JP2001193897A - 高圧気体貯蔵用岩盤タンク - Google Patents
高圧気体貯蔵用岩盤タンクInfo
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Abstract
壁全体に加わるひずみ、もしくは局所的に加わるひずみ
を軽減し、内壁の破断を防止する構造を有する高圧気体
貯蔵用岩盤タンクを提供する。 【解決手段】 岩盤G内に設置されて高圧の気体を貯蔵
するための高圧気体貯蔵用岩盤タンク10であって、岩
盤G内を掘削して形成された掘削空間12内に、前記気
体を貯蔵する貯蔵壁Lが設けられ、貯蔵壁Lと岩盤Gと
の間には裏込め材Cが充填されてなり、貯蔵壁Lには掘
削空間12の内方又は外の方へ膨出する破壊防止壁部1
3、13…が形成されていることを特徴とする。
Description
て高圧の気体を貯蔵するための高圧気体貯蔵用岩盤タン
クに関する。
クとしては、図7、及び図8に示される岩盤タンク1の
ような多層構造を形成したものが知られている。すなわ
ち、岩盤G内を掘削して掘削空間12を形成するととも
に、掘削空間12を気体漏洩防止用の貯蔵壁Lによって
被覆し、さらに、貯蔵壁Lと岩盤Gとの間に裏込め材と
して裏込めコンクリートCを充填し、かつ裏込めコンク
リートCと貯蔵壁Lとの間に縁切り材Dを設けたもので
ある。 ここで、裏込めコンクリートCは、掘削空間の
凹凸を滑らかにするために用いられている。また縁切り
材Dは、裏込めコンクリートCと貯蔵壁Lとの間の摩擦
を低減することによって、岩盤変形に伴う裏込めコンク
リートCのひび割れと変位による貯蔵壁Lへのひずみ集
中を回避するために用いられている。
圧されるため、貯蔵された気体の圧力は、主として押圧
による変位で生じた岩盤Gの弾性力によって支えられ
る。岩盤が堅固で剛性が大きい場合、掘削空間の容積変
化は小さく、貯蔵壁に加わるひずみも小さい。したがっ
て貯蔵壁に用いられる鋼板等の収縮力は、岩盤Gの弾性
力に比べると通常は無視できるほど小さい。
な従来の高圧気体貯蔵用岩盤タンクにおいて、岩盤Gが
軟弱でその弾性が小さい場合には、所定の変位で得られ
る岩盤Gの弾性力は減少するから、貯蔵壁Lのひずみは
増加する。このため、気体を繰り返し貯蔵及び放出する
と、貯蔵壁Lの繰り返し疲労が大きく、貯蔵壁Lが破断
するという問題が生じる。
貯蔵時の岩盤Gの変位が大きくなるため、裏込めコンク
リートCに亀裂が発生し開口する。また、掘削によって
閉じられていた岩盤Gの亀裂も開口することがある。こ
の結果、貯蔵壁Lは、開口の生じた箇所で支えを失い局
部的にひずみ集中を受け、ついには破断に至るという問
題が生じる。
支える岩盤Gが軟弱である場合には、掘削空間の容積変
化の増加に伴い貯蔵壁Lに加わるひずみが大きくなり、
貯蔵壁Lが破断しやすくなるという問題が生じる。
で、岩盤が軟弱である場合に、貯蔵壁全体に加わるひず
み、もしくは局所的に加わるひずみを軽減し、貯蔵壁の
破断を防止する構造を有する高圧気体貯蔵用岩盤タンク
を提供することにある。
は、岩盤内に設置されて高圧の気体を貯蔵するための高
圧気体貯蔵用岩盤タンクであって、前記岩盤内を掘削し
て形成された掘削空間内に、前記気体を貯蔵する貯蔵壁
が設けられ、該貯蔵壁と前記岩盤との間には裏込め材が
充填されてなり、前記貯蔵壁には該掘削空間の内方又は
外の方へ膨出する破壊防止壁部が形成されていることを
特徴とする。
記述する作用が得られる。気体が貯蔵される際、気体の
圧力の増加と共に、前記岩盤は掘削空間の外の方へ押圧
される。岩盤が軟弱である場合には、岩盤に所定の弾性
力を生じるための岩盤変位は増加し、貯蔵壁の内径も増
加するが、貯蔵壁に設けられた破壊防止壁部が内径の増
加に追従して変形するので、破壊防止壁部が完全に平坦
化するまで引張によるひずみが貯蔵壁に発生しない。む
しろ、岩盤がある程度強固である時は、破壊防止壁部が
平坦化する際岩盤に押し付けられ、貯蔵壁が圧縮さえ受
ける。このように、貯蔵壁に破壊防止壁部が設けられた
ことで、気体貯蔵時に貯蔵壁に作用する収縮力及びひず
みが減少する。
込め材との間には、前記破壊防止壁部が形成された部分
