JP2001190815A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001190815A
JP2001190815A JP2000001118A JP2000001118A JP2001190815A JP 2001190815 A JP2001190815 A JP 2001190815A JP 2000001118 A JP2000001118 A JP 2000001118A JP 2000001118 A JP2000001118 A JP 2000001118A JP 2001190815 A JP2001190815 A JP 2001190815A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電装装置と、その電装装置を制御するための
制御情報を記憶し、停電時にはその記憶内容を保持する
記憶手段と、その記憶手段に記憶されている制御情報に
基づいて前記電装装置を制御する制御手段とを備えたパ
チンコ機において、記憶手段に記憶されている記憶内容
が誤ってクリアされることを防止する。 【解決手段】 停電復帰後の営業開始時に遊技条件を初
期化する遊技条件初期化スイッチ102と、前記遊技条
件初期化スイッチ102が作動したときに、前記記憶手
段202b、302bに記憶されている記憶内容をクリ
アするクリア手段202、302とを有し、前記遊技条
件初期化スイッチ102は、操作されていない状態では
非作動状態となり、操作されたときにのみ作動状態とな
るように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停電復帰後の営業
開始時に、適切な遊技条件でパチンコ遊技を開始するた
めの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機には、各種電装装置(例え
ば、賞球装置、図柄表示器等)が組付けられ、各種セン
サから発せられる信号(制御情報)に基づいて制御が行
われる。この制御情報は一旦電装装置に設けたメモリ等
の記憶装置に記憶され、制御装置によりこのメモリに記
憶された制御情報が適宜読み出され、読み出された制御
情報に基づいて電装装置を制御する構成をとっている。
ここで、メモリに記憶される制御情報には遊技者に有利
な情報(例えば、賞球放出情報、確率変動情報等)が含
まれるため、停電時にこれらの情報が消去されてしまう
と、停電復帰後継続してパチンコ遊技を行いたいと考え
ている遊技者にとって不利な結果をもたらす。このた
め、停電時にメモリに記憶されている制御情報を保持
し、停電復帰後の営業開始時には停電前の状態からパチ
ンコ遊技を続行したいという要求がある。一方、停電時
にメモリ内の制御情報を記憶し、停電復帰後に一律に停
電前の状態からパチンコ遊技を始めることとすると、停
電により遊技者が帰ってしまった場合等のように、停電
前の遊技状態を続行する必要がない場合にも停電前の遊
技状態が続行されてしまうという事態が生じる。このた
め、従来、停電後の電源投入時に、停電前の遊技状態を
継続するか、クリアするかを選択する継続スイッチとク
リアスイッチとを設け、上述した問題を解決するパチン
コ機が知られている(特公平4−50035号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
パチンコ機においては、一旦継続スイッチが押されると
クリアスイッチが押されない限り継続状態が維持され、
また、同様に、一旦クリアスイッチが押されると継続ス
イッチが押されない限りクリア状態が維持される構成と
なっていた。このため、例えば、クリアスイッチが押さ
れてパチンコ機がクリア状態に設定されている場合で、
かつ、停電前の状態を継続しなければならないときに
は、継続スイッチの押し忘れにより停電前の状態が維持
できないという事態が生じた。このように、上記公報に
記載されたパチンコ機では、停電復帰時に必ず継続スイ
ッチ又はクリアスイッチのどちらか一方を選択しなけれ
ばならないため、押し忘れ等により記憶装置の記憶内容
が誤って消去されるという不都合があった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、記憶装置の記憶内容が誤って消去されてしま
うことを防止することができるパチンコ機を実現する。
【0005】
【課題を解決するための手段及び効果】本発明の一つの
態様であるパチンコ機は、電装装置と、その電装装置を
制御するための制御情報を記憶し、停電時にはその記憶
