JP2001193821A - 電磁式クラッチ装置 - Google Patents

電磁式クラッチ装置

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JP2001193821A
JP2001193821A JP2000005848A JP2000005848A JP2001193821A JP 2001193821 A JP2001193821 A JP 2001193821A JP 2000005848 A JP2000005848 A JP 2000005848A JP 2000005848 A JP2000005848 A JP 2000005848A JP 2001193821 A JP2001193821 A JP 2001193821A
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gear
casing
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electromagnetic
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Noriyuki Sudo
則幸 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチ部の操作機構が簡略化されて軽量か
つコンパクトで、応答性に優れた低コストな電磁式クラ
ッチ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ケーシング1からの駆動力をクラッチ部
材2B、7Bを介してケーシング1内に配設された差動
歯車装置2〜6に断接自在に伝達するように構成された
フリーランニング式クラッチ装置において、前記クラッ
チ部材2B、7Bを電磁力9、8により断接するように
構成したことを特徴とするもので、従来のもののような
比較的大きなスペースを占めていたシリンダ装置等の制
御手段、配管あるいは圧力供給ポンプ等が不要となり、
簡素な機構により部品点数が減少して軽量となり低コス
トとなる他、通電による励磁によりクラッチ部が動作す
るので、接続動作が確実で応答性にも優れた動力の断接
が行えるものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシングからの
駆動力をクラッチ部材を介してケーシング内に配設され
た差動歯車装置に断接自在に伝達するように構成された
クラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の、ケーシングからの駆動力をク
ラッチ部材を介してケーシング内に配設された差動歯車
装置に断接自在に伝達するように構成されたクラッチ装
置しては種々のものが使用されており、本件出願人も、
例えば図5に示した特開昭63−235748号公報に
開示されたような差動装置を提案した。これは二輪駆動
と四輪駆動とを切り換えることができるパートタイム型
四輪駆動車における従動側の差動装置であり、駆動切換
え装置を操作して制御手段55のシリンダ装置を作動さ
せ、フォーク51およびスプリング47を介してスライ
ドギヤ39を軸動させる。スライドギヤ39は軸動によ
りドグクラッチ41を介してリング23と接続され、デ
フケース9からの回転駆動力がスライドギヤ39および
リング23を介して図示省略のリング23に固定された
ピニオン軸を経て差動歯車を構成するピニオンギヤに伝
達されるようになる。そしてその駆動力はピニオンギヤ
の左右両側から傘歯噛合する左右のサイドギヤ31に差
動配分されて左右の駆動軸が駆動され、主動側の駆動に
加えて当該従動側も駆動される四輪駆動状態となる。
【0003】次に、前記制御手段55のシリンダ装置を
後退させると、スプリング47の復元力によってデフケ
ース9と回転を共にしていたスライドギヤ39が後退し
てドグクラッチ41の接続を解き、スライドギヤ39と
前記リング23とが分離されることにより、デフケース
9の回転駆動力はピニオンギヤやサイドギヤからなる差
動歯車とはフリーの状態となる。すなわち主動側の駆動
力は従動側に伝達されない二輪駆動状態となる。このよ
うにしてフリーランニング式クラッチ装置が構成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
クラッチ装置においては、制御手段55におけるシリン
ダ装置等が比較的大がかりとなる他、作動流体供給用の
配管あるいは圧力供給ポンプ等もスペースを要して部品
点数の増加と重量増およびコスト高を招きかねないもの
であった。
【0005】このため本発明では、上記従来のクラッチ
装置における課題を解決して、クラッチ部の操作機構が
簡略化されて軽量かつコンパクトで、応答性に優れた低
コストな電磁式クラッチ装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ケーシ
ングからの駆動力をクラッチ部材を介してケーシング内
