JP2001194132A - 斜入射干渉計用光学系およびこれを用いた装置 - Google Patents

斜入射干渉計用光学系およびこれを用いた装置

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JP2001194132A JP2000002626A JP2000002626A JP2001194132A JP 2001194132 A JP2001194132 A JP 2001194132A JP 2000002626 A JP2000002626 A JP 2000002626A JP 2000002626 A JP2000002626 A JP 2000002626A JP 2001194132 A JP2001194132 A JP 2001194132A
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秀雄 神田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 干渉縞感度が緩く、特に粗面の平面度を非接
触で測定可能とする斜入射干渉計において、基準原器の
入射面と基準平面のなす角を所定範囲とすることによ
り、干渉ノイズを低減するとともに、光学系および干渉
計装置の軽量小型化を可能とする斜入射干渉計用光学系
およびこれを用いた装置を得る。 【構成】 基準原器16は、被検面2aとわずかな空気
間隔を隔てて対向するように配置された基準平面16a
と、基準平面16aに対して10°〜30°(角度α)の鋭
角をなすように形成された入射面16bと、基準平面1
6aと平行に形成されスクリーン18として機能する射
出面16cとを備えたプリズムである。斜入射干渉計装
置10は、半導体レーザ光源11から射出されコリメー
タレンズ14により平行光とされた光線束Aを入射面1
6bに斜め方向から入射させ、スクリーン18に投影さ
れた光線束BおよびCにより生じた干渉縞を、テレビカ
メラ19により観察する装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光の干渉作用によ
って形成される干渉縞を利用して被検面の平面度を測定
する干渉計用の光学系に関し、詳しくは基準平面および
被検面に対して斜め方向から光を照射することにより、
特に粗面の平面度を非接触で測定可能とする斜入射干渉
計に用いられる光学系およびこれを用いた装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、加工物表面の平面度を測定す
るための種々の干渉計装置が知られている。その中でも
凹凸差の大きい被検面の平面度を測定し得る装置とし
て、斜入射干渉計装置が知られている。
【0003】斜入射干渉計装置においては、被検面に対
し可干渉光線束を斜めから入射させることにより測定感
度を低くすることができるため、非接触での粗面等の平
面度測定に用いられている。ここで、測定に使用される
光の波長をλ、基準原器の入射面に入射する光の入射角
をθとすれば、被検面の凹凸量、すなわち測定感度Δh
は下式で表わされる。 Δh=λ/(2 cosθ)
【0004】すなわち、入射角θが大きくなり斜め入射
の程度が大きくなる程、縞間隔が大きくなり測定感度を
低くすることができるので、平面精度が悪い平面を測定
することが可能となる。
【0005】図5は、基準原器として平面基準板を用い
た従来構成例である。この斜入射干渉計装置は、平行平
面板116の基準平面116aと被検体2の被検面2a
とを対向配置し、基準平面116aに斜め方向から、レ
ーザ光源111から発せられコリメータレンズ114に
より平行光とされた可干渉光を照射し、この基準平面1
16aと被検面2aの距離に基づく光路差に応じた干渉
縞をスクリーン118に投影し、観察者119が観察す
るようになっている。干渉縞生成の原理を図7の(a)
に示す。すなわち、基準平面6aの紙面左上方向から入
射した平行光束は、一部が基準平面6aから射出され被
検面2aに斜入射し被検面2aにおいて反射され基準平
面6aに再入射し、基準平面6aで内面反射した光線束
との光干渉により干渉縞を生じる。
【0006】しかしながら、この構成では、図7の
(b)に示すような干渉ノイズが発生しやすい。この干
渉ノイズは、平面板の基準平面でない面(入射面であり
射出面である)での反射光によるもので、この面に反射
防止コーティングを施すことである程度は解決できる。
しかし、入射角が大きいので反射率の小さいコーティン
グを施すことには困難がある。
【0007】図6は、基準原器として直角二等辺三角形
プリズムを用いた、アブラムソン型と呼ばれる従来構成
例である。図6において、図5に示す斜入射干渉計装置
と同様の部材には下二桁を一致させた符号を付してい
る。この装置では、スクリーン218に投影された干渉
縞をTVカメラ219により撮影し観察するように構成
されている。このアブラムソン型の装置によれば、図7
の(b)のような表面反射による干渉ノイズは防止する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7の(c)
に示すような、被検面と基準平面との間の多重反射光に
