JP2001191871A - 車載情報提示制御装置 - Google Patents

車載情報提示制御装置

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JP2001191871A
JP2001191871A JP2000002445A JP2000002445A JP2001191871A JP 2001191871 A JP2001191871 A JP 2001191871A JP 2000002445 A JP2000002445 A JP 2000002445A JP 2000002445 A JP2000002445 A JP 2000002445A JP 2001191871 A JP2001191871 A JP 2001191871A
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Japan
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vehicle
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threshold value
control device
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JP2000002445A
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English (en)
Inventor
Yuji Uchiyama
祐司 内山
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な情報提示によるドライバの情報処理負
担を軽減するとともに、安全性を損なうことのない情報
提示を実現する車載情報提示制御装置を提供する。 【解決手段】 情報提示判定部において、車両の旋回情
報に基づき情報提示してよいかどうか判定し、この判定
結果をもとに情報提示制御部がドライバへの情報提示を
停止したり遅延したりする。車両旋回判定部は、ステア
リング操舵角センサと、センサの出力が、所定値の範囲
内に入っていることを比較し、ステアリング操舵角がし
きい値の範囲内に入っているときに情報提示可能なこと
を出力するしきい値比較部と、車速センサをもとにステ
アリングのしきい値を計算するしきい値計算部から構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声等の情報を車
両の乗員へ提示する際の、情報の提示を制御する車載情
報提示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報通信技術の急速な発展により、自動
車にも情報端末が装備されつつある。しかし、従来のデ
スクトップパソコンの延長上にあるインタフェースの情
報端末を運転中のドライバが使うのは危険である。この
解決方法として、音声認識や音声合成を用いた車載情報
端末が提案されているが、ハンズフリーの携帯電話で話
をしながら運転しているだけでも、ドライバの運転能力
が低下しているという報告もあり単に音声認識や音声合
成を用いれば解決する問題ではない。これらの問題を解
決しようとしているものとして、例えば、車両運転の操
作量が、あらかじめ設定されたしきい値より大きくなっ
ているあいだは音声情報の出力を中止する車載用音声出
力装置が、特開平7−65289号公報に開示されてい
る。また、急旋回や急制動中は音声による情報提供を中
止するナビゲーション装置が、特開平10−10400
9号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−65289号公報に記載の車載用音声出力装置で
は、しきい値を固定としているが、車速によって変えな
いと、停車しているのにステアリングが曲がっていると
情報提示ができない問題がある。また、情報提示再開の
ときに遅延時間を設けないとS字カーブやロータリーの
出入りで一瞬情報が提示されてしまうといった問題があ
る。
【0004】また、特開平10−104009号公報に
記載のナビゲーション装置は、急旋回や急制動の状態で
情報提供を中止するが、急旋回や急制動の状態でなくて
も、ドライバの運転余裕がない場合には、対応できてい
ない。
【0005】本発明は、斯かる実情に鑑み、ドライバの
運転への集中を妨げず、安全な運転を実現するととも
に、ドライバの認知的な負担を低減する車載情報提示制
御装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の車載情報提示制御装置は、車両の乗員への情報の提示
を制御する車載情報提示制御装置であって、車両旋回情
報に基づいて情報の提示を停止、遅延等するなど制御す
ることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に記載の車載情報提示制
御装置は、前記車両旋回情報は、ステアリング操舵角及
び車速を含むことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に記載の車載情報提示制
御装置は、前記車両旋回情報は、横加速度を含むことを
特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に記載の車載情報提示制
御装置は、前記車両旋回情報は、ヨーレートを含むこと
を特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に記載の車載情報提示制
御装置は、車両の旋回終了を検出後、情報の提示を所定
時間遅延させることを特徴とする。
【0011】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載の発明では、右
左折やカーブ等の周囲の状況が大きく変わるところで、
情報提示装置の出力を抑制する。このことにより、ドラ
イバの運転への集中を妨げず、安全な運転を実現すると
ともに、ドライバの認知的な負担を低減することが可能
である。
【0012】さらに請求項2に記載の発明では、車速に
応じて直進していると判定する操舵角の範囲を変化させ
る。車速が大きいほうが、わずかなステアリング操舵角
変化に対しても車が大きく動き、そのため周囲の状況が
大きく変化する。車速が大きいところではステアリング
の操舵角のしきい値を狭くしておき、車速が小さいとこ
ろでは、操舵角のしきい値を大きくしておく。このこと
で、わずかなステアリング操作で、大きく周囲の状況が
変化する場合にも情報提示が抑制でき、安全な運転を実
現できる。
【0013】さらに請求項3に記載の発明では、右左折
やカーブをすることにより生じる横加速度を検知するこ
とで、右左折やカーブ等の大きく周囲の状況が変化する
場合に情報提示が抑制でき、安全な運転を実現できる。
【0014】さらに請求項4に記載の発明では、右左折
やカーブをすることにより生じるヨーレートを検知する
ことで、右左折やカーブ等の大きく周囲の状況が変化す
る場合に情報提示が抑制でき、安全な運転を実現でき
る。