に配設された差動歯車装置に断接自在に伝達するように
構成されたフリーランニング式クラッチ装置において、
前記クラッチ部材を電磁力により断接するように構成し
たことを特徴とするものである。また本発明は、ケーシ
ングと該ケーシング内に配設された差動歯車とをクラッ
チ部材を介して断接自在に構成したロックアップ式クラ
ッチ装置において、前記クラッチ部材を電磁力により断
接するように構成したことを特徴とするものである。ま
た本発明は、前記差動歯車装置がインターナルギヤとサ
ンギヤ間にて遊星噛合するプラネタリギヤとから構成さ
れ、前記インターナルギヤの側面とケーシング内側面と
の間にクラッチ部材が配設されたことを特徴とするもの
である。また本発明は、前記クラッチ部材が電磁力の解
磁によって接続されることを特徴とするもので、これら
を課題解決のための手段とするものである。
【0007】
【実施の形態】以下、本発明の電磁クラッチ装置の実施
の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の電磁
クラッチ装置の第1実施の形態を示し、ダブルプラネタ
リ型フリーランニング装置に適用された例を示す。本実
施の形態のものは、ケーシングからの駆動力をクラッチ
部材を介してケーシング内に配設された差動歯車装置に
断接自在に伝達するように構成されたフリーランニング
式クラッチ装置において、前記クラッチ部材を電磁力に
より断接するように構成したことを特徴とする。図示し
ない主動側からの回転駆動力が駆動ピニオンギヤ、リン
グギヤを介してデフケース1に伝達される。デフケース
1は軸方向に分割された左右一対のデフケース1A、1
Bが締結されて構成されている。
【0008】デフケース1の内周側には、右駆動軸が接
続されるキャリヤ3に2個一対のプラネタリギヤ5、5
がプラネタリ軸4、4によって軸支されて円周上に数組
が配せされている。これら各組における一方のプラネタ
リギヤ5がインターナルギヤ2の内周歯に噛合し、他方
のプラネタリギヤ5がサンギヤ6の外周歯に噛合して遊
星歯車装置を構成している。前記インターナルギヤ2は
皿状体を呈しており、その外周はデフケース1Bの内周
に遊嵌され、その背面の側面にはクラッチ歯2Bが設け
られていてクラッチリング7の側面のクラッチ歯7Bと
係合することにより、デフケース1Bと回転を共にする
ように構成されている。
【0009】前記クラッチリング7は軸方向にスライド
自在に構成されて、その外周のラグ歯7Aがデフケース
1Bの内周のラグ1Cに係合してデフケース1と回転を
共にする。一方、デフケース1の外の静止側には電磁石
9が固定され、該電磁石9の励磁によりリターンスプリ
ング11の復元力に抗して吸引されるアーマチャ8が前
記クラッチリング7にスナップリング等により係止固定
されている。電磁石9の通電励磁によってリターンスプ
リング11の復元力に抗してアーマチャ8が吸引される
と、デフケース1Bと回転を共にするクラッチリング7
は図示の状態のようにクラッチ部2B、7Bの係合が解
かれて、デフケース1と差動歯車装置におけるインター
ナルギヤ2との駆動が切断されている。このため、デフ
ケース1に伝達されてきた主動側の駆動力が左右の駆動
軸に伝達されることのないフリーランニング状態である
二輪駆動状態となる。また、前記電磁石9の通電が断た
れて解磁されると、リターンスプリング11の復元力に
よりクラッチ部2B、7Bが係合されて四輪駆動状態と
なる。
【0010】このような構成により、従来のもののよう
な比較的大きなスペースを占めていたシリンダ装置等の
制御手段、配管あるいは圧力供給ポンプ等が不要とな
り、簡素な機構により部品点数が減少して軽量となり低
コストとなる他、通電による励磁によりクラッチ部が動
作するので、接続動作が確実で応答性にも優れるものと
なる。しかも、本実施の形態では、差動歯車装置を構成
する各歯車が同軸状に噛合することから軸方向の長さが
長大化することがなく、コンパクトとなる。さらに、万
一、電気系統が故障してもクラッチ部の接続による四輪
駆動状態の安全側に移行できて車両の走行に支障がな
い。
【0011】図2は本発明の電磁クラッチ装置の第2実
施の形態を示し、ピニオン型フリーランニング装置に適
用された例を示す。本実施の形態のものは、前記第1実
施の形態のものと同様にフリーランニング装置に適用さ
れたもので、差動歯車装置として傘歯噛合によるピニオ
ンギヤとサイドギヤとが配設されたものである。デフケ
ース1の内周側に配設される差動歯車装置は、デフケー
ス1Bと遊嵌状態にあるインナケース12と、該インナ
ケース12にピン13により固定されデフケース1の回
転軸に直交するピニオン軸14と、該ピニオン軸14に
軸支された複数のピニオンギヤ15と、これらのピニオ
ンギヤ15の両側から傘歯噛合する左右一対のサイドギ
ヤ16、17とから構成されている。
【0012】前記インナケース12の側面にはクラッチ
歯12Bが設けられていてクラッチリング7の側面のク
ラッチ歯7Bと係合することにより、デフケース1Bと