よる干渉ノイズの問題は残る。これを除去するために
は、被検面と基準平面との間を多重反射した光と基準平
面で内面反射した光とが干渉してスクリーン面に到達し
ないような構成としなければならない。これを光学部材
の相対配置をもって除去する場合には、例えば基準平面
を被検面に対して2倍以上のサイズに設定する手法が有
効である。直角二等辺三角形プリズムを用いたこの従来
構成例では、基準平面を大きくするためにプリズム自体
も非常に大きく重いものとなってしまうことが問題とな
っている。
【0009】また、コリメータレンズから被検面に向か
う光束は被検面への入射光と参照光部分をカバーしなけ
ればならないものであるが、直角二等辺三角形プリズム
を用いたこの従来構成例ではプリズム入射面への入射角
が小さいために、光束径の大きい平行光束を入射させる
ことが必要となる。そのため、コリメータレンズも大き
くなり干渉計全体が大型化してしまうことも問題であ
る。さらに、プリズムの基準平面において内部反射した
光束が干渉光と同一方向に射出され、スクリーン上にお
いてこの内部反射光に基づくノイズが重畳されてしまう
という問題がある。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、被検面への入射角が大きく縞感度が緩
い斜入射干渉計において、干渉ノイズを低減するととも
に、光学系の小型化が可能で、干渉計装置の軽量小型化
を可能とする斜入射干渉計用光学系およびこれを用いた
斜入射干渉計装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る斜入射干渉
計用光学系は、可干渉性を有する光を射出する光源と、
この光を平行光線束とするコリメータレンズと、この光
線束が入射する入射面と、この入射面から入射した該光
線束が斜入射する基準平面を有する基準原器と、前記基
準平面から射出され該基準平面と対向配置された被検面
で反射された前記光線束と、前記基準平面で内面反射し
た該光線束とにより生成される干渉縞が投影されること
がスクリーン部とを備えた斜入射干渉計用光学系におい
て、該基準原器の該入射面と該基準平面とのなす角が10
°〜30°の範囲に設定されていることを特徴とするもの
である。
【0012】また、前記基準原器が、前記スクリーン部
を付設した射出面を備えていることが好ましい。また、
前記基準平面と前記スクリーン部とが平行に形成されて
いることが好ましい。また、前記基準原器はプリズムか
らなることが好ましい。
【0013】本発明に係る装置は、前記斜入射干渉系用
光学系を備えてなることを特徴とするものである。ま
た、前記射出面に正対させたカメラにより前記スクリー
ン部に投影された干渉縞を観察するように構成されてな
ることが好ましい。また、前記入射面に入射する前記光
線束の入射角を変化させる光路変向手段を備えているこ
とが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係
る平面度測定装置10を示す側面図である。この斜入射
干渉計装置10は、光の干渉作用によって形成される干
渉縞を利用して被検体2の被検面2aの表面形状を測定
する装置であって、可干渉性を有する光を射出する半導
体レーザ光源11と、この光を平行光線束とするコリメ
ータレンズ14と、被検面2aと対向配置された基準平
面16aを有する透明ガラス製の基準原器16と、干渉
縞が投影されるスクリーン18とを備えた斜入射干渉計
用光学系、ならびにTVカメラ19から構成されてい
る。
【0015】この基準原器16は、基準平面16aと、
この基準平面16aに対して10°〜30°(角度α)の鋭
角をなすように形成された入射面16bと、基準平面1
6aと平行に形成された射出面16cとを備えている。
【0016】また、この基準原器16は、基準平面16
aが、図示しない被検体ホルダ上に固定保持された被検
体2の被検面2aとわずかな空気間隔を隔てて対向する
ように配置され、半導体レーザ光源12およびコリメー
タレンズ14は、この半導体レーザ光源11から射出さ
れコリメータレンズ14により平行光とされた可干渉光
線束Aが、入射面16bに斜め方向から入射するように
配置されてなる。また、射出面16cには砂ずり処理が
施されており、これにより該射出面16cに入射する光
を乱反射させるスクリーン18として機能するようにな
っている。
【0017】本実施形態に係る平面度測定装置10にお
いては、入射面16bに斜めに入射した可干渉光線束A
は、その一部が基準平面16aで内面反射する可干渉光
線束B(参照光)となり、残りは、基準平面16aから
外部へ射出して被検面2aで反射した後、基準平面16
aに再入射する可干渉光線束C(物体光)となる。これ
ら可干渉光線束Bおよび可干渉光線束Cの一部は互いに
干渉し、その光路差に応じた干渉縞がスクリーン18に
投影される。
【0018】そして、このスクリーン18の図示上方に
テレビカメラ19等の撮像手段を配設することにより、
干渉縞の全体像を観察し、また、記録することも可能で
ある。なお、撮像手段を設ける代わりにスクリーン18
を直接観察することも可能である。
【0019】次に、本実施形態の作用効果について説明
する。本実施形態のように、入射面16bと基準平面1