又は該破壊防止壁部の周辺部に間詰め材が介在されてい
ることを特徴とする。
掘削することで形成された掘削空間に貯蔵壁を内設し、
その後岩盤と貯蔵壁の間に裏込め材としてコンクリート
を充填する際に貯蔵壁に設けられた破壊防止壁部の空間
がコンクリート流入より保護され、かつ確保される。気
体貯蔵時には間詰め材が圧縮されて貯蔵壁の破壊防止壁
部が平坦化する。
れて高圧の気体を貯蔵するための高圧気体貯蔵用岩盤タ
ンクであって、前記岩盤内を掘削して形成された掘削空
間内に、前記気体を貯蔵する貯蔵壁が設けられ、該貯蔵
壁と前記岩盤との間には裏込め材が充填され、前記裏込
め材に、複数の開閉自在の誘発目地が設けられ、前記誘
発目地は、前記貯蔵壁に臨む部分の間隔が該貯蔵壁に向
かって拡開するように形成され、該拡開するように形成
された目地内の空間に目地栓を備えて成ることを特徴と
する。
貯蔵される際岩盤が外側に変位すると、誘発目地の間隙
が拡張して、裏込め材の他の箇所が開口することがな
い。この誘発目地には、目地栓が蓋として設けられてい
て、誘発目地の間隙が拡張しても目地栓が貯蔵壁を支え
る。このように、貯蔵壁が亀裂の生じた箇所で支えを失
い局部的にひずみ集中を受けることが回避される。
れて高圧の気体を貯蔵するための高圧気体貯蔵用岩盤タ
ンクであって、前記岩盤内を掘削して形成された掘削空
間内に、前記気体を貯蔵する内壁が設けられると共に、
該内壁と前記岩盤との間には外壁が設けられ、前記内壁
と前記外壁の間に液体が充填されてなり、前記充填され
た液体の圧力を制御する液体圧力制御装置が設けられて
なることを特徴とする。
記述される作用が得られる。気体が内壁内に貯蔵される
際、気体の圧力の増加と共に内壁周囲の液体圧力が液体
圧力制御装置により増加され、内壁を周囲から支える。
このように、内壁に作用する収縮力と引張りひずみが低
く抑えられる。この時、内壁周囲の静水圧は、ほぼ一様
となり、貯蔵壁にひずみ集中が生じない。一方、内壁周
囲に充填された液体の圧力は、外壁の収縮力及び岩盤側
からの弾性力によって支えられる。岩盤に不均一な変位
が生じても、外壁の形状変化に応じて、液体圧力制御装
置により充填する液体量を調節すれば、液体圧力は、常
に一定に保たれる。
圧気体貯蔵用岩盤タンクを図面を参照して説明する。
形態)を示すものであり、高圧気体貯蔵用岩盤タンク1
0の壁部11の拡大断面図である。この高圧気体貯蔵用
岩盤タンク10は、図7に示した従来の岩盤タンク1と
同様に、岩盤G内を掘削して形成された掘削空間12を
有するとともに、掘削空間12を被覆する貯蔵壁Lと、
貯蔵壁L及び岩盤G間に充填された裏込め材としての裏
込めコンクリートCを有した構成となっている。また、
貯蔵壁Lと裏込めコンクリートCとの間には、裏込めコ
ンクリートCのひび割れによる貯蔵壁Lへのひずみ集中
を避けるための縁切り材Dが介装されている。さらに、
貯蔵壁Lには、高圧の気体貯蔵による気体の圧力の増加
により、平坦化する破壊防止壁部13、13…が設けら
れている。
ンク10は、気体が貯蔵される際、気体の圧力の増加と
共に、岩盤Gは掘削空間の外の方へ押圧される。この
時、岩盤Gの変位と共に貯蔵壁の内径も増加し、貯蔵壁
Lの破壊防止壁部13、13…は次第に平坦化される。
このように、貯蔵壁Lの内径の増加に伴って、破壊防止
壁部13、13…が追従して変形するので、破壊防止壁
部13、13…が完全に平坦化するまで引張によるひず
みが貯蔵壁Lに発生しない。このように、貯蔵壁Lに破
壊防止壁部13、13…が設けられたことで、気体貯蔵
時に貯蔵壁Lに発生する収縮力及びひずみが減少する。
さらに、縁切り材Dにより、裏込めコンクリートC
で均質化できない岩盤Gの局所的変位が生じた場合で
も、貯蔵壁Lに局所的なひずみが発生しない。
ク10によれば、貯蔵壁Lは、破壊防止壁部13、13
…が平坦化することにより、引張ひずみが小さい状態で
岩盤G側へ膨張することができる。この結果、貯蔵壁L
に発生する収縮力及びひずみが小さくなるので、繰り返
し疲労による破断の問題が生じない。
岩盤タンク10は、破壊防止壁部13、13…と縁切り
材Dとの間の空間に、弾力性を有する間詰め材Zとして
例えばグラスウールあるいは発泡ポリスチレンが封入さ