内容を保持する記憶手段と、その記憶手段に記憶されて
いる制御情報に基づいて前記電装装置を制御する制御手
段とを備えたパチンコ機であって、停電復帰後の営業開
始時において遊技条件を初期化する遊技条件初期化スイ
ッチと、前記遊技条件初期化スイッチが作動したとき
に、前記記憶手段に記憶されている記憶内容をクリアす
るクリア手段とを有し、前記遊技条件初期化スイッチ
は、操作されていない状態では常に非作動状態となるよ
うに構成されている(請求項1)。上記パチンコ機で
は、遊技条件初期化スイッチが、操作されていない状態
では常に非作動状態となるように構成されているので、
遊技条件初期化スイッチを操作しない限り、記憶手段に
記憶されている記憶内容がクリアされることはない。し
たがって、上記パチンコ機では記憶手段に記憶されてい
る記憶内容が誤ってクリアされてしまうことを防止する
ことができる。
【0006】なお、上記遊技条件初期化スイッチは、パ
チンコ機の裏側に設けられていることが好ましい。パチ
ンコ機の裏側に設けることにより、遊技者が不用意に操
作し、記憶手段に記憶されている記憶内容をクリアして
しまうことを防止することができる。
【0007】また、上記(1)項に記載したパチンコ機
においては、さらに遊技条件初期化スイッチの誤操作を
防止する誤操作防止手段が設けられていることが好まし
い。上記パチンコ機では誤操作防止手段が設けられるた
め、遊技機条件初期化スイッチが誤って操作されても、
記憶手段に記憶された記憶内容がクリアされない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態に係るパチンコ機を図1乃至図7を用いて説明する。
ここで、図1は第1種パチンコ機の外観を示す正面図で
あり、図2は図1に示すパチンコ機の背面図であり、図
3は図1に示すパチンコ機の電装系の構成を示すブロッ
ク図であり、図4は初期化スイッチの構造を説明するた
めの図面であり、図5は初期化スイッチの回路構成を示
す図面であり、図6は制御部における電源投入時に行わ
れる処理のフローチャートであり、図7は各制御部で行
われるクリア処理のタイミングチャートである。
【0009】図1に示すようにパチンコ機10の遊技盤
面12には、図柄表示装置14、第1種始動口30、大
入賞口34等が適宜配置されている。第1種始動口30
は始動口センサ(図示省略)を有し、始動口センサによ
り第1種始動口30に入賞したパチンコ球を検出する。
また、大入賞口34は開閉蓋36を有し、特定条件下に
おいてソレノイド(図示省略)により開閉蓋36が開閉
される。開閉蓋36が開放される期間は、例えば大入賞
口34にパチンコ球が所定個数(一般的には10個)入
賞するか、開放してから30秒間を経過するまでのいず
れか早いほうで終了する。図柄表示装置14は、特別図
柄を変動表示する図柄表示器22を備え、図柄表示器2
2には、特定の条件下(例えば、第1種始動口30への
パチンコ球の入賞)において特別図柄の変動表示を行
う。図柄表示器22に変動表示される特別図柄は、いわ
ゆる特別遊技状態(大入賞口34が開放される状態)に
移行することを、変動停止時の表示態様により遊技者に
認識させるものである。なお、第1種始動口30、大入
賞口34等の入賞口に入賞したパチンコ球は、遊技盤面
12の裏側に設けられた入賞球センサ(図示省略)によ
り検出され、同じく遊技盤面12の裏側に組み付けられ
た賞球装置(図示省略)からパチンコ球が払い出され
る。上記賞球装置は、後述する賞球制御部によりその動
作が制御されるようになっている。
【0010】パチンコ機10には、上述した遊技盤面1
2以外に、賞球や貸球を含むパチンコ球を一時的に貯留
する下血40、タバコの吸い殻を入れる灰皿42等が設
けられている。これら装置の構造等については既に公知
のパチンコ機と同様であるため、その詳細な説明は省略
する。
【0011】次に、図1に示すパチンコ機10の電装系
の構造を、図2乃至図3を用いて説明する。図3に示す
ように、本実施形態に係るパチンコ機10の電装系は、
従来のパチンコ機と同様に、電源装置100と、電源装
置100と接続され、電源装置100から供給された電
源によりパチンコ機全体を制御する制御装置(以下、メ
イン制御部という)200、メイン制御部200より送
信された制御情報(コマンドデータ)に基づき賞球装置
40を制御する賞球制御部300と、メイン制御部20
0に電気的に接続された入賞球センサ50、始動口セン
サ32、図柄表示器22、ソレノイド35(大入賞口3
4の開平蓋36を開閉するもの)等で構成されている。