回転を共にするように構成されている。前記クラッチリ
ング7は軸方向にスライド自在に構成されて、その外周
のラグ歯7Aがデフケース1Bの内周のラグ1Cに係合
してデフケース1と回転を共にする。クラッチリング7
の電磁石9の励磁による挙動は前記第1実施の形態のも
のと同様なので詳細な説明は省略する。クラッチリング
7のクラッチ歯7Bとインナケース12のクラッチ歯1
2Bとの係合によってデフケース1の駆動力はインナケ
ース12から差動歯車装置に伝達される四輪駆動状態と
なり、前記クラッチ歯7Bと12Bとの係合が解かれる
と二輪駆動状態となる。
【0013】このように構成により、簡素な機構によっ
て部品点数が減少して軽量となり低コストとなる他、通
電による励磁によりクラッチ部が動作するので、接続動
作が確実で応答性にも優れるものとなる。しかも、クラ
ッチ部はインナケース12の側面にあって、デフケース
1の内面に近い位置にあるので、クラッチリング7に過
度な撓みが作用することがなく、耐久性に優れる。
【0014】図3は本発明の電磁クラッチ装置の第3実
施の形態を示し、ピニオン型ロックアップ装置に適用さ
れた例で、差動歯車装置として傘歯噛合によるピニオン
ギヤとサイドギヤとが配設されたものである。本実施の
形態では、ケーシングと該ケーシング内に配設された差
動歯車とをクラッチ部材を介して断接自在に構成したロ
ックアップ式クラッチ装置において、前記クラッチ部材
を電磁力により断接するように構成したことを特徴とす
る。本実施の形態のものの差動歯車装置は、デフケース
1の回転軸に直交してデフケース1Bにピン13により
固定されたピニオン軸14と、該ピニオン軸14に軸支
された複数のピニオンギヤ17と、これらに軸方向の両
側から傘歯噛合する左右のサイドギヤ16、17とから
構成されている。
【0015】前記右サイドギヤ17の背面にはクラッチ
歯17Bが設けられていてクラッチリング7の側面のク
ラッチ歯7Bと係合することにより、デフケース1Bと
回転を共にするように構成されている。前記クラッチリ
ング7は軸方向にスライド自在に構成されて、その外周
のラグ歯7Aがデフケース1Bの内周のラグ1Cに係合
してデフケース1と回転を共にする。クラッチリング7
の電磁石9の励磁による挙動は前記第1実施の形態のも
のと同様なので詳細な説明は省略する。クラッチリング
7のクラッチ歯7Bと右サイドギヤ17のクラッチ歯1
7Bとの係合によってデフケース1と右サイドギヤ17
とは一体結合してデフロック状態となる。
【0016】このような構成によって、通常の直進走行
時にはデフケース1からの所定の駆動力を受けてピニオ
ンギヤ15は左右の各サイドギヤ16、17に均等にそ
の駆動力を伝達し、車両が泥濘地等の悪路に遭遇して片
輪空転等により過剰な差動作用が発生しようとした場合
に、電磁石9の励磁を解くことにより、リターンスプリ
ング11の復元力によってクラッチリング7がスライド
し、クラッチリング7のクラッチ歯7Bと右サイドギヤ
17のクラッチ歯17Bとの係合によってデフケース1
と右サイドギヤ17とは一体となり、デフロックにより
差動作用が制限され、低速車輪側に駆動力が伝達され、
悪路での脱出性能を向上させるものである。
【0017】このように構成により、悪路脱出時のよう
なデフロック機能を必要とする場合には、電気的信号に
より励磁および解磁がなされて応答性よく迅速にこれを
行うことができる上に、簡素な構造のクラッチ装置によ
り部品点数の減少と軽量化および低コスト化が実現でき
るとともに、万一の電気系統の故障に遭遇しても、クラ
ッチ部の接続によるデフロック状態の安全側に移行でき
て車両の脱出に支障がない。
【0018】図4は本発明の電磁クラッチ装置の第4実
施の形態を示し、ダブルプラネタリ型フリーランニング
装置に適用された例を示す。本実施の形態のものは、前
記第1実施の形態のものと基本的構造を同じくするもの
であるが、本実施の形態のものでは、電磁石9の励磁に
よってクラッチ部2B、7Bが接続される点で第1実施
の形態のものとは大きく異なる。つまり、電磁石9とク
ラッチリング7との間に配設されるアーマチャ8は、電
磁石9の励磁によって吸引されるが、このアーマチャ8
の電磁石9側へのスライドによって反転皿ばね18がク
ラッチリング7をインターナルギヤ2側へ押し付ける結
果、クラッチリング7を介してデフケース1と差動歯車
装置におけるインターナルギヤ2とが接続される四輪駆
動状態が現出される。かくして、本実施の形態では二輪
駆動優先型のパートタイム四輪駆動機能が簡素な構造の
クラッチ装置により実現される。
【0019】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の趣旨の範囲内で、以上、本発明の実施の形
態を説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、本発明
のクラッチ装置が配設される差動装置の形式、電磁石に
よるクラッチリングの動作形態、クラッチ部の設置部
位、クラッチリングのばねによる復元形態等については