れる構造とされてもよい。このような構成によれば、貯
蔵壁Lを型枠として裏込めコンクリートCと縁切り材D
を打設する際に、破壊防止壁部13、13…と縁切り材
Dとの間の空間に裏込めコンクリートや縁切り材が流入
しないようにすることができる。
実施の形態)を示すものであり、高圧気体貯蔵用岩盤タ
ンク10の壁部11の拡大断面図である。この高圧気体
貯蔵用岩盤タンク10は、図7に示した従来の岩盤タン
ク1と同様に、岩盤G内を掘削して形成された掘削空間
12を有するとともに、掘削空間12を被覆する貯蔵壁
Lと、貯蔵壁L及び岩盤G間に充填された裏込め材とし
ての裏込めコンクリートCを有した構成となっている。
伴い間隙が拡張する誘発目地14、14…が設けられて
いる。図4は、図3において符号Bで示した部分をさら
に拡大して示した図である。図4に示すように、誘発目
地14、14…は、貯蔵壁Lに臨む箇所に間隔が貯蔵壁
Lに向かって例えば90°の角度αで拡開する目地開放
部14a、14a…を有する。この目地開放部14a、
14a…に、目地栓15、15…が遊嵌され、面15b
において摺動可能となっている。そして、目地栓15の
底部15a、15a…が、裏込めコンクリートCの面C
aと平面を形成している。
ンク10においては、岩盤Gが外側に変位すると、誘発
目地14、14…の間隙が拡張される。誘発目地14、
14…は、貯蔵壁Lに臨む箇所にその間隔が貯蔵壁Lに
向かって例えば90°の角度αで拡開する目地開放部1
4a、14a…を有するので、図5に示すように目地の
間隙がdだけ拡張すると、目地栓15が面15bで摺動
し、h=d/2だけ掘削空間12の外の方へ変位する。
従って、目地栓15の底部15aと裏込めコンクリート
Cの面Caとの間にはhのずれが生じるが、このずれ
は、支えが全くない場合と比較すれば小さい。なお、こ
こでは目地開放部14aの広がりの角度αを90°とし
たが、この角度を目地栓の摺動が可能な限り大きくすれ
ば、ずれhはさらに小さくなる。このように、岩盤Gの
外側への変位は、誘発目地14、14…の間隙の変化へ
還元され、これらの間隙の変化によらず目地栓15、1
5…が貯蔵壁Lを支えて貯蔵壁Lの局所的変位を最小限
に抑える。
10によれば、岩盤Gの亀裂が開口しても、貯蔵壁Lの
局部的ひずみの発生を防止して破断を防ぐことができ
る。
からなる高圧気体貯蔵用岩盤タンク10は、貯蔵壁Lへ
のひずみ集中を避けるためにさらに貯蔵壁Lと裏込めコ
ンクリートCとの間に縁切り材Dが介装される構成とさ
れてもよい。
の形態)を示すものである。この高圧気体貯蔵用岩盤タ
ンク10は、図7に示した従来の岩盤タンク1と同様
に、岩盤G内を掘削して形成された掘削空間12を有す
るとともに、気体を貯蔵する内壁Laと、内壁Laと岩
盤Gとの間に外壁Oとが設けられ、内壁Laと外壁Oの
間に例えば水等の液体Wが満たされ、この液体Wの圧力
を制御する液体圧力制御装置Fとを備えた構成となって
いる。なお、外壁Oは、充填される液体Wに、例えば水
といったもともと周囲に地下水として多量に存在して入
手に費用のかからないものを用いる場合には、外壁Oの
コストを下げるため多少漏洩がある構造とされても構わ
ない。すなわち、外壁Oは、不連続な鋼板やポリエチレ
ンシートやベントナイト膜等でもよい。
り制御される。液体圧力制御装置Fは、プール16と、
このプール16と高圧気体貯蔵用岩盤タンク10とを結
ぶ導水管17と、プール16内の液体量を制御するピス
トン18及びこれを駆動するピストン駆動部19とから
成り立っている。
下に記述する作用が得られる。高圧の気体が貯蔵される
際、気体の圧力の増加と共に、内壁La周囲の液体Wの
圧力が液体圧力制御装置Fにより増加される。すなわ
ち、導水管17によって連結するプール16に貯えられ
た液体Wが、ピストン18とこれを駆動する駆動部19
により押圧される。このように、内壁Laが周囲の液体
Wの圧力により支えられるので、内壁Laに発生する収
縮力及びひずみは小さく抑えられる。この時、内壁La
周囲の液体Wの圧力は、ほぼ一様となるので、内壁La
にひずみ集中が生じない。一方、液体Wの圧力は、外壁
Oの膨張により働く外壁Oの収縮力、及び岩盤Gの変位