電源装置100、メイン制御部200及び賞球制御部3
00は、図2に示すように、何れもパチンコ機10の背
面に設けられている。なお、上記入賞球センサ50、始
動口センサ32、図柄表示器22、ソレノイド35等
は、通常のパチンコ機において装備されているものであ
ればよく、特に本発明を特徴づけるものではないので、
その詳細な説明は省略する。
【0012】以下、メイン制御部200、賞球制御部3
00、電源装置100の構成について説明する。メイン
制御部200は、CPU(プロセッサ)202と、CP
U202と接続されたROM202a、RAM202b
等の記憶装置、入力処理回路204、通信制御回路20
6等により構成される。CPU202は、ROM202
aに格納された制御プログラムにしたがってパチンコ機
10を制御する。例えば、始動口センサ32から入賞検
出信号を受け取ると、図柄表示器22に抽選変動指示を
与え、大当たり時には大入賞口34の開放動作(即ちソ
レノイド35による開閉蓋36の開放制御)を行う。な
お、ROM202aに格納される制御プログラムには、
後述する停電時処理及びクリア処理等を実現するための
プログラムが含まれる。RAM202bには、入賞球セ
ンサ50から送信された入賞球情報、始動口センサ32
から送信された始動口情報、図柄表示器22に表示され
る特別図柄が「大当たり」となる確率が高いことを示す
確率変動情報等の、各種データが格納される。本実施の
形態においては、通電中コンデンサに一定容量の電荷を
貯え、通電が遮断された時(停電時)においては、その
コンデンサに貯えられた電荷によりRAM202bに一
定の電流が流され、RAM202bに記憶された記憶内
容が保持されるようになっている。なお、停電時等にお
いてRAM202bの記憶内容を保持する方法として
は、上述した方法以外にも、RAM202bに不揮発性
のフラッシュメモリを用いることにより、RAM202
bに記憶された記憶内容を保持することもできる。入力
処理回路204は、入賞球センサ50、始動口センサ3
2、初期化スイッチ102、停電検出部106等から発
信された信号を、CPU202で取扱えるように処理す
る回路である。また、出力処理回路208は、ソレノイ
ド35に駆動信号を出力する回路であり、通信制御回路
206は、図柄表示器22、賞球制御部300等にコマ
ンドデータを送信するための回路である。
【0013】賞球制御部300は、メイン制御部200
から送られるコマンドデータ(球払出し情報)を受け
て、賞球装置40から所定個数の賞品球を払い出す賞球
払出し処理を行う。この賞球制御部300は、CPU3
02、ROM302a、RAM302b、通信制御回路
303、入力処理回路304、出力処理回路306等に
よって構成される。CPU302は、ROM302aに
格納されている制御プログラムに従って賞球装置40の
賞球払出し制御等を行う。RAM302aに格納されて
いる制御プログラムには、メイン制御部200と同様、
後述する停電時処理及びクリア処理等を実現するための
プログラムが含まれる。RAM302bには、球払い出
し情報等の各種データ、入出力信号が格納される。本実
施の形態のRAM302bでは、メイン制御部100と
同様、通電中にコンデンサに貯えた電荷を利用して、停
電時等においてもRAM302bに記憶された記憶内容
が保持される。なお、不揮発性のフラッシュメモリを用
いてRAM302bの記憶内容を保持しても良い点は、
メイン制御部100の場合と同様である。通信制御回路
303は、メイン制御部200等から送信されたデータ
を受信するための回路であり、入力処理回路304は、
初期化スイッチ102、停電検出部104等から出力さ
れた信号を受信するための回路であり、また、出力処理
回路306は、CPU302から送られたデータを受け
て、賞球装置40に対して賞球払出し制御〔賞球モータ
(典型的にはステッピングモータ)の駆動制御〕を行う
ための駆動信号を出力する出力回路である。
【0014】電源装置100には、パチンコ機10に組
付けられた各電装装置に所定の電位の電力を供給する電
圧変圧部106、停電を検出する停電検出部104並び
に電源スイッチ108及び初期化スイッチ102等の各
種スイッチ類が設けられる。電圧変圧部106は、図3
に示すように、メイン制御部200、賞球制御部300
に所定の電位の電力を供給する一方、図1に示す各種電
装装置(入賞球センサ50、始動口センサ32、図柄表
示器22、ソレノイド35、賞球装置40等)に所定の
電位の電力を供給する。すなわち、電圧変圧部106
は、ホールの交流電源からの交流入力を整流回路により
