メインCPU制御部、 13 サブCPU制御部、 15 メインCPU(M−CPU)、 16 測距部、 17 測光部、 18 レンズ駆動回路、 19 シャッタ駆動回路、 20 ズーム駆動回路、 21 ストロボ発光回路、 22 充電回路、 23 給送駆動回路、 24 スイッチ(SW)部、 25 電源電池、 37 サブCPU(S−CPU)、 38 液晶表示回路(LCD表示回路)、 41 外部制御機器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ及びこのカメラのための外部制御
    機器とを具備するカメラシステムに於いて、 上記カメラは、カメラの主要動作を制御する主要制御手
    段と、上記主要動作に従属する動作を制御する従属制御
    手段とを具備し、 上記従属制御手段は、上記主要制御手段を介して受信し
    た制御信号に従って動作する第1の動作形態と、上記主
    要制御手段を経由せずに上記外部制御機器から直接受信
    した制御信号に従って動作する第2の動作形態とを切換
    えて制御することを特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 上記従属制御手段は、上記主要制御手段
    及び上記外部制御機器と通信するための通信手段と、上
    記通信手段で受信した信号が上記主要制御手段との通信
    か、上記外部制御機器との通信かを判断する判断手段を
    具備していることを特徴とする請求項1に記載のカメラ
    システム。
  3. 【請求項3】 上記外部制御機器は、上記主要制御手
    段、若しくは上記従属制御手段の検査、調整、修理の機
    能を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 上記従属制御手段は、上記カメラ内に複
    数個設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    カメラシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015504201A (ja) * 2012-09-03 2015-02-05 邱▲賢▼▲貞▼ デュアルディスプレイタッチパネルモニタデュアルコア(cpu)電子カバン

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JP2015504201A (ja) * 2012-09-03 2015-02-05 邱▲賢▼▲貞▼ デュアルディスプレイタッチパネルモニタデュアルコア(cpu)電子カバン

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