6aのなす角(角度α)を10°〜30°の範囲に設定する
ことにより、図7(b)、(c)のような不正干渉ノイ
ズを防止しつつプリズムサイズを小さくすることができ
る。すなわち、干渉ノイズについては、入射面16bと
基準平面16aが所定の角度を有することにより入射面
16bの表面反射による不正干渉を防止するとともに、
基準平面16aが被検面2aに対して2倍以上のサイズ
となるようにして、被検面2aと基準平面16aとの多
重反射光による干渉ノイズを除去している。そして、角
度αを10°〜30°の範囲に設定することにより、基準平
面16aが被検面2aに対して2倍以上のサイズであっ
ても、プリズムサイズは、直角二等辺三角形プリズムを
用いた場合に比べ、小さく軽量なものとすることができ
る。
【0020】さらに、角度αを10°〜30°の範囲に設定
することにより、入射面16bの表面反射による不正干
渉や、被検面2aと基準平面16aとの多重反射光によ
る干渉ノイズを防ぐことに加え、プリズム内部での多重
反射によるノイズ除去もできる。
【0021】すなわち図3に示すとおり、入射面6bと
基準平面6aのなす角を10°〜30°の範囲に設定するこ
とにより、基準平面6aでプリズム6内部に反射された
のち入射面6bで再反射されるノイズ光Dは、干渉縞の
射出面6cから射出されないので、干渉縞観察に悪影響
を及ぼさない。なお、図3(a)は入射面16bと基準
平面16aのなす角が20°、(b)はこの角が30°、
(c)はこの角が10°の場合にノイズ光が進む方向を示
している。
【0022】図4は、この角度が本実施形態の範囲を超
えている場合のノイズ光の様子を示している。図4
(a)はこの角度が45°の場合であり、このように角度
が30°を超えると、基準平面6aでプリズム6内部に反
射されたのち入射面6bで再反射され、射出面6cに達
するノイズ光Dが、干渉縞と同様に射出面6cから射出
されるため、射出面6cにスクリーンを設けた場合にノ
イズ光Dの悪影響を受ける虞がある。
【0023】また、上述したように基準平面6aは被検
面2aに対して2倍以上のサイズが求められ、入射面6
bも所定の入射光束径に対応するサイズが必要なことか
ら、角度が30°を超えるとプリズムサイズが大きくなり
重量化も避けられない。
【0024】また、図4(b)はこの角度が5°の場合
であり、このように角度を10°未満にすると、基準平面
6aでプリズム6内部に反射されたのち入射面6bで再
反射され、再び基準平面6aで反射されたのち射出面6
cに達するノイズ光Dが、干渉縞と同様に射出面6cか
ら射出されるため、射出面6cにスクリーンを設けた場
合にノイズ光Dの悪影響を受ける虞がある。
【0025】また、被検面2aへの入射角を変えないと
すれば、プリズム16の入射面16bと基準平面16a
のなす角を10°〜30°とした場合は、直角二等辺三角形
プリズムを用いた場合(α=45°)に比べ、入射面16
bにおける屈折力を大きくすることができる。それによ
り、必要なコリメート光束幅が小さくなるので、コリメ
ートレンズ14を小さくすることができる。これにより
レンズおよび装置の小型化、軽量化を図ることができ
る。
【0026】また、スクリーン18が射出面16cに付
設されていることにより、部材点数を削減し低コスト
化、省スペース化を図ることができる。このスクリーン
18と基準平面16cとが平行に形成されていることに
より、被検面と相似な形で干渉縞を観察することができ
る。
【0027】さらに、本実施形態のように基準原器16
が、入射面16b、基準平面16a、および射出面16
cの3つの面を備えたプリズムとされていることによ
り、製造が容易で、かつコストも小さくなるという利点
がある。
【0028】つぎに、本実施形態の変形例として、図2
に示す斜入射干渉計装置について説明する。この装置
は、上述した実施形態に示した斜入射干渉計装置と略同
様の構成とされており、同様の作用効果を得ることがで
きる。なお、図2において、上述した実施形態と同様の
部材には同一の符号を付している。上述の装置に加えこ
の装置には、コリメータレンズ14と基準原器16との
間にミラー15が配されている。ミラー15は、図示の
とおり、入射面16bに入射する光線束の入射角を変化
させるように反射面がその下端を中心として所定の角度
だけ回動可能とされている。このようにして入射角を変
化させることにより、干渉縞の感度を可変とすることが
でき、被検面に適した感度により干渉縞を観察すること
が可能となる。また、図2には、必要な平行光線束を得
るために、光源11とコリメータレンズ14との間に集
光レンズ12およびピンホール13が示されている。
【0029】なお、本実施形態においては種々の態様の
変更が可能である。例えば、本実施形態においては、射
出面16cに、砂ずり処理を施すことによりスクリーン
18を形成するように構成されているが、それ以外の粗
面加工を施すことによってスクリーン18を形成するよ
うにしてもよい。
【0030】さらに、この射出面16c上にスクリーン
板が配置されていてもよく、射出面16cを粗面加工し
た後もしくは射出面16cの平面度を高く維持したま
ま、蒸着法(あるいはスパッタリング法)によりアルミ
ニウム等の金属薄膜を半透明状態となる程度の厚さに形