整流・平滑し、この整流・平滑化した直流電源を、各電
装装置に適した電圧にレギュレータで変換し各電装装置
に供給する。なお、図3には、メイン制御部200及び
賞球制御部300以外の電装装置への電力供給線はその
図示を省略している。停電検出部104は、ホール交流
電源からの交流入力を継続的に監視し、その波形が所定
周期だけ0の状態が続いた場合に停電と判断し、メイン
制御部200、賞球制御部300に停電信号を供給す
る。また、電源スイッチ108は、ホール交流電源から
の交流入力のON/OFFを操作するためのスイッチで
ある。なお、電圧変圧部106、停電検出部104、電
源スイッチ108の構成等は、従来公知のと同一である
ため、その詳細な説明は省略する。
【0015】初期化スイッチ102は、停電復帰後の営
業開始時にホール店員によって操作されるスイッチで、
本実施の形態では押圧されることにより接点を閉じる形
式のいわゆるリードスイッチで構成される。図4を用い
て具体的に説明する。図4(b)に示すように、初期化ス
イッチ102は、電源装置100の一部を構成する基板
120上に配設されたプッシュ型のスイッチで構成され
る。この初期化スイッチ102は、弾力性を有するプラ
スチック材料で形成されたケース110内に収容され
る。ケース110には、図4(a)に示すように、初期化
スイッチ102に対向する位置に押圧部114が設けら
れ、この押圧部114の周囲3方向には切り抜き112
が設けられる。押圧部114の初期化スイッチ102に
対向する内壁面には、初期化スイッチ102側に伸びる
接触部116が形成される。上述した構成を有する初期
化スイッチ102をON状態とするためには、ホール店
員等が押圧部114を基板120側に押圧する。押圧部
114が基板120側に押圧され図4(c)に示すように
変形すると、接触部116が初期化スイッチ102を押
し、初期化スイッチ102がON状態となる。初期化ス
イッチ102をOFF状態とするためには、押圧部11
4の押圧を止めることにより、接触部116が初期化ス
イッチ102から離れ、初期化スイッチ102の接点が
開きOFF状態となる。なお、押圧部114は、図4
(b)に示すように、ケーシング110の表面から突出す
ることなくツライチとなっているため、誤って押圧部1
14が押されてしまうことを防止している。
【0016】上述したように構成される初期化スイッチ
102と各制御部(本実施の形態では、メイン制御部2
00、賞球制御部300)との関係を、図5を用いて説
明する。図5に示すように、初期化スイッチ102の出
力は、2つのバッファIC(図中A、Bで示す)を介し
て各制御部に入力される。図5に示す回路図から明らか
なように、初期化スイッチ102がOFF状態では、初
期化スイッチ102からの出力はHighレベルの信号とな
り、2つのバッファICを介して制御部にHighレベルの
信号が入力される。一方、初期化スイッチ102がON
状態では、初期化スイッチ102からの出力はLowレベ
ルの信号となり、2つのバッファICを介して制御部に
Lowレベルの信号が入力される。
【0017】次に、上述のように構成されるパチンコ機
10における停電時の動作、及び、停電復帰後の営業開
始時における動作について説明する。まず、停電時の動
作について説明する。本実施の形態のパチンコ機10で
は、パチンコ機10への電力の供給が遮断されると、電
源装置100の停電検出部104は、まず停電が発生し
たかどうかを判断する。停電が発生していると判断した
場合(所定の期間、交流入力が無い場合)には、メイン
制御部200及び賞球制御部300に停電信号を出力す
る。メイン制御部200がこの停電信号を受信すると、
CPU202により停電処理が開始される。すなわち、
RAM202bへのアクセスを禁止することにより、そ
の時点でRAM202bに記憶されている記憶内容(例
えば、確率変動情報等)が保持される。同様に、賞球制
御部300においても、CPU302によりRAM30
2bへのアクセスが禁止され、RAM302bに記憶さ
れた記憶内容(例えば、球払い出し情報等)が保持され
る。
【0018】次に、停電復帰後の営業開始時におけるパ
チンコ機10の動作について説明する。上述したように
本実施の形態に係るパチンコ機10においては、メイン
制御部200及び賞球制御部300に設けられたRMA
202b、302bには、停電時の記憶内容がそのまま
保持される。これらのRAM202b、302bに記憶
されている記憶内容は、既に述べたように停電時の遊技
者が停電復帰後も同じパチンコ機でパチンコ遊技を行う
