JP2001191400A - ブロー成形用金型 - Google Patents
ブロー成形用金型Info
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- JP2001191400A JP2001191400A JP2000001560A JP2000001560A JP2001191400A JP 2001191400 A JP2001191400 A JP 2001191400A JP 2000001560 A JP2000001560 A JP 2000001560A JP 2000001560 A JP2000001560 A JP 2000001560A JP 2001191400 A JP2001191400 A JP 2001191400A
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- JP
- Japan
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- burr
- dam
- mold
- product cavity
- molding die
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品キャビティ部により周囲を囲まれるバリ
ダム部でのバリの冷却性を向上すること。 【解決手段】 製品キャビティ部１２により周囲を囲ま
れたバリダム部１５を備えるブロー成形用金型１０であ
って、バリダム部１５の内壁面に空気抜き路２３を形成
したもの。
ダム部でのバリの冷却性を向上すること。 【解決手段】 製品キャビティ部１２により周囲を囲ま
れたバリダム部１５を備えるブロー成形用金型１０であ
って、バリダム部１５の内壁面に空気抜き路２３を形成
したもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はブロー成形用金型に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】把手付ボトルのブロー成形用金型におけ
るように、一対の金型本体からなり、各金型本体の製品
キャビティ部により周囲を囲まれた把手用等のバリダム
部を備えるものがある（特開平10-151666 ）。
るように、一対の金型本体からなり、各金型本体の製品
キャビティ部により周囲を囲まれた把手用等のバリダム
部を備えるものがある（特開平10-151666 ）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】両金型本体の各バリダ
ム部は、バリを取外すための食い切り刃を製品キャビテ
ィ部に接する周縁に無端周回状に設けており、この食い
切り刃が型閉時にパリソンの外面との間に挟んだ空気を
逃がしにくくしている。このため、バリダム部がパリソ
ンの外面との間に挟んで残留せしめる空気の断熱層が、
この部分で生ずるバリの冷却性を阻害し、高温溶融状態
のまま打ち抜かれることとなるバリが打抜き直後に製品
外面に付着して不良品を生ずる。また、これを回避しよ
うとすると、冷却時間が長くなり、生産性を阻害する。
ム部は、バリを取外すための食い切り刃を製品キャビテ
ィ部に接する周縁に無端周回状に設けており、この食い
切り刃が型閉時にパリソンの外面との間に挟んだ空気を
逃がしにくくしている。このため、バリダム部がパリソ
ンの外面との間に挟んで残留せしめる空気の断熱層が、
この部分で生ずるバリの冷却性を阻害し、高温溶融状態
のまま打ち抜かれることとなるバリが打抜き直後に製品
外面に付着して不良品を生ずる。また、これを回避しよ
うとすると、冷却時間が長くなり、生産性を阻害する。
【０００４】本発明の課題は、製品キャビティ部により
周囲を囲まれるバリダム部でのバリの冷却性を向上する
ことにある。
周囲を囲まれるバリダム部でのバリの冷却性を向上する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、製品キャビティ部により周囲を囲まれたバリダム部
を備えるブロー成形用金型であって、バリダム部の内壁
面に空気抜き路を形成したものである。
は、製品キャビティ部により周囲を囲まれたバリダム部
を備えるブロー成形用金型であって、バリダム部の内壁
面に空気抜き路を形成したものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１のブロー成形用金型１０は、
把手付ボトル用であり、一対の金型本体１１１、１１
（図１は一方の金型本体１１の正面視）からなり、両金
型本体１１、１１のそれぞれには製品キャビティ部１
２、上部バリダム部１３、下部バリダム部１４、把手用
バリダム部１５（本発明のバリダム部）を備える。両金
型本体１１、１１は、冷却水路（不図示）を内在し、製
品キャビティ部１２、各バリダム部１３〜１５を冷却可
能としている。尚、製品キャビティ部１２は、本体用キ
ャビティ部１２Ａ、把手用キャビティ部１２Ｂ、注出口
用キャビティ部１２Ｃからなる。
把手付ボトル用であり、一対の金型本体１１１、１１
（図１は一方の金型本体１１の正面視）からなり、両金
型本体１１、１１のそれぞれには製品キャビティ部１
２、上部バリダム部１３、下部バリダム部１４、把手用
バリダム部１５（本発明のバリダム部）を備える。両金
型本体１１、１１は、冷却水路（不図示）を内在し、製
品キャビティ部１２、各バリダム部１３〜１５を冷却可
能としている。尚、製品キャビティ部１２は、本体用キ
ャビティ部１２Ａ、把手用キャビティ部１２Ｂ、注出口
用キャビティ部１２Ｃからなる。
【０００７】ブロー成形用金型１０は、図１、図２に示
す如く、両金型本体１１、１１のそれぞれにバリダム部
形成体１６、１７のそれぞれを組込み、これらのバリダ
ム部形成体１６、１７は製品キャビティ部１２（本体用
キャビティ部１２Ａと把手用キャビティ部１２Ｂ）によ
り周囲を囲まれた上述の各把手用バリダム部１５を形成
する。各バリダム部１５は、バリダム部形成体１６、１
７の内壁面で製品キャビティ部１２に接する周縁に食い
切り刃１８、１９を無端周回状に設け、型閉時に両食い
切り刃１８、１９を衝合させてバリを取外し可能とす
る。各バリダム部１５は、パリソンとの接触面積を大き
くして冷却性を向上するために、バリダム部形成体１６
の内壁面に凹凸部２１を、バリダム部形成体１７の内壁
面に凹凸部２２を設け、凹凸部２１の凹溝部２１Ａと凸
条部２１Ｂのそれぞれに凹凸部２２の凸条部２２Ｂと凹
溝部２２Ａのそれぞれを対峙せしめる。
す如く、両金型本体１１、１１のそれぞれにバリダム部
形成体１６、１７のそれぞれを組込み、これらのバリダ
ム部形成体１６、１７は製品キャビティ部１２（本体用
キャビティ部１２Ａと把手用キャビティ部１２Ｂ）によ
