JPS631884A - 埋設管渠の基礎工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明〕 （産業上の利用分野） 本発明は下水溝管渠の如き埋設管渠の基礎工法に係るも
のである。

（従来の技術） 従来管渠を埋設する場合、同管渠がヒユーム管の如き剛
性管の場合、固定支承であるコンクＩＪ　−ト基礎、若
しくは自由支承である砂、砕石、木等の基礎が使用され
、管渠が硬質塩化ビニル管、強化プラスチック複合管、
卵形管の如き可擢性管の場合、自由支承である砂、砕石
等の基礎が使用されている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記固定支承及び自由支承とも、ある程度硬質の材料よ
シ構成され、緩衝性、圧縮性に乏しいため、管渠の敷設
時、及び地盤の長期変動に際して、管渠が種々の土圧を
直接受けることとなり、管渠が破損したシ、土庄が基礎
下部にまで伝達して管渠が基礎部材とともに沈下するこ
とが多かった。

またコンクリート基礎等においては、コンクリートの打
設、養生等に多くの手間と時間とを要しだ。

更にまた可撓性管の如き軽量の管渠を砂基礎上に敷設す
る場合、管渠の固定が困難であった。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
ものであって、管渠敷設用基盤面上に、頂面に管渠支持
用凹部を有する緩衝性材料よフ構成された基礎部材を設
置し、同基礎部材の前記凹部に管渠を支承することによ
って、前記の問題点を解決するものでおる。

（作用） 本発明によれば前記したように、頂面に管渠支持用凹部
を有する緩衝性材料よシ構成された基礎部材を使用し、
管渠敷設用基盤面上に前記基礎部材を設置し、同基礎部
材における前記凹部に管渠を支承ゼしめることによって
、管渠敷設時に同管渠に加わる衝撃、振動土圧が前記基
礎部材によって緩衝され、管渠のひび割れ、沈下が防止
される。

また地盤変動によう管渠に加わる種々の土圧が前記基礎
部材によって緩衝され、同上圧が基礎下部に伝達し難く
、管渠の不同沈下が防止される。

（実施例） 以下、本発明を図示の実施例について説明する。

先ず地上から山留用の矢板を施工して同矢板に囲撓され
た内部を最終掘削百である床付面（１）まで掘削する。

次いで同床付面（１）上に基礎部材（２）を設置する。

同基礎部材（２）は緩衝性、圧縮性に富み、且つ軽量々
発泡スチロール等の材料で構成され、頂面に円弧断面形
の管渠支持用凹部（２ａ）が設けられている。

前記したように床付面（１）Ｋ基礎部材（２）を設置し
たのち、前記凹部（２ａ）に管渠（３）を支持せしめ、
しかるのち土を埋戻し、山留め用の矢板を引抜く。

（第１図参照） 前記実施例によれば、管渠（３）にかかる土庄を基礎部
材（２）が緩衝し、管渠（３）の破損と沈下とが防止さ
れる。

特に山留め用矢板の引抜きに伴なう付加的土庄による管
渠（３）の破損と沈下が有効に防止され、また従来の砂
基礎等においてみられる、山留め用矢板の引抜き穴に対
する砂の流入による管渠（１）の沈下が効果的に防止さ
れる。

第２図は本発明の他の実施例を示し、前記床付面（１）
上に、頂面に半円形の管渠支持用凹部（１２ａ　）を有
する緩衝性、圧縮性に富み、且つ軽量な発泡スチロール
等の材料で構成された下部基礎部材α２を設置したのち
、前記凹部（１２ａ）に管渠ａ国を支持せしめ、次いで
下底面に管渠支持用凹部（１４ａ）が設けられ、且つ前
記下部基礎部材ｔ１３と同一材料より構成された上部基
礎部材Ｑ４）を前記下部基礎部材α２上にＮ層し、上下
両基礎部材α（αａの各凹部（１４ａ）（１２＆）によ
って管渠０の鋼面を抱着し、あらゆる方向からの土正に
対して管渠０の破損を防止するとともに、前記実施例と
同様Ｋ、管渠（１３の沈下を防止するものでちる。

以上本発明を実施例について説明したが１本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

（発明の効果） 本発明の方法によれば前記したように、管渠敷設用基盤
面上に設置された緩衝性材料よシ構成された基礎部材の
頂面に設けられた管渠支持用凹部に管渠を支承すること
によって、管渠にかかる土庄、衝撃、振動を前記基礎部
材が緩衝して、管渠の破損、沈下を防止し、また地盤変
動による種々の土庄も前記基礎部材が緩衝し、同土庄を
基礎部材下面に伝達し難いようにして、管渠の破損と不
同沈下を防止するものである。

また本発明の方法によれば管渠敷設用基盤面に、予め製
作された基礎部材を設置し、その頂面に設けた前記凹部
に管渠を支持するので、コンクリート基礎のように施工
に多くの手間と時間とを要することがなく、また基礎部
材上に対する管渠の固定が簡単に行なわれる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は夫々本発明に係る埋設管・渠の基礎
工法の各実施例の実施状況を示す縦断面図である。 （１）・・・床付面　　　　　　　（２）・・・基礎部
材（２ａ）・・・管渠支持用凹部　（３）・・・管渠（
１１）・・・床付面　　　　　　　（１３・・・下部基
礎部材（１２ａ）・・・管渠支持用凹部　Ｑ３・・・管
渠ａ滲・・・上部基礎部材 （１４ａ）・・・管渠支持用凹部 代理人　弁理士　　岡　本　重　窯 外２名 第１図 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）管渠敷設用基盤面上に、頂面に管渠支持用凹部を
   有する緩衝性材料より構成された基礎部材を設置し、同
   基礎部材の前記凹部に管渠を支承することを特徴とする
   埋設管渠の基礎工法。
2. （２）管渠敷設用基盤面上に、頂面に管渠支持用凹部を
   有する緩衝材料より構成された下部基礎部材を設置し、
   次いで同下部基礎材の前記凹部に管渠を支承したのち、
   下底面に管渠支持用凹部を有する緩衝性材料より構成さ
   れた上部基礎部材を前記下部基礎部材上に重層し、前記
   上下両基礎部材の各凹部によつて、前記管渠の全周面を
   抱着することを特徴とする埋設管渠の基礎工法。