場合は保持される必要があり、一方、停電時の遊技者が
停電中に帰った場合は、保持する必要がないものであ
る。特に、メイン制御部100のRAM202bに記憶
されている確率変動情報が記憶されたまま営業が開始さ
れると、そのパチンコ機10は最初から確率変動状態で
始まることとなり、ホールに配置された他のパチンコ機
で遊技を行う遊技者間で不公平が生じ、また、ホール側
の不利益ともなる。また、賞球制御部300のRAM3
02bに記憶されている球払い出し情報が記憶されたま
ま営業が開始されると、営業開始時に人が座っていない
にもかかわらず賞球が払い出されることとなるため、ホ
ール店員が払い出されたパチンコ球を回収する等の手間
も生じる。したがって、本実施の形態に係るパチンコ機
10では、記憶内容をクリアしたいパチンコ機において
は、停電中に電源スイッチ108をOFFとし、停電復
帰後の営業開始時に、電源スイッチ108と初期化スイ
ッチ102を同時に操作することによりRAM202
b、302bの記憶内容をクリアする。なお、記憶内容
をクリアしたいパチンコ機において、停電中に電源スイ
ッチ108をOFFとするのは、停電が復帰すると同時
にパチンコ機10に電源が投入される状態(電源スイッ
チ108がONの状態)であると、停電復帰がいつにな
るかわからないため、停電復帰と同時(電源投入時)に
初期化スイッチ102を操作することが困難だからであ
る。
【0019】以下、RAM202b、302bの記憶内
容をクリアするクリア処理を、図6、図7を用いて具体
的に説明する。なお、メイン制御部200、賞球制御部
300におけるクリア処理の手順については同一である
ので、以下の説明ではメイン制御部200の処理を例に
説明する。まず、図6を用いてメイン制御部200にお
ける電源投入時のフローを説明する。メイン制御部20
0は、CPU202が動作可能電圧となると、CPU2
02の初期化を行い(S10)、初期化スイッチ102
から発信されたクリア信号を受信しているかどうかを判
断する(S12)。クリア信号を受信している場合に
は、RAM202bに記憶されている記憶内容をクリア
し(S16)、その後メイン処理に移行する(S1
8)。クリア信号を受信していない場合は、RAM20
2bに異常がないかどうかを判断する(S14)。RA
M202bに異常が発生している場合は、RAM202
bの記憶内容をクリアし(S16)、その後メイン処理
に移行し(S18)、RAM202bに異常が発生して
いない場合は、そのままメイン処理に移行する(S1
8)。なお、S18のメイン処理に移行した後は、所定
のタイミングでS14に戻ってRAM202bに異常が
発生しているかどうかが判断され、異常が発生している
場合はRAM202bがクリアされ(S16)、異常が
発生していない場合はそのままメイン処理に戻る。した
がって、本実施の形態では、S18のメイン処理に移行
した後は、S12のクリア信号を受信しているかどうか
の判断は行われない。すなわち、S12のクリア信号を
受信しているかどうかは、電源投入時にのみ判断され、
それ以外の場合には判断されない。
【0020】上述した処理を具体的に説明するために、
RAM202b、302bに記憶した記憶内容をクリア
する場合を例として、図7のタイミングチャートを用い
て説明する。RAMの記憶内容をクリアする場合には、
図7に示すように、電源スイッチ108をONとし、同
時に初期化スイッチ102をONとする。電源スイッチ
108がONされると、AC電源から電圧変圧部106
に交流電源が入力される。電圧変圧部106では、AC
電源からの交流入力を所定の電圧に変換し、メイン制御
部200のCPU202及び賞球制御部300のCPU
302に電力を供給し始める。電圧変圧部106により
CPU202及びCPU302に電力が供給され始める
と、各CPU202、302に供給される電圧は時間の
経過にともなって徐々に高くなる。そして、CPU20
2、CPU302が動作可能電圧に到達すると、CPU
202、CPU302は、まず、初期化処理を行い、そ
の後、RAM202b、302bの記憶内容をクリアす
るかどうかを決定する。具体的には、初期化スイッチ1
02から発信されたクリア信号を、各CPU202、3
02が受信しているかどうかを判断する。初期化スイッ
チ102が操作され各CPU202、302がクリア信
号を受信している場合は、各CPU202、302は、
夫々RAM202b、RAM302bの記憶内容をクリ
アする(図7に示す場合)。逆に、初期化スイッチ10
2が操作されず各CPU202、302がクリア信号を
受信していない場合は、RAM202b、RAM302