り周囲を囲まれた上述の各把手用バリダム部１５を形成
する。各バリダム部１５は、バリダム部形成体１６、１
７の内壁面で製品キャビティ部１２に接する周縁に食い
切り刃１８、１９を無端周回状に設け、型閉時に両食い
切り刃１８、１９を衝合させてバリを取外し可能とす
る。各バリダム部１５は、パリソンとの接触面積を大き
くして冷却性を向上するために、バリダム部形成体１６
の内壁面に凹凸部２１を、バリダム部形成体１７の内壁
面に凹凸部２２を設け、凹凸部２１の凹溝部２１Ａと凸
条部２１Ｂのそれぞれに凹凸部２２の凸条部２２Ｂと凹
溝部２２Ａのそれぞれを対峙せしめる。
【０００８】ブロー成形用金型１０は、図３、図４に示
す如く、各バリダム部１５を形成するバリダム部形成体
１６、１７の内壁面のそれぞれに空気抜き路２３を形成
している。各バリダム部１５の空気抜き路２３は、型閉
時にバリダム部形成体１６、１７の内壁面とパリソンの
外面との間に挟まれる空気が集まる凹溝部２１Ａ、２２
Ａの溝底部に設けられる空気取入口２３Ａを、バリダム
部形成体１６、１７の裏面が金型本体１１、１１との間
に形成する通路２３Ｂを介して、把手用キャビティ部２
２Ｂの指にぎり用内壁面に設けた空気放出口２３Ｃに開
放している。従って、各バリダム部１５での空気抜き経
路は図３の矢印で示す如くになる。
す如く、各バリダム部１５を形成するバリダム部形成体
１６、１７の内壁面のそれぞれに空気抜き路２３を形成
している。各バリダム部１５の空気抜き路２３は、型閉
時にバリダム部形成体１６、１７の内壁面とパリソンの
外面との間に挟まれる空気が集まる凹溝部２１Ａ、２２
Ａの溝底部に設けられる空気取入口２３Ａを、バリダム
部形成体１６、１７の裏面が金型本体１１、１１との間
に形成する通路２３Ｂを介して、把手用キャビティ部２
２Ｂの指にぎり用内壁面に設けた空気放出口２３Ｃに開
放している。従って、各バリダム部１５での空気抜き経
路は図３の矢印で示す如くになる。
【０００９】本実施形態によれば、以下の作用がある。 （請求項１に対応する作用） 両金型本体１１、１１の型閉時に、バリダム部１５が
パリソンの外面との間に挟んだ空気は、該バリダム部１
５の内壁面に形成した空気抜き路２３から該バリダム部
１５の外部へと放出される。バリダム部１５の内部でパ
リソンの外面との間での空気の残留がなくなり、この部
分に生ずるバリをバリダム部１５に密着させることがで
きるから、バリの冷却性を向上できる。これにより、打
抜き工程でのバリの製品外面への付着を防止できる。
パリソンの外面との間に挟んだ空気は、該バリダム部１
５の内壁面に形成した空気抜き路２３から該バリダム部
１５の外部へと放出される。バリダム部１５の内部でパ
リソンの外面との間での空気の残留がなくなり、この部
分に生ずるバリをバリダム部１５に密着させることがで
きるから、バリの冷却性を向上できる。これにより、打
抜き工程でのバリの製品外面への付着を防止できる。
【００１０】（請求項２に対応する作用） バリダム部１５に形成した空気抜き路２３を金型本体
１１の外面に開放しても良いが、製品キャビティ部１２
（把手用キャビティ部１２Ｂ）の内壁面に開放する場合
には、金型本体１１の内外への横断がないため、金型本
体１１の内部の冷却水路の設計を容易化できる。
１１の外面に開放しても良いが、製品キャビティ部１２
（把手用キャビティ部１２Ｂ）の内壁面に開放する場合
には、金型本体１１の内外への横断がないため、金型本
体１１の内部の冷却水路の設計を容易化できる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、製品キャ
ビティ部により周囲を囲まれるバリダム部でのバリの冷
却性を向上することができる。
ビティ部により周囲を囲まれるバリダム部でのバリの冷
却性を向上することができる。
【図１】図１はブロー成形用金型を示す正面図である。
【図２】図２は図１のII−II線に沿う断面図である。
【図３】図３はバリダム部の空気抜き路を示す断面図で
ある。
ある。
【図４】図４はバリダム部形成体を示す模式図である。
１０ ブロー成形用金型 １２ 製品キャビティ部 １５ バリダム部 ２３ 空気抜き路
Claims (2)
- 【請求項１】 製品キャビティ部により周囲を囲まれた
バリダム部を備えるブロー成形用金型であって、 バリダム部の内壁面に空気抜き路を形成したブロー成形
用金型。 - 【請求項２】 前記バリダム部に形成した空気抜き路を
製品キャビティ部の内壁面に開放した請求項１記載のブ
ロー成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000001560A JP2001191400A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | ブロー成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000001560A JP2001191400A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | ブロー成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001191400A true JP2001191400A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18530781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000001560A Withdrawn JP2001191400A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | ブロー成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001191400A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016083859A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | キョーラク株式会社 | ブロー成形方法及びブロー成形装置 |
-
2000
- 2000-01-07 JP JP2000001560A patent/JP2001191400A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016083859A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | キョーラク株式会社 | ブロー成形方法及びブロー成形装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |