JP2001193978A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JP2001193978A JP2001193978A JP2000004382A JP2000004382A JP2001193978A JP 2001193978 A JP2001193978 A JP 2001193978A JP 2000004382 A JP2000004382 A JP 2000004382A JP 2000004382 A JP2000004382 A JP 2000004382A JP 2001193978 A JP2001193978 A JP 2001193978A
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Abstract
る建築物において、当該部屋の空調効率を高める空気調
和装置を提案する。 【解決手段】 一階と二階とを結ぶ階段3に連通した一
階居間1を有する建築物において、二階廊下2aの壁面
に設けた給気口4と、一階居間1の天井面に設けた排気
口5と、給気口4と排気口5とを連通するダクト6と、
ダクト6内の空気を強制的に給気口4側から排気口5側
へ送るファン7と、を備えることを特徴とする空気調和
装置。
Description
た部屋を有する建築物において、当該部屋の空気調和効
率を高める空気調和装置に関する。
なため、そこに建てられる住宅の延床面積も自ずと小さ
なものとなる。したがって、限られた延床面積の中で空
間を少しでも広く活用して快適に居住するため、設計に
おいて様々な工夫がなされる。
は、一階居間1と二階廊下2aとを結ぶように階段3が
設置されている。このような空間構成であると、一階廊
下1aと二階廊下2aとを結ぶように階段3を設置した
場合に比べて一階廊下1aの面積を縮小することが可能
であるため、結果的に一階居間1を広く計画することが
できる。
示した空間構成を有する住宅の場合、空気調和(以下
「空調」という)の問題が生じることになる。例えば、
一階居間1を暖房するためにエアコン8から吹き出した
暖気の一部は、暖房を行う必要のない階段3及び二階廊
下2aまで流出してしまうため、一階居間1がなかなか
暖まらず、コストも余計にかかってしまう。
とを結ぶように階段を設けた場合には、二階居間を冷房
するための冷気の一部が階段及び一階廊下まで流出して
しまうため、二階居間がなかなか冷えないことになる。
すなわち、階段や吹抜けのような竪穴空間を介して下階
(上階)の部屋と上階(下階)とが連通されている場合
には、その部屋を速やかに空調することができず、空調
コストが嵩むという問題が生じる。
下階を結ぶ竪穴空間に連通した部屋を有する建築物にお
いて、当該部屋の空調効率を高める空調装置を提案する
ことを目的とする。
下階を結ぶ竪穴空間に連通した部屋を有する建築物にお
いて、前記竪穴空間の内面に設けた給気口と、前記部屋
の内面に設けた排気口と、前記給気口と前記排気口とを
連通するダクトと、このダクト内の空気を強制的に前記
給気口側から前記排気口側へ送るファンと、を備えるこ
とを特徴とする空調装置である。
行ったときに、当該部屋内から竪穴空間に流出した暖気
(冷気)が給気口を通じてダクト内に取り込まれ、さら
にファンによって強制的に排気口を通じて当該部屋内に
戻されるという空気循環が実現されるため、当該部屋の
空調効率を高めることができる。
明の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、説明に
おいて、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は
省略する。
を表す断面斜視図であり、図2に示した住宅について本
発明を適用したものである。ここで、符号1は空調すべ
き部屋である一階居間、符号3は一階と二階とを結ぶ階
段、符号4は給気口、符号5は排気口、符号6はダク
ト、符号7はファン、符号8は空調機器としてのエアコ
ンを示している。
方には給気口4が、一階居間1の天井面には排気口5が
設置され、給気口4と排気口5は、二階の間仕切壁内及
び一階天井ふところ内を走るダクト6によって連通され
ている。また、ダクト6の途中にはファン7が設置され
ている。したがって、例えば一階居間1を暖房したとき
に、エアコン8から吹き出し、階段3を通って二階廊下
2aの天井付近に溜まった暖気は、ファン7により給気
口4からダクト6内に吸引され、さらに排気口5から再
び一階居間1内に排出されることになる。したがって、
このような空調装置を設けない場合に比べて、一階居間
1は速やかに暖められ、暖房コストも抑えることができ
る。逆に、一階居間1を冷房した場合に、エアコン8か
ら吹き出す冷気が階段3を通って二階廊下2aに溜まる
ことは考えにくいが、ファン7を作動させることによ
り、やはり一階居間1の冷房効率は高まる。なお、特許
請求の範囲でいう「竪穴空間」は、本実施形態では階段
3及び二階廊下2aに該当する。
が図3(a)である。すなわち、ダクト6により矢印で
示す暖気の通り道をつくり、ファン7で強制的に時計ま
わりに空気を循環させているのである。また、図3
(b)は、図3(a)の場合と逆に、二階居間2を冷房
したときに、エアコン8から吹き出し、階段3を通って
一階廊下1aの床付近に溜まった冷気が、一階廊下1a
の壁面下方に設置された給気口4から吸い込まれ、二階
居間2の壁面に設置された排気口5から再び二階居間2
内に排出される実施形態を表している。なお、この実施
形態における「竪穴空間」は階段3及び一階廊下1aで
ある。
階居間1と二階廊下2aとに連通する吹抜け3’を有す
る住宅において一階居間1を暖房する場合に、エアコン
8から吹き出し、吹抜け3’を通って二階廊下2aの天
井付近に溜まった暖気が、ファン7により給気口4から
ダクト6内に吸引され、さらに一階居間1の天井面に設
置された排気口5から再び一階居間1内に排出される実
施形態を表している。なお、この実施形態における「竪
穴空間」は吹抜け3’及び二階廊下2aである。
係る空調装置を説明してきたが、本発明はこれらの実施
形態に限定されるものではなく、適宜の変更が可能であ
る。したがって、用途や階数、構造形式等を問わずあら
ゆる建築物に適用することができ、給気口4や排気口5
の設置高さやダクト6の経路等についても、納まりを考
慮して適宜定められる。
よれば、部屋の冷暖房を行ったときに、当該部屋内から
竪穴空間に流出した暖気(冷気)が給気口を通じてダク
ト内に取り込まれ、さらにファンによって強制的に排気
口を通じて当該部屋内に戻されるという空気循環が実現
されるため、当該部屋の空調効率を高めることができ
る。
斜視図である。
である。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 上下階を結ぶ竪穴空間に連通した部屋を
有する建築物において、 前記竪穴空間の内面に設けた給気口と、前記部屋の内面
に設けた排気口と、前記給気口と前記排気口とを連通す
るダクトと、このダクト内の空気を強制的に前記給気口
側から前記排気口側へ送るファンと、を備えることを特
徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004382A JP3328808B2 (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004382A JP3328808B2 (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001193978A true JP2001193978A (ja) | 2001-07-17 |
JP3328808B2 JP3328808B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=18533180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000004382A Expired - Fee Related JP3328808B2 (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3328808B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019045057A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 旭化成ホームズ株式会社 | 空調システム、空調システム付き建物及び空調システムの運転方法 |
JP2019158163A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 三菱電機株式会社 | 空気調和システム |
-
2000
- 2000-01-13 JP JP2000004382A patent/JP3328808B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019045057A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 旭化成ホームズ株式会社 | 空調システム、空調システム付き建物及び空調システムの運転方法 |
JP2019158163A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 三菱電機株式会社 | 空気調和システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3328808B2 (ja) | 2002-09-30 |
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