【0015】さらに請求項5に記載の発明では、ドライ
バがステアリングをまっすぐに戻してもすぐに情報提示
せず、一定遅延時間の後に情報提示するようにする。こ
れによりS字カーブやロータリーに出入りする部分での
走行において、ハンドルを切り返す瞬間に情報提示が行
われてしまうのを防ぐことができる。
【0016】一般に、運転中、運転へ集中することが必
要な状況では、車載情報機器からの情報提示は、ドライ
バが、情報を受け取ることができず、提示の意味がな
い、また、運転以外へ注意を引きつけることになり、集
中が妨げられ安全を損なう、等の問題がある。本発明
は、この問題を解決するためになされたものである。
【0017】ドライバの運転への集中がもっとも要求さ
れるのは、周辺状況の変化があり、監視に注力すること
が必要な場面であることが明らかになってきており、本
発明は、周辺状況が大きく変化しドライバの注意が必要
とされる右左折やカーブにおける走行中に情報の提示を
抑制し、無駄な情報提示によるドライバの情報処理負担
を低減させるとともに、安全を損なうことのない情報提
示を実現するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0019】図1は、本発明の実施例の構成を示すブロ
ック図である。情報提示判定部において、車両の旋回情
報に基づき情報提示してよいかどうか判定し、この判定
結果をもとに情報提示制御部がドライバへの情報提示を
停止したり遅延したりする。
【0020】図2は車両旋回判定部の構成の例を示すブ
ロック図である。車両旋回判定部は、ステアリング操舵
角センサと、センサの出力が、所定値の範囲内に入って
いることを比較しステアリング操舵角がしきい値の範囲
内に入っているときに情報提示可能なことを出力するし
きい値比較部と、車速センサをもとにステアリングのし
きい値を計算するしきい値計算部から構成される。ステ
アリング操舵角センサとしては、ステアリングにつけた
ポテンショメータやエンコーダ等が使用できる。また、
車速センサは、タイヤの回転と連動したセンサや非接触
の速度センサ(例えば、GPSなどの位置センサの時間
変化を検出するもの、また空間フィルタによるセンサ)
等が用いられる。
【0021】図3は車両旋回判定部の構成の他の例を示
すブロック図である。車両旋回判定部は、車両にかかる
横加速度を計測する横加速度計測部と横加速度をあらか
じめ設定されたしきい値と比較するしきい値比較部から
構成される。
【0022】図4は横加速度計測部の構成の例を示すブ
ロック図である。横加速度計測部はステアリング操舵角
センサと車速センサと、これら2つのセンサからの情報
に基づいて横加速度を計算する横加速度計算部から構成
される。
【0023】図5は横加速度計測部の構成の他の例を示
すブロック図である。横加速度計測部は横加速度センサ
から構成される。
【0024】また、図6は車両旋回回転部の構成のさら
に他の例を示すブロック図である。車両旋回判定部は、
車両のヨーレートを計測するヨーレート計測部とヨーレ
ートをあらかじめ設定されたしきい値と比較するしきい
値比較部から構成される。ヨーレート計測部には、光ジ
ャイロ、や振動ジャイロを用いる事が出来る。
【0025】尚、図7に示す提示再開遅延部を、図1に
示す構成の車載情報提示制御装置についかすることも可
能である。
【0026】図8は提示再開遅延部を追加した構成のブ
ロック図を示している。図8に示すようにステアリング
操舵角センサを使って、ドライバのステアリング操舵角
を計測し、しきい値比較部へ入れる。
【0027】一方、車速センサーからの車速をもとに図
9の関係1を用いてステアリングのしきい値を計算し、
これをしきい値比較部のしきい値とする。ここで、車速
としきい値の関係は図9の関係2のようなものでもよ
い。関係1の場合は車が止まっているかいないかしか見
ないのに対し、関係2のようにすると高速走行や低速走
行による影響を考慮した制御が可能となり、より安全に
なる。
【0028】しきい値比較部では、ステアリングの操舵
角としきい値を比較し、しきい値の範囲内にステアリン
グの操舵角が入っていれば情報提示を行う信号を出力
し、しきい値の範囲内に入っていなければ情報提示を抑
制する信号を出力する。
【0029】この出力は提示再開遅延部へ送られ、提示
が再開したときに3秒間の遅延をさせて情報提示を再開
する信号を出力する。
【0030】このときの動作タイミングを図10に示
す。情報提示制御部では、情報提示判定信号がオンにな
ったときに、ひとかたまりの音声メッセージとなるテキ
ストデータを音声合成部へ送り、音声メッセージをドラ
イバーに伝える。情報提示判定信号がオフのときは、テ
キストデータの音声合成部への転送を行わない。
【0031】尚、本発明の車載情報提示制御装置は、上
述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例の車両旋回判定部の構成の例を
示すブロック図。
【図3】本発明の実施例の車両旋回判定部の他の構成の
例を示すブロック図。
【図4】本発明の実施例の横加速度計測部の構成の例を
示すブロック図。
【図5】本発明の実施例の横加速度計測部の他の構成の
例を示すブロック図。
【図6】本発明の実施例の車両旋回判定部の他の構成の
例を示すブロック図。
【図7】本発明の実施例の提示再開遅延部の構成を示す
ブロック図。
【図8】本発明の提示再開遅延部を追加した実施例を示
すブロック図。
【図9】本発明の実施例における車速とステアリングの
関係を示すグラフ。
【図10】本発明の実施例におけるステアリングしきい
値が一定の場合の動作タイミングを示す図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の乗員への情報の提示を制御する車
    載情報提示制御装置であって、車両旋回情報に基づいて
    情報の提示を停止、遅延等するなど制御することを特徴
    とする車載情報提示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記車両旋回情報は、ステアリング操舵
    角及び車速を含むことを特徴とする請求項1に記載の車
    載情報提示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記車両旋回情報は、横加速度を含むこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載情
    報提示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記車両旋回情報は、ヨーレートを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
    記載の車載情報提示制御装置。
  5. 【請求項5】 車両の旋回終了を検出後、情報の提示を
    所定時間遅延させることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4の何れか1項に記載の車載情報提示制御装置。
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