適宜採用できる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ケーシングからの駆動力をクラッチ部材を介して
ケーシング内に配設された差動歯車装置に断接自在に伝
達するように構成されたフリーランニング式クラッチ装
置において、前記クラッチ部材を電磁力により断接する
ように構成したことにより、従来のもののような比較的
大きなスペースを占めていたシリンダ装置等の制御手
段、配管あるいは圧力供給ポンプ等が不要となり、簡素
な機構により部品点数が減少して軽量となり低コストと
なる他、通電による励磁によりクラッチ部が動作するの
で、接続動作が確実で応答性にも優れた動力の断接が行
えるものとなる。
【0021】また、ケーシングと該ケーシング内に配設
された差動歯車とをクラッチ部材を介して断接自在に構
成したロックアップ式クラッチ装置において、前記クラ
ッチ部材を電磁力により断接するように構成した場合
は、悪路脱出時のようなデフロック機能を必要とする場
合には、電気的信号により励磁および解磁がなされて応
答性よく迅速にこれを行うことができる上に、簡素な構
造のクラッチ装置により部品点数の減少と軽量化および
低コスト化が実現できる。さらに、前記差動歯車装置が
インターナルギヤとサンギヤ間にて遊星噛合するプラネ
タリギヤとから構成され、前記インターナルギヤの側面
とケーシング内側面との間にクラッチ部材が配設された
場合は、差動歯車装置を構成する各歯車が同軸状に噛合
することから軸方向の長さが長大化することがなく、コ
ンパクトとなる。
【0022】さらにまた、前記クラッチ部材が電磁力の
解磁によって接続される場合は、万一、電気系統が故障
してもクラッチ部が接続側に付勢されるので、フリーラ
ンニング型では四輪駆動状態の安全側に、ロックアップ
型ではデフロック状態の安全側に移行できて車両の安全
走行に支障がない。このように本発明によれば、クラッ
チ部の操作機構が簡略化されて軽量かつコンパクトで、
応答性に優れた低コストな電磁式クラッチ装置が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁クラッチ装置の第1実施の形態を
示し、ダブルプラネタリ型フリーランニング装置に適用
された例を示す。
【図2】本発明の電磁クラッチ装置の第2実施の形態を
示し、ピニオン型フリーランニング装置に適用された例
を示す。
【図3】本発明の電磁クラッチ装置の第3実施の形態を
示し、ピニオン型ロックアップ装置に適用された例で、
差動歯車装置として傘歯噛合によるピニオンギヤとサイ
ドギヤとが配設されたものである。
【図4】本発明の電磁クラッチ装置の第4実施の形態を
示し、ダブルプラネタリ型フリーランニング装置に適用
された例を示す。
【図5】従来のクラッチ装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 デフケース(ケーシング) 1A 左デフケース 1B 右デフケース 1C ラグ 2 インターナルギヤ 2B クラッチ歯 3 キャリヤ 4 プラネタリ軸 5 プラネタリギヤ 6 サンギヤ 7 クラッチリング 7A ラグ歯 7B クラッチ歯 8 アーマチャ 9 電磁石 10 ロータ 11 リターンスプリング 12 インナケース 12B クラッチ歯 13 ピン 14 ピニオン軸 15 ピニオンギヤ 16 左サイドギヤ 17 右サイドギヤ 17B クラッチ歯 18 反転皿ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングからの駆動力をクラッチ部材
    を介してケーシング内に配設された差動歯車装置に断接
    自在に伝達するように構成されたフリーランニング式ク
    ラッチ装置において、前記クラッチ部材を電磁力により
    断接するように構成したことを特徴とする電磁式クラッ
    チ装置。
  2. 【請求項2】 ケーシングと該ケーシング内に配設され
    た差動歯車とをクラッチ部材を介して断接自在に構成し
    たロックアップ式クラッチ装置において、前記クラッチ
    部材を電磁力により断接するように構成したことを特徴
    とする電磁式クラッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記差動歯車装置がインターナルギヤと
    サンギヤ間にて遊星噛合するプラネタリギヤとから構成
    され、前記インターナルギヤの側面とケーシング内側面
    との間にクラッチ部材が配設されたことを特徴とする請
    求項1に記載の電磁式クラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記クラッチ部材が電磁力の解磁によっ
    て接続されることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の電磁式クラッチ装置。
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