bの記憶内容が保持される。
【0021】以上詳述したように、本実施の形態に係る
パチンコ機においては、初期化スイッチ102が操作さ
れたときにのみクリア信号が発信され、操作されていな
いときはクリア信号が発信されない。したがって、初期
化スイッチ102を操作しない限りRAM202b、3
02bの記憶内容がクリアされない。このため、従来の
パチンコ機のように、継続スイッチを押し忘れること
で、誤って記憶内容がクリアされてしまうということが
無い。また、本実施の形態のパチンコ機では、CPU制
御用電源が電源投入後のCPU動作可能電圧に到達した
後の1回に限り、初期化スイッチ102から発信された
クリア信号を受信しているかどうかを判断することとし
ている。すなわち、電源スイッチ108と初期化スイッ
チ102が略同時に操作された場合に限り、RAM20
2b、302bの記憶内容をクリアする。したがって、
通電中等に誤って初期化スイッチ102が押されても、
メイン制御部200及び賞球制御部300はRAM20
2b、302bの記憶内容をクリアしない。すなわち、
本実施の形態のパチンコ機においては、CPU202、
302のソフト的な処理(クリア処理を実行するプログ
ラム)により、初期化スイッチ102の誤操作を防止す
る手段が構成される。また、本実施の形態のパチンコ機
10では、電源装置100に電源スイッチ108と初期
化スイッチ102が設けられているため(図2参照)、
電源スイッチ108と初期化スイッチ102の両者を同
時に操作することが容易になる。また、電源装置100
が、パチンコ機10の背面に設けられているため(図2
参照)、電源スイッチ108及び初期化スイッチ102
が遊技者によって誤って操作されることを防止すること
ができる。
【0022】なお、上述した実施の形態においては、C
PU制御用電源は、電源スイッチ108をON(電源投
入時)としてからCPU動作可能電圧に到達するまでの
間に所定の時間を要する。したがって、初期化スイッチ
102の押し方(スイッチを押してすぐに指を離してし
まう場合等)によっては、CPUが動作可能電圧に到達
する前に初期化スイッチ102がOFFされてしまう場
合がある。このため、上述した実施の形態においては、
初期化スイッチ102から発信されたクリア信号を所定
の時間だけ保持する手段(例えば、ラッチ回路)を設け
ることが好ましい。これにより確実にクリア信号をメイ
ン制御部200・賞球制御部300に送信することがで
きる。
【0023】〔他の形態1〕本発明の他の形態に係るパ
チンコ機について図8乃至図10を用いて説明する。図
8に示す実施の形態においても、上述した実施の形態と
同様、電源装置100に設けた初期化スイッチ102の
操作に基づいて、メイン制御部100のRAM202b
及び賞球制御部300のRAM302bの記憶内容をク
リアする点等については同一である。しかしながら、以
下に説明する実施の形態においては、さらに電源装置1
00に更に誤操作防止スイッチ103を設けて、電源ス
イッチ108、初期化スイッチ102及び誤操作防止ス
イッチ103の3つのスイッチを同時に操作した場合に
限り、RAM202b、302bの記憶内容をクリアす
る点において異なる。以下、相違点を中心に説明する。
【0024】図8に示す実施の形態では、電源装置10
0に初期化スイッチ102の他に誤操作防止スイッチ1
03が設けられる。この誤操作防止スイッチ103は、
初期化スイッチ102と同様、リードスイッチで構成さ
れる。この誤操作防止スイッチ103は、操作(押圧)
された場合に限り確認信号がメイン制御部200及び賞
球制御部300に出力され、操作されない場合は、確認
信号がメイン制御部200及び賞球制御部300に出力
されないようになっている。
【0025】このような誤操作防止スイッチ103を設
けたパチンコ機におけるメイン制御部200及び賞球制
御部300の電源投入時の動作を図9及び図10を用い
て説明する。ここで、図9は各制御部における処理フロ
ーを示し、図10はその際のタイミングチャートを示
す。ここで、メイン制御部200及び賞球制御部300
におけるフローは同一であるため、以下の説明ではメイ
ン制御部200のフローについてのみ説明する。まず、
メイン制御部200は、CPU202の初期化を行い
(S20)、その後、初期化スイッチ102から発信さ
れたクリア信号を受信しているかどうかを判断する(S
22)。クリア信号を受信していない場合は、RAM2
02bに異常がないかどうかを判断する(S26)。R
AM202bに異常が発生している場合は、RAM20