成してもよい。
【0031】また、本実施形態のように射出面16cに
スクリーン18を形成する代わりに、射出面16cは平
滑面で形成する一方、該射出面16cと所定間隔をおい
て該射出面16cから射出する可干渉光線束Bおよび可
干渉光線束Cの光路上に光拡散処理が施された部材から
なるスクリーンを配置するようにしてもよい。
【0032】また、干渉縞の明るさが不十分な場合に
は、上述したスクリーンを、観察方向に指向性を持たせ
たホログラム面あるいはフレネル面により形成するよう
にしてもよい。
【0033】また、本実施形態においては、光源11と
して半導体レーザ光源を用いているが、この光源11と
しては適度に干渉性のある光線束を射出する光源であれ
ばよく、例えば水銀灯やLED等を用いるようにしても
よい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る斜入射
干渉計用光学系によれば、被検面への入射角が大きく縞
感度が緩い斜入射干渉計において、基準原器の入射面と
基準平面のなす角を所定の範囲とすることにより、干渉
ノイズを低減するとともに、光学系の小型化が可能で、
干渉計装置の軽量小型化を可能とする斜入射干渉計用光
学系およびこれを用いた装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る斜入射干渉計用光学系
を用いた斜入射干渉計装置を示す側面図
【図2】図1に表された実施形態の変形例を示す側面図
【図3】本発明の実施形態に係る斜入射干渉計用光学系
においての繰り返しによる不正反射によるノイズ光が射
出面に達しないことを説明する図
【図4】本発明の実施形態の範囲を超えた斜入射干渉計
用光学系において不正反射の繰り返しによるノイズ光が
射出面に達することを説明する図
【図5】平行平面板を用いた従来例を示す側面図
【図6】直角二等辺三角形プリズムを用いた従来例を示
す側面図
【図7】(a)正規光による干渉の原理を示す図 (b)、(c)従来例において問題となっていた不正干
渉の原理を示す図
【符号の説明】
2 被検体 2a 被検面 10 斜入射干渉計装置 11、111、211 半導体レーザ光源(光源) 12 集光レンズ 13 ピンホール 14、114、214 コリメータレンズ 15、115 ミラー 16 プリズム 116 基準板 216 直角二等辺三角形プリズム 6a、16a、116a、216a 基準平面 6b、16b 入射面 6c、16c 射出面 18、118、218 スクリーン 19、219 TVカメラ 119 観察者 A 可干渉光線束 B 可干渉光線束(参照光) C 可干渉光線束(物体光) D 可干渉光線束(ノイズ光)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F064 AA09 BB07 CC03 FF02 GG00 GG13 GG14 HH03 JJ01 2F065 AA47 AA50 DD04 FF51 GG06 HH02 HH12 JJ03 JJ09 JJ14 JJ26 LL09 LL12 LL30 LL49 QQ32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可干渉性を有する光を射出する光源と、 この光を平行光線束とするコリメータレンズと、 この光線束が入射する入射面と、この入射面から入射し
    た該光線束が斜入射する基準平面を有する基準原器と、 前記基準平面から射出され該基準平面と対向配置された
    被検面で反射された前記光線束と、前記基準平面で内面
    反射した該光線束とにより生成される干渉縞が投影され
    るスクリーン部とを備えた斜入射干渉計用光学系におい
    て、 該基準原器の該入射面と該基準平面とのなす角が10°〜
    30°の範囲に設定されていることを特徴とする斜入射干
    渉計用光学系。
  2. 【請求項2】 前記基準原器が、前記スクリーン部を付
    設した射出面を備えていることを特徴とする請求項1記
    載の斜入射干渉計用光学系。
  3. 【請求項3】 前記基準平面と前記スクリーン部とが平
    行に形成されていることを特徴とする請求項2記載の斜
    入射干渉計用光学系。
  4. 【請求項4】 前記基準原器がプリズムからなることを
    特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の斜入
    射干渉計用光学系。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の
    斜入射干渉系用光学系を備えてなることを特徴とする装
    置。
  6. 【請求項6】 前記射出面に正対させたカメラにより前
    記スクリーン部に投影された干渉縞を観察するように構
    成されてなることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記入射面に入射する前記光線束の入射
    角を変化させる光路変向手段を備えたことを特徴とする
    請求項5または6記載の装置。
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