による岩盤Gからの弾性力により支えられる。岩盤Gの
不均一な変位は、内壁Laと外壁O間の空間の体積変化
へ還元され、液体Wの圧力が一定に保たれるように、常
時プール16からの液体Wの出入量が制御される。
10によれば、内壁Laは、周囲の液体Wの圧力に支え
られて膨張が抑えられるため、ひずみが小さく抑えら
れ、繰り返し疲労による破断の問題を生じない。また、
内壁Laは、ほぼ一様な周囲の液体Wの圧力に支えられ
て局部的なひずみ集中を受けないので、破断の問題を生
じない。
て設けて、液体Wの圧力を気体の圧力増加の時だけ上昇
させるようにすると、内壁Laと裏込めコンクリートC
との間の摩擦を低減させる縁切り材として裏込めコンク
リートCのひび割れによる内壁Laへのひずみ集中を避
けることも可能となる。
を奏する。
部の平坦化により、気体貯蔵時に貯蔵壁に加わるひずみ
を減少させ、繰り返し疲労による貯蔵壁の破断を防止す
ることができる。
に変位する際誘発目地の間隙が拡張し、この間隙への貯
蔵壁の陥没を目地栓が防止して、局部的なひずみ集中に
よる貯蔵壁の破断を防止することができる。
する内壁周囲を一様な液体の圧力で支えることにより内
壁に加わるひずみを減少させ、繰り返し疲労による内壁
の破断と、局部的なひずみ集中による内壁の破断とを防
止することができる。
体貯蔵用岩盤タンクの要部拡大断面図である。
す高圧気体貯蔵用岩盤タンクの要部拡大断面図である。
体貯蔵用岩盤タンクの要部拡大断面図である。
面図である。
貯蔵壁Lの変位を示す図である。
気体貯蔵用岩盤タンクが設けられた岩盤の断面図であ
る。
体貯蔵用岩盤タンクが設けられた岩盤の断面図である。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 岩盤内に設置されて高圧の気体を貯蔵す
るための高圧気体貯蔵用岩盤タンクであって、 前記岩盤内を掘削して形成された掘削空間内に、前記気
体を貯蔵する貯蔵壁が設けられ、 該貯蔵壁と前記岩盤との間には裏込め材が充填されてな
り、 前記貯蔵壁には該掘削空間の内方又は外の方へ膨出する
破壊防止壁部が形成されていることを特徴とする高圧気
体貯蔵用岩盤タンク。 - 【請求項2】 前記貯蔵壁と裏込め材との間には、前記
破壊防止壁部が形成された部分又は該破壊防止壁部の周
辺部に間詰め材が介在されていることを特徴とする請求
項1記載の高圧気体貯蔵用岩盤タンク。 - 【請求項3】 岩盤内に設置されて高圧の気体を貯蔵す
るための高圧気体貯蔵用岩盤タンクであって、 前記岩盤内を掘削して形成された掘削空間内に、前記気
体を貯蔵する貯蔵壁が設けられ、 該貯蔵壁と前記岩盤との間には裏込め材が充填され、 前記裏込め材に、複数の開閉自在の誘発目地が設けら
れ、 前記誘発目地は、前記貯蔵壁に臨む部分の間隔が該貯蔵
壁に向かって拡開するように形成され、該拡開するよう
に形成された目地内の空間に目地栓を備えて成ることを
特徴とする高圧気体貯蔵用岩盤タンク。 - 【請求項4】 岩盤内に設置されて高圧の気体を貯蔵す
るための高圧気体貯蔵用岩盤タンクであって、 前記岩盤内を掘削して形成された掘削空間内に、前記気
体を貯蔵する内壁が設けられると共に、該内壁と前記岩
盤との間には外壁が設けられ、 前記内壁と前記外壁の間に液体が充填されてなり、 前記充填された液体の圧力を制御する液体圧力制御装置
が設けられてなることを特徴とする高圧気体貯蔵用岩盤
タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37733299A JP3864365B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 高圧気体貯蔵用岩盤タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37733299A JP3864365B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 高圧気体貯蔵用岩盤タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001193897A true JP2001193897A (ja) | 2001-07-17 |