2bの記憶内容をクリアし(S28)、その後メイン処
理に移行し(S30)、RAM202bに異常が発生し
ていない場合は、そのままメイン処理に移行する(S3
0)。S22のステップでクリア信号を受信していると
判断された場合は、誤操作防止スイッチ103から発信
された確認信号を受信しているかどうかを判断する(S
24)。確認信号を受信している場合には、RAM20
2bの記憶内容をクリアし(S28)、確認信号を受信
していない場合には、S26に進み、RAM202bに
異常がないかどうかを判断する(S26)。RAM20
2bに異常が発生している場合は、RAM202bの記
憶内容をクリアし(S28)、その後メイン処理に移行
し(S30)、RAM202bに異常が発生していない
場合は、そのままメイン処理に移行する(S30)。し
たがって、上述した実施の形態では、クリア信号及び確
認信号を共に受信していないとRAM202bの記憶内
容がクリアされない。よって、図10のタイミングチャ
ートにも示すように、上述した実施の形態のパチンコ機
においては、初期化スイッチ102及び誤操作防止スイ
ッチ103が同時に操作されていない限り、RAM20
2b、302bの記憶内容がクリアされない。
【0026】以上、説明したように上述した実施の形態
のパチンコ機においては、電源スイッチ108、初期化
スイッチ102及び誤操作防止スイッチ103を共に操
作しない限り、RAM202b、302bに記憶された
記憶内容が消去されないため、初期化スイッチ102の
誤操作により記憶内容がクリアされてしまうことをより
確実に防止することができる。
【0027】なお、上述した各実施の形態においては、
RAMの記憶内容がクリアされる制御装置は、メイン制
御部200及び賞球制御部300だけであったが、これ
に限られず、メモリの内容がクリアする制御装置はパチ
ンコ機に組み付けられた電装装置を制御する制御装置で
あればどのような装置であっても良い。
【0028】以上、本発明の実施の形態について詳細に
説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は当業者の
知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る第1種パチンコ機
の外観を示す正面図
【図2】図1に示すパチンコ機の背面図
【図3】図1に示すパチンコ機の電装系の構成を示すブ
ロック図
【図4】初期化スイッチの構造を説明するための図面
【図5】初期化スイッチと制御部の接続関係を説明する
ための回路図
【図6】制御部におけるクリア処理のフローチャート
【図7】制御部におけるクリア処理のタイミングチャー
【図8】本発明の他の実施の形態に係るパチンコ機の電
装系の構成を示すブロック図
【図9】図8に示すパチンコ機の制御部におけるクリア
処理のフローチャート
【図10】図8に示すパチンコ機の制御部におけるクリ
ア処理のタイミングチャート
【符号の説明】
10・・パチンコ機 100・・電源装置 102・・初期化スイッチ 108・・電源スイッチ 200・・メイン制御部 300・・表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 武則 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大万内 Fターム(参考) 2C088 BC58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電装装置と、その電装装置を制御するた
    めの制御情報を記憶し、停電時にはその記憶内容を保持
    する記憶手段と、その記憶手段に記憶されている制御情
    報に基づいて前記電装装置を制御する制御手段とを備え
    たパチンコ機であって、 停電復帰後の営業開始時において遊技条件を初期化する
    遊技条件初期化スイッチと、前記遊技条件初期化スイッ
    チが作動したときに、前記記憶手段に記憶されている記
    憶内容をクリアするクリア手段とを有し、 前記遊技条件初期化スイッチは、操作されていない状態
    では常に非作動状態となるように構成されているパチン
    コ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパチンコ機において、
    さらに遊技条件初期化スイッチの誤操作を防止する誤操
    作防止手段が設けられているパチンコ機。
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