JP3024675U - 免震型パイプライン - Google Patents

免震型パイプライン

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JP3024675U
JP3024675U JP1995012084U JP1208495U JP3024675U JP 3024675 U JP3024675 U JP 3024675U JP 1995012084 U JP1995012084 U JP 1995012084U JP 1208495 U JP1208495 U JP 1208495U JP 3024675 U JP3024675 U JP 3024675U
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pipeline
pillows
trench
laid
excavation
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JP1995012084U
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Inventor
川 久 史 石
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石川 高陽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震等の振動に耐える免震型パイプラインを
提供する。 【解決手段】 掘削溝(1)内に適切な間隔(p)をお
いて複数の弾性体の枕(4)を配設し、その枕(4)の
上にパイプライン(2)を敷設し、掘削溝(1)内の前
記枕(4)と枕(4)との間隔部分(1a)および前記
パイプライン(2)の上方部分(1b)に粒状緩衝材
(5)を充填する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、免震型パイプラインに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、掘削溝内に敷設されるパイプラインは、溝内に固定されるか、または、 剛体の枕の上に敷設されている。例えば、図5に示す高圧圧送パイプラインにお いては、モータM、またはエンジンEで駆動されるポンプPにより水源Wから水 を汲み上げ、掘削溝1に敷設されたパイプライン2に消防用水が圧送されている 。この場合、パイプライン2は掘削溝1内に直接敷設されているので、地震の際 に振動が大きいと破損し、緊急の消火活動に支障を来してしまうという問題があ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案は地震等の振動に耐える免震型パイプラインを提供するこ とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、掘削溝内に敷設する免震型パイプラインにおいて、前記掘削溝内に 適切な間隔をおいて複数の弾性体の枕を配設し、その枕の上にパイプラインを敷 設し、掘削溝内の前記枕と枕との間隔部分および前記パイプラインの上方部分に 粒状緩衝材を充填している。
【0005】 また、前記掘削溝の屈曲部分に複数の杭を打ち、その杭と前記パイプラインの 屈曲部分の側面との間に弾性体を介装している。
【0006】 そして、上記粒状緩衝材には、例えば、ローム土と発泡スチロール粒とを混合 したものを用い、または、ローム土とゴム粒と混合したものを用いるとよい。
【0007】 本考案によれば、掘削溝内のパイプラインは、弾性体の枕の上に敷設され、そ の周辺は粒状緩衝材が充填されているので地面からの振動は遮断され、また、パ イプラインの長手方向の動きは、屈曲部分で杭との間に介装された弾性体により 緩衝される。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
【0009】 図1には本考案によるパイプライン2を敷設した掘削溝1の横断面図が、また 、図2にはその上面図が示されている。掘削溝1の底部には適切な間隔pをおい て複数の弾性体、例えばゴム製又は発泡スチロール製の枕4が配設され、その枕 4の上部にはパイプライン2を構成する高圧管3の外径に合った半円形の凹部4 aを有している。そして、その枕4の凹部4aには高圧管3が載置されてパイプ ライン2が構成されている。また、掘削溝1内の前記枕4の間隔部分1a、およ び、パイプライン2の上方部分1bには粒状緩衝材5(例えば、ローム土に発泡 スチロール粒を混合したもの)が充填され、そして覆土8が施されている。
【0010】 なお、前記の枕4の間隔pは、例えば、パイプライン2がφ250の送水用高 圧管であれば、約100cm位が適切である。
【0011】 図3および図4には、ほぼ直角に曲がった掘削溝1の屈曲部分1Aにパイプラ イン2が敷設されている上面図、および、その断面図が示されている。パイプラ イン2の屈曲部分3Aの側方には溝底に打ち込まれた図示では3本の杭6が立設 され、その杭6とパイプライン屈曲部分3Aとの間に弾性体7、例えば振動緩衝 のためのゴム又は発泡スチロール製のものが介装されている。そして溝内には緩 衝材5が充填され、覆土されている。
【0012】 本考案によるパイプライン2は上記のように構成されており、パイプライン2 を構成する高圧管3は弾性体の枕4で支持され、その周囲には粒状緩衝材5が充 填されているので、地震等の振動に対して免震性を有している。また、パイプラ イン2の屈曲部分3Aは、立設された杭6に弾性体7を介して支持されているの で、パイプライン2の長手方向の動きが緩衝されている。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、掘削溝内に敷設されたパイプラインは、 弾性体であるゴム製枕で支持され、周囲には粒状緩衝材が充填されいるので地震 等の振動に対して免震性を有し、特に、消防用の高圧圧送パイプラインとして適 している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す横断面図。
【図2】図1の上面図。
【図3】本考案のパイプラインの屈曲部を示す上面図。
【図4】図3のA−A矢視断面図。
【図5】従来の高圧圧送パイプラインを示す説明図。
【符号の説明】
1・・・掘削溝 1a・・・枕の間隔部分 1b・・・パイプラインの上方部分 1A・・・屈曲部分 2・・・パイプライン 3・・・圧力管 3A・・・屈曲部分 4・・・枕 4a・・・凹部 5・・・粒状緩衝材 6・・・杭 7・・・弾性体 8・・・覆土

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削溝内に敷設する免震型パイプライン
    において、前記掘削溝内に適切な間隔をおいて複数の弾
    性体の枕を配設し、その枕の上にパイプラインを敷設
    し、掘削溝内の前記枕と枕との間隔部分および前記パイ
    プラインの上方部分に粒状緩衝材を充填していることを
    特徴とする免震型パイプライン。
  2. 【請求項2】 前記掘削溝の屈曲部分に複数の杭を打
    ち、その杭と前記パイプラインの屈曲部分の側面との間
    に弾性体を介装している請求項1記載の免震型パイプラ
    イン。
JP1995012084U 1995-11-15 1995-11-15 免震型パイプライン Expired - Lifetime JP3024675U (ja)

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