JP3864365B2 JP3864365B2 (ja) | 2006-12-27 |
Family
ID=18508637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37733299A Expired - Fee Related JP3864365B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 高圧気体貯蔵用岩盤タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3864365B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016503481A (ja) * | 2012-11-01 | 2016-02-04 | スカンスカ スヴェーリエ アクチボラグSkanska Sverige Ab | 拡張空間を含む熱エネルギー貯蔵 |
US9518787B2 (en) | 2012-11-01 | 2016-12-13 | Skanska Svergie Ab | Thermal energy storage system comprising a combined heating and cooling machine and a method for using the thermal energy storage system |
US9791217B2 (en) | 2012-11-01 | 2017-10-17 | Skanska Sverige Ab | Energy storage arrangement having tunnels configured as an inner helix and as an outer helix |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37733299A patent/JP3864365B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016503481A (ja) * | 2012-11-01 | 2016-02-04 | スカンスカ スヴェーリエ アクチボラグSkanska Sverige Ab | 拡張空間を含む熱エネルギー貯蔵 |
US9518787B2 (en) | 2012-11-01 | 2016-12-13 | Skanska Svergie Ab | Thermal energy storage system comprising a combined heating and cooling machine and a method for using the thermal energy storage system |
US9657998B2 (en) | 2012-11-01 | 2017-05-23 | Skanska Sverige Ab | Method for operating an arrangement for storing thermal energy |
US9791217B2 (en) | 2012-11-01 | 2017-10-17 | Skanska Sverige Ab | Energy storage arrangement having tunnels configured as an inner helix and as an outer helix |
US9823026B2 (en) | 2012-11-01 | 2017-11-21 | Skanska Sverige Ab | Thermal energy storage with an expansion space |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3864365B2 (ja) | 2006-12-27 |
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